旅日記を続けようと思っていたけど ここで旅行2日前に我が身に起こった急姓腰痛症(いわゆるぎっくり腰)の対処と クリンちゃんにコメントで問われた お土産について記録しておこうかと思います。
ぎっくり腰
いや~~ 大変だったのよ。
旅行に行く前々日の朝にソファから立ち上がろうというときに うっ となった。
でもその時は身体を起す時とひねる時くらいなのでそう心配はしてなかったが 念のためいつも行っている整体の予約を取って施術してもらったら少し良くなったので自分なりのストレッチをして就寝
そしたらですね 翌土曜日(旅行前日)に起き上がれなくなったのよ!
ベッドから起きて服を着て・・・ みたいな動作ができない 最悪なのは靴下を履くという動作(腰痛持ちの方はおわかりだと思います)
この時点で初めてオットに「なんかさ~ ぎっくり腰になったみたいでさ~ 起き上がれなくなったみたいなんだよね~」と告げた(普段からワタシはオットには弱みをみせない習慣なんです すぐに止めとけ(ゴルフだの飲み会だの)っていうからねww)
仰天するオット 「ホントに歩けないんか?」
「う~~ん 無理すれば歩けると思うけど 姿勢を変えるたびに激痛なんだけど とりあえず病院連れてってくれんかいな?」
オットの運転する車の助手席に乗ったが 歩くのはどうにか歩けるが車に乗るためにかがむとか座るとか席から立ち上がる度に激痛ってことがわかる。一旦座席に寄りかかるとその後に体をまっすぐにするのが大変なのでいちいちオットに支えてもらわないと無理だった。
病院に着いて整形外科外来で待つ 顔見知りの看護師さんが
「どうなさったんですか?」と言うから これこれしかじかと告げたらとりあえずレントゲンを先にと言われ席を立とうとして「イテテテ」をしたら「車いす持って来ましょうか?」とも言われたがそこまでじゃないですとお断りして自力で歩く。 イテテテテ・・・ 80歳台のお婆さんのお参り歩きである。
整形の先生も事情が伝わっていたみたいで 「明日から旅行に行かれるんですよねぇ・・・・ 大丈夫かなあ」なんて思案顔。
しかしレントゲンを見たら「綺麗な骨ですよ つぶれもないです。 この痛みは筋肉からですね」とのこと。
オットは圧迫骨折などだったら大変だと思ってたらしいがそれじゃなかったらしくひとまず安心。
「急だし ご旅行前なのでブロック注射してやってって言われているんですが良いですか?」 いいも悪いもこの時点でやらねば絶対に旅行には行けないであろう。
【医師監修】ブロック注射とはどんな治療法?腰や肩の痛みを改善できるのはなぜ? | 医師が作る医療情報メディア【medicommi】
ブロック注射という治療法を聞いたことはありますか?ブロック注射とは、痛みが強い疾患や、手術後に強い痛みが残っている場合に対して行われる治療法です。 ブロック注射と...
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「すみませんねえ それでは・・・ 」とオットより20歳くらい若いであろうDrは遠慮がち エコーのためのジェルが冷たかったので ビクっとしたら
「あっ 冷たいですね~ すみません」針を刺す時に右側が神経に当たっちゃったらしくてさらにビクっとしたら
「あっ 痛かったですか すみませんすみません」 となんかこっちが申しわけないほど謝ってくれた。そんなにワタシが怖いのかwww
「湿布貼られてましたね かぶれてますね」 と先生。
この朝 オットに湿布を貼ってもらったがそんな事は一言も言われなかった。オットよりずっと細やかだね~
注射の効果はわりにすぐに現れて どうにか体を自力で起こしたりはできるようになったが 深い所にじ~~んとした痛みはまだ残っている感じだった。
ロキソニン湿布を処方してくれたが茶色いのより白い方がかぶれないだろうとそちらにしてくれた。
そして「念のために痛み止めも3種類出しておきます。」とセレコックスとロキソニンとトラマールと出してもらった。トラマールは癌の疼痛にも効果あるという強い薬 普段なら飲みたくはないがこういう場合はやむなしだ。
そしてコルセットも出してくれた。
それから「少し休んでてください」と処置室に居ることになり 旅行前の日記となったのであります。
その時に 「先生 この注射の効果ってどのくらいでしょうか?」と聞いたら
「う~~ん 短ければ一日二日 一週間くらい持つ人もいるし、これをきっかけで収まる方もおられますよ」 とのこと
で、こちらに二時間ほど休んでいる間に考えたんですね。
もし旅行中にぶり返したらどうしよう?
(今は収まっているが根本的に治ってない感じはするもんな~ 不安を抱えて旅行したくないな~)
実はワタクシ こういうぎっくり腰は人生2度め 前回はスペインだったかポルトガルだったかの旅行の前々日であった。
この時も焦りまくり、近所で口こみが抜群に良いモルフォセラピーの施術の先生を見つけてやってもらったら一発で治ったんです。
この施術って 色々言われているが この時のワタシのぎっくり腰には抜群の効果があって この時も 80代お参り婆ちゃん歩きで行ったが10分くらいの施術の後にはピンシャンして痛みもなく帰宅できたのである。
あの時の驚き! 今回もこの先生におすがりできれば良かったのだが、残念なことにその先生は今年東京を引き払いN県で開業されていたんですね。
(あ~ ダメ押しにあの先生にかかりたいな~)
ワタシは恨みがましく N県でのその施術所のHPを眺めていた。
そしたら んんん? その先生は月に2日ほど東京に戻り、施設を借りて予約診療をしているではないか! その日付を見たら 明日!
ってことは もしかしたら前日に東京に戻っているかもしれない!ダメ元で電話しよう!
で、電話してみたんですね。
先生はワタシの携帯の番号を記録してあり以前旅行前に飛び込んで施術したことも覚えていたようだ。
「今度も旅行前なんですが この前と同じ症状なんです。明日こちらで施術されるようなので今日中にこちらにいらっしゃっているのじゃないかと・・・」
と藁をもすがる必死なワタシ
「ええ 明日なら診てあげられますよ これから夜まで予約の患者さんを診てそれから明朝移動する予定なんです」
「それが~ 先生~ 明日の朝の便なんです~」
「朝ですか 何時に立たれますか?」
「9時半の便なので7時には成田のパーキングにつきたいんです。5時ちょい過ぎには出ようかと・・・」
先生 「5時ですか・・・」とちょっと躊躇したあと
「わかりました 明日4時半にお宅にうかがいます」と言ってくれたのである!
「えっ いいんですか?」
「大丈夫ですよ 朝でかけるのをちょっと前倒しするだけですからね」
あ~ なんて良い人なんだ!
で、先生はまだ夜明け前に車で我が家まで来てくれてほんの10分腰回りを触り(ホントに触るってだけ ボキっ とか グキリ とかないのに痛みがなくなるのが不思議)
そこでブロック注射と湿布だけでは収まらなかった深部の痛みがほぐれて
(あっ これは大丈夫 旅行に行ける!) という自信がついたのであった。
なんとなく疑心暗鬼のオットにも ついでにずっと懸念材料の首も施術してもらったら「あれ~ 全然違う!」という。
施術料金は依然と変わらず 出張費だけ5000円上乗せでお支払いして 出発できることになったのである。
これがなかったら到底この旅行の行程はこなせず オットと友人夫妻だけ行ってもらって私はホテルで休んでるなんてことになったと思う。
それ以前に飛行機が耐えられたか?
先生をお送りしたあとに オットと
「お前ってホントにいざって時に運がいいな~」
「おかげさまで 良い人に巡り合う運はあるよね~ あなたもついでに診てもらえてよかったじゃん。今度出張の時にN県に寄って来れば」
「しかし なんなんだろうな? どうして痛みがなくなったかわかんね~」
などと言いながら成田に向かったのであった。
あ~ 長くなりました。
お土産編は明日にしますね。
旅行中 腰は大丈夫 6時間飛行機に乗りハノイで4時間待機 その後1時間半の飛行に耐え その後毎日20000歩あまりの歩行やバス移動 梯子の上り下りもできた。
1日目に塗り薬をトランクに入れちゃったので注射後の絆創膏と湿布あとのカブレがひどくなっていまだにちょっとかゆいよ~ってのだけが残ってる感じ。
旅行前って色々予定が前倒しで詰め込まれるし ここのところ忙しすぎたんですよね~
しかしいつもだいたいは丈夫で元気なワタシ 健康を害するってことの怖さと健康であることの大切さをかみしめました。
無理しちゃダメってお年頃なんですね。