局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

例外的ミーハーを告白する

2009-03-31 19:54:05 | 様々な思い
今朝 曙橋のマンションの最上階に住む友人からメールが届いた。

「すごいよ~ PAC3が家のマンションから見えるのよ~」

そう言えば市谷駐屯地が彼女のマンションから見下ろせたはずである。

それにしてもあのごちゃごちゃした人口密度の高い東京のど真ん中から迎撃ミサイルなんて本当に発射できるのであろうか? 想像すると恐ろしいことであります。

実は あさってからまたちょっと旅行する予定である(今度は夫と二人旅)
国内だが飛行機にのる予定。帰りの日が北朝鮮の衛星(?)打ち上げ予定の日とかぶってしまう。
被害にあう確立は低いと思うが非常に気持ちが悪い。心配性で気の弱い人なんぞは旅行日程も変えかねない事態だろう。
落ちるかもしれないよ~ なんて ところで仕事する海の男たちもいや~な思いをしているだろう。

どうしてみんなもっと怒らないの?

あの時代錯誤の軍服を着たへんてこりんな軍人が 打ち上げるのは衛星なんだから迎撃したら戦争とみなす なんて 北朝鮮のTVでわめいてたのを見て 温厚なワタクシも「あんた死んでいいよ」と思った。
宇宙衛星だったら垂直に打ち上げりゃいいじゃない 人んちの上を変なもん飛ばそうとするんじゃないよっつうに。

って、がらりと話題は変わりますが・・・(一応最後には関連付けるつもりなので呆れずに読んでね 

タレントなどに無償の愛をささげておっかけするような人々をミーハーと仮定すると私はかなりミーハー度が低い女だと思う。
思い返せば少女時代、周りがご三家 郷ひろみだ西城秀樹だと騒いで 「ねえ 局は誰がすき?」なんて聞いてきた時もぜ~んぜん興味がなかった。
ジャニーズにも大して興味もないし (自転車に乗ってたナマキムタクも地元でばったり会ったが へ~ キムタクだ と思っただけであった)韓流スターも然り、宝塚男役もキレイだな~と思うがお茶会やデマチに情熱を傾ける気力はサラサラない。。
おっかけても自分の物になんないのに熱をあげたことはないのであります。
現実的っちゃ現実的な女である。

しかしですよ。
この方がTVに出ると固まって凝視してしまうワタシ。



斎Oアジア大洋州局長サマ

彼が審議官の時、拉致問題で初めてお姿を拝見した時よりなんて素敵な方だろうと感動し、その気持ちは何年も継続しております。(だからどうだっての ですが)
容姿、知性、男気・・・ここまで何拍子も揃ったお方はマレでございますね。

北朝鮮のミサイル問題は腹がたつけど 斎OサマのTVへの露出がここのところ多いのことだけ嬉しいわ。

総書記に負けるな!
容姿じゃ 10000倍以上勝ってる ってか 比べる事自体間違ってるね、勝負になんないや。






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花冷え

2009-03-29 21:32:37 | 日々の生活
ここ数日の東京の寒さはどうだろう。
一週間ほど前に開花宣言した桜はつぼみのまま枝にしがみついているところが大半、ごく日当たりのいいところだけチラホラ咲き始めたという状態であります。

今日は、姑のところに届け物があったので夫と車で出かけた。普通に行けば30分ほどの行程だけど、だいたい夫と行くとまっすぐに行ったためしはないのである。
今日も、あそこの桜は早いはずだ とか ついでにあそこに寄りたいな とかで迂回後迂回。都内をあちこちより道しながらのドライブとなった。



満開の桜はソメイヨシノではない、ちょっと白っぽいもの。



夫の通っていた小中学校の前を通る

「小学校2年の時に 学芸会の劇で海老の役をやるのがどうしても嫌でさ、劇が始まる前に逃げ出して あの建物の後ろに隠れたんだよな~」

「どういう劇だったの?」

「海老の背中はなぜ丸いっていう アホらしい劇」

「それで海老だったら、主役じゃん あなたが抜けたら劇にならないんじゃないの? どうして嫌だったの?」

「直前に赤いタイツを履くってことがわかって絶対イヤダと思った」

「くっだらねえ理由 それからどうなったの?」

「あせって捜しにきた担任のおばはん先生に拉致されて結局タイツは履かないで出た」



「あそこがOO山で 他のクラスの奴とか一年上の奴とかとよく決闘したんだよな」

「何で決闘するの?」

「別にどうってことないんだけど、男にはそうやって意味なく戦わなきゃならない時があったわけ、お前には理解できないだろうなあ・・・」

「うん まるっきり理解できないね」

「色々やったなあ 男子トイレじゃうOこしてる ××の上からバケツで水ぶっかけたりしてさ」

「最低な生徒だね 

「そいつ すごいおぼっちゃんでさ 親がOOの社長で毎日プレジデントで運転手が送ってきたんだぜ」

「あなたはその子を貧乏人の僻みでいじめたわけだ 

「あはは うるせえよ。よくそいつの車が、俺がOOのバス停でバス待ってると拾ってってくれたんだけどさ」

「恩を仇で返す奴だね」



「ここの柵ぎりぎりのところからさ、あの校舎の上まで俺の凧だけあがったんだぜ。自分が骨組みから組み立てて和紙を貼って作った手作りのやつ。そういうことやらせると負けを知らなかったなあ」

「へ~、その後の人生に役にたってるのかねえ」

「知らないよ いいだろ、別に」



「ここは前、浅い川だったよ。蓋されちゃったんだよな」

「そうなんだ」

「ここでも散々いたずらしてさ」

「いたずらしかしなかったんだね」

「ほら ここにあるM工務店 昔からあったんだけどさ」

「うん」

「ここに2mくらい砂利の袋が積んであってさ、友達三人とそれを運んで川に入れちゃったんだよな」

「信じられない 、何のために?」

「川をせき止めようと思ったわけね」

「バッカじゃないの その三人って誰よ?」

「○○と ××と あとお前の知らない今シカゴにいるやつ」

○○も××も現在偉くなってます。

M工務店の方 その節は申し訳ありませんでした。

ホントに夫は小学校の頃、信じられないくらい悪ガキだったようである。
私も弟もその手のいたずらとかはまるでやらない子供時代だった。
なので、息子の小さい時のやんちゃぶりや 中高の時の悪さには頭をかかえた時もあったし、理解に苦しんだが、夫は泰然としていた。
何のことはない、自分も同じようなことをしていたからだったのね。

その息子、私達が姑の家についた時メールをしてきた。

「家にユニフォーム取りにきたらんだけどカギがなかったから侵入した。オカンのカギは郵便受けの中に入れといたから」

侵入って どこから・・・?

