ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

待った甲斐あり!冬野菜

2020-12-14 09:26:48 | 畑仕事

 なんたって暖かいしねぇ。取りあえず白菜とか青菜なんかは収穫したんだが、なんの、なんの!畑に残した野菜たち、元気いっぱいだぜ。

 規格外、って弾かれた小さな青菜なんて、ぐいぐい育って、漬物合格のレベルに達してる。こんなの取ってもなぁ、まっ、ヤギにやるにしてもも少し大きくなってからか、って放っておいた白菜、見事に結球して、緑生き生き美味そうだしな。 

 キャベツも雪中カンランって品種で、積雪に埋もれても育つってやつだから、じわりじわりと大きくなっている。凄いもんだ、虫食いで外葉、レース状になってるてのにさ。今も成長途上ってことなら、完全に雪に埋もれてから掘り出すとするか。

 キャベツと一緒に移植したカリフラワー葉っぱばっか大きく生りやがって、季節感見失って狂ったか?こりゃ、霜当たれば収穫なしで終わりだな。なんて、ごめんよカリフラワー!幅々と広げた葉っぱの中で、じわりじわりと育ってたんだ。

 これって、まさに満を持して!ってやつだな。大きな葉っぱが、何枚もコートを羽織った形になって、虫や寒さを退けたんだ。この純白の肌合いはどうだ!この大きさはどうだい!霜に合えば、すぐに茶色く色が変わるはずなのに、うーん、外葉の保護効果、そして、暖かい冬!

 セロリも見事な株に育った。

 ただ、白化のための新聞紙覆いが遅れたせいで、緑色濃く、茎逞しく、こりゃ、サラダで食べるにゃちょい手ごわそうだぜ。ミネストロンなんかにゃ最適だろう。キャベツが取れたら、いや、一つや二つ今から取ったっていいから、ストーブの上でコトコト煮込むとしようか。

 かつて経験なしの暖かい冬、だらだらと畑作業が続くが、野菜たちはその環境を存分満喫しているようだぜ。

コメント
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