局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

夢の王国の住民にはなれなかった

2018-05-31 00:02:57 | 日々の生活
元々今回は楽しみにしていたのだ。
先週末孫1お守りのハデヴァージョンとして ムスコ、ムスメ、孫1とワタシでDランドに行くということ。
孫2が生まれる前より計画していた予定であった。
ムスコの職場の福利厚生の一環で一般のチケットよりだいぶ安く購入できて、ショーの予約もできるとのこと。
お嫁ちゃんは孫2とお留守番、ムスコだけだと現地で大変なので一緒にいってくれとのこと。Dランドはほんとに久しぶりだし、この組み合わせで行くなんて最初で最後かもしれないなってことで。



35周年らしい。
振り返ればディズニー経験が少ない我が人生である。
結婚前に一度 子供が小さい時に家族四人で一度 実家の母と子供二人と一度 ムスコの中学の創立記念日に思い立ってムスコの友達母と四人という変則で一度 ムスメの小学校の卒業記念に母ムスメ5組くらいで一度

回数を数えられるくらいしか行っていない。
世のDフリークの皆様はもちろん、一般の子どものいる(いた)首都圏在住の家庭の平均訪問回数より少ないのではないだろうか?

そんなに趣味嗜好が合う夫婦ではないが人混み嫌い、待つのが嫌い、という共通意識を持つオットとワタシゆえのこと。

で、多分15年ぶりくらいに訪れたDランド。そこは想像を超える混雑であった。

入場したのが8時半ごろ、ムスメがぷーさんのファストパスをとりに行ったところ午後8時とのこと。
当然アトラクションも長蛇の列でどこでも90分以上とのこと。

ポップコーンを買うのも50人以上並んでいる。

地べたにはシートを敷いて座っている人々。あと二時間もそこで座り込んでパレード待ちをするらしい。

ああ、この状況はムリ、孫のためと思ってもムリ。

幸い怖がりの孫1はアトラクションには行きたがらなかった。

ってことで早めにショーの舞台に。



ディズニーキャラクターが舞台から降りてきて小さい子たちを誘ってくれる。
プルートに手をひかれた孫ちん 号泣(笑)



機嫌が直るまで時間がかかった。



ミニーや妖精たちが出てくる場面。

妖精役四人の顔がそろいもそろってホントに可愛かった。ジェンヌのムスメ役レベル。
ダンスも上手でムスメと「みんな可愛いねえ、よくそろえたもんだね」などと感心していると・・・
妖精の一人が金髪のカツラを落としたのである。
妖精ヅラはもう少しで舞台から落ちるギリギリで踏みとどまり、妖精ちゃんはさりげなく拾って事なきを得たのだが
それを見て爆笑して、ムスメに知らせたワタシ。

ショーが終わったあと、ムスコより
「おかん ひでぇなあ。周りのみんなはあっ大丈夫かなあなんて心配してた感じなのに、誰より爆笑してたのがあんただよ」と言われた。

だってこの日で一番おもしろかったんだもの。
あと、ミニーの足の腓腹筋の発達がすごいなあ、顔見てみたいもんだなどとロクでもないことに感心した。

周りの親子は一緒に手拍子したりずっとショーを動画で撮ったり夢の世界にひたっておられたようだが、最初から夢の世界に入れずお笑いの世界に一人でシフトしてしまったのである。

悪い予感・・・

ショーが終わってもなんとなく機嫌が悪い孫ちん。
Dに来る親は子供を楽しませようとして来るのだろうが、案外泣いてる子供ってのも多かった。
あとびっくりしたのは子供にコスプレさせてくる親。ディズニープリンセスのドレスを着て、髪もクリンクリンに巻いてる5歳3歳くらいの姉妹を連れて歩いていたちょいヤンキー入ってる両親。気合入ってるなあ。すごいなあ。似合っているとは言い難いが(正直ですまん)

