局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ランチ色々

2020-11-29 21:06:21 | 食べる
両親を訪ねた後、弟と 丸亀製麺に行った。

別にセレブぶるつもりはないが、初丸亀であった。
単にワタシが、面食いではあるがあんまり麺食いではないのと、麺を食べるならうどんより蕎麦の方を好むので、外食でうどんを食べるという機会があまりなかったのである。
それに、この手のチェーン展開の店って食べるにあたってのお約束がありそうで、一人でお初に入るのにはなかなか勇気がいるんですよ。
OGPイメージ

ハードルを越えた日 - 局の道楽日記

今日は午前中表参道の美容院に行き、そのあと、タイルのレッスンの予定だった。移動の時間を差し引いても一時間くらいの余裕がありそうだったので、ど...

ハードルを越えた日 - 局の道楽日記

 


これは初松屋の記録。この年になるとかえって一人で入りづらい店があるんだよね。

弟と一緒なら心強い! ってことで初丸亀



普通のかけそばにホタテかきあげ。確か500円くらいだったが、何これ?美味しいじゃない!だしは優しい味だし、かきあげは揚げたてだし。
弟に
「うどんのつゆってこういう黒くないのがいいよね~ 関西風なんだね!」と言ったら
「ねーちゃん、丸亀ってどこにあると思ってんだよ 西だよ、西!」とバカにされた。

うるせーと思ったが、かけうどんはどんぶりに入れてもらい、揚げ物は皿に自分で取り、つゆは蛇口から注いでネギなども自分で添えるというお作法を習得したのは良かった。
めちゃ熱くないのも熱い麺が苦手なワタシにはちょうどいい。
次からは一人でも行ける。

次はちょいと豪華ランチ。ゴルフ友のマダムのみなさんと

https://kikunoi.jp/kikunoiweb/Akasaka/index
二つ☆獲得店だそうだ




東京のど真ん中にこの雰囲気のエントランス


ランチはこんなライナップ

八寸

食べるのが惜しいようなヴィジュアル 

向付

てっさ もみじおろしにポン酢もおいしいが、塩にかんきつを絞って自分でたれを作って食べるのもおいしかった

蓋物

アマダイ栗蒸し この金時ニンジンの結び目のゲージュツ的なこと


この辺までは濁りの発泡日本酒で(昼間からすみません)

焼き物


かますの杉板焼き
こんなに厚みがあって脂も乗ってるかますって初めてだった。


酢の物

柿とレンコンのなます 糸を引く新鮮でシャキシャキのレンコン

強肴

みぞれ鍋

ここのお店は美味しいものをたっぷりとというコンセプトなのか、懐石のイメージのちょっとずつ色々という感じじゃなくて色々たっぷりって感じだったので、この辺でもうお腹いっぱいになったが、〆は




鮭といくらご飯 一人一合、それぞれ釜で炊いてくれる。
もう食べられない!ってほど満腹だったのでほんの一口だけ。残りは折に詰めてお土産にしてくれる。

白菜のすり流しの留椀


水物は

奈良の代白柿




食いすぎて動けない状態

ワタクシ、この日も着物を着ました。去年の今頃はムスメの出産後でほぼ閉じこもってたし、二年連続閉じこもりでこの季節のお出かけに着る服を選ぶ勘ってもんが失せてるのね。こういう時は着物が楽だ。
このところコロナ患者も増加して「こんなご時世に良い御身分っすね」と皮肉な目で見られると嫌だな~とも思ったが、着物を着てると知らない人でもみなさん案外優しいよ。

この季節に着たい、すすきなどが描かれた柿色の付け下げと扇の中に源氏の紅葉賀が刺繍された帯
あれま 垂とあってないじゃんw

コロナ患者増加で、go to縮小だの言われていますね。
ワタシの周りも夜の飲み会の忘年会はいくつかキャンセルになった。
年末年始の書き入れ時に、飲食の方たちはまた気が気じゃないと思う。

丸亀のうどん屋も若い子や外国人の子たちも忙しそうに働いていた。
この料亭も驚くほどたくさんの若い子が一生懸命働いていた。
ウイルスはどう閉じ込めても完全に閉じ込められないと思う。やっぱりある程度は経済回さないとこの子たちは困るんじゃないかなあ・・・ 静かに品よくランチくらいいただいてもいいよね~と言い訳しつつ、美味しゅうございました。












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実家で色々 スーパーマーケットとアプローチ練習

2020-11-25 14:00:09 | 日々の生活
さて、三連休後半二日を使い、オットの車の初ドライブを兼ねて実家の両親に会いに行った。
一日目の夕方からオットは頼まれ仕事で北方面へ。前泊して次の日の午前中に3件案件をこなし、午後また実家地方へ戻ってくるという強行スケジュールであるらしい。
普段も忙しいんだからこういう時には体を休ませればいいのに頼まれると出稼ぎに行く人の好さ。

で、末摘花屋敷に弟と取り残されたワタシである。

夕方になり「ご飯どうしようか~? 何か作ろうかね」と言ったけど、牛乳と調味料しか入っていない冷蔵庫である。まずは買い出し。

市の南の方に新しいスーパーが出来たから行ってみるか と弟



これって軽井沢のあの店? 
え~~~! とテンション上がる。
店本体もだけど、周りに大規模な100円ショップとドラッグストア、広大な駐車場。
「よくこんな土地あったね」と言うと
「〇〇市の穀倉地帯だがな、田んぼだったんだよ」by弟 なるほど~

野菜など生鮮もいいが、ここのプライベートブランドはすんごく美味しいんですよね。



酒売り場の充実してるったってないのよ。
「日本酒すごい ワインの品ぞろえもすごい ビールも!よなよなもこんなに種類があるし、地ビールも揃ってるよ! ウイスキーも~~!」
とはしゃいでいたら酒一滴も飲めない弟にねーちゃんバカじゃねえかという目で見られる。



冷凍食品も こういう通路の両側に床置きと棚置きの什器が並び、総菜ものから材料まで、国産、輸入品の嗜好性の高いものまでずらっと並んでいた。



実家地方のスーパーでエシレバターを見るとは思わなかったよ・・・



ワタシの大好きな桜井甘精堂の栗のお菓子なども充実!

