自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

(1/25の記事)今生で業を消して、大往生しましょう。(改訂版2月9日)

2024年01月25日 | 健康のための心の波動


カルマ・・を解消する意義
******************************* 2024年1月25日
前書き)1月25日のこちらも、今日、改めて、書き直しましたので
よろしくお願いいたします。
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前回の記事の続きです。
死んで持ち越すものは、背負っている”カルマ”・・というお話でした。

カルマって何?
日本人には、業(ごう)と言った方が、分かりやすいかもしれません。
”業が深い”と よく使われるけど、具体的には、”何が” 深いの?と
いう疑問です。

業(カルマ)の一つの定義があります。
業(カルマ)は、’想念’と、’言葉’と、’行動’が、対象者との間に、
わだかまりや不調和の念を引き起こして、今生で解決しないまま、次の
生に繰り越された確執の念。

その念には、強い感情(悔しさ・悲しみ・嫉妬・憎悪などのマイナスの
念)押されていて、この世に生まれ変わってきていても、深く潜在意識
に刻印されているため、再び、当事者同士が引き合う要因となります。
しかも、身近な関係に生まれ変わりやすく、再び、その因縁で、悪循環
が繰り返されていきます。

こういうことがありませんか?
たとえば、同じことをAさんに注意されてもなんとも感じなくても、
Bさんに言われると、素直になれず、どこか抵抗を感じて、反発さえ感じる
場合です。

これは、過去生の’私とBさん”の間に、”何か”が、いまだに、尾を引いて
いる状態かもしれません。

その”何か”を、清算しないまま放置しておいたので、今生で会ったとき、
だけが潜在意識の中で、記憶している その当時のことが、ちょっとした
Bさんの言葉尻にひっかかって、現在意識(顕在意識)に抵抗感をいだかせて
いるわけです。

一方、自分は、Bさんに抵抗を持ち、言葉にひっかかっても、Bさんは、
何も私の態度に、ひっかかりを持っていないケースがあります。

それは、Bさんが、すでに、当時の確執を解消しているからといえそうです。
カルマは、解消さえしてしまえば、わだかまりも解放され、雲散霧消して、
その後の人生に尾をひかなくすることが可能です。

それでは、Bさんは、どのようにして、前生の確執や わだかまりを取り
除いて、新しい生まれ変わりの人生に、業(ごう)のお荷物を一つ、少なく
してこれたのか?
その背景を考えてみましょう。

業(カルマ)の種というのは、人との間に、何か軋轢(あつれき)が生じた
ときに造られます。
たとえば、Bさんが自分に、仲間の前で、罵倒し、自分の尊厳が傷つけられた
と感じ、Bさんに対し、感情的な言葉で罵りの言葉を口にしてしまった私。

その場を離れた私も、Bさんも、思い出すと割り切れない、嫌な後味で
心に苦痛を感じます。
その後、こうした体験を、どのようにとらえるのか?
それが、カルマとして自分の肩に背負う重さが異なってくるようです。

簡単に三つの方法が考えられます;

①悔しい悲しい想いを、受け止めるだけで、自分自身の中に吸収して、
其の後は、その人と距離を置き、あまり接触しないようにしたり、会っても、
何もなかったかのようにふるまう

②くやしさは忘れられず、倍返しならぬ、仕返しを、相手に想念や、行動で、
行う

③自分にも非があったことを認め、二人の間のマイナスの想念を、プラスの
想念に変えて、わだかまりを浄化させる
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一つ一つを、詳細に見てみましょう。

①の場合、相手と離れて 相手を無視していても、離れられない関係性が一つ
あります。
それは、まだ、その確執をきちんと見つめず、しまい込んでいるだけの自分
との’付き合い’は、一生つきまとうでしょう。

つまり、隠している確執は、何かの拍子に出てきて、それと、片時も離れずに、
向き合っていなければならない”自分”に、違う痛みを感じるでしょう。

結局、カルマの種は、抱えられたままになって、次の生に持ち越される可能性
が高いようです。

②の仕返しをする場合、その時は、気が晴れるかもしれませんが、結局、
相手はさらに、強いマイナス感情を自分に抱くため、それを受けて、自分の
カルマも、倍増してしまいます。
報復というのは、結局、カルマの解消にはなりません。

③の方法は、次の生に、カルマを持ち越さない唯一の方法です。
難しいけど、毎日、続ければ、必ず、効果が出てきます。
それは、感情が伴わなくてもよいから、とにかく、相手に感謝と愛の念の
波動を送る事です。

”あなたが今、怒っているのは(あるいは、私を怒らせているのは)私が
まいた種が原因です。
感情的な言葉を口に出してあなたの心を傷つけたことを、謝ります。
ごめんなさい、赦してください。
そして、私も、あなたが私に取った行動を許します。
過去は過去、すでに、カルマは消えました。
私の本性=アートマにおいて、貴方を愛します。
あなたは、本当はとても良い人なのを知っています。
あなたの中の最高のあなたを、私は見つめながら、あなたを愛します。
ありがとう”

ひたすら、相手の笑顔を瞼の裏に思い浮かべて、光の中に覆われている
相手の姿を見続け、言葉に出すわけです。

カルマの種は、本当に 心がすっきり晴れやかになるまで、設定を変え、
演出されて、何度でも、その人の人生舞台に、衣装を変えた相手とともに
異なる筋書きのもと、人生芝居に登場してきます。

これが、’カルマの種は、あの世に持ち越し’・・という意味です。

だからこそ、今現在、心にわだかまりがあるのならば、それを、今、対処
して浄化しておけば、次の生に負う荷物を最小限にできるわけで、大往生
しやすく、来世のためにも、良いというわけです
付け加えるのなら、サンスクリット語でいう、モクシェとは、もう、輪廻
しなくてよい(生まれ変わりがない)ことをいいますが、これこそ、輪廻の
原因となる、カルマの種が全部、なくなったときに、可能になるわけです。










コメント
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