往きは3分咲きの桜の花でもルンルン気分、帰りは花も見えない沈んだ気分で・・・。
古文書サークルの宿題が、机の上でドサッと鈍い音をたてました。
ずしりと重たい190枚のプリント!一人分の解読の宿題が10枚ずつで提出はゴールデンウィーク前です。
各人がこれを先ず鉛筆で書き起こし、何回も推敲して、一応目処がついたところでワードに打ち込み、責任者の方に添付で送信します。
責任者は全員の提出を待って活字分を4000枚印刷し、各人に190ページ枚ずつ分けます。
これを、サークルの勉強会で意見を出しあって1ページずつより正確な文字に直し、最終的には1冊の本に仕上げます。すでに2冊を出版済みです。
膨大な黒田家古文書を翻刻して残すのが目的で、もとは福岡市のボランティア活動として始まったサークルです。素人の私のささやかな力で参加しています。
このサークルの取りまとめは深い知識とスキルを持つ責任者あってこそ成り立つもので、心から感謝しています。平均年齢も高いのです。
今日あたりは桜も満開のはずですが、宿題が気になって出かける気持ちが大人しくしているようです。