局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

古楽器に魅せられる

2016-04-28 23:38:11 | 見る(映画 劇場 美術館など)

昨夜はフランスで古楽器を学び、演奏家デビューなさったYUMAMAさんのお嬢様の日本デビューコンサートにうかがった。




チェンバロ(お嬢)
ヴィオラ-ダ-ガンバ(アニエスちゃん)
バロックヴァイオリン(オーギュスタンくん)
という編成。

どの楽器も生で聴くのは初めてである。

どの曲名もあまり馴染みのない楽曲である。

ワクワクしながらも、始まる前に入り込めるかとちと不安

が、しかし、お嬢の初々しいMCのあとに始まった音楽に、すぐ魅いられた。

どこか懐かしい記憶がかきたてられ、心の奥に入っていく調べ。
目を閉じて聞き入っていると、掻き立てられたのは、ジェーンオースティンの挿し絵の世界だった(国も時代もちょっと違うけど、ああいう荘園で催された舞踏会のような)

いやー、実に趣味の世界でした。
オーケストラの迫力もいいけど、ああいう室内楽っていいわー

チェンバロの装飾もすごく趣味だったわー



お世辞抜きに楽しめました。

また三人のヴィジュアルが実に良かった。
ソフィー-マルソーみたいな、どこからみても美少女アニエスちゃん
なぜか目を覆うばかりに前髪を伸ばしててパッチン留め(死語)で留めてあげたい、超美少年のオーギュスタンくん
そして洗顔剤のコマーシャルにでそうな、清潔感あふれる美女のYUMAMAお嬢さん

二人の外人さんたちはまだ10代

若いだけあって、最初の曲なんとなく緊張してる?って見受けられたのが、途中からどんどん乗っていっていく。
選ばれし者たちというか才能のある若い子たちの演奏を目の当たりにできた時間でした。

癒され、そして元気をもらった。






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カップヌードル

2016-04-26 23:51:09 | 食べる
もうこのブログを書き始めて 早10年!になる。モノを始めるとしつこく続けるという性質、こうなったらgooがつぶれるまで続けようではないか。

で、10年も続けてるので何度か書いたおぼえがあるが、どうもラーメンという食べ物が苦手である。少量なら美味しいなとも思うのだが、油っぽいのは一杯全部食べられたことはないし、食べると翌日胃がもたれる。多分かん水が身体にあわないのだと思う。

昨日、よく使う駅から自転車で帰る途中、小さなラーメン屋の前を通る際に、仕込み中の臭い(しかもトンコツ)を思い切りかぶってしまって、しばらく気分が悪かった。
仕込みの間、ケモノの骨と肉の茹でた臭いを換気扇からまき散らすのである。
いつもは息を止めてその前を通り過ぎるのだが、時々忘れてしまう。油断も隙もありゃしない。

と、言いながらも苦手じゃないラーメンもあって、それも何度か書いたが、元町近くのキチンのネギソバはさっぱりしてて時々は食べに行きたいと思う。
あと、日清のカップヌードルは半年に一度くらい発作的に食べたくなる。
そうそうぺヤングのカップ焼きそばも、ストレスがたまったときに限って実に食べたくなるものの一つである。

ところで私のワイン仲間、その一人のおうちで持ち寄りで催されるステキなパーティーが時々あるのだけど、

前回はこれ

会場を提供してくれるMちゃんはもちろん基本の和洋中の料理をこなし、ウズラを首チョンパしてフィリングしてオーブンで焼いたり、最近は寿司教室にまで行って美しい握りを作ってくれる料理好き。
その他のメンバーも酒好き、美味しいもの好き、料理好きで、魚介類などの材料は築地で仕入れ、ヘタなレストランよりもコスパが良くて美味しいものが食べられるという、とてもありがたい集まりである。

そして、前回のお開き頃のこと、例によってワイン12本と野菜、魚、肉、寿司などを8時間にわたって食べ続けたあげく、

「ねえ これ、美味しいんですよ、私、今すごくはまっているの」と寿司職人が出してきたのが、これであった。



ん? なんでまたカップヌードル?



