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キリスト教とパンテオン

2008年03月20日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

 愛する兄弟の皆様、
 古代ローマでは、キリスト教信者達はこのように言われていました。
「お前達は、キリスト教だけが真の宗教だと言っている。そんなことを言うからダメなのだ。キリスト教は滅んでしまうぞ。もっと政治的に賢くたち振る舞うべきだ。さあ、まずは、ローマの神がみのいるパンテオン神殿の中の一つの神として認められよ。お前達も、ローマの神がみを認めよ。」
「キリスト教の神も、異教のローマで生き残ることが出来る。唯一の手段が、対話であり多元性における相互理解だ。新しい世界の建築だ。ローマの神がみを認めることだ。」
 しかしながら、キリスト教信者達は、政治より聖事に、そして真理に忠実でした。
 滅びないと言われていたローマは滅び、滅びると言われていたキリスト教が生き残ったのです。パンテオン神殿は廃墟になり、キリストの教会は2000年そのまま変わらず生きています。
 だから、私たちも、生き残るために、天主様の御助けにより、真理をそのまま言い続ける義務があるのです。
 
トマス小野田圭志神父

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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