小豆がねぇ、けっこう残ってるんだよ。一昨年取れたものもまだほとんど使ってない。もちろん、2020年産は手付かずだ。収穫に手間がかかるから、種まきを減らせとしつこく言われてるんだが、そっと5列播いてしまったんで、どんどん消費しないと、それ見たことか!と責められる。
どうしたら小豆を使い尽くせるか、そりゃ炊いて餡にするしかないわけさ。赤飯なんてしょっちゅう食べるもんじゃないし、1回の使用量だって知れてる。小豆を減らすって言ったら、餡だよな。
ところが、これが、うーん、たったカップ1杯でもかなりの量が出来ちまうんだ。餡パン焼くったって、それで10個は焼ける。小豆ってほんと、大したものなんだぜ。それに、ちょくちょくパン焼き、ってわけにもいかない。手間暇かかり過ぎだもの。なんか、簡単に餡を食べる方法はないものか?
モチ焼いて、餡モチとか、汁粉とか。それもやってみた。が、モチだってつくためには、精米からだし、つけば、その後しばらく食べ続けにゃならん。これも、日常的な小豆消費方法とは言えない。
もっと気軽に餡を食べる手立てはないか?
あるある!大判焼きだぜ。
大判焼きなら、あんこさえ炊いておけば、すぐにでもスイーツ?とは言わないか。おやつができる。余分に出来たら冷凍保存もできる。これはほとんど唯一の解決方だよ。
ただ、問題は器具を買わなきゃならんってこと。金ケチってるのか?違うねぇ、神さんが反対なんだ、余計なモノが増えるって。たしかに、ホットサンド器はある、ワッフル焼き器はある、だから、さらにまた?って不満もわからないわけじゃない。が、ホットサンドもワッフルもアンコを包めない。ここはやっぱり大判焼きだぜ!
反対無視して、器具を購入。あっ、これ読んで大判焼き器買おうかな?って思ったら、価格はよくよく調べた方がいいぜ。ほぼ同じ機能のもので、1500円から3000円超まである。まったくの同一製品でも、500円以上も違ってたりするから。
届いた大判焼き器見て、神さんは渋い顔。でも構わず試作にかかる。餡は前日炊いておいたから、生地を作って焼くだけ。生地もホットケーキミックス利用で、お手軽最優先だ。
開いた容器の片側に生地を流し込み蓋を閉じてしばし焼く。ある程度底に火が通ったようなら、蓋を開けて生地の中心に餡を入れる。その上に生地をかけて蓋をしてひっくり返て裏面を焼く。何度か裏表ひっくり返して焼いて完成!
って、使い方がわかるまでにどんだけ失敗したことか!最初の生地量が多過ぎて周囲に流れ出したり、まっ、これはこれで瓦せんべいみたいで美味しかったけど。火が強すぎて焼き過ぎて餡が沈まずトッピングののようになったり、けっこう悪戦苦闘だった。
最初に焼きあがって、不出来品だが食べてみて、神さんも一気に考え一変、私焼くから!と、乗っ取られちまった。が、ここでも失敗!厚みの薄い蓋の部分に生地を入れちまうんだもの!よく見ないからぁ。またまた餡が包み込まれなかった。
ホットケーキミックス200グラム2袋を使って、4回、計16個焼けた。が、まずまずなのは1回、4個だけ。でも、失敗作も美味しく食べられたし、何より、前日炊いた小豆カップ1杯分の餡はすべて使い切ったから、狙いはほぼ達成だ。ってことで、我が家のおやつレパートリーに大判焼き、目出度く昇格!ってことだぜ。
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