局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

パウル・クレーでよみがえる

2011-07-31 21:31:09 | 見る(映画 劇場 美術館など)
更新が滞ってしまった。

なぜかここのところ懐かしい人たちから連絡があって 久しぶりにお茶しようとか食事しようとかで出かけることが重なった。
(ジジイ合コン第4回もあった) けどそれはまた後で。

ムスコの塾友母や娘の幼稚園母友などともお会いしたけど、みんなそろそろ社会人としてがんばってる話も聞いたり、絶対順調って想像していた優秀だった男の子がなぜか大学も辞めて引きこもっているという現状を聞いてびっくりしたり・・・
また自分の友人の一人の身の回りに大変化が起こっているようで、それがどうも良い変化に思えないけど、口を挟む立場でもないから歯がゆいな~って思いながら周辺の噂を聞いて心がざわざわしたり・・・

そんな中でなんとなく思うこと多くていつものように能天気にパソコンに向かってつづる気持ちになれなかったのよね。

息子が引きこもりになっちゃったってお母さんの一言 「こうなると子供って苦労の元ね。幸せももらったけどこんなに苦労するんだったら、人生って何かにつけてかかわりってものが少ない方がいいのかもしれない・・・」なんて 聡明な彼女から発っせられる言葉とは思えないような言葉を聞いて その響きが未だに頭をぐるぐるしている。
「それを言っちゃおしめえよ」発言だけど、それほど追いつめられてるのかもしれない。家では腫れ物に触るように我が子に接しているんだそうだ。あああ↓

って なんとなく鬱々の気分転換に もうすぐ会期最後っていうパウル・クレー展に行った。朝一で一人で行ったので思ったより空いていた国立近代美術館。



 

この人の絵からは音楽を感じる。



買ってきた絵葉書をこの前のトンボと並べて作った空間に自己満足。

この柄でタイルを描こうって思いついたらちょっとワクワクしてきた。

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鱧尽し

2011-07-27 11:28:20 | 食べる
関東育ちの私が鱧という魚を食べたのはいつの事だったろうか?

幼少時の実家でも食卓に上ったことはなかったし、高校あたりで山崎豊子とか瀬戸内寂聴なんかの小説で読んで「なにやら高級そうなサカナ」というイメージだけは先行していたがその時も食べたことはなかった。
初めて食べたのはオットとの遠距離恋愛時代であった(遠い目) 関西の某都市に赴任したオットの所に遊びに行って、やっと一人前の給料をもらえるようになった彼がちょっと得意そうによく先輩に連れてきてもらうというカウンター割烹の店でごちそうしてもらったのが ワタシの鱧初体験であった。25くらいの時ですね。
その時は 「へ~ こんなもんか」としか思わなかったな。湯引きを梅肉で食べたんだと思うけど。
私にとっては夏の魚ってのは 「鮎」である。

とは言うものの・・・・

週末は某地方からの客人を案内して こちらの店に




 去年の晩秋は鯛尽くしのランチを食べ★  超満足した店である。

客人は「関東で鱧尽くしを食べるとはね~」などとちょっと心配そうだったが、この店は京都出身のグルメマダムも「あっちで頂くよりおいしかったわ~」と言わしめた所である。
乞うご期待!

 先付はくじら豆腐 上品な味だった

 この白みそのお吸い物は絶品だった あま~い京味噌にプルルンとくじらとジュンサイが入り 薫り高い山椒がそれを引き締めてる 味のハーモニーに陶酔させられた。

  湯引きは二種類(調理方が違うらしい)お醤油系の出汁か梅肉 二杯酢につけて頂く

 焼き物はいろいろな野菜を入れた賀茂ナスの田楽 エビやアボガドなども入っている 田楽味噌もおいしい

 そのあとは隣のテーブルにこんな火鉢が出てきて 板さん自らここで焼いてくれる。
鱧 万願寺唐辛子 小芋

 こうやって食べると濃厚な味が醸し出される鱧

しかしこの辺で私の胃袋はそろそろ限界を告げてきた。 先ほどの賀茂ナス田楽がたっぷりあってそれを半分にしておいたのだが、それでも限界に近い。客人に鱧肉を半分強制的に食べてもらい次に備えたのだが。

 次は鱧寿司 これもおいしい~ が 一個の半分しか食べられず

 しかしこの冷やした冬瓜の葛あんかけはがんばり(おいしかった~)

 「次は鱧のお茶漬けですけどどうしはりますか? ホンのお味見くらい作りましょか?」という板さんの計らいをありがたく受けてはちきれそうなお腹にもかかわらずがんばってお茶漬けのホンの一口もいただいた。

 デザートは桃のシャーベット

 最後にコーヒー(お茶でも可)

