アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
12月は、新しいアジア管区長を初めて日本に迎えることができ、大変幸福でした。
特にベネディクト十六世の提案した(Veillée de prière pour toute vie naissante, Vigil Prayer for All Nascent Human Life)ですが、今年は管区長と共に「命のための祈りの集い」を東京でも開催することが出来て、嬉しく思います。
サマーズ神父様を迎えるために多くの方々が、自発的に寛大に御協力下さいました!
、幾名もの方々が朝早くからきてくださって会場作りを手伝ってくださいました。お帰りも 最後まで片付けをしてくださってとても助けられました。皆さんから自発的に戴いた、お寿司50人前、ピザ、オードブルの大皿などたくさん、多くの方々から寄せられたたくさんの種類の心こもった手作り料理の数々、ワインやお茶やジュース、手作スゥイーツ、などで管区長に大歓迎の心がにじみ出ていました。車をお持ちの方は、今回発生した大量のゴミを 全て持ち帰ってくださいました。お手伝いくださりほんとうに感謝しております。
たくさんの信徒のみなさまの寛大なご協力が集まり、サマーズ管区長様をお迎えすることができましたことをマリア様に感謝いたします。
【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:
今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。
9時のミサ(小野田神父)の参列者数
男: 12人(内、子供1人)
女: 8人(内、子供1人)
計: 20人(内、子供2人)
10時半のミサ(サマーズ神父)の参列者数
男: 26人(内、子供6人)
女: 28人(内、子供6人)
計: 54人(内、子供12人)
霊的講話(サマーズ神父)の参加者数
男: 21人(内、子供5人)
女: 14人(内、子供4人)
計: 35人(内、子供9人)
晩課の参加者数
男: 15人(内、子供5人)
女: 13人(内、子供4人)
計: 28人(内、子供9人)
【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!
新しい暦年の始まりに、たくさんのごミサを、ありがとうございました。
三日間で五回のトリエント・ミサ、聖伝のミサに与ることができました。
本当にお恵みでした。
初めて日本を訪れたという新しいアジア管区長様は、イギリスで学校の校長先生をしていたことがあるということ、教育者の持つ優しさと威厳がかんじられました。サマーズ神父様たちが来られると、二人の神父様たちの祈りにより会場の中はすぐ教会の雰囲気が満ちて本当の聖堂に変わったかのようでした。
管区長に就任されてまだ間もないこの日、命のための集まりが開かれた初土曜日、この待降節の始まりに、サマーズ神父様が小野田神父様と共に東京の聖ピオ十世会にいらしてくださいましたこと、とても嬉しく感謝いたしました。
12月1日土曜日夕方に、いのちのためのミサに与りました。今回は『聖マリアの汚れなき御心』の随意ミサに初土の信心としても、このミサが捧げられました。
お説教は、サマーズ神父様でした。いま無原罪聖母の祝日を前にノヴェナを毎日お祈りしていますが、その直ぐ後にはグアダルーベの聖母の記念日です、人身御供として生臭い生贄を捧げたのと同じほどの恐ろしい罪が、現代も侵されているのです、というお話に驚きました。そしてそれは妊娠中絶(堕胎)だということでした。
かつてメキシコにて小さな子どもや女性の命がその人身を切り刻まれて、夥しい血が流され人間の欲望を充たすため異教の神々へ捧げるため殺されていたという話にはゾッとしましたた。しかし、妊娠中絶(堕胎)もまた、お腹の中に宿っている人間の命を自分自身という神々に生贄として捧げることであると話していただいて、その残酷さと罪の大きさをハッキリ知ることができました。
まだ産まれていないとはいえ、人間の勝手な都合でお母さんのお腹の中に宿ったいのちが身体を傷つけられ血が流され殺されるのですから、同じことなのですね。胎児の命も天主さまがお造りになられた大切な命だいうことを再確認できました。
母の中の母である聖母マリア様のお恵みにより、生まれてこようとしているお腹の中で生きている胎児の赤ちゃんの命が守られますよう、日本にもっと広くマーチフォーライフのことが知られていきますようにと思いました。ごミサの前には、みんなで生まれる前のいのちのための祈りをロザリオを通してお捧げしました。とてもよい「いのちのためのミサ」に与ることができましたことを感謝申し上げます。
翌日は、待降節第一主日のごミサでした。私たちのこの世の人生には終わりがあること、そしてそれは良いことであること、しかしこの世にいる間に知って準備しなければならないことがあることを理解できました。確かに最終目的を知ることにより初めて、このカトリック信仰を生きることができるようになるとおもいました。
