みなさまもと存じますが、先週は忘年会のピークだった。
一週間のうち3日 一応主婦(夕飯調達部門)として気のひける事態であるが、オットはそれ以上、娘も同じような状況だったので心置きなく参加できた。
その中の二つを振り返ると
ジム友の女子会を 西★窪で・・・
独身エスティシャンのNちゃん(小西真奈美似)と宝塚男役風マダムHさん(コユキ似)の美しき二人と一緒である。
この二人、外見に似合わず体育会系 めっぽう酒が強くオトコマエ女子たち。この辺地域でしょっちゅう飲んでいるのでおいしい店に詳しい。
その二人が気に入ってる店というので期待して行った和食 野菜を楽しむ店でコースをいただいた。
駅からだいぶ歩いて回りの店が途切れるあたり 決して立地はよくないこの店
席数もそう多くなく目立たない店構え ところがなかなか予約がとれなく、平日でもにぎわっているらしい。
この日も平日で6時に行ったのだが、もうほぼ満席。
「すみません 狭い席なんですが」と案内されたのは小上がりのお座敷の小さいテーブルであった。
しかもそのテーブルにくっついた席には60過ぎのオジ8人くらいの集団がもうすでに盛り上がっていた。
(これじゃオジの宴会に相席じゃん)と思ったが仕方ない。オジは私以外の美女二人に色めきたった様子で「すみませんね~ オジサンばかりで」などと自虐的に挨拶してくれた。
美女過ぎて敬遠されるタイプのHさん 一応挨拶してあとは丸ムシ。以下同文。
Nちゃんが予約してくれたコースは安い方だったけど なかなか充実していた。
突出しで なんとかカブの浅漬けが出て
あぶりしめ鯖
野菜の素揚げ 新鮮なレンコンが美味しかった 厚い切り身なのに絶妙な揚げ加減
サラダ 素材 ドレッシング ともに美味
さわらの刺身
湯葉
野菜のかき揚げ
これに季節の炊き込みご飯がつく。グループに一種類 好きなご飯を釡で炊いてくれる。私たちは栗とぎんなんの炊き込みご飯をオーダーしていたが、ここまでくるうちにお腹いっぱいになってしまったら、ちゃんと分けてお土産にして包んで持たせてくれた。(翌朝ムスメが食べて感激していた)

デザート
まずはビールを一杯飲んで オーガニックのアフリカワインを一本空けて確か4000円代はめちゃくちゃお値打ち。予約が取れないのが納得である。
まだちょこっと飲み足りないね と
今度はショットバーに行って少々チーズをおつまみにグリューワインを飲んでさくっとすませて帰宅。
毎度思うがこの街は住民の舌が肥えているのかあまりハズレがない。そして都心に比べればずっと値段設定は安い。
隣の吉★寺より若者が少ない分落ち着いている。 いいな~ こんな街だったらなじみのバーなんて持てるのにな~ と イマイチ良い店がない街に住む私はいつもうらやましく思うのである。
そして昨日はいつもの同窓仲間 東京支部の忘年会だった。
先週も ジ★リーコンサートの際に実家地方であった友人もいるのに・・・
「まったくあたしたちって何度会えばいいのかね~?」と舞台友N
この仲間だと男も女もなく、裏も表も知り尽くし、多少の我が儘も許され、他人の喜びはわかちあえる気がする。殆どがアホ話の中にマジメな話もできる。ってことで 家族や実家の親たちも 「ホントにあんたたちの学年は仲良いね~」と半ばあきれられるほど集まっている。
今回は 東京タワーの真下にある料亭 と★ふ屋 う★い
東京タワーを借景にすごいロケーションである。
庭も広い 紅葉も綺麗に夜景に映えていた。 この場所でこの雰囲気だけでなかなか感動する。
集まったのは ♂5人 ♀4人

私は場所に合わせてこの日は着物
さてお料理はというと

落花生とうふ たらば蟹 柿の葉寿司

あげ田楽(ねぎ味噌が美味)

さわらとまぐろの刺身(ちょいと平凡)

ほっき貝とえび芋(この芋は美味だった)

メインの自家製豆腐 (豆乳にドカンと一つ おいしかったけど途中で飽きた)

秋鮭の西京焼き

鶏飯 赤だし

柿とかりんとう
ってなラインナップ。 乾杯はビールであとは竹筒に入った冷酒から熱燗にうつった。
料理は不味くないけど 西★の野菜料理の店に比べると新鮮味がイマイチ。ヘルシーだし体にいいことはわかってるけど豆腐は豆腐。それはそれでいいんだけど コスパを考えるとね~ 西★の2倍以上で豆腐は豆腐 と 変なところで主婦根性の計算が働いてしまうのである。
しかし広々とした完全個室で担当のお姉さん(着物に袴)のサービス
店内のしつらえ、何よりロケーションを考えるとこの値段は無理ないのか・・・
一度来てみたかったお店だったし、地方や外国からのお客さん接待には使えそうな所だと思う。
何の話をしたのか 恋する×1♂の告白を聞いたり、キャバ★ラ大好きの開★医にキャッチフレーズをつけたり 「いざ キ★バクラ」 他愛なく笑って過ごした。

表に出たら東京タワーがクリスマスバージョンになっていた。
会計をしている時に隣の部屋から出てきたやはり忘年会のオジグループの一人が酔っぱらって階段からすごい音を立てて落下。
酔っぱらいは強く ヘラヘラしながら起き上って無事そうなのを確認して 舞台友Nが
「蒲田行進曲やってんじゃねーよ」 と一言毒舌を残して(さすがに小声)★かいに別れを告げた。
その後 コーヒー一杯くらい飲みたいよね~ と 建築士Nちゃんの提案で近くのプ★ンスでお茶することになった一行だったが、変な所(駐車場)の側からホテルの庭に入ってしまった故

プリ★スの広大な庭に迷い込んでしまい歩いても歩いても入口がない。

あたりは真っ暗で私たち以外誰も歩いていない。 東京タワーが明りのバージョンを変えてそびえたっていた。 スカイツリーが脚光を浴びてるがこっちのほうがエレガントですわね。
やっとイルミネーションが見えてきて ホテルのエントランスにたどりついたが。(この庭は使える と恋する♂がつぶやいていた)

今日もロシア人の舞台友N
喫茶室は既にクローズしていてバーは3組ウェイティングというのでこの場でお開きにしたけど、ちょっと非日常の料亭と誰もいないホテルの庭で迷走した夜もオツなものであった。
「次は新年会かね」と舞台友Nの音頭でスマホであるいは手帳で予定を調べ始める私たち。みんなそれぞれ(私以外は)社会的にも重要ポストについているのに、時間を作って集まろうって気があるのは嬉しいもんだと思う。