自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

病が消える、”想念エネルギー”

2022年07月01日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

自分の魂の資質が持つ”凄さ”・・・・・     2022/7/1

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身の回りでは 少なくても8名の人が、難病や、

死の宣告を受けた病、奇跡としか言いようの

ない回復などを、実現しています。

どうしたら、そんなことが起きるのでしょう。

 

その前に、前回までのお話の大要を、振り返って

みましょう。

今日のお話は、その続きとなりますので・・

”悟り”についてでした。

”悟る”ことって、とても簡単なこと・・

ただ、ただ、自分の本来の姿。

それが”完全な姿”なのですが、それを、知ったとき、

変容が心身に起こる。。。

 

心の中では、自分の中の、完全なる自分を

見つめる”聖なる心”が、意識され、

その心こそ、”存在”といえる、物質や現象

を作り出す,”種”を秘めたエネルギーす。

自分が神聖なる存在だという事実を、

’真理’と呼ぶのなら、’真理を知ったとき、

ヒトは 真の意味での”束縛のない自由な境地’

に至るということでした。

 

さらに、”自由な境地”というのは、肉体的にも

自分を束縛するものがない、

境地でありますから、一般的に、不幸と呼ばれる

苦しく悲しい制約や、限定された条件から

解放された心持でもあります。

 

仏教でいうところの、’不生’で’不滅’で、

空(くう)の存在に、限りなく

近づいた、心境でもあるといえるでしょう。

 

さて、今日の本題です。

 

この時、病は癒えています。

それまで、病を持っていた人というのは、

どこかで、自分を責めて、何か自分を許せない

という重しを背負い続けていたかもしれません。

 

到底、そんな自分を愛せないし、赦すことも

難しい心境だったでしょう。

そうした想いの反映が、何か悪いことが起きても、

当然な自分と錯覚するほどだとしたら、それに

ふさわしい病を、作り出していたことでしょう。

 

”罪、病、不調和、不幸”は、湿気の多いときに

発生するカビに似てます。

一旦、カビがつくと、その家具は、あっという間

にカビだらけになってしまいます。

でも、カビを落とせば、本来の光沢を取り戻すのは、

私たちの病を健康に戻す作業に似ています。

この湿気の多い、じめじめした重い空気は、自分を

含めて他者を攻撃する、あるいは、怒りを覚えたり

する、執着的な心持。

反対に、カビが生えないときの空気は、カラッと

した湿度のないものですから、これと対照的な

心持だといえるでしょう。

 

偽物である 罪意識や、自分への劣等感などの、

カビにふさわしい、’想い’をもし、完全に抹消したら、

本来のピカピカの自分の姿が、現れると、覚人は

言います。

 

アートマセラピーで、不調和が消えていくその

理由は、これだと思います。

小学生のころ、理科の実験で太陽に虫眼鏡を

紙の上に置いて、かざすと焦点が定まったところが、

その熱で燃えていきます。

私たちの想念が、自分の神性である、実相に集中

したとき、大きなエネルギーが湧いて、病や不完全

が焼けてしまうのに似ています。

 

他にも、いろいろな方法で、病という、身体の

不調和を消した人たちは大勢います。

多種多様の宗教があるように、本来の自分の姿

に立ち返るためには、多くの手段があるといえましょう。

滝行や瞑想三昧をする理由も、ここにあると思います。

このような修行によって、徹底的に身を清めたり、

下界の境地を魂の境地に、引き上げていくとき、

こうした様々な行を通して、本来の姿に立ち戻ると

いうことは、大いにあり得るのでしょう。

 

そして、こうした科学的でないような方法で病が

癒えるという現象に、共通して言えることは、一つだけ。

その不調和な事象を表している原因となる 自分自身

への”罪意識”、や”不完全意識””神とつながる想念”

波動で、昇華する仕組みなのです。

 

厄介なことに、こうした負の意識は、潜在意識の奥の

引き出しに、しまわれている場合が多いので、

多くの場合は、楽しいこと、たとえば、趣味や旅行、

美食やパーティーなどの社交の場、習い事を含めて、

それに没頭することで、なんとなく抱えている

”重さ”を忘れる傾向があることを、心療内科を

創立した池見酉次郎博士は指摘しています。

 

話を戻しますと、誰もが知っている、聖書の奇跡

とされる話。

キリストが死人を生き返らせたり、目の見えない

の目を開かせたりしたこと、

それらは、でも、決して、奇跡ではありません

 

なぜかというと、きちんと目に見えない法則のもと

行われているからです。

キリストの”自分は神の子である”という、意識を

常に持っていました。

その意識は、神の心のヴァイヴレーションに

重なっていました。

身体的に不自由な相手を、キリストは、その波動

で包んだときに、ご自身の愛にあふれた精妙な

神的波動と、相手のキリストへの信頼と

”救われたい”と強い願いが重なり、相手の深層意識

の中から、自分は不完全であるという意識が

消えたのでした。

そのとき、その人の彼の魂がつながっている超越意識、

つまり、神的意識波動が、大きく振動し始めて

キリスト意識に、共鳴したからです。

共鳴して、病が消えました。

生き返りました。

なぜなら、キリスト意識の根底にあるものは、

”人間は神の子である”という死を知らない存在である、

というその意識だからです。

 

共鳴できたのは、その不完全に見えるその人自身も、

神の子だからです。

神の子の意識波動は、キチンと心の奥底に、

取り出されることなく、ただ、使われずまま、

しまいこまれていたのでした。

 

キリスト意識と、その人の神の子の意識が、

こうして、重なったとき、おのずから、そうした

不完全な姿が消えました。

 

この原理を応用すれば 自分自身の身体の不調を

整えることは、キリストの存在がいなくても、

一人でも可能です。

多くの修行者たちは、車いす生活を余儀なくされて

いても、車いすを捨てて生活をはじめたり、

余命宣告を越えて健康を取り戻したり、医者が

見放した持病を克服したり、しています。

 

それは、この原理が応用されたからにほかなりません。

”自分の想念を意識を、常に、神と神の完全性に

振り向けることで 不完全な自分の身体のヴァイヴレーション

を高め、神の完全性を発する創造の源の波動

に融合し、その完全性に一体となった”わけです。

 

病に苦しむ人たちは、そうした、完全性を実現した

修行者のもとに、集うでしょう。

その修行者の心の持ちように感化されて、少しでも

完全なる自分を見るように、自ずから、波動が整っていく、

そうすれば、自分の苦しみの元になっている

意識を放つことができるのを知っているからです。

 

自然治癒力セラピー協会で申し上げているところの、

”自然治癒”の最たる根本的方法とは、こうした

”想念治癒”の一言につきます。

想念治癒の場合、一度治って、また、ぶり返すとか、

さらに他に悪い症状が出てくるということはありません。

原因を根こそぎ、とってしまう、根本的な治癒だからです。

 

想念波動は、本当に強い力を持った、創造力です。

これこそ、宇宙創造時のもっとも強力な創造の手段で

あったことは、今では知る人ぞ知るの当たり前の事実です。

多くの聖典を開いて 地球創造の原理をみると、

そのことがわかります。

 

健康も病のみならず、すべての存在が、この波動を源に、

創造されること。

人の精神の解放も、奴隷化も、この想念波動の力によること。

 

心療内科の先駆者である池見酉次郎博士が、セルフ

コントロールの医学を確立した背景に、この想念波動の

実在を医師として、応用することにありました。

暗い想念には、それにみあわった身体の不具合が発生し、

そこに光を射しこませれば内臓の不具合が、おさまっていく。

それを患者自身で、客観的にコントロールできるような、

”セルフコントロール”という仕組みをつくったのも

池見博士でした。

 

私たちの本当の心は、純粋で、まっすぐで、愛で、

喜びであること。

その自分の本当の心を見つめることは、内在する神の心

を見つめることであり、そこに、意識を置いていくことで、

自分の完全形が、必ず、外に表れていくこと

を知ると、恐怖は消えます。

 

すると、身の回りにも、自分の身体にも、調和に満ちた

姿が、自然と現れていく・・

それこそが”想念の波動エネルギー”の自分が自分できる、

一人での癒し方法でそれがいかに効果的であるかは、

冒頭に書いたように、身の回りのクライアントさん

や死から生へ向かうことができた、人たちが証明して

くれています。

 

 

 

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