「俺の部屋の窓だよ」

二階の窓が開いていたのだろうか? 家は半地下の駐車場の上に建っているので2階といっても3階くらいの高さがあるし、息子の部屋に上るような足場になるようなものはない・・・

「泥棒だと思われるよ」

「大丈夫だよ 近所に見られても またやってらあって思われるだけだよ」

 夫の血筋である・・・ 








コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビタミンなお茶受け

2009-03-27 23:38:32 | 食べる
先日新聞で、ビタミンCのアンチエイジング効果についての記事があった。
そりゃー気になるお年頃 ちゃんと読みましたさ。
今までの摂取するべきとなっていた量より ストレス多き現代人ってのは多く取る必要があるとのこと。 それも一度に大量でなく一日に何回かに分けて摂取するべきとのこと。

さぼっていたビタミンCサプリをまた飲み始めた(すぐその気になる)

と同時に家にある柑橘系で何かおやつでも作ろうと思い立った。

先日友人より大量のキンカンを送っていただいた。
宮崎の完熟キンカンでそのまま食べてもとてもおいしかった。残り少なくなっていたのを全部使って蜂蜜煮にしてみた。



さっと湯がいたものをザルにとって 縦に何本か包丁目を入れて 重さの三分の一くらいの蜂蜜とカサの半分くらいひたるくらいのホワイトリカーを入れて落し蓋をして20分くらい煮るだけ。
そのまま冷まして一晩おいて 次の日に瓶詰めした。
どうせすぐに食べちゃうだろうからそんなに甘さ控えめ。
冷やして蜂蜜味の染みたものは超美味なんですけど・・・



左のものは、この時の蜂蜜のシロップが余ったので今度は大分から送っていただいてた文旦の皮を煮てみた(ノーワックスだったので)
これは 半日くらい水に漬けた文旦の皮を適当に切って 二度くらいゆでこぼして余ったシロップに砂糖を足して30分ほど煮たもの。途中味見して苦味が強いようなら砂糖を足したりホワイトリカーを足したりした。
さめてからグラニュー糖をまぶして冷蔵庫保存。

これはそのまま食べてもいいし、紅茶に入れてもオレンジ風味がついておいしい。
私は人工的な香りの紅茶は嫌いなんだけどこれなら好きです。
OGGIのみたいにチョコレートでコーティングしてもおいしそうと思ったが 娘から 柑橘類とチョコは私はミスマッチだと思うときっぱり反対されたのでやめておいた。

娘と夜のお茶タイム。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワルキューレを見てきた

2009-03-26 10:07:27 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日はレディースデイ狙いで久しぶりに映画に行った。新宿ピカデリー。

トム・クルーズ主演 ワルキューレ

第二次世界大戦時に実際にあったヒトラー暗殺計画を題材に、トム・クルーズが主演を務める戦争サスペンス。ヒトラーの独裁政権に屈する者と世界を変えようとする者そして両者の裏で陰謀をたくらむ者が、戦争の混乱の中で繰り広げる駆け引きを描く。監督は『ユージュアル・サスペクツ』『スーパーマン リターンズ』などのヒットを飛ばすブライアン・シンガー。ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプなどの演技派キャストが脇を固め、最後まで緊張の糸が途切れないドラマを展開させる。(シネマトゥデイ)


↑ヤフー映画サイトより

あの辺の時代って高校世界史なんか駆け足で通り過ぎてしまうし、受験科目でもなかったので、とおりいっぺんの背景しかわかりませんが・・・
どうしてあんなにドイツ民族がヒトラーっていう独裁者に付和雷同してしまったのか理解できないなーとは思っていたのだけど、将校という立場の人間による暗殺計画があったということで やっぱり身内からも、あの状態をどうにか変えなきゃならんという気持ちから実際に動いた人々がいたのね~と納得することができた。

暗殺実行するところ、ワルキューレ作戦の改竄書類にヒトラー自らのサインをもらうところなど、結構手に汗にぎる状態で思わずドキドキしてしまったし、私的にはあまり趣味じゃない映画だったけど(映画は能天気に楽しめる物の方が好きなもんで)最後まで飽きることない映画だったと思う。


終わった後は 伊勢丹会館のAENに行って遅いランチ



ここは4時までランチをしているので映画の後に食事がずれこんでなんて時には便利です。野菜がたくさんで女性好みであろう。

一緒に見に行ったのは 昼行灯

「トムクルも軍服着せると美男だね~ しかしどうも彼の横顔を見ると カメを思い出しちゃうのよね。山Pもそうだけどさ~、カメ系イケ面の系譜ってあるのね。」
と 感想を述べたらコーヒーにむせていた。
トムクル、山Pファンの方 すみませぬ 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WBCがついてきた

2009-03-24 22:30:57 | 見る(映画 劇場 美術館など)
やってくれましたね、 日本代表・・・

昨夜、「明日は日韓戦」 という話題で書いてあった⑦パパブログに 私がつけたコメント それについて⑦パパさんからのついたレスは次のとおりである ↓


>今年の日韓戦は私が見た時、全部負けてくれました。
>明日は見ないようにしようと思っとります。
-----
ありがとう、観なかったんじゃろ!?
(2009/03/24 02:45:14 PM)

そう、今回 飽きるほど繰り返してくれた韓国戦、なぜか私がヒマで TV観戦した時は日本の負け試合だった。
そういう時に限って 夜のニュースで繰り返しその映像も見る機会があって もういいよ、と内心思いながらTVを消すか 他の家族が見ている場合はその前を離れたのだったが・・・

