おっとぉ!寝ぼけてんじゃねえよ。小麦粉に水入れてどうする。ごはんパンだぜ、水はごはんに加えて、ペーストにしてから加えるんだろうが。
危ねぇ、危ねぇ!呆けたなんて認めたくないが、水の必要量だって、暗算できなくなってるし、もう。工程の一つ一つ、指差し確認しながら進めなくちゃならんぜ。
今日は半月1度のパンの日。前回は、頼まれてたってこともあって、我が家用は少なくて、さっさと食べきってしまった。餡入りパウンドケーキで繋いできたが、こっちもあと2切れ。ここらでおやつパンを補給しておかんとな。
とは言っても、食パンも大切、仕込む量は、小麦粉にして食パン1.5キロ、菓子パン1キロ、いつもの通りだ。小麦粉が2.5キロ入りの袋だから、切れよく1回で使い切る。これで、使いかけが残る心配がない。手粉は別にとってあるしね。
冬場のパン焼きは、ストーブをガンガン焚いて、室温30℃近くにして作業しないと、どうしても生地が冷え込んでしまう。そこが今日の失敗原因。食パンなんかてき面、発酵遅れ、膨らみ不足が、小さく控えめなパンに仕上がっちまった、残念。でも、美味しいけど。
菓子パンの方はその失敗を生かして、急がず慌てず、発酵時間をたっぷりとったので、まずまずの出来だった。
種類は2種類、我が家で一番の人気、レーズンクルミクーペとチョコロール。今回は、レーズンクーペにはクランベリーも入れてみた。レーズン買おうとネットショップ見て回ってたら、クランベリーも載ってて、ああ、これも酸味と香りでアクセントつくよなぁ、って閃きで同時購入したものだ。
レーズンは前日からラム酒に漬けて、クルミは火を入れた後、細かく刻んだ。これにクランベリー、3種類のフィリングでずいぶん贅沢なパンだぜぇ。オーブンに入れる前に、剃刀でクープを入れ、融かしバターをたっぷりしみ込ませて、グラニュー糖を筋に播いてから、焼く。配合を砂糖減量の塩味菓子パンにしたので、温度はやや高めで12~13分。うん、今日はすべてきれいに割れ目ができたぜ、よしよし。
チョコロールは、製菓用のチョコレートがだぶつき気味だったから、こっちの消費が一つの目的。湯煎で溶かしたチョコを生クリームで適当に伸ばして、生地に塗りやすく、かつ、焼いても流れ出さない程度の硬さした。前回は刻んだアーモンドも一緒に巻き込んだが、歯触りに違和感あったので、フードプロセッサーで粉末状にして加えた。チョコクリームとアーモンドを塗りこんだ生地を巻いて小口から切って焼くのだが、細めに巻いて俵状にしたのと、巻き数を増やし、細めに切って切り口を上に向けたらせん状のものと二つ焼いてみた。見た目といい、食べ心地といい、やっぱ、らせんの方が上だな。
冷めたら4個ずつ袋に入れて冷凍庫に入れて保存だ。これを小出しにしながら、大切に食べつなぐ。次のパンの日までね。
パン焼きは半日仕事、楽じゃあないが、上手に焼ければ、気分は上がる。
つてことで、気持ちよくブログを書いたら、・・・ああ、また除雪だったぜぇぇぇ!