いや~ 美味しい~ お腹いっぱい~~ の大満足のディナーであった。

そしてここのおもてなし、お料理を運んでくれるのはスレンダーな京美人のマダム。はんなりとした京ことばで料理の解説をさらっとしながらちょうど良い間合いで供してくれる。
そして火鉢で焼いてもらっている時に板さんと話をしたのだけど、以前来たときの鯛料理の話になって 「蕪と鯛の炊き合わせが忘れられなくて なんて話したら 「ああ あれは美味しいです!」と素で喜んでいるって感じの受け答え。それからまた献立の話になると 「あれもおいしいんですわ そそこれもおいしい・・・」と言ったあと 「自分の料理をこんなにおいしい おいしいって言うて怒られますわな~」と笑っていたが、ホントに料理好きで自信もあるんだなって感じられて楽しかった。

あとここの良いところはアルコールでぼったくらないこと。ビール、日本酒、ワインとそう品数は多くないながらもそろっているのだが、ワインもそこそこのものがボトルで3500円程度。ありがたい値段設定である。超有名イタリアンでハウスワインを飲んだらグラスで4000円だった(しかもランチだとさ)と憤っていた(飲んべの)客人だったが「この値段設定は信じられないな~」と言っていた。

帰りには さっき私が食べきれなかった鱧寿司をちゃんと小さなおみやげにしてくださった。

この紙袋が高山寺柄で可愛いこと。最後まで気配りに感動しつつ店をあとにした。

ここは今年の某グルメガイド誌で★だったらしい。別にそこがいくら★つけてもありがたがるわけじゃないけどね。以前何食べても不味いと思った和食屋が★★だったので唖然としたことがあった。
ヨーロッパのタイヤ屋に日本料理がわかるかつーのよ。 自分の舌に合ったものが一番ですね。

ここはまた訪れたいものである。








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指輪完成

2011-07-24 22:11:53 | 家族あれこれ(犬も含めて)
ドラ結婚までの道vol.?

婚約中のムスコカップルの指輪 今日できあがりました。

この辺にいきさつあり。

☆  ☆ 

いかにも婚約指輪にふさわしいこんなケースに入れてくれた。





0.7キャラット 無色 VVS1 ブリリアントカット ドラ予算内で申し分のない石を探してくれた友人に感謝。 仮に二人が最初に指輪を見に行った ハ☆ーウィ★ストンで買ったらこの品質の品は逆立ちしても手に入らなかったであろう。



M子ちゃんの華奢な指にとてもよく似合う。



何だかいよいよって気になってきた。

式も来春に決定。その日まで事がなく平和に過ごせますようにと今は思うのみ。オットの母も実家の両親も大好きな孫のために元気で出席できるといいな。

この先準備でバタバタもあるだろうけどなるべく若い二人にまかせて乗り切らなくちゃね。
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二年越しの物欲

2011-07-22 23:20:28 | 日々の生活
二年前の夏、伊勢丹だっけ東急だっけか忘れたが、ある帽子を見つけた。
オーストラリアの女性デザイナーのラフィアっていう天然素材でできている帽子。
ちょっと手に取ってみたら軽いし、色んな形になるし、色も素敵。買おうかな~と思いつつ値段を見てびっくら 確か20000円台後半だったと思う。
(タカガムギワラボウシニコンナニダセルモンカイナ) 
「お似合いですよ~」などと買わせる気満々の店員が近づいてくるのを尻目に未練を残しつつその場を去ったのであった。

しかしその帽子の印象は強く残り、それに結構定番としてはやっているらしく、街でその帽子をかぶっている人はいちいち目につき、「いいな~ 欲しいな」と思いながら早二年たったのであった。

そして今年の夏。
梅雨明けが早かっったせいでいつもにまして強すぎる紫外線。

ムジでサンバイザーを買ったはいいけど  つばが前だけだから首筋の日焼けがが気になる。

そして去年までその対策にかぶっていた帽子はいたずらGに壊されているし、



やっぱりツバが広いのが欲しいな~ 自転車に乗る時は日傘はさせないしと思っていた。

そして数日前、夜中に目が覚めてなんとなく携帯で色んなサイトを見ていた時、このあこがれの帽子が3日限定だかのセールで売り出されているではないか?
ほっ欲しい・・・と思った私は携帯に飽き足らず、ガバっと起き上って夜中にパソコンを立ち上げてそのサイトにたどりつきレビューをチェックして信頼のおけそうな店と商品なのを確認して、色を迷いつつも決めて ポチしたのであった。

二年前に見た時のほぼ半額。まだ高いとは思うが、二年間にわたって物欲を維持できる商品ってなかなかないのが現状である。
「買ってよしっ」と自分に許した。

次の日の昼間、そのサイトからのメールも届き、商品もすぐに送ってくれるそうで届くのが楽しみ(デパートの品とあまりにも品質が違ってたら嫌だなっていう不安も)であった。

そして今日、手に入ったその帽子。

 

ラフィアの織具合もしっかりしているしあこがれのロゴ付布もきちんと縫製されていて、Made in SriLanka 100%Raffiaとあった。(USAのものは品質がイマイチのことがあるらしい) 
わ~い あこがれの ヘレン☆ミンスキー! しかも半額!

 

色んな形にできる。

しかもたためるスグレモノ



実をいうと私の身長から考えると少々大きすぎるんだけどね。紫外線よけという実用を考えれば仕方ない。
これが12インチというサイズのもの。
来年は10インチで色違いも買っちゃおうと決心。

ところでこの帽子を買うきっかけになった Gのイタズラ。

歯は生え変わってそろそろ色んなものを噛むのは終わる時期じゃないかと思うのだが(7か月)力が強くなった分なかなかやってくれる。



ゴミだし用のサンダルのなれのはて。







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掛け時計

2011-07-20 22:08:03 | 描く
新しいタイル作品



釉薬をかけてあるタイルにオイルで線を描いてそのあとスポイトと筆で色をいれる。
楽しかった。




次は何を描こうかと思っていたら、先生の作成中の作品が楽しかったので

これにしようかな・・・



夏にひんやり犬のお昼寝マットです。

こんなマットに家の二匹が寝転んでたら思わずニンマリしてしまいそう・・・






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この三日

2011-07-18 22:04:57 | 日々の生活
土曜日・・・

実家地方からこの前二日酔いナイトの時に  ☆  一緒だったKちゃんが上京してくるというので 東京組で歓待することになった。

最近気に入ってる代官山の店で



久々の馬刺し

親友A 舞台友N 皮膚科医G 兄代わりN オット ♂四人 ♀三人の組み合わせ。初対面のメンツもいたのだけどノリの良いメンバー 二次会は近くのダーツバーに場所を移して楽しい夜になった。
オットとはこの一週間は会議で名古屋出張などもあって6日ぶりくらいの逢瀬だった。
「あらお久しぶり」というのが夫婦の会話始め。
この場が盛り上がったので また秋にも集まろうとの約束もできた。


日曜日・・・

前日遅かったしで寝坊してあまりの暑さに引きこもる。外出は犬の散歩のみという局家にしては珍しい一日


月曜日・・・

5時ころ目が覚めたら隣のベッドが空だった。ああリヴィングのTVで女子サッカーを見てるんだなと思って私はそのまま寝てしまったが、朝起きて優勝していたのでびっくりしてしまった。



サッカー好きなオットにとっては夜中に起きて見守っていた甲斐があったであろう。
朝食の席でムスメも起きてきてみんなでダイジェストを見ていたけど、延長でリードされた時にはほとんどの人が「もうダメだ」と思ったことと思う。
諦めないで最後までがんばった彼女たちはエライと素直に思う。

ダイジェストと一緒に各地でのサポーターの様子もTVで映していたが、震災以来ロクなことがない最近のニュースの中で久しぶりの明るいニュースだから見ている人、ここぞとばかり喜んでいる様子がうかがえる。
オットも何度も見ていて今日の試合の流れすべてが頭に入っているみたいでやたら解説をするので「もういいよ」とまで言いそうになった。
「なでしこだと鮫島 アメリカチームは13と17番がかわいい」と可愛い子チェックもしていたようであった。(別にそこまでの解説はいらぬ)

余計なお世話だけどこれから彼女たちが帰国してさぞ騒がれることだと思うが、それは良いのよね。ただ総理官邸に呼ばれて菅さんが自分の手柄みたいな満足顔するんじゃないかと想像するとうんざりする。官邸より皇居に行って欲しいもんである。

それにしてもサッカーって私たちの年代の女性だとどのくらいが経験しているのかしらね? 確か小学校か中学の頃の体育の時間にほんの2・3時間はあったような気がするが、元々大きい球でするゲームは苦手なのでその辺でやってるフリをしてごまかしていたように思う。
だいたいヘディング。あんな大きなボールがすごい勢いで飛んでくるのを頭で弾き返すなんて想像するだに恐ろしい・・・
オットにそれを言ったら「お前にヘディングさせるなんて誰も思わないから安心していいよ」とのこと。
確かに今までも そしてこれからも私の人生でヘディングすることはないであろうw


午前中はそんな感じでのんびりすごしたが、元々出好きな局夫婦、二日も引きこもっては居られず、ちょっくら映画でも行こうかということになった。
ところが夏休み前ってのは子供向きの映画が増えてくるのでなかなか良い時間に見たいものがない。

都心に出られず 気軽に見られるものとオットが選んだのがこれ ↓



G・クルーニー主演の ラスト・ターゲット
エンドロールの終わった時にオットが
「わるい、選択ミス」と一言。
別につまらなくはなかったが映画館はしょぼかったし、作品はDVDで見れば十分だと思った。(イタリアの古代都市周りの風景は素敵だったが)
G・クルーニーのファンのための映画。
しかし彼もただでさえ濃い顔のところ皺とたるみの陰影の影響か「ウルサイ顔」になったもんだ。彼の場合はもっと明るい役どころでみたいもんであった。ファンの方すみませぬ。

その後餃子で有名な中華店で餃子と冷麺とビール、そのまま職場に行くオットと駅で別れた。






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最高気温を競う

2011-07-16 11:59:00 | 日々の生活
言ってもしょうがないが、暑い・・・・

梅雨空けが早いってことは夏至近くから高度の高い太陽光線がふんだんに降り注ぐっちゅうことですからね 日照時間は長いし紫外線はピリピリ肌を焼く。
ここ数日の東京の最高気温は32~33度だっていうけど、アスファルトの道を歩いていると上から太陽 下から照り返し そんな生易しい温度じゃないと思う。40度くらいはあるんじゃないだろうか?

