局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

+40歳 ライブ

2013-12-30 00:23:58 | 見る(映画 劇場 美術館など)
25日のドームに続き 中一日おいてまたドームに行ったワタクシ。

年末に仕事もち主婦がなんてヒマなと笑わば笑ってくだされ。ここで言い訳するのもなんだが、今年はルーティンと実家往復、忘年会の合間を縫って、オットの部屋の掃除、自宅の片づけ(60%くらいね)年賀状は早々投函とやることはやっていたのである。

しかし節操ないね。前々日がperfume見ておいて・・・
この日見たのは



彼女たちよりほぼ40歳年上のオジサンたち



このメンバーの復活コンサートである。

実は去年も見ているのだ。

☆ここ 

この時はドラムスの瞳氏がそれまで勤めていた慶応高校を定年になって復帰。それはストーリー的には感動ものだったし懐かしさもあってとてもよかった。
あとはトッポこと加橋氏が加われば完全復活と言われるタイガース、今回はどんな経緯かしらないがそれが実現したのである。それはぜひ見たい!と思っていた所チケットはなんでも取れる舞台友Nに誘われこの日を迎えたのである。

去年は良かったと思ったし、楽しみにしていたのですが。

前々日と同じように水道橋からドームへ。この日もまた川の流れのようにドームへと流れる人の群れ、前回は自分が平均年齢を上げている気がしたが、この日は明らかに下げていた。
観客の中心は団塊の世代、60代半ばのおばさまたちである。

Perfumeファンに比べやはり年代的に頻尿なのかトイレはものすごい行列である。自分の席を確かめるのに通路でシニアグラスを取り出してチケットを眺める。取り出す携帯はガラケー率高し。
それはいいんですが、ジュリーの「ここへ来られて良かった 生きていて良かった・・・」のような妙に人生達観しちゃった感のあるMC。

なんとなく乗り切れずにコンサートはすすみ、加橋氏の声が妙にビブラートかかりすぎ?マイクのエコーかけすぎがものすごく気になるし。

途中,脳梗塞で車いすの人になったシロー氏も檀上に立ち、イエスタディを歌った。周りは涙を流してそれを聞いてる人も多かったが、前回同じパターンで ビージーズの「若葉のころ」を歌ったのを見たのでさすがに二番煎じ感はまぬがれずここでも多少の疎外感。

ビートルズやローリングストーンズのカバーの一部で一時間 休憩30分にやっぱりたくさん休まないと無理なのね~などと同情も感じ、二部が始まって、彼らの往年のヒット曲で会場は盛り上がる一方なのにやはり乗り切れず。

シーサイドバウンドだか ヘイヘイヘイだかでジャンプして歌った後にハァハァ息を切らしての「年取ったから」感のあるMC。シニア川柳の自虐感を共有して笑うのはいいけど、こういうコンサートで人の加齢は感じたくないと言ったら言い過ぎだろうか?
ジュリーも二重あご隠しに髭をはやすくらいならもうちょっと痩せて欲しいよな~ 

と文句ばっかり言い連ねましたが・・・

瞳氏は2年のうちにしっかり現役感上昇、髪も伸ばして芸能人に戻っていた。体型もドラムも。この人は数奇というかその時々で自分の努力を違った世界での人生を送ってきてこうやってまた現役に戻ってるのがスゴイと思ったし、岸部一徳官房長さんのベースと渋い声はホントにステキである。あともちろんジュリーのボーカルは声に深みがあって円熟味はアップしてると思う。

仕方ないのよね。年とるっちゅうことは。
それはわかってるが、前々日のPerfumeの印象が強すぎたのもあり。これからどんどん進化しそうな彼女たちはもっと見て行きたい。
一方こちらはこの日でワタシが行くのは最後でもいいかなと思ってしまったのである。

ファンの方,もしお読みになって不快だったらごめんなさいね。一応備忘録としての感想なので。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスライブ

2013-12-26 21:58:45 | 見る(映画 劇場 美術館など)
この記事は諸事情により伏字多いと思います。

 東京ドームのライブに行ってきた。



こちらの方々である。

まず水道橋に降りたところでビックリ すごい人であった。そしてこの人たちの半分以上は川の流れ状となってドームに吸い込まれていく。みんながあの三人を見るために・・・(スゲーとここでまず感動したワタシであった)



若干ワタシが観客の平均年齢を上げているんじゃないかとの懸念もあったが



途中3Dのナンチャラという行列も通りすぎ



着きました。ドーム。

ゲートと通路を確認して自分の席にたどりつくまでが結構大変。友人がとってくれた席はほぼ二階席の真ん中の一番前である。
アリーナじゃないのか・・・とチケットを見た時は思ったが、この席は良かった。全部が見渡せるし。
そしてライブが始まってから二列目から後ろがオールスタンディングではないか。2時間半も立ちっぱなしは疲れるし。配慮してくれてありがとうってなものである。

ムスメとは現地集合だったが、ほぼ始まる2分前くらいに滑り込んできた。「すごいね~ この人。何人くらいいるのかな?」あとでサイトを見たら4万5千人だったそうだ。
ケネディ家も来てたそうだ。すごいもんである。



一曲目からやられる。ホント演出がすごいんだもの。生オケがあるわけじゃない、バックコーラスがいるわけじゃない、○○○(アルファベット3文字)みたいに数で勝負するわけじゃない。
三人の若い女の子たちの魅力とそれを盛り上げる現代的な才能と手法の結集 それがあふれる舞台であった。

何曲か終わってMCタイム。今までのフィギュアのようなCG合成のような女の子たちが素に戻ってなんとなくゆる~いトーク。
中心はあー☆ゃんだけど、まるっきり広島弁である。だいたい広島の人は東京に来てもお国ことばを隠さない人が多いけど彼女もそう。
しとったんよ~ じゃけえ と言った広島に友達が多いワタシの耳になつかしい言葉で語られる。
はっきり言って彼女の脳天にひびくような高い女の子声は好きじゃないんだけど(の○ちの落ち着いた声やか☆ゆかの透明感のある声の方が好き)あ○ちゃんの一生懸命さは好感を持って伝わってきた。

かなり長いMCが終わってまた衣装を替え、リフトの上で踊ったり、プロダクションマッピング、カートに乗ってアリーナを一周したりする演出。飽きさせることなかった。

洋楽しか聞かないムスメもかなりノリノリ。ダンスもキレが良いしピンヒールで踊るのもかっこいいこと。○○○(しつこく)のダンスを見てるとウンザリする母娘だがこの点も満足。

ワタシはむか~し見たこの公演を思い出した。 レ・パラダン  パリシャトレ座で公演されるコンテンポラリィーダンスのモンタルヴォ・エルヴォ・カンパニーの舞台を見た時のこと。この公演もワタシの見た公演の中で今でもBest3の座にいるんだけど。

この日の演出はそれをもっと現代的にテンポよくシャープにしている感じ。
こりゃー日本は誇っていいわ。世界に羽ばたくのも納得。

最後の曲の間にドームの天井にぶら下がっていた巨大なお手玉みたいな包が開き無数の風船が落ちてきた。
三人のメッセージが印刷してある。

ムスメと二人でちゃんと三種類ゲット。

 
 
 


