局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

女袴に思う~卒業式シーズンを前に

2007-01-30 20:26:09 | 着る
昨日の着物の会のテーマは女袴だった。
最近、なぜだか知らないが、女の子たちの成人式の晴れ着と卒業式の袴はすっかり定着したようだ。それぞれの着こなしで楽しそうにしているのはいいけど、昨日の講義で 女性が袴をはくということについて考えさせられたので ちょっと記録しておこうと思う。

女性の袴といういでたちは平安貴族、皇族、それに仕える宮中の女官たちが着用した緋袴が起源である。
それが武士の時代になると、武家の女性は小袖を上着として用いるようになって袴は宮中でしか用いられなくなり、男性の正装となった。

そして明治になり 明治5年に東京女学校、明治7年に東京女子師範学校が設立された。明治政府が従来の儒学的な女性教育でなく 西洋の教育も取り入れて教育しようと設立した女学校だった。そしてそこで勉強始めた女性たちが自分たちの制服として着用したのが 男の袴だったそうである。当初 そこで勉強していたのは良家の子女(今まで大名家だったり宮中の関係者だったりした少女たち)だったが彼女たちが新しい時代の風を感じ、自分たちも男に伍して時代を作っていこうとした現われではないかと思う。

しかし、明治10年代になるとそれに反対する世論がまきあがった。男の袴を女がはくなんて生意気だ。女は勉強しなくても家事をしていればいいんだ。という声である。

私はけしてフェミニストってわけじゃないけど イスラム原理主義の人たちにせよ、今度の柳沢厚労相の 「女は子供生む機械」発言にしろ 時代と地域を越えて ある種の男たちの共通認識は変わらないんだなってうんざりすると共に感慨にふけってしまうのであります。家の夫なんて結構まともだなって思うわね、こういう点じゃ。っつーか柳沢さんもああいう事言ったらどういう騒ぎになるか想像しないで口から垂れ流すって点で既に大臣の資格ないと思うんですが。もうちっと頭使ってよ ですよね

そういう批判を受けて 一旦女学生たちは 着流しに戻ってしまったわけだけど、明治30年代、当時東大の先生として来日していたドイツ人の医学者のベルツ博士が華族女学校(学習院の女子部)の先生になり、彼の提言として 女学校の体操の時間に袴が取り入れられた。これまでの着流しは駆けたりするのに足が現れるのが気になって運動不足となった。これからの婦人はもっと運動して身体を鍛えなくてはならない。といったもっともな意見だった。
これが契機となり、地方の女学校で皇族たちの視察の際の服装として、海老茶色の袴が着用されるようになり、女学生の服装として海老茶の袴が定着するようになった。いわゆる 「はいからさん」である。

私は 明治初期の男の袴を自ら履いて勉強して行こうとしていた当時の女学生たちの矜持に心をうたれた。
服装史っていうものを追ってみると、当時の社会や生活が驚くほど反映されていて本当に興味深い。
今の女の子たちの コスプレ気分の袴着用も文句を言う気もないけど、自分と同い年くらいの明治時代の女の子たちの心意気も知った上でちょっと厳かな気分で袴を履いてみるのもいいんじゃないかなと思う。

手始めに娘にレクチャーしておこう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博多づくこの頃(B級グルメ中心に)

2007-01-28 22:14:00 | 
木曜からまた福岡に飛んだ。(色々わけもあるのよん)

今回も博多名物を堪能いたしました。

最初の日は冬のお約束のこれ 警固の「A川」にて



やっぱりこの季節はふぐとひれ酒。最後の白子をほんのり火を通してポン酢で食べたのがおいしかったこと。
この日はこの後、仕事関係者とスナックに寄ってカラオケ三昧。オヤジまみれで更けた夜であった。

次の日からが B級グルメ。手始めに中州の「T政」で焼き鳥



この店は焼き鳥や豚串の類が 80円という安さ。お酒類もそんなに高くなくて 夫と二人でかなり飲み食いして三千円未満だった気がする。
「博多の焼き鳥には文化がある」 by夫。{不倫は文化」と言った石田純一より健全な思想である、くだらないけど。

次の日は 博多に赴任していた男友達からぜひ行って来いと念を押されたもつ鍋屋
唐人町にある 「T弥」



もつってものがあんなに滋味深いというのを知らされた逸品でした。色々仕切ってくれるおいちゃんが面白かった。〆のちゃんぽんとおじやも絶品。夫とにんにく臭が翌日まで残ってまいったが余りあるお品でした。
ここも安かった。

今日のお昼は イムスビルで夫の父方の親戚一家と食事



「N葡萄」という自然食のビュッフェ。前菜から肉野菜、デザート、ソフトドリンク(色んな種類のお茶やカプチーノとかまでついて) 1500円。

これは昨日まで濃い物で推移してきた胃に優しく、ヘルシーメニュー三昧でありがたかった。

濃いといえば、夫の母方の親戚は前も書いたが殆どB型人種 面白いが 濃い集団だが 今回は初めて夫の父方の従兄弟一家にあった。本当に普通の常識人、まともな会社員が現れてびっくりしてしまった(苦笑)
夫妻であたたかく気を遣ってくれる人たちで小学生の子供たちも良い子たちだったがあまりにも母方の親戚と人種が違うので拍子抜けしてしまった。
多少疲れるが 毒があって面白い母方親戚の方が私には合っている気がしないでもなかった(類は友を呼ぶのかしらね)

行けば行くほど福岡は好きになる。博多の女性っていうのは私の生まれた地の女性となんとなく似かよっている部分があるのだと思う(どっちかと言うと強系、面倒な事も「まっいいや」 博多弁でいうと 「よかよか」って引き受けちゃう潔い系)
食べ物はA級もB級もそれぞれ楽しめるし。

不満があるとしたら、車の運転が荒っぽいのと私鉄(西鉄と地下鉄)がやたら高いこと。「よかねっと」(首都圏のパスネットみたいなもん)を3千円買ってもあっと言う間になくなってしまうのよね。







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美の求道者たち

2007-01-24 22:36:59 | 友人
友人Tから近くのカフェに呼び出された。
見せたいものがあるから ちょっと時間をおくれと言う。
Tはシンガポールに一緒にいった友人。170cmくらいでスリムでモデル体型の女性である(実際学生時代バイトでモデルしていたらしい)
もちろん美人、かつ聡明(しかし結構辛らつで性格はきつめ 笑)しかも性格は豪快で男前。(共通の男友達に 「君たちってレズみたいだね」と言われたこともあるがそれはない)
まあ とにかく そういうTであるが、惜しいところで 皮膚に難点があった。昔から若さにまかせて ゴルフ、テニスで思う存分肌を焼き(私達の若い頃って今のように紫外線の害とか美白とかって概念が薄かった気がする)結婚してからも家族で モルジブだ~ハワイだ~と行きまくっているのでかなりダメージがあり、しみ、そばかす、しわが目立っていた。(言っちゃ悪いが)

ところがTは去年から金持ち友達のつてで、某女優も行っているというレーザー治療の美容クリニックに通いはじめ、OOレーザーだか××ライトだか知らないけど色々やっているうちに みるみる綺麗になっていった。
最初、ルビーレーザーとかで濃いシミをとった後はかさぶたになって悲惨だったけど、それからは違う種類で コラーゲンを増やすとか張りを与えるとかってのを定期的に施術してもらっているらしく、見るたびに綺麗になっていった。
「局ちゃんも やりたくなったら紹介するよ~」と言われているが、値段表を見て却下した。定期的にはとても無理でありまする。
いざとなったら医者の知り合いを脅してダンピングしてもらって別口で行くことにしよう。

前置きが長くなったが、そのTが見せたがったものは・・・

「見てみて~」と嬉しそうに私の目の前に顔を見せたTの目は 「少女マンガの目」であった。最近話題の「まつげエクステ」に行ってきたらしい。
施術して一月、年末年始家族でクラブメッドに行き散々遊んできたらしいのに落ちていない。
「すご~~い それだとマスカラもアイメークもいらないね」
「そうなのよ~ とにかくめんどくさくないんだよね 日やけ止めさえすればすっぴんで外にいけるのさ」
本当に まつげの威力っていうのはすごいと思った。その店のテクニックもあるのだろうが、フサフサの長いまつげってかなりインパクトがある。伏目になってコーヒーを飲む顔もすてきであった。
「局ちゃんも行っておいでよ~ 絶対いいから~」とわざわざパンフレットをくれるT。価格表を見たら これはそんなに高いわけじゃない。一度くらいは遊びでやるのも面白いかと思った。(予約しようっと)

そして仕事に行く途中で 今度は また違う友人Yから電話。彼女も長年の友人で、前も書いたことがあるダウン性児の母。子育てに苦労しているわりには天然無邪気性格、かつおしゃれである。
「ねえねえ 局ちゃん。ネイルサロン行ってる?」
「行ったことはあるけど 行きつけはないよ。娘にやってもらえばタダだしさ」
「あっそっか~ でもさ カルジェルはやったことないでしょ?一度やってみなよ~ 落ちないしさ~ 爪が綺麗だと気分いいよ~」
「カルジェル高いから イヤだよ」
「あのさ~ 私の友達がサロン始めたから 今なら半額でOO円」
「それってかなり安いよね」
「そでしょ、一度行こうよ」
こっちは考慮中だが、一度くらいいいかもしれない(またかい)

それにしても、みなさん子育てもそろそろ終盤とは言え、主婦もこなし、仕事もこなし、かつ少しでも美しくあろうという心意気は立派だと思う。
こういう友人と遊ぶ時って結構服装とかも気にしなければならないので おばさん化への地すべり現象も少しでも食い止められるって点でも感謝しなければならないのよね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物まとめ髪

