局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

上野界隈

2014-10-27 23:10:39 | 
珍しくオットが朝一で歯科の定期健診予定以外 何もない日曜日。
早起きしてしまい手持無沙汰である。
ここでグズグズしているとすぐにお昼になってしまうところだけど、この日はちょうど良い気候、雨も降りそうもない。
オットの検診が済み次第 駅で待ち合わせてどこかに出かけようってことになった。

そこで、ずっと行きたくてもなかなか行けなかった谷根千(谷中 根津 千駄木界隈)散歩に行くチャンス!

東京生まれ 東京育ち(大学だけ都落ち)のオットだが、どっちかと言うと東京は南西方面に縁が深く、この界隈は車で通りこそするが、ブラブラしたことはないみたいである。私もあまり縁のないところ。

オットの検診の間の一時間で、朝食の片づけと洗濯物干しとシャワーと化粧を終わらせ、パソコンでざっと界隈の見どころを調べてプリントアウトして、駅に急ぐ。

自分のしたい遊びの時の能率の良さは大したもんだ。これが仕事かなんかに向いていたらワタシも一角のキャリアウーマンになっていたに違いないw


日暮里駅で降りて(この駅もほとんど降り立ったことのない駅である)



谷中墓地のほうに向かう



あたりの商店街はなにやら昭和の香り



案内図が欲しかったので商店街の入り口の鯛焼きやさんで鯛焼きを買って地図をもらう。焼きたて鯛焼きはさくっとして美味しかった。



鯛焼きやの隣の路地。この界隈はこんな風なバイクも通れないくらいの路地があって、それがなかなかの風情をかもしだしている。
オットは路地が好き。






朝倉彫塑館



岡倉天心記念公園 回りのアパートの洗濯物が良い感じ





この日はちょうど芸工展(町じゅうが展覧会場)という催しで、色んなところで色んなことをやっていた。



手作り工芸品とカフェとか







道路にテープでナスカの地上絵みたいなものを画いたり とか



なぜか丸太をのこぎりで切るイベントとか



人形劇とか

小さな音楽会なんかもそこここでやっているようで、それも現役芸大生、大学院生などがタダかとても安い料金で聴かせてくれるようで、なかなかお得なイベントだった。


またこの界隈はとてもお寺が多くて





昔ながらのコンサバなお寺もあれば



定食屋?と韓国料理屋と並んで 不思議な風景をかもしだしているところや



これってデザイナーズマンション? と思えば足元に卒塔婆があってお寺と知るような、やたらモダンなお寺もあった。



谷中銀座はかなりの人出で、有名らしいカフェやお惣菜やさんやお弁当屋さんは行列ができていたので、絶対並ぶのが嫌いなオットはさっさと通り抜けて脇道にそれる



竹工芸の専門店でこのスプーンだけ買った。口当たりがとってもよいこと。



ステキなパン屋のウインドウ





小さな美術館



ここはなんだっけかな? 普通の家かと思ったけど何かのギャラリーだった。ステキ!

ブラブラ裏道を歩いていたらお腹もすいてきたので、根津駅の近くでランチ



リーズナブルなうな重 おいしかった。


更に歩いて湯島方面へ 旧岩崎邸庭園へ 







ちょうどボランティアのガイドの方(70代後半?♂)が案内を始めていたので、その団体にもぐりこんで一緒に説明を聞く。
当時の技術の粋を集めた建築物 ここはワタシは以前友達と見たことがあるのだけど、その時に気づかなかった色々なものの説明が勉強になった。

洋館もさることながら、もう再現はできないのは和館のほうらしい。これに使われた木材が今や手に入らないのだそうだ。そのくらい逸品の木材が随所に使われているらしい。

ガイドの方の説明を聞いて残念だったのが、この邸宅は太平洋戦争後、GHQに撤収されてずいぶん無体な使われ方をしていたそうだ。
洋館の方の素晴らしい壁紙にはペンキが塗られ、閉め切られた和館の橋本雅邦によるふすま絵は湿気で退色してしまっている。三菱の家紋の形の釘かくしは本土に帰る際の土産としてはがし取られてしまったそうだ。

