局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

スムージー一杯から

2015-07-28 23:51:37 | 記憶の箱
いつもの朝ごはんの時間

一刻も長く寝ていたくて時間のないムスメのために

とりあえずスムージーだけ作っておいた

バナナとパイナップル たいていは小松菜を入れて、豆乳をベースにしてミキサーにかける

今日は小松菜を切らしていたのでやむなく豆苗を入れてみた

「今日の野菜なに? なんだか芝生食べてるみたい」とムスメ

そういえばこの青臭さは芝生の匂いに似ている



「芝生なんて食べた事ないくせに」ワタシの言葉に応えず

「これ、運動会の匂いだよ」と飲みかけのコップに鼻を突っ込んで

「あー懐かしいな。リレーが終わってグランドに座ってる時にこの匂いがした」

ワタシも中にもムスメの観戦に緑の濃い学院のグランドの草いきれが蘇ってきた

赤いハチマキをして座っていた幼い彼女の姿

今はいっぱしのレディや奥様になっている小さかったクラスメイトたち

色々価値観も違う親子だけど

こうやって共通の記憶でふと繋がりを思い出す

スムージー一杯から
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ついてない一日

2015-07-24 23:27:24 | 日々の生活
後々まで覚えているくらい運の悪い日ってのが生きているとあるものである。

今日がそうだった。

早起きして、昨日雨でできなかった分の洗濯をめいっぱいしてベランダいっぱいに干してから、午前中にさくっと仕事を終えて、そのまま都心方面へ出て、ネイル&マツエクサロンに向かったワタシ。
地下鉄から外に出ると耐えられない蒸し暑さが身体を覆う。しかしあれだけピーカンだった夏空は心なしかかげっている。

サロンで無駄話をしながら施術してもらっていたら、担当のOちゃんが「局さん、雨降りそうですね。空が真っ暗になってきましたよ。」「えっ!そうなのどっちの方角?」「西です」げっ 家のほうやんか。

施術が終わる頃、次のお客さんが 「ぽつぽつ降って来たわ」と言いながら入って来た。

洗濯物も干しっぱなしだし、急いで家に帰らなきゃと思って駅まで急ぐ。地下鉄を降りて某駅で乗り換え。その時ももう窓に斜めに雨粒が落ちてくるくらいには降っていた。
しばらく地下を走って地上に出た途端、あたりは窓の外がけむるほどの水しぶきであった。
おまけにガンラガンラと雷は鳴り響き、稲光であたりが一瞬明るく点滅する。
「こりゃ~帰れないわ」駅前の駐輪場まで泳いでいかなきゃならないような雨である。

最寄の駅はホームに屋根があるのに、傘をさしたいくらいのどしゃぶり、よこなぐり。

仕方ないので駅中で時間をつぶそうと本屋に行くことにしたが、落雷で停電でもしたのかエスカレーターも動かず・・・
長いエスカレーターをそのままえっちらと上って行く。

そして立ち読みをさせてもらっていたらあたりがだんだん明るくなってきた。まあひどいけどにわか雨だったのね。洗濯物は諦めるにせよ、やれやれこれで帰れると、駅の外に出て、ついでにスーパーとドラッグストアにて買い物。そして駐輪場へ。

結構な荷物になっていた買い物をママチャリの前後の籠に載せて、さて帰ろうと思ったら・・・ 後輪ががったがた。降りて見たら見事にぺたんこではないか・・・

これじゃ乗れないので仕方がないからまた駅に戻り、反対側の出口の方にある自転車屋さんにいく。

「あ~れ 奥さん、こりゃチューブ変えなきゃだめだね」と自転車屋。

「30分くらいかかるよ」

が~~ん もう買い物もすませちゃったし、外にしか座るところのない自転車屋の作業所でムシムシの空気の中で30分過ごすのはツライ・・・

仕方ないのでまた駅中のコーヒーショップへ。そんなに持ちあるくつもりじゃなかったので重い野菜類の袋は手首に食い込むし、ティッシュペーパーはかさばるし・・・
最寄の駅に着いてから早一時間、いつになったら帰宅できるのであろうか・・・