周りの人たちもお行儀よく風船をキャッチしてダブったものは融通しあっている。
客席もノリはいいけどうるさすぎもせず、お行儀がいいのも好感。

三人のどことなく品がよくってちゃんとした家庭で育った感が伝わるのかもしれない。

とにかくおもしろかった。また機会があったら行こうっと♪









コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンデレラクリスマス

2013-12-25 14:18:06 | 日々の生活
って盛りすぎな題名であります。

クリスマスイブの前日の夜、オットとワタシは犬二匹を連れてオットの職場近くのマンションへと車を走らせたのであった。



なぜかと言うと、年明けてから私とムスメはある目的を持って一週間ほどおフランスに行く予定なのである。
ここ数年老犬が心配なので家族そろっての旅行はできず、必ず誰かがお留守番。
そしてオットとムスメ、オットとワタシと言う旅行の組み合わせはあったが、この予定している旅はムスメとワタシという組み合わせ。オットが初めての犬の世話つき留守番である。

オットの仕事の性質上、とっても遅くなったり泊まらなければならない羽目になったりと不規則かつハードである。だから職場が近くに仮住まいを提供してくれるのである。留守番の間も毎日帰ってこられないし、犬のために毎日誰もいない自宅と職場を往復する(結構な距離である)のは大変なので、この際犬二匹をオットの仮住まいに置いてそこでめんどうをみようという計画になったのである。

幸いそこのマンションはペットOKで結構な犬が飼われているので問題はない。しかしぶっつけ本番だと色々問題が出てくると困るので、私と一緒にシミュレーションしようという話になったのである。

ってことで色々年末の予定の合間を縫って敢行。

考えてみるとオットがこの仮住まいに住んで早5年、私が行くのは一年ぶりくらいである。しかも泊まるのは初めてかも。

オットに仮住まいがあり、家に帰ってくるのは週半分と言うと

「いいなぁ のんびりできて」という感想が殆どの同年代♀ 「局、あぶねえぞ。そんな所があると男は何するか・・」と言いたがるのは同年代♂である。

そんなもんかいな と思いながらも放牧して顧みずに早一年w

久しぶりに行って玄関から上に上がろうとしたら

「あっ靴下で上がるなよ これを履け」とオット。出したのはクロックス様の室内履き。
「足の裏黒くなるからさ」  ヲイ・・・

・・・さすがオトコ所帯である。

その日は寝るだけだったので犬のベッドとワタシのベッドをしつらえてそのまま過ごし、次の朝、家から持ってきた材料でざっと朝食を作ろうとしたら・・・・
キチャナイ・・・

モノが少なくて空間だけは無駄に広いので散らかっているわけじゃないんだけど、流しのステンレスなんて磨いた事ないんじゃない?って感じで白く曇っているしオーブントースターは一年分ですか?みたいな焦げたパンくずがトレイに積もっているのである。
床もオットが指摘したようにうっすらホコリというかごく細かい砂みたいなものがこびりついてる感じ。

そこで今年のクリスマスイブの朝、ワタシの頭上に舞い降りたのが ジーザスでもなくサンタでもなく お掃除の神様である。(お久しぶりでございます、神様)

幸いこのマンション(と言うか団地群の一棟)のそばにはスーパーもあればtsutayaやブックオフや100円ショップがそろっているのである。
ワタシは朝っぱらから100円ショップに向かい、洗剤類、メラミンスポンジ、ブラシ、重曹その他のお掃除グッズを買い揃え、ついでにブックオフでノリのよさそうなレディーガガのCDと文庫本を三冊買い、スーパーで自分のお昼用の特上寿司を奮発して荷物を両腕に抱え
いざ、掃除!とオットの部屋へ戻ったのである。

いや 戻ろうとして10階にたどりついて表札を見たら違う人の名前。C棟じゃなくてB棟にあがってしまったではないか まぎらわしい。
鍵を差し込まなくて良かった。

と 気を取り直して オットの部屋に今度は本当にたどりつき、ビニール手袋とマスクに身を包み、CDをかけて掃除に取り掛かったのである。

実はこのマンション4SLDKあるのである。もっと狭くて新しい所を借りるという選択肢もあったのだが、家賃補助の範囲で借りる賃貸用のものだと作りがヤワだったしペットはNGなので元々職場が持っているここだとタダで貸してくれると申し出てもらったのでその申し出に乗ったのである。
職場から歩いて10分だし、古いわりには管理人もいてメンテも行き届いているし、作りがしっかりしていると見えて回りの音も聞こえず南向きで日当たりもいいのでなかなかいい住環境だと思う(しかし面白いものは何一つない所ではある)