ああ、もったいない・・・

戦争は悲惨、そして、それまで築いた文化が容赦なく蹂躙された敗戦という時代ってのはつくづく悲惨。負ける戦争ってのはするべきじゃなかったのだろうけど、いくら敗戦国だからって好き放題にされすぎていた過去ってのを私たちは忘れすぎじゃないだろうか? いつまでもやられたことを(あることないこと含めて)しつこく言い募る国もあるのに・・・ 
日本人ってさっぱりしすぎてるしお人よしすぎるよな~ なんて思ったりもした・・・

小一時間のガイドつきツアーが終わって(このツアーおすすめです タイミングがあえばぜひ)ちょっと疲れたので和館でお茶。



ワタシが頼んだお抹茶セット



オットが頼んだ小岩井牧場のチーズケーキセット

重要文化財中でお茶飲めるってステキ



さて、そろそろ帰ろうと今度は御徒町まで歩く。

ついでに夕食の買い物でもしようとアメ横へ



すごい人出



懐かしいあまちゃんロケ地



オットが見たがったセンタービルのアジアンマーケット 
この地下に足を踏み入れたとたんににどこでもドアをくぐって東京からソウルか上海の市場にワープした気になる。
上海かにはじめ、中国食材。 豚の喉管なんてあまり見たくないものもある。
タイやベトナム料理の調味料や缶詰なども並ぶ。

おもしろかったが異文化の熱気というか、もっと直接的な生ものの臭いに負けて 早々に脱出して、地上の店で中トロのさくを買って家路に・・・

この日の支出は 交通費と昼ごはんと岩崎邸お茶(一人2000円くらい)竹のスプーン(300円×3)中トロさく(1200円)岩崎邸入場料(500円×2) たい焼き(140円×2)

いいオトナが二人一日遊べたにしてはリーズナブルだったのではないでしょうか?

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エリザベート 花組

2014-10-23 22:35:18 | 見る(映画 劇場 美術館など)
舞台友NとMちゃん いつもの観劇トリオで



今回は「もしかしたらチケットとれないかも・・・前日じゃないとわからないんだけどダメな時はごめんね」と チケット取り名人Nが言うほどの人気公演だったらしい。
ダメだったら残念だなぁとあまり期待しないように待っていたが、さすがNの実力


8列目、ほぼ中央という良い席で見ることができた。

当日券の立ち見席をとるための徹夜組も出るくらいだったらしい。
どおりで こんなに幕間のトイレに並ぶ列が長かったのは初めてであるw

トート役、明日海さんのトップお披露目 エリザ役、蘭はなさんの引退公演である。

エリザベートは東宝、宝塚各組で何度見ただろうか?
初見のトートが東宝の山口御大、インパクトあったのが城田くんだったため、トートというのはデカいイメージが定着していて、どちらかと言えば華奢な明日海さんのトートに観る前には違和感があったのだけど

嬉しい誤算。今回は今回ですんごく良かったのである。
黄泉の帝王(またの名は死)トートを人間の範囲外の美しさで描けば、明日海さんの美しさはまさにぴったりであった。あの切れ長の目での流し目の色っぽいこと。その目を笑わせないで唇だけで微笑む氷の微笑。
このトートはこれで一見の価値。
そして失礼ながら こんなに歌うまかったっけ?と思うくらいのお歌の上達。