「今からこれ食べるんすか?」と呆れる参加者♂

「そうそう、これホンット美味しいんだから、食べてみてごらんなさいよ」といそいそとお湯を沸かすMちゃん。

半信半疑で一口すすってみた結果、ホントにこのヌードルは美味しかったのであった。ココナッツミルクの風味がアジアンテイストのスープにマッチして。

この後、この商品を求めて家の周りのスーパーを探したが、あんまり置いてないのね。イトーヨーカドーで見つけた時には嬉しくて、つい5個ほどまとめ買いしてしまった。



「やみつき、ココナッツミルク&スパイス」というキャッチコピーはホントだね。


           ☆ ☆ ☆

ところでムスメが先週プーケットとバンコクへ行っていた。
その中のお土産





タイで売ってたカップヌードル4種。

果たしてこれはどんな味なのであろうか?

話は飛ぶけど数年前、ムスコ一家を訪ねてトロントに行った時、エアカ○ダの機内食があまりにも不味かった(ムスコも乗るたびに不味くなると嘆いていた)なので殆ど手を付けずにいたのだが、夜食にカップヌードルのプレーン味が出たのであった。
(良かった! これなら、あの大味のチキンソテーやぐちゃぐちゃに炊いた白飯を食べるよりはよっぽどマシだろう)と もらうことにした。

ところが、これも日本のと全然違って非常にマズカッタのであった。あの決して 超美味ではないが、それなりに完成した味になっているカップヌードルのプレーン味をもまずくできる北米人(とひとからげにすると怒られるけど)よ。なぜ素直に日本と同じ味に作らないのであろうか?と嘆いて、スープでふやけた麺を残したまま、CAさんに申し訳なく返した覚えがある。

でも、こちらのムスメお土産品は、タイの現地工場のものだけど、期待できるのではないだろうか?

こういうお土産は楽しいね。
そのうち味見してみます。




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映画と花と

2016-04-24 23:49:18 | 見る(映画 劇場 美術館など)
さて、昨夜の事件の直前、私が予約していた映画はこちら

 ☆ 

三月半ばに、自分のブログでこんな記事を書きましてね 

その時、映画に詳しいhirokoさんからコメントをいただき、それでこの映画を見てみようと思っていたのであった。

   新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を、「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督が映画化し、第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマ。2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載した。社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を、緊迫感たっぷりに描き出した。第87回アカデミー賞受賞作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で復活を遂げたマイケル・キートンほか、マーク・ラファロ、レイチェル・マクアダムスら豪華キャストが共演。映画サイトより 

朝一で歯医者で定期メンテナンスしてもらったオットと最寄駅で待ち合わせ 日比谷へ

時間があまりなかったので さくっと食べられる steak バルに



丼とはいえ銀座で熟成肉150g食べてほぼ1000円ってのはリーズナブルですね。結構噛みごたえある赤身だったけど胃もたれしないヘルシータイプ




みゆき座です。

「お前、この辺詳しいなあ なんで?」 そりゃあ宝塚劇場の隣ですがね。あなたの知らないうちにこの界隈何度訪れていることか・・・

で、映画。

登場人物も背景も派手じゃない。落ち着いたボストンの街で起こったカソリックの神父たちのスキャンダル。ホントに聖職者って立場で年端もいかない子供たちを性的虐待、それを枢機卿などのカソリックの上部の組織全体で隠蔽した事件、信じられないほどの加害者と被害者の数・・・

こういうのを見せつけられると宗教ってなんなの?って思っちゃいますね。そりゃ救いを求めている人のよりどころになっているケースの方が多いのは当然だし、人格者が多いのもわかってるけど。
ただ、ずっと道を説く人たちがずっと独身でいなきゃならない 性的なものを排除しなければならないってのがやっぱり不自然ってのはあるのじゃないかなあ。人間ってやっぱり性的なものからは逃れられないんだからさ などと思いもした。

そして、ボストンという街の半分以上がカソリック教徒という保守的な環境で、巨大な力を持つ教会の不祥事を暴こうとした記者たち。
この人たちのジャーナリスト魂ってのに心打たれた。
こういうのを暴いてこそが世の中のためになるんじゃないんでしょうか?

日本のメディアって叩きやすい所を徹底的に叩いて 叩くとめんどくさそうな所はみんなして自主規制するところがどうもイヤ。などとも。

128分という結構長丁場だったけど、全然飽きずに引き込まれた映画だった。
オットも「お前が見ようっていうのって本も映画もはずれないなあ」と言ってくれた。hirokoさんのおかげです。
一つケチをつけるとすれば 邦題の「世紀のスクープ」って言うのは無駄じゃないでしょか? 「スポットライト」 だけで十分なのにね。 なんかこの「世紀の~」などと余分な言葉がつくと夕刊紙の見出しみたいに安っぽく感じる。

さて映画が終わって・・・ オットが職場に行くまでにちょっと時間があったらしく

「ちょっとつきあえよ」とタクシーをひろい、




老舗の和菓子司の前で降りた

「ちょうど藤の見ごろだよ」 へ~ あなたって風流な人だったのね~ と久しぶりに藤見物である




参道です





花盛り




スカイツリーと太鼓橋と藤のコラボ



亀とクロサギのコラボ



重たいまでに花をつけた房が美しい





善男善女に混じって私たちもお参りしました。

帰りは総武線の亀戸駅まで歩く。
この辺は東京でもホント馴染のない所なんだけど





ちょっと年季の入った巨大な団地群が 上海みたいで、なかなかエキゾチックであった。

駅でオットと別れ、デパートで母に頼まれた快気祝いのお菓子類を買って帰宅。

なかなか充実した日曜日・・・
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事件?・・・でした

2016-04-23 21:36:20 | 日々の生活
今夜は、ムスメが外食、夫婦二人の夕食であった。

トマトサラダ、ニンジンしりしり、チーズと蕗の煮物などの脈絡のないメニュー(というか冷蔵庫寄せ集め週末メニュー)で、チリワインを飲み、〆はゆでておいた筍を入れたいがために作ったグリーンカレー。

「食べ過ぎたね~ 」
「明日 午前中歯医者で夕方から仕事行かなきゃならないんだよな。」
「じゃ、あんまり時間がないね~」
「久々に映画でも見に行くか・・」

という話になり、それじゃとワタシはパソコンで明日の席を予約し、その後茶を飲みつつイチゴをつまむなど the週末と言うべきまったりとした時間を過ごしていたのであった。

すると・・・

ガタっ ガタっという何かが動き回っているような音が部屋の外から聞こえてきた。
階段の上で誰かが動き回っているような音。

ムスメ? いや ムスメは代々木上原にいるはず

Gちゃんがいつの間にか二階に行ったか・・・ と思ったらGちゃんいつもの定位置に



「何? 誰かいるみたい・・」
「ホントだ 誰かいる・・」

イチゴを食べている場合ではない・・・

「上、閉まってるか?」
「ベランダの窓はどうだったっけかな・・・ さっき洗濯物取りこんで、窓は閉めたけど鍵は忘れた」
「でもここに居たら二階に誰か上がったらわかるよな」
「二階によじ登って上で何かしてる・・なんてありえる?」
「どこから上がるんだよ。 まあ上がれないことはないわなあ・・・」

となぜかひそひそ声になった夫婦 そしてなんだかジワジワ恐怖が襲ってきた。
と 言う間にも またガタっという音が・・・

「外へ出よう!」とオット。

取りもとりあえず(犬だけは抱き上げて)サンダル履きで外に出たワタシたち夫婦。

途中で 携帯を取りに戻り、また外に出たがその時の恐怖・・・

あえて玄関を開けっ放して外から玄関から我が家をガン見。

外から見える階段の上から誰か降りてくるのじゃないかとの恐怖の時間・・・

しかし、これだけじゃ警察呼ぶわけにもいかず、かといって自分が行くのも怖いしオットを行かせるのも怖い。

膠着・・・・

その時 タイムリーに?帰ってきた向かいの奥さん(犬友)
開けっ放しの玄関の前にたたずんで自分の家を眺める我々を見て(誰だって不審に思うわな)
「どうしたの?」
「実は・・・」と話したら彼女もビビるがいざとなったらダンナを呼んでくると言うが、これだけ騒いでも誰も降りてこないので、オットは意を決して行ってみると言う。

「何か武器になるもの 持っていきなさいよ」
その時私が握っていたのはプラスチックの靴べら それを渡そうとしたが、
「それじゃ何もならないわよ」と言う向いの奥さんの言葉で我に返り、
「じゃ、私のゴルフクラブにする? あっそれより武器になりそうなのがある」と雪かき用のスコップ(金属の重いやつ)をオットに渡す。

それを持って階段を上っていくオットを息を止めて見つめる我々。

二階のワタシの部屋の電気がつき、ベランダからオットの顔がのぞく。とりあえず無事である。

その後スタスタと階段をおりてきたオット。

「誰もいなかったよ ○○(ムスメ)の部屋の窓が開いてて立て掛けてあったものが動いてたみたいだ」

幽霊の正体見たり枯れ尾花 ってやつである。

力が抜けて のち 笑い転げた 私と奥さん。



このスコップを持ってへっぴり腰で階段を上っていったオットの姿はしばらく忘れられない。

多分犬友にもあまねく知らされるであろう・・・ 向かいの奥さんによって・・・

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今度は東宝

2016-04-19 00:44:40 | 見る(映画 劇場 美術館など)
天災の中で地震ってのが一番いやですね。
熊本の映像を見ると五年前の東日本の震災の記憶がよみがえる。
経験したことのない揺れ、その後の余震、携帯の警報、津波の映像、ACのコマーシャルにうんざり、放射能におびえたこと などなど。

自然の力には収まってくださいと祈るしかないけど、現政権は、阪神の時のあの党、東日本の時のあの党よりはまだ色んな対応がマシなのじゃないかと思う。
自衛隊嫌い故の村山じいさんの初動の遅れだの 原発事故ででしゃばった管氏の事は忘れません。
首都直下型が来たら、生き残る自信もないんだけど、まだ自民党政権であって欲しい。
災害時には強そうだしノウハウの蓄積もありそうだし。
こういう時は野党もいらない事言って 足を引っ張らないように。みなさん協力してね、頼むよ。
これ以上の苦しみ、避けて通れるはずの苦しみが現地の方々に与えられませんように!

ワタシはこれといって直接できる事は思いつかないので、東日本の時と同様寄附することにした。きちんとしかるべき所に届きますように。

    ☆ ☆ ☆

で、日常です。
 
4月15日 日比谷公園 



帝劇です



この日も関係者席 G列ほぼ中央という恵まれたポジションで鑑賞できた



一言でコマーシャルするならば 「ワタシを泣かせた!」に尽きる。
ホント、素晴らしかった。

 パリに咲き、バスティーユに散った美しき愛の物語。

民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス―。
農夫ロナンは父を貴族に殺害されたことをきっかけに、
パリへ飛び出し、革命派に身を投じる。
デムーラン、ロベスピエール、ダントンら熱き仲間を得て、新しい時代に希望を燃やす。

一方、宮廷に仕える心優しき侍女・オランプは
マリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引きしてパリにやってくる。
マリー・アントワネットをつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンは
オランプと運命の出逢いを果たす。

決して出逢う筈のなかった二人は強く惹かれ合うも、対立する身分が壁となる。
そして、愛に悩む彼らの心を揺さぶるかのように革命の足音が近づいてくる…。

1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。
遂に革命の火蓋が切って落とされる―。東宝サイトよりコピー




アントワネット ロナン オランプ 子役はwキャスト



この日はこの方たち。
とても当たりの回なのじゃないだろうか?

もう、まったく女王様って言えばこの方だろうってどんぴしゃのお花様。ロベスピエール役古川さん、デムーラン役渡辺さん、顔が小さくていかにもお坊ちゃま風の二人とはちょいと違って 顔はちょいデカいし荒削りのイメージがホント地方から出てきた農民出身革命家役にこれまたどんぴしゃの加藤さん。
他の若手の男性陣の歌うまにもびっくり。これだけ顔もよくて歌もダンスも行ける人たちが集まる時代になったんですね、ありがたや。

オランプ役の神田さんも可憐で歌もうまかった。

そんなこんなで感情移入できたおかげでバスティーユ陥落時にロナンが撃たれた時に、つい涙してしまった。我ながら珍しかったなあ。


実は宝塚でもこの作品を見たんだけど、その時の印象とまるで違ったのよね。愛希さんのアントワネットの印象しか残らなかった気が・・ ロナンはどうしちゃったんだっけ? こういう事言うと嫌われるけど。
やっぱり宝塚のヴィジュアル、四季の歌唱力、両方のいいとこ取りしたいとなるとこの辺に着地するのがワタシにとって正解かなあ なんて思ったりもした。







ってことでこれはおすすめです。こういう出会いがあるから舞台鑑賞はやめられない。

今のところ今年の上半期ベスト1です。
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ひさびさに宝塚 & 都心の楽しみ

2016-04-13 00:53:52 | 見る(映画 劇場 美術館など)

実家のことでバタバタしていたので取ってあったチケットも人に譲ったりしていたためひさびさな感じ、この空間



雪組です。この演目、人気漫画が原作で映画化もされている関係でチケット難とのこと。しかし、さすが舞台友N S席 前から8番目をgetしてくれた。



原作知らないのでイマイチわかりにくかったけど。さすが小池先生、大勢の人を活かす演出。
殺陣もがんばってた。

前回の公演でこの組にあまりにも美しい男役を見つけてしまった



四乃森役のこの方



美しすぎませんか? 手足も長いし歌もうまい。この人はダイモンさんの次にトップにくるであろう(予言)

いつもは観劇後はさっさと帰るワタシたちトリオだけど、この日は実家方面から上京してきた友がいたので、せっかくだからと夕食を共に



銀座、寿司屋でいっばい。四丁目付近という場所のわりにはリーズナブル。カウンターであれこれ注文してもそんなにビビるほどではない。

お造りを少しずつ出してもらって



稚鮎の揚げたのとかホタルイカとか 色々食べて



シャリを小さめに握ってもらって、冷酒と一緒に。ああ日本人で良かった、お酒に弱い体質じゃなくて良かったw

その後、上京Sちゃんが、今日はゆっくりするためにホテルをとってあるというので、そこで二次会をしようということになった。



東京駅にごく近い某ホテル。近くのコンビニでスイーツとつまみとワインを買い







都会の絶景を楽しむ。

四人女子会もまた楽し。

そうそう、この日の観劇ではSS席で蘭トムさん、S席で牧瀬里穂さんを目撃。
牧瀬里穂さん、顔がとってもちっちゃく色白でTVで見るよりずーっと若々しくて可愛かった。
やっぱり芸能人ってきれいだな~と思って劇場をあとにしたのだけど、その後もっと旬の(といっては牧瀬さんに失礼だけど)方たちと遭遇という体験をしたのである。

そのうち続きます。
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まだらボ○

2016-04-10 21:13:06 | 家族あれこれ(犬も含めて)
有料老人ホームに入居した父



母も退院後にこの部屋に入居する予定。普通のマンションみたい。バリアフリーで広さもあって快適と思われる。お掃除も行き届いていて、まず我が家より綺麗。食事もおいしいそうな。

ワタシは、母の退院時にはまた行く予定だし、GWには多分一時帰宅だのの際に手伝うために実家に行くので、今週は実家にご無沙汰で弟にまかせているが、なかなか大変そうなである。

行くたびに
「いつ家に帰るんだ?」
「一人でもタクシーで帰れるぞ」
と言われ、そのたびに母が居ないから無理。母が居ても今までとおりにあなたの世話はできないから無理と言い聞かせ、その時は納得するらしいが。
三時間くらいたつと忘れてまた
「どうしてここにいるんだ?」と電話をかけてくるらしい。

ワタシのところにもかけてくるので、出られなかったのでかけなおして

「パパ、今どこにいるの?」(自室か食堂か他のところかという意味で)と聞いたら
「ホテル!」
「えっ?ホテル?ホームじゃないの?」
「いや、ホテル」

ホテルと思ってるならそれでいいやと
「そのホテルはどう?サービスはいいの」と聞くと
「まあまあだな」とのこと
そんなに嫌ではないと見た。

それを弟に言ったら

前にショートステイしていた所の所長を兼ねる女医さんが看護師さんとともにこのホームに往診に来てくれて薬も出してくれることになったらしいのだが、
その女医さんに
「○○さん、こちらの居心地はいかがですか?」と聞かれ
「ああ イイですよ。前のところよりずっといい」と言って、一緒にいた弟が冷や汗をかいたとか・・・w

ところが、今回のバトミントンの選手の賭博問題のニュースを弟と二人で見ていたら

「こういうヤツラは小さい時から勝ち負けが仕事みたいなもんだからなあ。博打するのに抵抗がないんだろうな、普通の人よりなあ」などと至極的を射た感想も言うらしいのである。
あと、父の特徴である、諧謔精神というかとぼけたユーモアのセンスも健在だし、車いすの婆さんにドアを開けてやるなんてサービス精神も健在である。
(それを母に言ったら 「ほんっと、あの○○一族は外面がいいのよね~ あたしもそれに何度も騙されたよ」と憎々しそうに言ったがw)

まあ外面が良い悪いはともかく、多少物忘れが激しくなっても、こういう父らしさはこの先残っていて欲しいなあと心から思うのである。




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謎の美術館

2016-04-09 00:52:22 | 見る(映画 劇場 美術館など)
もう一週間もたってしまいそうだけど、先日日曜日のこと。

年度末を切り抜けた 大企業部長職の親友A 女社長Nちゃんの一級建築士コンビ。どうにか両親の介護問題が落ち着きそうなワタシ。
一番気の置けないこのトリオで「自分にご褒美温泉ツアー」をする予定であった。
Aがさっさと近場の温泉宿を予約してロマンスカーのチケットも購入してくれた。

Nちゃんは昼間用事があるというので、ワタシとAとで一足先に現地に行って美術館の一つでも見に行こうという計画をしていた。

一方オットはこの日、姑と花見がてらお墓参りにという約束をしていたようだ。
ところが例によって
「今日は雨模様だから、お母さん行かないわ」というドタキャン電話。
「まあ半々でこういうことになると思っていたんだよな」とオット
それではと、ムスメとランチでもしようと誘ったら
「今日はたくさんやることがあるから無理」と冷たく断られてしまった。

そこで
「つまんないから、俺も行こうかな・・・ 泊まらないで帰ってくるけど」
急遽、着いてくることになったのであった。待ち合わせの新宿駅でAはビックリ



どこを見ても桜満開の春の旅路





着いたところはこちら





一旦 宿泊予定の旅館に荷物を置いて

「あの~ 宿泊されるのは女性三名様でしたよねえ・・・」と不審そうな旅館の人に
「ああ この人は荷物持ちです」と軽く流して




バスに乗って



美術館へ



2014年に開館したという、まだ新しい美術館。もちろんワタシたちは初めての訪問。




ちょうどこの日までやっていた琳派展 荷物持ちのオット 嬉しそうである。
しかし 広い広い建物。ゴージャスなつくり。





琳派展は二期に別れており もう終わってしまった一部は 京都編 宗達、光悦、光琳など
この日までの二部は 江戸 大坂編 抱一、芳中など

東京の美術館は最終日に混むことが多いので、覚悟していったが、がらがら。行楽地の日曜の午後という時間帯のためだったのか、チケット代が高いのか?(大人一人2800円である)

人がこないってことは大したことないのかな?と思ったワタシは見てビックリ。
館内は1Fから5Fまであり、かなり照明を落とした空間にガラスに入った展示物が並びスポットライトが当たっているという状態である。
よくあるヘッドホン型の解説はないが、重要な展示物の前にパネルがあって 日本語 中国 韓国 英語だったっけかの言語の切り替えできる解説の用意がある。

そして展示物。集めに集めたりって感じ。

琳派からそれに連なる 春草、御舟、などの明治の画家まで。襖絵などの大きな作品もゆったりと飾れる空間に鎮座する。
それを三人しかいない所で見られる贅沢。

その他の階でも 中国の青磁や景徳鎮などの陶器 日本の古九谷や有田などの焼物。江戸時代のガラスなど。
平安や鎌倉時代の仏像なども。

美術館の庭には巨大壁画を鑑賞しながらかけながしの足湯につかれる足湯カフェも併設。
庭園は15000㎡ その中にやはりお金がかかった感じのレストランもあり。

充実した時間を過ごしながらも 私たち三人の頭の中に
「これだけのものを作って維持しているのは誰なんだ?」という疑問がわいてきたのである。

名前から 三越関係の人?とも思ったが 後で調べたら はあ なるほどの経歴の人が名誉館長であった。

興味のある方はぐぐってくださいね。
やっぱりああいう業界ってお金がたまるんだねぇ。

ちょいと複雑ではあるが、こうやって系統だって集めたものを一般公開してくれるのは良い事ですよね。昔ゴッホの画だっけか? 自分の死ぬときに一緒に焼いてもらいたいなんておじさんが居てブーイングを受けていたがそれよりはずっとマシであろう。
こうやっておけば保存状態も良いのだろうし、散逸してどこかに消えちゃったりすることもないだろうと思うしね。

ついでに言うと、ここはセキュリティがかなり厳しかった。
入口に空港のチェックみたいなゲートがあり、そこを通る前に携帯とかカメラとかはロッカーに預けなければならない。

赤外線カメラで荷物をチェックして、人は金属探知される。

こうやった上で、展示物はガラスの中に置かれているので、安全なのだと思う。他の美術館には必ず小部屋に一人はいる監視員もほとんどいない。
あのヒマそうな人たちを置いておく人件費も削減できてるってわけで さすが商売上手なんですね~と色々調べた今となって納得したのであった。


話はこの日に戻るが、二時間半ほどゆっくり鑑賞、ワタシとAはそのまま来たバスに乗って宿まで帰り、オットは一駅降りて小涌谷駅からJRで東京に戻った。

その後Nちゃんと旅館で落ち合い、温泉と美食の宵。

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ワイン会

2016-04-02 23:39:54 | 食べる
忙しい自慢するつもりはないけど、実家の両親の介護を縫って、友人のビーズ展、恒例のワイン会、仕事の方も年度末に加え、6年に一度のワタシが管理者として責任を持たなくてはならない監査が30日に入るのでその対応。
監査は無事に切り抜けて一安心。
その翌日に父がショートステイから退所、その次の日に有料老人ホームへ入所するのでその対応。

その父の退所は夕方迎えに行くことになったが、ちょうどその日、今年の初めに予約していたゴルフのラウンドの予定があった。いつものゴルフ仲間四人で行く予定で、私が抜けても大丈夫だったのでキャンセルしようかとも思ったが、時間的に見るとラウンドの後にそのまま実家に向えば父の迎えに間に合うことに気付いた。

心身ともに疲れもピークだけど、こんな時こそ遊びを端折るのはワタシらしくないのではないか?? がんばれ、負けるなワタシ!(何にだ?)
と無駄に決意してラウンドへ



いや~ 行ってよかった。この通りラウンドしながら花見もできるお得コース。



何とかレンジャーみたいな色合いのおばさんたち。

前日、仕事がすっきりしたためかまあまあのスコア。なせばなる。行って良かった、楽しかった。
ラウンド後にそのまま実家に車を走らせ、父を家に連れて帰り、次の日の用意をする。
色々済ませて泥のように眠る。


この通りのばったばたの日々だったがどうにか全部こなしてどうにかなった(ブログ書くヒマだけはなかった)

備忘録として ワイン会を思い出しつつ・・今回は寿司とワインのマリアージュ



いつも会場を提供してくれるMちゃん この日は寿司職人のコスプレ いいねえ、この遊び心



築地にネタを買いに行って寿司めしを作るMちゃんと舞台友N


この日のライナップ



サラダ



スペイン バスクのシードル



キノコとホウレンソウのキッシュはワタシ制作



今日のパンはレカンの 美味しかった



ニンジンシリシリもワタシ制作



スペイン カタルーニャのカヴァ



さくらだい にぎり Mちゃんさすが、美しいお寿司



スペインの白 アメストイ




ホタルイカ



中トロ



たかーいイチゴ




タラノメ ふきのとう天麩羅 春でした。 ほろ苦天ぷらは白に合う



フランス イルレギの白



シャンパーニュ アリストン 泡



スペイン ナバーラ オチョア 赤



関アジ 握り



シャンパーニュ クリュッグ 今日の本命 香り高くコクのある泡



イカの墨煮



スペインリオハの マルティネス・ブハンダ 赤



卵焼き



スペイン リオハのマス・デ・マリス



フランス ボルドーのラグランジュ
この会は基本持ち込みワインは買った時の値段を申告して割り勘するのだけど、これは唯一の独身♂T君のおごりであった。
「自分が飲みたいからいいんです」と言うT君は外資系企業勤務 淡々として良い子である。

宴も進むうちにちょうどこの頃に話題になっていた 五体ナンチャラの人、はじめの不倫話になったのだが、T君
「そう言えばあのM議員(イクメンの人)大学の時、同じクラスでした」
ふ~~ん と あまり反応しない女子たち

「あっ そう言えば ディーン・フジ○カも同級生でした、小学校の時の・・・」

それには「えっ!」「うっそ~!」「どんな子だった?」「今も仲良いの?」「今度連れてこられないの?」(それはないだろ)の反応であった。
宮崎氏、勝ち目なし・・・(そりゃそうだ) 




肉団子トマトソース煮 スペイン風



〆のシャンパーニュ ロゼ テタンジュは初恋の味。

毎回、美味しいワインのライナップを考えてくれるソムリエの先生 それに合わせて、他のメンバーと相談しながら今回は何を作ろうと考えるのは楽しい悩みである。



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