局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

代々公でオレっ!

2013-11-30 21:47:33 | 見る(映画 劇場 美術館など)
さて ムスメの振袖着付けを見届けて披露宴式場に送り出して、彼女の脱いだ洋服やら靴やらを家に持ち帰り向かった先は代々木公園であった。
この日スペインフェスタが行われたのである。



良い天気、朝っぱらから一仕事終えた解放感とともに、お腹もすいたしスペインのワインでも飲んで、美味しいものでも食べようとワクワク。
舞台友Nと誘い合わせての参加である。






広い公園、こちらにたどりつくまでが大変であった。

3

スペイン食の屋台は並んだ人がたくさんすぎて大変そうだったのでケバブに並ぶ。(バルセロナケバブと書いてあった)カヴァの列にはNが並び

4

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ケバブと泡でまず腹ごしらえ。このケバブがとても美味しかった。

メインのステージではフラメンコ

6

オレッである。

私たちの目的はフラメンコの後に行われたこちら  ☆ ベネン○アドール 





歴代のチャンピオンがグラスに注ぐ技を見る。かっこえ~ ここでもオレッである。
しかし、かっこえ~と見てるだけで終わる私たちではない。体験講座にも申し込んであったのである。



まずテントの中で説明を受けて実技へ 要するにこの長い柄のついたひしゃくでシェリーを汲んで振り子のように振ってグラスの上から注ぐのである。シェリーは注いでいく間に空気と触れ合っておいしくなるらしくひしゃくとグラスを離して注ぐのが技である。

これがあたりまえだけど難しいのよね。

 



指導を受けて練習中(水で)のワタシ。両方の腕は肘を張って鎖骨あたりまで持ち上げてひしゃくを振る



これでグラスの上に振り子の先が行った所で止めて 当然遠心力から解放された液体が引力によって落ちるところをグラスに受け止めるのである。

当然 こぼれますよ。それに手も肩も疲れる。



シェリーを使った本番で注げたのが



これだけであった。地面にほとんど飲まれた。



Nと女性のベネ☆シアドールのチャンピオンの方。この方に限らず、歴代チャンプはかなり美男美女率高し。
やっぱりお酒を飲むなら美しい方に注いでもらったほうがおいしく感じるのであろう。



みなさん ステキであった。

この日は泡→シェリー→赤ワインと飲みすすみ、そろそろ帰ろうと思ったところで私たちがひっかかったのはブティックの出店のテントであった。
この日の舞台友Nが着ていたジャケットのブランドだったのである。Nはパリで買ったそうだが・・・



ちょいと若作りなのは否めないがアウターだったらそこまででもないし 同じくスペインカジュアルブランドのZAR○より珍しいし・・・

Nは一目ぼれしたコートをすぐさま購入 もう一つのコートも試着して迷い、ワタシもハーフコートで気に入ったのがあったのだが、小さいサイズがないので躊躇。そうしたらそのショップのお姉さんから表参道に路面店があることを教えてもらって、勇んでそちらへ。

ワタシは初めて行ったのだけどなかなか面白いものがあるショップで15%オフというセールのはしり状態にも惹かれて二人であれこれ試着。
結局Nは迷っていたもう一つのコートも買い、私は小さいサイズがあったコートと ワンピースも購入。

そこで支払しているところで ムスメの「鍵がない SOS電話」が入ったのである。

ンも~~ なんなのよ となかなか良い一日のしめくくりであせらされたが、しっかり戦利品は持ち帰った。

  

ちょっと若作りが過ぎると ムスメには言われたけど・・・







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世話が焼ける

2013-11-28 22:45:19 | 家族あれこれ(犬も含めて)
先日の日曜日、小学校からの友人の結婚式と披露宴に出席したムスメ。

実はこの秋、結婚式出席は3度目である。
まだまだみんな結婚しないもんねとゆったり構えていた彼女の周りもいよいよ結婚ラッシュの時期になってきたようだ。

少々困るのは御呼ばれする友達は割に共通するし、今時は仲間内でFBなどでアップするので何度も同じ服装で出られないのですと。
とは言え、毎回お包もあるし、ドレスもその度に新調というわけにもいかない。

それで考えたのは

「ねえ、おかんの着物で私が着てないのあったよね」

実は成人式の着物はワタシの仕立て直し、帯はなんと母の花嫁衣裳で出席したのである。この帯は丸帯だったので着付けする人がものすごく苦労したらしい。

今回はもう一着あったワタシの中振袖と普通の袋帯を着ることにした。

 

昔 こういうオレンジが流行った時期があるのよね。
今思うと小柄なワタシにこんな大柄の着物をどうして選んだのかよくわからないし、当時もあんまり好きじゃなかったのだが、ムスメは気に入ったらしいし確かにムスメの方が似合いそうではある。
そう思うと二代、三代受け継がれる着物ってのは案外リーズナブルではあると思う。

問題はワタシより短いムスメのショートボブ(しかも茶髪)である。



ムスメはこのままでいいと言うが 私の好みは振袖の時はなるべく髪はアップにしたいのである。

そんな時にはお助け美容室。渋○のとある雑居ビルにある昭和の香りのする小さい美容室だが、腕は抜群という所があるのである。「美し○きもの」のヘアも担当しているという凄腕の美容師さんがいらっしゃる。

この日はオットは出張だったので、ワタシ一人がお世話係りである。ヤレヤレと思いながら朝っぱらから着物を運んで美容室へ付き添う。

髪の一部を顔に垂らしたいというムスメを美容師さんと一緒に説得してきちんと上げさせる。

出来上がり、お見事である。

 

よくぞまあそれなりにあがったこと。



帯結びも上手

この後、一緒に出席する友人のお父様が式場のホテルまで車で送ってくださったのでワタシはムスメの着替えもろもろを家に持ち帰り、その後代々木公園に遊びに行ったのだが(スペインフェスタがあったのである)その間

「やった~!ブーケトスでブーケもらっちゃった!」と言うラインが来た。

良かったね~と返事して 私は私で楽しんでいたのだが、夕方着信

「オカンどこにいるの?」と切羽詰まっている

「表参道だけど もう帰ってきたの? 二次会は?」

「着物疲れたから○○ちゃんと相乗りしてタクシーで帰ってきた。でも鍵がないのよ!」

「うっそ~!!」

「おかんに預けた荷物の中に入れちゃったんだよ~。ここでずっと待ってるの~? トイレも行きたいよ~!」

ホント世話の焼けるムスメである。仕方がないのでご近所の奥様に電話して、私が帰るまで家においておいてと頼み込む。

急いで帰ったら、ムスメはちゃっかりお茶をいただいていて ご近所奥様は
「いいわね~ 女の子って。家は女の子いないからこういう姿見られて楽しかったわ」と言ってくださったが、女の子ってのはなんて世話の焼けるイキモノであろうか(ムスメが特別かもしれないが)



ブーケトスで手に入れた綺麗なバラの花束。このレジェンドが実現しますように。







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夜明けのツリー

2013-11-25 22:41:11 | 家族あれこれ(犬も含めて)
さて 次の日のホテルでの夜明け。
母の「夜が明けるわよ」の一言で起こされたのが午前5時頃。さすがに年寄は早起きである。

スカイツリー側の東の窓

群青色に沈んでいた地面と空の境からオレンジの光の線が生まれてそれが長く広がっていく。



光の線は美しいグラデーションを伴った面となり空にパステル画を描いて行く



やがて顔をのぞかせた太陽



感動の夜明けだった。



「私は上るより こうやってちょっと離れた所から見た方がいいわよ」と母。私も同感である。
この景色を見るだけでもこのホテルに泊まる価値はあると思う。今まで便利にトイレだけ使わせてもらっててゴメンナサイ。
更によかったのはここのビュッフェの朝食だった。





予想以上の充実の品ぞろえとお味



デザートだけでもこんな感じ(娘大喜び)

朝食後はゆっくりホテルで過ごし、チェックアウトした後は



浅草寺に行き仲見世を冷やかし



上野公園に行って紅葉をめでつつカフェのオープンテラスでお茶を飲んで母の電車の時間まで過ごして

「ああ楽しかった。今度は買い物しに来るわ」という母を送ったのである。

ムスメの提案から計画して一番来たがっていた父が来られなかったのは残念だったけど、女三代で楽しい時間が持てて良かったと思う。











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スカイツリーだよ おっかさん

2013-11-23 23:23:16 | 日々の生活
なぜ(一部の)人は高い所に上りたがるのか?

よくわからないながら、高い所に上りたい人種がムスメと実家の父。
スカイツリーが出来てから一度は行きたいな~ じゃジイジが東京に来てくれれば私が案内するよ と二人で約束をしていたのであった。

一方高所恐怖症なのが母。「ジイジが行くなら私も行くけど、高い所は怖いわ~」

そしてこの秋、オープン当初の混雑はさすがになくなっただろうと実家の両親を案内するツアーを組んだのである。

オットはこの週出張だったので行くのはジジババとムスメとワタシの四人である。
日帰りだと疲れるし、我が家まで来てもらうとしたら遠いので近くのホテルを予約した。
もちろんツリーも待たずに登れるという時間指定のネット予約もした(一人500円ほど余分にはかかるが)


ところが・・・・ 父 腰痛で不参加・・・ しかしせっかくの娘と孫の心使いなんだから母だけ行くようにとのこと。

高所を好む人が行けずに恐怖症の人が行くという皮肉な結果になった。

ネット予約はキャンセルができないので一人分もったいないね~ などと言っていたら ムスメがダンス仲間の♂(卒延中T大生)を誘った。
カレシではないらしいが家にも出入りするから私は知っているものの知らない婆ちゃんがいるところによく来る気になったものである。
多分彼も 高い所に上りたがる人種なのであろう。

ということで変てこりんな組み合わせのスカイツリーツアーが決行されたのである。

上野駅で待ち合わせたが母をピックアップして公園口へ。ここらら直通バスが出ているのである。
小さ目なバスだったのでもし座れないようだったらタクシーでと思ったが平日が幸いして乗る人もそんなに多くはなかった。30分ほどで現地に。
このバスはおすすめである。



この日は晴天だった。

時間になるまでソラマチで軽い昼食。

エレベーターの入り口でムスメの友達と合流。予約した確認メールを示してメンバーがそろわないと入れてくれないし、ネット予約した時のカードを入れてチケットと引き換えなので注意。

ソラマチは空いていたし平日だったので高をくくっていたら、当日入場は結構な行列であった(入るまでに80分待ちだったそうだ)

エレベーターにつめこまれ地上350mへ

 

 

かなり引きつった笑顔の母である。

ムスメと友達はさらにエレベーターに乗って450mのフロアへ 私は今年のお正月に行ったのでもういいと思ったし 母もこの階で十分と言うので下に



ガラスの床である。私は案外平気なので立ってみたら

「危ないからよしなさいよ!」と真剣に止める母w 大丈夫だから写真とってよと言ったら全部ボケてるか顔が切れている写真を撮ってくれた。怖くてシャッターを押す指がふるえたそうだ。

その後ソラマチもブラブラしたが、どこにでもある駅ビルの中みたいだし、特に欲しいものもないというのでホテルにチェックイン。

浅草にあるシティホテル 浅草○ューホテルを早期予約してあった。早割の三人部屋 当初の予定では私は犬がいるので泊まらないつもりだったが犬を預けて父の代わりに参加。

いつもこのホテルはクローズになってしまったカラオケルームの利用とトイレを借りるくらいしか利用したことがなく、はっきり言ってあまり期待していなかったのだけど・・・

ところがどっこいとっても良いお・も・て・な・しを堪能できたのである。

まず20階に案内されてカーテンを開けた目の前に



この景色がである。

「上るよりこうやって眺めてる方がいいわね~」と母

真下には花やしきの乗り物がいい感じでゆっくり動き、浅草寺の塔とスカイツリーが新旧のコラボを描いている。

見ているうちに秋の日は暮れてツリーには灯りがついていく。

  

この日はホテルの近くの老舗のおでん屋に行き、

  江戸前のちょっと味の濃いおでんを堪能した。



若い子たちの話はおもしろく、娘の友達はかなり気を遣ってくれるタイプの子だったので母も楽しそうであった。


ホテルに帰り、さすがに疲れたであろう母を早く寝かせた。



そして次の朝も良い天気で暗闇から顔をだす太陽とツリーの競演が見られたのである。

          続きます



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解禁前に

2013-11-20 23:53:29 | 食べる
フライングでボジョレー・ヌーボー飲みました。





ワイン撮ってない

でもジビエ(鹿肉)が、美味しかった
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観劇で感激

2013-11-17 21:54:25 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日はこちらの劇団の観劇@中野

  ☆  



親友AとN 女性建築士コンビとワタシ3人で観劇だった。

Nちゃんがこの劇団の主宰さんと知り合いという関係でこれを見始めて5年くらいはたつだろうか?
最初は素人っぽいエネルギーはすごく感じたが、ドタバタで私にとって意味不明?に感じる作品が多かったんだけど、数回前から脚本家が変わってから俄然面白くなった。

昨日の作品もあらすじを書いちゃうととてもベタなんだけど・・・

閉校になる中学を訪れた主人公 これからタイムカプセルを掘り出すという。彼が過ごした2年2組の教室に一人たたずみ当時を思い出している。
さまざまなクラスメイト。主人公は喘息もちで弱っちくて不良にたかられているダメキャラだった。そこに転校してきたのは九州弁の美少女だった。彼女はたちまちクラスの人気者になるが、それに嫉妬する女子たちにいじめられて嫌な噂を流されて孤立する。
彼女に恋していた主人公はそれをかばって不良になぐられる。
また転校していった美少女は、交通事故で亡くなってしまう。
タイムカプセルの手紙の中には彼女が主人公へ好きだったという言葉が書かれていた。

ホントベタでしょ? でもこれが面白かったのですね。もちろんこの劇団特有のドタバタアクションやとぼけたセリフで笑わせてももらい、スクリーンに映る昔ながらの学校の渡り廊下の風景や放課後の生徒が立てる音の演出がとてもうまくて、当時の気持ちにタイムスリップするような気持にもさせられた。
せつないラストも決してじめじめさせず、さらっと回収しつつも後からじんわり余韻が来る そんな演出。

すごいな~ 化けたな~ この劇団って感じで感激。





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犬の散歩で考える

2013-11-14 21:12:17 | 様々な思い
この季節、どの時間に出かけてもいいので犬の散歩にはいいシーズンである。日が落ちるのが早いけど。

いつもの散歩道は川沿いの遊歩道。毎度おなじみの犬たちとその飼い主とあいさつを交わす。犬たちも知り合いに会うのが楽しみらしくて慌ただしいけど一番犬密度が高い夕方のお散歩を時間の許す限りすることにしている。

先日 犬の散歩仲間のお向かいの奥様が その日も夕方の散歩を一緒にしていたのだが、びっくりした事を教えてくれた。

近所にこの辺では広い敷地のお屋敷が売りに出された。先住の一人暮らしのお年寄りがなくなったらしい。庭木は抜かれて更地になって土地は6分割して建売になって販売され,すぐに新しい住人が住むようになった。
高い石の塀がなくなったのは良いけど また緑が減ったな~なんて思っていたのである。

私の犬友はその一画の一軒の家の前を犬を連れて散歩していたらしい。その時その犬が玄関先でおしっこをした。それを見ていたそこの住人に
「犬は散歩前におしっこさせて出かけるものじゃないんですか?」と詰め寄られたらしい。

もちろんその場で謝り、持っていたボトルでおしっこの後に水をかけたのに、その女性は友人の後をずっと着いてきてずっと文句を言い続けたらしい。さすがにおかしい人かもしれないと怖くなった所に、もう一人の犬友が来てくれて、
「あなた ついてくる事はないでしょう。これ以上お話があるなら一緒に交番で話し合いましょう」と言ってくれてその場は収まったんですと。
その人の家から公園まで 400mくらいついてこられたというから怖かったと思う。

ワタシもさすがに自分の家の前に犬のうんちが放置されていたら怒るけど、おしっこくらいだったら(まあ 雨がふれば流れるし)と思ってそんなに気にならないほうである。
しかし気にする人もいるだろうから水流し用のボトルは持参している。使い終わった台所用の洗剤のボトルに水を入れておいておしっこの上にピュッとかけて流すのである。
これはこの地域のわりに新しい「常識」として確立されているようである。私がこの地域で散歩し始めた15年前はウンチは袋に入れて始末するのは常識だったが、水を撒く人は少なかったような気がする。こうして世の中窮屈な方向に流れて行くんですね。まあ清潔なのは結構ですが。
ちなみに私の実家地方では水撒きはまだあまり見られていない。


話はその文句オバに戻るが、その事件は広く犬仲間によって広められてしまった。後から来てかばってくれたオバが顔が広く、かつおしゃべりで気が強いタイプの人だったので、犬仲間として憤ったらしく色んなところでしゃべりまくったらしい。
私もその件は二か所から聴いて あの家の前を通る時は注意!と言われた。
車で通った時に住人の顔は見られたけど、千と千尋に出てくる 顔なしを思い出させる顔で(どんな顔じゃw)確かにあの顔で詰め寄られてついてこられたら怖いだろうな~と思った。