と言うわけで、男の一人住まいの荷物、そう家事をするわけじゃない環境。モノはない。しかし掃除はしてないって空間はどういうものかっていいますとね。

これまた掃除の神様が君臨するには非常に良い環境なのである。

なぜ掃除がめんどくさいかって言うと 掃除の前には片付けというものがペアで寄り添ってくるからではないだろうか?
掃除は手と身体を動かせばすむが、片付けというのは頭と時間を使う面倒な作業である。

オットの部屋の場合。片付け不要 ただ拭いて拭いて 汚れを掻き落としてまたひたすら拭いて拭きあげれば良いという単純作業。
そしてその単純作業はすぐに結果が気持ちよくついてくるという作業である。

ウェットシートをほぼ一袋使って床の汚れをざっと落とし、ステンレスの錆をたわしとプラスチックのヘラでこそげ落とし、メラミンスポンジで水垢を落として雑巾でふきあげピカピカにする。
床も汚れが落ちたあとに雑巾で水拭きして、その後簡易ワックスを薄く塗って拭きあげる。
トイレもお風呂もツルツルピカピカ。
だいたい家のお風呂だと ワタシのシャンプーコンディショナー ムスメのシャンプーコンディショナーとスクラブのホニャララとか洗顔のホニャララとかそういったグッズを一旦どかしてそれから掃除しなければならないのだけど、きっぱりシャンプー、リンス、石鹸だけというオトコ所帯のお風呂のシンプルさ。
こういった所を掃除するのって気持ちの良いものである。
掃除しながら四つんばいになって床を磨いている自分は王子様に会う前のシンデレラじゃないか、このクリスマスに良いことありますようにと願いと期待もこめるワタシであった。

慣れない所に居る犬二匹はワタシのあまりにも鬼気迫る奮闘ぶりに圧倒されたのか、ちょこんとソファーに座ってこちらを眺めるだけで邪魔もせずに良い子にしていた。

途中 自分へのご褒美の特上寿司を食べてほぼ全室ピッカピカになったのは日が傾き始める4時頃。

あ~よく働いたとソファーで買ってきた文庫本を読んでいると「あ~忙しかった 今日は○○45人」と言いながら職場から様子を観に来たオット。


玄関でたたずみながら

「すげえ! こんなにこの家の床が綺麗になっていたことはなかった・・・」(一目でわかるほど前が汚かったってことである)

「わっ 流しもピッカピカだ!」

ヘヘヘンと思いつつ「トイレもお風呂も綺麗だよ」とオットに見せたワタシは思い切りドヤ顔であったであろう。

その後また職場に戻って一つ経営戦略会議とやらを終えて6時に戻ってきたオット。
クリスマスイブのディナーは自宅でという予定だったので犬を乗せて向かったが、イブ渋滞にはまっていつもの二倍の時間がかかってしまった。

しかし、シュガーレディーのクリスマスディナーセットという手抜きメニューを用意してあった私は チンして温めて並べてシャンパンの栓を抜いてと短時間ですませて オットもワタシもあ~働いたというイブの夜は満足感とともに更けたのであった。

