菜の花座11月公演『フェイクVsフェイク』、フェイクニュースを裏と表から、ってことは、騙す側と騙される側から描いた2部作品、新作だ。
書く方は引き受けたけど、演出は譲った、いや、お願いした、違うか、押し付けた?そろそろ世代交代の準備をしてかなくっちゃならんからね。
二人の演出がフェイクの裏表を競作する。
一応、総合プロデュースとかって、制作側に名前は上げてもらったが、普段の稽古から仕上げまで、ほぼすべて丸投げだ。稽古を覗きに行ったところで、やることがないから、忘れられないように、たまに顔を出す程度にしている。
二週間ぶりにちょこっと顔出し。
うん、元気にやってるぜ、フィナーレのダンス、人が集まるまでの時間を有効活用しながら、何度も繰り返す。来た人が次々にはまって、最終的には出演者全員が楽しく踊っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/32/073d76e6f2434452782f676af1716c6c.jpg)
総合プロデューサーの役割かどうか怪しいが、一つアドバイス。曲がしっとり暗めなんで、もっと笑顔で掛け声とか出しながら踊った方が客席も乗って来るよ、なんて、余計なことだったかな?
みんなの顔見て、さっさと帰るつもりだったが、『年寄りに告ぐ』のチームは通しの録音だってことなんで、聞かせてもらった。
余計な事いうなよ、演出の邪魔だ、って思いつつもついつい口出ししちまうんだよ。いかん、すまん!どうしても作者のイメージってもんがあるからね。気になるわけさ。でも、作品をお任せした以上、あとは演出しだい、チームのメンバーしだいだ。書いた側の思いを超えた面白さを引き出してくれるだろう。
もう一つのチーム『捏造不倫』の方は、見る時間がなかったが、ここでも差し出た口を一つ。もうまったく!若手女優の髪型について、ポニーテールにして前髪も上げて、なんて注文した。いや、こっちの趣味じゃないから。格闘系のスポーツウーマンって設定を生かすためさ。
オープニングのダンスはまだ振りつけが届いていないってことだった。
もう何年も、いや何十年も舞台にかかわってる人たちが中心だもの、きっと興味深い作品に仕上げてくれるさ。
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