行きはよいよい帰りは・・・ の坂なんですよね
旅日記を書こうとは思うんだけど こちらも忘れないうちに備忘録
昨日(金曜日) オットに頼まれた管理仕事のうちあわせに行った。
終わった時はお昼時、ワタシの次の予定は3時。自宅に戻るのにはちょっと中途半端 なので ここいらで時間をつぶそう。
一人ランチで選んだのは駅のそばのコリアンレストランであった
わりにレビューは良かったんだけど・・・
すっぱいだけで旨味のないキムチと泥っぽいスープと
同じく酸っぱくて塩気が多くて旨味の無いのに変にスパイシーなヤンニョムチキンがメイン
デザートの杏仁豆腐で口直ししようと思ったらこのシロップにまで黒酢が使われていた。豆腐自体の食感はいいのに残念
料理全般 どんだけ黒酢好きなんだよ! と 変にスパイス使ってこじらせてる感じ。
ワタシの美味しいモンセンサーが久しぶりに外れてしまったのがショック。店主がイケメンだったのがせめてもの慰めであったw・・・
食べ物でガックリが尾を引くもんで ちょっと気分を変えようかと
行人坂を降りる この坂は江戸市中から目黒不動尊への参詣路だったそうですよ。
行きはよいよい帰りは・・・ の坂なんですよね
行きはよいよい帰りは・・・ の坂なんですよね
大圓寺前を通り過ぎる
天台宗の寺院 釈迦如来 大黒天を祀り 元祖山手七福神の一つだそうだ
目的はここのホテル 目黒雅叙園です
お七の井戸 八百屋お七とは、恋焦がれた寺小姓吉三会いたさに自宅に放火して鈴ヶ森で火刑にされた迷惑系情熱女子ですが その恋慕の相手はお七亡きあとに僧侶となって念仏行に出かけたらしいが その出発時にお七の菩提を念じつつ水垢離を行ったところ なんですと。
この前は今までに何度も通ったが気づかなかったよ。
見上げると緑が濃い 目黒駅から目黒川までドーンと下がる
河岸段丘なんですかね?
ホテルのエントランスはクリスマス模様
といってもここのホテルはどっちかというと全体が東洋風なのが似合う気がする
ほらね
廊下の壁画なぞ
百段階段の入り口です
こちらのエレベーター
ここからして豪華です
内部
韓国の螺鈿作家によるものだそうだ
「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。食事を愉しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。
“昭和の竜宮城”と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。サイトより
今回は 月百姿×百段階段
はるか昔から月は人々を魅了し続け 古今東西の文化や芸術において主題として扱われてきました 月百姿は幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師 月岡芳年が月にちなんださまざまなモチーフを書いたシリーズです
だそうです
今まで何度か行ったが お雛祭りだのの時は激混み 今回はそこまで人は多くなかったがとても良かったですよ。
見学客もジジババが多いと思いきや 若い男の子の二人連れとか仕事の途中っぽい渋オジとかも 日本髪を結って着物を着てさかんに写真を撮ってもらってるSNS発信するんですか? の若い女子もいた。
月岡芳年 最近聞いた名前と思ったが この夏太田美術館でこの展示の中でも登場していたっけ
月とかそれにまつわる幽遠な世界を描くのが好きな浮世絵師だったんじゃないですかね?
原本の浮世絵は写真不可なので写真は加工された作品です
魚樵の間
月にまつわる現代作家の作品も展示
次の部屋
すすきも風が吹いてさわさわする
月もプロダクションマッピングで陰が変わる ウサギも出て来る
中国風の部屋
中華風の食卓と中国美人
部屋の四季の画も素晴らしく
芳年の作品を
清方の美人が見下ろす
百段階段の最上階 なぜか99段なんですよね
頂上の間
こういう部屋のしつらえも素敵だ
1935年の建築 よく火事にも会わずに残ってたもんですね
ワタシの明治生まれの祖母が姪の結婚式がこの会場であって
「竜宮城みたいな所だったんだよ」と語ってたのを思い出す
当時も豪華絢爛な建物だったのではないでしょうか?
これは複製です
さて 帰りますか
ここのショップはちょっと変わったセレクションで素敵なものが多い
良い展示を見られて コリアン料理の味を忘れた
こんなイベントやってました
少々惹かれながらも前を通り過ぎて おなじみの劇場へ(と言っても久しぶりかな?)
こちらに入る 今日は星組
この日は舞台友Nと二人観劇だった。
この日の演目は 三谷幸喜氏の映画をもとに 宝塚所属の演出家 石田昌也氏が手掛けた
S席 まあまあの席(なんていうと罰が当たりますね)人気の星組 チケット取りは激戦だったに違いない。
幕開けは 国会議事堂をバックにタイトル 両端には選挙ポスターが
タイムリーと言えばタイムリーですね。
この企画が上がった時には 岸田さんが辞めるなんて話も石破さんが総裁になったとたんに解散総選挙なんて話は起こってなかったんだからさ
ちらし↓
記憶にございません!
ートップ・シークレットー
原作/映画「記憶にございません!」©2019 フジテレビ 東宝映画脚本・監督/三谷幸喜
潤色・上演台本・演出/石田 昌也
喜脚本・監替により2019年に上映され、大ビットを記録した映画「記憶にございません!」。
憲政史上最低の支持率を叩き出した総理大臣・黒田啓介が、記憶を無くしたことで巻き起こす経動を描いた政界コメディを、宝塚歌劇で舞台化。
上最悪のダメ総理と揶揄される黒田総理は、投げつけられた石が頭に当たったことで記憶をってしまう。子供の頃のことは覚えているが、政治家になってからの記憶がそっくり抜け落ち、胎子の頭すら忘れてしまう。前代未聞・・・現職総理の記憶喪失に、首相秘書官の井坂らは、この事態をトップ・シークレットとして扱い、黒田に無理やり政務を続行させる。
用は、記憶を失ったことでこれまで自分が行ってきた(らしい7)不倫、汚職、暴言等、悪行を和り唖然。国民の為に標を正し、真摯に政治に向き合っていく黒田だったが、アメリカ大統領の訪日により官邸は再び大騒動に・。
星組公演『記憶にございません!』『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』初日舞台映像(ロング)
三谷氏の喜劇ってどうもワタシの笑いのツボを刺激してくれないので 映画も途中で飽きる(相性が悪いのでしょうね 古畑と鎌倉殿は好きですよ)だし 石田氏の演出は色んな意味で昭和のセンスと感じてしまうのでこの作品を楽しめるか危惧してたけど やっぱりね・・・・ で終わった。
この前の演目 RRR が凄すぎたので どうしてこういう話に こっちゃん(トップさん)を使うかね~ 退団も決まってるのにもったいなさすぎるでしょ とさえ思った(個人の感想です)
こういう話は大劇場じゃなくて青年館とか全国ツアー規模でやってくれればいいのに(個人の感想です)
それにジェンヌにバーコードハゲのカツラをかぶらせて誰が喜ぶのか?(個人の感想です)
とにかく 前作RRRと同じ料金なのは価値が違いすぎた。歌もダンスも抜群のトップさんと周囲を見たいワタシの不完全燃焼感と これで退団する娘役トップの方もなんとなくお気の毒(個人の感想です)
その代わりと言ってはなんだが こちらのショーは良かったな。
初演出の方
アルゼンチンのグアレグアイチュで行われるカルナバルを舞台に繰り広げるパッショナブルなレビュー作品 だそうな。
やはり このトップさんは 歌もダンスもお芝居も死角の無い人。
歌の安定感 ちゃんと歌詞がはっきり情感とともに伝わってくるのは安心して聞いてられる(次期トップさんもその辺踏襲して欲しい 時々何言ってんのかわからないんだよな 個人の感想です)
これで今日の不完全燃焼感がちょっと和らいだ。
帰り ちょうど東北地方で頼まれ仕事してきた(逆出稼ぎと呼ぶ)オットと落ちあい、南国酒家で定食つまみにビール飲んで今日の宝塚はタイムリーにこういう話だったんだよとオットに話したもののまるで興味もなさげだったのでさもありなんと思いつつ 地元の駅に着いて 封筒持参だったので 二人で期日前投票して帰宅。
敬老の日を含む三連休も終わりましたね
九月半ばなのにまだまだ暑い日が続いた。
局夫婦 日曜日にはこちらに
オットが仕事関係の方に招待券をいただいて来たので その方の出品作品も拝見しよう、ワタシの中学の恩師も出品されている。
乃木坂駅から直結
この日はこちらのふたつの企画展も開催されていて
とにかく来場者が多かった
こっち側の企画展の来場者はこういう方たちがたくさん
しかし まいったのは会場の暑さであった。
この通路とカフェの部分が特に暑い!
この日も35℃あまりあった外気温とあまりかわらない感じ。
空調もあるのだろうが この吹き抜けとガラスの外壁で温室のごとし
空調もあるのだろうが この吹き抜けとガラスの外壁で温室のごとし
これじゃカフェで熱中症になりそうだよ💦
後で建築士Nちゃんに会場の暑さを訴えたら、ビルなどの建築基準の空調部分の規制が何十年前かのものと同じで、この熱帯化した都会の現在にはマッチしていないので、最近大きなビルでも「暑い」という苦情が出るそうだ。
後で建築士Nちゃんに会場の暑さを訴えたら、ビルなどの建築基準の空調部分の規制が何十年前かのものと同じで、この熱帯化した都会の現在にはマッチしていないので、最近大きなビルでも「暑い」という苦情が出るそうだ。
基準以上にすると余計な金もかかるしで 施主や設計側でも悩みのタネなんですと
色んな弊害が出てるんですね。地球温暖化・・・
しかし 強力なエアコンつければ室外器からはそれだけの温かい空気が排出されちゃうわけだし、何か違う方法ないんかいな?
せめて屋上の緑化を推進するとかねえ・・・
そういえばNちゃんのお父様(亡くなる3日前まで絵筆を手に取っていた)も この展覧会の会員だったな。
で、ワタシ達はこちらの会場へ
で、ワタシ達はこちらの会場へ
以下 ワタシがピピピと来た絵画作品 (オットの知人&ワタシの恩師のも含む)を順不同で貼り付けちゃいます
しかし 絵画作品多いんだよね~
これだけの大きさをまとめて自己表現する方たちの情熱には尊敬申し上げますが多すぎて一個一個を丁寧に鑑賞する気力がだんだん落ちて来る(ゴメンナサイ)
なので 隣の部屋の彫刻部門に行った。
あら これ楽しい! 今まで知り合いの絵だけ見に来てこちらは寄らなかったのかな?
オットと「ここ おもしろいじゃん」「ホントね~」と
仲間だと記念撮影 ↓
動物のものが目に付く
可愛かったりちょっと不気味だったり
これも好き 興福寺の国宝館の小鬼が現代風になった系
誰が殺したコックロビン♬ を思い出す ↓
赤毛のアンシリーズの「アンの青春時代」の彼女を彷彿させられました。
かわええ・・・
ふわちゃんか?w
と この部屋でたくさん楽しんだのであった。
昨日は孫①(ムスコの長男)の誕生日だった。10歳!
あのひよひよした小さな赤ちゃんがもう10歳! あっと言う間だったような10年間・・・
で、昨日はここでお祝いしました。ムスメ一家は孫③の行事で不参加だったがムスコ一家とワタシ達夫婦6人訪れたのは・・・
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を実際に体験できる、全く新しいウォークスルー型のエンターテイメント施設です。映画でも人気のホグワーツの大広間、ダイアゴン横丁、9と¾線のホグワーツ特急のほか、実際に映画に携わった世界最高峰のクリエイター達の制作した数々の素晴らしいセットが楽しめます。箒に乗ったり、爽やかなバタービールを飲んだり、ホグワーツの動く階段エリアで実際に動く肖像画になってみたりと多数のアクティビティも楽しめます。さらに、スタジオツアー限定商品が多数揃っているショップもあります。アジアでは初のオープンとなり、「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては世界大規模の大きさを誇り、この施設すべてを見て回るのに4時間程度かかることもあります。2012年の開業以来、いまだに予約困難なイギリスの「スタジオツアーロンドン」に続き、「スタジオツアー東京」にはここでしか見られない独自のセットがあるのも大きな魅力のひとつです。
サイトより
あのとしまえん跡地に作られたテーマパークです
パーキングに駐車し(予約制1800円也)エントランスへ
巨大なドラゴンに迎えられる
入場チェック 手荷物も探知機でしっかり調べられ飛行機に乗る時みたいな金属チェックのゲートも わりとシビアである。
入ると大きなショップ 素敵なディスプレイなのでここで購買意欲をわきたてる感じ
孫①②も しっかり魔法の杖を買ってもらっていた。(一本ずつ)
孫①②も しっかり魔法の杖を買ってもらっていた。(一本ずつ)
各国の映画のポスターなどが見られる部屋を経て
さて魔法の世界へのゲートに
この日誕生日の人がゲートを開けられますというので孫①はラッキーとばかり前に出て開けたようだ。
すぐにホグワーツの食堂が現れる
次の部屋
映画にも出てきた動く階段
夢だっけ未来だっけを写す鏡
グリフィンドールの寮の部屋
スリザリンの部屋
禁断の森だっけ?に入る
杖を回して呪文をかけると動物たちが現れる
ちょっと怖がっていた孫②がこの辺からノリノリになった。
森を出ると中庭みたいな所に出て バスや空飛ぶ車などが展示されて
ちょうど喉が渇いたな~ みたいなタイミングでバタービールの店が・・・
あら いいタイミング!
それにバタービールってどんな味だろう? と買いに行ったワタシは値段を見てぶっ飛びました。
バタービール一杯とこのポップコーンのセットが1900円也
3セット買おうと思ったが2セットでいいよね~ ってことにした。
バタービールは上の泡の部分が甘ったるいホイップクリーム(少々バターの香り)下の液体はなんとも言えないカラメル風味の微発泡のシロモノであった。
激マズではないが一度で結構です。
ま、このビアマグ(プラスチック)は洗って持ち帰りできます。
これはオサレ これが我が家の唯一のお土産だ。
マグルの家
ホグワーツに行くためのロンドンの駅
あの有名な9 3/4ホームだ
映画でこの場面は好きだったな~
電車の中の各部屋の中も芸が細かい
ダイアゴン横丁
ここも雰囲気は小説 映画通りの雰囲気だ。
実際に映画で使ったタペストリーなども展示されているが確かによくできてます。
あと映画の音響のスタッフが原始的な職人芸でドラゴンの鼻息とか色んな音を作ってるのには感銘。電子音だけじゃないんだね。
ホグワーツの全景
このパークは見て歩くだけでない色んな体験(クディッチの試合を応援できたり)とかできるのだけど 一番人気は この箒に乗るってものだった。
ここは撮影はできないのでサイトからお借りしました。↓こんな感じで一人ずつ箒にまたがってスタッフの指示で身体を動かしたり杖を振り回したりするとCGの画面と合成された動画が見られるんですね。
子供だけでなく、大人のみなさんも結構喜んでやっていた。
孫①②がやったあとで通り過ぎようとしたら
「バーバもやってよ~」と孫② スタッフもノリノリ ムスコ夫婦もノリノリで「オカン やりなよ」byムスコ「お前こういうの得意だろ」byオット
箒ブースは何部屋かあるのだが ワタシたちが入ったのはちょうど長蛇の列の人たちから見られる一番手前の部屋
そこでワタシ やりましたよ。公開処刑っていうのですかね?
身体を左右にゆすってクルマをよけたり 波間に突っ込んでスプラッシュしたりもちゃんとやったよ。(入場料6500円/ 大人 の元をとらねば)
終わったあとにスタッフから
「さすが大魔女の貫禄ですね」って言われた。喜んでいいのかっ!
そこでQRコードのプレートをもらってレジに行くと
孫たちとワタシの写真のデータでもらうのは5000円 印刷してもらうと6000円也
「いらないよ」とワタシとムスコの意見が一致した。
あとで考えてみて データでもらっといて遺影にしてもらうのも面白いかもなと思ったが・・・
色々終わって 最後にまたショップに戻る
ディズニーランドもかなりぼっ〇くりと思うがワーナーも相当なもんですね。
体裁の良いテキヤだよな~(こういう事を言うとムスメは嫌がるがムスコは多いに同意する)
孫たちそれぞれ持ってた杖は一本4900円也
あの物語にも出て来る 色んな味のグミは 透明容器に入ってコンビニだったら300円くらいのものが1900円! あとは推して知るべし。
孫①がハリポタ好きで本も全部読んで映画も見たというのでムスコ夫婦も連れて来たかったのであろう。
ワタシはファンタジーは好きだが、幼少時に夢中になって読んだメリーポピンズや指輪物語に比べて ハリポタはちょっと趣味じゃないな~ と思ってたし、このパークに行くことになったので予習のために映画を見ると途中で寝落ちしてしまうのよね~
まあ これも経験だ。
でもとしまえんのままでアップデートしていった方がリピーターは多いのじゃなかろうか?(小声)
ともあれ帰りに焼き肉食べて解散
オットのおごり
散財の一日だったが孫①②が喜んでたので良かったとしましょう。
↑画像は昨日東京に戻ってきた時です。初盆の法要とお盆の迎えだけすませてワタシは車で戻った。Uターンラッシュを避けたくてであります。
故郷も暑かったけど東京も暑いですね。
11日には両親の初盆の法要。今年初盆を迎えた檀家の合同法要であった。
13日の迎え盆の日
朝五時に弟を叩き起こしてお墓参りして祖父母と父母をお迎えに。
その日に親戚の何人かとご近所さんがお線香をあげに来てくれた。
その時の話であります。
昼過ぎに従兄弟が三人連れ立ってお参りに来てくれた
父の兄の子供である姉と弟二人、ワタシ達姉弟とも小中高で同じ学校、父も彼らを可愛がっていたし、弟はその父である亡くなった伯父と一緒にテニスしていたりで親しかったし一昨年亡くなった伯母は父と同い年で同じ学校と言った感じで親戚の中でも関係は濃かった人たちだった。
上二人は東京での住居は偶然我が家と同じ区なので何かと共通の話が弾む。
なのでお互いの両親の思い出話にも花が咲いて、仏間の隣の大きな客間で、あちらの三人とこちらは弟とオットとワタシの計六人でお茶を飲みながら和やかに話していたんですね。
そうしたら・・・・
廊下の向こう(8mくらい離れた)リヴィングの戸(引き戸)が開いて閉まった音がして足音がした。そしてなぜか鈴の音も聞こえた。
「ん?」となったワタシ達。
リヴィングには犬を置いていたが、ワタシ達以外に家に人はいなかったのであった。
「今、お勝手の引き戸が開いたよね」
「犬じゃないの?」
「いや、Gちゃんはあの戸は開けられないよ」
「足音も聞こえた気がするけど・・・」
「鈴も鳴ったよねえ・・・」
ぞわわ~
ってことで確かめに行ったオット
「Gはソファで寝てたよ 戸がちょっと開いてたけど」
「まただよ~~」
この従兄弟たち、我が家の「出る話」は知っているのである。(前に冗談まじりに話したことがあったので)
「ね、今、誰か戸を開けたでしょ! 足音と鈴の音聞こえたでしょ!」とワタシ
「いや~ ホントだね~」
「叔父さんかな~」と従兄弟たち
「確かに 父かもね 今日お迎えしてきたし」
「それで 鈴の音ってさ、レオン(父の死んじゃった愛犬)の首輪に鈴が着いてたんですよ~」と弟
と六人が同時に空耳ってことあるんですかね?
六人みんなレピー小体型認知症かいな?
鳥肌たちまくりであった。まあ父と思えば害はないだろうが、やっぱり怖いんですけど・・・
ワタシ一人の時はやめてよね。
賑やかな場が好きだった父
可愛がってた甥と姪が来てくれて、仲間に入りたかったんですかね?
ところで 先週 こちらの美術館に見に行きました。
表参道ヒルズの近くちょっとわき道に入ったところの浮世絵専門の私設美術館であります。
荒れ果てた屋敷に巣くう不気味な妖怪や、怨みを晴らそうと恐ろしい形相で睨みつける幽霊。浮世絵にはさまざまなお化けが登場し、時には見る者を怖がらせ、時にはそのユーモラスな姿で笑わせます。本展では、歌川国芳や月岡芳年の名品をはじめ、妖怪や幽霊を描いた浮世絵約170点(前後期で全点展示替え)を紹介いたします。この夏、お化け屋敷と化す (?)太田記念美術館にぜひ足をお運びください。
美術館サイトより
歌川国芳や月岡芳年など幽霊画の名手の作品が並ぶ夏にふさわしいw展示
日本でのお化けってのは怨念がらみの人間もあれば、猫やキツネやクモやタヌキなどの動物たちの霊もあり、実にバラエティに富んでるんですね。
歴史の一場面や能や歌舞伎の題材になっている場面もあって面白かったですよ。
題材は時にはグロだったり怖かったりするのもあるけど、美人の幽霊なんて儚げで色っぽくて美しさも感じました。
ワタシは怖がりのくせにこういうものが好きなんですね。
何かがあちらからやってくるのであろうか?
東京にいる時は何にも感じないのが不思議なんだけど。
この前の月曜日 枯山水爺たちとこちらを見に行った
秦と趙の全てを懸けた<馬陽の戦い>で、
敵将を討った信(山﨑賢人)と仲間たちの前に突如として現れた、
その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)。
敵将を討った信(山﨑賢人)と仲間たちの前に突如として現れた、
その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)。
自らを<武神>と名乗る龐煖の圧倒的な力の前に、
次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。
致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。
次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。
致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。
「俺たちで、信を守り抜くんだ――。」
一方で戦局を見守っていた王騎(大沢たかお)は、
趙軍の裏に潜むもう一人の化け物の存在を感じ取っていたが、
劣勢を覆すべく最強の大将軍として再び戦地に舞い戻った。
趙軍の裏に潜むもう一人の化け物の存在を感じ取っていたが、
劣勢を覆すべく最強の大将軍として再び戦地に舞い戻った。
王騎と龐煖の過去の因縁とは?
遠くから戦いを静観する軍師・李牧(小栗旬)の正体とは??
遠くから戦いを静観する軍師・李牧(小栗旬)の正体とは??
今、因縁が絡み合う馬陽の地で忘れられない戦いが始まる――。
公式サイトより
こちらも4作目 原作のイメージも壊さずスケールも大きく、よく出来た映画だと思いますよ。
でも戦場面が多くてちと飽きた(ワタシは軍師向きじゃないな)
ただこの映画で楽しみなのはキャスティングですね。
男優も女優も 「お~ こう来たか いいね」ってパターンが多い。
今回はなんといっても王騎将軍の大沢たかおさんご活躍。その妻となるべきところで宿敵龐煖(吉川晃司)に殺された女性の将軍役が新登場人物だったのだけど新木優子さんがたおやかで綺麗でかっこよかった。
またかっこいいと言えば今回は王騎軍の副将のトウ役の要潤さんのファルファル。要潤氏って背も高いしイケメンなのに ドラマの役ではおちゃらけたり性格悪かったりでどうもそれをわざと隠してる感じがしませんか? キングダムだとそのイケメンさが全開である。
目の保養におすすめ
9時20分からの回でみたけど140分くらいの長尺だったので終わった時にはもうランチタイム
このメンバーで映画というと 新宿tohoで見てからタイ料理に行くというのが定番になった。
老舗で美味しいんだけど この入り口はね~
上階に熟女パブなんてのも存在するから爺二人と連れ立ってこのビルに入ると同伴みたいだ。
そして狭いエレベーターを昇って行ってのこの入り口
ぴったり閉まってるとちょっと入るには勇気がいる(でも入ると意外に広いフロアにお客さんがあふれています)
美味しくてリーズナブル
今回もシンハービール飲んでそれぞれランチメニューを食べた
パッタイははっきり言ってあまり美味しくなかった。 ケチャップ味が邪魔。
前はそんなじゃなかったけどその日によって味が違うのがエスニックあるあるかも・・・
グリーンカレーがやっぱりおすすめである。
歌舞伎町と言えば
この夏のドラマはこれが気に入ってます。
クドカンは前作 「不適切にもほどがある」 で開き直った感がありますね。
下ネタ多めでお品も悪いが、このくらい突出しててもいいんじゃないかな~?
漫画やライトノベル原作じゃないドラマで面白いのって今のTVじゃクドカンくらいしか思いつかない。
中学の時の美術の先生は実技の指導も熱心だったが、教科書以外の画集を使って美術史の入門的な授業をしてくれたのは、今思い出してもありがたかったな~と思う。
地方住みの中学生にとってはなかなか世界の名画のホンモノを見る機会がなかったが、その小さな画像の中にも心ときめかせる絵画は存在したもんだった。
長じてフランスだのイタリアの美術館でそれらを見る機会にも恵まれたがそのたびに(あっ I先生の授業で習った)とより印象が強くなるのはあの感受性の豊かだった頃、心に刻まれて奥底に潜んでいたものが表面に浮かび上がってキラキラするような いわばフラッシュバックなんじゃないかと思ったりする。
そう思うと幼い頃~思春期での経験って色々させといた方が後の人生が彩豊かになるんじゃないかとも思うんですよね。
その中でワタシが一番印象に残った絵が これだった ↓
「通りの神秘と憂鬱」1941年 デ・キリコ作
この絵を見て どこかで見た不安な夢を思い出されるような ぞわぞわしながらも目を離せないような感覚がかきたてられた。
それ以来機会があったら作品を見たいと思う画家になった ジョルジュ・デ・キリコ
4月から始まっていた美術展だったが やっと今日行けました。
今日はちょっと暑さもおさまり美術館日和だった上野界隈であります。
都美術館です。2時半くらいに着くように行ったら入場待ちもなく入館してからもちょうどいい混み具合。
こういうのは一人で見るのがいいですね。音声ガイドも借りてじっくり見た。
ピカソもその生涯の「時代」によって作品の雰囲気が異なるが この人も時代によって違うんですね~
作品展では
形而上絵画の時代(遠近法を無視したような広場やマヌカンを登場させた絵画)
→古典絵画への回帰(ティッツィアーノなどルネサンス期の古典絵画やルーベンスなどのバロック期の作品にひかれて伝統的な表現の研究や実践をしていた時代)
→新形而上絵画(再び形而上絵画に取り組み 以前の街やマヌカンといったモチーフに太陽や月などが組み込まれた新境地)
こういった変化をいっぺんに見ることができて非常に興味深かったのであります。
館内写真はダメだったので(ちょっと残念だけど絵の前に立ちはだかって何枚も写真撮る人がいないってのはいいもんですね 自分も鑑賞だけに集中できるし)
以下は複製が飾られたフォトスポットのもの
オデュッセウスの帰還 1968年
不安を与えるミューズたち 1950年
バラ色の塔のあるイタリア広場 1914年
白鳥のいる神秘的な水浴 1958年
予言者 1914年
時代もバラバラに上げてしまって申し訳ないですね。
このフォトスポットにはなかったが
この古典絵画への回帰的作品もあるのよ
風景の中で水浴する女たちと赤い布 1945年
少女の肖像 1920年
難解といえば難解なんだけど その時代の変化をナチュラルに受け入れて自分なりの鑑賞を楽しめればいいんだなと開き直る
もう晩年に近い頃の作品 「オデュッセウスの帰還」がワタシは好きだな~
トロイア戦争のあとまっすぐ故郷に帰ればいいものの あちこちほっつき歩いていたオデュッセウス その旅、大海原と感じて動いていたのは自分の部屋だったのでしょうか?
この絵はカーペットの海原でボートを漕ぐオデュッセウス(キリコ自身?)
正面と左右には彼のモチーフにもよく使われていたタンスと椅子があり、左の壁にはイタリア広場の画が窓からはギリシャ風の神殿が見える。
さまざまな変遷を経て集大成みたいな絵。で、人生経験と達観みたいのが感じられて余裕とユーモアみたいなのを感じる。
あまりにも気に入ったので絵葉書と飾る枠を買ってきた。
あ~ 面白かったな~と満足だった美術展でした。
広場で下町ハイボールのフェスをやってて心惹かれたが寄らずに真面目に帰って来ましたよ。
月曜日、夕方から降ってきた雨は土砂降りとなり
(あ~ 濡れちゃって嫌だな)と思いながら駅まで歩いて電車に乗って
たどりついたのは京王新線 初台駅
ミュージカルです
6時開演で30分前くらいに着いたのだが、グッズ売り場には若い子たちの長い列があった。今までのこのミュージカルでは初めてで、誰かお目当てがいるのかな? なんて思っていたのですが・・・
今宵も良い席 ど真ん中でした
同行 舞台友NとMちゃん
二人ともおしゃれなオペラ仕様 ワタシはちょっとカジュアルすぎたかな?と反省
Wキャスト公演で この夜はこの人たち
この舞台のチケット取れるよ、Wキャストだけどどの組み合わせにする?と舞台友Nが声かけてくれた時、我々観劇トリオはキャスト名を見て
「誰? 知らないよね~」
「あたしも知らないな~ まあどのキャストでもいいや」
「作品はいいもんね」
などと今思えば不遜でした。
すみません
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2024)舞台映像ダイジェスト【小関・吉柳ほか】
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2024)舞台映像ダイジェスト【岡宮・奥田ほか】
ワタシたちが見たのは↑ ロミオは下 ジュリエットは上の動画バージョン
幕間で三人オバは うなった
「鳥肌たった~~」
「すごいよね~ ダンスも歌も 着実に進化しとる」
「ホントだよ~ しかもイケメンぞろい」
「もうさ 井〇くんとか山〇育くんどころじゃないよね」←これワタシの発言 あとで後悔することになった
今までのロミジュリ 宝塚版、東宝版も何度となく見ているが この日のはワタシの中でベストでした。
出演者が実際のロミオやジュリエットの年に近い若さってところもあると思う。
フレッシュなのに歌もうまいしダンスも切れ切れだ~~
ロミオの王子様っぽいヴィジュアルは今までに見たロミオの中でピカ一
ジュリエットはちょっとアニメ声ながらも伸びやかで確かな音程の歌には聴き惚れられた。
ベテラン陣もそれぞれすばらしかったし、キャピレット夫人の彩吹さん 宝塚でトップにならずに退団されちゃったけどこういう場でご活躍。あいかわらずお上手でしたね~ それぞれのキャプレット家 モンタギュー家の面々やジュリエット乳母やロレンス神父も脇をがっちり固めていた。
で、ですよ。
ワタシ達の一列前に開演ちょっと前に入ってきて座った四人組は 実は
この人達だったんですね この記事は東宝の初演 13年前のです。
ワタシは城田・昆の組み合わせで観劇していた
↓
この時からはや13年か・・・
城田君はデカいのと白髪に近い金髪だったのですぐにわかり、女優陣もなんとなく一般人じゃないオーラがあったけど、黒いマスクの人は誰だろうね・・・なんて思ってたら なんと育くんじゃないですか・・・
ゴメン 育くんどころじゃないね なんて言って・・・w 聞こえなかったよね。
この日は観客がゴージャスだったみたいで 幕が上がる前に 四人のところに加〇清志郎君が挨拶に来ていた。
舞台もだけど観客席も盛り上がってた日だったな~
カーテンコールではスタンディングオベーション(ごく自然に私たちも立ち上がっていた)
その時、岡宮くんからこの四人が来ているというアナウンスがあった。
「大先輩がいらしているのでぼくたちも緊張 変な汗が出ました 云々」
それもごく自然に彼らへのリスペクトと舞台を緊張しつつ楽しんでいる様子を表すMCも上手。
この年代の子たちは自己表現にも長けてますねえ。
あまりにも主要の若い子たちがうまかったのでウィキなんかでサーチしてみたら、コロナ禍の中で公演が中止になったり無観客で配信だけされたりで、それぞれ苦労があったみたいだ。
こうやって満席の中で、拍手や手拍子も起こり、客席下りまでできるようになったのは喜ばしいことなんじゃないかな? そういう喜びも伝わってくるような舞台だった。
文化的にも、もう、あんなパンデミックはこりごりですよ。
そういえば、この日の朝 ゴルフの全米女子オープンで笹生さんが優勝、渋子が二位になったんである。
大谷君はもちろん、バスケットも陸上もサッカーも・・・ あっ相撲もだ。
この舞台の出演者と同じZ世代の子たちのしっかりしている様・・・ ちゃんと努力して結果を出して、受け答えなんかもご立派なこと(一方で信じられないくらいのおバカちゃんも存在するのがちょっと心配ではありますが)を目の当たりにすると、政治も経済も円も劣化してる今の日本がまだ立ち直る余地はあるんじゃないかな~ なんて希望が湧いてくるんですけどね。
とある駅で降りて 某大学前を歩いていたらこんなポスターがあった。
お~~ 寅ちゃんだ!
某植物学者のドラマの時は1か月 ブギウギ歌手のドラマは2週間で離脱したワタシだが、これはハマって見ております(オットも録画を欠かさず見ている)
ヒロイン寅役の伊藤沙莉ちゃん。この人が出演するドラマは大抵が好みです。
コロナ禍のまっさいちゅうにhuluでモモウメというショートドラマをやってて 新人OL役が沙莉ちゃん ベテランOL役が江口のりこさんで その掛け合いがなんとも面白く 外出もできない自粛生活の慰めになったんですね。
その頃から 彼女の存在感は注目だったな~
しかし、脇役が主だった頃(朝ドラで米屋のムスメ役もやってたよね)から比べると綺麗になりましたね。
寅ちゃん一家の人たちもみんな良い味
おとうさん役の岡部さん 暗くなる場面でもそれだけにさせないユーモアのあるせりふ回し。朝から戦争の悲惨な場面はなるべく見たくないんですよ(もうこの歳になると見たり読んだり聞いたり散々してきてるんだから)それが彼によって暗くなり過ぎない演出になっている。
お母さん役の石田ゆり子さんもいい味出してますね。 オット年代のオトコはすべからく彼女の事は好きであろう(言い切る)
あの時代の女性弁護士は働く女性としてのパイオニアだったわけで、今の女性たちは世の中はだいぶ進んで生きやすくなっているとはいえ、女性であるということがある種のハンディになる普遍的原因は共通だけど、それも変にジェンダー問題として主張しすぎてないのもいいなとも思うんですね。
淡々と事実を描いてくれれば伝わる事は伝わるのに 大げさに演出しすぎるのが民放ドラマにありがち。視聴者をバカだと思っているんだろ~な~と腹立たしくなります。
あと寅ちゃんの法律学校時代の彼女と周りの女性たちの着物を見るのも楽しみだった。あの時代の 花柄の着物に花柄の長羽織 縞の着物に花柄の着物に袴 洋服だとありえない柄+柄の組み合わせが着物だとしっくり華やかでしたね~
普段は連ドラの話にならない私の周りの友たちも みんな見ているのでビックリしている。
さらに
今年の大河もはまっている(鎌倉殿は面白かったが去年の家康は2回目で離脱した)
この時代、ある程度の地位のある女性たちがありえないよね~ なんて行動もあるけど 面白いから見ていられる。
出演者も案外イケメン祭りですよね。
あとこれは 今季一番はまってるドラマ
桐野さんの小説は以前好きだったが、あまりにも陰惨で家族否定的な書き方が耐えられない時もある。
これは原作はまだ読んでないが、地方から東京に出て来て一生懸命働いても「貧困」から抜け出せなくて「代理出産」に挑む若い女性の描き方が苦しいけど目が離せない。
なんだかんだ言ってもNHKのドラマってのはちゃんと作られてるんだな~ と3作品を見て思っている。
父は熱も下がって痛みもなく意識も戻ってよくしゃべるようだ。
弟が面会に行ったら「ここは何処だ?」と聞いてそのたび答えるの繰り返しだったらしい
オットは「入院すると見当識障がいが来るからな~」と言ったがそれを言うならワタシの事も??くらいの5年ほど見当識障がいですから平常運転ですね。
とにかく身体は回復したようで一安心しました。
ワタシは連休中にもう一度面会に行く予定にして・・・
昨日はこの劇場へ
夜の部
花組 トップさんと相手娘役さん 退団公演
今回も舞台友NのおかげでSS席であった。
アルカンシェルとは 「空にかかる橋」=「虹」
好きだわ~ エッフェル塔見るとワクワクする
舞台の左手にはフランス国旗 右手にはパリ市の旗がかかげられていて
このパリ市の紋章の船の下の Fluctuat nec mergitur というのがラテン語で「たゆたえど沈まず」という意味で この芝居のテーマとなってるらしい
ストーリーは
「パリは燃えているか?」撤退を決めたドイツのフランス占領軍に、ヒットラーは首都爆撃命令を下す。ナチスドイツの信仰に抵抗を続けていた人々はその時いかにしてパリの街を救ったのか。
フランスが生んだレビューの灯を消すまいと立ち上がった一人のダンサーを主人公に、パリ解放に至る過程をドラマティックに描き上げる物語
小池先生の一幕ものでオリジナル脚本は 時々ワタシとしてはムムム・・・の時もあるのですが、これは飽きずに見られた。
レビューが無いのは劇中のダンスシーンで十分補ってくれた。
それにしても この組のトップさん、特に「推し」がいないワタシですが、今までで一番カッコいいジェンヌさんだと思っていた。
顔が小さくて手足が長いのが当たり前のジェンヌの中でもこの人のスタイルの良さは突き抜けてました。男役の化粧がこれほど似合うのもね~
「はいからさんが通る」の少尉役 「ポーの一族」のアラン役 まさに二次元が出て来たみたいだった。
それに東京西部出身ってことで、偶然「子供が同じクラスで仲良しだった」とか「同じバレエスクールだった」なんて話も聞いててなんとなく身近に感じていたジェンヌさん。
歌は う~~んで音程がイマイチ安定しないでハラハラした時もあったけどダンスの巧みさは群を抜いてましたね
ミリオさんを継いでトップになった時「この人の時代だな」と思ったら就任と同時にコロナ禍は気の毒だった。
休演に次ぐ休演でしたからね。
この辺がパンデミックと戦争という違いはあるけど、災いの渦に巻き込まれながらもレビューの灯を消すまいとがんばるこの作品の主人公マルセルと通じるんですね。
と、すれば退団公演としてふさわしいのかもね。
美しい・・・
そんなことでコロナ禍中はチケットも取れなかったのでに久しぶりの花組公演だったが、お歌も上手になってたし堂々たるトップさんでした。
花組はキザるのも様になるな~
それにしても退団は惜しすぎる・・・
もう何年か続けて欲しかった。
花組公演『アルカンシェル』初日舞台映像(ロング)
春爛漫 というにはちょっと温度が上がり過ぎた日曜日
オットと上野へ
人が多かった
目的は こちら
文化会館です。
オペラ鑑賞 局夫婦にしては文化的な休日だ~!
ちらしの表裏です
出演者
二階の一番前 舞台全体が見えるし声も均一に届く良席でした。
開演前の舞台の様子
ここでオットは言った。「どこでオペラするんだ?」
そう、ワタシも???と思ったのだが、この日は演奏会形式で舞台装置は組まずにオーケストラと合唱団が舞台上に並び、その前の空間で歌手たちが歌う形式だったんですね。
ワタシもこれは初めてだったが、これはこれで音楽に没頭できるものだったし、後に述べる「発見」に繋がったのであります。
ラ・ボエーム のあらすじです musica classicaさんのサイトより
舞台はパリ
【第1.2幕】
芸術家の卵の4人組が、屋根裏で暮らしています。
そのうちの一人である詩人ロドルフォは、お針子のミミと出会い、二人はすぐに恋に落ちます。
芸術家の卵の4人組が、屋根裏で暮らしています。
そのうちの一人である詩人ロドルフォは、お針子のミミと出会い、二人はすぐに恋に落ちます。
【第3幕】
ミミの体は病に侵されていました。
貧しいロドルフォは、ミミの体を看てあげるお金がありません。
ロドルフォはミミの身体のために、嘘をついて別れを告げます。
ミミの体は病に侵されていました。
貧しいロドルフォは、ミミの体を看てあげるお金がありません。
ロドルフォはミミの身体のために、嘘をついて別れを告げます。
【第4幕】
別れた二人ですが、ミミの病は良くなることはありませんでした。
瀕死のミミがロドルフォのもとへ運ばれてきます。
二人は最後に愛を確かめ合い、ミミは帰らぬ人となります。
別れた二人ですが、ミミの病は良くなることはありませんでした。
瀕死のミミがロドルフォのもとへ運ばれてきます。
二人は最後に愛を確かめ合い、ミミは帰らぬ人となります。
ロドルフォとミミの声の響きあい ミミのせつせつとしたソロが心に響く。
そして幕間の時にオペラグラスで何気なく出入りするオーケストラのメンバーを眺めたら
「あっ 〇〇さんがいる~~!」
このオペラを見るにあたり、オットとワタシはオペラ自体についてはあらすじや時代的背景、作曲家などを予習していたんですね。これをしておかないと字幕に頼りすぎて音楽が入ってこないもんで・・・
しかし、オーケストラについてはチェックが甘かった。
そう、ワタシの極親しい友の旦那さんがひな壇にいるではないか!!
オットにもグラスを渡して
「ほら あそこのホニャララから〇番目 〇〇さんだよ」
「あっ ホントだ~」と二人で興奮。
4幕が終わりカーテンコール(この場は写真OKであった)
ロドルフォ役 ステファン・ポップ(テノール)
ミミ役 セレーネ・ザネッティ(ソプラノ)
ムゼッタ役 マリアム・バッティステッリ(ソプラノ)
ここで
「結核で死ぬには体格良すぎんじゃねえか ムゼッタ役と交換したほうが現実味があるよなあ」などと言う輩がそばにいたがこの際無視だ。
上野公園を歩き 名残の桜を眺めながら
友人に「オペラ見たらオタクのダンナさんが出ててビックリした」とlineしたら
「そそ 今日が楽なんだよ よく見つけたね」と返信が来た。
自分のダンナさんの仕事の事はあまり私達には言わないけど一流オケで何十年もレギュラーで出演し続けてるってスゴイ事だな~と今更認識。
公園を突っ切って広小路方面に歩いたが 二人ともすごく空腹になって目についたこの店に飛び込んだ。
ワタシの「美味しいものセンサー」が良いんじゃない?と告げたから。
土佐料理の店
ビールと当然カツオのタタキ 塩で食べてくださいとのこと 美味しかったですよ
ウツボの柳川風は日本酒と
サバ寿司など
ワタシの美味しいモンセンサーは衰えていなかったデス
気分よく帰宅したら 友人から
「実はワタシはこのオペラ一番好きなんだよ」という言葉と
(意外だった もっと派手な演出めな演目が好きなんだと思っていた)
この画像が送られてきた。
ウイーンで見た時のチラシにこの時主演のカレラスのサイン。
彼女の持ってるお宝の一部。
それから今日出演していたダンナさんの方からはメッセンジャーで
「お越しいただきありがとうございました」 というお礼と オススメの舞台版のボエームのyoutubeの紹介と 今日のも指揮者歌手陣が本格派だったことなど教えてくれた。
そして出演者の一人がウイーン出身で元は自分と同じ楽器を学び同じ教授のクラスにいたことがわかり世界は狭いと盛り上がったことなども・・・
音楽で繋がると世界は狭いのかもしれない。
実はこの日のチケットは広島のお友達の緩和ケア医&薬剤師さんからいただいたものです。お買い求めになられたあとに抜けられない用事ができて来られないからとワタシに下さったんですね。
もう何年もお会いできてなく そう何度も顔を合わせたわけじゃないのに、東京の公演ということでワタシを思い出してくださってわざわざ届けていただいた。
ありがたく嬉しいことです。
元は⑦パパさんのブログのご縁でつながった広島の方たち。
こんな所でもやっぱり人の繋がりって不思議だな そしてありがたいな~ と思いつつ 局家の文化的な一日は終わったのであった。
先週末は忙しかった。
土曜日オットは職場の飲み会 珍しく午前様。ワタシはゆっくりしようとHULUを見ていたらムスコから 「家にいる?」とline
「いるよ」と返すもその後の反応はなく忘れた頃に「今日とまりま~す」とやってきた。嫁子の里帰り中に家の近くで友人と飲んでいたらしい。
日曜日 オットは朝から歯のメンテナンスと整体に その間ムスコとゆったりブランチを取ってから送り出してオットと最寄り駅で待ち合わせ。11時半くらいだった。
「さて 今日はこれから何しようかね?」都心に向かうか郊外に向かうか・・・ なんとなく都心に
「たまには映画でもみよっか?」
「アカデミーなんちゃら賞も取ったことだしゴジラでも行こうかね?」
電車中に映画館を検索 馴染みの所はもう良い席がなかった(春休みだしね)
じゃ もうちょっと都心にと検索しなおして
「席離れるけど真ん中の列に2席あるね」と六本木ヒルズのシネマに行くことにした。
「まだ時間あるなあ それまでどうする?」
と、オットの希望でこちらに
ワタシは去年の夏もマティス展は行ってたのですね。
ずいぶんまた間を置かずに同じアーティスト展をやるんだな~と思いつつ・・・
ワタシは見たばかりだがまあいいや
オットは興味深かったようだ
写真を撮っていいのは彼の後期の作品 切り絵やヴァンスのロザリオ礼拝堂などの作品
「花と果実」 切紙絵 1963
「ブルーヌード」1952
「ブルーヌード」1952
「低木」 これ好きだわ~
この連作も好きだ
土曜日オットは職場の飲み会 珍しく午前様。ワタシはゆっくりしようとHULUを見ていたらムスコから 「家にいる?」とline
「いるよ」と返すもその後の反応はなく忘れた頃に「今日とまりま~す」とやってきた。嫁子の里帰り中に家の近くで友人と飲んでいたらしい。
日曜日 オットは朝から歯のメンテナンスと整体に その間ムスコとゆったりブランチを取ってから送り出してオットと最寄り駅で待ち合わせ。11時半くらいだった。
「さて 今日はこれから何しようかね?」都心に向かうか郊外に向かうか・・・ なんとなく都心に
「たまには映画でもみよっか?」
「アカデミーなんちゃら賞も取ったことだしゴジラでも行こうかね?」
電車中に映画館を検索 馴染みの所はもう良い席がなかった(春休みだしね)
じゃ もうちょっと都心にと検索しなおして
「席離れるけど真ん中の列に2席あるね」と六本木ヒルズのシネマに行くことにした。
「まだ時間あるなあ それまでどうする?」
と、オットの希望でこちらに
ワタシは去年の夏もマティス展は行ってたのですね。
ずいぶんまた間を置かずに同じアーティスト展をやるんだな~と思いつつ・・・
ワタシは見たばかりだがまあいいや
オットは興味深かったようだ
写真を撮っていいのは彼の後期の作品 切り絵やヴァンスのロザリオ礼拝堂などの作品
「花と果実」 切紙絵 1963
「ブルーヌード」1952
「ブルーヌード」1952
「低木」 これ好きだわ~
この連作も好きだ
ヴァンスのロザリオ礼拝堂
「ねえねえ ここ行ってみたい 南フランスだってさ」
「行って来いよ」 自分は来ないつもりね、つまんないやつだな・・・
カフェでちょっとお茶を飲んでから
新美術館をあとにして
ヒルズへと歩く
東京タワーを前にするとつい写真撮りたくなる23区田舎区住民
インバウンドも多かったな~
さてゴジラー1・0 です
映画@comより
解説
日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。
タイトルの「-1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。
主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほかのキャストに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介ら。2023年12月にはアメリカでも公開され、全米歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録するなど大ヒットを記録。第96回アカデミー賞では日本映画として初めて視覚効果賞を受賞するという快挙を達成した。第47回日本アカデミー賞でも最優秀作品賞ほか同年度最多8部門の最優秀賞を受賞した。
2023年製作/125分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年11月3日
結論 面白かったですよ。
ゴジラファンってわけじゃないけど シンゴジラも面白かった。
で、今回の山崎監督の作品は 三丁目の夕日とか永遠の0とかのテイストを思い出すものだったな。戦争の記憶をひきずって自分の中ではまだ戦争が終わってない主人公。その周りのもちろん心身の傷や大事なものを失くしたけど優しさを忘れずに生きる人たち。
それでね~ ゴジラが怖いのよ 思わず肩に力が入って見終わったあとに肩こりするくらい怖い。
このコンビ 朝ドラで夫婦だったっけな
不死身の典子さん(戦火の中で生き延び ゴジラに乗ってた電車を振り回されて海に落ちて それから爆風で吹き飛ばされてもね・・・)
家族を戦争で殺され 帰って来た主人公を恨みつつも典子さんの連れ子に大切な米を与える実は人情のあるおかみさん役
この人のオーラを殺して老けたオバサンになりきる女優魂はすごいですね サザエさんのフネさんスタイル 目の下タルタルだ~
佐々木蔵之介の船長?さんは三丁目の夕日の堤さんぽい声の大きいオヤジキャラクターを思い出した。吉岡くんも博士役で出てたし その頃の東京の街の様子のCGも余計三丁目の空気を感じましたね。
その中を突如襲う 可愛くない強すぎるゴジラという異物。
オットに
「面白かったね~」と言ったら
「お前 橋爪功さんいたの気づいたか?」
そうなんです。銀座にゴジラが現れて逃げ惑う人たちの中に居らしたんですね。
「出演者には出てこなかったね~」 幻なのか? 確かに橋爪さんだった。
と、前日までまるで無計画だったけど充実の日曜日であった。
一方 ひと月前に計画的に「都内の桜スポットのバスツアー」に申し込んでいた鳥爺2 しかも奥さんと二人分・・・
桜の枝でも愛でたのだろうか? 気の毒で詳細を聞けぬままですけどね。
二月が温かかったのに今年の三月は雨や風で荒れますね。桜の開花がどんどん後になっていますね。
久しぶりなこの劇場
前回は8月 半年も間があいてしまったのね。
ワタシもこの間両母を亡くしたりで大変だったこともあったが、劇団は劇団でご存知の通り文春砲炸裂で未だにそれが解決していない状態、イメージは落ちに落ちてしまった感もあり、実はもう見なくていいかな~(チケットも取れないし)と思っていたのですが、星組だものね~ 前回ここのトップさんの歌とダンスの技量に魅せられたもんで見られるなら見たい! と 舞台友Nにチケットをお願いしていたのであった。
やっぱりこの階段を上って劇場内に行く時はワクワクしますね。
超チケット難だった星組公演 ちょっとセンターから外れるがこの良席をgetしてくれたのはさすがNの力量であります。
感謝・・・
さて 始まります
インド映画が原作 1920年のイギリス植民地時代の話 です。イギリス人インド総督のスコットの夫人により連れ去られたゴーンド族の少女を救うため立ち上がるビーム(トップさん)デリーに潜入してその機会を狙っている間にスコットの姪ジェニー(女性トップさん)に恋したり、熱いオトコ、ラーマ(実はスコット側の警察官)との友情が芽生える。
ビームはラーマによって捕らえられ公開鞭打ちの刑に処せられて死にそうになるが、なぜか脱出。ラーマもビーム側に着いて撃たれるのになぜか回復。実は警官になってイギリスの圧政にあえいでいる自分の村に武器を供給して抵抗しようという使命があったんだよ ってお話。
原作のインド映画は見てないのでそれと比較してどうこうは言えないが、ストーリー的にはツッコミ処は結構あります。
ワタシはビームが恋した相手のジェニーのお花畑っぷりが勘に触ったり、ビームとラーマとの間に絆ができるのが簡単すぎたり、ジェニーの婚約者のジェイドがなぜラーマを逃し、その際銃装備の警官たちに囲まれながらなぜ2人が撃たれないかなどはあったが、そこはまあお話だ、宝塚だ、インド映画だ・・・
色々凌駕して礼さん(トップね)はすごい。歌が上手なのは当然だけど、今回はダンス、あのナトゥダンスを踊るのですが
インド版↓
Naatu Naatu Full Video Song (Telugu) [4K] | RRR | NTR,Ram Charan | MM Keeravaani | SS Rajamouli
宝塚版もこの迫力を維持したまま、美しさを加味したダンス集団となっていた。礼さんの身体能力、絶対的体幹の強さが、どんなに早い振り付けも片足が頭の上に上がるような技も、「鼻歌混じり」のような余裕が見られるんですね。
その余裕が見る人にも伝わると より楽しく安心して鑑賞できるのね。たまに(この歌のこの箇所 声が上がりきるんかいな?)などと心配しちゃうトップさんもいますからね。
この組は歌もダンスも安心して酔える安定感と力強さがある。
いや~ 面白かったわ。ずっと見てたい舞台だった。
ショーはVioletopiaって造語はすみれの郷ってことなのだろうか? そう目新しい感じはしなかったが空間の使い方とか照明がダイナミックだった気がする。それにやっぱこの組ってまとまってるわ~ って言うのが感想です。
実は幕が開くギリギリになってSS席周辺がざわざわしてたので (ああ誰か観劇に来てるんだね)などとNと話してたら 凪七さんと柚希さんと夢咲さんがご観劇
みなさん通路を通るお三方をスマホでバシバシ撮影していたが ちょっと遠慮してかちゃさんの後ろ姿だけ
ショート丈のジレの着こなしがただものではなかった。
ジェンヌは頭身が我々凡人と違うからすぐにわかっちゃうんですね。
消されるかもしれないけど星組公式のyoutube動画貼っておきます。
星組公演『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』初日舞台映像(ロング)
もう一回くらい見たいから配信に課金するかな・・・
って色々思うところはあるがこの劇団の他に変えられない魅力ってのは確かにあるんですね。
ワタシが観劇した次の日、大劇場の方で花組幕開けの1時間前に休演が決定したというニュースがあった。
いや~ 1時間前なら殆どの人が、もう家を出て向かってからの決定じゃないですかね?
楽しみに向かった人たちが気の毒すぎるね。チケット代だけじゃなくて交通費くらい払い戻ししてあげてよ(配信で儲かってんだから)
こういう所もまたトップに頼って代演のハードルが高すぎるこの劇団の弱点なんだろうな。
と色々ありながらもチケットがあれば「また見たい」となるのは困ったもんですね。
前回は8月 半年も間があいてしまったのね。
ワタシもこの間両母を亡くしたりで大変だったこともあったが、劇団は劇団でご存知の通り文春砲炸裂で未だにそれが解決していない状態、イメージは落ちに落ちてしまった感もあり、実はもう見なくていいかな~(チケットも取れないし)と思っていたのですが、星組だものね~ 前回ここのトップさんの歌とダンスの技量に魅せられたもんで見られるなら見たい! と 舞台友Nにチケットをお願いしていたのであった。
やっぱりこの階段を上って劇場内に行く時はワクワクしますね。
超チケット難だった星組公演 ちょっとセンターから外れるがこの良席をgetしてくれたのはさすがNの力量であります。
感謝・・・
さて 始まります
インド映画が原作 1920年のイギリス植民地時代の話 です。イギリス人インド総督のスコットの夫人により連れ去られたゴーンド族の少女を救うため立ち上がるビーム(トップさん)デリーに潜入してその機会を狙っている間にスコットの姪ジェニー(女性トップさん)に恋したり、熱いオトコ、ラーマ(実はスコット側の警察官)との友情が芽生える。
ビームはラーマによって捕らえられ公開鞭打ちの刑に処せられて死にそうになるが、なぜか脱出。ラーマもビーム側に着いて撃たれるのになぜか回復。実は警官になってイギリスの圧政にあえいでいる自分の村に武器を供給して抵抗しようという使命があったんだよ ってお話。
原作のインド映画は見てないのでそれと比較してどうこうは言えないが、ストーリー的にはツッコミ処は結構あります。
ワタシはビームが恋した相手のジェニーのお花畑っぷりが勘に触ったり、ビームとラーマとの間に絆ができるのが簡単すぎたり、ジェニーの婚約者のジェイドがなぜラーマを逃し、その際銃装備の警官たちに囲まれながらなぜ2人が撃たれないかなどはあったが、そこはまあお話だ、宝塚だ、インド映画だ・・・
色々凌駕して礼さん(トップね)はすごい。歌が上手なのは当然だけど、今回はダンス、あのナトゥダンスを踊るのですが
インド版↓
Naatu Naatu Full Video Song (Telugu) [4K] | RRR | NTR,Ram Charan | MM Keeravaani | SS Rajamouli
宝塚版もこの迫力を維持したまま、美しさを加味したダンス集団となっていた。礼さんの身体能力、絶対的体幹の強さが、どんなに早い振り付けも片足が頭の上に上がるような技も、「鼻歌混じり」のような余裕が見られるんですね。
その余裕が見る人にも伝わると より楽しく安心して鑑賞できるのね。たまに(この歌のこの箇所 声が上がりきるんかいな?)などと心配しちゃうトップさんもいますからね。
この組は歌もダンスも安心して酔える安定感と力強さがある。
いや~ 面白かったわ。ずっと見てたい舞台だった。
ショーはVioletopiaって造語はすみれの郷ってことなのだろうか? そう目新しい感じはしなかったが空間の使い方とか照明がダイナミックだった気がする。それにやっぱこの組ってまとまってるわ~ って言うのが感想です。
実は幕が開くギリギリになってSS席周辺がざわざわしてたので (ああ誰か観劇に来てるんだね)などとNと話してたら 凪七さんと柚希さんと夢咲さんがご観劇
みなさん通路を通るお三方をスマホでバシバシ撮影していたが ちょっと遠慮してかちゃさんの後ろ姿だけ
ショート丈のジレの着こなしがただものではなかった。
ジェンヌは頭身が我々凡人と違うからすぐにわかっちゃうんですね。
消されるかもしれないけど星組公式のyoutube動画貼っておきます。
星組公演『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』初日舞台映像(ロング)
もう一回くらい見たいから配信に課金するかな・・・
って色々思うところはあるがこの劇団の他に変えられない魅力ってのは確かにあるんですね。
ワタシが観劇した次の日、大劇場の方で花組幕開けの1時間前に休演が決定したというニュースがあった。
いや~ 1時間前なら殆どの人が、もう家を出て向かってからの決定じゃないですかね?
楽しみに向かった人たちが気の毒すぎるね。チケット代だけじゃなくて交通費くらい払い戻ししてあげてよ(配信で儲かってんだから)
こういう所もまたトップに頼って代演のハードルが高すぎるこの劇団の弱点なんだろうな。
と色々ありながらもチケットがあれば「また見たい」となるのは困ったもんですね。
さて 久しぶりにワタシの長年の兄代わりの枯山水爺(またの名を鳥爺1&2)登場である。
本来鳥爺3までいるのだが、遅子持ちゆえ子供の学費をまだまだ稼がねばならないということで昼間の活動は不参加。
で、鳥爺1&2&局で鳥爺1の
「鎌倉で紅葉狩りでもするべ オレ鎌倉って中学の修学旅行以来行ってねえんだよ」という唐突な提案により決行されたのであった。
時は11月30日(もう一週間経ってしまった とにかく最近忙しすぎるのである)
爺の朝は早い・・・
「北鎌倉に9時集合な!」と言われた時に ひぃ~っと思ったが考えてみればゴルフは5時起き6時出発から思えばそう無体でもない。家から都心に向かう私鉄のラッシュさえ我慢すればわりに楽な行程であった。
さすがに降りる人も少ない駅
まず近くから攻めようと こちら
真っ赤な紅葉とまではいかないが グラデーションが美しい樹々
ここ 歩くんだよね~ アップダウンも多い
鐘を撮る爺1
爺2
宝冠釈迦如来像
天井絵も素敵だ
次に近くの
こちらに
紫陽花で有名だがこの季節の風情も素晴らしい
良いお天気だったので青空に生える紅葉 樹々の間から差し込む逆光がまた良い感じ
<
本来鳥爺3までいるのだが、遅子持ちゆえ子供の学費をまだまだ稼がねばならないということで昼間の活動は不参加。
で、鳥爺1&2&局で鳥爺1の
「鎌倉で紅葉狩りでもするべ オレ鎌倉って中学の修学旅行以来行ってねえんだよ」という唐突な提案により決行されたのであった。
時は11月30日(もう一週間経ってしまった とにかく最近忙しすぎるのである)
爺の朝は早い・・・
「北鎌倉に9時集合な!」と言われた時に ひぃ~っと思ったが考えてみればゴルフは5時起き6時出発から思えばそう無体でもない。家から都心に向かう私鉄のラッシュさえ我慢すればわりに楽な行程であった。
さすがに降りる人も少ない駅
まず近くから攻めようと こちら
真っ赤な紅葉とまではいかないが グラデーションが美しい樹々
ここ 歩くんだよね~ アップダウンも多い
鐘を撮る爺1
爺2
宝冠釈迦如来像
天井絵も素敵だ
次に近くの
こちらに
紫陽花で有名だがこの季節の風情も素晴らしい
良いお天気だったので青空に生える紅葉 樹々の間から差し込む逆光がまた良い感じ
<
有名な丸窓ですね
この向こうの中庭は12月からオープンということで入れなかったのだがおかげで人影がない写真が撮れた
↑ 爺1の写真を拝借 ワタシのに比べて壁が赤く見えるのは露出アンダー気味で撮ったとか(わけわからんが)
次はワタシが大好きなこのお寺
こちらは境内の撮影不可なので門の手前から必死で撮った
「お寺はお参りするところなので撮影不可」意訳 確かにそれはそうですね。
爺たちもカメラをリュックにおさめて目に風景を焼き付けた。
ここは設えが細部にわたって繊細なセンスを感じる所です。
ちらっと見える大イチョウの木がこの日見た樹々の中で一番の美しい色づきだったな。
ここだけ撮影可だった「バッジュ・シャーム・キョウト鎌倉遷展」シャーム氏はインドのゴンド族出身で国民栄誉賞を受賞された画家だそうです
その後ちょっと歩いてこちらへ
上部に鐘がある珍しい山門
ここでも銀杏の黄色と青い紅葉のコントラストが綺麗だったな 青空に映えて
ここも歩きでがあった
竹林の脇を通って
洞窟をくぐって
布袋尊に遭遇 こういうのを見ると
「〇〇に似てねえ?」
「どっちかと言えば ✖✖」とか必ず言うバチアタリなワタシ達
ここから元の道に戻るには崖の脇の道を通らねばならなかったが
「がけ崩れ注意 特に雨上がりは危険です 急いで通ってください」
のような張り紙があり スリリングでもあった
「エサを与えないでください」
2時間半ほど歩き続けてさすがにお腹もすいたので
さて飯にするべーと
鳥爺2が調べて来たこちらの店に
ワタシが「ここにしようよ」といった会席の店は
「こんなマダムがうじゃうじゃいるような店には昼間っから入れねえよ」と却下されてしまった
稲庭うどんの店
彼らとつるんで唯一の不満はこの昼食選択問題である。
「あたしは丼モノとか麺類とか 一種類でお腹がいっぱいになるのは苦手なんだよ」
「なんだよ めんどくせえな 腹がいっぱいになる前に食っちまえばいいだろうが」
ってことで 結局
「昔面食い 今麺食い」を標榜する彼らに屈するのである
箸をつける前に麺の半分は彼らの丼に分けて量を調整 爺2からお返しにテンプラを一個貰う
上品な出汁で美味しかったけどね 行きたかったな~ 「鉢の木」・・・
ランチ後は またこちらの寺に
日本最古の禅寺
ホントに鎌倉ってお寺だらけですね
ここも見どころはたくさんあれど
そろそろ寺に飽きが来た枯山水トリオ だんだん急ぎ足になる
方丈から眺める庭園はいつまでも眺めていたい感じでありました
それからまた鎌倉駅方面へひたすら歩く
鶴岡八幡宮へ
あの有名な大銀杏は2010年に倒れて切断されたのだが 根の部分からひこばえが生えて現在こんな感じ
熱海の大楠でも思ったのだが 樹の生命力ってすごいもんですね。
その静かな生命力で地球を守ってくださいね と 祈りたくなった
この日の予定していた寺社仏閣参りは終えたので
「くるみっ子買いにいこ! 美味しいんだから!」と意気揚々と紅谷に行ったらまさかの完売であった。平日なのにね、残念・・・
ムスメは土曜の午前中でも完売で買えなかったと・・・ いつ行けば買えるんですかね?
小町通りは
「原宿みたいだな」と通っただけでどこにも寄らずに駅方面へ
鳥爺たちの
「江ノ電って乗りたいんだよな~」
「俺も 修学旅行以来乗ってない」(何十年前だ?)
のリクエストで乗ることにした
週末はラッシュになるらしいがさすがにそこまでではなくて
途中の駅も見どころはたくさんあるのに
「また次の時にこの辺攻めような」 とのことで
窓から見える海と波間に浮かぶサーファーに秘かに心躍らせ
終点まで乗り続けてここから小田急で東京に戻った
この日の歩数は
62
ワタシ 23949歩
爺1 25334歩
「こうやって歩けるうちだよなあ 色んな所行けるのもさ」
「確かに~ でもさすがに疲れたよね」
「局 立ち上がる時によっこらしょって言うのやめろや ばばくせえ」
「あんたたちも 座ったり立ったりするたびに ふ~ とか ヴ~ とか唸ってたよ じじくせ~」
と言いながらもこれだけ歩ける体力を維持してまだ人生楽しまないとな~ と心から思ったのであった。
金曜日朝
親友Aと九段下で待ち合わせて雨の中武道館へ
はい、今年もこの音楽祭です。終わった後台風のような雨で大切なプログラムが濡れてしまったが・・・
こんな感じでした。
親友Aと九段下で待ち合わせて雨の中武道館へ
はい、今年もこの音楽祭です。終わった後台風のような雨で大切なプログラムが濡れてしまったが・・・
こんな感じでした。
今回は一回の西のブロック 去年は神席だったが今回は左から
オープニングの秒読みにワクワク
我が推しの儀仗隊の皆様
陸海空音楽隊の皆様
航空自衛隊は今年もブルーインパルスを見せてくれた
陸上自衛隊中央音楽隊 と 朝霞振武太鼓
ピアノ独奏 戦場のメリークリスマス
マレーシア軍 中央音楽隊 鼓笛隊みたいで可愛かった
米海兵隊第三海兵機動展開部隊音楽隊
「ワールド・イン・ユニオン リバーダンス」
在日米陸軍軍楽隊 今年度でこちらは基地からいなくなるので音楽祭に出演するのはこれが最後だそうだ
その軍楽隊と日本の陸上 海上 航空自衛隊の音楽隊 海兵隊音楽隊とのコラボ
防衛大学校儀仗隊 ファンシードリル
前日美容院でアシスタントの若いおねえちゃんとこの音楽隊に行く話をしていて
「儀仗隊っていうのがみんな若くて長身イケメンでね」
「そうなんですか いいっすねえ」
「うん 見るだけで寿命が延びる気がする」
と言ったらそこまで笑うか? くらい笑われた。
全自衛隊による 民衆の歌 レ・ミゼラブルのミュージカルの中の有名曲です。
今年の歌姫(特にショートカットの女子隊員)がホントに上手で鳥肌モノの演奏であった
youtubeのその部分ご覧ください
今年も見られた自衛隊太鼓です
テーマは「丘山之功」
北海自衛太鼓 遠軽かんぽう太鼓 八戸陣太鼓 船岡さくら太鼓 朝霞振武太鼓 松本アルプス太鼓 北富士天王太鼓 滋賀十戦太鼓 信太菊水太鼓 熊本西特連太鼓 福岡防人太鼓 薩摩川内焔児太鼓 のみなさん
総勢200人あまり
地をゆるがすが如きの力強い音 一糸乱れぬパフォーマンス
これも鳥肌モンでした
太鼓指導の 北海自衛太鼓所属の 陸曹長がカッコエエと親友Aと盛り上がる
デブが居ない鍛え上げられた集団って目の保養です
最終章は 全出演部隊の演奏
youtubeよりお借りしてきました ↓
2023【自衛隊音楽まつり】令和5年JAPAN Self-Defense Force Music Festival 4K
あ~ 今年も見られて良かった(この音楽祭は事前申し込み制です)
この日の夜の部は 舞台友 N M 建築士Nちゃんと税理士Uちゃんで鑑賞した。
その後 感想lineが鳴りやまず・・・
例
「今年も若返った いいねえ音楽祭」
「今年の儀仗隊は線が細くて去年より色気に欠けたね」
「私も儀仗隊は去年の方が胸キュンイケメンが多かったと思うけど音楽祭そのものは今年もすご~く感動」
「ビッグバンドみたいな米の駐在バンドと航空自衛隊の柔らかい金管の響き 最後のローエングリンが格調高かった」
「私もラストのビッグバンド良かったな~ 日本の一糸乱れずの流儀にはない魅力」
「あと歌のおねいさんの安定力 うまかったね~」
「米軍の歌のおじさんと黒人のおねいさんもうまかった~」
「和太鼓さ 丸坊主で眉剃ってて長い法被着てると〇〇あたりのヤンキーっぽかったな」
「あれはあれで日本文化w」
「いや~ これで6人で行ったら盛り上がるだろうねえ 来年はみんな同時に申し込もう!」
「うんうん 来年は夜の部みんなで行って神保町の居酒屋で飲みながら余韻に浸ろう」
「鬼も呆れる話・・・」
などなど
日本での自衛隊の微妙な立ち位置 しかしここの所の災害続きで頼もしさをみんなが感じている組織
在日の米軍に対しても様々な思いを持つ人たちもいるのも存じてはいますが・・
こういう音楽 文化の交流 それを世界に示すことって大事だと思うな~
「快い事柄で相手を知っている」という前提があると人って相手を受け入れる方向に傾くのではないでしょうか?
この日は終わった後親友Aと
神保町(ちょうど嵐の時間帯で傘がひっくりかえった)で中華ランチ
それから新宿に戻り在来線グリーン車に乗って実家へ
夜は実家方面の同級生たちと飲み会
土曜は両親に面会
もりだくさんな週末であった。