犬二匹もオットの住まいに馴染んでこの分ではお留守番も大丈夫そうである。

蛇足だが、♂友達に脅かされるような女性の影はマンションにはまるで無し。
もし居たとしても あんな流しを放置できるような♀はおそるるに足らず。フン(鼻息)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

kitteのツリー

2013-12-23 23:27:50 | 日々の生活
大学の卒論仲間と忘年会。
このビルには初めて入ったけど、なかなか良かった。

食事と飲みは京都風おばんざいの店で。

良かったのが五階まで吹き抜けとほぼ同じ高さのツリー

今年色んなツリーを見たけどここのが一番良かった。
シンプルだけど神々しい。
30分ごとのライトアップもすてきだった。

若い恋人たちが寄り添うさまもいとをかし。
久しぶりに昔に返りたいと思った。




 窓から東京駅が見える5階のお店

3

 湯葉包サラダ

5 フォアグラの西京焼き

6 店内は新しいし清潔感があってオープンキッチンで働く若者はキビキビ フロアスタッフも感じが良かった。

7 カリフォルニアロールみたいな洋風お寿司

8

9

10















コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また実家に

2013-12-18 00:14:19 | 日々の生活

定点写真です 母手作り干し柿 だいぶ食べごろになってきた。


10日前のもの

今日は母とクリニックへ行く用事があったのと 父の介護度認定の面接があったのでまた昨夜遅く実家へドライブ。

前回は工事が多くて都内を抜けるので時間がかかったが、今回はすいすい、高速も空いていたのでナビをみると予定より10分早く高速から降りるようになっているので途中のPAで10分時間をつぶす。夜10時過ぎると半額になるからである。オットと弟にそれを言ったら「お前1000円以下だとケチだなあ」「姉ちゃんしっかりしてるなあ」と呆れられた。
千円以下だと妙にこだわってしまうのは主婦根性であろうか? でも10分で600円違うとなると悔しいではないか。

試しで一泊家に戻ってきた父はまだ痛いといって病院に戻った。家に居るとつい動いてしまうらしい。母も弟もやめとけって言うのに動くんだから~ ホントに年取るとガンコになるんだから~とブツブツ言っている。
やっぱり家はバリアフリーじゃないし、犬が気になって色々動いてしまい あげくに痛みがぶりかえしたみたい。
あげくに古くて無駄に広い日本家屋の寒いこと。この病気って寒さは大敵らしいし、帰ってくるなら帰ってくるなりにもうちょっと準備が必要だと思った。



今回の母の手すさびは柚子茶。病院往復も疲れるわよ 忙しい・・・ と言いながら相変わらずマメに動いている。
ここ数年は母の肝臓がんの治療で私も心配しながら実家往復したが、今度は父である。
まったく親が年取るといや~ね~ と言いながらもこの年まで両親がそろってくれてるのはありがたいことだと思うべきかもしれない。

今日は夕飯を過ごして7時半に実家を出たら、思いのほか空いていて9時ちょうどに家についた。

一人で夜の高速って運転する前は相当うんざりしながら臨むのだけど、いざ高速に乗ると結構運転に乗っている自分に気付く。
ちゃんと整備された割にパワフルな車に乗ると 生身だと非力な自分がトラックや大きなワゴンと対等に戦えるような幻想にかられるからだと思う。
そして夜の高速で道の両側にライトが連なり、その中を飛ばしていると夜空に吸い込まれるような気持になる一瞬も好き。

考えてみるとこの高速はワタシの大学生の頃は父の運転で、免許を取って就職してからは自分の車で 何度往復したことだろうか?
この道を最初に運転したのは会社の先輩の自動車部でラリーが得意な人が助手席でナビってくれた時。それから色んな友達や 付き合っていた時代から結婚してからのオットや赤ちゃんだった子供たちや犬たちともこの道を通った。今では子供たちの運転をまかせられるようになっている。
これからも自分自身では安全に運転できる能力がある限り、この道の往復は続くんだろうけど。

実家で過ごした年月より東京で過ごした年月がとうに超えているのに、いまだに実家に向かう道の途中で北の空に慣れ親しんだ山が見えると「帰ってきたな~」と思い、東京に戻る道の途中で息子の中高の学校の前を通ると「ああ もうすぐウチだ」とも思う。

