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素晴らしい晴天だ!盆地を囲む山々も純白の装いで胸を張っている。きらきら輝く田畑もその柔らかな純白の絨毯の下に命のうごめきをそっと隠している。
こんな春の誘いを受けながら、ジムの暗空間でしこしこマシーンラン、マジか?ここは思い切って外に飛び出す機会だろう。
冬中封印していた外ランニング再開の時来る!
だが、待て、今どういう時期だ?台本書きに入ったばかりじゃないか。
外ランすれば10キロ超える。肉体のダメージも大きくて、情けない話し!きっと一日さぼるに決まってるぞ、軟弱者なんだから。
そうだな、まずは台本優先、菜の花座大切ってことで、ジムしょぼしょぼで我慢しよう。
と、ジムの駐車場に乗り入れたら、
やっぱ、外だぜぇぇぇぇ!
長い距離だって、走りながら台本の様々考え続ければ、いいんだ。きっといいアイディア浮かんでくるぜ。
よっしゃ、変更、外ランスタート!
コースは最上川の土手道を軽く一周ってことにしよう。ここはほとんど人にも車にも行き交わない。心置きなく春の日差しを満喫できる。
すでに2回走っているコースなんだが、2回とも途中道を間違えて想定外の長距離を走らされてる。今回こそ、目指した通り、最短距離、多分10キロを走り切ろう。
あぁそうか、わかったぜ!迷子の利用が。川は2本、合流する最上川と鬼面川だけだと勘違いしてたんだ。実はもう一本、誕生川てのが並行して流れていたんだ。その3本目に頭が行かず道を外れてしまっていたんだ。問題は、あそこの橋。あれを渡って右折か左折か?そこが10キロと12キロの分かれ道だったんだ。
遠くには蔵王の白い峰。
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北西に朝日の連山。天元台のスキー場や吾妻の峰々も見渡せるが、こちらは、残念!逆光で写真は霞んでしまった。
土手の草はまだまだ枯れたままだが、次に走る時には、きっと緑息吹きが顔を出していることだろう。
予期したとおり、最上川から離れることなくぐるっと一周できた。10.78キロ、なっ、目標の最短距離だぜ。
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やはり外ランは違うなぁ。ジムの8キロとは比較にならない。ほとんど平坦なコースなのに、エネルギーの消耗も足や腕の疲れもかなりだった。
とは言っても、心の底じゃ、ふふふ、良うやった!外ランの満足感は並みじゃないんだぜ。
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