自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

流鏑馬に成功した友

2019年12月18日 | 健康のための心の波動

科学者の見た心と体の関連性(1)         2019 /12/18

 

 

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 心と体は一体である、というのが、自然治癒力セラピー協会の基本認識だ。

まさに、一体だから、心の影響下に体はおかれているし、その反対もあるだろう。

体を大切に扱う人は、心に秩序が持てやすい。

たとえば、喫煙、飲酒、暴飲暴食、睡眠不足などの、健康を害しそうなことに気をつけて

いる人は、それ相応に、心が穏やかになることだろう。 

 

先回までご紹介した、村上博士の遺伝子研究の中で発見された、遺伝子の可能性を最大限に

発揮するための要素を、覚えていらっしゃる方もいると思う。

それは、心 の向け方で、人が“~したい”と願うことは、村上博士によれば、ほぼ100%

実現可能だという。 

どうせ、ダメだろう、今までも挑戦するたび、失敗したから、夢にすぎない~と心のどこかで

考えている限り、実現はしない。 

それは“~したい”と“どうせだめだ”の両方を意識していることは、結局 “だめだ”の方に、

遺伝子の動きが引っ張られるからだ。 

 

7年前にともにインドに行った友人Eちゃんは、先日、FB上に、ご自身の夢をかなえた写真を先日、

発表した。 

それは“流鏑馬”(やぶさめ)の体験成功の報告だった。

“思い続けていれば夢も叶うというけれど、ついに、騎乗して的に弓矢をあてることができた” 

というコメントとともに、彼女の勇敢な武者ぶりを遺憾なく発揮した写真が添えられていた。

 

7年前、印度から帰ってきてから、私に、“いつか鎌倉の流鏑馬のように、自分もそれを実現したい。” 

と 語った。 

当時のEちゃんは、乗馬を習い初めて日も浅く、旅先のインド、バンガロールでは彼女のたっての

希望で乗馬できるところを探した。

 

ようやく見つけたが、カッコよく乗馬したと語るには程遠い場所だった。 

数頭の痩せ細った馬が、繋がれている小屋があり、あばら骨が見えるような馬に乗ったことを思い出した。

 

乗馬といっても、初心者の私たちには、初めの一周は、馬の世話役のおじさんが手綱を握って、

一緒に歩いてくれた。

馬は意外と背が高く、乗るときも、よっこらショ と おじさんの介添えで、なんとか、馬にまたがり、

速度はポッカポッカと、歩く程度だったような気がする。

 

Eちゃんは、旅を終え、日本に帰ってきてから、流鏑馬の弓と矢を買い求めたと言う。

あれから、7年たった。  

彼女の真摯な想いで、練習にも余念がなかったことだろう。 努力の成果だろう。

この写真のとおりに、ついに、彼女は乗馬に励んで、全速力で走っている馬の背中の上で両手で弓矢を

構えて、遠くたてられた的に矢を当てるという“芸当”を実現させた。

快挙だと私もFBでそれを知ったとき拍手した。  Eちゃんは、還暦に手が届く年頃なのだ。 

いくつになっても、人間は挑戦だという言葉を思い出した。 

人生、まだまだいろいろなことがありそうだ。

夢を持つということは素敵だ。 

心と体の連帯感系がわかれば、夢を叶うためには、健康でいること、

そして、健康でいるためには心を健やかに、いつも、朗らかに、明るく持てばよいだけだ。

明るくなれないというときは、せめて、顔つきだけでも、嘘笑でもいいから、笑みがこぼれる口元に

なるよう、意思で口角をあげてみるだけでも、きっと、何かが違ってくるだろう。

モナリザの微笑みのように。 

モナリザの眼は決して楽しそうに笑っていない。口角がやや上に傾いて描かれているだけだ。

それだけで、神秘的な笑いの表情が生まれた。

だから、意識して、自分の口元を少し変えるだけで、少なくても、明るいイメージを発していくことは

可能だろう。

 

Eちゃんの夢の実現、これは、想いが行動になり、行動が結果を、そして、夢や不可能に思える願いも、

それを思い続けることで、いつかは叶うものだという実例の一つで、周りに大きな励ましを与えて

くれた。

 

“これこれをこんな風にしてみたい。こんな風になりたい。”

という希望がもし、心の中に種まかれたら、それは必ず実現する。 

遺伝子の世界的研究者村上博士も、科学的にそれは実証されているという。 

私たちの遺伝子は、まだまだ、眠っている部分が多すぎるというのだ。 

強い想いと希望と、信念は必ず、その実現に向かって役立つ遺伝子たちを揺り動かし、成功に

導くのだと、博士はいう。

 

そういう信念は、ほかの、科学者の説からも証明されているように思う。

次回からこのことについて、ご紹介しながら、少しずつ、”希望の実現の可能性”について、

皆様と共有できたら幸いだ。

 

 

”ぼくぼく”と”あるいている”、乗馬といっても、こんな具合でした。三番目の馬が彼女です。

(at  Banglore)

 

 

 

 ところが、7年後、夢を実現させて、勇士姿で両手を手綱から離して、的に矢を射る彼女がいました。

 

 

 

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