東京でそんな状態だが、我が故郷はもっとすごいよ。
最高気温が毎日体温を超えている。
おとといだっけかは家の温水シャワーの設定温度くらいだった。

実家の両親が、心配なので電話してみた。

「まーず 暑いんね」 と開口一番母

「ちゃんとクーラーつけてるでしょうね? 熱中症に気を付けてよ。水分もちゃんととってよね。あと草むしりなんて絶対しないでね。草なんて生えさせときゃいいんだからさ」

「ハイハイわかってますよ。もう家の庭は草ぼーぼーだけどあんたに怒られるからほっといてるよ。でもね この前婦人会のボランティアでOO(公共施設)の花壇に花の苗を植えに行ったのよ」

「なぬ~~っ このクソ暑いのに! 婦人会ったってそのあたりの婦人会なんて婆会じゃん。誰か熱中症で倒れたらどうすんのよ?」

「それが倒れないのよ みんな丈夫だね(笑)。それに朝早く集まって涼しいうちに終わるからいいのよ。だけどまた今度花殻を摘むから集まるらしいけどそれはやめとこうと思ってね」

「あったりまえだよ! ママは後期高齢者で癌患者なんですからね。冗談じゃないよ、絶対行かないでよっ!」

「ハハハ あんたに言ったら怒ると思った。」

「それにさ、公共施設なんだからママたちがボランティアで駆り出されなくたっていいじゃん。そっちの知☆は公舎に女連れ込んで不倫してたんでしょ。そいつにやらせろ!」

「そそ 全くみっともないよね~ この辺が全国ニュースになるのってロクでもないことばっかりだよ」

「ホントだよ 最高気温とかばっかだよね」

「でもどうせなら0.何度でホニャララ(隣県)に負けるんだったら日本一になりたいってみんなで言ってたよ」

「そんなもんで勝たなくてもいいよ、まったく」

ホント、我が故郷の女性(婆)は強いよ・・・


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母も描いたら娘も描いてた

2011-07-13 23:04:30 | 描く
ちょっと久しぶりにタイル。

以前作っていたモザイク画が仕上って型にはめ込んだ。



玄関に置くキーケースの出来上がり。

これは素焼きのタイルに鉛筆で2・5mmマスを書いてそこにスポイトで絵具を点状に置いていく技法。
鉛筆部分が絵具をはじくので焼成後はモザイクのような味の作品になる。

細かいけどチャイナペイントに比べりゃ鼻歌まじりでできるんです。

今日はまた新しい技法に挑戦した。

粘土を練って



注射器みたいな器具に入れて



直径1mmくらいの細い紐状に絞りだしてそれを輪郭にする。



これを一度焼いてからその輪郭線の中に今度は色絵具を入れてもう一回焼く。

なかなかポップな作品になりそう。


     * * *

ところでご近所の女流画家友人、自宅でパステル画教室を開いている。私は不定期だけど時々参加させてもらっている。
こちらはもっと自由度が高くて色で遊ぶっていう感覚。

7月11日から20日まで某空間で展示することになった。 絵を通しての被災地への祈り エールが今回のテーマである。



ここのところ私はサボり気味だったのであまり満足のいく作品じゃないけど



月曜日 何人かの有志と会場に展示に行った



16人の男女、年齢さまざまの人たちの絵(その数100枚以上)が飾られたところは壮観である。



節電で照明をしぼっている施設の中でそこだけ明るさを感じませんか?
ある種エネルギーを感じる空間になった。


   * * *

一方 母がこんなことをしているうちに

ムスメはこんなデザインを作っている



だんだん描く絵がこなれてはきたものの さあどうなることやら・・・



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面白かった 宙組

2011-07-11 23:30:59 | 見る(映画 劇場 美術館など)
そりゃー観劇は好きだけど、たとえば宝塚にしても全組見られるにこしたことはないが、時間とお金の制約ってものがあるので 今好きなトップの組とか好きな演出家のものとかを選んで見に行くわけです。
それにしたって、全部が全部「あ~良かった」と言えるものばかりではないし、(なんじゃこりゃ)とか酷い時には(チケ代返せ)と内心思う時もあるのだ。

土曜日(9日)は舞台友Nが VISAカードの貸切でS席だけどいつもより安いよとのこと トップ二人は好きだけど日本の時代物だしはっきり言ってハズレたらむなしいな~と思いながらも「いつもより安い」に惹かれて行った観劇であった。

ところがところが 面白かったんですね。



美しき生涯 石田光成 永遠の愛と義

脚本と演出家って私の記憶だと一人の人と言うことが多い宝塚だけど 今回は脚本が大石静氏 演出が石田昌也氏という珍しい組み合わせ。
それが新鮮だったのだろうか? 

比べちゃ悪いが 前回見た花組の愛のプレリュードのごとく脚本の酷さ、話としてあり得ないだろ? べたすぎるだろ? 破たんしてるだろ?ってことも時にはあるのが宝塚である。いくら演者ががんばってて、それが自分のひいきだったとしても話が面白くないと私は楽しめない性質である。 だけど昨日のは良かった。

石田光成が淀君と愛し合ってたって史実があったかは知らないし 石田光成役の衣装や髪型も史実としてはあり得ないものかもしれない。



だけど日本の伝統芸術としての位置を確立されている歌舞伎の世界だって史実のデフォルメとか現実とは離れたところの様式美はよくあることである。
宝塚は宝塚としての様式美として見ればこういうのもありだな~とつくづく思った。それほど面白かったのだ。

ショーはルナロッサ 日本の時代物から舞台が中近東のエキゾチックな雰囲気へとガラリと変わりそれはそれで面白かった。



そしてこの組のジェンヌさんに言及すると トップの大空雄飛さん。回を重ねるごとにトップらしくなってきて頭の良さが感じられる人。ただ歌がね~ ちょっとだけ音が上がりきらないところが時々いらつくのである。
しかしあの顔の小ささ 足の長さ クールな雰囲気は素敵である。

そして今回つくづくすごい役者だなと思ったのが 娘役トップ 野々すみ花さん

青年館だっけか この人が初めて主役をしたのが確か舞姫のエリスだったと思う。その時もまだ年も若いのに抜擢といわれる配役だったらしいがそれが上手だったし その後銀ちゃんの恋で大空さんの相手役 それから組替えしてあっと言う間にトップに上り詰めた女優さん。

うまい・・・ 演技も歌も踊りも

以前はせりふ回しが大げさすぎるなって思った時もあったが今回はそれも感じなく 堂々としてあたりを払う演技であった。



超美人ってわけじゃないんだけど(ジャクリーン・オナシスとか池上季美子っぽいヒラメ顔美人)演技によってものすごくきれいに見える。



ヅカ歴 何十年というNも
「この子は 北島マヤだよね」とウナっていた。

そしてショーの時はいつも男役を追って見ているオペラグラスの先は今回に限ってつい追ってしまうのは彼女であった。
それほど男役をも食ってしまうのである。
100人舞台にいても彼女の存在は際立つであろう。ダンスの時にドレスのスリットから見える足もほれぼれするほどきれいなこと・・・

この日はNとMちゃんMちゃんお嬢という組み合わせで見たのだが、
「あ~ 良いもの見たね」とつくづく満足して、劇場を後にしたのであった。
これだからヤメラレナイのよね~











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夏シーズンの着物の会

2011-07-10 00:41:04 | 着る
着物の会の年度は7月初旬で終わる

それから9月いっぱいは休みで新年度は10月から始まる。
この酷暑の東京で着物を着て出かけるというのはよほど覚悟がないとできることじゃない。
私も6月に単衣を着ただけですでにうんざり。冬はとにかくもうこの熱帯と化してしまう東京の夏に着物ってのがそぐわない衣服になりつつあるのは残念である。
だってホントに暑いんだもの。
薄物をきて周りに涼を運ぶような夏のいい女を演出したかったのだけど・・・ムリ

そして年度末としてその一年の集大成としてその年に練習した帯結びの発表会などが行われる。



私も前日 娘に体を借りて練習して挑んだのだが今年のデキは今一つであった。(娘と当日のモデルになってくれたおばさんのウエストサイズが違いすぎたのもあった)

そして最終日の先生の講義は恒例の ヒロインの着物シリーズ。小説の中のヒロインの着物をとりあげながらその作品や作家について語ってくださる。それがまた楽しみな講義のシリーズである。
 
今回は 三島由紀夫の小説 宴のあと を取り上げての講義だった。
この小説は実在の政治家をモデルとして書かれたと言われ、プライバシー問題で裁判にもなったいわくつきの小説である。

革新から東京都知事に立候補した野口雄賢とその愛人の料亭のおかみかづ
そのかづの着る豪奢な着物の描写

 かづは藤鼠の江戸小紋の着物に、古代紫地に菊花菱の一本独鈷の帯を締め、錆朱の帯留に大粒の黒真珠をつけた。こういう着物の選び方は、豊かな体を引き締めて、すっきりと見せるのに役立った。

彼らの恋はきわめておもむろに進行し、二人がはじめて接吻をしたのは、正月にかづが野口の家へ年賀に行ったときであった。かづは青磁の地に細流れを白、蛇籠を銀、姫小松を緑のぼかしで染めた一越の着物に、銀鼠地に朱と金とでおおきな伊勢海老を縫い取った帯を締めていた。ミンクのコートは脱いで、車の中においた。

これだけ見ても三島がどんなに女性の着物についての知識とこだわりがあったかうかがいしれる。この小説を書いた時、彼は29歳。どっちかと言えば地味だった母親の着物だけ見ていたのではとうていこんな描写はできなかったろう。この影には赤坂料亭のおかみマダムxと呼ばれる存在があったらしい。

話は宴のあとに戻るけど、その後かづは野口の愛人となりそれを世間に知らしめるために野口の野の字を着物に染め出す工夫をする

 黒の鶉縮緬に白抜きで土筆と蒲公英を附下に染め、それに金泥で陰影をつけて春の「野」をあらわした。旅らしく萌黄の間道の帯に 雲絢模様の帯留をした。滝縞の地紋のある素鼠の羽織にはぶどう紫の裏をつけたが、この羽織裏に趣向をこらしたのである。

その後革新政党から都知事に立候補した野口の応援に奔走したかづは選挙期間中はわざと地味で野暮ったい着付けをしていたのだが、投票日には二人連れだって投票所に向かう。その時のここぞとばかりの晴れ着の描写。

 銀鼠の三本絽に鵜飼のけしきを染めた着物で、鵜は漆黒に、篝火は深紅に燃えていた。絽つづれの帯は浅黄地に銀糸で下弦の月と薄雲の刺繍を施し、これにダイヤの帯留を〆た。

これぞマダムって感じの着こなしの描写。そしてその時々の着物を選んだかづの心情。
やはり女性の着るものと心情ってのはシンクロしているんだな~と思って読み進むうちに、これを書いた三島の年齢を改めて思い返して愕然とする。やっぱり天才だったんですね。(マセタガキだったともいえる)

そしてこの小説は確か10代終わりか20代初めくらいに読んだ覚えがあるが、その時には筋だけ追っててこのような着物の描写は読み飛ばしていたと思うし読んでもまるでわからなかったであろう。今読むと 些少なりともその豪奢な着物の様子が想像でき、それを選んで着こなす、世慣れているが、純粋に野口を愛したかづの心情も思い図ることができるようになった。
昔読んだなって本も 年とってみて改めて読み返すとまた面白いと思う気づきがあるものですね。
そういう点でも刺激になるのよね、この会は。(夏に着物を着るのはかんべんしてもらいたいが)


そして昨日は一年無事に終了できたことを祝して、係りの打ち上げランチ会だった。毎年すべての会員のミニエッセイや着物に関する知識やその年度の研究をまとめた冊子が作られるのだが、私は今年度はこの編集係りをしていた。なぜかブログには書かなかったが、原稿集めやら校正やら割り付けやら、初めての経験だったし、ちょうどその作業が震災直後だったのでなかなか大変だったが 無事にその冊子は出版できたのである。その同じ係りだったオネエサマたちと。



和食のランチをいただき

その後はこちらに

   

この文豪は晩年をこの地で過ごし、その死後、遺族が調布市にこの邸宅や遺品などを寄付なさり、現在は記念館と公園になっている。

広い屋敷と庭が公園。四季の花が美しいらしい。この日はちょっとしおれきみの紫陽花だったが、今度は花菖蒲の時期にでも訪れてみたい。


  

この日は日差しはそれほどでもなかったがとても蒸した日だったが、緑と水があると大分暑さは収まるもんだった(蚊には襲われたが)



直筆の原稿や絵も見ることができる。文学 美術 多岐にわたって活躍した人なんですね。

気づいたら彼の作品って高校の教科書くらいでしか読んでない私。この辺の志賀直哉とか有島武郎とかの作家の作品ってどうも敬して遠ざけていた傾向があるって気づいた私。

この日も学習院で同級だった志賀直哉(年上だけど留年してきて仲良くなったそうだ)とのツーショット写真で「へ~志賀直哉ってイケメンじゃん」 「美しき村運動ってヤマ☆シ会みたいなもんなの?」くらいしか感想が持てなかったわが身を反省するとともにもうちょっと体系的キョーヨーをつけなければ と心に誓ったのであった。















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またもや宝物

2011-07-08 23:32:21 | 日々の生活
 先日大理石にエッチングという作品を手に入れたばかりなのに  昨日はまた一つ宝物が増えた。

⑦パパさん & 広島の楽しい大人たちによるインターネット放送関連より。
新進気鋭のピアニストのサインである。



普段オットが帰っている時にはパソコンをつけないでいるのだけど、昨日はその通例を変えてリアルタイムでインターネットTVを見ていて良かった。
途中オットも場面をのぞいたが AKB奥様を見て 「美人だね」と一言言ってあとは関心を持たなかった模様。前の日職場に泊まりでヘロヘロに疲れていたのでそれ以上詮索をする元気がなさそうだったのは幸いであったw

ってことでリアルでパソコン放送を見つつ 一応チャットもできるようにスタンバイしていたのだけど、アカウント登録はずいぶん前にしたもののまるで使ってないツイッターだし、昨日は見るだけ見て楽しもうと思っていたのだけど。

⑦パパさんがクイズを出して正解者にまみちゃんのサイン色紙をあげるって言ったので ついのってしまった。
だいたい⑦パパとはブログ上で知り合っていったい何年だろうか?リアルでもお会いしてが、その前からの付き合いも長い、お互いのブログも読んでるので、こちらで通り一遍に付き合っているリアル友達よりも色々事情は知っているんだから わかるに決まってるじゃんという出題であった。
それを答えていいものか迷ったがやっぱり彼女のサインは欲しいし正解してサイン色紙をいただけることになってしまった。
全国のマミちゃんファンの方、かっさらってしまって申し訳なかったですねえ。

今度広島に行ったらいただきにあがるので お預かりしてくださいませね。

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ムスコからのお中元

2011-07-06 23:53:47 | 日々の生活
家の(ドラ)ムスコ、どうしたわけか去年からお中元を贈ってくるようになった。

去年は  ☆ ブルーシールアイスクリーム36個であった 

そして今年はこれ

この所雑貨屋さんや量販店でよく売られているのでご存じの方も多いと思われますが



マッサージクッションである。

普段は表向きにしておいて普通のクッションとして使う



 (しかしPちゃんっていつでも寝てるよね)

マッサージしたい時には裏返して



好きな所にあてがって使う

ただモミ玉が4個ほど仕込んであって、それがぐるぐる回るだけなんだけど これが妙に気持ちいいじゃありませんか。

ソファに寝て首の下に敷いてスイッチオンしてTVを見たり本を読んだりしていると 痛気持ち良い刺激に恍惚となっているうちにたいてい眠りに落ちる。15分でスイッチオフになるので寝てしまっても安全である。ヒーターもついてるらしいので冬場も活躍しそうである。

オットは腰にあててやはり恍惚の表情をしていた。

そりゃー専用のマッサージ椅子にはかなわないけど、あんなデカいものを置くスペースはない我が家にとってはこのくらいで十分である。
手軽にマッサージしたいところに置けば結構体中対応できるってこともわかったし。
定価は1万円くらい? ドラは卸値くらいで手に入れたらしい。

仕事絡みの義理もあってドラも購入したらしいが、ありがたや。来年は何かな?









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ダメドラゴン

2011-07-05 23:07:14 | 様々な思い
友人♂で某エネルギー関係の会社勤務の友人がいる。奥さんも私の友達、彼女もバリキャリウーマンで日本中飛び回ってる人である。
今まで東京本社勤務だったのに運の悪いことに震災以前から東北の支社に単身赴任していた。
自分自身も被災者だし、会社の施設もダメージを受け、その後始末にほとんど休まず一月連勤。3キロ痩せたらしい。
わりに飄々、淡々としたキャラで仕事の愚痴をこぼしたり、誰かの悪口も言うタイプじゃないのに…
久しぶりのメールで(酔っ払いだったらしい)かなり 怒ってたよ。
その後携帯に切り替えてちょっと話したけど、TVであの上から目線恫喝場面を何度も眺めたらしく、そのたびに怒っていた。
彼はまだいい。大変な思いはしたものの単身赴任が終われば帰るところもある。
東北で生まれそこでこれからずっと生活するしかない人たち、なすすべもなくまだ避難所にいて遅々として進まない復興をなすすべもなく見ているしかないお年寄りなどの弱者はどういうつもりであの会見をみたのかしら?

公の権力を持たせちゃいけないタイプのオトコだね。くっだらねえプライドばかり高くて誰にでも威張りたがる人。
幸いにして私の周り 父もオットもムスコもあの手の威張りたがりオトコではない。
あんな風な下品な恫喝ができるって、どういう文化的背景の持ち主なんだろう?
ああいう恫喝ってステレオタイプのヤクザ映画の作られたやりとりには見受けられるが リアルでああいう発言をする人がいるってことにもホンットに驚いた。

それが閣僚だったってことが今の日本の悲劇ですね。辞任後の会見や後任選びももう呆れるしかない。千石氏にも断られたらしいね。
ホントに人材不足の党ですこと。

ああいう人の奥さんってどういう人なんだろう?
おとなしくてひたすらダンナの横暴に耐えてつくすタイプか、ダンナの地位と財力をたてにしてデパートの外商なんかにとんでもない我が儘言うタイプかどっちかな気がしますけどね。(どうでもいいんだけどさ)

自民党の谷垣さんなんて決して頼りになりそうな気もしないでもないけど、ああいう下品さや威張りたがりのところがないだけどんだけましだろうってつくづく思った。
やっぱり今の政権与党は嫌い。政治主導なんて100年早いんじゃないでしょか。

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トンボの種明かし

2011-07-03 00:53:05 | 描く
実は 昨日アップしたトンボ  ☆ は  この方 S氏☆  の作品である。

大理石にエッチングした作品。 

その個展が矢来町のすてきな画廊で開催されている。





へ~ ここが新宿区? なんて落ち着いた住宅街を歩いていくと こんな空間が・・・

この隠れ家感がなんとも言えず・・・

はがきの案内に 「大理石を刻んだ描線は、独特の風格と趣をたたえています。」とあったがまさにその通り。
繊細で時には大胆に描かれる 昆虫 魚 神話の人々 象形文字などの独特な世界に魅せられた。

そう ここで一目ぼれしたトンボちゃんを買ってしまったのである。



この画廊、お隣と中庭を隔てて庭伝いに行き来できるようになっていて、そこはまた隠れ家のような喫茶店になっている。




S氏はそこで やはり作家友達と昼ビール。
私たち(タイル友 昼行燈 私)も一緒に昼ビール



ここも落ち着いて素敵な空間だった。そしてこちらのオーナーマダムの焼くお菓子が絶品。
コーンミールを使った塩味のスコーンをいただいたが こんなおいしいスコーンは初体験であった。

S氏は先日ポル☆ガル大使館より賞も授けられ、その作品は海外で評価されてるらしい。実は日☆橋駅にもタイル作品が飾られてるんだそうだ。

でも、全然偉ぶらないし、芸術家らしい気難しそうなところが全くない。

それどころか・・・・

S氏 この日は約束があるらしい。前回の個展で彼の作品を気に入ったというどこかの社長さんがいらして食事をご一緒したいとのことだったらしい。
それが 気が進まなくてどうしようもないらしかった。
「知らない人と食事なんてしたくないよ~ 」「それを聞いてからこの一週間ずっと気が重いんだよ~」

画廊のオーナーから
「そんなこと言わずに、ちゃんと会ってくださいよ。」と釘をさされているがホントに嫌そう。

「初対面の人っていやなんだよね、ああ帰りてえな」

「今日がSさんの社会人になれるかどうかの日なんですよ(笑)」

「なんだよ~ 今日が俺の分水嶺かよ~ これから社会人になれるかの分かれ道かよ~」

あんまりおかしいので

「じゃ もう一方の道はどこに行くんですか?」と突っ込んだら

「そりゃ~ 今まで通り 気ままに好きなことして生きてくって感じ・・・ かな~」

その後も嫌だ嫌だとずっと言っているのをみんなでなだめていたのだが・・・



S氏の後ろ姿 上半身はTシャツと言うか ふつ~のBVDかなんかの丸首シャツである(海老蔵スタイル) これで仮に料亭かなんかに連れて行かれたらどうするんだと余分な心配をしてしまったが まあいいや。

そしてそろそろ帰ろうと言う時に その社長さんが現れた。真面目そうな紳士であった。

「私はポ☆トガルが好きでしてね~」なんて話し出したので、私たちはお先にと失礼したら

「ぼくもそこまで送ってきます」とS氏は社長さんを残して私たちについてくるではないか・・・

「ダメですよ お客さん置いてきたら」

「いいよ 駅まで送るよ」

「いえ 私たちこれから夕食食べますからいいですよ」

「じゃ 僕も一緒に行く」

「ダメ 戻ってください」

「じゃ 100円貸して 家に帰る」

まるで駄々っ子である。 タイル友が

「さ、戻りましょうね」と言って画廊に押し込まなければホントにばっくれたかも。

やはりゲージュツ家っていうのはおもしろい人種だね。


その後 タイル友の予約していた居酒屋で女子会

 


素敵な町である。 神楽坂

ここは美味しい店は多いのだが、選択により和食とかフレンチだとわりに高くつくこともあるが、

この店はお値打ち しかも メニュー全部がおいしかったな

 突出しは焼いた枝豆

 有機野菜盛り合わせ ゴマだれ絶品

 チーズの味噌漬け つまみにぴったり まだ二日酔いの記憶が新しくワインは自粛したのだがw合うだろうな~

 自家製がんもどき 外はカリカリ 中はふわふわ

 出し巻卵 これがおいしい店ってたいてい他のものもおいしいね

 〆はこのサケとイクラのはらこめし
セラミックの釜飯 これがまあ美味しかったこと。1.5合の新潟産コシヒカリ。量もたっぷり 

この日のアルコールさっき画廊の隣で飲んだビールとこちらでサワー二杯

ちょうど良い加減に回った頭と満足のお腹で お宝のトンボちゃんを得た満足感とともに家路についたのだった。

トンボちゃん、どうやって飾ろうか 額装しようか いっそのことこのまま壁に貼っちゃおうかなどと 今考慮している。

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宝物!

2011-07-01 09:05:18 | 日々の生活
昨日GETした。
なんとも繊細で上品なトンボ
詳細 のちほど
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