ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

昨日もナメコ!今日もナメコ!明日も?

2016-02-04 08:54:54 | 暮らし

 菜の花座新年会でナメコをもらった。シニア団員のFさん、今も現役バリバリのナメコ農家だ。すでに息子さんに経営は譲っているので、彼はもっぱら販売、営業担当、1週間前仙台の勾当台にいたと思えば゛、昨日は山形市十日町、各地の青空市を忙しく駆けめぐる。その行動力、セールストークは、これまでの農民、百姓のイメージとはほど遠い。常に携帯は鳴り続け、次の仕事の打ち合わせに余念がない。

 決してしつこく食い下がるというのではないが、さらりとしかし、粘り強く商品を売りまくる。いや、菜の花座で売りつけるなんてことはない。彼の商品、ナメコと餅に対する自慢のほどを聞いていれば、営業としての優秀さは推して知れる。太っ腹な性格と細やかな心遣いは、きっと各地の朝市、夕市、青空市でお得意さんをたくさん掴んでいることだろう。

 彼が菜の花座に来るときは、決まってナメコか餅の差し入れ付きだ。稽古期間中などつきたて餅と餡、納豆、時には雑煮汁を持ち込んで、時ならぬ餅パーティが繰り広げられることもしばしばなのだ。ナメコの方もちょくちょく持ってきては団員に大盤振る舞い!ええーっ、もらってもいいの?Fさんのナメコ美味しのよね!などと歓声を上げつつありがたく頂戴していく。

 さて、今回も、持って行って、持って行って、と渡されたのが、大きな一袋、なんと500!

 

 嬉しい!助かる!楽しみ!でも、多すぎだろ、500gって。大家族なら、なんとかさばけるだろうが、我が家は現員1名だ。ど、どうやってこんなだけのナメコを食い尽くせばいいんだ?うーん、ありがたい、が弱った。助かるが、困った。せっかくもらって腐らせるわけにゃいかん、ここはなんとしても、最善の努力を傾注し、ナメコ500gの完全制覇を目指さねばならん。

 まずは翌朝、ナメコのみそ汁。とうふとナメコ、定番中の定番!美味い!がナメコが全面覆っていてとうふが肩身狭く浮かんでいる。うーん、贅沢って言ゃぁ贅沢なんだが、なんか、・・・なんて勝手なことは言っていられない。美味しさ二の次、目標はナメコの消費だ。

 昼はラーメンにナメコをだっぷり!うーん、これは、いけないわけじゃないが、さしてお勧めとは言い難い。まず、目の前のナメコを減らすことだ。

 そして、夜。ここだね、狙い目は、大量消費のチャンスだ。まずは、ナメコととうふの煮物。これまたみそ汁同様、ナメコが所狭しと押し合いへし合いするほどのナメコ入り。ご飯の方は、ナメコご飯。鍋いっぱいのナメコを出汁で煮付け、その煮汁で炊いたご飯にナメコを混ぜ込む。かなりの使用量だ。ご飯がナメコで覆われている。でも、これ、3食分はあるよな、一人だと。て、ことは、明日の朝も夜もナメコご飯で決まりってことか、ふぅーーー。

 翌朝もナメコととうふのみそ汁にナメコご飯のお握り。昼はナメコラーメン?さらに夜は、・・・うーん、なんかないか?ナメコを大量に消費できる料理?ここまで頑張ったんだから、残りは少ないはず、と冷蔵庫を見れば、なんとなんと、まだ半分近く残っている。しかもでかい顔して、おい、どうした?そこまでか?なんていちゃもんつけてくる。

 うーん、残りは、残りは、シメジやしいたけ、エノキなんかと一緒にキノコの佃煮か?しかし、芸がないなぁ。クックパッドで調べてみたら、おおーっ、あるじゃないか!ナメコおろしという王道が!よしっ、これ今夜の一品に決定!さらに、なになに?ナメコ炒めだとぉぉぉ?小松菜と一緒にニンニク風味で炒める!これも美味そう、冷凍しといた我が家産小松菜あるし、よしよしこれも今夜の総菜に加えよう。

 てことで、冷蔵庫のナメコよ、おまえを絶滅させるのは時間の問題になったぞ!がはははは!

コメント (2)
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