犬の散歩時の要注意人物はまだ存在している。散歩ジジイとよばれる爺さんである。
どうみても後期高齢者だが、その年代にしたら突出して長身(185cmほど)でいつも背筋を伸ばして夕方遊歩道を2時間くらい歩いているのである。
そしてどうしても遊歩道の真ん中を歩きたいらしい。おまけに犬と犬を連れている飼い主が大嫌いらしい。

ちょっとでも固まって話している何人かがあると「邪魔だっ」と怒鳴り 大型犬とすれ違う時「僕は真ん中を歩くのだからあんたがよけてろ」と言うのである。当然犬仲間の中では有名で、そのジイさんが遠くから来るのが見えると、川の反対側に渡ったり、のんびり橋の上でおしゃべりしている人たちもそそくさと反対方向に歩きはじめるという現象が起こっている。
私もその爺さんに会う時は常に犬連れなので嫌がられているのだろうが、そのあまりにも不機嫌で怒った顔を見ると
(なんのために散歩しているんだろう?)と思ってしまうのである。散歩なんて気分転換や健康のためにするもんだと思うけど、犬と出会うたびに機嫌を損ねているようだから楽しくもないだろうし、背筋は完全に伸びて健康そうではあるけど、あの調子で周りに接していれば嫌われて孤独な老後になるんじゃないかな~と要らぬ心配もしてみたくなるではないか。

一方 犬連れの方も問題中年がいるのである。リード無しの犬を二匹連れ歩くオヤジ、ラーメン屋だか焼肉屋だか(どっちか忘れたが)の経営者らしい。言っちゃ悪いが、食べもの屋の割には無精ひげと汚いジャージが清潔感のないオヤジである。家の犬と犬種が同じなので、向こうからとてもフレンドリーに挨拶されるのだが、やはりリード無しはいけないでしょ。
遊歩道とはいえ 途中で車の通る道も交差しているし、無節操な自転車も通るから見ているとハラハラしてしまう。
同じく多頭飼いの散歩仲間が注意したのだが「ドイツじゃ普通だ」と言われたらしい(ホントですかいな?)

今日もたまたま会って、犬たちは嬉しげに挨拶とじゃれ合いを始めたのでしばし立ち止まって飼い主同士も話をした。(まあ家の高齢犬の体調とかの他愛ない話だけど) その間も結構なスピードの自転車が脇をすれすれに通るので私ははしゃぐGちゃんを引き寄せたり気にしているのだが、オヤジは全然気にせず、危ないと思ったか自転車のオバサンはわざわざ降りて脇を通り過ぎた。彼女に「すみません」とワタシが声をかけたら
「ここは遊歩道だから、人が優先なんだよ。ぶつかったらあっちが悪いんだから」とオヤジ。私はさすがにそりゃーないだろうと思って
「でもこの子たちが怪我したらかわいそうじゃないですか。それに私もこの道を自転車で走りますから~」と言った。
そうしたら「良いんだよ あなたはちゃんと注意して走るでしょ。そうじゃない奴は思い知らせてやるんだ」と言い放った。
思い知らせてやるんだったら、犠牲になるのは犬でなく我が身を投げ出すがいい! と心の中でつぶやいたが、自転車に少々ぶつかられたくらいじゃ怪我もしないであろう頑健そうなオヤジではある。


この際、あの不機嫌散歩ジジイと無制限一本勝負で戦わせてみたいものだと思った。





散歩が終わってほっこり温まってる二匹の画像で癒されてください。

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娘の公演

2013-11-11 00:11:07 | 日々の生活
土曜日はムスメのダンス公演だった。

いつものインカレのダンスサークルじゃなくて中高の部活のOGたち。一つ上の学年の呼びかけで集まった現役大学生から社会人の7学年分の有志たちである。
初顔合わせのメンバーもいたらしいが、そこは根っこが同じオジョーサンたち。和気藹々と練習してこの日を迎えられたらしい。

場所は某繁華街のクラブである。また若い子ばかりで浮くと嫌だな~と思ったが、座席の周りは保護者ばかりで「お久しぶりでございます」「お元気でいらっしゃいました?」などと昔と変わらない挨拶が飛び交っていておかしかった。

  





娘の振り付けしたJAZZナンバー JAZZの振り付けは高校以来。慣れないことするのは大変だ~と言いながら家の狭い居間にスピーカーと鏡を置いて、エンドレスで曲をかけて夜な夜な踊っていたのであった。
私はそういうわけで、ここ数週間は本とワインを持ってベッドルームに避難する夜を送っていたのはまあいい。こうやって出来上がりを見られたのは楽しかった。



おしまいのナンバーはムスメの得意分野のストリート系。これはとても激しいので終わった後にハアハアいってたのが客席からも感じられた。
終わった後に「ハアハアしてたねえ」と言ったら「ホント年を感じたよ。二十歳の子たちは若いよね~」と自身でも感じていたらしいw
負けるなっ

実はこの日は友人のY子ちゃんと一緒に行ったのだけど、彼女のムスメさんは超有名アーティストである。映画かランチに行かへん?と誘われていたので、どうせならとこの公演に誘ってみたら二つ返事でつきあってくれたのである。

ムスメに言ったら「マジ?? ホニャララ(アーティスト)のママにお見せするようなモンじゃないよ~ 」「そんなにプレッシャーかけてどうするのよ~」とあせっていたが、娘よ、こういう母を持っちまったんだから諦めるがいい、負けるなっ

Y子ちゃんはムスメたちの拙いダンスを本気で楽しんでくれたようだった。かなり真剣に見て手拍子したりもしてくれていたもの。

そして
「うちらの子たちもこういう小さい所からやったんよ~ だんだん箱が大きくなっていったけどな~ 懐かしいわ。」と言ってくれたがレベルが違うっちゅうにww
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来年のカレンダー

2013-11-04 20:34:25 | 家族あれこれ(犬も含めて)
先月、NYのドラ夫婦の所に行ってきたM子のご両親。
ドラから荷物を託されたといって日本に帰ってきてから我が家に送ってきてくれたもの。ドラ夫婦は海外送料倹約のためかちゃっかり二人に託したらしい。

メトロポリタンのカレンダーである。M子は年会員になったそうだ。100ドルあまりで年間入場料がタダだし、ショップも1割引きになるんだとか・・・ 毎日行けちゃうじゃないか ええのう 駐ツマ♪

我が家の今年のカレンダーは去年ジヴェルニーで買ってきたモネのものだった。やっぱり一年間リヴィングの壁を飾るのは思い入れのあるものにしたかったのでM子に来年のをMETで買ってちょうだいと頼んであったのである。

そしたら このヨメさんはできる子です。月めくりに加え日めくりを送ってきてくれた。

月めくり

日めくりはMETに収集してある美術品が表裏に印刷してあるスグレモノである。(写真がひどくてすみません)

   

来年が楽しみ。一日ごとに美術鑑賞をしようではないか!

すごく嬉しかったワタシはドラのところにLINEで連絡した。

現地の時刻だと夜の10時頃だったが、まだドラは職場にいた。(カナダの時より格段に忙しいらしい)

なので文字で連絡。

局: カレンダーすごく気に入ったよ。Mちゃんに伝えてね。

ド: そりゃ良かった。M子しょっちゅう行っているみたいだよ。

局: タイルの先生にも見せたら参考にしたいのがたくさんだったから使い終わったら再来年ちょうだいって言ってたよ

ド: もう一個送ろうか? そう言えばさ、昨日他の女の子とデートしてたらおかんに見つかるっていう夢みたよ 笑

局: 笑 私に見られるとM子に見つかるのとどっちが怖い?

ド: どっちもめんどいわ

局: 深層で浮気願望があるんかね? フロイト的に

ド: どうだろう、それを止めるのに母親が出てくる意味が分からない おかんは抑止力かよ。

局: ワタシだってめんどくさいからそんな役回りやだよ  見ても黙ってて後でチクチクいじめてあげるよ

ド: それ、すげえヤダ

ド: (星一徹が怒鳴ってるスタンプ)

局: (壇蜜がにんまりしているスタンプ)

と相変わらずアホな母息子であった。



なんだかんだ言いながら相変わらず仲良さそうな二人だし。それにしてもどうして幸せそうに持っているのが海苔なのであろうか?

こちらからもそろそろクリスマスのプレゼントの用意を考え始める時期である。今年は何を送ってあげようかな?

一つは最近描いたチーズ用のカットボード(鍋敷きにもなる)を用意してあるけどね。



こういう心づもりは楽しいもんである。
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