2007-01-23 20:37:50 | 着る
伸ばしている髪が鎖骨をすぎた。パーマもかけたので洋服の時はカーラーでクリンクリンにして(年甲斐もなく)楽しんでいる。
ただ 着物の時はどうしてもまとめないといけないのがちとめんどくさくもある。
ポニーテールにしてネットつきのバレッタでバッチンと留めてネットに髪を押し込むっていうのも散々やって飽きてしまった。
昨日は 今年初の着物の勉強日だった。 せっかくだから かんざしとピンだけでまとめ髪を作ることに挑戦することにした。



使ったもの、黒ゴム一個、ビーズのかんざし一個、ピン3本。できあがりに軽くスプレーで押さえた。



しかし「着物を着る」って、なんて煩雑なことが付随することだろうか・・・
別に着なけりゃ着ないで一生過ごすことも全然かまわないんだから。
我ながら、何を好き好んでこんなしち面倒なことをしなきゃならないんだろうと時々思うんですが。

だけど びしっと着付けできて帯も決まり、髪も決まって外出する時の 自己満足は好き。洋服で出かける時とは違う緊張感が背筋を伸ばさせる感覚も好き。

今年の 着物目標は 「着物でカラオケに行って 天城越え を 歌うこと」です
(くだらね~~)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おゲージツで一日遊んだ日

2007-01-21 21:34:31 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日一日の記録である。
昨日は 着物仲間のおばさまが日舞の踊り初めをなさると言うので お付き合い方々 花束を片手に 日本橋まで見物に行った。
子供の時習っていた日舞を 3年ほど前から再開なさったと。
もう お子さんもそれぞれ独立するし、ご主人も定年といった年代。今まで唯一の趣味が食べ歩きと旅行と言っていた方だけど、すっかり再開した日舞に対する情熱が蘇ったらしい。

言っちゃ悪いけど、お母様から譲られたという着物はたくさんお持ちだけど、お化粧もしないし、ちょっと体重オーバー気味だし、あまりおしゃれな感じの方ではない。昔ながらの肝っ玉かあさんといった感じで、男の子三人を育て上げたゆったりとして優しい性格があらわれてる方。

それがびっくらしましただ(思わずなまるほど)
若い頃作ったという 色々な江戸小紋を寄せて染めたローズピンクのお着物としっかり施したメークが似合うこと いつもざんぎりの髪も綺麗にアップにして 楽屋から出てきた彼女は 人違いと思うほど美しかった。
また 内輪の発表会といえ、大勢の前で 舞台に一人で立ち、20分もの長唄の曲を踊りきる度胸と、さすがに昔取った杵柄での踊りの所作の美しさや目線の色っぽさに 目をみはりました。
年取っても女ってすごいな って 思った。




また ほほえましかったのは ご主人と男の子三人 ご長男は奥さんと小さい子供二人連れて、次男さんは単独で、20代半ばくらいの三男さんは 茶髪の彼女を連れて、彼女の舞台を一族郎党で見に来ていたことだった。
彼女がいかに優しく頼もしく家族を大切にして生きてきたことがうかがえたから。
彼女もさぞ張り合いがあるであろう。
私がもしこの手の事しても 家の家族は文句こそ言わないが見には来ないだろうなあ、多分(苦笑) 

その後、一緒に見に来ていたおばさまたちと別れ 私は一人上野に向かった。
これを見たかったのである。



東京芸大の陶芸研究室と大倉陶園のいわゆる産学共同研究の発表展示
「ディナー食器への挑戦・チャイナペインティングの美展」
大倉陶園独特の絵付けの方法で芸大の研究室の先生や生徒さんたちの描いた作品が1Fに。大倉のペインティングスクールの生徒さんたちの作品が2Fに展示されていた。
それぞれ 素晴らしく、自分が足を突っ込み始めた世界がいかに奥深いものかを知らされたけど、かなり刺激を受けてがんばろうって気にもなった。
あと、今回 大倉陶園のデザイナーから社長になられた 故百木春夫氏の作品も展示されていたが、やっぱりこれが私は一番感動した。 氏の描く凛として品のある植物は目を奪われるものであった。(一つお皿欲しいなあ) 

その後 ゲージツデイはまだ続き 今度は有楽町へ。
銀座でちょっとお茶とケーキをいただいて 足を休めて(よく歩いたし)エネルギーを補給する。
夜は夫と待ち合わせて これを見に行くのである。



武漢雑技団日本公演~中国英雄列伝~ @東京国際フォーラム
友人から招待券をいただいたものである。(毎度感謝)

去年北京で別の雑技団を見たが、結構面白かったので夫も行く気になったのである。
棒のぼり、絹のりぼんを使ったアクロバット、ジャクリング、皿回し、輪くぐり、椅子を使ったバランスなど フォーラムの広い舞台を縦横に使い 身体能力の高さをイヤと言うほど見せ付けてくれる。北京でも思ったけど やっぱり 体操とか新体操とか 中国が強いのが当然だよな と 思ってしまう。
出し物自体はあちらで見てきたのとそう変わりはなかったが 英雄を描くってことでドラマ的な要素が加わっていて 舞台も豪華なところはよかったかもしれない。
何も考えずに ひたすら「すげ~~」 って見るには最適なもの。
ここまで努力で成し遂げるってことはやはり感動的でもあった。

夫と軽く一杯やって家に帰る。
つくづく よく遊んだ一日だった。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納豆ダイエットに怒る2

2007-01-20 23:55:40 | 様々な思い
昨日のブログ書いて 今日一日遊んで帰ってきたら イーサンさんのコメントから
納豆ダイエットが捏造と言うことを知り、ネットで調べてみた。

以下(SANSPO COMより)

 関西テレビ放送(大阪市)は20日、納豆のダイエット効果を取り上げた7日放送の情報番組「発掘!あるある大事典II」で、実際には行っていない実験データを放送し、効果を誇張していたと発表した。

 同社は「納豆にダイエット効果があるという学説があるのは事実。どうして実際と異なる放送を行ったかは現在調査中」としている。←こういうカマトトのコメントっていや~ね~ 視聴率とりたくて捏造したに決まってるとおもいますが

 同番組の放送直後から全国で納豆の品切れが相次いでいた。←急に増産を強いられた製造者、品切れにあわてる流通業者、私みたいな普通の納豆愛好者(笑)は多大なる迷惑をこうむりました

 同社は調査委員会を立ち上げ、原因究明を急ぐ。21日の番組放送は休止する。←咽喉もと過ぎればまたやるんだよね

 千草宗一郎社長はデータのねつ造を認め「視聴者の皆さまの信頼を裏切ることとなり誠に申し訳ない。2度とないよう対策を講じる所存です」と謝罪した。

 同社によると、「中性脂肪値が正常値になった」などと放送した被験者の数値測定は実際には行っておらず、朝に納豆を2パックまとめて食べた場合と、朝晩に分けて食べた場合の血液比較検査結果も架空だった。

 また米テンプル大のアーサー・ショーツ教授が「(ダイエット効果のある)DHEAを増やす食材がある」などと発言していないのに日本語訳コメントを勝手に付けた。

 さらに、被験者がやせたことを示す比較写真は無関係の写真だった。。←お見事なくらいな捏造っぷり じゃ 何が本当だったのだろうか?


 12日に一部報道機関から取材があり、調査して不正が発覚した←他の報道機関からの取材があるまで調査しないのだろうか?それ以前に自分の所の番組で垂れ流す前に確認作業ってのはないのだろうか? 素朴な疑問

赤字は私の素直な感想。

しかし勝ち誇ったみたいに思われると嫌だけど、やっぱりダイエットには王道はないってことですね。

中学の時 家庭科の当時はオールドミスと思っていた(今思うと20代後半くらいだったかも)の
教師が ものすごく口やかましくて、別に主要科目でもない家庭科で 自分の家の1週間のメニューを書き出して
栄養素別に分類して表にせよ とか レポートを書いて提出せよ とか テストも点が悪いと再テストまでやるので
鬼として嫌われていた。 でも その甲斐あって 今でもたいていの食材を見て栄養素が頭に浮かぶし
アミノ酸桶なんていう教科書の図もしっかり覚えているもんだ。

「食が生活の基本」ってことを彼女は 私達生徒に嫌われるのを承知で頭に叩き込んでくれたのではないかと
今となっては感謝している。

ここまで 勉強させられた否かは別として、中学の教科書レベルで 常識的な栄養学の知識は普通に
得られるんじゃないかと思うんだけど。
そういう ごく基本的なことを振り返れば あんまりこういう事で振り回されないと思うんだけど。

自重も含めいい加減なTV局に乗せられる前に慎重に考えたいものだと思います。

いずれにせよ、納豆が普通に手に入る日が戻ってきたのはいいことです。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納豆ダイエットに怒る

2007-01-19 21:47:26 | 様々な思い
夕方 いつも行くスーパーマーケットに行き 習慣的に納豆を買おうと思ったら
棚がそっくり空っぽだった。
これか・・・・ と思った。
ちまたで人気らしい納豆ダイエット。
ジムで一緒になる人たちも 何人かやっているらしくてサウナで話題になっていた。
1)1パックずつ 朝晩
2)よくかきまぜ 20分以上おき
3)食前に食べる