コスプレと言えば、子供だけではなくて若いおなごたちもグループで同じ服装をして色んなところでスマホで写真を撮り合っている。インスタ映え狙いみえみえ。
いつからこうなったんでしょうね?あの悪夢のハロウィーンを思い出されてやっぱりアウェイ感がつのる。

この日は孫ちんに1つだけ何かを買ってあげるって約束していたし、留守番のお嫁ちゃんのお土産も買っちゃおうとショップに寄った。
大好きなトミカでいいと言う孫ちん。しめしめトミカだったらお安いもんだと「じゃ、バーバが買ってあげる」と財布を取り出してレジに行ったら、



35周年記念グッズで1200円だって! 普通のトミカが3つ買える。

そしてちょっと早いが昼食へ。目の前に小さな劇場があってそれも見られ、ちょっと遠いがパレードも見られるというレストランの外の席を確保。
ランチプレート2000円ほど。いえいいんですよ。2000円のランチでもおいしければ。
2000円出してこれほど不味いもの食べたのは久しぶりであった。何から何まで文句言いたかないが、ワタシは食べものの恨みは忘れないのである。

結局この日は何もアトラクションには入らず、トゥーンタウンで遊び、もう一度夕方のパレードを見て早々に帰った。

大嫌いな混雑と喧噪にもまれて疲れたはてたが、救いは、ここに来ている人たちの大半が幸せそうなことだった。
人が楽しんでるを見るのはワタシも嬉しい。
スズメが図々しく、ランチ中の私たちのテーブルの足元まで近寄ってくるのは、ここなら追われたり捕まえられたり意地悪されることがないということが経験としてわかっているからであろう。

確かに一見夢の国。

しかしスターウォーズのグッズを売ってるところで、ふとロボットだかのかぶりもの(ぺらぺらの縁日で売ってるおめんみたいな素材)の値段を偶然見てしまったワタシは怒り心頭であった。2200円ですってよ、奥様。

記念トミカより費用対効果に難があるではないか・・・

35周年風船も1500円 Tシャツ2600円・・・

Tシャツを着てお揃いの耳をつけてるカップル 子供二人に風船を持たせてる四人家族。

これで遠くから交通費をかけて高い入場料を払ってグッズを買って どれだけのお金がここに落ちるのであろうか?

「一流企業がスポンサーってだけのテキヤみたいなもんだよね!ぼったくりすぎる!」
「わかったからさ、おかん 声がでかい」

多分ワタシは客観視すればよくできた空間の「さあ、楽しいでしょ。楽しんでいきなさいよ」という押しつけ感が嫌いなんだと思う。
そして何もかもそろえて「求めよされば与えられん」感。大規模なイオンモール感も。
そしてプーさんもピーターパンもメアリーポピンズも毒や皮肉を抜いて可愛さとお花畑感を強調するこの大元の世界観が元々ダメなんだと思う。

やっぱりワタシはこの夢の国の住民にはなれなかったし、これからもなれないね。

年に何度もこの国を訪れて、コスプレして、インスタにあげて、グッズを買って・・・のお金があったら、家族で旅行でもするなぁ。実際ワタシはそうしてきたし、ムスコとムスメの家庭もそうであって欲しいと密かに願う。
シンデレラ城よりはノイスバンシュタイン城を無理しても訪れて、異国の文化と歴史の香りを感じたいし伝えたいです。貧乏旅行でもいいから。
こればっかりは趣味嗜好の問題ですけどね。







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素朴な疑問

2018-05-25 01:50:36 | 様々な思い
N大アメフト部の件が世間を騒がせておりますが・・・

スポーツ観戦ってものにあまり興味ないし、その辺の事情には詳しくないワタクシがモノを言うのもなんだが、N大って日本で一番のマンモス学校ですよね? 大学もしかり、日本中に附属の中学や高校もある。

そのいわばトップに君臨する理事長だの理事だののお方が お相撲関係とアメフト関係っていうスポーツ関係者ってことにびっくらした。

文系理系の学部を網羅して 医学部歯学部もあれば工学部もあり建築学科なんて派閥もあるくらいですよね? ちょっと特異なところで芸術学部もあったよね。日芸なんてのもブランドはブランドな気もする。

その中でどうして2トップがあの方々? ってことがまず疑問第一。

さんざんTVやネット映像で繰り返されるあのタックルは見るに堪えないですよね。あれで脊損にでもなって下半身麻痺なんてなったらどうしたんだろう?自分の息子だったらと思うとぞっとしますね。
被害者の方に後遺症がありませんようにと祈りもしたくなる。

そしてタックルした方の選手。 
会見を見て、思いのほかって言っちゃ失礼だけど、しっかりした真面目な子なんだなあと思った。ああいう子が追いつめられてしちゃったとしたらホントにかわいそう。
態度にせよ、言葉にせよぶれてないのは真実を言っているからだろうと誰もが思うよなあ とも。
今まで一生懸命やってきて、これからの人生設計する上で重要なファクターであるアメフトをやめちゃう、やめざるをえないってのもせつないですね。
あのガタイと運動神経があれば、他のスポーツでもイケそうだけど、すぐはその気にもならないし周りもなかなか対応できないかもしれない。
オットは力士でも大成しそうだななどと不謹慎なことを言っておったが。
ご家族や友人や彼女(がいるとしたら)から支えがあって早く立ち直りますようにこちらの彼のことも祈りたいわ。


それにひきかえ、監督とコーチのぐだぐだっぷりに関してですね。
じゃんけんで言ってもあとだしは強いはずなのに、全然勝てやしない。
元監督の発言はどうしても矛盾するし、コーチは監督を気にしてきょどってるのが見え見え。
元監督に関しては、恐怖政治を敷いてきたからモノを申してくれる(忠告してくれる)人が周りにいないんだろうと推測されるけど、ワタクシいつもこういうオヤジがこういう事をやらかした時に、家族(特に奥様)はどうしてるのかがとても気になるんですよね。
彼のプライベートは全然知らないけど、奥さん子供がいらっしゃるとしたら、少しでもオットやお父さんのイメージを守るためにアドバイスしないのであろうか?
最初の会見からして、あのピンクのネクタイはないわな。
奥さんがいるなら夫に関心がないか、言っても無駄と諦めてるかじゃなあだろーか?
ってのが第二の疑問。
ワタクシだったらまず、あそこまで顔のシミとブツブツができないように日焼け止めでも塗ることをすすめるであろう ってのはおいといて だ。


そしてあの広報でらっしゃる司会者もすごかったですね。火に油をそそぐってのはあのことである。

あの会見をどう事前に打ち合わせしたのかと司会者の人選もあれで行こうと思ったのがどうしてかってのが第三の疑問。

この期に及んで世間に喧嘩売ってどうするんだろ?


ところで、オットの親友で某国立大学のキョージュが4,5年前にN大に就職しようかななどと言ってたことがあったのよね。
もちろん偏差値も世間の評価も某国立大学の方が高いんだけど、定年までが長いのと待遇がいいとかって一時はホントに検討してたみたい。結局やめたけど。
まあ あの彼のプライドの高さと斜に構えてはいるものの案外正義感、倫理観の強いところは、今回露呈したあの大学職員の体質とはとうてい合わないと思うから、やめといて良かったねーと思ったのである。

そして、あのガソリン(投下)司会者を見て、やっぱり定年が普通より年齢高いんだと思った。電車の乗務員さんなどに無駄につっかかってるチョイボケが始まってるかどうかの爺さんの年齢層ですよねえ。

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ゴルフと舞台とイタリアンファミリー

2018-05-21 23:30:22 | 家族あれこれ(犬も含めて)
さて ホント忙しく日々を過ごすうちに寒さが戻ったり夏日になったりしながらも季節はすすむ。

先週のこと。この週はGWの孫~ズのお守り週間の反動で色々遊んだのであった。

その中の一日。
この日は完璧な晴れ。風もなく最高のゴルフ日和。



同行の美しきゴルフ仲間のオバ二人

そろそろラフが重くて大変になってきた。この日の敵は芝の穂であった。

帰宅して速攻入浴、犬の散歩、夕飯を作り

夜は夜で


赤坂のこんな空間へ





もう10年ほど見ているこの劇団 いつもの観劇仲間は親友AとN建築士二人。
今まで見た事のない若い男の子も加わって、ダンス系が進化していた。





終わった後は一ツ木通りのワインバー 
飲みながら 話はムスメの入籍のことになっていった。
結婚はしているが子供はいない二人。話は飛ぶが、私たちの年代のキャリアウーマンって今の女性ほど仕事を続けながら子育てすることが普通という環境じゃなかったと思う、時代的に。
この二人の優秀なDNAを次代に残せなかったってことが客観的にみてホントに惜しいなあと思うワタクシ・・・

で、また話は戻るが、そういう二人は昔からワタシの子供たちをとても可愛がって気にしてくれていた。
良い時は喜んでくれたし、この頃行き詰ってるみたいなんだよね なんて時はそれなりのアドバイスをしてくれて、家の子たちも親戚のオバサン以上に信頼しているのである。

で、ムスメの入籍回りの話で盛り上がる。

このブログにも具体的に書かなかったので、今更記録する意味で書いておくが



GW前半、両方のお兄ちゃんとカップルと四人で東京駅近辺で会食 婚姻届のサインもしてもらうという。
この日は二人の兄ちゃんズ初対面。話は聞いていたが、とにかく面倒見が良くて気遣いある婿ドノのお兄ちゃん。話もとても面白いらしい。
家のドラ(ムスコ)もなんだかんだ言っても妹思いで面白キャラ。
色々気も合ってとても盛り上がり、あちらのお兄ちゃんがサインの時に緊張してハンコのお尻の方で捺印してしまうというエピソードもあり。(余分に書類も持っていたし、余計盛り上がったらしい)



その次の日に某区役所に届けを出して



その夜は局家行きつけの寿司屋で会食。オット ワタシ 婿殿 ムスメ 後ろは寿司屋の大将
色々感慨深かったはずがまたお笑いで終わり 局夫婦はしこたま飲んで食べたのであった。

そんな経緯を写真を見せつつ二人に話すと

親友Aが
「局ちゃん、これでますます安泰だよね。お宅のファミリーヒストリーを見てきた者としては、婚姻関係を使いながら家族力を強めるイタリアンファミリーそのものだと思うんだよねえ」と

するとNが
「わかるわかる~ でもさ、ゴッドファーザーじゃないよね。お宅の場合はゴッドマザーだよ」と

その瞬間 ワタシの脳裏にはこの映像と音楽が鳴り響いたのであった。

Nino Rota 映画「ゴッドファーザー」 Love theme from THE GODFATHER


そういえば数年前 ちょうどクリスマスの時期にイタリアに行った。
半島は民族大移動のようにワカモノは故郷でクリスマスを過ごすために動いていた。
家を出て学んだり働いたりしている彼らも、クリスマスはママンの料理を食べて家族と過ごすために故郷へ帰る。

そして 去年行ったベトナム。彼らはもっとたくましく、週末はバイクに二人乗りはあたりまえ、時には子供をおぶって三人四人乗り、そして巨大な荷物も運んで郊外の家族のもとに長距離を移動する。

その姿に目がしらが熱くなったワタシ。

ムスメもこれから日本から出て行っちゃうし、ムスコも仕事柄また外国で働くかもしれない。

ワタシはいつも子供たちに近くにいてほしいとは望まないし、親を気にせず自分の人生を発展させてほしいんだけど、何かの節目には帰りたいと思われる港でありたいなぁと今更思ったのであった。
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観劇と母の日

2018-05-14 23:40:26 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先週末のこと

土曜日、孫1の母の日行事が幼稚園であるとのこと。お嫁ちゃんと孫1が幼稚園に行っている間、ムスコと孫2のお守りをする任務がお嫁ちゃんによってもたらされた。



もうそろそろ一か月、順調に体重も増えつつある孫2。預かり中は殆どすやすや寝ていて楽なお守りであった。
任務終了後 赤坂へ





二年ぶりのこの舞台



今回も良い席で見せてもらった。

ダイワハウスspecial地球ゴージャス プロデュース公演Vol.15「ZEROTOPIA」舞台映像ロングスポット


今回はKさんとTさんにさすがに年を感じたのがちょっと寂しかった。Kさんの二年前までのキレキレのダンスが懐かしくて・・・

ストーリーもトラウマだのが全面に出ているのはあまり趣味ではなかった。

とは言うものの、今回 マッケンユーくんとレオンさんの魅力が趣味でなかった所を補って余りあったというか・・・
二人を見ていてただただ目の保養ができたというか・・・

宝塚時代、男より男らしさ(オトコくささと言っていいほどの)を体現していたレオンさんが魅力的な女子になっていた。
マッケンユーくんは 「この世のものとは思えない美形」by同行友人 だし、殺陣はお父さん譲りだし、思いがけなく(といっちゃ失礼だけど)美声で歌もうまかった。

この舞台は色んな分野の人たちが結集して舞台の上で化学反応が起こりそれを楽しむってのがだいご味とワタシの中では結論づけられております。

今回もその点では楽しめました。

日曜日、母の日。

家に届いたお嫁ちゃんからのプレゼントは

ワタシの大好きなブランドのチョコレート


ムスコからは日本酒 酸味のある白ワインみたいな日本酒が飲みたいと言ったら、これをくれた。

嬉しいけどね、おかんは酒飲んでおいしいもん食べさせとけば幸せと思っているに違いない。

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酒器あれこれ

2018-05-11 23:58:11 | 日々の生活
昨夜はオットが平日には珍しい飲み会のちの午前様であった。
中高時代の何人かと新橋で飲んでいたとか・・・
良いゴキゲンで帰ってきて私にお土産と渡されたもの
「ペアのビールグラスだってよ」


その中の女友達の弟さんを先日オットが仕事上でお世話したのである。そのお礼としていただいたらしい。
はっきり言って、食器はもうno thank youの我が家。 食器棚いっぱいでもう入れ場所ないよ~ と内心思いながら開けてみたら・・・
あら~ 素敵! これは使いたい! と (平日に午前様ってなんだよ!)とプンスカしていた怒りも現金なものでほどけたのであった。





大きさ 手に持った感触 色使い すべて好みなのをいただけるのも珍しい。この方の作品。



ビールと言えばここ数年は那覇で買った琉球ガラスで飲んでいたんだけど、こちらのカップとその時の気分で使い分けることにしよう。

そういえば、この冬は日本酒に目覚めましてね。酒蔵にも行ったし、いい酒屋さんに巡り合って角打ちにも行った。美味しい日本酒を一升瓶で何度か購入した。
そして、家で一升瓶をテーブルに置いて、そのままオチョコについだらね、オットが嘆くわけですよ。
「お前さあ いくらなんでも一升瓶からそのままついで飲むなよ 俺は女房が一升瓶片手に酒飲む姿は許せない」んだって めんどくさいオトコだね。

しかし客観視すると確かにそうかっこいい姿じゃないね。一升瓶片手。星一徹じゃあるまいし・・・

ってことでムスメが買ってきたとっくりとオチョコを使うことにした。



この左側の二つととっくり。しかしながら、とっくりというのはなんて洗いにくいのであろうか? 口がせまくて下の方で膨らんでるから、ちょうどいいブラシも入らない。陶器だからなるべく塩素系で消毒するのも避けたいし、中身はみえないから、ちゃんと乾燥させるにせよ、中にカビでも発生してもわからないじゃないか・・・

ってことで京都の錦市場で買ってきたのが右の片口。これは鳥獣戯画が絵付けしてある。これも大きさといい注ぎ口の形といい、いいものに巡り合ったなあの一点。



先ほどのいただいたビールグラスに戻るけどこの作家さんは2008年益子陶芸展 濱田庄司賞という賞を受賞されていた。

この連休中 孫1のお守りの合間によんだ本が



原田マハさんのこれ

柳宗悦とバーナードリーチの話なんだけど 明治の頃陶芸を介して日英のかけはしとなったリーチの話が弟子の亀ちゃんという陶工の目を通して描かれていた。リーチが最初に開いたエッチングの教室に、武者小路実篤だの岸田劉生だのが現れたなんていう描写に、その頃の文化を担った若者たちの交流に鳥肌もんで感動したのですが、登場人物の中に濱田さんもいたのである。

そしてリーチも濱田も興味を持ったのが小石原焼 この飛鉋という技法を使ってるのが家にあるとっくりとオチョコ これはムスメが福岡で買ってきた。

なんだか色々つながっていておもしろいなあと思いつつ、どうせお酒飲むならおいしく飲みたいしそれには酒器もかなり重要なんだよねと改めて思ったのであった。



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趣味の真逆の場に行かさせる威力とは

2018-05-07 23:56:19 | 家族あれこれ(犬も含めて)
そそ、それは孫力です。
このGW、美術館も劇場も映画さえ行かずに、ひたすらオトコノコの喜びそうな所を徘徊。

出産後、お嫁ちゃんに無理させないために、ウイークデイはあちらのお母さんが泊まりこんでくださっているので、週末はワタシが協力するという体制になった。GWは局家担当だったゆえ。




29日 はムスコの家近辺で 建物の間が遊べる芝生の庭になっているので、そこで遊んだり、近くの大きな園芸店で枝豆とトマトの苗を買ったり(これはまだいい)ワタシもバジルとかパクチーとかイタリアンパセリとか香草をget




30日は某ショッピングモールのトミカイベントに GWも前半となると子供も親もまだ元気である。ここでムスコの海外時代の知り合い親子に偶然会う。あちらもイベントに。



4日はワタシの実家の両親のところに よくしゃべってなつく孫1に両親は大喜び。父は目を細めながらも「この子は誰の子だったっけ」とムスコに
「○○は何の仕事してるんだ? へ~そうかい たいしたもんだなあ」を10回ほど繰り返す。その都度感動しているようなので まっいいか。



庭の芝生のところに早くも雑草が繁殖しはじめたので、ムスコと孫と弟とに鞭打って 集団で草むしり。朝方までの雨で地面が柔らかくなっていたのと、まだ蚊がいなかったので短時間だったがだいぶはかどった。



孫ちんには根っこまでちゃんと抜くんだよと指導。案外役に立った。
この日は行きも帰りも渋滞にはまり、いつもより往きも帰りも一時間くらい余分にかかった。まあGWなんて渋滞覚悟じゃないと動けないですからね。人並もまたをかし。



5日はムスコと近所の子供たちと遊んだあとにこちらのホビーセンターへ

鉄道模型の聖地である。ここは子供も遊べるが、いわゆる鉄っちゃんのお兄さんからおじさんまでも集う。孫1を連れていたら鉄オタのなれの果てみたいなじいちゃんに「お子さんですか?かわいいねえ」と言われてちょっとばかし気を良くする。「孫ですけど」と言ったらなぜか肩をバンバン叩かれて「いやまあ 若いおばあちゃんだなあ」と笑われる。

4日は体調がイマイチ、5日は職場にコトがあり行かなくてはならずに孫お守りに参加できなかったオット。GW最終日、やっとオレの出番だと朝から張り切る。
この日は朝からムスコのうちに車で向かい孫ちんを連れ出して



鉄道博物館
これが秋葉原にあったころ一度子供たちを連れて行ったことがある。



プラレールで遊べるコーナーなど見事にオトコノコばっかり。孫ちん飽きることなく遊び続ける。



リアル新幹線も見えて嬉しそうに肩車して見せたばかりに今朝は腰痛のじいじである。



運転シミュレーターなどでも体験できる



これはいいなあと思ったのは駅弁を買って食堂車で食べられること。まあこのつばさ弁当1300円はかなりぼっ〇くりと言いたいところであるが子供は喜ぶんだろうなあ

ここでさんざん遊んでさあ帰ろうと思いきや、GW最終日、もうみんなも疲れたと見えて外環道がすきすき 首都高もすきすき

都心まで来て鉄道の次は消防だよ





ヘリにも乗れる。

ここは入場無料にもかかわらず、消防車のクラシックカーとか消防の歴史とかの資料とか クラフトもできるしでなかなかお得感。
夕方だったので人も殆どいずにほぼ孫ちん独占状態で遊べた。



帰りの車で寝落ちする孫ちん かわええ。
寝落ちする前に オットが一時働いていたところを通って
「じいじが働いていた〇〇だよ」と教えたら
「〇〇くん(自分のこと)も大きくなったらじいじと同じところでお仕事する!」と言い出した孫ちん
「そうかあ じゃ 〇〇くんが働けるようになるのは最低あと21年だな。じいじもあと21年働くぞ」と半ば本気で感激しておった。
21年は無理だと思うが、長く稼いでくれるのはありがたいと密かに思うばあばであった。

ムスコ宅まで送っていって 孫2のお風呂の手伝いをしてから帰宅。
この連休中 ほとんどムスコの家だったのでほったらかしの我が家。冷凍ごはんをチンして冷凍の豚肉を生姜焼きにしてありあわせの野菜を焼いたあとのタレにぶち込んで炒めて、冷奴とサバ缶に七味ぶっかけが酒のつまみでビールと日本酒

「これだけ動くと酒がしみるなあ」とオット。


それにしても同じ社宅や幼稚園のお母さんたちとちょっと顔を合わせて言葉も交わした。みんなとても常識的な方たちで良い環境で子育てできているので安心もしたけど、母友たちとのつきあいだの、この先学校や習い事の選択など、もうとてもじゃないけどやるエネルギーはないなぁとつくづく実感した。
若くて何も知らないがゆえにひたすらがんばった子育てだったなあ。

孫のお守りっていうのは余禄みたいなもんですね。そういうしがらみがなくてひたすら可愛いだけですむ。
体力的にはゴルフラウンドより疲れるけど。
コメント (2)
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こどもたちの日

2018-05-05 23:36:42 | 日々の生活


ムスメの飼っているめだかがまた卵を産んだ。卵の付いた水草を他の容器に移して、孵化した子メダカを管理するのはムスメ。今まで何代も受け継がれてきた。
嫁入り先には持っていけないだろうに こんなの置いてかれても困るんですけど。
どうも私は愛情かけられるのは犬猫以上(せめて哺乳類)の気がする。



どこから来たかわからない山椒が根付いてから三年。この春は急に大きくなってたくさん葉をひろげた。今年は筍が安かったのでもう何度も茹でてわかたけ煮にしたり筍ご飯にしたり その際とても重宝した。
なのに・・・ 今日こいつを発見。こいつが何度か脱皮して大きなあおむしになるとあっというまにこの程度の木はまるぼうずになる。
なのに・・・ オットとムスメは
「かわいそうだからそのまま飼ってやろうよ」と
今日から筍料理は山椒なしに決定 (近寄りたくない)



孫2は順調に成長中
多少の音や振動(主に孫1が発生源)にも起きずにすやすや眠るのは次男の余裕。小さく生まれたけど食欲旺盛でおかあしゃんのおっぱいを吐くまで飲む食欲は頼もしい。

局家 色々繁殖のこどもたちの日。
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