聖ヨゼフ様に聖なる死を迎えることができるお恵みを希うこと、そして、イエズス様とマリア様に聖徳に進むお恵みを希うことなど、カトリック信徒としてこの短い滞留する地上でのこの世の生活をどんなふうに過ごせばよいか、胸に刻みました。
待降節の初めに良い準備をすることができ、聖なる聖伝のミサにたくさんの信徒の皆様とともに与れましたことを感謝いたしました。
この日は午後は、管区長様の霊的講話もお話いただきました。「カトリックの家族とは何か」ということを、お話くださいました。神父様は、私たちに必要な具体的なことを語ってくださっていて、身につまされるような大事なことばかりでした。
「子ども達を育てる究極の目的・ゴールは、その子どもが自分自身と自分に委ねられた霊魂を救うことができるようにすることにある」という言葉が印象に残っております。そして、そのためには「子どもの意志を訓練する」ということが重要だと話されました。そして、どんな身分(結婚生活にしろ、修道生活にしろ)を選ぶ場合にも要求されるのは、他の人のために自分を寛大に与えることのできるよう自分を犠牲にすることをができるようになることだと教えていただきました。
良いカトリックの家庭から、良いカトリックの司祭・修道者が生まれますということで、日本からたくさんの召命が出るためにも、良いカトリックの家庭がたくさん生まれますようにと思います。
サマーズ神父様は、 世界的にも家族というものが崩壊してきたその要因に産業革命・フランス革命・プロテスタント革命があるだろうとお話されていました。
「ファチマの聖母の会」では前日に「カトリック復興の集い」を設けて、『プロテスタント主義とその政治的帰結について』という題目の講話を学びましたが、家庭の崩壊もプロテスタント主義からくる攻撃の影響が大きいのだと思いました。第二バチカン公会議による様々な変革が教会内でも起こりはじめてから半世紀以上経って、ようやくカトリック信者は、自分たちが失いつつある宝があると気付き始めているのかなと思います。
でも、ダヴィデ・パリャラーニ総長様のインタビュー記事は『両手に一つの宝を持っている』という題名でした。聖ピオ十世会には、確かに宝が保たれているように思います。
そのお話の中に「教会の危機に気がついて教えを受ける必要のある人々に対して私たちの義務として助けること」という言葉がありましたが、本当にいまこの日本の聖ピオ十世会の小教区の教会にも、この危機に気づいて聖ピオ十世会の神父様に助けを求める人が集まってくるようになっていると感じられます。
それは単に跪きとか舌でのご聖体拝領とかのことを超えた、もっと根本的なカトリック精神そのものが教会の内側から損なわれようとしているのではという危機感と思います。
トリエント公会議では、ローマ公教要理(トリエント公教要理)を作って、教会の内部へのプロテスタント主義からの影響を食い止める事が出来たのだそうです。聖ピオ十世会ではいまでも、この昔からの公教要理で学んでいますから、現在、社会に蔓延しているプロテスタント主義の様々な影響から自分たちの信仰を守ることができるのではと思います。
永遠の命へ向かうと同時にこの世を賢く生きることも必要でり、そのための智慧はカトリックの伝統に保たれているはずと思います。宝を持っている聖ピオ十世会の教導に従うなら、この短い地上での命が永遠の命へとつながるよう導いていただけると思います。
日本での宣教が進みますよう、司祭の常駐が良いぐあいに実現できますよう、ますます真剣にお祈りいたします。
最後になりましたが、昼食会は信徒の方々が持ち寄ってくださったありあまるほどの心のこもったお料理や飲み物で溢れてしまっていました。楽しいひと時を過ごすことができました。何百キロも離れたところにお住まいの姉妹の方も全部のごミサに与られ、ゆっくり皆様と歓談できたことがとても楽しかったと話してくださっていました。たくさんの信徒の皆様と力を合わせて、サマーズ管区長様をおむかえできましたことを、マリア様に感謝いたしました。
パトリック・サマーズ管区長様、小野田神父様、待降節の始まりの素晴らしい三日間をありがとうございました。
聖マリアの汚れなき御心のうちに
【参考資料】
「ルターの誤謬について」:聖ピオ十世会司祭 レネー神父
愛する兄弟姉妹の皆様、
12月は、新しいアジア管区長を初めて日本に迎えることができ、大変幸福でした。
特にベネディクト十六世の提案した(Veillée de prière pour toute vie naissante, Vigil Prayer for All Nascent Human Life)ですが、今年は管区長と共に「命のための祈りの集い」を東京でも開催することが出来て、嬉しく思います。
サマーズ神父様を迎えるために多くの方々が、自発的に寛大に御協力下さいました!
