今までブログには書かなかったが、二年ほど前からゴ○フを始めた。
40代の頃にも何人かから誘われたのだけど、その時は 興味もなかったし「絶対にしない!」と自分で決めていた。昔から文化系インドア派。しかもいい年こいてわざわざお金をかけて紫外線にあたってシミ&シワを作るのもどうかと思ったし、それを公言していたのである。
しかし、人間ってわからないもんですね。二年前に着物の会をやめてその分ちょっと趣味に費やすお金と時間の余裕ができた。その時何か楽器をやるかなとも思っていたのだけど、たまたま親しくしているジムの女性からゴ○フスクールの体験レッスンに誘われた。
まあ打ちっぱなしのレッスンくらいはやってみようか 嫌ならやめようと思って軽い気持ちで始めたわけです。やってみたら案外楽しかった。スコーンと当たって飛んで行くと気持ちがいいし、人と対峙して戦う系の球技(テニスとか、ましてや集団でやるママさんバレーの類)は今も昔もやる気にならないが、こういう自分との闘いってのは熱くならないワタシには合ってる気がした。
週一度、一時間少人数でコーチについてのレッスン。半年やってからスクールのラウンドレッスンに参加。練習場ではまあまあ当たるようになってたのに、実際のラウンドでは当たらないってことに結構愕然とした(だって地面って平じゃないし草も色んな生え方してるんだものw)
しかし、それも苦節半年。どうにか自力やっても同行者に迷惑がかからないだろうと自己判断したところで、去年の七月に友人とラウンドを始めた。
これぞ50の手習いってなもんである。
最初は服装などの準備からしてわからなかったけど、友人に聞いたりネットで調べたりしてどうにかこなした。だから最初のうちはただただ緊張感が先に立って楽しいよりめんどくさいと思った。ただその中に(もしかしたら面白くなるかもしれないなぁ)ってかすかな予兆があったし、最初ひどかったからまわるたびにスコアも縮まってきたのでだんだん面白くなってきた。
一緒に行くのはジム女子友の四人というメンバーも固定、平日に安い所を見つけて予約するのがワタシの役目、一番高速入口に近くて運転が苦にならない一人がみんなを乗せてくれて、交通費を三人で負担。誰かが都合が悪くなったら違う人も誘う形にしてなるべく安くあげ とにかく暑い時も寒い時もまずは経験してみようと思って毎月一度は行くようにした。ワタシは一旦始めるとそうのめりこまないけど結構しつこく淡々と続けるのである。
実は始めた動機の一つに いつかムスコとまわりたいってのもあって、それは彼の平日休みの時、去年の秋に果たした。それはそれで楽しかったのでそのうち機会を見つけてやろうと思う。今度はお嫁ちゃんのお父さんと三人でと誘われているし。こういう付き合いができるかもってのもこのスポーツならではかもしれない。
で、ですね。
以前から誘ってくれていたのが 親友AとNちゃんのリケ女キャリアウーマンズの二人である。
中でも、もう20年以上のキャリアをもち、自分の事務所でコンペも開いているNちゃんが「局ちゃん、やっと始めたんだね 今度ワタシの友達とツアーに行こうよ」と親友Aと一緒に誘ってくれたのである。
ワタシが7、8月 氷嚢とスポーツドリンクと虫よけと日焼け止めを駆使してくそ暑い埼玉でラウンドしていた話をしたら
「燃えてるねえ わたしだって真夏にここいらでラウンドするのはこの頃嫌だよ。どうせなら涼しい所行こうよ。標高1000mだから絶対に涼しいから。富士山も海も見えるし、すんごく気持ちよくラウンドできるよ!」と とても魅力的な言葉で・・・
Aも仕事を工面して行くというし、ワタシもオットに(彼はやらない人)行ってもいいかい?とお伺いをたて(まあ好きにすればとのこと)行くことにしたのである。
石川さゆりのほにゃらら越えの地である。
しかし・・・・
