ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ジムラン、再開!

2020-12-04 09:18:20 | ランニング

 走ろかなぁ?走るのよそうかなぁ?って読んでメロディが浮かぶのは団塊世代か?んなこたぁどうでもいいんだ。季節は進み、曲がりなりにも12月。もちろん、雪はない。そうなぁ、暖冬化は間違いなし、今年も雪なしの冬かもしれない。

 とは言っても、そこそこに寒さは忍び寄って来るわけで、外に走り出すには、晴れ間の僥倖とそれなりの決断が必要になってきた。でも、この時期の晴天はあてにならんものなぁ、暖かく日差しが差し込んだその数分後には全天分厚い雲に覆われる、なんてこともしばしばだ。さらには、突然の雨!うーん、この寒さで雨中ランはきついぜ。

 気は進まないが、ラントレを続けるためには、ジムに出かけるしかないか。

 10カ月近くご無沙汰のジム、なんか初めて行くみたいにドキドキだ。このコロナ禍、トレーニングジムなんて、ウィルスの巣窟じゃないの?それでも開業してるって、どんな様子なのよ。

 入口を入る。まず、手指のアルコール消毒。これは、スーパーでもどこでもやってる。中扉を抜けると、靴脱ぎ場は簡易検査場になってるじゃないか。検温器具がわからず、早くも戸惑い、そこをパスすると奥に進んで氏名、マスクの有無、体調等を用紙に記入。20項目近い質問が並んでる、が、そんなもん読んじゃいられない。マスク着用以外、すべていいえをチェック。その検問票を手にアクリルパネルで遮られた受付に会員証を差し出してロッカーの鍵をもらえた。ふー、厄介なことだぜ。

 ロッカールーム、これが不安だ。換気のしようがない空間だからな。運動終えた人が吐き出す呼気もきっと充満してるはずだ。極力呼吸量を少なくしながら、さっさと着替える。あ、いかん!靴取り出すの忘れてた。ああー、鍵もかけ忘れた。おたおたとトレーニングスペースに入る。ほほー!マシーンが精いっぱい密回避で置き直され、バイクは入り口廊下に並べられ、その空いた空間にランニングマシーンの半分を移動して、マシーン同士の間隔が広げてある。しかも、ランニングスペースの両側は、アクリル板で仕切ってあって、運動中の呼気、飛沫がとなりの人に達しない工夫だ。なるほどなぁ、ここでただひたすら前を向いて走るのか。ますます檻の中のマウスだぜ。

(写真は別のジムの様子)

 マスクしたまま走る、なんて始めてだ。開始から30分ほどは、律義に鼻まで覆って走り続けたが、く、く、苦しいぃぃぃ!酸素不足だぁぁぁ。息がどんどん上がって行くぅぅ。我慢、限界!かと言って、マスク外して走る、てのはエチケット違反だろうし、よし、そんじゃ鼻だけ出して、息を吸い、吐く息はマスクの中へ、これで行こう。ふぇ~~ずいぶん楽になったが、口だけマスクてのもけっこううっとおしいもんだぜ。鼻はふさいでいないのだが、すぐ下にあるマスクが空気の流れを邪魔する。口を覆ったマスクの内部はびしょ濡れで、気持ち悪いことこの上ない。

 それでも、なんとか堪えて1時間、9キロほどを走り切った。マシーンを下りて、そっと周囲のマシーンを覗いてみれば、なぁぁぁんだ、マスク外してんじゃん!ありなのかよ、そんなの。特に高窓が開けっぱなしってわけじゃない、空調ががんがん外気取り込んでる風にも思えない。これ、密なる空間、密なる接触にあたらんのかなぁ。年寄り多いし!この第3波、置賜じゃ感染出てないけど、いずれまた、閉鎖ってことになるかもしれないなぁ。入口でいっくら水際対策したって、中がこれじゃなぁ。スタジオじゃエアロのレッスンとか、ほぼほぼ人も集まってる。そこはみんなマスク着用だけど、好きなZUMBAもはまる気にはならないなぁ。

 さっさと通り抜け、入浴。湯舟になんかつかるもんかい。シャワーで済ませ、そそくさと着替えをして退出した。

 ふー、なんとも気が張るジムランだったぜ。緊張で気分は解放されないが、体はたっぷりと発汗して心地よい。外ランずるけるなら、この"さっさとジムラン"を続けるしかないってことだよな。やれやれ。

 

 

 

 

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