うんざりしながら半時間を過ごし、直った自転車で家にたどりつく。

ベランダの洗濯物は絞りもしないまま干したくらいにびっしょり。洗濯かごだとしずくが垂れて運べないので、バケツで何往復かして洗濯機に逆戻りさせる(ムナシイ・・・)
そして二度目の洗濯も終わって再び干して、づかれた・・・とソファにひっくり返ったワタシに耳慣れない音が聞こえてきた。

トン トン トン・・・


「何事!?」と音源を見ると、なんと居間の天井からしずくが垂れて、食卓の椅子の座る所にあたっている音であった、

「げっ 雨漏り!」

しかもその元を仰ぎ見ると 居間の天井のダウンライトからしたたっているではないか・・・



(カバーをはずしたところ ダウンライトの穴からしずくがしたたっております)
このカバーをはずす際も、鹿よけの電気バリアーで感電死しちゃった最近の不幸な事故が頭をよぎって非常に怖かった。



この穴からのぞいてみても、どこから水が漏れてるのかまるでわからないが、まだ止まりそうもないのでバケツを下に置く。
ドリフのコントみたいな昭和の図(知ってるあなたは同年代)

それにしても雨が止んで二時間もしてから突然雨漏りしだすってなんなんだろうか?
それにしてもついてない一日、これがダメ押し。

これ以上コトが起こらないように、一日を終わらせようっと。寝ますっ!
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怪物氷を食べる

2015-07-22 23:43:05 | 食べる
前記事の共食い会の時・・・ 着て行った服を褒められたワタシ

 こちらの路面店で買ったのである。スペインの若いもんブランド。
ここのは海外服にしては小さ目だからワタシでも着られるし、特徴は派手目な色使いなんだけど、ムスメから「がんばってるオバサンに見えるから買う時は注意が必要」と余計なことを言われたので、服はモノトーン、小物で色使いを楽しむようにしている。
プロパーで買ったことはなく会員限定のプレセールで25% セールで半額くらいの時しか買わないけど。
そしたら、みんなが、ワタシも行きたいから店まで案内せよ とお願いされた。
月半ばを過ぎると仕事もヒマなワタシ。
じゃ、案内するよ。神宮前に集合ね。って話になったのだが・・・

このメンバーで一番若い中学生ママが、さささっと場所を検索して

「どうせなら、ついでにかき氷食べません? 今話題の店が近くなの。並ぶらしいけど、このメンバーで行けば並んでも楽しいじゃん」と提案が・・・

 こちらの店 

原宿 表参道らへんは常にだれかが行列している通りである。

ポップコーンしかり、チョコレートの専門店しかり、パンケーキしかり・・・ 食べ物屋以外だとジャニーズとかも・・・

それを横目で見ながら通り過ぎて(まったくヒマだよね。ホットケーキ食うのに並んでどーするんだ? あたしにゃ絶対無理)と思ってたワタシ。
しかし、この時 ノリで 行ってみようか・・・ってことになったのである。
しかも開店と同時にイートインしようと開店30分前に待ち合わせ・・・(ヒマなやつと笑ってください)




サマータイムとやらでいつもより一時間開店が早い。その30分前についたら10番目くらい。夏休みだし、若い子たちが多いが、私たちのグループで平均年齢を上げたのは当然である。



並んでいるとお店の人がメニューを持ってきてくれる。それを見ながら全種類食べたいよね~などと言ってあれこれ見ていて、ふと振り返ると行列は長蛇の列に・・・ 中学生ママが「開店30分前!」と指定してくれたのは正解であった。開店時刻集合だったら第一陣に入れずに、整理券を持たされて解散の羽目になるところであった。予想通りに、しゃべってたら30分はすぐだったし、けやきの木陰で思ったより暑くはなかったし。



開店してすぐに案内される。料金は前金制。ここの氷はシロップをかけるのじゃなくて、氷自体に味がついていて、それを削って作られる。



店内100席ほど



マンゴー2個 タピオカミルクティー1個 コーヒー1個 パイナップル1個 



巨大です。

だけど 不思議に普通の氷を食べると時折起こる頭痛がしない。フワフワの食感で、喉にすうっと入って行く。

氷もちゃんと本物の果実の味と香りがするし、実際のものもたくさん入り、ソースも濃厚。

「こんなに大きいの無理よね」と言っていたくせに、完食したオバ。

ワタシはタピオカ押しですね。温かいタピオカがミルクティー味の氷にマッチして、その苦味がアクセントになって複雑な味わいを醸し出す。

コーヒーのもそうだったけど、この苦味がちゃんとあるってのがオトナ向きで子供に迎合してないところがいいなと思った。

おいしかったです。

でも、一人で並ぶ気には到底ならないし、かき氷にこの値段? と思うとリピートには躊躇するけどねえ。
ただ、家庭では再現できない味って点では価値があると思う。


「食べたねえ」とお腹をタプタプにしたオバたちは、第一目的のブティックに足を運び、(そこもちょうど開店時間)セール値段の服たちをさんざん試着してそれぞれお買い上げで満足されたようだった。

ワタシはこのシーズンは先買いしていたので、秋用のストールを一枚だけ。



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共食い

2015-07-20 23:55:27 | 食べる
今使っているスポーツクラブに通い始めてから早10年が過ぎた。
確かKNK(更○期ともいう)に足を踏み入れる前に少しは体を鍛えておこうと思って入会したのであった。
Jrと私鉄のどちらも結構な住宅街に挟まれた個人経営のジム、最初はなかなか入会金も高かったらしいのだが、私が入った時にはずいぶん安くなっていたところ。昔のなごりがあってか、わりに余裕のある人たちが多い感じ(特にジジババ)だしマナーが良いのである。

入って2年ほどは多分誰とも挨拶以上に話すことはなかったと記憶する。
この空間で友達を作るつもりはなかったし、目的はknk対策。変なしがらみができるとめんどくさいとも思って、サウナなんかでも気配を消しておとなし~くしていたのである。

しかし、色んなきっかけができるもんで、スタジオで同じようなプログラムをとっているうちに、聞かれたことに応えるうちに、なんとなく気の合う人たちと話をするようになった。
考えてみるとスポーツクラブで合う人たちって、毎週必ず顔を合わせるという点で、今までつきあいの長い親友たちより頻繁に接触しているわけだから。

そんなこんなしているうちに、ジムを離れて食事なんかもするようになり、その上、ゴルフのレッスンも誘われ、まさか私がゴルフ?(興味もなかったのに)と言ってるうちに、ラウンドまで一緒に行くようになってしまった。

思い返せば40代は 着物の会や源氏物語 絵付けなどの文化系の趣味にはまり、なぜか50過ぎてから体育系にはまったワタシ。
順序が違うような気がするが、まっいいや これはこれで面白い。人生何が起こるかわかりまへん。

前置きが長くなったが、そのジム仲間に誘われ、♀6人で行ったお店。
今はやりの熟成肉の店である。



中央線某駅から歩いて5分ほど。





こんな階段を上がったカジュアルな店



店に入るとこのケースの中につるされた色々な種類の肉・肉・肉・・・

かなり暑い日で、昼間はなんとなく食欲もなかったが、これを見ると「さっ食べるぞ!」とテンションあがる

この日は飲みほつきのコースを頼んであった



オリーブとか野菜のマリネでアイドリングして



冷製肉とパテなど(量も結構あったしおいしかった)



バーニャカウダ 野菜 新鮮



スモークサーモンの載ったサラダ



ローストチキン(皮はパリパリ、肉はジューシー)



牛スジ煮込み(とろっとろ)



豚と牛の赤身のロースト このメニューが熟成肉の真骨頂なのかも。じんわり深い肉の味。



チーズのリゾットが〆の炭水化物で、このあとコーヒーとアイスクリームも出た。

飲みほのワインもチリのカベソーなんかで、リーズナブルだけど肉に合いそうなものをチョイスしてあった。
制限時間三時間で○千円ってかなりお得感あり。幹事が二か月も前から予約してやっと取れたというのがわかる気がした。

しかし なんですね。
最近は焼肉のカルビとか霜降りのすき焼きとかもたまには食べたいし、食べると「おいしいな」とも思うのだけど、あの脂肪がしつこく感じて量を食べられないし、ちょっと食べ過ぎると翌日胃が重たい。

だけど、この店の肉はほどよく脂身が少なくて、食べやすいし、これだけ食べて飲んだのに、次の日にも胃もたれしなかった。

ギラギラジュージューした焼肉を炭火の上からお箸でつまみ、あちちと食べるのってやっぱり若いうちの方がいいのかも。

こうやって時間をかけて、たんぱく質が良い具合に変成して良い味を醸し出した肉のおいしさっていいわ~
(これって 私たちみたいじゃん)

と自画自賛も気が合い、共食い女子会(肉食女子会とも言う)は満足のうちに終わったのである。

ここってムスコ一家も連れてきたいな。ちょっとした焼肉屋とかステーキ屋、すき焼きやあたりよりバラエティに富んでるし、安くつきそうだし。



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心の洗濯の続き

2015-07-18 13:59:14 | 日々の生活
ここから読んでね

さて、酒造のレストランで満足のいくランチをいただいた私たち。それにしてもワイナリーとか酒造に附属しているレストランっていうのは美味しいところが多いですね。

やっぱり水もいいのだろうか? 飲んべというのは食べ物にもうるさいのだろうか? 今まで行ったところではたいていハズレがなかった気がする。



ランチを食べている間、サービスの女性に蔵の見学ができるかどうか聞いたら、その場で予約してくれた。気の利く若い女性。




3

時間になったのでオットとこちらへ。ここの従業員の方が簡単な日本酒の製造の過程を説明してくれて、タンクの入った蔵の中や工場施設(季節柄機械は停まっていた)蔵守という熟成してある貯蔵庫や、ここの製品の元になる水が湧き出している井戸などを案内してくれる。
ワタシは以前ワイン仲間と来たことがあるのだけど、こういう見学は楽しいからオットにつきあってもう一度。

4

酒の原材料となる酒米。これを削りに削って半分以下にしちゃうのが大吟醸。周りのタンパク質などがなくなって純粋なでんぷん質が残って雑味がなくなるみたい。ワタシはこの手のを冷酒で飲むのが好きだけど、オットはもうちょっと精米歩合が低いちょっと癖のある酒の方が好きみたいである。
削ったものもぬかや米粉として使えるので捨てるところがないんですと。

5

停まってる機械

6

蔵に並ぶタンク。こちらは300年以上続く蔵元で、昔からの蔵も健在である。この日はとっても暑かったが、蔵の中は天然の冷房って感じでひんやり。周りがいくら暑くても25℃くらいにしかならないらしい。



年代物吟醸酒。ワインみたいだね、立ってるけど。有料だけど外で試飲もできるらしい。





こちらの井戸は横井戸です。清冽な水がこんこんと湧き出ている。



見学が終わったあとは試飲。



こちらのシンボルマークの沢蟹は綺麗な水をアピールしているとか。



ご当主の家は大きなかやぶき屋根の立派な数寄屋。今現在、こういう家に住めるってとっても贅沢なことですね。




電車の時間に合わせて最寄の駅へ。

往路、降り遅れなんてアクシデントはあったけど、突然思いついてプチ遠出をしたわりには、色んな予約もさっさと取れたし、食事はおいしかったし、満足な一日になった。

五月の末くらいから大変面倒な案件をかかえて休みの日もなんとなく遊ぶ気にならなかったらしいオット。このところやっとその状況が好転したので、こうやって遠出する気になったらしい。オットは結構自分の事を喋る人だけど、肝心の一番のキモは職業上黙って抱え込むこともあるみたい。
こっちもしつこくは聞かないし、必要以上にいたわったりしないが(ヲイ)こうやって付き合うことでリフレッシュしてくれればいいんじゃないかいなと思う 能天気ツマである。
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心の洗濯

2015-07-14 20:50:29 | 日々の生活
日曜日、場合によっては職場に行かなきゃならない局面にあったオット
私はこの時点で日曜一人で過ごすつもりでいた。
朝イチの電話で大丈夫とのこと。
時は九時半、朝御飯終了で、洗濯終えて干そうとしている状態。

「今日は一日空いた!どこか行こう。そうだ!お前が言ってた青梅の酒造行こうぜ!」
ホントにオットの提案は唐突である。

仕方がないから、その後大慌てで、洗濯物干して、化粧して、予定の電車に、乗るべく駅までダッシュ。

全くB型の思いつきに振り回されること。

着いた駅で電車に乗る前の時間でランチの予約。


ギリギリ設定の乗り換えもスムーズにいって、青梅から奥多摩線へ。周りは東京と思えないようなひなびた雰囲気。


降りる時は手動式というローカルな単線である。

ところが…

なぜか目的の駅で降りるのを忘れたアホ夫婦

気づいたのは二駅遠い駅であった。






「なんで気づかないのよ!」とお互いを責め合う責め合う馬鹿夫婦

23区と違ってタクシーも待ってない。電話してもピックアップにも来てくれないローカル駅である。


夫婦喧嘩まで一触即発のところラッキーな事に10分後に引き返す電車があって、予約時間に、間に合った馬鹿夫婦。






私は3回目です。こちらの酒造



今日はこちらで、懐石ランチを、食べようかと





日本酒で浸けたうめしゅを皮切りに


起承転結の試飲



おから



湯葉



豆腐焼売




こちらの前菜もり





食事と味噌汁から



キャラメルプリンのデザートまで。育ちざかりの男の子なんかには物足らないかもしれないけど、味も量も私たちにはちょうど満足。








窓から見える景色も一興である。





つり橋より川を望み





ラフティングの人々も楽しそうで

続きます
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アントワネットに圧倒される

2015-07-12 11:13:16 | 見る(映画 劇場 美術館など)
水曜日、いつもの観劇トリオで月組。

小池先生演出のこの劇団では新作、1789

ここのところしつこく言ってる気がするけど、やっぱりヨーロッパのミュージカルって趣味だわ。
ちょっと不安感を誘い込みながら、危ういけど結局美しく流れるメロデイラインとか、思いがけない和音とか、一度だけだと?と思える曲も何度も耳に馴染むとつくづくいいんだわ、これが。

この演出家の作らしく、舞台展開もお上手だし、大勢を使った迫力もよかった。
フランス革命、宝塚っていえば、ベルサイユのバラだけど、これを見ちゃうとやっぱこういう舞台って現代的に進化してるんだなぁ

いつまでも昔の演出だと学芸会っぽく感じちゃうなとも…

それにしても今回感動したのは娘役トップのこのかた

愛希さん

素晴らしい存在感のアントワネットであった。
はっきり言って彼女が男役から転換して娘役トップになったとき、なんでこの人事?申し訳ないけど、そんなに美人じゃないし、疑問であった。
そして可憐ってキャラじゃないからジュリエット役の時もその疑問も増強されてたんだけど。

このアントワネット様で見直しました、参りました。
気品、貫禄、歌、ダンス
堂々たるアントワネットであった。
舞台映えするってのは彼女のためにあるんだね。
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最近作ったもの

2015-07-08 22:43:23 | 描く
先月まで国立博物館で開かれていた鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝

誰でも知ってるこの日本最古のマンガ?
ワタシも現物を見ようと思ったのであります。

しかし、色々なところで聞く「すんごい混んでる」「入るまでに三時間」「入ってからも目的のところまで二時間」「白菜のときより混んでる」←これは故宮博物館の展示に比較して

もともと人混み嫌いだし、そこまで並ぶ根性はない・・・

しかし、この頃の美術館、博物館の混み方って異常ですね。それもこの三、四年 いつでもどこでも熟年の方々で混んでいる。
勝手に推理すると、団塊の方々が、定年となり、平日昼間にフリーとなったことが原因ではないだろうか?
あの方たちのあくなき好奇心と探究心、そして教室に50人くらいも詰め込まれていたという経験からなのか、行列、混雑ものともしないたくましさ(多分に偏見入ってるかもしれないがあしからず)

とても あの方たちの作った熱き時代をあおぎみて、落ち着いてからのなんとなくしらけた時代に思春期を送った私たち世代はたちうちできないのである。
ってことで 最近美術館に足を運ぶ機会が減ってしまった。行きたいのもあるんですけどね。海外で行くほうがいいや。あっちはあっちでエネルギッシュな中国人に負けるけど・・・

で、せめてリベンジ。

真似して描いて使ってやる。



この前試作して焼いてもらったもの。と、今回の下絵。



今日、描いた小皿。青海波はフリーハンドゆえ、はちゃめちゃだけど味わいってことで。
このお皿は あと二枚描いて組皿にしよう。

   ☆ ☆ ☆

描きネタで最近ブログ描いてないけど、相変わらず作ってはいます。

でもあんまり真面目に細かいのや大作は作ってない。





こんな感じのポップなアクセサリーも。

この季節 シンプルなTシャツなどに合わせると楽しい。
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地元愛の週末

2015-07-05 23:40:43 | 日々の生活
日曜の朝はのんびりおいしいパンを食べたいので、土曜日には気に入りのパン屋さんで購入する。
ピゴの店とかメゾンカイザーなんかもそりゃーおいしいけど、こちらの小さなパン屋のオリジナル天然酵母のパンのおいしいこと。
特にベーグルは秀逸。







土曜の夜はオットもムスメも外ご飯だったので、ワタシも心おきなく飲み会に。ムスコの幼稚園ママ友三人で、地元のイタリアン系無国籍料理店へ。
「何もおいしい店がない」と言われていた、我が地元の変革のきっかけになった店である。五年ほど前にオープン。シェフもフロアスタッフもソムリエさんもみんな男性 イケメン率高し。オープン以来、季節ごとくらいに通っているが、安定しつつ進歩している店。



前菜のとうもろこしのムースは優しい甘さ ジュレの中の魚介類も新鮮でおいしい。



鱧とアスパラのフリット、シーザーサラダなど食べついで、メインは地鶏のロースト。皮はぱりぱり、肉はジューシーでマッシュポテトをソースかわりに食べさせるのもgood。デザートのティラミスまで堪能。
アルコール飲めるのが2人だけだったので、この日のワインはグラスで。ソアヴェからゲベルツ、モナストレルと飲み継いでこれもおいしくて満足。

上の子が幼稚園に入った時からの付き合いだから四半世紀になるけど、どうやら子供たちもみんな独立してそれぞれ自分の人生をがんばっているのは嬉しい。今回は来られなかった一人のムスコちゃんの結婚祝いの相談会。
そこまで子供べったりじゃないけど、フォローすべきところはフォローしてきた 彼女たちと子供との距離の取り方が似ていたから、今までトラブルも無しに気持ちよくおつきあいが続いたんだと思う。

話がつきず、10時まで。

この日はオットの方が早かった。

日曜は雨が止んだひとときを利用して隣の駅まで犬の散歩。隣の駅はこのまえ首都圏の情報番組で(かなりおおげさに)取り上げられたのが原因か、地味な店にまで妙に人がいた。

日曜しか作らないシュークリームを買えたのはラッキー。何もないはずの我が街界隈も、探せば案外あるものなのね。

家に帰ってクスミティーと一緒に。



今日は外出はそれだけ、静かに過ごした梅雨の日曜日。

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ケチのスイッチ

2015-07-03 00:28:24 | 日々の生活
日常こまごましたことでケチのスイッチが入ってしまうことがある。

1)洗剤やシャンプーなどの詰め替え用の容量が本体付のものより少ない場合。(これよくあるんですよ、例えば500mlの液体洗剤なんかでも詰め替え用の袋は480mlとか)

2)特売のティッシュペーパーを買ってみたら中身の枚数が少ない時(昔は一律200枚だったんじゃないだろうか? 確認しないで安いからと買うと160枚とか

3)紙ついでに言うとトイレットペーパーが二枚重ね主流になってきたこと。あれって一枚でも二枚重ねでも引き出す長さはほとんど同じだと思う。最近は三枚重ねのまであるではないか・・・製紙会社よ。あんたの思惑にはのらないわよとワタシはかたくなに一枚重ね60mのものを選択することにしているのである。

4)久しぶりに買った袋入りの駄菓子がびっくりするほど縮小していた時。カン○リーマームが昔の半分くらいになっているのでたまげた。
値段はそんなに上がってないが、こうやって姑息に値上げしているのね。

5)OTCの薬品類もリニューアルとうたってあるのはたいていが容量が変わっていて実質値上げなのである。今まで120錠だったのが微妙に110錠となっていたりする。

6)チェーン店やスーパーで買い物をして、支払の時にポイントカードが見つからずやむなくポイントがつけられない時。また知らないうちに期限がきてポイントが失効してしまった時なども(たとえ300円くらいでもくちおしかりけり)

と書きだしてみたら なんとワタシのケチスイッチはせこい場面で発現するのであろうか・・・ 

最近物欲はだいぶ低下しているが、欲しい! これぞ!ってものに対してと、舞台のチケット購入時にはまるでスイッチは働かないので オットがワタシに対して「千円以下に細かいオンナ」と評したのは案外真実に近い所である。

しかし、最近大きな金額でスイッチが入ってしまった。
オリンピックの競技場だよ。あんな周囲から浮きそうなデザイン採用して、屋根ができないだの予算がオーバーだの アーチだけで○○億だの、おまけに工期が間に合わないだの・・他人の金(国税と地方税)だと思っておおらかに使おうとしすぎなんだよっちゅーの。あのニュースを見るたびにケチのスイッチが入り、振り切れそうなワタシである。




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ジャージーボーイズ

2015-07-01 00:14:08 | 見る(映画 劇場 美術館など)
オットに誕生日のプレゼントは何がいいか聞いたら、モノはいらないから、このチケットを取ってほしいとのこと。




オットがリクエストしてきたのが、公演が始まるちょっと前だったので席が取れないと思っていたのだが(ホントはあんまり自分の趣味じゃないのでその方がよかったのだが マルヒ) 土曜日のマチネ、他の席が埋まっているのに、なぜか前から7列目の中央がが五人分空いていたので取れてしまった。多分関係者のキャンセルが出たのであろう。



で先週の土曜日。





若い子もいるけど結構年配のオジオバもいる。懐メロですからね。



舞台装置 結構地味

そりゃー 歌はうまかった。さすがブロードウェイ役者。
作品もまとまってるのでしょうね。

この良い席だし 良い劇場だし、ぜーたく言っちゃいけないんだけど・・・
こういう作品の種類 好きじゃないや。
映画ならいいんだけど、ミュージカルやオペラってあまり現実的なものって好きじゃないみたい。あとヨーロッパのミュージカル見出したらブロードウェイミュージカルより自分の趣味なことに気づいてから、どうもノレナイわけです。

なんとなく不完全燃焼。

そして三日前のエリザ(これはほんっとに趣味だった)に上書きされちゃった気もして残念な気分もちょっぴり。

まあオットは良かったと言っていたので良しとしよう。オットにはこの感想は言ってないから。

公演が終わって、どこかで食事しようかってことになったのだが、三時半に終わって食べてちょこっと飲める店なんて渋谷で見つけるのは困難である。
ランチタイムも終わってるし、ディナーは早くて五時から。

やっと思い出して こちらに

 ★ 

怪しげな一画にあるんだけど、老舗の台湾料理である。



定番の腸詰



空芯菜炒めと干し大根いり卵焼き。あと白エビと焼きそばなどと



ビールで乾杯。

それなりにおいしいんだけどね。店員の愛想のなさは相変わらず。そして一つ一つの値段がずいぶん上がってるのにびっくりした。

ワタシと過ごしたおだやか(というより地味目)なオットの誕生日の一日。ムスコからはチーズとビール(ドラは両親へのプレゼントは飲ませて食わせればいいと思っているらしい)ムスメからは刺繍でカスタマイズしたポロシャツをもらっていた。
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