と 2週間?で 3kgだか痩せるとかなんとか 
でもとは 「あるある」 らしい 飽きもせず次々と食物ダイエットネタを繰り出す「あるある」・・・
それに食いつく視聴者。
今までに スーパーの棚から 黒砂糖が消えたり 寒天粉が消えたりしていたけど
そう 実害はなかった。
しかし納豆は困るじゃございませんか。
何も作りたくない時の主婦の昼ごはんの友、何かあと一品足りないな じゃあ納豆
でもつけとくか の 朝食時のお助け食品。
常に冷蔵庫で自己主張少なく しかしあると安心って感じで頼もしく存在してくれるのが 
我が家における納豆の地位だったのに。

だいたいさ 痩せようと思ったら 摂取カロリー<消費カロリー にするのが
基本であろう。特定の「何か」を食べて痩せるっていう発想はいい加減眉唾だと
思って間違いないのではないだろうか? そりゃ、薬品として効果のあるものは
あるだろうが、必ず副作用も発現するだろうし、普通に食品として流通している
もので 食べて痩せるって、私は信じませんね。
それに 食前に納豆1パック食べたら お腹が一杯になって他の食材が食べられないと思うしねえ。
また、家の父は脳梗塞予防にワーファリン飲んでるけど、納豆は禁忌である。
納豆に豊富に含まれるビタミンKがワーファリンの血液サラサラ効果と拮抗するそうな。
やっぱり そう考えると 常識的な量を上回って特定の食品を恒常的に摂取するって
思わぬところに弊害も出てくるのではないだろうか?
そうなってから 謝られても遅いんだけど。(思い出そう、白いんげん)

って 色々文句並べてみたけど、ないとなると余計食べたいからなのよね、納豆。
お気に入りの 熟キムチも冷蔵庫にあるし、今日はキムチ納豆で夕食を〆たかったのよね(
食い物の恨みっ)
まあ あと何日かでこの騒ぎも収まると思っておりますが。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白磁ペイント3作目と有田の旅の思い出

2007-01-17 22:29:34 | 描く
今日は今年初の白磁ペイントお稽古日。
マーガレットの小皿が完成した(未焼成)



マイセンやアウガルテン風になるには道は遠いが楽しんで行きたいと思う。

そこで 年末(クリスマスイブ)に訪れた 有田市のことをまだ書いていなかった
ので、記憶が薄れないうちにアップしておこうと思った。

JR佐世保線に乗り 有田駅で降りた。
駅構内にある観光案内所のおばさんから ぜひ見てみてくださいと推薦された
九州陶磁文化館に行くことにした。

駅から南に約10分歩き 高台にある素敵な建物。
ここで九州陶磁の歴史や 古陶磁 現代の九州陶芸 柴田夫妻コレクションという
江戸時代の有田磁器コレクションなどを見る事ができる。
ちなみに無料 ありがたいことである。



マイセン市から贈られたという鳥の陶器の置物 中庭に置かれている。
いい天気で気持ちよかった。



数々の展示の中で私が感銘を受けたのはこれ↑
蒲原コレクションという輸出伊万里の数々だけど ヨーロッパ王朝に輸出された
伊万里たちである。
普段、マイセンだのとヨーロッパの窯元のものをありがたがって憧れているわけ
だが、元々 日本の技術がこうやって輸出されて基礎を作っていたんだなってこと
が 目の当たりにできたから。

そして 柴田夫妻コレクションという江戸時代の有田磁器コレクションでは 今度は
中国からの染め絵付けに影響されたり 影響を与えたりして 両者が競うように
発展された様子がよくわかった。

何度か書いたことだけど いわゆる美術品のコレクターの情熱ってありがたいと
思うのよね。目利きが情熱を持って系統だって集めたものが、現在私達の前に
こうやって一貫性を持って現れてくれる。
柴田夫妻の亡くなったご主人の方は東京出身だけど、有田陶器に魅せられて、佐賀に
来られたそうだ。いかにも育ちのよい慶応ボーイっぽいハンサムなご主人と上品
そうな奥様だった。 ありがたや。



ちなみに館内のお手洗い。こんな素敵な陶器の便器で用を足すのは気が引けますが・・・(笑)

駅までの道すがら 橋の欄干にも有田焼がくっついております



その後 バスに乗り東に向かい、窯元のある場所に行くことにした。



たくさんある窯元 えんとつが目印



陶磁器の店や美術館が並ぶ町並み。こちらは 三衛門の一人 今右衛門さんのお店。

お店の陳列物を見るのも 美術館にいるようで楽しかった。
深川製磁でワイングラスを購入した。

また機会があったらもっとゆっくり見て回りたい町だった。














コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べて 飲んで 食べた

2007-01-16 23:01:00 | 食べる
今日は友人と西新宿の高層ビルの創作和食の店に行った。
たまには大人の空間で おいしいものを少しずついただき、好みのワインや
焼酎をセレクトして飲みつつ なかなか素敵な時間を過ごした。