まだまだ酷暑のはずの東京の八月末、そこから抜け出して涼しい高原で快適なプレイ! のはずが 先週からあんれまぁ涼しくなっちゃったではないの・・・
そこからして思惑はずれだったが、NとAという気の置けない二人とその仲間の体育会&理系おじさんたちに囲まれて、楽しく話しながら新幹線で熱○まで行き、その後伊○へ バスに乗って高原に向かう間
・・・・あんれま 周りはミルク色の霧がたちこめてきたではないの。それも前の車のテールランプを頼りにしないとすすめないくらいの霧が出てきたではないの・・・
クラブハウスの20mくらい前にバスが停まると建物のドアが煙って見えないくらいの霧ではないの
(うっそ~ この中でやるのか?)と思ったんですけどね。誰一人やめようと言う人がいない体育会系のノリのオジオバたち・・・
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結局この中をNとAとワタシと三人で回った。前はオジ四人、後ろは別のグループの熟年カップル。
もちろん前の人がどこにいるかなんてわからないのでカートの位置をパソコン場面で確かめて打ち込まないようにしながら。
ティーショットだってまるで球筋なんて見えない。一人が打っている後ろで二人がしゃがんで必死でボールを目で追って
「多分ナイスショット」「多分ちょっと右」などと予想をしてだいたい落ちたところを予想してカートに乗りながらも必死でボールを見つけながら霧の中を進む。
幸い同い年の女性トリオ。若い子たちみたいに飛距離はないけどそんなに曲がらない。一人のボールが見つかるとだいたいその辺に他の2人のも転がっていることが多くてホールごとにロストボールするかと思いきや、案外ボールは見つかったのである。
しかしグリーンの5mくらい手前にたどりついても旗の立っているところも見えずに、どっちに向かってアプローチしていいのかもわからない。仕方がないので一人がピンのところまで行ってめちゃくちゃ手を振って「ここだよ~~」と怒鳴る始末である。今思い出すと笑える。
一度は誰のボールも見つからないのでローラー作戦としてフェアウェイを縦に三分割して三人で探して歩いたが、方向音痴のワタシは霧に巻かれてどっちがピン方向かわからなくなり、こりゃ~一人だったら遭難してるだろうと思った時もあった。
しかし、ハーフが終わってスコアを数えると、そんなに悪くなかったのである。余分な事(バンカーだの池だの)にまどわされずにいつもより球とその方向だけに集中したことが良かったかもしれない。霧が出やすいコースのためか、ティーグラウンドに、こっちに打ちなさいっていう→の標識が置かれていたので、とにかく一打目はその方向に打つことに専念。しかしボール探しに時間がかかって二時間半くらいかかってしまったけど。
お昼を食べてもいっこうに晴れない霧だけど、誰ひとりやめようと言わないw 次の組の熟年カップルはやめたみたいでラストはワタシたちだったので焦らずにはできたけど。
後半終わってかなり疲労困憊だったが、三人とも感想は「大変だったけど楽しかったね」である。いつかはこの三人でやりたかったのがかなったってこともあったけど、こういう困難なところで、それぞれ助け合うことができたこと。
そりゃあキャリアがあって、ここのコースにも慣れているNちゃんにはお世話になった部分が多かったけど、ワタシも案外ボールを見つけたし、ホントに理系頭のAは立体思考ができるのでグリーン上のコースを読むのがとっても上手だから、参考になったし。
「こうやってさ、この先年とっても助け合って生きて行こうね」
「ホントだよね、それぞれの得意分野で補い合わないとね、これからは色々衰えるんだからさ」
「うん、これからもよろしくね」
思いがけなく改めての女の友情を再確認し、今後それを強固にして老後に備えようとの覚悟もできたのであるww
しかし来年こそは カートのパソコン場面でしか確かめられなかった、見えるはずの富士山、見えるはずの伊豆大島を拝みたいと思った。