サワリ ご覧くだされ↓

花組公演『エリザベート-愛と死の輪舞-』


それと、他の方たちもそれぞれ良かったけど ワタシがやられたのは フランツ・ヨーゼフ(エリザのオットのハンガリー国王)役の北翔海莉さん。
円熟の演技も上品だし、何よりその歌、歌、歌!
特にラスト近くに 年老いた彼が妻へ 人生のゴールは寄り添いたいと懇願する 「夜のボート」の熱唱。焦がれるフランツに最後までエリザベートは応えず、二人の気持ちはすれちがったままである。
その切なさと愛をこめての熱唱
この方ってどんな音程でも安定感があって伸びがある声で聴かせてくれる。
いつまでも 何度でも聴いていたい歌声。

この熱唱を聞けただけで、あ~この劇団(時には昼寝させてくれることもある作品を繰り出してくれるが)に少なくないチケット代をつぎこんできて良かった。
この瞬間にこの客席に居合わせて幸せ~ と思えた。

ここまで思い入れを感じるのはワタシの場合は少ないんだけど。

ホント良かった。昨日から夜のボート他、この作品の歌が頭の中を巡って知らぬ間に口ずさんでおります。

♪たとえ 王家に嫁いだ身でも 命だけは預けはしない
私が命委ねる それは 私だけに~
私に~♪
(掃除しながらの鼻歌にはちょいと重いが)

もう一度 この組でエリザ見たいけどほぼ無理だろうから、youtubeのはしごです。
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二週続けて孫行事~今週

2014-10-20 00:12:04 | 日々の生活
今日はお嫁ちゃんのM子が友達の結婚式に出席するため半日留守にすると・・・

ドラ一人で孫ちゃんと留守番はM子は心配、ドラは心細かったのか応援要請が来ていたので、引き受けるつもりでいた。
ちなみにオットも「俺も行く」と言う。
来ても役にたつのだろうか?という疑問はあったが、せっかくの日曜日、一人で過ごすのもつまんないだろうと一緒に行くことにした。

前日の土曜日、スタッフの女性が旦那さんの赴任についていって辞めることになったので、送別会に出ていたオット。
ちょうど始まる頃をみはからって「次の日があるんだからあんまり遅くならないでよ」と電話したら、出席していた人たちは「それは一大」事!」「そんなことなら早く帰った方がいいですよ!」と一時間で帰れたらしい。

「やっぱり女って赤ちゃんのこととなると一大事っていう感覚なんだなあ・・・ 二次会カラオケまでは付き合わされるのに、あっさり追い出されたよ」とオット
ちなみにオットの職場の女性スタッフたちはお祝いの品と一緒に こんなパネルも作って送ってくれた。初めてオットが孫を抱いた時の写真である。



「こんなの作ってくれるってことは、あなたもスタッフに慕われてるんじゃない」とワタシが言ったら
「慕われるってかあいつら俺をなんだと思ってるんだよ。おちょくってるんだよな。最近 おじいちゃんオーダー書いてください と言うんだぜ!」と怒っていた「オレはお前らにおじいちゃん呼ばわりされる覚えはないってんだよ」だそうだw
ま、なんにせよ、無視されたり怖がられるよりはいいじゃないのよね、おじいちゃん。
ってことで今日は、お昼ご飯にと大量のおでんとおむすびとチーズケーキを持って ドラ家へ・・・
M子は出かけた後で、ドアから孫ちゃんの泣き声、ピンポンを鳴らしたら、孫ちゃんを抱いたドラが出てきた。

「ちょうど良かった。ちょっと持ってて。今乳をあっためるから」と靴を脱ぐのもそこそこに孫ちゃんを渡される。

実はこの子が生まれてから一月は、M子のお母さんがずっと泊まり込みで手伝いに来ていてくれたので、私の出る幕はあまりなくて、やはりM子に対しての遠慮もあって、そうそう孫ちゃんと触れ合う機会も少なかったのである。
今日は必要されている身、思いっきり孫ちゃんをいじり倒そう、可愛がり倒そうではないか・・・・(決心)

そしてそれからドラは仕事の下調べもあるらしく、ここぞとばかりに我が子を私たちに預けてくれたので、新米ジジババにとっては午前中からM子の帰ってくる夕方まで、思う存分孫いじりを楽しんだ一日になったのである。

思えば、ドラとムスメの小さい頃は今以上に忙しく、殆ど家庭を顧みず(ってかいる時間が極端になく)何にも手伝いはせずにお風呂もはいらずおむつも殆ど替えたこともなかったオット。

しかし、それからの仕事人生の中で、何年か子供相手の仕事もしてきたこともあって、自分の子供の時よりずっと手慣れているではないか。

 

孫ちゃんもオットの大きい手に抱かれると安心のようですぐに泣きやみ、搾乳しておいてあった乳を飲んだ後は オットのおなかの上でくつろいでいる。
(トトロのおなかの上にいるメイみたいで笑える図である)



静かなドラマンションでゆったりとした時間が過ごすことができた。やがてM子が帰ってきた時もゴキゲンでいた孫ちゃんと別れ

「あ~ 楽しかったね 癒されたねえ」と満足しつつも、どうせならこの後は大人の時間だね。と

近くのシネコンで、以前から二人で共通して見たかったこの映画を見て



満足の一日を終わらせたのであった。




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二週続けて孫行事~先週

2014-10-19 23:29:20 | 家族あれこれ(犬も含めて)
色々忙しくて、あっというまに一週間過ぎてしまう。

先週、今週と孫ちゃんと一緒に過ごした。

先週は・・・



お宮参りだった。

赤坂のこの神社にて・・・
この週末は台風も近づいていて不穏な空模様だったのだが、どうにかお天気は持って予定通りにできた。
ムスコ夫婦、お嫁ちゃん両親と弟、局夫婦の7人。

 

季節柄 七五三も居るし、結婚式や安産祈願やらで込み合っていた境内。



他のファミリーたちと一緒にご祈祷を無事にすませたあと、記念写真をとろうと、附属のフォトスタジオに向かった。

私たちの前には三歳の女の子の七五三の撮影だったのだが、その子がぐずってなかなか終わらず・・・
家族の一人のおじいちゃん(70代くらいの)が、片手にアンパンマンのぬいぐるみを持って、絶叫しながらぴょんぴょん飛び回ってゴキゲンをとっているのを見て、私はオットとつっつきあいをしながら笑いをこらえていたのだが・・・

いざ、自分たちの番になった時・・・
朝からのドライブと慣れない環境での刺激に疲れたのか、ぐったり寝ている所を起こされた孫ちゃんは撮影中ず~っと機嫌がわるかった。
前の家族を笑った事も忘れて、写真撮影のスタッフと大人七人、孫ちゃんのごきげんをとるのに必死であった。
やはりぬいぐるみを手に ひょほほほとインディアンのような声を上げるオット、M子父も孫ちゃんの名前を絶叫しながら変顔しているし、M子はひたすら「がんばれ」とご機嫌をとっているし・・・
赤ちゃん一人に振り回された私たちファミリーであった。

ホントに一瞬のシャッターチャンス(かろうじて泣かなかった瞬間)を撮ることができて、不機嫌な孫ちゃんと、疲れ切ったオトナたちは予定よりだいぶ遅れて会食へ

 広東料理  こちらの中華のランチタイムに滑り込み、リーズナブルにすませることができた。こちらランチタイムだと比較的安いし、サービスはやっぱりホテル対応だし、個室料金も2000円くらいなので、家族の行事などでゆったりすごすには良い環境である。
しかも何食べてもおいしい。