出かけていたり、他の用事があったりして試合があるのをすっかり忘れていた時に限って 日本は順調に勝っていた。
なので、私なりにゲンをかついで 韓国との決勝戦は見ないことにしておこうと思った。

どうせ 今日は予定がつまってるしな~ 見てるヒマないや~ とも思っていたし。

ところが・・・

朝 夫を送り出し 家事をすませ 銀行に行き 電車に乗って某クリニックに行った。

待合室のTVは日韓戦が始まったばかりだった。あら、見ちゃうじゃないと思ったが待ち時間、延べ20分ほど観戦。 クリニックを出た時は0-0だった。

そしてまた電車に乗って一旦都心に出てデパートでお使い物を買ってから 今度は仕事に行くために電車に乗る。
会社の最寄の駅に降りて商店街を行くと 電気屋の前のTVは当然WBC。スコアは1-0でリードしていた。よっしゃと思って会社に着くと、昼休みのおっちゃんたちは会社の前で ワンセグを観戦しながらタバコをすっていた。
「どうなった?」って聞いたら 「今 ホームランで 1-1に追いつかれたよ~」とのこと。

ああ これ以上見たくないやと思って自分の机に座ってパソコンを立ち上げて仕事を始めた。
しばらくそのまま仕事をしていたら、社長が昼休みを終えて戻ってきて
「今 いい所なんや」と 隣の商談室のTVをつける。
確かに いい所で7回 また日本に勝ち越し点が入ったところだった。
社長、そのままTVつけっぱなし。私の机から斜め後方なのでついチラチラ見てしまう。 次の回でまた点が入った時には社長と 「やりましたね」と喜び合う。

そのまま背中で観戦していると 9回のダルビッシュのボールの連続。
社長と 「そないに固くならんでも おちつけ!」「若いからしょうがないんじゃないんですかね~」「しもーた、延長や」 と 
いつのまにか仕事も放り出して二人でTVの前に移動して観戦w(なんてゆるい会社であろうか)

今日の会社滞在時間2時間半。ノルマが終わり、延長が決まったところで会社をあとにする。



帰り道 商店街の電気屋の前の人だかり。
三丁目の夕日の時代の街頭テレビでプロレス中継を見る昭和の人々のようであった。
電気屋を通り越しても どこの店でもTVをつけているようで 歩いている間ずっと中継の音が聞こえていた。
残念ながら駅について改札口を通っていたので イチローのタイムリーは見逃してしまった。

それから着物の会その他の用事で 食の伝道師Fさんの家に行く予定だった。
電車内は空いていたが、殆どの男性はくいいるように携帯を眺めている。当然ワンセグで観戦中であった。
電波が悪くてなかなかTBSに合わせられなかったが ここまできたら私だって見ないわけにはいけない。 チラチラする携帯の場面を見ていたら 10回裏2アウト、そこで一瞬場面が固まったあとに ダルビッシュの最後の投球が決まって 彼のガッツポーズ。
5-3で日本の勝利が決定した瞬間に自分もガッツポーズをする若い営業マン風のお兄ちゃん。
車内の中は 緊迫感からほっとした空気とどことなく喜びを共有しようという空気が流れた。

結局 都内を移動しながら 途中で仕事もしながら(まあ半分は観戦してたが)WBCの試合の流れ 殆ど見てしまった。

3時にFさん宅につくと
「ねえねえ 勝ったのよ~」と満面の笑みでFさんが迎えてくれた。
「ワンセグで見てましたよ~」と言って喜びあう。

着物の会の資料の打ち合わせをして 帰ろうと思ったら
「ねえ 局ちゃん 今日は夕飯作ってきたの?」とFさん
今日は夫は泊まり、娘はバイトで遅い予定。
「別に今日は一人だから家に帰ってから作りますよ」と言うと
「じゃ お祝いに焼き鳥で一杯やりましょうよ~」

オバ二人で WBC優勝の祝杯をあげてしまった(なんだかんだ理由つけて私達も好きね)

    


備長炭で焼かれた焼き鳥は表面カリカリ 中はジューシーで美味だった。

結局見ないつもりがWBCではじまり祝杯で終わった一日。

普段プロ野球なんぞシーズン中には一試合も見ないのにこういう時だけにわかナショナリストになるのも我ながらおかしなものだとは思うが、気持ちよかったわ。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆとり娘と百人一首

2009-03-23 22:47:31 | 家族あれこれ(犬も含めて)
夕べのこと、夫が次の日早いからとさっさと寝室に行ったあとブログを書いたりお返事してパソコンを終了させ寝ようかなと思っていたところに娘が帰って来た。
ダンスのサークルのあと、友達と焼肉を食べてきたとご機嫌である。

お茶を入れてお土産のラスクを二人で食べていたら

娘 「ねえママ、百人一首でさ、あなたに出会う前は何にも考えなくて気楽だった~ みたいな歌ってあったよね。あれなんだったっけ?」
局 「ん? 恋の歌?」
娘 「そそ どんな歌だっけ? 今日話題になったけど誰も思い出せなかった」
局 「恋の歌ねえ 恋すてふ 我が名はまだき・・・ あっ これは違うな、じゃ、物やおもふと人の問ふまでの上の句ってなんだっけ?」
娘 「知らない」←あっさり
局 「あ~ 思い出せないと気になる う~~んと え~~と あー出てこない あんたも考えなさいよ」
娘 「このラスク おいしいね もう一枚食べよ」
局 「こんな夜中に食べると太るよ あっ しのぶれど色に出にけり我が恋は だ!」
娘 「それが あなたに会う前とは関係ないよね」
局 「確かにそうだね じゃ なんだろ? 会う前は何も考えなかった歌ね~・・・」
娘 「早く思い出してよ」
局 「自分こそ考えなよ 毎年年明けに百人一首の試験があったじゃない」
娘 「役に立たないもんだね~ 無理やり覚えさせられた知識って~」
局 「あれだけ協力してやったのに バカヤロ~」

