自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

病にかからない心境①

2024年12月03日 | 自然治癒力(生命力)セラピーの本質


行動するときの心得
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以前、孔子の”論語”に匹敵ほど、インドでは誰もが
知っている、”ヴァカバッド・ギータ”を
紹介したことがあります。

”論語”と、違う点は、明確に、”神”と”人”との関係を
しながら、人の人として生きるべき道を説いている
点でしょう。

それは、クリシュナ神が語った言葉・・
いかに人は、己の真性を知り、真の魂の自由を得られるか、
束縛(肉体的・物質的・精神的な)を外せるかという
ことを、アルジュナに語っている書物です。

まるで、お釈迦様が弟子に語った、経典のようでもあります。

今日から、この協会の主旨である、”人が自然治癒力を
充分に発揮して健康態で生きる”
ということに関連するいくつかの、言葉を、ご紹介したい
と思います。

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① “Among these two, doing action is better than not doing it.
He, who neither hates nor desires is to be understood 
as an eternal renunciant. 

行動する方が行動しないより勝る。
憎しみも欲望もなくなったものは
世捨て人と理解されよう

② Having freed himself from the attraction of the opposites, 
he very easily frees himself from the bondage of action. 

また、自分に向き合う魅惑的対象(誘惑)に左右され
なければ、行動の束縛からも解き放たれる。

③ It is the amateurs, not the scholars, 
who describe knowledge and action as different. 

また、知識と行動とは別物だというものは素人
(神の智慧において)学者(熟知者)ではない。

④ He, who establishes himself firmly in any one of these two, 
gets the benefit of both. 

知識か行動か、どちらかにおいて、自己をしっかりと
確立したものは、双方の恩恵を受け取ることができる。

⓹ The final state of awareness attained by the enquirers of 
knowledge is attained by the practitioners of selfless action 
as also.  

つまり、真理の知識を積み重ね、最終的に悟った人は 
同時に、無我の行動の実践者になるのである。

⑥ Knowledge is the same as embracing divinity in action. 
He, who realizes this, has indeed realized.  

真理に至る知識とは、行動するうえで神性を意識して
いるということだ。

それを悟ったものは、まこと解脱を実践できる。

⑦ Without doing action and embracing divinity 
while doing so, it is very difficult to give up the awareness
 ‘I’m the doer.’

行動しているとき、同時に、神性を心に抱いていないと、
‘行動を起こしている者(行為者)は私である’ 
という考えをなかなか捨てることは難しい。

⑧ But embracing action as divinity itself and becoming 
skilled at this embrace, one rises to the awareness of 
Brahman promptly.”

しかし、行動は、神性からなされているという考えを抱き、
それに徹することができたとき、人は即ブラフマン
(宇宙神)の智慧の高みに到達できるだろう

(以上)ヴァカバッド・ギータ (5-2 to 5-6)より
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