GWが始まったよ~~んという日 4月29日の朝の事
一昨年庭の植え込みに投入したエニシダがたくさん花をつけた。
エニシダって「赤毛のアン」のお話の中に度々登場してどんな花なのか興味深かったのだが
こんな感じの低木 綺麗な黄色の小花を付ける
咲き始めたジャスミンと一緒に「ぶっ刺し流」アレンジで部屋に活けて楽しんでいた昨日の朝
母を送った後の四月の誕生月は(もう局を誘っても大丈夫かも)と思われていたらしくいつもの友人に加えてお久しぶりの友たちと旧交を温めた(ブログに全部書くと呆れられそうだったので端折った)あとは子供と孫ともたくさん過ごした。
GWはちょっと身体を休めようと 前半は東京で過ごし、後半1泊くらいで実家に行って父の顔を見てこようと思っていたくらいののんびりの予定であった。
で、エニシダを活け朝食を作り オットが起きて来たので一緒に朝食を食べて気づいたらスマホに着信が何回もあった。
弟からであった。
確か彼は次の日まで沖縄に旅行しているはず どうしたんだろう?と思ったら
「爺さん(父)が施設から救急搬送されたらしい。熱が39℃ お腹痛がってて胆嚢炎の疑い オレは予定を切り上げて戻るわ 飛行機とれた」
とのこと
父は90台半ば、最近まで元気でいてくれたが 何かあればまたすぐオオゴトになるお年頃である
(ひえ~~~ 昨年10月に義母 1月に母を送り 今度は父か・・・)
オットにかくかくしかじかと・・・
「胆嚢炎で40℃? 消化器の専門医がいない? それじゃ行くしかないじゃないか」
30分で1,2泊分の衣料品と冷蔵庫の中の食料品と犬を乗せて車で実家にgo
「会うまでわかんないけど 一応喪服も持ってけよ」とオット
ああ またこのパターンか・・・・ 嫌な既視感・・・
家を出たのが10時頃 連休の渋滞にはひっかからず高速は順調だった。
ふるさとの山がせまる。春霞 温かさを通り越して暑さを感じる気候であった。
のどかな気分で向かいたかったよ~~
1月に母を看取った病院、看取った病棟である。
やだ~💦 この既視感・・・・
父の入院した部屋に行ったら
静かに寝ていて酸素飽和度(搬送時は80パーセント台だったらしい)も100%近いし色々安定 熱も37℃ちょっとと下がっていた。
そして母の救急搬送時と違い肌艶もよい。
オットが色々見てみて
「こりゃ~ 大丈夫だよ 回復するよ」
ワタシもその時点で(こりゃ~まだ喪服の出番じゃないな) と確信した。
この病院の面会時間は1回10分である。3人部屋だったしこれ以上病室には居られないし、この日担当医が当直の予定で、夕方には来院されるというので、その時に弟を伴い三人で話を聞く予定を入れた。
そして入院手続きの書類などももらってきた。
さて、じゃ、その時間まで何して過ごそうか・・・
こちらの市民の憩いの公園を散歩することにした。
松林も良いが こちらの薔薇園が有名なんですよ
パノラマで撮ってみた
あいにく薔薇の開花にはちょっと早く四季咲きの薔薇の一部しか花は見られなかったが
つるポンポンドパリ
リージャン・ロード・クライマー
つるポンポンドパリ
リージャン・ロード・クライマー
クロアール・ドゥ・ディジョン
希望
ツル ピース
マリア・カラス
何種類かの薔薇は見ることができた。
この丘が全部花に覆われたらどんなに美しく芳香が漂うことか・・・
盛りだくさんに咲いている時はさすがにもっと人は多いだろうが、地方都市のいいところ、東京の人をかき分けて進むような混雑にはならないであろう
公園の片隅にはこちらの地方の主要産業だった繭と生糸関係の記念館があり
この地方にたくさんあった同業の会社の商標の中に曾祖父のモノを見つけてオットに知らせる
なぜかオットの方が興奮していた。
2種類あった 社名の一部が変わっていたので変えたのだろうか?
一部消去
これカッコいいわ~ エルメスみたい〜w
これはこれで可愛い ポップな色使い
またこの公園には来てみたい
約束の時間になったので弟を駅に迎えに行って、また一緒に病院に戻り、主治医と面談。
入院先は母と同じ科だったが母の主治医だったDrは「お勉強は出来ただろうがコミュ障気味のとっつぁん坊や」でまたその人だったら嫌だな~と思っていたが、今度は違うDrで、若かったけど母の主治医よりはちゃんと話が通じそうで信頼おけそうな人だったので安心した。
画像を見ながらの説明とオットの指摘もきちんと謙虚すぎる感じで受け止めてもらった。
父を見に行ったら呼吸も安定して熱も平熱に戻り、まだ入院して半日ちょっとだが、確実に快復に向かっているらしいのでほっとした。
オットが明日仕事もあるので渋滞を避けて早めに東京に戻ったが、弟の話では今日は意識もはっきりして言葉も話してVサインしてごらんと言ったら
こんな感じに応えたと
思ったより回復早そう
嚥下を忘れないうちに施設に帰れそうな気配。
GW中にもう一度父を見に行くつもりである。
それにしても義母 母を送り 孫行事に付き合い 次は父の急変。
我ながらのんびり過ごせる日がないなぁ そういう星の下生まれなんですかね?
母には、「ちょっと迎えに来るのは早いよ。ワタシにもうしばらくの間「娘」でいさせてちょうだいな」 と訴えたい。