昨日の記事で娘と銀座で別れたあと 向かった先は宝塚劇場であった(またかい)
昨日は私の初見「雪組」であった。
ちょっと変則的な編成ではじめにソロOンの指環(Oはロです)というショーが入り、次にミュージカル マリOーサの花(Oはポです)が演じられ 最後にフィナーレといった形だった。
先週の金曜には 花組の銀ちゃんを見たばかりで(これはただ見でしたが)とても面白くて 舞台にぐいぐい引き付けられたのだったけれど 昨日のははっきり言ったらファンの方に申し訳ないので言いにくいのだが、夢の世界に引きつけられてしまった(小声)
ショーも舞台装置なんかは立体的で凝ってるんだけど あの衣装の色の不統一が私にはちょっと耐えられなかった。それはミュージカルでもそうだったなあ。原色スーツってどうなんだろう・・・?
特にミュージカル あらすじ読んでもなかなか頭にピンと来ず、舞台を見ても語りが多すぎなのか 大統領官邸でのネロとサルディバルのやり取りなんて退屈でこっくりしてしまったが眼が覚めてもまだ同じようなやり取りしてるので驚いた(笑)ここのところでは周り(S席でしたが)のおばちゃまもみんな船をこいでましたね。いびきも聞こえたくらいだもの。
かと言って戦闘場面もそう迫力があるとは思えず 機関銃を持った兵士たちの群舞も新鮮味はなかった気がする。今時の高校生のダンス部でもあのくらいの振り付けはやりますがな。
とは言え トップのネロ役の水さんはオーラがあり、セリア役の白羽さんはお顔もスタイルも美しさを兼ね備えた方だった。そうかん高くない声も好みだった。あとセリアの弟役の音月さんが可愛かった。
要するに脚本と演出がつまんない、いえいえ 私の好みじゃなかったってことであろう。
一緒に行った観劇友も 「やっぱりあそこで寝ちゃったかい? あそこがこらえどころなんだけどね~ 仕方ないやね~」とのことだった。 と言いながら色々しがらみのある彼女はこの舞台は4,5回見ているようだ。
ところで 私の観劇友のN。私が宝塚を見初めたのは幼稚園の時からのヅカファンという彼女の(いささか強引な)お導きなのである。夫婦でプロの音楽家である彼女は色々コネもあってチケットは自在に取れるようだ。ご招待もよく誘ってくれる。
そして彼女のすごいところはそれが宝塚だけでないところなのである。クラシックのコンサート 四季 歌舞伎 東宝ミュージカル オペラ ジャニーズまでありとあらゆる舞台を見ているのではないだろうか・・・ ほぼ一日おきくらいには観劇していると思う。
「今までのチケット代集めれば倉が建つわね」との事。
で、またレクチャー好きで世話好きな彼女は、私が講演関係で「OOってどうなんだっけ?」と聞くと必ずきっちり答えてくれる。そして突然私の家に宅急便が届く(笑)
講演関係ではないが、この春、夫と息子がウィーンに行くことになった時、彼女は滞在していたこともあるので詳しいと思って 「これを見てきた方がいいよってお勧めある?」と聞いたら 大きな段ボール一箱 ウィーンのガイドマップやお勧めの店などの資料を送ってくれた。
それが皮切り
ガラスの仮面を観に行った時は 帰り道 「原作 全部読んでみたいな~」と言ったら 次の次の日にまたもや段ボール一箱 1巻から42巻までコミックが送られてきた。
宝塚ボーイズを見て二人して涙した後 「初風さんの演技ってすごいね~」と言ったら 彼女が現役でマリー・アントワネットを演じていたころの宝塚公演のパンフレットを送ってきた。ちなみに昭和51年と書いてあった(笑)鳳蘭さんもまだ現役である。これってお宝じゃないだろうか・・・
そしてシネマ歌舞伎見たんだ。おもしろかった~ なんてメールすれば たちどころに 「鼠小僧? ふるあめりか? 文七かい?」と返事が返ってくる。
「文七見たんだよ。勘三郎はいいねえ」と言えば 早速おととい 文七元結の落語版CD(これはご主人の趣味らしい)と法界坊のDVDを持ってきてくれて 「こっちもいいよ 見てごらんよ」とのことである。
自分が良いと思ったものを気の合いそうな友人と分かち合う精神、それを骨惜しみしない人だなあと思う。私はついつい 押し付けるのも何かなあと思って 自分の好きなものを強く勧めるほうじゃないし 何よりものぐさなのである。
でもこうやって雪崩のように色々な物を 見てごらんよと与えられるのも楽しいですよ。重荷にならない宿題みたいだから。
そして 今新たに彼女から送られてきたのは・・・
↑これです 「エリザベート」 宝塚版 東宝ミュージカル版 本場ウィーンでの舞台版のビデオとDVD パンフレット。(彼女はエリザベートオタクなのである)
来月の東宝ミュージカル版を一緒に観に行くことになっている。
「予習しといてね~」w だそうである。
早速さっきまで昔の宝塚の雪組版 10年前のビデオを見た。トートに一路さん エリザベートに花總さん ルキーニに轟さんという 綺羅星のような配役である。
和央さんもチョイ役で出てるし 安蘭さんは子役で出ている。
こりゃ~ 伝説になるだろうと思った。長年のヅカファンに言わせれば何を今更だろうけど、この舞台の演出のおもしろさ、ほとんどせりふが歌でそれがみな聞かせるというこの出演者たちの実力はすごかったのね。
ああ この舞台を生で見たかったわ・・・
だから初めて見る宝塚の舞台が このエリザベートだった人と 昨日の ソロモン・・・だった人とは第一印象がずいぶん違うと思ってしまいました。
何にせよ、私の観劇の師Nは今後も私にせっせとレクチャーしてくれそうだし、私も 「あんたの家は資料館ですか?」と半分あきれながらもありがたくその教えを受けそうな具合である。
昨日は私の初見「雪組」であった。
ちょっと変則的な編成ではじめにソロOンの指環(Oはロです)というショーが入り、次にミュージカル マリOーサの花(Oはポです)が演じられ 最後にフィナーレといった形だった。
先週の金曜には 花組の銀ちゃんを見たばかりで(これはただ見でしたが)とても面白くて 舞台にぐいぐい引き付けられたのだったけれど 昨日のははっきり言ったらファンの方に申し訳ないので言いにくいのだが、夢の世界に引きつけられてしまった(小声)
ショーも舞台装置なんかは立体的で凝ってるんだけど あの衣装の色の不統一が私にはちょっと耐えられなかった。それはミュージカルでもそうだったなあ。原色スーツってどうなんだろう・・・?
特にミュージカル あらすじ読んでもなかなか頭にピンと来ず、舞台を見ても語りが多すぎなのか 大統領官邸でのネロとサルディバルのやり取りなんて退屈でこっくりしてしまったが眼が覚めてもまだ同じようなやり取りしてるので驚いた(笑)ここのところでは周り(S席でしたが)のおばちゃまもみんな船をこいでましたね。いびきも聞こえたくらいだもの。
かと言って戦闘場面もそう迫力があるとは思えず 機関銃を持った兵士たちの群舞も新鮮味はなかった気がする。今時の高校生のダンス部でもあのくらいの振り付けはやりますがな。
とは言え トップのネロ役の水さんはオーラがあり、セリア役の白羽さんはお顔もスタイルも美しさを兼ね備えた方だった。そうかん高くない声も好みだった。あとセリアの弟役の音月さんが可愛かった。
要するに脚本と演出がつまんない、いえいえ 私の好みじゃなかったってことであろう。
一緒に行った観劇友も 「やっぱりあそこで寝ちゃったかい? あそこがこらえどころなんだけどね~ 仕方ないやね~」とのことだった。 と言いながら色々しがらみのある彼女はこの舞台は4,5回見ているようだ。
ところで 私の観劇友のN。私が宝塚を見初めたのは幼稚園の時からのヅカファンという彼女の(いささか強引な)お導きなのである。夫婦でプロの音楽家である彼女は色々コネもあってチケットは自在に取れるようだ。ご招待もよく誘ってくれる。
そして彼女のすごいところはそれが宝塚だけでないところなのである。クラシックのコンサート 四季 歌舞伎 東宝ミュージカル オペラ ジャニーズまでありとあらゆる舞台を見ているのではないだろうか・・・ ほぼ一日おきくらいには観劇していると思う。
「今までのチケット代集めれば倉が建つわね」との事。
で、またレクチャー好きで世話好きな彼女は、私が講演関係で「OOってどうなんだっけ?」と聞くと必ずきっちり答えてくれる。そして突然私の家に宅急便が届く(笑)
講演関係ではないが、この春、夫と息子がウィーンに行くことになった時、彼女は滞在していたこともあるので詳しいと思って 「これを見てきた方がいいよってお勧めある?」と聞いたら 大きな段ボール一箱 ウィーンのガイドマップやお勧めの店などの資料を送ってくれた。
それが皮切り
ガラスの仮面を観に行った時は 帰り道 「原作 全部読んでみたいな~」と言ったら 次の次の日にまたもや段ボール一箱 1巻から42巻までコミックが送られてきた。
宝塚ボーイズを見て二人して涙した後 「初風さんの演技ってすごいね~」と言ったら 彼女が現役でマリー・アントワネットを演じていたころの宝塚公演のパンフレットを送ってきた。ちなみに昭和51年と書いてあった(笑)鳳蘭さんもまだ現役である。これってお宝じゃないだろうか・・・
そしてシネマ歌舞伎見たんだ。おもしろかった~ なんてメールすれば たちどころに 「鼠小僧? ふるあめりか? 文七かい?」と返事が返ってくる。
「文七見たんだよ。勘三郎はいいねえ」と言えば 早速おととい 文七元結の落語版CD(これはご主人の趣味らしい)と法界坊のDVDを持ってきてくれて 「こっちもいいよ 見てごらんよ」とのことである。
自分が良いと思ったものを気の合いそうな友人と分かち合う精神、それを骨惜しみしない人だなあと思う。私はついつい 押し付けるのも何かなあと思って 自分の好きなものを強く勧めるほうじゃないし 何よりものぐさなのである。
でもこうやって雪崩のように色々な物を 見てごらんよと与えられるのも楽しいですよ。重荷にならない宿題みたいだから。
そして 今新たに彼女から送られてきたのは・・・
↑これです 「エリザベート」 宝塚版 東宝ミュージカル版 本場ウィーンでの舞台版のビデオとDVD パンフレット。(彼女はエリザベートオタクなのである)
来月の東宝ミュージカル版を一緒に観に行くことになっている。
「予習しといてね~」w だそうである。
早速さっきまで昔の宝塚の雪組版 10年前のビデオを見た。トートに一路さん エリザベートに花總さん ルキーニに轟さんという 綺羅星のような配役である。
和央さんもチョイ役で出てるし 安蘭さんは子役で出ている。
こりゃ~ 伝説になるだろうと思った。長年のヅカファンに言わせれば何を今更だろうけど、この舞台の演出のおもしろさ、ほとんどせりふが歌でそれがみな聞かせるというこの出演者たちの実力はすごかったのね。
ああ この舞台を生で見たかったわ・・・
だから初めて見る宝塚の舞台が このエリザベートだった人と 昨日の ソロモン・・・だった人とは第一印象がずいぶん違うと思ってしまいました。
何にせよ、私の観劇の師Nは今後も私にせっせとレクチャーしてくれそうだし、私も 「あんたの家は資料館ですか?」と半分あきれながらもありがたくその教えを受けそうな具合である。