40代の頃にも何人かから誘われたのだけど、その時は 興味もなかったし「絶対にしない!」と自分で決めていた。昔から文化系インドア派。しかもいい年こいてわざわざお金をかけて紫外線にあたってシミ&シワを作るのもどうかと思ったし、それを公言していたのである。
しかし、人間ってわからないもんですね。二年前に着物の会をやめてその分ちょっと趣味に費やすお金と時間の余裕ができた。その時何か楽器をやるかなとも思っていたのだけど、たまたま親しくしているジムの女性からゴ○フスクールの体験レッスンに誘われた。
まあ打ちっぱなしのレッスンくらいはやってみようか 嫌ならやめようと思って軽い気持ちで始めたわけです。やってみたら案外楽しかった。スコーンと当たって飛んで行くと気持ちがいいし、人と対峙して戦う系の球技(テニスとか、ましてや集団でやるママさんバレーの類)は今も昔もやる気にならないが、こういう自分との闘いってのは熱くならないワタシには合ってる気がした。
週一度、一時間少人数でコーチについてのレッスン。半年やってからスクールのラウンドレッスンに参加。練習場ではまあまあ当たるようになってたのに、実際のラウンドでは当たらないってことに結構愕然とした(だって地面って平じゃないし草も色んな生え方してるんだものw)
しかし、それも苦節半年。どうにか自力やっても同行者に迷惑がかからないだろうと自己判断したところで、去年の七月に友人とラウンドを始めた。
これぞ50の手習いってなもんである。
最初は服装などの準備からしてわからなかったけど、友人に聞いたりネットで調べたりしてどうにかこなした。だから最初のうちはただただ緊張感が先に立って楽しいよりめんどくさいと思った。ただその中に(もしかしたら面白くなるかもしれないなぁ)ってかすかな予兆があったし、最初ひどかったからまわるたびにスコアも縮まってきたのでだんだん面白くなってきた。
一緒に行くのはジム女子友の四人というメンバーも固定、平日に安い所を見つけて予約するのがワタシの役目、一番高速入口に近くて運転が苦にならない一人がみんなを乗せてくれて、交通費を三人で負担。誰かが都合が悪くなったら違う人も誘う形にしてなるべく安くあげ とにかく暑い時も寒い時もまずは経験してみようと思って毎月一度は行くようにした。ワタシは一旦始めるとそうのめりこまないけど結構しつこく淡々と続けるのである。
実は始めた動機の一つに いつかムスコとまわりたいってのもあって、それは彼の平日休みの時、去年の秋に果たした。それはそれで楽しかったのでそのうち機会を見つけてやろうと思う。今度はお嫁ちゃんのお父さんと三人でと誘われているし。こういう付き合いができるかもってのもこのスポーツならではかもしれない。
で、ですね。
以前から誘ってくれていたのが 親友AとNちゃんのリケ女キャリアウーマンズの二人である。
中でも、もう20年以上のキャリアをもち、自分の事務所でコンペも開いているNちゃんが「局ちゃん、やっと始めたんだね 今度ワタシの友達とツアーに行こうよ」と親友Aと一緒に誘ってくれたのである。
ワタシが7、8月 氷嚢とスポーツドリンクと虫よけと日焼け止めを駆使してくそ暑い埼玉でラウンドしていた話をしたら
「燃えてるねえ わたしだって真夏にここいらでラウンドするのはこの頃嫌だよ。どうせなら涼しい所行こうよ。標高1000mだから絶対に涼しいから。富士山も海も見えるし、すんごく気持ちよくラウンドできるよ!」と とても魅力的な言葉で・・・
Aも仕事を工面して行くというし、ワタシもオットに(彼はやらない人)行ってもいいかい?とお伺いをたて(まあ好きにすればとのこと)行くことにしたのである。
石川さゆりのほにゃらら越えの地である。
しかし・・・・
まだまだ酷暑のはずの東京の八月末、そこから抜け出して涼しい高原で快適なプレイ! のはずが 先週からあんれまぁ涼しくなっちゃったではないの・・・
そこからして思惑はずれだったが、NとAという気の置けない二人とその仲間の体育会&理系おじさんたちに囲まれて、楽しく話しながら新幹線で熱○まで行き、その後伊○へ バスに乗って高原に向かう間
・・・・あんれま 周りはミルク色の霧がたちこめてきたではないの。それも前の車のテールランプを頼りにしないとすすめないくらいの霧が出てきたではないの・・・
クラブハウスの20mくらい前にバスが停まると建物のドアが煙って見えないくらいの霧ではないの
(うっそ~ この中でやるのか?)と思ったんですけどね。誰一人やめようと言う人がいない体育会系のノリのオジオバたち・・・
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結局この中をNとAとワタシと三人で回った。前はオジ四人、後ろは別のグループの熟年カップル。
もちろん前の人がどこにいるかなんてわからないのでカートの位置をパソコン場面で確かめて打ち込まないようにしながら。
ティーショットだってまるで球筋なんて見えない。一人が打っている後ろで二人がしゃがんで必死でボールを目で追って
「多分ナイスショット」「多分ちょっと右」などと予想をしてだいたい落ちたところを予想してカートに乗りながらも必死でボールを見つけながら霧の中を進む。
幸い同い年の女性トリオ。若い子たちみたいに飛距離はないけどそんなに曲がらない。一人のボールが見つかるとだいたいその辺に他の2人のも転がっていることが多くてホールごとにロストボールするかと思いきや、案外ボールは見つかったのである。
しかしグリーンの5mくらい手前にたどりついても旗の立っているところも見えずに、どっちに向かってアプローチしていいのかもわからない。仕方がないので一人がピンのところまで行ってめちゃくちゃ手を振って「ここだよ~~」と怒鳴る始末である。今思い出すと笑える。
一度は誰のボールも見つからないのでローラー作戦としてフェアウェイを縦に三分割して三人で探して歩いたが、方向音痴のワタシは霧に巻かれてどっちがピン方向かわからなくなり、こりゃ~一人だったら遭難してるだろうと思った時もあった。
しかし、ハーフが終わってスコアを数えると、そんなに悪くなかったのである。余分な事(バンカーだの池だの)にまどわされずにいつもより球とその方向だけに集中したことが良かったかもしれない。霧が出やすいコースのためか、ティーグラウンドに、こっちに打ちなさいっていう→の標識が置かれていたので、とにかく一打目はその方向に打つことに専念。しかしボール探しに時間がかかって二時間半くらいかかってしまったけど。
お昼を食べてもいっこうに晴れない霧だけど、誰ひとりやめようと言わないw 次の組の熟年カップルはやめたみたいでラストはワタシたちだったので焦らずにはできたけど。
後半終わってかなり疲労困憊だったが、三人とも感想は「大変だったけど楽しかったね」である。いつかはこの三人でやりたかったのがかなったってこともあったけど、こういう困難なところで、それぞれ助け合うことができたこと。
そりゃあキャリアがあって、ここのコースにも慣れているNちゃんにはお世話になった部分が多かったけど、ワタシも案外ボールを見つけたし、ホントに理系頭のAは立体思考ができるのでグリーン上のコースを読むのがとっても上手だから、参考になったし。
「こうやってさ、この先年とっても助け合って生きて行こうね」
「ホントだよね、それぞれの得意分野で補い合わないとね、これからは色々衰えるんだからさ」
「うん、これからもよろしくね」
思いがけなく改めての女の友情を再確認し、今後それを強固にして老後に備えようとの覚悟もできたのであるww
しかし来年こそは カートのパソコン場面でしか確かめられなかった、見えるはずの富士山、見えるはずの伊豆大島を拝みたいと思った。