こちらでは疲れたのか、座席の上で爆睡してくれた孫ちゃん。ゆったりとランチを楽しむことができた。

ちなみにこの時の孫ちゃんの衣装は



こちら

実はこれは ドラのお宮参りの時のもの。

ワタシはドラを産んだのはその頃オットが赴任していた関西の某市だったのだが、手伝いに来てくれた母が、大阪の高島屋で誂えてくれたものである。
そしてこの衣装はこの時しか使ってないし、綺麗に保存もしてあったので、孫ちゃんの時も使うことにM子も賛成してくれたのである。
母は「私も初めての土地で、よく電車に乗って初めてのデパートに一人で行ってオーダーしてきたわよね~ ドラ君可愛さの一念だったのよ~」と感慨深そうだったが、考えてみれば、ドラが生まれた時の母の歳は今のワタシの歳よりも2歳ほど若いのである。
ワタシだって孫ちゃんのためなら知らない土地でデパートでもなんでも行ってまうであろう。

ちなみに実家の蔵でドラの着物を探していたら、もう一揃い産着が出てきたが



これは弟のであった。冬生まれの弟の着物は産着の上にかける綿入れの長着までついていた。

やっぱり着物ってのは、流行もさほどないし、メンテナンスさえしっかりしておけば、こうやって何代もとっておけるものなのである。

弟もたった一人の男の子の跡継ぎってことで亡くなったワタシの祖父母が張り切って作ってくれたらしい。どこの皇室かよ?みたいな一揃いであった。

あんたも期待の星だったんだねえ と弟に言ったら

「なんだよ、なんか言いたいことがあるのかよ~」と言われた。オトコも中年を過ぎるとひがみっぽくなるのでいけないわねえw






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北へ 馬&馬

2014-10-16 22:42:57 | 

毎日バタバタでこの旅行も遠い彼方になってしまったけれど、備忘録として書いておきます。

この地方と言えば 競走馬。



ホテルの部屋の額もこの通りである。

この旅行の目的の一つはこの地方のある馬のファームを訪ねることであった。このオーナーがオットの以前からの知り合いなのである。
前来た時は夏で、その年の春に生まれた仔馬と遊ばせてもらったのだが、今度も馬ちゃんと触れ合えるであろうか?

ホテルを出てやはり東京から来た知り合いと合流してファームへ

ちょっと車を走らせるとそこは広々としたファームが連なっている。









今回も仔馬(と言ってももう結構成長していて)とおっかなびっくりだけど遊ばせてもらった。




仲良し兄弟。この二頭はとても好奇心が強く、見慣れぬ私たちをじっと見つめてくれた。

サラブレットの可愛さと美しさを堪能。

このファームを後にして、今度は旅仲間の知り合いの田んぼへ。彼がこの春田植えをしたお米の刈取りをするので そのおつきあいである。

刈取りといったら鎌を手にして刈るイメージがあったのだけど・・・



しっかり実った稲穂



コンバインで効率よく刈られる稲。

この農家の方たち ドンといった感じのおじいちゃんとムスコ夫婦と孫たち、家族仲良く収穫を楽しんでいる感じであった。

○○ファームから来たと言うと

「ああ、あそこに馬を預けてるんだね」ととんでも誤解をしてくれたが、馬のオーナーになるのは100年早いわい。 

このお米を送ってもらうことを約束して、連れと別れ、オットと二人でのんびりドライブしながら空港へ向かうことにした。

交代しながら車を運転したのだが、オットが寄ったのがこちら



「馬つながりで 最後も馬で〆ようぜ」w

ちょうどレースも始まるところだったので、ビギナーズラックを期待して二人で馬券を千円ずつ買って、もし勝ったら土産は蟹だかんねとムスメにメール。



パドックで馬を眺めていたら 隣に「家の馬が今年はどうこう・・・」ってホントのオーナーさんが居た。



当然と言えば当然ビギナーズラックはなく、まっ面白かったねと今度はホントに千歳に向かい、レンタカーを返して空港まで送ってもらった。

夜遅い便だったので時間まで空港で軽く寿司をつまみ、最後にデザートとして食べたのがこちらのソフトクリーム。



この旅行の〆にふさわしいおいしさであった。

おいしいものと楽しい人と夜景と連ドラ先取りとお馬さん いい旅だった。

                          ダラダラ書いてやっと完結。

                          







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北へ vol.4 静内へ

2014-10-11 11:38:06 | 
さて 北海道日記にもう少しだけおつきあいください。

余市のニッカウヰスキー蒸留所をあとにした私たちは今度は日高地方に向かった





海沿いの道 そろそろ日は西に傾き、青い空の中からかすかににじむ夕焼けの色
その中を自由に飛行するかもめたち
北海道の自然は今更ながら雄大であります

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この日泊まったのはこのホテル ここはこぢんまりと一見地味~なホテルである。
10年以上前にやはりこの地に来て宿泊したのだけど、ここの朝ごはん(ビュッフェ)が忘れられないくらいおいしかったのである。
とくに鮭の照り焼きの美味だったこと。リピートしたいねといっていたのだが、その頃の経営は変わり、ホテルの名前は変わり、以前よりカジュアルで宿泊代も安め傾向になっていた。 

この日は現地で落ち合ったオットの友人も一緒に夕ご飯。

前日魚だったのでこの日は肉の美味しい店にとオットの友人がジモティにリサーチして連れて行ってもらったのがこちら。



なかなか渋い居酒屋(炭火焼専門店)であった。







地鶏、ラム、豚、牛、ししゃも・・・ 炭火で焼いて、シンプルに塩コショウで味付たものがとっても美味しかった。

ここで最初はビール その後赤を一本空けて、場所を地元スナックに移し・・・



ここでバーボンのソーダ割りなども何杯か飲んで、ホテルの部屋にへべれけでたどりついて撃沈。
途中目が覚めて、(あっ 歯磨きして化粧落とさなきゃ)と思って洗面所に行ったところ、ちゃんと洗顔も歯磨きもした形跡があったのにびっくり。酔っぱらいながらもやることはちゃんとやった自分を自分で褒めてあげたい(偉かないけど)





これだけ飲んでながらも次の朝は元気に目覚めて食堂へ。
なんたってこちらのホテルは 朝ご飯フェステバルで準優勝をほこるのである。
私たちが10年ほど前に感動したあの朝ご飯、経営者が変わってどうなっているのか・・・

心配しつつ(なんたってビジネスホテルの宿泊料)いただいたのだが、これまたびっくり。
非常においしかったのである。
種類の多さ、作りの丁寧さ。鮭は照り焼きじゃなかったものの相変わらず脂は載って、名物の油揚げの巾着はいい感じに味がしみこみ、五穀米のご飯もちょうど良い炊き具合。そしてデザートのコーヒーゼリーやプリンも手づくりってところが素晴らしい。


私たちは二日酔いも忘れてこの朝ご飯を堪能したのであった。

そしてこの日の午前中は、この地方特有の馬牧場へ・・・

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ホテルの部屋の壁に飾られているのはこんな額であった・・・

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お詫びの手紙2通

2014-10-05 17:21:48 | 日々の生活
先日実家に居た時の話。
母は入院中で、父の世話をしていたのだけど、その間に新聞の集金が来たのである。
実家はいまだに朝日新聞である。
いわゆる「昔っから取ってるから読みやすいんだよね。今更替えるのもねえ・・・」と言ったお年寄り習慣故と思う。
ワタシは数年前から再三やめなよと言い続けてきたのに。

そしてこの集金時、妙に腰の低い販売所のおじさんからこれを渡された。

粗品(シンプルタオル1つ 名入りかどうかは確かめなかった。朝日って書いてあるなら犬のおしっこでも拭いてやるのに)と「愛読者のみなさまへ」のおわび状であった。



謹啓


さて。過日の記者会見と紙面でもご説明させていただいたところですが、このたびはみなさまの信頼を損ねる事態を招きましたこと、深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。新聞は正確な記事に対する信頼に支えられてこそ成り立つものです。その信頼を大きく傷つけた責任を痛感しております。