もちろん軽井沢のお土産で必ず買ってきたリンゴバターや生七味おやきなどのプライベートブランドの懐かしい顔もあり、感動のあまり籠が重くなる。

この日の夕飯はお試しのためにもここのお惣菜でも買っていくかというので 酢豚とシュウマイを買って、ブロッコリーと合わせて食べようってことにした。
主食どうする? って見回したら「からし稲荷」という小さいお稲荷さんが目に付いたので買ってみた。

これらも全部美味しかったんですね。
お稲荷さんは普段あまり食べないが、皮に辛子のピリ辛味がついていると、とたんに酒のつまみにも使える珍味感が出るんですね。
感動した! また買おう!

「もう俺、買い物はあそこでするわ」と弟。
車じゃなければ行けないくらし、ちと遠いが、あの品ぞろえと品質を見たらそう思わざるを得ない。
しかし、こうやって郊外に他県資本のスーパーが進出して集客しちゃったら、ますます旧市街や駅の周りの過疎化が進みそうで怖いんですよね。
がんばれ旧市街! がんばれ地元資本! とも思ったりもした。

次の日、庭の草むしりと掃除をワンオペでやったところでどうしようもないと悟ったので(来月に植木屋さんが来るらしいので任せる)
ゴルフの練習をすることにした。


すごいラフ っていうかブッシュ! セントアンドルースか! って感じ(行ったことないけどさ)

家の中から弟が
「全英オープン気分ですなあ」と まったくこいつは酒も飲まず、ゴルフもせずのくせに知識と口だけは達者。
あんたが草むしりをまったくしないから庭がリンクスコースになってしまったのではないか・・・



しばらく発泡スチロール製の練習ボールでやったんだけど、軽すぎて風に乗って屋根までいっちゃって2個ロストしたところで、
何か代わりになるものないかな と探したら




ボケの実がたくさん落ちているではないか。
大きさといい重さといい ちょうどいいではないか!



いい具合に当たっていいアプローチの練習になった。
庭の東側にボケの木が群生したらワタシの責任かもしれない。

夕方オットを隣の市の駅に迎えに行って帰宅。
高速はかなり混んでいた。go to自粛、我慢の休日なんて急に言われてもねえ・・・
アクセルとブレーキのタイミングは難しすぎるしウイルスは得体がしれなすぎる。
 

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実家へドライブ

2020-11-22 20:38:00 | 日々の生活
オットの車、10年ぶりに買い換え、今日納車。
今までの車は気に入って乗っていたが、小さな故障が増えて、修理代は高いしで、ずっとワタシは買い換えたら?と進めていたのだ。
今時の車は安全対策も取られているし、エコノミーだしで、そっちの方向に行くと思ってたが、安全対策はあるもののスポーツタイプの案外ヤンチャっぽい車に決定した。

今朝、納車してから初ドライブ、高速を走って、ワタシの実家の両親を訪ねることにした。



「なんか今までのと匂いが違うよー」とGちゃん

外観はダークグレーがオット、内装のオレンジの革シートがワタシ好み。

高速は結構混んでいたが、空いたところで、アクセル踏んだらかなりの加速、ジジイが乗るにはいささか過激。こりゃー速度超過に気をつけないとねってところだった。




両親の施設は2月からずっと入館規制で入れず。
ガラス越しで電話で話すだけだけど、やっぱり顔を見て話すのは大事だった。



父が穏やかになり、母が鬱っぽく被害妄想が出てきた感じ。
これはこれで心配だけど、どうにもならないところが困るコロナ下。
これは、弟とも話し合ってどうにか考えないといけないところ…

一方、実家の庭はエライことになっていた。
末摘花の住む廃屋の庭のごとし。




柿の木1本だけでもこの落ち葉量

つーか掃除しろよ、弟!



確か、ここは母の自慢のクリスマスローズの群生だったはず


芝生はペンペン草に駆逐されていた



Gちゃんは嬉しそう




つくばいはいい具合に苔が生えていた





ここまで来ると草むしりだの掃除だの素人の手に負えないので、ブッシュアウトのアプローチの練習でもするしかない。
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難関ゴルフ場で四苦八苦する

2020-11-20 17:13:30 | 


昨日は久しぶりにアクアラインを渡り、千葉方面へゴルフへ
建築士Nちゃん&業界オヤジたち
Nちゃん主催のコンペはコロナ禍で自粛 でも二組くらいで静かに回るくらいならいいよねってことで。



