意表を突いた大雪、ちょっと待て!しばらくいらんから、雪は!って巷の要望をしっかり受け止めて、その後、暖かく平穏な日々が続いてる。母屋の屋根は急傾斜なので、降るそばからどどっ、どどっと落ちて軽くの軒先に届くくらい。こりゃいかん!と、さっそく軒下雪の除雪も行った。
曲家の直角部分に玄関を付けるという、雪国知らずのおかげで、玄関前は常に2方向から落雪、山を崩して除雪機使って庭奥に吹っ飛ばした。
どうにか家回りは片付いたんだが、旧鶏舎だぜ、問題は。暖かな日差しを浴びて、ずるりずるりと滑り落ちてきて、よしっ、落ちろ!もう一息。声援むなしく、先に落ちた雪の山につっかかって、雪庇のまま固まっちまった。
いかにも、すぐに落ちそうだろ?誰だってそう思うぜ。どうにかこうにか屋根につながってるって感じだもの。
ところがだ。これがなんとも執念深いんだ。だらりと垂れさがって、落ちそうで落ちない。まるで雪のオブジェのようだ。そうそう、雪のしなっこさを誇ってるようにも見える。いっくら晴天続きだって言っても、このまま放っておけば、さらに積もって、除雪はますます厄介になる。ここは一丁、ぶっ飛ばしておくか。
でも、除雪機持ち出すこともないだろう。天気も良いし、人力除雪で頑張る。
スノーダンプ、うはっ!雪、重すぎ、固すぎ。1回試して、すぐにアルミスコップに交代。自重でしっかり締まっているので、スコップを左右前後に入れて、ブロックにしてから掘りとって横に捨てる。イヌイットの雪室作りの要領、って今そんなことしないか、彼らも。軒下の空間に落としてもいいんだが、まだ冬も半人前、この先大物が何度となくやって来るだろう。その時のために軒下空間はあけておこう。
なぁに、軽く30分さ、って始めた手掘り作業、いやいやかかるぜ!軒にへばりついた雪がまったく落ちない。こいつぁ、あてが外れた。雪の粘っこさを甘くみた。暖かいと言っても、日差しほどには気温が上がっていないんだろう。未練がましく屋根にへばりついてるやつはそのままにして、どうやら、下に落ちた雪だけはどかせた。まさか、12月からこんな重作業を強いられるとは思わなかったぜ。
鶏舎の軒が低い、ってのが致命的欠陥だよな。そこまで考えなかったもの、作った頃は。そろそろ柱も傾き始めたことでもあるし、来春は建て直しか?その時は屋根を2尺高くして、傾斜の向きも雪が飛ぶ方向に変えて、・・・なんて、やりっこないよな、今さら。