平日だし 週始めなのでお開きは早め、10時ごろ家に帰った。
夫は今日は出張、子供たちにはロールキャベツをつくってあった。

ところが 息子が 「おかあ 待ってたよ」と これを出した。



大トロの塊であった。
アメ横に行って閉店間際の魚やの前を歩いていたら
「お兄ちゃん、これ 9割引きでいいよ」と言われて買ってきたそうである。
およそ1kgくらいあるだろうか?6800円→680円。

もちろん冷凍ものだけど、トロはトロの感じがする。

お腹もいっぱいで 大トロの塊など見るのもうんざり、料理するのもうんざりだったが
期待に目を輝かせて食い意地をはらせている子供の要求には負けた。

骨にそって身をはがしながら 刺身にした。
溶かし方に問題があるのか そのままだといまひとつ。

そうしたら、娘が ちょっとあぶってみようよ と 言いはじめ フライパンで
あぶり焼きにして おしょうゆをたらして食卓に出してきた。
いいにおいがたちこめ、思わず おなかがいっぱいのはずが食欲がわいてくる。

試食したら 美味なので この際息子と食べなおし、飲みなおしをすることにした。お酒は浦霞の吟醸酒。

深夜まで大トロパーティー。あああ 莫大なカロリー摂取

でもおいしかったからいいや。

しかし アメ横の値段設定ってどうなっているんだろう?





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お見舞い

2007-01-14 21:23:45 | 友人
年末に急病で入院した友人がいる。
普段とても元気で日本のみならず世界中飛び回っている女性だけど、なんと
夜中に痙攣をおこして救急車で運ばれ、検査してみたら 大きな脳腫瘍が二つ
あったということだった。
脳腫瘍って 聞いただけで重病、恐ろしい病気って感覚があった。本人は発作の後は
入院して結構元気だったし、手術まではやることないからと外泊許可が出たりして
何度か顔を合わす機会があったのだけど、悪性だったら5年生存率も低いし、また
オペの後遺症が残ってリハビリなんていうのも辛そうだしなあって悲観的なことも
考えざるを得なかった。

10日に片方の言語中枢に近いほうの腫瘍を取るというオペがあり それは命に
かかわるとの事だった。
朝 8:30 オペの始まる時間から一日なんとなく落ち着かなかった。
だけど 彼女のお父様から 午後四時ごろに連絡をいただき、オペは無事終了
しかも良性だったという知らせがあった。

ひとまず安心したけど、開頭したわけだし 当分ICUだろうから一週間くらい
して落ち着いたらお見舞いに行こうと考えていた。

そしたら 2日後に本人からの携帯メール着
「無事生還したようです。手術後の一晩は頭痛と嘔吐で苦しかったけど、次の日
ICUで自力で立ち上がり普通のご飯を全部食べて車椅子で一般病棟に帰った・・
後略」
驚異的体力の患者とナースステーションで有名になったそうだ。

そして 昨日は本人から電話。しっかりした声で話し方も普通だった。一山越えた
感じなので明るい感じで 自分の言った冗談で自分で笑いながらも
「笑わせないで まだ 傷口に響くから」といいながら 結構長話してしまった。

そして、今日の昼間お見舞いに行ってきたのだが、部屋についたら彼女のベッドは
空だった。しばらくその場で待っていたら スタスタまるで健常者の足音・・・
まさか?と思ったら 元気な足取りで彼女が歩いてきた。
確かに頭は高校球児みたいに刈り上げちゃって包帯が痛々しいが、顔色もよく
やつれた感じもなく元気だった。
安心して ベッドサイドで馬鹿話を1時間・・・
意識が戻ったとたんに 担当医に 良性ですか?悪性ですか? と 聞いた話。
病食の完食、朝 腹筋をしていたら担当医に驚かれた話。
数々の伝説を作っているらしい。

結果がよかったので こうやって 私も書けるけど、もし悪性だったら、もし
手術がうまくいかなかったら 彼女もあれこれ考えて眠れない夜も過ごしたに
違いない。

ただ、まだ反対側にもう一つの腫瘍が残っていて、一度退院してから近日中に
そちらも取るらしい。そちらは部位的には 最初オペしたところほど難しいもの
ではないとのこと。また痛みや苦しさはあるだろうけど 一度目のものよりは
楽観的なものらしい。

もう一度 伝説を作りながら完治してほしいと思う。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毛糸から帽子へ

2007-01-12 22:12:51 | 着る
と言っても娘の作品ですが

前の晩には



なんの変哲もない ウール100%の毛糸玉一個(色は違うけど)とどこかの生地屋さんで買ってきた
270円の端布だったのが

一夜明けたら フェルトになり その日の夕方には帽子になっていた。

毛糸をほぐして 洗濯ネットの下において 洗剤とお湯でこすりながら伸ばして
固め布状にしたらしい。

それを立体裁断して成形し、裏地やあご紐をつけて完成したのが これ
     
       ↓



親友にかぶせ、彼女の学校で撮影会をしたらしい(笑)