、幾名もの方々が朝早くからきてくださって会場作りを手伝ってくださいました。お帰りも 最後まで片付けをしてくださってとても助けられました。皆さんから自発的に戴いた、お寿司50人前、ピザ、オードブルの大皿などたくさん、多くの方々から寄せられたたくさんの種類の心こもった手作り料理の数々、ワインやお茶やジュース、手作スゥイーツ、などで管区長に大歓迎の心がにじみ出ていました。車をお持ちの方は、今回発生した大量のゴミを 全て持ち帰ってくださいました。お手伝いくださりほんとうに感謝しております。
たくさんの信徒のみなさまの寛大なご協力が集まり、サマーズ管区長様をお迎えすることができましたことをマリア様に感謝いたします。
【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:
今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。
9時のミサ(小野田神父)の参列者数
男: 12人(内、子供1人)
女: 8人(内、子供1人)
計: 20人(内、子供2人)
10時半のミサ(サマーズ神父)の参列者数
男: 26人(内、子供6人)
女: 28人(内、子供6人)
計: 54人(内、子供12人)
霊的講話(サマーズ神父)の参加者数
男: 21人(内、子供5人)
女: 14人(内、子供4人)
計: 35人(内、子供9人)
晩課の参加者数
男: 15人(内、子供5人)
女: 13人(内、子供4人)
計: 28人(内、子供9人)
【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!
新しい暦年の始まりに、たくさんのごミサを、ありがとうございました。
三日間で五回のトリエント・ミサ、聖伝のミサに与ることができました。
本当にお恵みでした。
初めて日本を訪れたという新しいアジア管区長様は、イギリスで学校の校長先生をしていたことがあるということ、教育者の持つ優しさと威厳がかんじられました。サマーズ神父様たちが来られると、二人の神父様たちの祈りにより会場の中はすぐ教会の雰囲気が満ちて本当の聖堂に変わったかのようでした。
管区長に就任されてまだ間もないこの日、命のための集まりが開かれた初土曜日、この待降節の始まりに、サマーズ神父様が小野田神父様と共に東京の聖ピオ十世会にいらしてくださいましたこと、とても嬉しく感謝いたしました。
12月1日土曜日夕方に、いのちのためのミサに与りました。今回は『聖マリアの汚れなき御心』の随意ミサに初土の信心としても、このミサが捧げられました。
お説教は、サマーズ神父様でした。いま無原罪聖母の祝日を前にノヴェナを毎日お祈りしていますが、その直ぐ後にはグアダルーベの聖母の記念日です、人身御供として生臭い生贄を捧げたのと同じほどの恐ろしい罪が、現代も侵されているのです、というお話に驚きました。そしてそれは妊娠中絶(堕胎)だということでした。
かつてメキシコにて小さな子どもや女性の命がその人身を切り刻まれて、夥しい血が流され人間の欲望を充たすため異教の神々へ捧げるため殺されていたという話にはゾッとしましたた。しかし、妊娠中絶(堕胎)もまた、お腹の中に宿っている人間の命を自分自身という神々に生贄として捧げることであると話していただいて、その残酷さと罪の大きさをハッキリ知ることができました。
まだ産まれていないとはいえ、人間の勝手な都合でお母さんのお腹の中に宿ったいのちが身体を傷つけられ血が流され殺されるのですから、同じことなのですね。胎児の命も天主さまがお造りになられた大切な命だいうことを再確認できました。
母の中の母である聖母マリア様のお恵みにより、生まれてこようとしているお腹の中で生きている胎児の赤ちゃんの命が守られますよう、日本にもっと広くマーチフォーライフのことが知られていきますようにと思いました。ごミサの前には、みんなで生まれる前のいのちのための祈りをロザリオを通してお捧げしました。とてもよい「いのちのためのミサ」に与ることができましたことを感謝申し上げます。
翌日は、待降節第一主日のごミサでした。私たちのこの世の人生には終わりがあること、そしてそれは良いことであること、しかしこの世にいる間に知って準備しなければならないことがあることを理解できました。確かに最終目的を知ることにより初めて、このカトリック信仰を生きることができるようになるとおもいました。
聖ヨゼフ様に聖なる死を迎えることができるお恵みを希うこと、そして、イエズス様とマリア様に聖徳に進むお恵みを希うことなど、カトリック信徒としてこの短い滞留する地上でのこの世の生活をどんなふうに過ごせばよいか、胸に刻みました。
待降節の初めに良い準備をすることができ、聖なる聖伝のミサにたくさんの信徒の皆様とともに与れましたことを感謝いたしました。
この日は午後は、管区長様の霊的講話もお話いただきました。「カトリックの家族とは何か」ということを、お話くださいました。神父様は、私たちに必要な具体的なことを語ってくださっていて、身につまされるような大事なことばかりでした。
「子ども達を育てる究極の目的・ゴールは、その子どもが自分自身と自分に委ねられた霊魂を救うことができるようにすることにある」という言葉が印象に残っております。そして、そのためには「子どもの意志を訓練する」ということが重要だと話されました。そして、どんな身分(結婚生活にしろ、修道生活にしろ)を選ぶ場合にも要求されるのは、他の人のために自分を寛大に与えることのできるよう自分を犠牲にすることをができるようになることだと教えていただきました。
良いカトリックの家庭から、良いカトリックの司祭・修道者が生まれますということで、日本からたくさんの召命が出るためにも、良いカトリックの家庭がたくさん生まれますようにと思います。
サマーズ神父様は、 世界的にも家族というものが崩壊してきたその要因に産業革命・フランス革命・プロテスタント革命があるだろうとお話されていました。
「ファチマの聖母の会」では前日に「カトリック復興の集い」を設けて、『プロテスタント主義とその政治的帰結について』という題目の講話を学びましたが、家庭の崩壊もプロテスタント主義からくる攻撃の影響が大きいのだと思いました。第二バチカン公会議による様々な変革が教会内でも起こりはじめてから半世紀以上経って、ようやくカトリック信者は、自分たちが失いつつある宝があると気付き始めているのかなと思います。
でも、ダヴィデ・パリャラーニ総長様のインタビュー記事は『両手に一つの宝を持っている』という題名でした。聖ピオ十世会には、確かに宝が保たれているように思います。
そのお話の中に「教会の危機に気がついて教えを受ける必要のある人々に対して私たちの義務として助けること」という言葉がありましたが、本当にいまこの日本の聖ピオ十世会の小教区の教会にも、この危機に気づいて聖ピオ十世会の神父様に助けを求める人が集まってくるようになっていると感じられます。
それは単に跪きとか舌でのご聖体拝領とかのことを超えた、もっと根本的なカトリック精神そのものが教会の内側から損なわれようとしているのではという危機感と思います。
トリエント公会議では、ローマ公教要理(トリエント公教要理)を作って、教会の内部へのプロテスタント主義からの影響を食い止める事が出来たのだそうです。聖ピオ十世会ではいまでも、この昔からの公教要理で学んでいますから、現在、社会に蔓延しているプロテスタント主義の様々な影響から自分たちの信仰を守ることができるのではと思います。
永遠の命へ向かうと同時にこの世を賢く生きることも必要でり、そのための智慧はカトリックの伝統に保たれているはずと思います。宝を持っている聖ピオ十世会の教導に従うなら、この短い地上での命が永遠の命へとつながるよう導いていただけると思います。
日本での宣教が進みますよう、司祭の常駐が良いぐあいに実現できますよう、ますます真剣にお祈りいたします。
最後になりましたが、昼食会は信徒の方々が持ち寄ってくださったありあまるほどの心のこもったお料理や飲み物で溢れてしまっていました。楽しいひと時を過ごすことができました。何百キロも離れたところにお住まいの姉妹の方も全部のごミサに与られ、ゆっくり皆様と歓談できたことがとても楽しかったと話してくださっていました。たくさんの信徒の皆様と力を合わせて、サマーズ管区長様をおむかえできましたことを、マリア様に感謝いたしました。
パトリック・サマーズ管区長様、小野田神父様、待降節の始まりの素晴らしい三日間をありがとうございました。
聖マリアの汚れなき御心のうちに
【参考資料】
「ルターの誤謬について」:聖ピオ十世会司祭 レネー神父