当初は女性三人でワタシの車で行く予定だったが、首都高千葉方面が苦手なワタシを気遣った若いもん(と言っても世間的にはオジサン)がカーシェアでアル〇ァードを借りて送迎してくれることになった。
Nちゃん曰く「ババアのすし詰めで悪いね~」とのことだったが、初めて乗ったこのワゴンはめっちゃ広くて5人乗ってキャディバッグも詰めて各々がリクライニングして眠れるくらい広いし、振動もなくて乗り心地が良かった。
「よく海水浴行くと、この車から子だくさんの家族が下りてくるの見るよ」とNちゃん。
なるほどそういう需要があるのがよくわかった。

久々の
https://www.brickandwood.jp/こちらの ミュアヘッドさん設計の通好みの難コースがウリ。
昨日は11月にしては異様な温かさで、半そででも良かったくらいの気温だった。



距離はそんなにないけど、フェアウェイは狭いし、平らなところはほぼないし、グリーンは砲台で広大なポテトチップス状(下手なところにアプローチパットすると落ちてきてエッジを超える意地悪仕様)しかも昨日は10フィート以上という高速。
outの1ホール目のロングホールで4オンしたのに4パットして心折れる。
outは1ホール目のショックが後を引き、林に打ち込むは、バンカーからは出ないはで散々なスコアであった。



ここは昼食は基本無しで、レストランにはいかず、売店でさくっとおむすびとかホットドッグとかですませてのスループレイが基本である。
ホットドッグと生ビールで後半にのぞむと、アルコールでほどよく力が抜けたのか

ダボベース 時々ボギー 一度パーで52ですんだ。以前もビール飲んだ後半が良かったのを覚えていた同行のオヤジから
「局ちゃんの酔拳が始まったね」と言われる。
左足下がりが延々続いていい加減平なところで打ちたいよと思ったり、グリーン周りの深いラフにはまり込んだボールを出そうとしたら1mしか動かなかったり、10mのロングパットしたらピンを通り越して向こうへ10m行っちゃったりw
(もうこんな所には来ない!ミュアヘッドの意地悪~!)と途中思うのだが、終わってみると、(また来て挑戦したい)と思わされる不思議なゴルフ場である。

帰りも運転は人に任せてリクライニングで気持ちよくうたたねしながらバカ話にも参加して、(マスクはしてますよ)東京まで送ってもらった。

夜はゴルフ場で売っていた銀杏をたたき割って素揚げにして



オットとビール飲んで爆睡した。


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年賀状欠礼ハガキに思う

2020-11-18 20:42:25 | 様々な思い
二か月つづりのカレンダーが最後の一枚になると、あら~今年も終わりに近づいたなあと思うんだけど、その頃になると郵便受けにちらほら入ってくるのが 年賀状の欠礼のハガキです。

ワタシの年代だと配偶者というのはまだ珍しく、「長生きした親か義親」ってパターンが多いのですね。
そして、ここところの傾向だと、亡くなった歳がほとんどが90歳以上ってことが驚き。考えてみれば、ワタシの父も姑も90歳を超えてますからね、日本人は確かに長生きなんですね。

その中でも



今年の記録(と言ってはなんだが)は103歳で往生された、年上友人のお姑さんであった。
友人は10年ほど前まであるお稽古事でご一緒した深層の奥様という雰囲気な神戸からお嫁に来た方だった。お稽古のあとに何人かでお茶を飲んだりランチしたりしたこともあるが、いつも同居のお姑さんを長く放っておけないと落ち着かなげだった。
他人の悪口などあまり言わない方だったけど、若い頃から同居のお姑さんと近くに住む小姑さんににいびられたことや、今も尽くしても何も感謝されず、文句しか言われない状態である。しかも長男のご主人がまるで味方になってくれず、姑さんに尽くして当たり前というスタンスなのが辛い・・・ とたまに愚痴ることがあった。彼女は戦中世代だったし、ご主人は更に年上だったから、価値観が昭和的で今時と違うのは仕方ないし、片方の言い分だけだからなんとも言えないが、かなり理不尽でワタシだったら黙ってないだろうと思っていた。
また、彼女自身体が弱くて夜中に姑さんに呼ばれるので睡眠不足と疲れてげっそりしてることも多くて、その当時から(老々介護って大変だなあ)とひそかに同情していたのですが・・・

それから10年もたったんですねえ・・・
人様の親御さんのことを言っちゃ悪いが「ああ、やっと逝かれたんだなあ・・・ 〇〇さんもほっとしただろうなあ」と思ってしまった。

100歳越えたら、まず他人の世話なしには生きてられないと思うけど、そうなったらどう考えながら生きているんだろう?と時々思うことがある。

最近届いて考えさせられたのが、姑のいる老人マンションの入居者と家族のアンケートの結果だった。
常日頃、しっかりしていて、職員さんも一生懸命だし、掃除も行き届いていていい施設だなあと思っているのだが、その結果を見て考えさせられたワタクシ。以下抜粋↓

お客様からの良い意見

☆職員の雰囲気も良く、沈みがちだった母が明るくなり、認知症は直せなくてもQOLの向上で人間力が取り戻せたと思う。
☆所長の朝の挨拶が見事 職員の方も入居者に寄り添って話をされているのを見かける
☆コロナで不安の中 母が平穏で笑顔いっぱいに生活できている。
☆コロナ対策も徹底されており、安心して母を預けていられるetc


これはだいたいワタシも言って感じることですが、一方

お客様からの改善されて欲しい意見

☆こちらが先に挨拶しないとしてくれないスタッフがいる
☆言葉遣いに優しがが感じられない。丁寧な言葉を使っていても気持ちが伴ってないと感じることがある
☆デスクから顔を上げずに話されるときがある
☆食堂でスタッフ同士の話声が大きい
☆事務所にいる人たちはよく私語で笑っていて誰かきても無視
☆髪の毛がバサバサして汚い
☆つけまつげはいらないetc


改善されて欲しい意見の最後の二つを書いたクソジジイ(ババアかもしれぬが)に特に腹が立つわ~。こういう事を言う人を老害って言っていいですか?
つけまつげがいらなくても大きなお世話だよ、若い子なら恋人もいるかもしれないし、可愛くしたいんだったらいいじゃないかよ。
その職員はあんたのためだけに生きているわけじゃないんだぞ!