これを着こなすのはなかなか難しいけど彼女はとても似合っていた。

親ばかかもしれないが 娘の何か作る時の独創性にはそれこそ脱帽してしまう。
私にはない部分だから。
だけど、その後の後始末の悪さは本当に腹立たしい。夜行性の娘が一晩作業した後のリヴィングには
端布や糸やその他もろもろが転がっている。
それが嫌だから彼女の部屋をアトリエ化したはずなのに。やっぱり水や火が近くで
使えて TVを見ながら作業できるリヴィングがいいらしい。

文句いいつつも彼女の作品を見るのは楽しい。
「そのうち私にも作ってね」 って言ったら 「うんと暇な時ね」 と 答えが返ってきた。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二つのバラバラ殺人事件について

2007-01-11 18:15:06 | 様々な思い
年末から起こった 二つのバラバラ殺人事件。
本当に 報道など 聞けば聞くほど嫌なことだ。
前から書こうかどうか思っていたけれど、歯医者の方は年末娘が興奮して
「あそこの家って OOの家の知り合いなんだって~~!」と騒いでいた。
被害者の方が娘の大学の友達の小学校から中学までの先輩にあたり、お母様同士も知り合いで
あるらしい。
「ふえ~~ じゃ OOOに行ってたわけね」 とか 私が言えば 息子が
「じゃ ××とタメだから同級生だったかも」と 高校の時の遊び仲間の女の子
の事を持ち出すしで結構話題になっていた。東京の私立学校のネットワークって
塾などを通じると案外広いようで狭いのである。
OOOって言うのは お嬢様女子校に加え、進学校としてもがんばっている所だ。
何人かそこに通わせているお母さんを存じ上げてるけど まあ人によっても違うん
だろうけど、一概に真面目な印象があるのよね。
学校自体もちょっと遊びがないって所が見受けられてあまり興味は持て
なかった所だった。
(もっとも向こう様が局家のオヤコなんぞいらないって言ったであろうが)

両親歯医者で長男も継ぐはずって言う図は まあ 世間一般から見れば順風満帆
と言っていいのであろう。でも、私立の歯学部に向け3浪っていうのもどうなんだろ?
人の家の事はどうでもいいけど、ああいう 医歯薬進学(ぼったくり)予備校に
3年も通わせる金を払うの私だったらやらないなあ(ってやれないなあ)
3教科を4年も勉強すりゃ飽きるだろうし そう飛躍的な進歩ないと見極めて
違う道進めた方がよかったのにって気がする。
さっき来た夕刊読んで 妹をぶん殴った後に寒いって言った彼女にタオルをかけて
また話し続けるなんて 本当だとしたら普通の神経じゃないでしょ、狂気の域に
行ってるからその後の猟奇的なことも行い得たんだろうけど・・・

もう一つの昨日発覚した モルガンスタンレイの社員のバラバラ事件。
娘の親友の家の近くで胴体だかが見つかったっていうし、あの夫妻が住んでいた
マンションは私の友達の設計事務所のすぐ近くだから 何度か車で前を通った
ことがある。
息子も部活のOBでよくおごってくれる先輩(お金持ちだから)が同じ会社だと
言っていた。
首を電車で運んだって言うのを見て 娘が 小田急線ですか~! と 心底嫌そうに
叫んでいた。
こちらも傍目では絵に描いたようなエリート夫婦だったのであろうけど。

何が彼らをそこまでさせたか 被害者も加害者も、今までの人生の中に 規範とか
人間としての優しさとか思いやりとかを学ぶ場っていうのは絶対にあったはずだと
思うから私は余計不思議なのよね。
割りに対岸の火事って言うか 遠いところで起こっていた こういう事件が、案外
身近なところで立て続けに起こってしまった。
嫌な時代だな~と心から思う。私はもうほぼ育てあげちゃったからいいけど、家の
子供たちが家庭をもって子育てする時代、なんだかとてつもなく困難な背景に
なりそうな気がして可愛そうだなって思う。
日本の将来 どこかに いい材料ってないのかしらね?
美しい国が聞いて呆れるよ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空中散歩

2007-01-10 20:53:01 | 友人
着物関係でお付き合いしているおばさまから電話があった。

「去年 わたくし 年金をいただける年齢になりましたのよ」と
おっしゃっていたから65~66歳になっているはずだと思う。
いわゆるエエとこの奥様で信じられないほどおっとりしておられる。
しゃべり方なぞ ゆっくりと完璧な敬語を使ってお話になられるのだが、
こちらが忙しい時などは 内心 えっ? だから? 結論は? などと
ギリギリしてしまうこともあるんですが。

そのおばさまが2月の定例会のレストランの選択の件でお話なされ、
その場所がとれたのかとれないのか、予算はいくらなのか、メンバーへの
連絡はどうするか などと事務的な話を引き出すのにほぼ15分ほどかかり、
その後、「局さんからお早々とお年賀状をいただきましたが、わたくし
差し上げませんでしたでしょう? それって訳がありましたのよ」
からまた話しが続いた。
「実はね わたくし 手首を骨折してしまいましたの・・・」
どうしたんですか? と 驚いて聞いたら。
年末、冷蔵庫の掃除を思い立ち 小柄な彼女は脚立に乗っていたらしい。
そこに電話があり、自分で脚立に乗っていることを忘れて空中に足を
踏み出してひっくり返ったと、実におっとりした口調でお話になった。
「とても 痛うございましたのよ」 っておっしゃるのに、悪いけど
笑いをこらえるのに苦労してしまった。

「でもね、局さん いい事もありましたのよ。主人が初めて食器を洗ったの」
「それにね 初めてコンビニのお弁当って物も買ってみたのよ。案外
おいしいですわね。驚いたわ」

さすが浮世離れ。古き良き日本の女性に幸あれと思った。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能とドーナツ

2007-01-09 21:45:51 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日は友人の仕舞と謡の会に某能楽堂に行った。
高校時代の友人の所属する会の発表会だけど、地謡や囃方はプロの方たちで
能の上演もあったし、見ごたえがあるものだった(と一応気取る 後述)



この写真は私の友達が演じた舞囃子の舞台だけど、スラリと上背があり、中性的
な魅力のある彼女はよく舞台に映えていた。
このようにプロの男性を大勢従えて能舞台で舞う。カッコいいなあ・・・
 かなり度胸がないとできない事だと思うけど。ちょっとうらやましい。

能は「半蔀」だった。私の実家の母がやはり仕舞をやっているので、なんとなく
聞いたことがある演目だった。だけど全然謡が聞き取れず なんであの女性は
網の中に入っているんだろ~? と 疑問に思っているうちに お囃子と地謡
が心地よくて15分くらい寝てしまっていた。
今日 母に 「半蔀見たけど 何の話だったっけ?」 と聞いたら
「嫌だわね 源氏の夕顔の話じゃないの」と言われた。よくこれで源氏を勉強
してるなどと公言できるものである。
しかし、今まで母から「買わされたチケットが余ったから行っておいで」という
使命を受け 何回か見に行ったが一度も最後まで意識を保ったことが無いことを
告白しておこう。不肖の娘ですまないことです、お母様。
日本語だってことはわかるんだけどね、一応・・・

その後 新宿によって高島屋で買い物した。時間が遅かったのにセールをやって
いる関係で結構混んでいて 自分の物を見る根性はなかった。

帰りに南口に行く通路で人がたくさんたまっているのでなんだろうと思って見て
みたら ドーナツ屋に並ぶ人の行列だったので仰天してしまった。



寒空の下、ドーナツを食べるための長蛇の列。本当にご苦労さまのことである。

何年か前 シナボンだったか シナモンロールの店が吉祥寺にあったが、
最初はやっぱりずいぶん行列していたな~ 半年くらいでつぶれてしまった
記憶があるけど。
後数ヶ月もすれば、飽きられるだろうから そうしたら一度は食べてみよう。

ただ、私の記憶の中の一番おいしかったドーナツは子供の頃 母親がたっぷりの
新しい油で揚げてくれてシナモンシュガーをふって熱々のところを食べた
ソフトドーナツなんですけどね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穏やかな日

2007-01-07 21:11:20 | 日々の生活
今日は年明けて初めてどこにも出かけずに家の近辺で過ごした。
ちょっと寝坊して、昨日から仕掛けておいた七草かゆをブランチで食べた。
邪道だけど、干したホタテも入れて炊いたら出汁が出ておいしかった。
ちょっと中華風七草かゆ。


風も強く寒い一日だったけど、昼間のちょっと温かい時間に夫と二人で犬の散歩に。
こちらで初詣もしていなかったので、ついでに近くの神社に行くことにした。



さすがにもう初詣の時期も過ぎたらしく 家族連れが一組と 男女一人ずつの参拝客しかいなかった。
参道の途中に円形のものがあった。
説明書きを読んでみたらこれを三回くぐると、厄払いになるらしい。
一度くぐって左に回り、二度目にくぐって右に回り、三度めは左、そしてはじめて
直進して神社に参るのですと。

面白半分夫とその通りくぐってみた。他の参拝客も結構まじめにぐるぐる回っていた。
クリスマスはクリスマスで聖歌の一つも歌ったし、本当に我々夫婦を含め、日本人の
宗教観のいい加減なこと。
まっ いいか。

明日は、友人の謡と仕舞の会を見に行く。お天気もよさそうだし、お正月なので、
着物で行こうと思って、さっき 華やかな簪の模様の訪問着を選んだ。
そう言えば明日は成人の日でもあるのよね。
「どうしよう?成人と間違えられちゃうよね」と言ったら家族に
「心配しなくても絶対大丈夫だから」と冷たく言われた。 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする