自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

自然治癒力セラピーの基本;5か条とは?

2023年07月13日 | 自然治癒力(生命力)セラピーの本質


どなたでもできる自己セラピーとは?   2023/7/13
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①”心を整える”

ア)身体と心の 密接な相互関係の理解、
イ)身体に備わっている自然治癒力への信頼。

このどちらかが欠けていても、セラピー効果があまり、期待できないのです。 
 
ア) ”体の病気さえ、治ればいい、体のつまりをほぐしてください” 
という方が時々、おられますが、実際は、心と体の双方 の見直しが不可欠
ということです。

とは、いうものの、身体の気の流れが、どこかで ”詰まり” があるとき、
施術でほぐされていくと、自然と、心の穏やかさを取り戻すことも、事実です。
身体と、心とは、裏腹だということでしょう。

イ)ご自身の中に、どなたも、持っていらっしゃる、自然治癒力エネルギーの
大元、アートマ(神性、仏性)に、心の目をむけるなら、セラピーの効果は必ず、
早々に出てきます。

セラピー(自己セラピーも含む)をするということは、自己の”アートマを引き
出す”ということでもあります。

それとは、対照的に、施術するととき、マニュアル通りに、気の流れ路や、
ツボという箇所をほぐすために、ほぐしたり、気を当ててみても、もし、
アートマ(人の中の真性~神性)への焦点が欠けていると、一時的で 
気休め的な効果しか得れないことが多いと思います。

②アートマ(実相)に心の眼を向ける

’アートマに目を向ける’とは、どういうことでしょう?

それは、信じられてもそうでなくても、自分自身が特別の存在であると
いうこと、神や仏の叡智(法則)が、自分自身を生かしていることを、
観ずることです。

自分の内奥を観ていると、不安や、悩みやわだかまりといったマイナスの
想念も、心をよぎることでしょう。
そういう時は、禅寺の瞑想の時のように、そうした想いの波を、雲の流れを
見ている時のように、ただ。心の眼で通り過ぎるのを、見守るのが、一番の
ようです。

肝心なことは、自分の中の、”叡智”に満ちた、”愛”、生かそうとする命の力、
それらを総称した、’アートマの働き’を凝視しようとしていれば、良いのです。

誰でも、特別の存在です。

体の”つまり”だけを解いて、本来の自分の中の、無限の底力(アートマ)に
意識を置かない限りは、備わっている自然治癒が 永続的に、発動することは、
難しいのです。

アートマ(自分の実相)とは’何ぞや?’
と 常日頃、本当の自分を見つめようとしている人たちの、本領はここで、発揮
されるでしょう。

三次元では、無限の可能性や、愛や、智慧などを、完全発揮することは、とても
難しいのですが、心の眼でそれを 凝視することは眼(まなこ)を閉じて、内観
することで可能なので、さほど、難しくないはずです。

内観が、少しずつ、重なっていくと、メンタルにも、自己のアートマへの自覚が
知らず知らずと、層を重ねて、強固になっていっているはずです。

こうして、ご自分のアートマを深く自覚しようとする努力が重ねれば、セラピー
施術のための手ほどきは 不必要と言っても 過言でありません。

なぜなら、アートマという自分と相手の、実相という的に”心の矢”を、
放った時、理屈ぬきに、施術が可能になるものだからです。

どういうことかといえば、そういう自分は、ただ、自分の感じるままに、
愛念を持って、相手(自己)の体に、手 を置いただけで、文字通り、気の流れ
が活発化して、免疫力が上がり、内臓の動きが、自発的に、活発化されるから
です。
 
”平常心” 

”病気になるのもよし、病気が治るのも良し” の 平坦な心境です。 
病気とか、身体の不具合は、一時的な現象だと、施術者は知っています。

相手(自己)の実相(アートマ)を観て施術していると、症状に一喜一憂は
しません。

良くなった・悪くなったと心を動かすのは、症状が治まったか、また、出て
来たかということに、一喜一憂することです。

でも、自然治癒力が発動していれば、症状が悪くなるように見えても、良く
なる前の、カタルシスだと、とらえます
私たちの身体は、文字通り、健康でも、毎秒、破壊と新生を繰り返している
のです

特に、悪い箇所の原因は、様々な身体内の、叡智のメカニズムで、いち早く
身体外に出そうと、痛みや、吐き気、げっぷや、下痢などの症状と共に、排出
されていきます。

この時には痛みや症状が伴い 不安になりがちですが、自己カタルシス
(悪いものの崩壊運動)と、考えると、むしろ、排出されていくことに、
安堵することが多いのです。

症状は一種の破壊です。 
膿でも熱でも、痰や咳、発熱などは、悪いものが破壊されるために、出てくる
のです。
”破壊された部分に、新しい組織(細胞)が建設され(造られる)” 時にも、
痛みを伴いますので、 症状が悪化したと思うことが多いようです。
  
この体に備わっている、自然の働き(治癒力)を理解すれば、症状に対しての、
恐れがなくなる。
病気の悪化の原因は、ほとんど、症状への恐れと、病気と闘おうとする、心の
取り組み方そうさせている場合が多いのです。  

”構える心”は、緊張を生みます。
緊張は”気の縮小”につながります。

そこで、順気の流れに、わだかまりを持たせます。

さらに、緊張は、逆に”隙(すき)”を作ることもあります。

その隙間(すきま)に、病気の下地である原因となる恐れの想念
がはいって、病気[風邪)を長引かせたりすることがあります。

ですから、セラピー施術の大事な目的の一つは、心身の’緊張を緩める事’
ともいえるでしょう。

体の細胞に安らぎを与える事、弛緩作用を起こして、バランスよく、体全体が、
リラックスして、心の緊張(不安など)を最小にしていきます。

そのうえで、施術する方では、相手の実相(アートマ)治癒力の完全性を、
の眼で焦点をあてていけば、自然と、相手の自然治癒力が呼び起されて
いきます。

④ 身体左右のバランス

そのことが大切な理由は、ある箇所だけが、ほどけ過ぎると、反応(もみほぐし)
大きく出る場合があるからです。

’反応’というのは、先に書いたように、良くなるための、身体の調節器官に
よって出てくる症状のことです

先にも書きましたが、微熱や下痢、腹痛や頭痛などの、症状的現象として
出てくることが多いようです。

過度な場合は、嘔吐なども伴ない、苦しみを倍増させてしまい、かえって、
恐怖心を呼び起こして、逆効果となってしまいます。
そのために、なるべく反応を少なくしたい・・・身体をほぐすときに、左右
のバランスを考えて・・という理由がそこにあります。

’バランスよく施術する’方法、というのも、マニュアルはありません。
一人ひとりの身体が違うので、施術しながら、施術をする側の身体に映って
くる感覚を大切にしています。

でも、初心者の方が自己セラピーをするときは、それも客観的に感じるのが
難しいでしょう。
その場合は、身体の左が重くて悪いから、といって、左を重点的にするのでは
なく、対照的な右の部位にも、施術をしてアートマエネルギーを注入していく
ことを、お薦めしています。
 
⑤施術する側の、アートマ想念が、相手のアートマ想念を引き付けることを
理解

’愛は愛を’、’恐れは恐れ’を、’怒りには怒り’を呼び起こすことは、皆様も
ご経験があるでしょう。

自分の、アートマを内観した、その同波長の眼で、相手(被施術者)の
完全性を見つめることで、気の流れの正常化とともに、心身がさらに、完全性
に引き上げられる効果があります。

この⑤の基本的な心の持ち方を、第一義に置くことで、自然治癒力の効能が 
発揮されことを、体験しております。
 
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”脳を解く”--脳内疲労は自分で解ける・・

2023年07月04日 | 自然治癒力(生命力)セラピーの本質
一昨日の記事(7/2)の補足です。・・・・2023年7月4日
***********************

経絡(けいらく)とは東洋医学の気流の流れの総称をいう。
一方、西洋医学での主流の路は、神経と呼ばれる。

(1)脳や脊髄に中枢神経がある

そして、中枢神経が分かれて、身体の各器官を末梢神経系が結ぶ
東洋施術では、末梢神経と中枢神経関係は、切り離すことはできない。
つまり、中枢神経の拠点である、脳の凝りをほどけば 自然と
末梢神経が整う。
そして、末梢神経が結んでいる身体の各器官が、それによって活性化される。

具体的には、この神経が関与する、身体のメカニズムには、消化、呼吸、
血液循環、排泄などの、諸器官があり、さらに、その器官に関連する、
ホルモンや分泌物、免疫システムにも影響を与える 神経は、まさに、
神のみち(経)と文字通りの働きをしている。

神経の大切な働きに、自律神経、つまり、交感神経と副交感神経
欠かせない。
二つの神経系統は、協力しあって、内臓を正常に働かせている。

さて、先日、朝からムカムカして食べても消化がうまくいかず、
下痢状態が続いているというクライアントが見えた。

脳幹、特に、延髄から脊髄にかけて良くほどいた。
すると、足の膝や足先に刺激(気の流れ)を感じるといいながら、
2時間の施術で、下痢が止まり、ほぼ正常状態に戻ることができた。

ここで興味深かったのが、そのかたの一言だった。
”身体が爽快になったと同時に、心の整理がついた”という感想。

頭が緩(ゆる)み、腸も整っただけではなく、心(メンタル)にも、
脳に順気が通うことで、好影響な実感をともなう体験をされたようだ。

翌朝のその方からのメールには:
”快調です。
昨日までダメだとあきらめていた東京行きは、体も大丈夫なので、
行ってきます”とあった。

これは、一つの事例に過ぎないが、もし、読者の方達の中で 身体の
どこかに、不調を感じるかたがいたら、ぜひ、頭をよく解くことを
お勧めしたい。
冒頭に書いた、神経の働きを活発化させて、臓器への負担を楽にさせ、
メンタル的にも、軽くなることと、思う。

(2)心と体をつなぐこうした神経のほかに、ホルモンの分泌の働き
も、脳を解くことで、影響を与えることができる。

脳の大切な一部、脳下垂体多くのホルモンを分泌している。
ここで、副腎、甲状腺、性腺などの内分泌腺を 統括している。

脳下垂体間脳はさんで、大脳皮質に繋がっているので、私たちの感情
や想いときわめて関係深い位置にあるといってもよいだろう。
心と身体は、表裏一体、心が軽ければ、身体も軽い。
身体の臓器やシステムは、神経・ホルモン分泌などで、正常に保たれ
ている。
神経やホルモン分泌は、脳部の働きに、よっている。
ということで、脳部を、よく解き、疲れている時は、特に、脳内疲労が
極限に達する前に、脳の中に、順気を流して、つまりや、凝りを、解き、
慢性疲労に陥らないよう、日頃の、お手入れ(自己セラピー)が、不可欠
となる。

脳をほどくというのは、こうした意味合いがあり、とても 大切な施術
のポイントとなっていることを、付記させていただいた。
 
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頭を解く、自分でできる活性術(セラピー)

2023年07月02日 | 自然治癒力(生命力)セラピーの本質
頭を解いて、内臓が自然に、活性運動を始める方法

2023年7月2日

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東洋的人体論では、人の体は小宇宙という。

宇宙の星々が衝突せず、均衡をもって自転公転しているのは、宇宙の

メカニズムの法則があり、同様、身体も、全細胞の間に、ヒトの智慧では

及ばない、完全性の法則に、生かされているからだろう。

どこかに、悪い部分(症状)として、現れると、西洋医学では、対症療法

で、そこの痛みや、炎症を解くことに専念するが、東洋的施術では、まず、

全体をほぐして、身体の全体の有機的つながりを取り戻すために、気の

流れの’詰まったところ’や、’凝っている箇所’をほぐすことから始める。


こうして、ヤジロベエのバランスを取るように、順気を整えていくうちに、

自然治癒力が働くことで、正常に収まっていく。


さて、表題の、’頭の中の凝り’と、身体への影響’、との関係性だが、

実母が存命のときおこなった、施術を思い出した。

当時、母は、足がしびれることが日常で、両足のふくらはぎから下が、

正座した後のように、”しびれて痛い”と口にした。

その時は、私の手は、母の脳をかざして、脳全体を良く解いたものだ。

母は、(血圧を下げる薬を飲まなかった)平均160から180という、高血圧

症であった。

しかし、亡くなるまで、薬を飲むことなく、通常生活(寝たきりにもならず)

を送ることができたのは、普段から、脳を解いていたことと、多少、関係が

あると思う。


脳を、良く解けば、身体が全体的に緩んでくる。

自律神経も活性化し、頭のボケの進み具合(母は、認知症、要介護3)も、

ある程度遅くすることができる。

さらに、血管に弾力が出るから、収縮性が増し、高血圧症対策にも、

役立った。

コレストロ―ルなどで詰まった血管の部位が、破れて、出血する脳梗塞は、

高血圧のヒトが一番恐れている病だが、’血管壁’に弾力が出てくると、

女性のナイロンストッキングのように、足を入れても、足の太さに合う

ように、伸びることができる。

それと同様、血管に気が流れていると伸縮がきくので、脳梗塞などの原因

である、血管の破裂はあまり、心配することではないということも

わかってきた。


脳を解くといっても、それぞれの部位に特色がある。
具体的に、(自分でも)脳を解く(自己セラピー用)場合の、留意点を
以下のように、まとめてみた;

①額に近い方の大脳(前頭葉)をほぐす・・・

ここは、心に感応しやすい所で主体的 独創的な意思と、創造性、計画、

情操 などを司るといわれている。

だから、ここを良く解くと、‘頭が働くような感じ’になる。

頭を使う仕事の前と、終わった後、ここをよく解くと、頭が働き、能率が

アップできる。

同時に、仕事が終わった後や、就寝前に、解くことで、一日の頭の疲れを

とり、脳の働きを保全できる。

②頭が特に疲れている時・額から大脳に気を送るが、効き目が出始めると、

アクビの連発などの反応で出てくる。

涙や、鼻水も、多量に出てくる。 

それは、施術しながら、足りない酸素などが、その部位に補われて回って

いっている証拠だ。

人間の大脳は90%が新しい細胞でできているといわれ、これが知性と呼応

している。 


③古い細胞ほど、大脳の奥にあり、ここを重点的にほぐすと、ヒトの生命

保持のための、本能的な働きが、活性化していく。

この部分の脳は、’本能の座’と呼ばれていて、基本的な人の生存を営むには

不可欠な働きをしている。


④さらに脳内部の、奥にある間脳の部分を解く。

ここでは、視床下部と呼ばれる部分で、ホルモンや自律神経の関連する

大切な部分だ。

ここに意識を置いて、手をあてることで、身体のいたるところから、

ぐる(お腹がなる音)が聞こえてくる。

これは、内臓が、自律神経の活性化で、自然と、活性運動(自然治癒の
ために、ひとりでに、運動を始めること)のためだ。

表層の、大脳皮質に手を置いても 同様の効果が得られるようだ。

表層から、エネルギーが脳内部に、滲透して、この間脳に到達することが

できる。

すると、自律神経のバランスと、ホルモンの調製にも効果がみられる


大脳皮質に手を当てる

時々、顔面の一部や、手足の一部がピリピリと 痙攣することがある。

そのようなときも、ここに思念をこめて、エネルギーを集中させると、

比較的短い時間に収まる。

新しい大脳皮質の細胞が、情緒や創造的感覚などに貢献している一方、

そこに手を当て続けることで、脳内部にエネルギーが浸透していく。

大脳皮質の、下に位置する、古い細胞は、生存するための身体的欲求に

かかわり、それに続いている下部の間脳の一部が、身体のメンテナンス

不可欠な ホルモンと自律神経のコントロールかかわっている。


繰り返しになるがこのように、脳を考えると、脳内部の中で、どこかに

支障をきたせば、当然、つながりあっている脳内の細胞を通して、身体の

不調和をきた原因となる。


ホルモンや自律神経はストレスに影響を受けやすいから、ストレスから

生じた、負の感情によって体全体の、不調和につながりやすい。

よく、脳を解くという意味は、脳全体をほどくことによって、未病を発病

させずに、小康状態を維持するためにも、大切だ。

そして、誰にでも、できることなので、試していただきたい。

 


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手を当てること

2023年06月02日 | 自然治癒力(生命力)セラピーの本質

自然治癒力を活発化させる、手当とは?

*****************************************2023年6月2日

 

2017年12月,実母は他界した。

サプリメントや常備薬と無縁であった、自然体の母は、ホーム

の自室で、明け方、前触れもなく、息絶えていた。

この”突然死”の原因は、北里大学で解剖され、全”と報告を

受けたが・・・元来の高血圧が原因ではなかった。


当時、警察の方が、ホームで事件性の有無を調査をして、

母の毎日の血圧記録を見た。

その異常な高さにかかわらず、家族の要請から、

一切の薬を飲まず、普通に元気に過ごしていたと説明

受けて、あり得ない”と驚いていたと、後で施設長から伺った。

 

国立機構相模原病院の精神科で毎月一度、形式的な診査を受けて

いた母は、担当医から、くも膜下出血がいつ起きても不思議でない

ので、高血圧を下げる薬を薦められた。


当時、母の血圧の平均値は、185だったが、正直、私は心配して

いなかった。

そして、血圧を下げる薬は服用しないことは、医師に、納得して

いただいていた。

それは、自分が気を整える代替え治療をするもので、毎日

(当時は母と同居していた)母に、脳を解くセラピーをして

いるからという理由で具体的には、以下のように伝えた。

 

”脳を良く解(ほど)けば、全体に体が緩み、血管の収縮性

が出てきて、高血圧でもその悪影響は最小に抑えられる”

という事。


何故なら

高血圧が脳梗塞の原因となる、という一般論は、主に、

コレストロ―ルなどで血管の壁が硬直して、順気が

流れない場合が多いから


としたうえで

”アートマセラピーを毎日施術して、実母の血管の壁の

収縮性を整え、母の体の他の臓器機能も同時に、正常

働くので、血圧が高くても、血液がドロドロしせず、

サラサラな状態なら、血管を圧迫するリスクも少ない。


血圧が高いのは、生命力の智慧で、そのために、

体内すみずみに、栄養素がゆきわたり不要物も血液と共に、

運んでもらえるので、敢えて低くする必要はないと考える”、

ということであった。

 

脳を解く・・とは、どういう意味か?

”解く”と言うのは、経絡(けいらく)気の流れ

整えること。

気の流れが滞ると、張りや痛み、硬直などがその部位

発生して、そこから、病の根っこが芽生えやすい。


というより、その硬直を、柔らげるために、身体が

細胞波動レベルで動き始め(健康体の場合)、それが

症状となる。


症状とは、発熱、下痢、嘔吐などから、なんとなく

身体が、だるい、重いなどの、感覚的なものまである。

 

では、どのようにして、解くのか?

それはその人に適した方法が、あると思うが、

私の場合は、経絡全体に宇宙波動(生命波動)を流す

こと、そして、言葉のもつ、波動(言霊)を利用して、

細胞レベルにそれを浸透させることだ。


これは、特殊能力ではなく、誰にでも 生まれながら

に、備わっている力でもある。

”痛いの痛いの 飛んでいけ!”と幼いころ、擦り

むいたり、打ったりしたところを、母親が

”ちちんぷいぷい”と言いながら、優しく

さすってくれると、なんとなく、気分が楽になり

痛みも、薄れていった体験はお持ちでないだろうか?


あの、方法と、ほとんど原理は一緒だ。

 

人の手には、不思議な力がある。

優しい人の手から出る、包まれた(握られた)

”おにぎり”は、金具型にはめてつくられたそれより、

美味しいのは当然だし、手を当てる(手当~てあて)

いう言葉は、’治療する’の代名詞として使われる。


手の指先から流れる、電気のような波動は、誰もが、

その力に気が付けば、最も効果的な、自然治癒力

喚起させる道具の一つとなりうるのだ。

 

 

 

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誰にでもできる自己施術を支える基本的考え方とは?

2021年09月03日 | 自然治癒力(生命力)セラピーの本質


自然治癒力を発揮するための、メンタル要素

******************************

前書き)

自然治癒力セラピー協会で提唱している、自己セラピーとは、

何だろうか?

自分自身で自分にセラピーを施術すること。

そして、それはある一つの真理を自覚したら、だれにでも可能な

ことなのだ。

 

その真理とは、私たちは、一人ひとりが、完全な生命力の種を

宿していること。

これはだれもが知っていることだから、自覚するというのは、

そのことを想いだしたとき、自分に効果ある施術が、もう始まって

いるといえるのかもしれない。

そして、それを思い出しながら、自分の肉体的不調和を調整しようと、

どんな手段をとったとしても癒す効果は、必ず、あると私は断言したい。

 

その次に必要なことがあるとしたら、自分のその確信に対する、

信頼だろう。

’病が癒えていく’というのは、その人がその方法を選んだ自分自身と、

その方法に対する、信頼が好転していく大きな、最終的条件と

いえるかもしれない。

 

どんな方法を、その人が選択するにしろ・・・その人にあった方法と

いうのは、厳密にいえば、そこにいる人の数だけ存在するに違いない。

なぜなら、それがその人の”真実”であり、信頼できるという確信が

持てるのだから。

言い換えれば、各自がそれぞれの、多少ずづ、異なる信念を持って

いる限り、真実は生きている人の数だけあるのだろう。

 

自然界の生き物、特に、ジャングルに生きる野生動物には、医師は

いないが、癒すコツを知っている。

原因不明の病にかかり、何か処方を施しながら、一生を何とか

生き延びている、

という例は自然界には、あまり聞いたことがない。

何とか生き延びている間には、体力も限界がきたときにほかの

動物の餌食になってしまうだろう。

 

さて、そうした自然界の生き物が、持っている、自然治癒力を、

人工的世界に生きる人間が、発動するためには、何が必要なのか?

冒頭に述べた自己治癒力が発揮できる、パワーの源は、

なんなのだろうか?

世界的にベストセラーになったある本からの引用をご紹介しながら考

えてみたい。

(*1)カッコ内は、そのページ数。

 

1・”精神は身体のすべての細胞に存在する。”(271

 言い換えれば、すべての細胞には精神が宿るということだから、

私たちの自然治癒力は頭で考えたりする可能性を、はるかに超えている。

それぞれの細胞が一番良かれと、考えている方法が 最も強烈な

自然治癒力を生みだす。

それぞれの細胞が一番よかれと考えていることを、引き出すためには、

それをブロックしたり、邪魔したりする波動を出さないことだ。

そうした波動は、どこから来るかといえば、私たちの頭で”考えること”

と、”悩むこと、心配すること””恐怖心”などが、生命力を、ブロック

する一番のマイナスエネルギーといえる。

 

2.”脳は知の源泉ではない。データの処理装置に過ぎない。

脳は五感と呼ばれる受容器を通じてデータを取り込む”(528

 

五感とは、聴覚・視覚・触覚・味覚・臭覚 のことで、私たちが毎日

受け取っている情報は、この五感から得ている。

もし、その情報を、テータにたとえれば、脳でデータ変換されると

いうことになる。

だから、そのキャパが異なるため、受け取る人によって、あるいは

人以外の”脳を持つ生物”によって微妙に、同じ情報でも、データ

変換が異なってくるだろう。

 

五感感覚自体が、人間とほかの動物とでは、異なる。

だから、そのデータプロセッサーの働きは、五感情報を処理する脳

であって、そこで得た知識は相対的なものであり、絶対的なものと、

言い切れないだろう。 

人は、知恵は、脳からくるという。

脳は、あくまで、プロセッサーの働きをするにしかない、としたら、

私たちのいう、知恵とは、どこから来ているのだろうか?