故郷は増殖して 二つになっている。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの夕べ

2013-12-16 00:45:15 | 食べる
ワインの先生がスペイン系のものを専門としている方だったので、食べものもラテン系がお得意みたいだ。
先日の山梨の遠足も一緒だった若いワイン好きたちとの忘年会。

この店 ☆  こちらの店に案内してもらった。

カタルーニャ・バスク地方の料理の店である。





六本木通りを西麻布方面へ ちょっと脇道にそれたところにこんなスペインタイルでお出迎えしてくれるお店だった。

席数はあんまりないけど、部屋がいくつかに区切られてテーブルとの間も広くてとても落ち着ける店内だった。

料理は



サツマイモとジャガイモ オリーブのコロッケ 自家製パンがとってもフルーティーなオリーブオイルとともに

飲み物は当然スペインワイン。カヴァから始まって白→赤二種類



生ハムとゆでハム どちらもおいしく



オムレツは具のジャガイモと卵のふっくら加減が絶妙で



サバのローストとアボガドソースとの相性に感嘆し



とろけるテイルシチューをガルナッチャとともに味わう



パエリアの香ばしさ



イカ墨のパスタの深い味わい



デザートの優しいプリンの味でつくづく満足



食後酒は先生の持ち込んだシェリーを 同じく持ち込んだベネンシアでサーブしてくれるというありがたいサービスだった。













イケメン、しかもプロ中のプロに注いでもらうお酒はおいしい。

一緒の女の子たちは30代40代の働く女性たち。一見サバサバしてるけど実は色々考えてるし、頭の回転も速くて話が面白い。
へ~ この年代ってそういう傾向にあるんだ~ とか この頃ってどんな風に日々を暮していてどんな風に考えていたかな~ なんて自分自身を振り返るよすべになったり。
偶然 同じ事を学びたいと思って同じ教室に半年通った仲間たちだけど、だんだん回を重ねることに深い話もするようになった。

お開き前に「次回もぜひ!」ってことで、来年二月に一人の独身女子の都心のマンションで食べもの持ち寄りで憧れのシャンパン
←これ を飲む会の計画もたてられた。





満腹とほどよい酔いでこのお店に別れを告げて 人でいっぱいな六本木通りに出たところで、ちょうど近くを通りかかるオットより電話。
オットも職場の忘年会で遅かったのだが、この日は飲まなかったので車で帰宅途中だった。

ちょうどいいタイミングで拾ってもらって家に楽チンで帰れた。色々ついていた日。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスタイルと良い音 嫌な音

2013-12-12 22:10:00 | 描く
クリスマスタイルを作った。


設計図はこれ。

15cm角のタイルに鉛筆で5mmのマス目を引いて、設計図通りの色をスポイトで落としていく。
気忙しい年末に浮世離れした作業だけど これをやっている時間は妙に落ち着いて楽しいのである。

はたしてどんな風にできあがるか? 焼成すると色は綺麗にでるかしら?

心配していたけどなかなか綺麗にポップにできた。



これはNYのドラのマンションに飾ってもらう予定。

ドラくんに送るんだったら私からもプレゼント と先生に渡されたのが



この切り絵である。ノルウェーの画家の影響を受けて最近切り絵に凝ってるらしい。



色を塗るとこんな感じ。これもポップである。

この日は二人とも午後の仕事まで時間が空いたので近くのイタリアンに行った。



こんな風に間口が狭く、店内も20席くらいの小さな店だけど、私たちのお気に入りである。

シェフは女性。細身で小柄でベリーショートでちょっと見は少年みたいなシェフである。彼女が一人でランチもディナーも料理をこなす。
私たちはカウンターに座ってシェフの作業を見ながらランチを楽しんだ。

5

温野菜と生野菜の前菜。

6

豚のロースト マデイラ風味

7

デザートはおまけしてくれた。

シェフの動きは無駄がなくよどみない。手の届く所に下がっている什器類はピカピカで水周りも清潔そう。

タイルの先生が

「○○○ちゃん(シェフ)ってお料理する時静かだよね」と言い出した。

「先週 他のイタリアン行って、そこでランチ食べたんだけどね、そこは男性一人でやってるところだったの。そこがすごくうるさかったんだよね」

お皿を出す時、ひっこめる時ののガチャガチャ、什器類が当たる音、シェフ自身の足音など。味はまずまずだったらしいけど、うるさくて落ち着いて料理を食べられる環境じゃなかったのだと。

「○○○ちゃんのキッチンっておいしそうな音しかしないよね」

ちょうどその時、熱せられたオイルに肉が乗せられて起きるジュウジュウというおいしそうな焼ける音と香ばしい匂いが漂ってきた。

「ホントね。○○○ちゃん すごいね」と言うと

「一応 静かに動くように気を付けてますから」と。

見かけはさっぱりとして男の子みたいな彼女だけど お料理や気遣いが繊細だってことがよくわかる。
彼女の作る野菜の前菜。このニンジンのサラダの優しい味は絶品である。

一方 我が職場のチャマ。
ガタイもデカいのだけど こいつのたてる音がハンパないのである。

椅子をたつ 座る、引出しの開け閉めの荒い動作。ホッチキスなど使って片付ける時は引出に放り込んでとんでもない音をたてる。いらない紙をゴミ箱に捨てる時、ビリビリっとすごい音を立ててやぶるか 両手でガサガサと丸める。それがちょうどワタシの耳元で起きるのである。
ドスドスした足音。パソコンうちながらの独り言。

ホントにうるさいオトコである。

狭い事務所で自分のたてる音で周りに迷惑がかかるのがまるで想像つかないらしい。ホント癇に障るヤツ。レストランのように客商売じゃないにせよ、心がけ一つじゃないだろうか?

○○○ちゃんの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいもんだ、マジに。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困ったり喜んだり

2013-12-09 23:22:03 | 日々の生活
父が腰痛が悪化して入院してしまった。
気の毒だけど安静とリハビリくらいしかなす術がないみたい。
母も疲れてしまうし弟は年末で忙しいし…
ってことで、色々予定をキャンセルして実家へ。(⑦パパさんの忘年会もドタキャンで失礼してしまった)

父も機能的にはそう衰えてないみたいだけど、とにかく痛くて動かすのがツライらしい。
痛みっていうのはホントにストレスになるからどうにかなるといいんだけど。

母も病院往復したり、かかってくるお見舞い電話の相手をしたりで忙しそう。
たまに空く時間はお昼寝でもすればいいのに何かにつけて動いてしまうのが母。



家の渋柿でこんなのが作ってあった。

「忙しいのによく作るね~」と言ったら
「だってナマスに入れるとおいしいのよ」と言い訳にもならない言い訳をしていた。

土曜日にオットも仕事の帰りに来てくれて父を見舞い、この後のことについてちょっと話し合いもして二人で東京に戻る。
遠くもないけど近くもない実家の距離がこうなると厄介である。

周りの友人も親の介護時代に突入している。まあ人間若くなりはしないけど、同じく頼れる親だった人たちが衰えてしまった話を聞くのはツライものがある。

あ~あとため息一つついたところにドラからライン

「じいさんどうした? 」

「はかばかしくないよ まだ痛くていつ退院できるかわかんない」

「そうかあ 会いに行くからって言っといて」

「会いにって あんたいつ帰るのよ?」

「あれ? 二月に帰るって言わなかったっけ?」

「聞いてないよ 早く言ってよ~」

「免許の更新もあるしさ。一週間帰るよ。オカンその頃は日本にいるよね」

「いるよ」

「オレの所に行くなんて計画たててすれ違いにならないでくれよ」


ンも~ あいかわらず独りよがりのヤツ とおもったけど思わずニンマリしてしまったワタシ。ムスメに「○○が来年二月に帰って来るって」と言ったらムスメは素直に「やった~」と飛び上がって喜んでいる。
勝手しながら愛されてるドラ。

人生 困った事の次には楽しい事もあるってことね。と自分をなぐさめよっと
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーサイド

2013-12-02 12:18:28 | 見る(映画 劇場 美術館など)
大学ラグビー早明戦に行ってきた。
11月23日に秩父宮である早慶戦は何度も行った事があるのだが、これは初めてである。以前この会場で成人の日の大学選手権を見に行って、あまりの寒さとトイレの少なさ、トラウマが残ったのである。
会場も広すぎてあんまり臨場感がなく見るなら秩父宮がいいなあと思っていたし。

しかし、この国立競技場が使われるのは今年で最後、オリンピックを迎えるに当たり建て替えられることになっている。オットから「最後だから記念に行こうぜ」と誘われて行く気になったのである。
同行は早慶出身のオヤジたち7.8人とその奥さんが少々。千駄ヶ谷で待ち合わせして途中のコンビニでビールと焼酎おつまみ等もろもろ買って1時間も前から競技場に乗り込み、試合が始まるまで酒盛りしていい具合にテンションあげて試合に臨むというのがいつものパターンである。





さすがに建物は古いけど、トラックやグランドはまだ綺麗で使えそうである。もったいない。
私たちの席はこのようにセンターでどちらのサイドも見やすい席であった。
このチケットを取るために筑波から上京して並んで買うオジに感謝である。



明治チアリーダー。私はオペラグラスを持っていたのでじっくり顔も見たけど可愛い子率多し。AKBあたりより見た目も技もご立派である。しかし堅そうな地面の上での大技。脊損にでもなったらどうするんだろう?親御さんは心配だろうねえ などと余分な事も思ってしまう。



早稲田側チアリーダー 数は圧勝。

5

開始時間になるとほぼ観客席は埋まっていた。去年より1万人以上多い観客動員とか。私のようなミーハーにわか参加者が多かったのであろう。

6

7

両校のエール合戦など。大きな学校で卒業生が多いって所、こういった場面で連帯感が生まれるんですね。卒業生が学年200人程度だったカレッジ出身のワタシには縁のない世界である。

8

9

試合開始。明治が押してるよな~ とずっと思ってたのだけど結果は

10

早稲田の勝利。トライも少なく素人目には地味目な試合に感じられた。

11

試合が終わっても席を立つ人は一人も居なかった。

だってこの日はですね。

試合後にお得なイベントがあったのである

さらば国立競技場イベント 「伝統の早明戦のラストにユーミン登場 あの名曲ノーサイドを歌う!」 であった。
ラグビーを見に来て ナマユーミンの歌も聞けるって2500円のチケット代は安いもんである。




遠目には変わらずスレンダーで年を感じさせない彼女が登場した。語りの中の「選手の皆さん、ラグビーのOBの皆さんが、必ずくぐってこられた練習の日々へのオマージュを捧げたいと思います」とのコメント。持っていくねー。盛り上げるねー。

キーボードの伴奏は松任谷さん。隣に座っていたW出身のオヤジが「ダンナは塾高じゃないかよ」とつぶやいていたがw





さびの高音部分がちょい苦しいがノーサイドは盛り上がり





歌を聞いて大男たちが涙するのも感動的であった。



さようなら国立競技場 

千駄ヶ谷に殺到する人の群れを避けて、オットと外苑前から表参道方面まで歩き



駅の近くの奥が結婚式場になっているカフェで一休みしていたら





ちょうど式が終わったカップルにも出会って





つるべ落としに暗くなった晩秋の夕刻、イルミネーションのともった通りを原宿駅まで歩いて山手線に乗って帰宅。

気づくと寒さ対策のカイロも使わずにすみ、お天気にも恵まれたラッキーなスポーツ観戦日だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする