Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

聖ピオ十世会 カトリック聖伝のミサ 報告 Catholic Traditonal Latin mass in Tokyo, Osaka and Nagoya, SSPX JAPAN

2021年06月27日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、
今日は、聖ピオ十世会総長のパリャラーニ神父様の叙階25周年に、多くの霊的花束をありがとうございました。心から感謝申し上げます。

6月のイエズスの聖心の聖月はもう終わろうとしますね。
7月はイエズスの尊き御血の聖月です。7月は「イエズスの尊き御血の連祷」を毎日唱えましょう。この連祷がどのような祈りなのか知らない方、忘れている方が多くいらっしゃるかもしれません。次をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/thomasonoda/e/1f8ab0cf9e9713480d1d73c15e9989f3

さて、先週の主日の報告が遅れてしまいましたが、2021年6月20日、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計99人でした。大阪では28人でした。

今日、2021年6月27日、東京のミサに来られた方は、子供達も入れて合計105人でした。大阪では24人でした。名古屋では14人でした。

最近の傾向としては、11時のミサ(二回目のミサ)が比較的にすいています。

次回の名古屋でのミサは、7月25日(月の最終主日)です。

【報告】【東京】【2021年6月20日】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at the masses in Tokyo today.
The total number of attendees at the masses in Tokyo today was 99, including children.

09:00 mass
M: 23 (incl. 4 children)
F: 23 (incl. 4 children)
Total: 46 (incl. 8 children)

11:00 mass
M: 14 (incl. 1 child)
F: 10 (incl. 2 children)
Total: 24 (incl. 3 children)

12:30 mass
M: 18 (incl. 4 children)
F: 19 (incl. 6 children)
Total: 37 (incl. 10 children)

Total of 3 masses (excl. 8 people who participated in multiple masses)
M: 51 (incl. 9 children)
F: 48 (incl. 12 children)
Total: 99 (incl. 21 children)


【報告】【東京】【2021年6月27日】
Dear Fathers:

Shown below are the number of attendees at the masses in Tokyo today.
The total number of attendees at the masses in Tokyo today was 105, including children.

09:00 mass
M: 22 (incl. 2 children)
F: 21 (incl. 2 children)
Total: 43 (incl. 4 children)

11:00 mass
M: 14 (incl. 2 children)
F: 16 (incl. 4 children)
Total: 30 (incl. 6 children)

12:30 mass
M: 15 (incl. 5 children)
F: 24 (incl. 6 children)
Total: 39 (incl. 11 children)

Total of 3 masses (excl. 7 people who participated in multiple masses)
M: 48 (incl. 9 children)
F: 57 (incl. 12 children)
Total: 105 (incl. 21 children)


教会は非常に大きな危機にあります。日本の教会もそこに含まれています。教職者と信徒の双方が悔悛の秘蹟をおろそかにしている。

2021年06月27日 | お説教・霊的講話

Talk after Mass on Sunday 20th June 2021 by Fr Demornex

ドモルネ神父のメッセージ


今日の説教では、罪についてお話ししました。ここでは、カトリック教会の近代主義的な権威者たちによって、罪の概念が、いかにして骨抜きにされてきたか、についてお話しします。

1. 罪の概念

罪とは、天主のおきてを、意識的に、そして自発的に破ることです。私たちが罪を犯すとき、私たちは天主の御意志に反して、自分の意志を通しています。ですから、私たちは天主のお怒りに触れ、その罪の軽重に従った当然の罰を受けます。もし大罪を犯したなら、当然、永遠の地獄の罰を受けます。

2. 痛悔の必要性

天主は、善なるお方です。私たちが心から自分の罪を痛悔すれば、私たちを赦してくださいます。心から自分の罪を痛悔するということは、ふたつの要素から成り立っています。ひとつめは、自分のしたことを後悔する、ということです。ふたつめは、その罪を再び犯さないことをまじめに約束し、そのための方策をとる、ということです。どんな方策をとればいいのでしょうか?罪の機会を避け、よく祈り、頻繁に秘蹟を受けることです。私たちの主イエズスご自身が、放蕩息子のたとえ話で、その模範を示してくださいました。

また、わたしたちの主イエズスは、天に昇られる直前、弟子たちにこうおっしゃいました。「そのみ名によって、イエルザレムからはじめて諸国の民に、罪のゆるしを得させるくいあらためが、のべつたえられる。」(ルカ24章47節)

3. 教会の司牧者たちの使命

教会の司牧者たちの使命は、洗者聖ヨハネの使命と似ています。それは、天主のおきてを人々に教えること、罪と罪でないものとを峻別できるよう、人々に教えること、罪人をさとすこと、罪人を天主との和解へと導くこと、罪人がその罪深い習慣を矯正するのを助けること、などです。

4. 罪の概念は、第二バチカン公会議以降、骨抜きにされている

第二バチカン公会議以降、 自由主義や近代主義がカトリック教会へ侵入してから、教会の権威者たちによって、罪の概念はひどく骨抜きにされてきました。いくつか例を挙げましょう。

1983年、ドイツで、教会参事会員のフベルト・ボウア(Hubert Bour)神父は、公の講演会の席でこのような報告をしています。「大罪がどのぐらい頻繁に犯されるかという疑問に対して、ある著名な神学者は、『おそらくパリでは一日に一回、わたしたちの教区内ではごくたまであろう』、と答えました。」

2013年には、フランシスコ教皇が、この、有名な、嘆かわしい発言をしています。「もし、ある人が同性愛者であって、主を求め、それを望んでいるなら、私ごときがそのような人を裁くことができるでしょうか?」この曖昧な発言によって、教皇は、同性愛を大変罪深いものであると認め、それを断罪することを避けたのです。

2016年には、フランシスコ教皇が、「愛のよろこび(アモーリス・レティチア)」という使徒的勧告を発布しました。そのなかで、教皇は、罪について、人々の良心を啓発するのではありません。罪人に、罪深い生活をやめるよう警告するのでもありません。そうではなく、教皇は、公の罪を犯している人たちを教会活動に迎え入れるよう、指示を出すのです。

今年3月、ベルギーのボニー司教は、公開書簡を出し、そこでこう書きました:「罪は、それを定義するのが最も難しい神学的、道徳的範疇の一つです。」この司教は、現実に、ある行為が罪であるのかないのかを定めることは、わたしたちにはできない、と言っているのです。そのため、同性愛者のカップルが罪の状態で暮らしているかどうかも、わたしたちには決められない、という訳です。ベルギーの司教協議会は、このボニー司教の書簡を承認しています。

結論

これほど多くのカトリック教徒が罪の感覚を失ってしまったことは、驚くにはあたりません。教皇自身も、司教たち自身も、司祭たち自身も、その感覚を持っていないからです。

天主に対してなされた罪の重大性を糾弾し、償いの必要性を説き、罪に繋がる危険な機会を避けるよう勧める代わりに、天主の正義を無視し、罪の結果を矮小化し、償いの必要性を忘れてしまっているのです。

教職者と信徒の双方が、広く悔悛の秘蹟をおろそかにしていることは、驚くにはあたりません。

その結果、人々は大罪を犯し、大罪の状態に留まり、そして地獄に落ちる大きな危険に瀕しているのです。

教会は、非常に大きな危機にあります。日本の教会も、そこに含まれています。

ですから、日本の全てのカトリック教徒は、自らの信仰と永福を守るために立ち上がり、カトリックの聖伝を守る私たちの活動を強力に支援していただくなくてはなりません。


悔悛の秘跡を有効に受けるためには、何を告白しなければならないのか

2021年06月27日 | お説教・霊的講話

罪の告白についての短い説教

ドモルネ神父

はじめに

今日は、罪の概念と、不完全性の概念についてお話しします。そして、悔悛の秘跡を有効に受けるためには、何を告白しなければならないのかを、思い起していただきたいと思います。

