局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ハノイ街歩き

2024-12-10 21:42:56 | 
また 旅日記に戻ります 

シェムリアップから戻った次の日
この日は一日中フリーなので
二夫婦で街歩きでもしようという予定になっていた

タクシーの中から ↓

とにかく街の中の道路は一言で言えばカオスです

車 バイク トゥクトゥク 自転車が道一杯に広がって実に「自由」に走っている
一番多いのはバイク
歩行者はあまりいない いてもほとんど旅行者って感じである

信号は少ない 横断歩道も少ないしあっても手前で止まる車もバイクもないので用をなしていない だいたい歩道もバイクがぎっしり駐車してあってそれをよけるのには車道にはみ出さなきゃならないし 通れる歩道ものんびりしてられない バイクが我が物顔で走ってくるしあろうことかクラクションまで鳴らすんだから・・・

道を横断するにはちょっとバイクが途切れたところで普通に同じ速度で渡る
決して駈け出したりしちゃダメだし 怖くて引き返したりしてもダメなんであります
「向こうだって事故りたくないんだからよけるから大丈夫」byキョージュ
そうは言っても左側から20台くらい押し寄せて来るバイクの群れを見たら足がすくんで渡れないっちゅうの!
さすがに三日目くらいには慣れてくるが この慣れで日本で道を渡ろうとすると今度は顰蹙を買いますね

だいたいこの街(国?)って高齢者が少ないんですよね
ワカモノのリズムで動いている エスカレーターや動く歩道なんかも日本の倍速くらい このリズムに乗れないのはジジババってことか・・・

で、歩くにはストレスがたまるし公共の交通手段も不便なのでちょっとした距離はタクシーを使うしかないんですね
そのタクシーも通りで走ってるのを停めちゃいけない フリーでタクシーを遣うとぼったくられるんです



それを防ぐには このアプリが便利
車かバイクか選んで目的地を入力するとそこまでの料金が提示されて 近くにいるタクシーが
「オレ行くよ~」と名乗りを上げて迎えに来てくれる
それが決まれば渋滞にはまろうが枝道に入ろうが料金は変わらない
支払いもクレジットカードを登録しておけば分かりにくいドン紙幣を使わなくても済む
感じの良いドライバーには降りたあとにアプリからチップもあげられる
それは記録されるので気前のいい客はすぐにタクシーが捕まることも多くなるそうだ
アプリを通じて相互評価ができるんですね

すぐれものです 日本のタクシーアプリより使い勝手いいと思うな



四人でタクシーに乗って朝いちばんに向かったのがこちら
ホアンキエム湖
こちらは繁華街の中心に位置していて 周りを遊歩道が囲み 住民や観光客でにぎわっている
なんとなく井の頭公園を思い出した



食べ物や雑貨を売ってる人たちもたくさん




池の湖北部に朱色のフク橋(棲旭橋)を
渡るとゴックソン寺院「玉山祠」に繋がる


こちらにはこんな伝説が ↓

ベトナムの王朝「黎朝(れいちょう)」初代皇帝である黎利は、湖の宝剣を手に入れて、明との戦いに勝利しました。その後、竜王の使者である大亀が湖の上に現れ、「平和になったので、湖の宝剣を持ち主である竜王に返すべき」という啓示を受けます。この湖の小島で剣を返上したことから「還剣湖(ホアン=還、キエム=剣)」と呼ばれるようになり、小島には亀の塔が建てられました。また、玉山祠の本堂には大きな亀が祀られています。

友人夫妻 ↓




伝説の亀さん 1968年にこちらで捕まったそうだ


この日の翌日は 郊外のハロン湾に現地ツアーで行ったのだが そのガイドさんが超中国嫌いで「玉山祠は行ったか? 中国人がいなかったろう 中国人はあそこが大嫌いね ベトナムに負けたからね」と盛んに言っていた



その後街を歩く
アジアとフランスっぽい建物なのが混在していて面白い





南国らしい果物がいっぱい


これは仏具屋さん 仏具屋通りもあった




すっぽんや 蛇? 鰻?も食料用に売られてる


市場


ああ アジアっぽい




オサレなカフェも


私のこの日の服装のプリーツプリーズのセットアップと夏用のロングカーディガンは母の遺したものでした
一緒に旅した気分だね





有名なトレインストリートです↓

線路のすぐ傍に地元の方々が暮らす家やカフェが並んでいて、線路沿いのカフェなどから電車が通過する際の迫力を間近で体験できる








一時 観光客の線路立ち入りが禁止された時期もあったらしいが 普通に入れましたよ


ここに列車が通るのは日に6回くらいらしい
この日はタイミングが悪かったが 時刻を調べて明後日再訪しようとワタシ以外の三人(鉄道好き)は張り切る
 


両側に並ぶカフェ
観光客に色んなものを売りに来る現地の人たちが往来する


ビール飲みました








なんとも不思議な光景ではありますね
日本だったら絶対柵をつけるだろうな~





この後はロッテマートのスーパーマーケットに行き 日本に持ち帰る食べ物関係(お土産も含む)を買ったが 韓国製品が多くてちょっと期待外れだった
ベトナムに来て韓国海苔買いたくないよな~
食料は最終日に駆け込んだBRGマートの方がローカル感があってよかったかも

たくさん歩いたのでホテルに戻って二時間ほど昼寝
夕食は近くのフォーの店で済ませた(安上がりであった)




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滑り込みで紅葉狩り

2024-12-08 21:32:22 | 日々の生活
四季に恵まれた国(といっても最近は暑いか寒いか極端で二季の傾向になりつつあるのは嫌ですね)に生まれて住んでいる以上 毎年 春は桜 秋は紅葉を愛でたいもんだな~ と思っちゃうんですね。
しかし今年はいつまでも暑い日が続いてたし野暮用も多かったし海外にも行っちゃったしで「紅葉体験」が少なかったんですよね。


それでリベンジしようと訪れたのが
ちょっと遅かったかもしれないけど十分に楽しめました


とにかく広い


グラデーション


こんなのも走ってるんですね


池の周りのすすきや水生植物が良い感じ


こういうのを見たかった 紅葉経験値上がる


真っ赤に萌えるのもいいけど






周りの黄葉とのコントラストもいい


この実は何の実?


緑と赤で着飾る一人クリスマスの木






すっくと立つ竹林 わざわざ京都行かなくてもいいな


日本庭園です










なんのコスプレ? なかなか絵になってた










この日で今年分の紅葉は堪能 紅葉経験値もいっぱいになった















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女子会ランチ

2024-12-05 23:44:40 | 食べる
旅行記事を中断
先週土曜日のことです

小学校時代からのコアな女友達との忘年会をオサレイタリアンで

竹下口で降りる 


若いモンがたくさん あの中を歩かなければならないのかぁ


と ここからちょっと異空間 東郷神社です


今年の紅葉はイマイチですね







こちらでランチ


オンタイムのワタシが一番遅かった 二階の個室から手を振る友人たち
建築士Nちゃんが 「局ちゃんは方向音痴だから ちゃんと来れるか心配だったよ」
個室にしたのは このメンバーだと話が落ちるから 特に声楽家の舞台友Nの通る声が個室じゃないと差し障るのであります


ジノリの手描き これだけでテンションup


まずフランチャコルタで乾杯



パルミジャーノレジャーノの焼いたのから始まった


アミューズはお野菜とエビ


前菜たちはそれぞれ個性的で美味しく かつ 美しい
カボチャのムース 舞茸のフリット 豚肉のリエット シラウオのタルト
ワカサギのエスカベッシュ トマトとモッツァレラのカプレーゼ・・・
ちょっとずつ色んなものをいただけるってのが外食の醍醐味だと思う

鳥爺たちだと 麺類とか〇〇丼をドカンってのを食べたがり私がいつも抵抗するパターンになる 「同じ物食べると飽きるんだよ~」「飽きる前に食っちまえばいいだろ~」そうはいくか・・・

その点 食べ物の趣味が合う同年代女子はいいね~ 



ワインは白に Villa Bucci Riserva






シラウオと茨城のレンコンのパスタ


フジリンゴのシャーベットで口直し


赤ワインに入りま~す
お酒が入った私たちの喋りが盛り上がる
つくづく個室にしてよかった でないと出禁になってしまう


Luigi Pira Barolo





このレストランの得意メニュー うずらのグリル


食後酒 Donnafugata Kabir





デザートとコーヒー




お料理も食器類もしつらえも 上品で繊細 美味~
下品なのは私たちの話題だけだ


クリスマスのガラスたちも素敵だった


ここはMちゃんの昔からの行きつけなのでシェフもご挨拶しに来てくれたしソムリエさんたちも良くしてくれた
みんなオサレして臨みましたよ
一人 マタギなのはワタシだ・・・

一人欠席なのは 大分旅行も一緒に行った親友A 彼女は定期健診で胃カメラをした時に尋常でない痛みを胃にくらい それから一週間たったこの日もモノが食べられない状態という可哀そうな状態だったのである
この日の話題は
「やっぱりあたしたち色んなもんが薄くなってるんじゃないの~ 胃壁とかさ腸壁とかさぁ」
「大学病院で検査ってのも考えもんだよね へたっくそな新米医者にあたしたちの繊細な身体の中いじられたら困ったもんだ」
という舞台友Nと建築士Nちゃんの大声から始まったのである
個室でよかった・・・


そのNの帽子は凝っていた





竹下通りも表参道もすぐ近くなのに
このあたりだけは静かな空間で


雅楽の調べが聞こえて来たかと思うと
結婚式の行列がしずしずと現れて


ああ 良いモノ食べて 良いモノ見られたね~
今年も色々あったけど それなりにがんばったよね~ あたしたち!







「これから施主との打ち合わせ」by 建築士Nちゃん
「あたしは孫守」 by Mちゃん

など それぞれの任務を遂行すべく別れたのであった





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シェムリアップからハノイに戻る

2024-12-03 00:42:40 | 
また旅行記事に戻ります(最後までたどりつけるのであろうか?)

カンボジア最終日 この日は泊っているホテルから北東方向へ車で70kmあまり
もう一つの遺跡を見てから空港へ行く予定であった

ベンメリア遺跡への道
空港へは新しく舗装された比較的広い道路で行くが それ以外はちょっと凸凹した埃っぽい道を通る

道端には観光客相手か?  屋台のような所で色んな食材を焼いて それを奥の高床式の小屋などで食べさせる店がいくつか
これまでに食べたカンボジア料理は清潔で美味しかったがこういう店はどうなのだろうか? ちょっと食べてみたいような怖いような・・
いずれにせよ 働いている人たちはみんな若い






遺跡が見えて来た

ここに着いたのは午後3時ごろだったかな?
ちょうど観光客が少ない時間帯だった



密林の中のお堀
それを覆う植物


この遺跡が観光可能になったのは2000年以降で
それまでポルポト派によって埋められた地雷があって危険だったらしい

ドイツによって地雷や不発弾除去が行われましたという立て札
でもまだ完全じゃないので周囲の観光向けエリア以外は立ち入りはやめといたほうがいいらしい


ここでもお迎えはナーガであった(5つ頭?)


ほぼ私たちだけでこの空間を味わえた
暑かったが蚊や虫が怖いので長袖長ズボン


アンコールワットを建立前にそのお試しみたいで建てられたという説もあるらしい
その後色んな文化の上書きを経て 森に埋もれ 修復もされず ここに至るという感じ

ここには何人もの人が住み 生活もあったはず
人間の営みの跡を侵食していく植物たちは静かなのにしたたかだ


外壁のすきまに落ちた小さな種がこれだけの樹に成長した時間を思う
青空に向かって自分の葉の繁栄を誇るような大樹


なんとも言えない光景ですよね

天空の城ラピュタのモデルとも言われているがラピュタの完成された年の方がこちらが観光可能になった年のだいぶ前なのでその可能性は低いらしい
世界観が似てるんでしょうね



壁や門などのレリーフなど見事なものも見られる




ああ ぎっくり腰にもめげず 自分の脚で歩けるうちにここに来られてよかった



天然のブランコに興じる熟年夫婦たち




周囲の農家の牛たち
この国の牛たちはみんな痩せていた 
働かせられるからですbyガイドさん


近くの店にはこんな瓶に入った液体も売ってる
これ なんだと思いますか?
ガソリンです。 これを買ってバイクに給油するんだそうな
危ないな~
簡易ガソリンスタンドって所でしょうか?



空港に着く
アンコール遺跡群ともお別れ


なぜか遅れるベトナムエア




またハノイに戻ってきたところ 
イケオジなキョージュ 海外慣れしててやたら頼もしかった(後ろを見ないでどんどん行っちゃうのが玉にきず)


二人のメンズの靴がボロボロで今にも崩壊しそう
二人の共通項は「服装にかまわない」ってことでした



空港の外に出たとたん
あの喧騒が・・・
とにかくカオスなハノイの交通事情です
道を渡るのも命がけ



今度のホテルは2022年創業だったかな?
シェムリアップのホテルとはだいぶ趣が違って 今風にスタイリッシュ












iPhone充電なんかには便利だった



カンボジアもそうだったが 歯ブラシや櫛などは木製 
なるべくプラスチックを排除するつもりらしいが 密林の中にペットボトルやプラスチック容器など結構捨ててあってやだな~と思いましたよ


TOTOのウォシュレット!
沸き起こる愛国心! TVはLGだった



clean the room や  do not disturbなどの表示もこのパネルで行う
札をぶら下げる方がわかりやすいけどな~


コーヒーメーカーも今風



このホテルの朝ごはんのブッフェもとても美味しかった
フォーもクロワッサンもベトナムとフレンチをいったりきたりして食べられる 野菜や果物も豊富
東南アジア食 飽きないな~







この日は市内観光へ
続きます(がんばろう)
コメント (4)
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