これとは別に、新しく就任した ほにゃらら取締役編集担当のもと、社内に「信頼回復と再生のための委員会」を立ち上げました。弊紙の今回の報道が誤った最大の原因はどこにあるのか、記者教育、研修のあり方を含めて曇りのない目で総点検し、正確あ記事を重んじる報道姿勢を再構築してまいります。




へえええ 誤った最大の原因・・・
それってこの新聞が「事実を伝えるよりプロパガンダを伝えることを第一義にしていた」からじゃないかとワタシは思う。

ワタシは自宅じゃ日経流し読みの人だけど、実家に帰った時に朝日を読むと、たまげるもの。その書き方に。

集団的自衛権の件、めくってもめくっても 大変だ~ 軍備への道だっていうヒステリックな書きっぷり、法案自体の是非は別として 報道の仕方が気持ち悪くてうんざりした。北朝鮮のアナウンサーのニュース報道を目にした時の気持ち悪さに通じるような・・・
新聞って淡々と事実を書いて欲しいのですけどね。そういうもんじゃないの?

今度の事でまた父母に「やめなよ こんな新聞とるの」って申し入れたが、今度は母が
「販売店の人が町内で昔からの付き合いだからねえ。配達してくる子は良い子だし、やめちゃうのもかわいそうだから」だそうだ。

こういう田舎人の人の良さに救われているのですよ。嫌味も直接散々言われているだろう、販売店の人たちの苦労を記者や経営のおエライ様はわかっとるんかいな。


そしてもう一通のお詫び状は一昨日あたり届いた。



Benesseからのものだった。
この会社の情報漏洩、他人事だと思っていたが、あ~らびっくり家のも含まれていたのね。
そう言えば、家の子たち幼稚園から小学校の低学年くらいに「しまじろう」の通信教育こどもちゃれんじをやってたもの。
しまじろうのキャラはセンスがイマイチで、内容もそんなに濃いとは思わなかったけど、結構喜んでやってたし、こういうのを締切までにやって家庭勉強を習慣化させるのには少しは役にたったと思っている。

漏洩したのは 名前と生年月日と住所と電話番号らしい。

はっきり言ってそのくらいは気にしてないのよね。この会社が漏らさなくてももう散々漏れてると思うから。思えば子供の年がわかってるであろう色んな業者から勧誘の電話はかかってきたが、オットの卒業生名簿を見たなんつーしつこくてあくどい不動産業者の電話攻撃を数十年撃退してきたワタシから見ればどうってことのない 断るの朝飯前くらいの影響しかなかったから。
むしろ、20年以上前の顧客に対してまでこの対応を取るのは案外誠実なんじゃないの?とも思った。ほおかぶりしてもわからないんだからさ。

しかしこのおわび状はどうかと思うけどね。

お詫びの品だってよ

500円の電子マネーか図書カード



もしくは「財団法人 ベネッセこども基金」への寄付を選ぶんだそうだ。

この財団の活動と助成の例として
経済的理由や重い病気とうの困難を抱えるこどもたちの学習や進学の支援
グローバル社会を生きる子供たちの学び支援
子供の安心安全を守るための活動
その他 子供の成長支援に関する活動 等

ですと。思いっきり漠然としておる。

仮に寄付を選んだ人たちにその後のお金の流れとか会計報告するのであろうか?

このお詫びの品を考えた人ってホントに「良い方法」と思っているのであろうか?

色んな疑問がわいてきつつ腹もたってきた。火に油を注いでくれるわね、ベネッセ。

どうせだから図書カードをもらいますよ。電子マネーだとまた手続き中に今までは把握されてないこちらのアドレスでも知られてまた漏らされたら困るもん(って言いたいくらい信頼されてないんだよってことを自覚するように)

ちなみに図書カードを選ぶとお届けまでに時間をいただくんだと 10月下旬以降のお届けを予定してるけど 最長6か月程度かかる場合があるんですと。

ま、気長に待ちましょう。





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