1.罪の概念

罪とは、私たちが天主の法を破る思い、言葉、行い、怠りのことです。天主の法は、天主の十戒と教会の六つの掟に表されています。あらゆる罪は、次の三つの要素から成り立っています。すなわち、天主の法を破ること、天主の法に反すると知りながらそれを行うこと、そして自発的にそれを行うことです。

罪には、大罪と小罪の2種類があります。大罪と小罪の違いは何でしょうか。罪は、三つの条件がそろうと大罪になります。一つ目の条件は、重大な問題で天主の法を破ることです。例えば、誤った宗教に参加する、冒涜の言葉を口にする、主日のミサを欠席する、泥酔する、妊娠中絶をする、避妊をする、不潔な罪を犯す、1万円以上の金銭を盗む、などです。二つ目の条件は、その行為が天主の法に反することを十分に認識しながら行うことです。三つ目の条件は、その行為を完全に同意して行うことです。例えば、灰の水曜日で、断食をしなければならないことを知っていても、それをしないと大罪を犯したことになります。

もし私たちが軽い問題で天主の法を破ったら、それは小罪です。例えば、少額のお金を盗んだり、冗談で嘘をついたり、少し食べ過ぎたり、誰かに対して短気になったり、仕事を少し怠ったりすることです。もし私たちが部分的に同意しただけで天主の法を破ったなら、それは小罪です。例えば、不潔な思いを抱いて、それをすぐに拒否しないことです。もし私たちが何らかの不注意で天主の法を破ったら、それは小罪です。例えば、誤って誰かを傷つけてしまうことです。

私たちは、自発的に天主の法を破っていなければ、罪を犯していません。例えば、次のようなことです。私は誰かに対して憎しみを抱きますが、この感情には全く同意していません。そのような場合、私は何の罪も犯していません。知りつつ天主の法を破らない限り、私たちは何の罪も犯しません。例えば、金曜日であることをすっかり忘れて、肉を食べることです。私は罪を犯していません。

2.不完全性の概念

さて、「罪」と「不完全性」を区別してみましょう。罪とは、天主の法を破ることです。不完全性とは、私たちが何かを、可能な限り良い方法では、しないことです。例えば、時々、私は朝のお祈りをしないことがあります。それは罪でしょうか。いいえ、それは不完全性です。天主や教会の掟には「なんじ、毎朝、祈りをすべし」というものはありません。毎朝、朝の祈りをしないことは、天主の法を破ることにはなりません。しかし、祈りをするのは、より良いことです。

別の例を挙げましょう。私は四季の斎日に断食をしませんでした。それは罪でしょうか。いいえ、それは不完全性です。現在、カトリック教徒は四季の斎日に断食しなければならない、という教会の掟はありません。四季の斎日に断食をしないことは、天主の法を破ることにはなりません。しかし、そのような断食をするのは、より良いことです。


3.なにを告白するか

悔悛の秘跡を受けようとするとき、何を告白しなければならないのでしょうか。悔悛の秘跡は、罪の赦しのためのものです。ですから、この秘跡を受けるためには、自分が今までに犯したことが確実である罪を告白しなければなりません。前回の告白以降に犯した大罪をすべて告白しなければなりません。前回の告白以降に犯した小罪をすべて告白することができます。また、すでに告白し、すでに赦されている大罪や小罪を再び告白することもできます。実際、私たちは、この罪やあの罪について申し訳ないと何度も天主に申し上げることができます。そして、天主は私たちを赦すと何度も言うことがおできになります。いずれにしても、悔悛の秘跡を受けるためには、自分が犯したことが確実である罪を告白しなければなりません。

もし私たちが、不完全性や、罪ではない行為だけを告白した場合、司祭は私たちに秘跡を与えることはできません。それはなぜでしょうか。司祭は天主の赦しを、何にでも適用できるわけではないからです。例えば、私がこんな告白をしたとします。「私は何回かロザリオを唱えませんでした。不潔な思いを抱いていましたが、すぐに拒否しました。これらが私の犯した罪の全部です」。私が今言ったことは罪ではないので、司祭は私に赦しを与えることができません。ロザリオを唱えなかったことは不完全性です。私は不潔な思いに同意していないので、罪を犯したわけではありません。

結論

告白に行くときには、赦されるべき罪があることを確認しなければなりません。では、どうすればいいのでしょうか。告白の最後に、特定の徳に反して、過去に犯した罪を挙げればよいのです。つまり、告白の最後にこう言うのです。「これらの罪、忘れたかもしれないすべての罪、私の人生のすべての罪、特に(愛徳、信仰、貞潔、従順、正義、その他なんらか[の徳]…)の徳に反する罪について、赦しと償いと清めを請い求めます」。公教会祈祷文では、こうなっています。「かくおぼえたる罪とおぼえざる罪と洗礼以来犯したる罪、とりわけ(なんらかの徳)の罪とをことごとく痛悔し、これが赦しと償いとの御恵みを請い求め奉る。」。このようにすれば、確かに、赦されるべき罪がありますから、司祭は赦しを与えることができるのです。


2021年6月27日(主日)前後の聖伝のミサの予定:Traditional Latin Mass for June 27, 2021

2021年06月27日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア・インマクラータ!

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

愛する兄弟姉妹の皆様を聖伝のミサ(トリエント・ミサ ラテン語ミサ)にご招待します。

年間の予定はSSPX JAPAN MISSION CALENDARをご覧下さい。

今週末:2021年6月25日(金)26日(土)27日(主日)のミサの予定を再確定します。予定通りです。

【大阪】「聖ピオ十世会 聖母の汚れなき御心聖堂」 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目10-2 EG新御堂4階 〒532-0002 (アクセス)JR「新大阪駅」の東口より徒歩10-15分、地下鉄御堂筋線「東三国駅」より徒歩2-3分(地図

 6月25日(金)  17:30 ロザリオ及び告解  18:00 ミサ聖祭

 6月26日(土) 10:00 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭

 6月27日(日) 10:00 ロザリオ及び告解  10:30 ミサ聖祭

【東京】 「聖ピオ十世会 聖なる日本の殉教者巡回聖堂」 東京都文京区本駒込1-12-5 曙町児童会館(地図

6月27日(日)主日ミサが三回捧げられます。

午前8時20分頃から準備が出来次第、告解の秘蹟を受けることができます。二階です。

09:00 ミサ聖祭 歌ミサ(ライブ中継をいたします)Facebook live

11:00 ミサ聖祭 読誦ミサ
12:30 ミサ聖祭 読誦ミサ

それぞれのミサの間にも告解の秘蹟を受けることができます。二階の告解の部屋に司祭は待機しております。

【お互いに社会的距離を取ることができるように、分散してミサにあずかっていただければ幸いです。】

【名古屋】 主日のミサが捧げられます。

名古屋においては、次の場所と日時に聖伝のミサを捧げる予定です。

場所:愛知県名古屋市中村区名駅南1-3-14 石原ビル6階

聖伝の典礼を信徒の皆様に体験していただくためにも愛する兄弟姉妹の皆様を全てご招待いたします。

6月27日(日) 17:00 ロザリオ及び告解  18:00(午後6時) ミサ聖祭

Ave Maria Immaculata!

My dearest Brethren!

I want to reconfirm the Mass schedule for the weekend of June 27, 2021.

Mass times in Tokyo: June 27
09:00 - Sung mass Facebook live
11:00 - Low mass
12:30 - Low mass
It would help us maintain proper social distancing if you could consider spreading your mass attendance among the three masses.

Mass location:
"Holy Japanese Martyrs' Mass Center"
Akebonocho Jido-kaikan
1-12-5 Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo


Mass schedule in OSAKA:

Fri, June 25: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00

Sat, June 26: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30

Sun, June 27: Holy Sacrifice of the Mass at 10:30

Mass schedule in NAGOYA:

Location : Ishihara building 6th floor, Mei-eki-Minami 1-3-14, Nakamura-ku, Nagoya.

All of you are heartily welcome!

Sun, June 27: Holy Sacrifice of the Mass at 18:00.















--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】