白菜キムチ、なくなった。でも、しばらくお休みだぜ。仕込み4回目用にセリも買って来てあるし、韓国産水飴も届いちゃいるんだけどな、なんせ、漬物多過ぎっ!
キムチ以外に、山形青菜漬けだろ、赤カブ漬けだろ、青菜漬けの葉の部分を使った松前漬け、4種類もの漬物に攻め立てられているんだ。もう、これだけで十分食事できる。副食なんていらないよ、と言いたいところだが、漬物に味噌汁にめし、のメニューはいかにも侘しい。栄養的にも不足だし、塩分の取り過ぎって問題もある。
こっちは2日1度8キロ走を続けているから、多少の塩分過剰はものともしないが、神さんはかなり気にして少ししか手を付けない。と、なると、食卓に上がった漬物たちが残る。次の食事はその残り物の処分、となると、さらに消費意欲が減退する。悪循環だ。ただ、救いはこのところ気温が低めで経過してるってことだ。もうしばらくは、発酵気にせず食べていけるだろう。
キムチの出番はしばらく待ってもらうとして、青菜入り松前漬けの方は仕込まにゃならん。
今年の山形青菜、立派に育ったんでねぇ、茎も幅広肉厚、食べ応え十分なんだが、葉っぱの部分も相応に量が多い。この部分も一緒に食べていると、塩分摂取も多くなるし、青菜漬けもなかなか減らない。生がり過ぎのせいもあって、やや筋っぽい。そこで、一工夫だ。
何株分かの葉っぱをため込んで、それを細かく刻み、ニンジン千切りとともに松前漬けの元と一緒に合わせて、特製松前漬けを作っている。市販の松前漬けの元だけだと、スルメが少ないので、別に買ったスルメも加え、砂糖、味醂、酒で味を調えて出来上がりだ。今回は、正月用の余り物、カズノコと青豆も加えて、豪勢な一品になった。
こちらの方は、手が加わっているのと、糖分が多くなったことで、発酵・腐敗しやすいので、冷蔵庫に保存だ。なんせ、葉っぱが大きいので、できる量もかなりのものだ。これも毎食、漬物レパートリーとして食卓に上がる。
もう、漬物を楽しむ、ってレベルは遥かに超えちまって、ひたすら追われやみくもに消費する、の状態になってしまっているわけだ。カズノコ入りの豪華松前漬けは、やっばり、怪しくなってきた。残り少々だが、潔く諦めて、新しく漬け込むことにしよう。
となると、キムチはさらにお待たせだな。気温が上がる直前あたりに仕込んで、最後、締めの?キムチを楽しむってことになるぜ。本当はキムチが一番売れ行きいいんだけどな。