思い返せば娘の学校 中学で古典の基礎を習いはじめると年明けに中高一斉に百人一首の試験があった。学年ごとに何首までと合格ラインが決められ、高校になると旧かなづかいの漢字と作者名まで書くことが要求された。
そっち方面に興味のなかった娘、いつも追試におびえながらギリギリラインでかろうじてやりすごして一年たったらまた真っ白のまま覚えなおしといった繰り返しであった。
私も少しは協力してやろうと娘が大学に入るまでの冬休みは 上の句を言って下の句を言わせたりしたものだが、毎年見事に白紙にリセットしてしまう娘の頭の中はお見事である。
(どれだけゆとり脳なんだよっ!)
ネットで調べようかとも思ったがパソコンをまた立ち上げるのもめんどうだし、自分で思い出すのもボケ防止と思って 頭のすみから百人一首記憶を必死で呼び起こす。

そして

局 「あっ わかった!  逢ひみての 後の心に くらぶれば
 昔はものを 思はざりけり だ!」
娘 「あっ そうそう さすがママ。だてに年とってないね~」
局 「年のせいじゃなくて 基礎的教養があるって言うんです!」←威張る
  「あんたこそ 最近習ったこと忘れすぎよ。 知識が身についてない証拠だよ」
娘 「そんなこと言ったってさあ あの頃 恋心なんてまるで縁がなかったからしょうがないじゃん。身に染みなかったから覚えなかったんだよ」
局 「そういうもんかしらね~ じゃ、今は身に染みてるの?」
娘 「まっ 多少はね」

君は理屈だけは一人前だわね、娘よ。

ちなみに 逢い見ての の見るってのは この時代は契る、つまり やっちゃうの意味があるはずだけど、その辺の解説はやめておいた。
そして、今日 誰と、どんなシチュエーションで百人一首なんて話題に出たのか聞こうかと思ったがそれもなんとなくやめておいた。

確かに恋や別れの歌とか 人生を振り返って若い時の我が身を思う、なんて歌が身に染みるのはある程度人生経験つまないと ではあるけどね。

花の色は うつりにけりな いたづらに
我が身世にふる ながめせしなに

 うん 身に染む 身に染む。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連休それぞれ

2009-03-22 22:56:22 | 日々の生活
私の実家周辺・・・ ここ10年あまりの いわゆる地方衰退の例にもれず というか典型的な例としてあげられるくらいの衰退っぷりである。
特に駅のそばや昔からの街中の商店街のさびれたことは 帰省するたびにため息がもれるくらいである。

今回、両親と弟夫婦と行ったおいしいレストラン、残念ながら実家のある市ではなくて隣の市である。
絶対うまいよ との弟の推薦で出かけてみたメキシカン

    こんな外観のお店である。

コースを頼んでみた。

  

コロナビールにトルティーヤのチーズのせをつまみに

 半熟卵が入ったトマトスープ 酸味と辛味がマッチして美味

  キノコのタコス

  エビのガーリックオイルあえ

 なんとか風の肉料理 サワークリームのソースでまろやかな味わい

  季節限定のカキのチーズ焼き

  サラっとした炒めご飯

  ライスプディング

これに確かサラダとコーヒーがついたはず。
どれもおいしかった。家の近くに結構流行っているメキシカンがあるのだが、それよりずっとおいしい。コースの構成もバラエティに富んでて食べすすんでいて楽しかったし、提供してくれるタイミングも遅くもなく早くもなくちょうどよかったし・・・ 
オイルが植物性のせいか、かなり量は食べたのに次の朝も胃にもたれてなかった。
両親もしっかり全部食べるという健啖っぷりだった。(よく食べる年寄りだわ)

地方のメキシカン あなどれず。これは夫と子供たちにも食べさせたいと思ったわ。

次の日、こちらに住む同窓生の一人がお茶に誘ってくれた。家業(堅いオシゴト)を継いでいる傍ら 趣味でDJなぞやっているオトコである。私が帰省するのにあわせて夜は飲み会を企画してくれていたのだが、夕方ちょこっとドライブがてら新しく発展したエリアを案内してくれた。
衰退している旧市街でなく 私の知らない間に北の方におしゃれなエリアができているらしい。

ご丁寧に家まで車で迎えにきてくれてそこのエリアに連れて行ってくれた。
確かに レストラン、カフェ、ブティックなどしゃれた店ができていてびっくりした。10年ほど前は畑と鶏小屋だったエリアである。

顔の広い友人はどこにいっても挨拶されて、コーヒーを頼んでもケーキが出てくる歓迎されっぷりであった。ワタシもおこぼれにあずかりました。




なかなか素敵な店内と、ご当地ロールケーキとして売り出したいというパンプキンロール。
ロールケーキは生地もクリームもかぼちゃのペーストとよく合っていておいしかった。
コーヒーがなんか酸化した感じがあってイマヒトツだった。ニシナヤさんの豆を紹介したかった。
知らないうちに今までなかったエリアが発展しているのはびっくりしたし、それはそれでいいんだけど、あまりこの地方ならではってところがないのよね。
OOの代官山と言われてるんだよって冗談まじりに他の友人も言っていたけど、確かにおしゃれではあるが東京の焼き直し感もあり。
街中にあったレンガの倉庫を平気で壊してつまらないスーパーにしちゃったり、この辺ならではの養蚕農家の独特の建物も殆どないし、一度壊したらそれっきりの物をどこでも見られるものに置き換えるだけってのもなあ・・・
そう思うのは故郷から出てきてしまった者の勝手な郷愁なのかしら?
もうちょっとこの地方ならではの物を残しつつ発展させて欲しいなあ・・・

その後 他のみんなと合流して飲み会に・・・



飲み物持込可、コースで色々出してくれて、何時間いても3000円という値段設定のおなじみカフェである。このへんはやっぱり地方の優しさですね。

途中から、電車でこちらに来た夫も加わる。
しっかりなじんでいるのがおかしいけど、お互いの同級生仲間と遊べるってのもなかなか楽しい。

結局12時すぎて二人で酔っ払って帰宅。
夫は朝になって両親に挨拶。

今朝はお墓参りに行ってから 高速が混まないうちにとお昼頃東京へ戻って今度は夫の方のお墓参りに。結局夫のワタシの実家滞在時間は10時間ほどであった。

家に帰って夕飯の支度をしていたら 三日間大会だった息子は80チーム中5位だったと口惜しそうに富士地方から帰って来た。これから三日間ほっといた彼女をなだまるために夕飯はM子と食べるといってそのまま寮へ。
娘はダンスの後は焼肉食べてくるねとまだ帰宅せず。
バラバラだけどみんなそれぞれ自分のことやってて元気だからそれで良しとしましょ。

実家のワカモノ犬とさんざん遊んだ我が家のおじさん犬

  

疲れ果てて爆睡中



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然なり、わが母

2009-03-20 12:08:18 | 日々の生活
昨日は母と某クリニックに行った。診察が終わって支払いの計算を待っている時のこと…
赤ちゃん連れのお母さんがいた。つかまり立ちがやっとできるくらいで何にでも興味を持ってじっとしていないような月齢の赤ちゃんだった。
小さい子好きな母、あやす、あやす。
赤ちゃんも母になついて手を伸ばしてくる。
「可愛いボウヤねー、このくらいのお子さんは。孫の小さい頃が懐かしいわ」
「まぁ、元気ね、こんなに活発なボウヤだとママも目が離せないわねー」
赤ちゃんが自分のおもちゃを「ちょうだい」 と言った母の手に渡したので、母、ますますご満悦。
「ほら、気に入った人じゃないと自分のおもちゃはくれないのよ、ボウヤ、いい子でちゅね」
私は、内心ハラハラっていうか穴があったら入りたい気分…
なぜなら…
「○○かほちゃーん」と診察室から呼ぶ声が…
母よ、ボウヤ、ボウヤと連発していた赤ちゃんは女の子だっちゅうに! スカート履いてたろうに!
「あらー、そうだったの?だって坊主頭だからさ」とめげない母。
内心複雑だったろうがニコニコ黙って笑ってた若いママ、ごめんよ~
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の高速

2009-03-19 14:03:57 | 日々の生活
七時に家を出て実家に向かう。
都内の幹線道路はまだすいていて高速入り口までスムーズについた。
「今、○○だからね」と実家に電話しておく。
右手から斜めに差し込む朝日が道路に反射する。ふるさとの山が見えてくる。
愛車は快調。追い越し車線をひた走る。
実家につくと、待ち構えたように父が迎えに出てくる。
「早かったな、飛ばしたろう」と笑いながら…
父のあとから玄関を入りながら、「おはよう」か「ただいま」か、一瞬まよう里帰りの朝。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学習と満腹

2009-03-17 23:05:42 | 日々の生活
日曜日のこと、一級建築士の親友Aに誘われて、夫と一緒にある講座を聞きに行った。
高齢者専用の賃貸住宅 いざって時には介護もつくよ ってものの説明会だった。
近い将来 両親、そして自分たちの老後のためにこの手の勉強しておいても損じゃないなってことで聞きにいったのである。

せっかくの日曜、つまんなかったらイヤだなと思いながらだったがなかなか興味深かった。
介護保険制度が開始されてまだ10年もたっていないのに 予想以上の高齢化がすすんで 色々切り捨てられていっている現状や なるべく病院や施設ではなくて、在宅、地域社会でケアをするように国がすすめているんだろうなって実態がわかった。
確かに 自分に置き換えて考えてみれば、いざって時の医療機関への受け入れ態勢がととのっていて、高齢者に適した住環境があれば、年取ったとしてもなるべく自立して生活して行きたいと思うしなあ。
そして、ここ数年の間に何度も制度が見直され、お役所の管轄が厚労省と国交省にまたがるため基準が複雑で統一化が図られていないことなど、なかなかこの業界が苦労していることも感じられた。(こういう縦割りってのは腹たつね、ホント)
夫も興味ある分野らしくて、メモをとりながら聞いていたようだった。
たまにはこういう事も頭に入れとくのもいいもんだと思った。
自分で本を読んだり、ネットで調べたりするだけだとイマヒトツ頭に入ってこないのよね。

親友Aは数年前にこの手の住宅の研究に北欧まで視察に行ったはず。これからの社会のニーズに大切なところに派遣されているのはサスガである。
いざって時には相談にのってもらおうと思った。

セミナーが終わったのが3時過ぎで、Aと三人でお茶することにした。
お茶のはずが、腹もすいたからなんか食べよう、ビールも一杯くらいってことで、最近できたイタリアンに・・・

  新宿西口野Oビル 通路から吹き抜けになった店内がみおろせる

    ピザ焼きの石窯もある店内

  チーズが普通のモッツァレラと水牛のものと選んでトッピングできるピザ 水牛の方をチョイス、おいしかった

  イカ墨パスタ ゴロゴロ入っているオリーブが美味 パスタのゆで加減もちょうどよかった。三人でお歯黒状態を笑いあう。


これとサラダとデキャンタの白ワインも頼んで三人でシェアしておやつにした。
食事もワインの量も(たっぷり二杯ずつあったし)ボリュームもあっておいしかった。この店はウィークデイは行列だってね、さもあらん。

ここと同じビルの同じ階に ベッOラがあるんだけど そこの100倍はおいしいと思います。っていうか ベットOのまずさと量の少なさ(その割りに高い)は特筆に価しますので。
この店に触発されて ちっとはまともになってもらいたいと思う。(辛口ですまんけど 二度行って二度ともホントにまずかったが、他にこの地区に気軽に入れるイタリアンがあまりなかったからそれなりに流行っていたのである)

Aと別れて帰宅したら 息子がM子と現れた。
「今日 TOEICだったんだ~ 頭が疲れて腹減ったからなんか食べさせて」とのこと。
満腹だったけど、カワイイ息子のため、冷凍庫と冷蔵庫をさらってカレー鍋(永谷園のカレー鍋の素を使って)にした。
今度はビールを飲みながらちょっとだけつまんでまたまた結構食べてしまった。

頭とお腹を使った日曜日が暮れた。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私もやってみた

2009-03-15 23:35:34 | 記憶の箱
ちまたで流行ってる初恋の人からの手紙ってサイトを試してみた。(⑦パパさんのところで見たので)
赤字は寸評

tsubone、ひさしぶり。
もうモテる女性を「下品な女」と罵るクセは治りましたか?毎日のように言っていたtsuboneをなつかしく思います。←ちょっと違うかな 美人でもてる同性の友人は好きです

喧嘩が増えてきて、tsuboneが「もっと大切にしてくれる人と付き合う」と言い捨てたあの日から、もう33年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思って。ふふ。驚いたかな?

思い返してみると、いつも恋愛の主導権を握っているのはtsuboneのほうでしたね。ときどき告白されるtsuboneに対し、女子と接点すらほとんどないおれ。←これも違うな ライバルもいないような男には食指が動かんですがねtsuboneがいつも「私たちは束縛とかしない自由なカップルでいよう」と言っていたのは、おれにとって、ほとんど「いつでも別れるぞ」という脅迫のようなものでした(苦笑)。今でもその場面が夢に出てうなされます。

あ、そういえばtsuboneからしてみれば、おれは初恋の相手なのかな?付き合った当初はやけにtsuboneが不安げだったのをよく覚えています。「手はつないだほうがいいの?」「週に何回会えばいいの?」って、正直うるさい(笑)←結構マニュアルを気にするところもあるからそういう時代もあったかも

付き合い始めのころ、tsuboneは平気で「いつか結婚してあげてもいいよ」などと言っていましたね。あまりの強気(意地っぱり)に唖然としたけど、その気持ちは嬉しかったものです。今でもその話は有効なのでしょうか。←まず言わないだろうなあ 

恋愛を総括して言えば、きっとおれはtsuboneと付き合うことができてよかったのだと思います。いつもどこかにいってしまいそうなtsuboneと付き合って、最終的には自分との戦いだということを学びました。←まあ 愛は戦いっていうからね

いろいろ書いたけど、おれはtsuboneのことがそれでも好きでした。これからもtsuboneらしくいられるよう、それと、そろそろゴキブリを素手で殺すのはやめて(笑)、幸せをふりまいてください。←素手は無理だがスリッパなら殺せる

またいつか会いましょう。では。

P.S. tsuboneがくれた霊魂が宿るとかいう石、そろそろ捨てていいですか←スピリチュアルは嫌いだっちゅうに

【短評】
性格としては最も男性に愛されやすい。素直さがあり、甘えるのも得意。ただし相手によっては振り回され疲れる。←そうだねえ 基本的には素直 人により甘える
【あなたの恋愛事情を考察】
tsuboneさんは、最も「女性らしい女性」と言えるタイプに分類されます。男性との心の壁があまりなく、時と場合によって上手に人に頼ることもできます。悪く言えば主体性に欠けるのですが、周囲の人から愛されやすい人柄であると言えるでしょう。←女脳だね 方向オンチだし

ただ、好きな人に対して一心不乱すぎて、相手の一挙手一投足に影響を受けやすく疲れることはないでしょうか。甘えすぎて面倒くさがられたり、逆に「強くならねば」と思っても何か自分で無理しているところがあったりして、どうしていいのか分からなくなってはいないでしょうか。←もっと強くなれっておっしゃるの?

本当は強くなる必要などなく、むしろそのままのほうがずっと魅力的なのですが、方向性を間違えると「らしさ」を失ってしまう危うさを抱えています。

ここから言える、tsuboneさんにありそうな問題点を列挙します。

◆なぜか「人の気持ちを考えない男性」を引き寄せやすく、振り回されやすい。←そうでもない
◆自分の課題は「強くなりしっかりすること」だと誤解している。←課題だと思ってない
◆別れるたびに次の恋愛に恐怖し、強さを自分に求め、素直さを失っていく。←恋愛対象には素直だと思うけどな

まあ 色々考える人がいるんだね。こんなの作って何かメリットがあるのだろうか? ちょっと前も脳内分析だかが流行ってたけど同じ類よね。
あのくらいの設問ではそう精密な分析はできるわけないが、ちょっとした遊びと話のタネ(ブログのタネ)にはなるであろう。

で、ここからが本題(でもないか)

このサイトに触発されてですね、初恋の人を思い出したんですね。
初恋といっても中高の時の淡い想いではなくて大学の時 はっきり言えば夫と付き合いだす前まで三年間にわたりつきあってた人のことであります。
ちょっとばかり結婚も考えた時もあった。
偶然夫と同じ学部で、彼はお父さんの後を継いだはず。現在の住所もわかれば事業所名も見当がつく。
それで Yahooで調べてみたんでございます。
バッチリヒット、しっかりHPがあった 

一度お邪魔したことがあるそちらの施設、多分そう昔ではない頃に建てなおしたのだろう。ずいぶんキレイな建物が画面に現れた。事業展開や詳細も書かれていてた。かなりがんばってるしハードに仕事しているんだろうなってことがしのばれた。ボンだったのに発展させてるね、パパの仕事をって感じだった。
そして「ご挨拶」の場面をクリックしたら。O十年ぶりに彼の顔を見られてしまった 

ネットってすごいね。あちらはツユ知らずだろうけど こんなことまで見られてしまうんですねえ・・・(ある意味怖い)

当時 スリムで結構なイケ面(顔立ちからいうと桜O翔タイプ)だったのが 今は疲れた渡O徹 になっていたけど・・・

何はともあれ元気で活躍していそうなのが何より。私生活も幸せでありますように。




コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オイスターオイスター&ウメッシュ

2009-03-12 14:27:46 | 食べる
先日ですね、広島は軍鶏長姉様からこんな宅配便が届きました。



殻つきと剥いた牡蠣がた~~んまり でございます。

夕飯まで待ちきれなくてw早速殻をこじあけて網で焼いてみる。
大ぶりの牡蠣は加熱してもあまり縮まずにプリンとしたまんま。磯の香りがただよい、フツフツと貝の周りのジューシーな汁が煮えてきたところをお皿にとって まずはそのまま、次にポン酢をつけていただく。
んまあ おいしいこと。

それから我が家は牡蠣三昧でございました。



まず 焼いて (ねっ 縮んでないでしょ)



そして 炒めて ベーコンと菜の花と塩コショウと そのままでもおいしいが隠し味にこれを添えるとより美味であります



タマネギジャム これは優れもの 豚肉と炒めてもおいしいしカレーなどの隠し味にも。味が複雑になりまする。



娘リクエストの牡蠣フライ ジューシーでおいしかった



揚げ物ついでに 春巻きの皮巻きも 牡蠣に軽く塩コショーしたあと薄く小麦粉をふって ノリをまいて四分割した春巻きの皮にまいて揚げるだけ、ビールがすすみます。



剥き身を使って オイスターチャウダーに。 これは私の大好物。これでおいしいフランスパンにワインでもあればそれで満足であります。

2日で四人家族(出たり入ったり)で完食いたしました。よく作り、よく食べたわぁ。reikoママ様 ご馳走さまでした 

そしてまた広島方面より おいしそ~な宅配便が・・・




紀州鶯屋 柚子梅酒。ホワイトデーに梅酒ってのもおしゃれだね。 ⑦パパさん ごちそうさま 

広島方面に足を向けて寝られません。 うん 多分向けてないと思う(今磁石で確かめた)




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娘、後日談

2009-03-09 22:21:45 | 家族あれこれ(犬も含めて)
春休み一ヶ月間の殆どの時間と情熱をそそいだダンス公演が終わった娘、予想はしていたが腑抜け状態である。

学校の課題と作った衣装の残骸で自室はもちろん居間まで侵食していたので片付けとと言っても 返事だけして爆睡である。
次の日は(昨日)は打ち上げと称して一日中遊びに行っちゃうし・・・
日付が変わる頃に公衆電話から「携帯を落とした」と大騒ぎしてくるし・・・

幸い拾われて小O急の駅に届出があったらしい。
「携帯引き取ってくるね」
「あっそう どこに?」
「うん 小田原」
「ん? 小田原~~~??」

母の呆れ顔を尻目に出かけて行った娘。ちゃんと取り戻せたのかなと心配になって電話してみると

「今ね~ 小田原城だよ~」
「小田原城って あーた そこで何してるの?」
「せっかくだから見て行こうと思って すごいねこのお城 誰が建てたの?」
「誰が建てたか知らないけど 北条氏が居たんじゃなかったっけ?」
「へええ そう言えばどっかで聞いた名前だね」
「あーた最近まで日本史くらい勉強してたでしょうに」
「いや こういう昔の話はママのほうが詳しい」
「詳しくないよ あたしは私立理系なんだから」
「あたしはバカな美系だから知らないもんね~ あっ象がいる~~~♪」

アホらしいから電話を切った・・・

舞台友Nから娘にアドバイスがあった。
「Oちゃんさ、弾け切ってないでしょ。もっと弾けていいよ」
「あっ わかります?」
「うん わかる。もっと振りを大きくしたいところでわざと抑制してるでしょ」
「うん 」
「やっぱ 育ちがいいからかねえ?」
「そうなんです 育ちですね ちょっと抑えちゃって へへへ」

ウソを言えウソを・・・

明日は親友の新居にお邪魔するらしい。なかなか行けないところ(笑) ちょっとうらやましいけど。
ホントマイペース過ぎて母親としては心配で腹もたつけど どうにか世の中みんなから愛されて(呆れられつつ)世話焼いてもらって渡っていっているようだ。
あれこれアドバイスするのに疲れて諦め気味の母。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娘、踊る

2009-03-08 12:01:03 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日は娘のダンス公演だった。場所は某K県K市のK駅近くのクラブ。結構有名なところらしい。家から1時間もかからないが、あまり足を踏み入れたことのない場所だけどものすごくにぎやかなのでびっくりしてしまった。
「すごい都会ね~」 「人が居過ぎるよ~」東京人のはずなのに・・・ 言い合う田舎モン状態の我々一同。



クラブの周りはディズニーランドか上海のようであった。

娘の所属しているダンスサークルはインOレのものとしては規模も大きく歴史も古い。舞台装置や照明なんかもかなり本格的であります。
去年ホールでの公演の時に見て、これはお金を払って見る価値があると思ったのでその時に一緒に見て またぜひ誘ってと言われた食の伝道師Fさんと 舞台友Nも誘って三人で出かけたのである。あらゆる舞台を見ているNに わざわざ遠くに足を運んでもらうのだからつまらないものは見せられないので、期待を裏切らないでね~と願いながら・・・。

クラブの中は舞台が正面に後は一部椅子を並べた広い空間である。音響がこの前の舞台と違ってそのままお腹に響いてくるようで臨場感あり。
ワンドリンクを買って中に入るので、私達オバ三人はハイネケンの缶を買って中に入った。
オバの特徴として荷物が多いということがある。
ただでさえ日常の荷物があったのに Nは自分が教えている学校の卒業式と感謝の会帰りで荷物いっぱい。私はNへの韓国みやげ Fさんへの名古屋みやげなどがあって荷物いっぱい Fさんも娘への差し入れその他で荷物いっぱいである。
前の座席との間に荷物やコートをおいてがさごそやっていたら私は蓋の空いたハイネケンの缶を倒しビールの大半をこぼしてしまった。(最近この手の失敗が多い私、この前従姉妹のお清めの時も一番さきに出てきたお椀をひっくり返して弟に呆れられた)
周りにはFさんの新作ディオールのバッグ Nのケリーがある。あわててバッグを避難させてティッシュを総動員させてふきまくるオバ一同。ちょうどその時息子がM子と現れて 「おかん 何やってるんだよ 」と呆れられてしまった。
ふきおわった後、ダメ押しにこれを敷いておこうと 卒業式で指揮をしたという 「旅立ちの歌」の楽譜を持ち出して床に広げるN。
君たちが涙を流しながら歌った旅立ちの歌の楽譜はビールにまみれたのですよ。OO高校のみんな、ごめんよ~ 

そんな大騒ぎをしているうちに幕が開く。
この前の舞台もそうだったけど二部構成になっていて ストーリー性のあるものを前半に、それぞれの種類のグループ別のダンスを後半になっていた。

前回と同様に飽きさせない構成だし、曲の編成も舞台の使い方も 何よりみんなのダンスがうまい。素人集団には思えないデキ。
この日Nはかなり疲れていたらしく最初はテンションが低かったが 二曲ほど終わったあとには 「うまいね~ おどろいたね」と大絶賛 幕間には「若かったら絶対わたしもやってたね」「でも この手のはリズムの裏取りしなきゃなんないから難しいんだよね」と座席で踊りただでさえ派手オバが目立っていた 




↑家の夫と⑦パパさんの嫌う(笑)踊るおとこたち



↑可愛かったジャズの女の子たち

   

↑前列右側が娘
観客側もくだけた雰囲気で自分の知り合いがでると声をかける。娘の愛称もあちこちから聞こえて、見に来てくれて応援してくれる友達がいるんだな~と思って嬉しかった。



↑エンディング

確かにどこかでストリートダンスをやる若い子たちはチャラいと私も思っていた。
娘は小さい時クラシックをしていて、中高は部活で創作系にうつったが、大学に入ってどうしてストリート?と懸念があった。(不良になったら困るとか 笑)
しかし、こういう完成した舞台を見ているとちゃらいなんてとんでもない。
体育会系の上に音楽性と創造性を総合させないと作り上げられない世界だと思った。こういったものを仲間と一緒に試行錯誤しながら作り上げて それを発表してみんなに見てもらえるレベルに持っていくのは生半可じゃできないであろう。

君たちはチャラくはない。
しかし勉強してるのか・・・?笑

あ~ よかったね~と言い合いながらロビーに出ると娘が舞台衣装のまま挨拶に来た。今回は髪にはあやしげな編みこみを一部施して上下睫のつけまつげをしていた。
みんなに褒められ花束やプレゼントをもらって嬉しそうな娘。
「楽しそうで見ててこっちもうれしいね~」とFさんが言ってくれた。

その後 息子カップルとオバ三人は近くの鳥O(Oは良です)に行った。



Fさん 局 N オバトリオ

Fさんの服の白いところはビーズで息子が「ミラーボールみたいですね」と危険なことを言った。




オバにパシられ注文する息子と圧倒されるM子。

途中の駅で別れて 私は息子カップルと帰って来たのだが
「おかんの友達ってどうしてみんな迫力あるんだよ~」と息子に言われる。
「でも、みんなおもしろい方ばっかりですよね。楽しそう・・・」とM子。

そうそう この辺のポジティブオバと遊んでいると人生退屈しているヒマはないのである。






コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫、あせる

2009-03-06 08:33:41 | 家族あれこれ(犬も含めて)
昨日の朝のこと。
6時半に目覚ましがなる。今朝は7時15分に出勤予定の夫。
いつも朝風呂に入ってから行くので、私はその間に朝ごはんを作ることになっている。
タイマーでお風呂も入っているはずなので いつものように階下に下りていった夫。私も起きるか・・・とベッドを整えていたところ、階段を引き返してくる夫の足音がする。
「おっおい ソファに知らない男が寝てるぞ」

実はその前の夜、ダンス公演が近くてその打ち合わせをかなり遅くまでやっていた娘、一緒に振り付け担当(曲責とかいうらしい)をしていた友達が終電を逃してしまうので家に泊まらせていいか? とメールしてきたので、そこらへんでオールでもされるよりいいと思って、いいよ 気をつけて帰っておいでと返した。
12時半くらいに帰ってきて犬が喜んでいたのはおぼろげに覚えているけど、面倒なので挨拶もせずに寝てしまっていた。
オトコとは知らなかった  女友達なら自分の部屋に泊らせるが、まずいと思って居間のソファーを提供したのであろう。
毛布にくるまって犬と寝ていた。

「なんなんだ あのオトコは」 と 不審げな夫。
こちらも朝ごはんを食べないとしょうがないから娘を起こして紹介させる。
ものすごく眠そうだったが(寝不足+花粉症の薬でフラフラだったらしい)あせって飛び起きて挨拶する Iクン。メッシュ入りの茶髪だけど挨拶はちゃんとしている。
夫も噛み潰した苦虫を飲み下したまま 普通に挨拶を返してそそくさとご飯を食べて仕事に行ってしまった。

その後朝ご飯を作って三人で食べた。
「まともな朝ごはん食べたの久しぶりです」と言ってモリモリ食べるIクン。ほにゃ郎ほどじゃないけどなかなか今風のイケ面。
一方、娘、もちろんすっぴんで寝不足の顔でぐちゃぐちゃ頭、超だらしのないデカパジャマのままである。色気0
会話なんかも兄と交わすのと同じ、ぶっきらぼうで普段と同じノリである。
小学校から高校まで女子校育ちの娘 「(特定の彼氏でなく)男友達って想像がつかない」と言っていたのは誰だったっけ?
食べ終わって二人でまた打ち合わせとかで出て行く格好はそのままストリートダンス系。それなりにきまってはいるが ご近所に 「局さんちのお嬢さん ずいぶん変わったわね~ 変な男の子連れて朝出て行ったわよ」と言われそうな(実際ご近所はその手噂好きはいないけど)カップルである。

夕べ帰って来た夫、娘には直接聞かないのに「あのオトコ」の素性を私に聞いてくる。あのメッシュ入り茶髪と ノコノコ女の子の家に泊りにくるのが気に入らないらしい。
別にサークル仲間ってだけだし、ネットカフェあたりでオールするよる家に帰って来たほうがマシだし、大学もまともだし、いいんじゃないの? 娘も女子校育ちでイマイチ男の子慣れしてなかったからある程度は男の子ってものを知るのは良いと思うよ~ と擁護してあげた。
それに 自分の息子を考えれば、今でこそ まともな(多分・・・)サラリーマンしているが、大学時代はアロハしか着ないで飲み歩いていたし、M子につかまるwまではあっちこっちの女の子と遊んでいた模様だし・・・
冷静に客観視しよう、自分の家族を(笑

で、夫のもっとも気に入らない点が判明した。
「ナンにせよ、俺は踊る男ってのが嫌いなんだよっ」

なるほどね~ しょうがないじゃん 娘が踊る女なんだから。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする