局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

うらやましい旅

2019-11-28 07:42:00 | 
話は遡るが、先週金曜日から月曜日まで、オットは出張であった。
主目的は



この市へ



国際会議場に用があったらしいが、次の日には





呉までいってるし(ちょうどこの時期、ローマ教皇がいらっしゃると言うので、ただでさえ会議に出席する人に加えて、広島市内にホテルが取れなかった模様)



その上船なんて乗ってるし…
最近の彼の一番の楽しみは、「乗り物に乗ること」らしいので、一人でもかなり満喫していた模様であった。
日頃の激務、たまにはこうやってのんびりしてもらわないとね。

ワタシも広島に友人がいるので、このコースは体験済み、これが今週末にずれれば同行して、久しぶりに7パパ主催の忘年会にも一緒に出られたのにと残念であった。
ワタシはまさに試験の追い込みと本番の真っ最中だったから。

更に広島から🚄で西へ

まさにワタシが検定を受けているその日



いいなー、ワタシも行きたかった。

しかも砂かぶりで観戦ですとさ。



なんと迫力の席❗️
ワタシも行きたかったよー

オットからは、炎鵬が勝ち越したとか朝乃山が目の前に降ってきたとかラインがピーピーうるさいし、息子一家と娘を含む家族のラインではジージがテレビに写ってる、どこどこ?とかでかしましかった。
(ワタシも見たかったが、検定前の講義の真っ最中であった)




孫①は「ジージを探せ❗️」ゲームを楽しんでいたらしい。
お嫁ちゃんの撮ったこの写真は笑えた。



この場所磐石だった白鵬さんと麻生さん。
麻生さんは羽織袴がお似合い。
彼のことを小柄と思ってる人が案外多いけど、この年代の人としては髙身長ですよ。周りのSPがでかすぎるのである。



その後はこんな所まで出てるし…
この席もパーティーも博多で顔が広いいとこたちのお陰らしいが(ワタシも今年YahooドームVIP席で野球観戦はさせてもろた)今回の機会を逃したのは残念であった。
オットから誘われはしたものの相撲とワインを戦わせた結果、ワインに軍配をあげちゃったのであった。

その後のオットは帰ってきて空港から職場に直行してまた激務、自分のマンションで一泊して昨日帰宅。
「おー、久しぶりに見ると大きくなったな」と孫③を抱き上げ、
「なんか白鵬ににてるなぁ」(⚠️孫③は♀️)
と不用意発言でムスメを怒らせたが



広島、福岡のお土産多数で機嫌を直させたのであった。
普段、物欲がなくて、自分のモノを買わない人なんだけど、旅先だと何かタガが外れるみたいで、家へも職場にもお土産買いまくる人です。



16区のマロンパイは美味しいね。

あと桐葉菓っていう米粉のもみじまんじゅうもお気に入り。

母乳生産中でいくら食べても太らない娘と一緒になって食べるとワタシはヤバイ。

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久しぶりに試験を受けた

2019-11-24 23:03:49 | 様々な思い
我が人生、久しぶりの試験だった。




これを受けたわけです。
ソムリエとかエキスパートにはもちろん及ばない ↓このくらいの知識があるかどうかの検定

シルバークラスはブロンズクラス認定者を対象に、レストランでソムリエに相談したり、ワインショップでワインアドバイザーからアドバイスをもらいながら好みのワインを選んでいくための知識を習得します。

ブロンズはこの春受けたが、チョロかったのでまあテキトウで大丈夫だろうと思って申し込んでテキストが届いたらですね・・・

結構大変だったの





頭、錆び付いてますから





言い訳するようですが、ワタシが一番苦手とする科目は「地理」であった。歴史は結構好きだったが、方向音痴が示す空間と位置の把握能力が著しく低いと自覚しているワタクシ。どうも地図を見てもイメージがわかず、地名なぞ頭に入らなかったのである。
しかも大学は私立理系、地理知識は中学で停止。日本の地理は、ムスコの中学入試の際に予習シリーズ(小学5年くらい)のテキストで一緒に覚えて、へ~~~ 知らなかったと密かに納得したくらいの知識はついたが、世界地図はほとんど頭に入らずこの年まで過ごしてしまった。

それが、ほとんどヨーロッパだが、国からして へ~~~ それから細かい地名だの川まで覚えさせられるなんてさ




フランスもイタリアも行ったはずなのに、何 ぼ~っと生きてたんだ?場所もわからずにウロウロしてたのか、ワタシ?




スペイン、ポルトガルなんぞも、行ったばかりなので、個々のワインの名とか特徴とかどうやって作るかとかは頭に入ってるのに、「場所」となるとねぇ 北なんだか南なんだかもわかってなかったわけですよ。

で、頑張りました、それなりに。せっかく検定料も払ったし、試験ってのは受かるためにある!





テスト前には、過去問を研究して山掛けして、その山だけをまとめたものを目につくところに貼って覚えるのがワタクシ流。

残念ながら、この検定の過去問はネットに流通していなかったので、個々の講師の方が少しずつ予想問題のようなのをあげているサイトを見つけて、テキストの大事そうなところと照らし合わせて、A4二枚にまとめた。

地図も白地図をネットでダウンロードして産地だのブドウ品種だの書きこんだ。

それをコピーして、トイレと冷蔵庫に貼り、そこを通るたびにざっと読んだ。となんだかんだしてるうちにどうにか頭に入って来た。




で、今日の午前中、追い込み中ののわたくし



 頭のカーラーは気にしないようにネ(笑)

午後二時から講習二時間、四時から40分の検定。
久しぶりに頭をフル回転させて頑張りました。

結果、ほぼ満点合格って講師の先生から連絡もらったよ。

ホッとした。

それで、得たもの。案外地図ってのも見ると面白いんですね。
あと地理がわかると世界ニュースなんてのも立体的というか具体的にとらえられるんですね。
今更ながら地理を毛嫌いしていたことで人生の損を取り戻さねばならぬ。

それにもちろん、ある程度の基礎を作ったことで、この先もっとワインが楽しめるような予感がする。
ただの酔っ払いじゃなく、知的な酔っ払いを目指そう! な~んて・・・w
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ラッキーデイ

2019-11-22 00:04:43 | 
昨日は5時に起床

東京駅で集合、バスに乗って千葉のクラブへ

今年で参加五年目になる Nちゃん主催のコンペであった。

天気は良かったが、前日よりだいぶ気温は下がり、東京湾にたつ白波の数を見て、風が強いのが知れる、ちょっと悪い予感・・・










今回は17名5組 私は♂2 ♀2の組に入れられた。他の人たちは当然私よりゴルフ歴は長いベテランたち。

しかし、昨日はちょい神が降りてきてですね、ショットがすごく良かったんです。ワタシは前半調子が悪いとドライバーが明後日の方向に行ってしまうことがあるのだが、昨日はほぼ明後日方向もチョロもなく、まっすぐ白球(いや黄色だった)は青い空に素直に上がっていってくれたのだった。

その後、ほとんどが砲台グリーンというイヤらしい作りのこのコースでのアプローチもあまり失敗もせず、バンカーには入ったものの、だいたい一回で出せたりとラッキーが続いた。
ただ、ここのグリーンの意地悪さには今回も悩まされ、ポテトチップのような起伏は読めず、急斜面の二段グリーンの中腹にアプローチして一度乗ったボールは風にも押されてコロコロとエッジを超えて足元まで戻ってきたり、せっかく2オンした(はじっこにですが)時は巨大グリーンに負けて4パットするなんていう体たらく・・・
と今後はとにかくパターを練習せねばあかんという問題点は見えたものの・・・

なんと、この組の中ではベストスコア、今までのこのゴルフ場での自分のベストスコアも出せて、ハンディもたっぷりもらってるしで






わ~~い 優勝!








パーティー 差し入れのリオハワインは勝利の味w




おまけに恒例クイズ大会でも当たって美味しい豚しゃぶセットのチケットももらった。

その後はまたバスで東京に戻り、一応解散か次に行くってことで、ワタシはムスメと孫の世話もあるし、前の日から留守用のご飯など作ったりで忙しく寝不足もあり、かなり疲労度も高かったが、祝勝会ってこともあり帰るわけにもいかずに、メンバーの一人のやっているスナックへ

ここでは大カラオケ大会になって、メンバーのおっちゃんたちはベテラン営業さんも多いのでノリの良さは抜群で




トイレットペーパーを巻いてローラを歌うおっちゃん(ラウンドも一緒だった)
ワタシも乗せられて何曲か歌って、





大変美味しいシャンパンも開けて かなりの酔って、眠いのも+されて、おしまいには自分の受け答えが何言ってんの状態になったものの、冷静さを装いつつお開きまでがんばって、地下鉄に乗ったはいいが、座ると完全に寝落ちする予感もしたのでがんばってつり革につかまりどうにか最寄りの駅までたどりついて無事帰宅。

シャンパンのグラスを褒めたら、オーナーに
「きゃ~ 局さん 私の大好きなグラス褒めてくれて嬉しい! 一つ差し上げるわ~」なんていただいてしまい








色々ラッキーな日になったのである。
ここ二月あまり、おさんどんとお守りをがんばったワタシへの神様のプレゼントですね。
色々感謝は
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渋谷でウロウロ

2019-11-14 21:48:43 | 日々の生活
小学校から高校まで都心の学校に通ったムスメは都心loveである。
そして元々家でじっとしている性格ではなくて、いくら自分の子が可愛くても、家に閉じこもってるのが相当なストレスだった模様。
一か月を過ぎて出かけられるようになって、抱っこひもを駆使して色々出かけるようになった。
地下鉄の中で泣かれてまいったとかはあったらしいが、案外都会の人(特に高齢女性)は赤ん坊と見ると絡んで来て(ムスメ談)知らない人と話したり、若い人からも席を譲られたりもあるんだとか。

世の中の情けをいただくのはいいが、それが当たり前と思って「そこのけそこのけベビーカーが通る」みたいなことはしてくれるなとは言ってある。孫を持つバーバの立場でも傍若無人のベビーカーはやはりいかがなものかと思うもんね。

昨日はワタシが午前中、定期的な歯のクリーニングで日本橋の歯科医へ。
その後に子連れで出て行くからどこかで待ち合わせしてご飯でも食べようよとのこと。

どうせならオープンしたてのこちらへ行きたいと。

こじ数年、この近辺が工事中で、渋谷駅からヒカリエまでの地上は迷路のようで、方向音痴のワタシは絶対迷う自信があったが、銀座線の宮益坂口から出ると目の前なのね。





早くついたムスメはランチの列に並んで待っていてくれた(どこもかなり人混み、某小龍包の店は長蛇の列であった。





入ったのはこちらの和食の店



窓際の席はこんな感じ 女性一人の食事もおすすめ




鶏団子汁の出汁はおいしかった。家でもできそうではある。



乳児連れでも嫌な顔はされず

この時は孫③もおとなしかったし。


NHKのコーナーもあって空いていたので



こんな写真も撮ってもらう。

その後お腹がすいてぐずり始めた孫③にオフィス方面に行くエレベーター(隅の方)で立ったまま液体ミルクをあげる。
トイレに綺麗なおむつ替えの台はあるが、授乳室はなさそうである。

その後孫③をあやしながら色々ショップも眺めたが、面白かったのは

こちら★

色んな所に出来ているが、この店の渋谷オリジナルのものが面白い。スクランブル交差点のハンカチとかハチ公のデザインの色んなものとか。

ご近所にちょこっと差し上げる御礼の品を探していたのでかやふきんを数枚購入。





こちらがオリジナルのロゴデザインらしいが



よくよく見てぎょっとしてしまった。渋谷の文字を構成しているのは指です。
なんだかイニシエのヤクザ映画の指詰めの場面を思い出すのはワタクシだけであろうか・・・



ご飯を食べてから二時間あまりウロウロして帰宅したが、4.5kgの赤ちゃんをかわるがわる抱いて歩いたせいかホントに疲れ切った。

ケロリとしているムスメとはやっぱり若さの差ですなあ。

あのハロウィンのバカ騒ぎは言うまでもないが、人混みと喧噪嫌いなワタシにとって渋谷は通り過ぎるだけの街。
こうやってムスメに誘われなければ、新しいビルにも興味も惹かれずわざわざ訪れることはなかっただろうけど、行ったら行ったで楽しめるもんなのね。

「やっぱりさ、買い物もネットでできるけど、ちゃんと店や人を見て、今どんなのが流行ってるかとか感じたいんだよね。ワタシはつくづく街が好きだなあ」

だそうです。













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五歳児の観察眼

2019-11-11 23:04:40 | 日々の生活
娘と孫③と過ごし始めて早一月半、その間色々あったが、おかげさまで孫③は順調に発育中。
昼夜の区別もついてきて、そろそろ外に連れ出せるようになって、出好きのムスメの家籠りも終わり、近所の散歩から始めた外出にも慣れて、一人でバスや電車にもチャレンジするようになった。

そうなるとワタシも二人を置いて自分のことで出かけるのも、だいぶ後ろ髪を引かれなんて感覚も薄れてきた。

土曜日は久しぶりにお肌メンテ。同窓生の皮膚科医のところでフォトフェイシャルに。
親友Aと示し合わせて土曜日の診療終わりくらいに予約を取って行ったところ、気の良い皮膚科医Gちゃんは「ちょっと待ってなよ、飯一緒に食べようぜ~」と言って
近くでご馳走してくれた。



「余所で言うな」と言うくらいの破格値段で施術してもらった上に、この親切。持つべきものは人の良い旧友である。

舞台友Nに脅されて買ったという新しい機械は、痛みも少ないわりには皮膚の内部まで効果が届くらしく、なんとなく顔色が明るくなってすべすべになる。こういった皮膚科領域の医学の進歩ってわかるのは自分だけで、かつ自己満足かもしれないが、スゴイもんだと思うよ。
高い化粧品買うよりこういう皮膚科のメンテするほうが結果は出る気がする。
と言ってもワタシはメス入れたり注射したりするのは怖いから、メンテもこの辺どまりだけどね。


そして昨日はオットとムスメと孫3を連れてムスコ一家と過ごした。

今年で三回目になる某都立高校の文化祭



お目あての農産物を買って、PTAがやってる寄せ植えを作って、ダンス部の講演などを見る。
お地味イベントだがそれなりに子連れで行くのもちょうどよくて楽しくコスパもよろしいこと。

帰りにムスコの家に寄って孫たちと遊びながら、TVをつけたらちょうど祝賀パレードが映っていた。

車とかバイクとか大好きな孫①はTVに釘づけであった。ムスコだけは、毎日通う職場の近くなのだろうに「俺、まるっきり興味ないんだよな」とまるで無視して寝ていた。
ワタシもムスメと「皇后さんの衿のフリルについての考察」など交わしながらぼーっと見ていると

「なんで信号がついてないの?」と孫①の質問
「あと、なんであの人たちシートベルトしてないの?」とも。

あの人たちとはにこやかにお手ふりする天皇皇后両陛下のこと。
「運転手さんもシートベルトしてないよ。いいの?」

娘と同時に
「う~~ん 〇っくん 良い質問だねえ」と言ってしまった。

しかし、これほど五歳児に対して答えるに難しい質問ってのもねえ・・・

同じように思ったらしいムスメも
「あの車が止まらなくてもいいようにだよ」
「普通の車が走ってないからシートベルトしなくても危なくないんだよ、今日だけは」
とだけしか答えられなかったのであった。

あとで
「なんとなくあの場で 「あの人たちがエライからだよ」ってなんか説明しにくかった」
「うん、ワタシも そもそも論までさかのぼって説明するのってかなり難しいから もうちょっと後でもいいかなって思っちゃった」
「だよねえ、あいつの事だから じゃ、なんでエライの~? なんて聞いてくるよね」
「ホントあのくらいの年の子に色々説明するの難しいよねえ」
と、ムスメと話したのであった。

ホントに五歳児の観察眼あなどれず。記憶力も驚くほどいいからその場のでまかせは覚えているし、無視することもできないし。
ワタシ自身は右でも左でもないつもりだけど、もちろんもっと政治的にまっさらな五歳児に「天皇制」なんてものにかかわる説明をどうしたらいいのかよくわからないってのが説明に躊躇した原因でしたね。
もっとテキトーでいいのかもしれないけどさ。
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見て後悔した映画

2019-11-03 23:12:50 | 見る(映画 劇場 美術館など)
オットから誘われて久しぶりに映画に



観たのはこれ




wikiより↓
DCコミックス『バットマン』に登場する最強の悪役(スーパーヴィラン)ジョーカーが誕生する経緯を描く。ホアキン・フェニックスがジョーカーを演じる。第76回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞にあたる金獅子賞を受賞した[7][8][9]。R15+指定。

ロケ地となったニューヨーク・ブロンクス地区にある階段が観光名所になった[10]。

ストーリー 編集
1980年代、財政難に陥り、人心の荒むゴッサムシティ。大道芸人のアーサー・フレックは、母ペニーの介護をしながら、自身もまた福祉センターでカウンセリングを受けながら毎日を過ごしていた。彼は、発作的に笑い出すという病気を患っていた。アーサーはコメディアンを目指していたが、なかなか機会に恵まれず、それどころか不良少年に仕事を邪魔されたことの責任を押し付けられるなど、報われない人生だった。

ある日アーサーは、大道芸人の派遣会社での同僚・ランドルから、護身用にと拳銃を借り受ける。だが、小児病棟での仕事中にそれを落としてしまったことが原因で、会社を解雇される。その帰り、アーサーは女性に絡んでいたウェイン産業の証券マンたちに暴行され、彼らを拳銃で射殺してしまう。現場から逃走したアーサーは、言い知れぬ高揚感に満たされる。しばらくすると、この事件は貧困層から富裕層への復讐として社会的に認知され、ゴッサムの街では、犯行当時のアーサーのメイクにインスパイアされた、ピエロの格好でのデモ活動が活発化していくことになる。一方で市の財政難により社会福祉プログラムが削減されてしまい、アーサーはカウンセリングを受けることができなくなってしまう。

ふとしたことから知り合った隣室の未亡人ソフィーと仲良くなったアーサーは、彼女を、コメディアンが夜毎ショーを行うバーへ案内し、初めてコメディアンとして人前に出る。発作で笑いだしながらも、アーサーはショーをやり遂げる。その晩、自宅へ戻ったアーサーは、母が、かつて家政婦として雇われていた実業家トーマス・ウェインへ宛てた手紙を読み、自分がトーマスの隠し子であることを知る。

真実を確かめにウェイン邸へ赴いたアーサーだが、トーマスの息子・ブルースと執事のアルフレッドには会うことができたものの、トーマスには会えなかった。失意のまま自宅へ戻ると、証券マンたちの殺人事件で調査に来た警察の訪問に驚いたペニーが脳卒中を起こし、救急車で運ばれるところだった。アーサーは、刑事たちの詰問を躱し、ペニーに付き添うようになる。そのとき、病室のテレビでマレー・フランクリンの番組が流れ、アーサーがバーで行なったショーの映像が流された。番組の中で「ジョーカー」と紹介されたアーサーは、自らの意図しないところで、一気に有名人となる。

アーサーはデモ活動が門前で起こるウェイン・ホールに侵入し、トーマスと対面する。トーマスは、ペニーの手紙はすべて出鱈目だと言い切り、アーサーはペニーの実子ではなく養子だと告げる。失意に暮れるアーサーはソフィーの家を訪ねるが、アーサーのことを見たソフィーは恐怖に怯える。今までのソフィーとの思い出は全てアーサーの妄想だったのだ。その後アーサーは州立病院へ赴き、ペニーの診断書を閲覧した。そこには確かに、ペニーが精神障害を患っていること、アーサーが養子であること、自身の障害はペニーの恋人による虐待によるものなどを示す書類が挟まれていた。最後に信じていた母親からも裏切られたことを知ったアーサーは、病室のペニーを窒息死させた。

ペニーの死は病死とされ、アーサーが自宅へ戻ると、マレーの番組担当者から、次のゲストとしての出演を依頼される。快諾したアーサーは、当日の流れを入念に練習し始める。そして収録当日、自宅に訪れたランドルを殺害したアーサーは、ピエロのメイクをし、テレビ局へ向かう。途中、アーサーを見張っていた刑事たちに追われるものの、デモ活動のピエロたちに紛れ、追跡を撒く。

劇場に到着し、楽屋で化粧を直すアーサーのところにマレーとディレクターがやってくる。番組の流れを説明する二人に「自分を本名ではなく、ジョーカーと紹介してほしい」とアーサーは頼む。そしてフランクリン・ショーの生放送が始まり、ジョーカーとしてアーサーが登壇する。始めはコメディアンとして振る舞っていたアーサーだが、話の流れの中、証券マンたちを殺したのは自分だと告白する。さらに、マレーが自分をテレビに出したのは笑いものにするためだと主張し、隠し持っていた拳銃でマレーを射殺。パニック状態になり逃げ出す観客らをよそに、テレビカメラの前でステップを踏むアーサー。カメラに向かいジョークのオチを言おうとしたところで番組が終了し、駆け付けた警察に逮捕された。

アーサーの凶行が生放送されたゴッサムシティはデモが暴動と化し、街のあちこちで火の手が上がっていた。一家で映画「ゾロ」を鑑賞していたトーマスは、暴動を避けるために犯罪横丁とよばれる裏道へ家族を伴って逃げるが、それを観ていた暴徒により妻のマーサ共々射殺され、息子のブルースだけが生き残った。

逮捕されたアーサーだが、護送していたパトカーに救急車がつっこみ、暴徒によって救出される。意識を取り戻すと、パトカーのボンネットの上に立ち上がり、口から出た血で裂けた口のようなメイクをして踊るように暴徒たちを見下ろすのだった。

場面は変わり、病院で精神分析を受けるアーサーの姿が映される。精神分析医は「ジョークを思いついた」というアーサーに、それを言うように頼んだ。だが、アーサーは精神分析医に「あなたには理解できない」と言い放ち、断った。そして、アーサーが診察から抜け出し、血の付いた足跡を残しながら病院から脱走しようと試みるところで映画は終わる。
汚い街、悪意と暴力と血と殺戮
おまけに児童虐待とそれからくる妄想と精神の病

誰一人好い人がいないし、誰一人共感できる人もいなかった。

つまらなくはないが後味の悪さは保証します。
音楽は妙にマッチしてて心の底を引っ掻くように染み込んでくるのは確か。
燃えている街に響く歌声は誰だっけ?ジム・モリソン?

それにしてもうちに帰って思ったことは、無垢な孫3とやんちゃな孫12たちには、こんな思いは絶対にさせたくないねってこと。

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ハードルを越えた日

2019-11-01 00:06:06 | 食べる
今日は午前中表参道の美容院に行き、そのあと、タイルのレッスンの予定だった。
移動の時間を差し引いても一時間くらいの余裕がありそうだったので、どこでランチしようかなーなどと、楽しみに色々考えていたのに、美容院が長引いて、タイルが始まるまで、20分しか余裕がなくなっていた。
普段なら、一食くらい抜いても平気だけど、この日は、出る前にバタバタしていて、朝御飯はスムージーしか口にしてなかったので、かなりお腹がすいていた。
20分で食べられるもの…本意ではないけど、マクドナルドでも仕方ないか(最後に食べたのは震災の年だったが)と思っていたら、タイミング悪く長蛇の列だった。

んーどうしようと思っていたら、二軒先にこの店が



うん、この際だから入ってみようか…
ここでセレブぶるとかカマトトぶるつもりはないが、牛丼屋って所に入ったことは、オットと過去に吉野家に一度だけである。
まして、一人松や
ものすごく躊躇していた
ちょうどそのとき、アラフォーくらいのおねーさんが、入っていくではないか。
それに勇気を得て、彼女のあとに続いて勢いで入った。
食券の買い方も彼女のやっているのを、さりげなく背後からのぞきこんで、なるほどーと理解した。
彼女がオーソドックスな牛丼の定食を選んだので、私もその場面を出して、ミニサイズがあったので、それを買って、おっさんとお兄さんの間に座った。

ものの2分ほどで供されたそれは、小丼の牛丼と生卵、結構量のあるサラダ(キャベツの千切りとコーン)、油揚げとワカメの味噌汁であった。
カウンターには、二種類のドレッシングと、ポン酢、タレ類の容器きがあった。
私は斜め前に座ったおねーさんの所作を見ながら、卵を割り、タレをかけて、ものなれた風に食べるに至ったのであった。

空腹MAXなのもあったのか、牛丼は大変おいしゅうございました。
臭みのない牛肉はあくまでも薄っぺらいが、美味しいタレがよく染み込み、卵とからめるとマイルドで、ついてきた七味をかけるとまたよろしい。

すべて完食してお腹いっぱい、
これで450円!

両隣の兄ちゃん&おっさんも、自分の分をわしわしとあっちゅーまに完食して、さっさと店をあとにする、そのさりげなさもいいではないか。

食べ終えた満腹感もさることながら、それより何より、
(一人で牛丼屋に入り、一人で食べた)ということが、高いハードルを飛び終えたような爽快感を私に与えたのであった。
なんと、大袈裟なと思うかもしれないが、ほんとだよ。

帰宅して、娘に
「今日、初めて一人松やに入った」と言ったら、
「へーーっ、おかんが、まつや!?なんか笑えるー想像できないや」と笑われた。

でも、こうなったらどこでも行けそうな気がする。
次はすきやか(笑)
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