 

3・”私は存在だ。 私はプロセスの結果ではない。プロセス自体だ。”(531

 

ここでいう、’わたし’とは、’神’である。神とは、私たち自身のことである。

なぜなら、私たちの内奥に存在するものだから。 

つまり、特定宗教の神ではない。

’私たち’はプロセスの結果でなく、プロセス自体、つまり、脳を

働かせている、つまり、プロセッサーを動かしているその力

(エネルギー)自体ということになる。

脳で得た五感の知識というのは、そうして考えると、相対的である

ということがよくわかる。

プロセッサーを、心の内奥に持ってきてみた場合、五感で得た

情報分析とは、異なる結果が出るからだ。

そのように無尽蔵なやり方で、この肉体と精神と心を使っている、

エネルギーが、”私なのだから。

ここで、”感情” という言葉をみてみよう。感情とは、英語で

emotionと綴る。

それを、分解してみよう。

エネルギーは英語でenergy, 動きはmotion, 感情は、この二つの

言葉を合わせた造語であるから、ふたつ合わせて、”e-motion ”

いう英語になる。

さて、この言葉が、キーワードになる。

 

感情を持つというのは、五感の情報の結果なのだが、ここでは、

単なる、好きとか嫌いとかいう感覚的な情感をさしていない。

ここでいう、本当の感情(emothion)は、心から湧いてくる

感情をさしている。

その感情を、”最近、いつ持てたか?”と自分自身に聞いてみると、

定かに思い出せない。

よく考えると、”感情”と思っていたものは、結局は、周りに

合わせたり、とりつくろったり、怒りや悲しみは表現すべきでない

と抑えて無理して楽しそうな、振りしたりしていたことだった

かもしれない・・

そう振り返ると、自分の感情自体が、生き生きと表せる場は、

日常生活の舞台では、あるようでないのかもしれない。

私たちの本質である、五感というプロセッサーを操作している、

エネルギーが、本当に楽しみ、心地よく、動かされるほどの感動は

そうそう、もてないのだろう。

そこで、人は音楽や絵画、演劇や彫刻などという、生き生きと

躍動感にあふれる、感情の表現を直観的に欲しているのだろう。

このエネルギーを生かすこと、それが、自然治癒力を働かす

動力にもなる。

 

5・”どんな神の一部になりたいか・・・それによって、人生の

目的と個別化が生まれる”(535

 

私たち一人ひとりは、結局、手のひらから出ている、5本の

のような存在で、親指のできる仕事、人差し指のできる仕事、

それぞれの指が協力して、手の機能が万全となるのと同様、

私たちも社会組織の一人として、互いに支えあって、生産性を

高める働きをしながら、個別に生きている。

 

それぞれが、それぞれの役目を果たすことで、全体の手としての

機能が成り立っているといえる。 

すべての人は、’つながっている’ということ、繋がって、大きな

機能の一つになり、また、その機能が、ほかの機能とつながって、

全体で、大きな調和した動きと進化というプロセスが可能に

なっているのだろう。

それを、心の内奥に住む神との結びつければ、私たちがどのような

神とつながりたいか、ということが人生の目的につながるというのだ。

 

自然治癒力を高めたいと思うのなら、完全体である神の姿と

結びつくことが、一番手っ取り早いだろう。

それは”絵にかいた餅”ではなく、本当に存在する、エネルギーなのだ。

すでに、結びついているのだが、私たちが手の指の一本だという

ことに気が付けば、神という手のひらから派生している存在で

あることが、体感できるはずだ。

 

どのように、それに気が付くか? それは、”求める心”の有無に

かかってくるのだろう。

そして、その方法は、冒頭に述べたように、生きている人の数だけ、

プロセスが用意されているとしか言いようがない。

 

引用箇所(傍線部分)”神との対話③” 

N.D.ウォルシュ サンマーク出版 2009

 

 

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