一人では生きていけない状態で人の世話になるんだから何でも受け入れろというつもりは毛頭ないけど、被害者意識が先に立って、何事にも不満を持って、理不尽な文句を言う年寄りにはなりたくないな~と心から思ったのであった。
やっぱり人には感謝してにこにこしていたいものですよね。
姑がどんな回答をしたんだろうか? と大いに心配になったが知らない方がいいな・・
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歩数計と甘いモン

2020-11-16 19:01:56 | 食べる
11月になってからであろうか?

オットが急に「ダイエット?」に目覚めたのであった。
ワタシと同様、コロナ禍が始まって緊急事態宣言が出るちょっと前から通っていたスポーツクラブは休会していた。
違うクラブだったので、彼と一緒に運動したことはないが、それなりに泳いだりマシンで筋トレしたりを週2日くらいはやっていた模様であった。
それを止め、通勤もなるべく車でとなると、どうしても運動不足となる。もともと骨太筋肉質でスリムじゃないけど目に見えてデブったりはしていなかったが、多少腹回りがたるみ、筋肉は落ちてきたと自覚したらしい。体を動かすのが好きなヒトなので、この状態は嫌だったのであろう。

突如、歩くことにしたらしい。
通勤もマスク手洗いを徹底的にやって気を付ければいいだろうってことで、なるべく車を使わずに、私鉄の駅だったら行きも帰りも2駅は歩くんですとさ。
朝は出かけるのが30分早くなり、帰宅も40分くらい今までよりかかり、夕食の時間も遅くなったのはちと困るが、オットがデブったり、生活習慣病になったりするほうが嫌だからこれくらいは我慢と協力。

スマホに歩数の管理アプリを入れてワタシにも送ってきて、
「お前もやれよ」と誘ってきた。
ワタシは今までも犬の散歩や買い物なので結構歩いているし、何よりもゴルフ1ラウンドすると10km弱くらい歩くって言われてるし、コロナ禍以前と体重も変わってないし、そこまで自分を鼓舞しなくても大丈夫ってことでオットと競うのはメンドウなので乗ってあげなかった。
そうしたら職場のスタッフの女性たちと競って表を作って歩数管理している模様w
毎度オットの思いつきにつきあってくれる皆様、すみませぬのう・・・




しかしですよ、これを始めたら、オットの食べる量が増えたのね。
もともとワタシの1.5倍くらいは食べる人だったが、その量を食べた後も、鍋やフライパンに残ったおかずをゴソゴソ継ぎ足したりしている。
「せっかく歩いても食べ過ぎたら元も子もないんじゃないの?」といったら
「いや~、消費カロリーの問題じゃなくて、絶対に代謝が上がってるはずだから、このくらい食べてもいいと思う!」と言い張る。

ふ~~ん 歩数管理もいいけど、体重も管理してくだされ。

そして、食事のあとにちょびっと甘いもんを食べたがるんですよ。
これはワタシもよくわかる。ちょっと控えめの食事のあと、チョコ一つで、もっと食べたい欲望って抑えられませんか?

だからといって、やっぱり甘いものってのはデブの元に決まっているので、その危険をおかしてまで食べるのは、せめて美味しいモノにしたいではないですか。いつもそんなにこだわるわけにはいかないが、質の良いスイーツは心も和む。

この前所用があって銀座まで行ったんだけど、久しぶりにこの店の前を通った。



行列もなかったのでダメ元で入ってみたら予約しておかなかったのにここの最中が買えたんですよ。
わ~~い!

前も書いたが、オットは和菓子系を50過ぎるまで食べなかった。中でも「モナカ」にトラウマがあったらしく
「俺、最中だけはダメなの知ってるだろ。小さい時に食って吐きそうになった」んですと。
どんな最中を食べたのだろうか?
しかし、ここのところ、どら焼きを克服し、おはぎまでうまいと言って食べたではないか。

OGPイメージ

お彼岸と墓参りと亀のソーシャルディスタンスとおはぎ - 局の道楽日記

四連休後半、オットがやっと仕事を終えて帰って来た21日夜は、ムスコの誕生会をしようと彼の家近くの焼き肉店へオットのおごりで。オット、久しぶり...

お彼岸と墓参りと亀のソーシャルディスタンスとおはぎ - 局の道楽日記

 


「そういうけどさ、あなたアイスモナカは食べるし、このところどら焼きやお饅頭なんかのアンコも食べるようになったじゃない、それが合体しただけだよ」
「それに、あなたが小さい時にどんな最中を食べたか知らないけどさ、この最中がダメだったら日本の最中、たいていはダメだよ」
「一口ちぎって食べてごらんよ、ダメだったら残りはワタシが喜んで食べます!」

なぜこの時ワタシも、ここまでむきになって食べさせたかったのか今となっては謎である。
でも美味しいものって共有したいじゃありませんか。



苦めの日本茶と一緒に出したら

「おっ うまいじゃないか」とのこと。そして
「ちょっと小さすぎるからもう一個食べるかな」 とのこと。
う~~ん飛ばしすぎと思ったが、「昨日はオットの最中記念日」
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ムスメ通信~夕日の砂漠

2020-11-13 20:16:18 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ムスメ一家の住んでいる地も50℃近い灼熱の夏が過ぎて、25℃くらいの過ごしやすい季節が廻って来たらしい。

同じくらいの年頃の子供がいる現地の友達と砂漠へのドライブしたと写真が送られてきた。

鳥取じゃないです~





地平線に沈む夕日 一度は見てみたい。
孫チンの記憶にこの景色は残るのだろうか?



改宗したのか?





運動神経の良さはぴか一の婿殿 夕日の中で跳ぶ。



壮大な砂遊びだねw
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胃カメラを飲んだ

2020-11-11 12:49:19 | 日々の生活
食べ飲み記事が多いワタクシですが、ここのところちょっと気になっていたのが、前ほど食べられなくなったということなんですね。

先日go toトラベルでのフレンチも、友達のカウンター割烹での和食コースも途中でギブアップしてしまった。
肉などの脂っぽいものを食べたあとの胃の膨満感が以前より顕著な気がする。
そんな中、ゴルフ仲間のちょい年上の元気なお姉さまも、今年胃がんが見つかってオペしたばかりで、さすがにちょっと気になっていた今日この頃。
と、手近な医者に訴えたら
「心配するくらいならさっさと検査せよ」 とのこと。ごもっともでござるね。

ってことで昨日、そこの病院で検査を受けた。
10年ほど前に前頸椎のヘルニアで起き上がれなくなった時は半年ほどリハビリに通って馴染みはあるものの最近はずいぶんご無沙汰であった。
カルテみたら、最終健診を受けたのが3年前。年を考えたらもうちょっときちんと健診受けないとダメですね。歯科には三か月に一度はメンテに通ってるのに、内臓関係は放りっぱなしだったワタクシ。
こういうのは何の不養生というのだろうか?

話が通っていたらしくて受け付けに行ったらすぐにCT室で上半身照射、着替えもそこそこに内視鏡室に回される。
希望は麻酔下での検査だった。
「針が入りにくい血管って聞いてます。緊張します~」と看護師さん。
ワタシの静脈は良く見えるのに、針をさすとノラクラと逃げるらしい。緊張させて悪いなと思いながらも無事に血管確保。
検査用の血液を採られ、点滴もコネクトされる。
「寝ちゃうと口を開けられなくなりますからね」と
口に円筒のものをはめられて固定され閉じられなくなる。まさにまな板の鯉状態。
そこで医者登場。
「ホントに麻酔されたいんですか? 僕の検査は楽だから意識があっても大丈夫ですよ」
「したいです!(きっぱり)」実際は口に異物が突っ込まれているので 「しらいれす」のような感じ。 
「たまには自分の胃の中を見てみるのもいいのに」
「見たくないです(きっぱり)」
看護師さん 苦笑

それじゃ ってところで麻酔薬を入れられあっというまに夢の世界に。
気づいたらカーテン内に一人で寝ていた。検査も終わったのであろう。口も閉じててマスクもされていた。
点滴が終わりかけていたので気になったが、もうちょっと寝たい~ と眠りかけたところで医者登場でカーテンも開かれる。

「局さん、と~っても綺麗な胃でしたよ。ポリープ一つありませんでした」
「あら良かったです~」
「もっと腹の中黒いと思っていたでしょう?」(うるせー、失礼な奴だね)
と漫才をしてたら看護師さんまたもや苦笑

CTの結果もワタシは先天的なもので腎臓に小さな血種みたいなのがあるのだがその大きさも変わらず、他の臓器もざっと見た限りは異常なしだったらしい。
「膵臓なんて適度な厚みがあって生きが良さそうですよ」(褒められてるんか?)
結局 量を食べられない、脂っぽいものがダメってのは加齢ってことに落ち着いた。やだね~ 加齢ですまされるの。
「あと、あまり飲みすぎないようには気を付けてくださいね」 へいへい。

とは言え、悪い病気じゃなさそうでとりあえず良かった。
細かい血液検査の数値は水曜日に出るらしいが、「多分大丈夫じゃないですか? それだけ元気そうなら」とのこと。






ここの病院にも久しぶりに来たが、相変わらずピカピカの床でチリ一つない。トイレも蛇口まで綺麗。いつもどこかしらでお掃除の人が動いている。
汚い病院はそれだけでゲンナリするから、こういうのはいいね。
スタッフ間も和気藹藹感が伝わってきた。
コロナ禍で、リハビリや健診患者は減って大変だったらしいけど、がんばってほしいな。

次は間が開かないように健診に来よう。
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飲み会でなんちゃって女将

2020-11-09 19:28:44 | 着る
またこちらの友人のお店で



土曜日特別に開けてもらい、いつもの飲みすけグループで、日本酒研究会と呼ばれる飲み会だった。



今日のお料理



菊芋と青パパイヤのきんぴら 青パパイヤはタイ料理のソムタムでしか食べたことなかったけどきんぴらにしても食感がよくいいおつまみになった。
柿と春菊の白和えは安定のおいしさ
このお店は突き出しの量もたっぷりです。


直汲み生酒


生酛 純米



太刀魚 ツブ貝 シイタケのオイル煮 
身の厚い太刀魚と大きなシイタケの味わいの深さ。
オイル煮って要するにアヒージョみたいで、ここでワインが欲しくなる。
「ここはフランスパン欲しいよね~」と
わざわざバケットを買いに走る舞台友N 美味しく酒を飲むために労力を惜しまないのはさすがである。



オイルを浸したパンとアルバリーニョに合わせたらあらおいしい



お造りはかんぱちとヒラメ



源助大根の牛バラ煮 柔らかい肉、小松菜も味が染みてるのにしゃっきり感も残していて美味しいこと



アナゴの白焼き ホントにすっごくたっぷり ワタシはこの辺でお腹いっぱいだけど、♂にはちょうどよくリーズナブルに食べられるコースだと思う。


ひやおろし 特別純米

純米吟醸生原酒



アラ炊き豆腐



ハラコ飯(もう食べられないよ~ と言ったらご飯はちょびっと、いくらは普通量で作ってくれたぜいたくバージョン)


純米吟醸 生

日本酒研究って名目だけじゃないんですよ。
ちゃんと、味わう
そして、使用米、精米率、日本酒度、アルコール度など予測する。

ワインの葡萄の種類は当たることもあるが、酒米まではワタシはわからないのですが、酒米から酵母まで当てるメンバーもいる!
ただの酔っぱらい集団ではない!…かな?(笑)



実はこの日、久しぶりに着物を着てきましてね。
泥大島とカトレアの染帯(母からのおさがり) これは軽くて着やすくてこの季節大好きだった組み合わせである。

もう一年あまり着なかったけど案外手順は忘れてもなく短時間で着られた。手が覚えてるもんですね。
考えてみると、洋服でちょっとおしゃれしようと思うと、服の組み合わせとスカーフやアクセサリー、バッグと靴とトータル考えるとメンドクサイんですね。(コロナ以降、ものぐさ度がアップしているワタシ)
着物ってその点、基本着物と帯の組み合わせさえ決まれば、帯締めと帯揚げはそんなに迷わずに決まる。
流行があんまりないから母のおさがりでも着とけばお金もいらない。
洋服よりオサレっぽいと言われる。

あらま、良いことずくめじゃん。
と改めて見直したのであった。今後また箪笥の肥やしを掘り出して普段の生活に導入しようという気になった。




憧れの 「着物でなんちゃって女将」もやらせてもらい、楽しかった夜。

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久々の観劇で感激

2020-11-06 21:00:29 | 見る(映画 劇場 美術館など)
コロナ禍以降初めて 実に久しぶりの日比谷



劇場に入るのに検温、マスクは必須、消毒液はあちこちに置かれていて、なんとなく物々しい。
しかし、客席は普通に隣同士も入っていた。ほぼ満席。



この日の席 いい席だった。

この演目の原作は、私たち年齢のオナゴが愛読した漫画の一つではないだろうか?
OGPイメージ

はいからさんが通る

大和和紀の代表作、大正時代を舞台にした少女漫画。またはそれを元にしたアニメ。

ピクシブ百科事典


同じ大正時代でも今話題の鬼滅のほにゃららとはだいぶ趣が違うと思うよ。



オープニングの幕は漫画の名場面のモザイク調



実はこの演目は青年館での初演も見たんだけど、作品の出来うんぬん以前に れいちゃんが完全に少尉だったのに感激した。
今回も同じであった。
ドイツ人の祖母と日本人の祖父を持つ帝国軍人という役が完全にヴィジュアルでマッチしております。
ワタシも結構長らく宝塚は見ているが、ここまで美しい男役さん(単に好みなのかもしれないが)って美形の多い中でも珍しいと思うな。
(そういえば前のトップのみりおさんも超美形だった。ポーの一族でのエドガーとアランの組み合わせの美しさは奇跡みたいなもんでしたね)







二次元を体現しているではありませんか。

公式サイトよりお借りして↓

花組『はいからさんが通る』初日舞台映像(ロング)


難を言えば脚本がちょっと粗すぎ。原作が長いから仕方ないけど、展開の速さに、登場人物の心情が表現しきれていないので、こちらもついていけない気がした。
原作を知っているからわかるが、未読のヒトには??という場面もあったのではないか。
あと、ヒロインの紅緒も、役柄がおきゃんなんだからかもしれないが、キャーキャーうるさすぎ。
宝塚娘役がよくする頭のてっぺんから出すような発声はどうも好きじゃないんですよね。あれが「学芸会感」を醸し出すんだよね。発声を変えても、紅緒の躍動感は現わせると思うんですけどね。
前々から歌に心配が と言われてきたれいちゃんだけど、だいぶうまくなったと思う(上からですんませんが)
お芝居が終わっての階段の燕尾服もひたすら美しい。花組はキザってキザってくれて上等と思うな。

トップさんは東京出身者ゆえ、知人に、お嬢さんが彼女と同じバレエ学校だった人や、小学校が同じだった人も居て、親しみを感じていたこともあって「トップになればいいのになあ」と思っていた。
トップ就任でひそかに喜んだのに、このコロナ禍。

何度かキャンセルになり、延期延期でやっと公演された花組だった。
トップのお披露目の演目だったのにどれだけご本人も周りもやきもきしたんだろうか?
やっとファンも入れて公演できてよかったね。

ジェンヌさんも「観客を入れて目の前で演じられる」こと
観客のワタシたちも「目の前で本物がみられる」こと

当たり前のことが出来なくなって、やっと戻って来たそれにありがたみと幸せを感じてたと思う。

オーケストラボックスが空っぽなのは寂しいけど、またそれも元通りになって見られる日がくるといいのにね。

楽しゅうございました。



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犬と歩けば人に当たる

2020-11-04 08:26:54 | 家族あれこれ(犬も含めて)

☆世間話をする小学生の話

夕方川沿いの遊歩道を散歩していたところ、
背後から「こんにちは」との声がした。振り向いたら小学校高学年くらいのランドセルをしょった男の子である。(私に声かけたんか?)ときょろきょろしたが、どうもそうらしいので、こちらも「こんにちは」と答えた。





「可愛いワンちゃんですね、触ってもいいですか?」
「いいわよ、この子絶対噛んだりはしないから」
寄ってきてGちゃんを撫でる小学生、しばらくして立ち上がったので、「ありがとう」と言って歩き出した。
ところが、その子がそれからずっと隣を歩いてついてくるのである。
「なんて名前ですか?」と犬の名を聞いて来たので名前を言ったら「良いお名前ですね」とやけに愛想良い。
その後も隣を歩くので、黙っているのも間が悪く
「何年生なの?」と聞くと
「〇〇小 5年生です」とのこと。ムスコがかつて在籍していた公立小学校である。形態が変わり、校舎も建て替わって人気の小学校になり、この学校目当てに引っ越ししてくる子持ちも多いとのうわさ・・・
「そうなんだ~ 〇〇小ってどうですか?」と成り行きで聞いてみたら
「はい、良い学校です。居心地がいいですよ、もし入る予定のお子さんがいるならおすすめです」だと
あんたは不動産屋の営業マンかよ・・・ 内心 (コイツ面白いなあ) と思いつつ
「ムスコが卒業したのよ、もうずっと前だけどね」と返したら ふむふむと言うようにうなずいている。
と、遊歩道の枝道に差し掛かると
「あ、僕はここで。またお会いしましょう」 と言ってお辞儀をしてから去っていったのである。

(またお会いしましょうか・・・今の子はいったいなんだったんだ??) と内心?マークが飛び交ったひと時であった。
小学5年生なんて動物の群れみたいなガキが多い年代である。一人で帰宅していたあの子浮いてるんじゃないかな? とも思ったが、「良い学校で」「居心地がよく」「お子さんにもおすすめ」なんだとしたら、あの子にも居場所があるらしい、今の〇〇小は確かに良い学校なのであろう。

マスクで顔はわからなかったが、中肉中背のごく普通の小学生だった。
あの調子で会話したらどんな話になったのだろうか?「今時の塾事情」とか「〇〇小の中学受験情報」とか、後学の(孫たちの)ためにも聞いてみたくなったよ、元教育おばちゃんとしては
ちゃんとした答えが返って来たに違いない。

☆ ちょっと惜しかった工事現場のおにいちゃんの話

局家の周り、コロナ禍にもかかわらず、今年はずいぶん新築工事が多かった。界隈の大地主のおばあさんが亡くなり、手放した駐車場やらアパートやらが、細分化されて住宅になっているのである。
家から川に行く坂道の途中で地盤の工事をしている現場にて。
ちょうどおやつ休みだったのか、杭のところに座っているお兄ちゃん。国籍はわからないが、ヘッドスキンのブラック。ガタイがよく、ちょっとこわもてだが目は笑っている。
ワタシが通りかかったら杭から降りてきてGちゃんに向かい
「可愛いね、これ可愛いね」とGちゃんの耳のりぼんを指した。


「そう? ありがとね」と通り過ぎたら、後ろから
「可愛いね、猫」と

ガクっとなりながらも、振り返って「犬だよ、い・ぬ」と教えてあげたよ。



今日は君にスポットライトを当ててみたよ。
寒くなると部屋で一番温かい所を見つける天才。

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反面教師と一日過ごす

2020-11-02 19:21:18 | 日々の生活
今日は悪口三昧です。嫌な方はスルーしてね。

姑の検査のため、大学病院へ付き添いに行った。

ステージⅢからの癌サバイバー(完治!)なので一年おきに血液検査をしてその結果を聞くのだが、車いすでの移動が大変なのでオットとワタシが二人かかりで連れていく。
5月の予定だったが、コロナのため半年ずらして今頃になった。

オットが職場に近い姑の老人マンションでピックアップして、ワタシが途中の駅で待ち受けて一緒に行くという形。

そしてその検査が終わるころに姑の友達に病院まで来てもらって、一緒にご飯を食べるというのが習慣になっている。

コロナのため、姑が老人マンションから出かけたのが10か月ぶりだった。
久々の外出が嬉しいのかもしれないが、テンションが高すぎ。オットの車の中でず~~~~っとしゃべっている。

この日の話題は
1)故郷に居た若い頃、絵を習いに行った商業美術の有名な先生が口説いて来たのでうるさいから振って東京に出てきたというモテ自慢
2)いつものオットの話題(落ち着きがないと幼稚園の先生に注意されたが男の子は落ち着きのないほうが伸びる ワタシの目は確かだった)の子育て自慢
3)東京に出てきて一生懸命働いて土地を自分の稼ぎで買ったこと自慢

今回はこの話題が各5回ずつ以上無限ループされた。
何十回(何百回かもしれぬ)も聞いた話なのでワタシも展開は空で言えるし、聞いていてもまるで楽しくない話なので、車の中では他のことを考え、病院についてからは持参した本を読むことにしている。



それでも「ね、局さん」とかたまにこちらに振られることがあるので「そうですね」とか「さすがですね」とかはそれに応じて言うことにしている。
民謡でいう「はぁ どっこい」とか「はーこりゃこりゃ」みたいに反射的に出てくる合いの手みたいなもんですね。

まあ 私の合いの手より、姑にとってはオットが聞いてくれるというのが何よりうれしいのである。(この満面の笑み)
この話を途中で遮らずに聞いてあげるオットは確かに孝行息子だと思うよ。オットも「はぁ どっこい」なのかもしれぬが・・・

病院ではエコーと血液検査をして、結果が出るのを待って治療してもらった血液内科の外来へ。
JInの主人公に似た、なかなかのイケメンDrである。姑も常日頃、ご親切な良い先生ね などと言っているのだが

外来の部屋に入ったとたん

「ワタクシ、何にも悪いことがないんでございますの」 そりゃあ何よりだが、診断を下すのは目の前のDrでしょうに。
「それでもね、先生、ワタクシね、何年か前に顎に癌ができたんでございますよ、とても腫れましてね。それが治ったんでございますの」入院したのはここ、主治医は目の前のヒトだよ。

Dr.JINはめげずに
「そうでしたね、〇〇さん。僕がその時、治療させていただきました」 と返したのはさすがだけどコントみたいなやりとりだったね。。

それを聞いていたオットもワタシも後ろで脱力したのであった。

そして
「エコーの結果も血液検査の結果も何も異常はありません。優秀です」 とお墨付き。
姑、血圧も低めで安定して、現在何も薬を飲んでいない、奇跡の91歳なのである(この調子で100歳も余裕で迎えそうな予感がする)

ちょうど外来が終わるころに、姑の友達が病院に到着。
こちらはオットの小学生の時の母友。
やはり母一人子一人というパターンなので気が合ったのだろうか?姑が老人マンションに入るまでは月①くらいでランチしたり、コンサートに行ったりしていたらしい。
ただオットの友達は米国で就労してグリーンカードも取ったが度重なる病気で半身が不自由になってしまっていったんは帰国したものの、あちらで年金も出ているので行ったり来たりしていたが、このコロナのおかげで年頭に行ったきり帰ってこられなくなり、連絡も途絶えておばちゃまは超絶心配していた という状態だった。
オットや当時の仲間も心配して(血管関係の持病があるのでコロナにかかったら大変だと)色んな手段で連絡を取って9月になってやっと生存が確認できたが、まだいつ帰ってくるかは未定 という。
その間、おばちゃまは転んで捻挫して歯を折ったり、夜中に心配になって目が覚めるとめまいで立ち上がれなくなったことも何度かで相談されたこともあった。一人暮らしでさぞ心細かったと思う。

そんな状況にもかかわらず、姑のおよびたてで電車を乗り継ぎ来てくれるおばちゃま。
すっかり歩けなくなってしまった姑と違い、歩き方はしっかりしている。
姑と私たちにもお土産を持ってきてくださり、「またあなたに会えてうれしいわ」と満面の笑みを浮かべる気のいい方。
元は大変な美人で、おしゃれで、自立していて話も面白い。
ただ、この日会った時は、やはり(年取っちゃったなあ・・・ 心配だなあ)と思わされた。
一人息子がこのご時世で何か月か行方知れずになっていたというのはかなりのストレスだったと思う。


とはいえ


二人合わせて180歳 木〇路の結構ボリュームのあるランチ完食 + デザートとコーヒーも完食というのはごりっぱである。

ワタシがホントに嫌なのは、こういう背景があるおばちゃまの前で
「ワタクシは本当に幸せな老人なのよ。こうやってムスコも嫁も病院に連れてきてくれるでしょ」とか
「ひ孫まで見られるなんて思わなかったわ。孫やひ孫の成長がみられるのは嬉しいことよ」などとのたまう事。
オットの友達は×2で子無しである。姑って天然でバ〇なのかマウンティングのつもりなのか?
(普通、ここで言う言葉かいな) とムラムラするワタシ。この時ばかりは姑の発言を強引に遮って違う話題に持っていくことにしている。
それでも
「ホントにあなたはお幸せよ 良かったわねえ 癌が治って」と返すおばちゃまは本当に人間のできた人だ。彼女みたいな人が姑だったらワタシも素直に姑孝行ができたと思う。
オットの車で帰りはおばちゃまの家まで送った。
某高級住宅地で彼女を下ろし、また会いましょうと嬉しそうに手を振ったあげくに
「〇〇さんもお気の毒にね。あの坊ちゃんは親不孝だわ。甘やかされすぎたのね」と宣う人。ホント嫌いです、こういう所。
さすがのオットも
「お母さん、そういうこと言うもんじゃないよ」とたしなめたが、ワタシはあんまりムカついたので帰り道は合いの手も入れずに沈黙を保つことにした。

縁あって姑と嫁という関係になってしまったが、ワタシが彼女を苦手とするのは、世の中一般に言われる「仲が悪いのが嫁姑のデフォ」ということではないんですね。姑は意地は悪くないので、意地悪されたことはない。
ただ性格が合わない&言動が許せないってことだね。ワタシが彼女のために尽くすのはただオットのためという義務感だけだし、その時は修行と思うしかない。
ワタシも姑の立場ではあるので、ムスコの嫁と、ムスメの婿には、姑の存在を反面教師として接することにしている。
ワタシはお嫁ちゃんも婿も好きだし、こちらは(多分)うまくいっているのはお勉強の成果かしらね。

コメント (7)
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