月曜日の夕刻。ワインスクールへ行くために最寄りの駅から都心への電車に乗った。
いつも混んでいるこの路線だが、通勤反対方向なので座れることが多いがこの日は結構混んでいた。立っている人もちらほらいたが一つだけ空いていた座席に座った。
隣にはぴったりくっついたワカモノカップル。よく顔は見なかったがぴったりとみっちゃくして♀が完全に♂にしなだれかかっている。
なんとなく傍に行くのがはばかられるような雰囲気だったのでその隣の席が空いていたのであろう。
別にそんなのは気にしないのはオバになったからであろう。
二人してそれぞれのスマホを覗き込んでなにやら操作しながらボソボソ♀が♂に話しかけている模様。
私もスマホでLINEで友人にメッセージを書いたりしていた。
そして終点の駅近くになって、急に♂の声が大きくなった。
「それ間違ってんだよ!」妙に喉から鼻にかかってそのくせ高いトーンなのでよく聞こえて耳障りな声である。
「俺に適当なこと言うなよ お前バカなんだろ。意見するなよ!」
何事かとチラ観したけど♀は黙ってスマホをいじっている。
「お前な 適当すぎるんだよ。わかって言ってるのかよ。・・・・中略」
「だいたいお前なんだよ デブすぎるだろう。そのブヨブヨなんだよ 体脂肪35%くらいあるだろ・・・中略」
思わず隣の♀を横目で見たが、確かに太り気味だけど若いからぽっちゃり可愛いと言えないこともないタイプの子であった。
「だからお前 過呼吸なんかになるんだよ。」
私の隣が♀で♂側にしなだれかかっているので♂の顔は見えなかったが 妙に冷静に隣にいる♀の欠点をあげつらっている。声も低めないで。
そして電車は終点について、カップルは私の前を通って電車から降りた。
あれだけ言われて落ち込むか怒るかするだろうと思ったが♀は♂にあいかわらずべったりくっついて改札に向かっている。
その時に♂の顔を瞬時に観察、後ろ姿もじっくり観察したが・・・
イケメンにほど遠い顔、ダサめなファッション、チビでO脚、寝ぐせ、小太り
「人の事 言えるか!お前!!」と思わず後ろから飛び蹴りしたくなるのをこらえるのが大変であった。
公衆の面前で声高に彼女をののしる人間性、こんなことを自分の息子がやったとしたら母としての人生を終わらせたくなる。
女の子もあの周りをまったく気にしないしなだれかかり方や悪口を言われても無反応な所、過呼吸発作があると言われていたことからちょっと精神的に病んでる部分がある子かもしれないが、自分の関係する子だったら、こんな♂に依存するのはやめなさいよと言ってやりたいところである。
人混みの中どこかへ消えていく二人を見て他人事ながら胸が痛んだ。
いつも混んでいるこの路線だが、通勤反対方向なので座れることが多いがこの日は結構混んでいた。立っている人もちらほらいたが一つだけ空いていた座席に座った。
隣にはぴったりくっついたワカモノカップル。よく顔は見なかったがぴったりとみっちゃくして♀が完全に♂にしなだれかかっている。
なんとなく傍に行くのがはばかられるような雰囲気だったのでその隣の席が空いていたのであろう。
別にそんなのは気にしないのはオバになったからであろう。
二人してそれぞれのスマホを覗き込んでなにやら操作しながらボソボソ♀が♂に話しかけている模様。
私もスマホでLINEで友人にメッセージを書いたりしていた。
そして終点の駅近くになって、急に♂の声が大きくなった。
「それ間違ってんだよ!」妙に喉から鼻にかかってそのくせ高いトーンなのでよく聞こえて耳障りな声である。
「俺に適当なこと言うなよ お前バカなんだろ。意見するなよ!」
何事かとチラ観したけど♀は黙ってスマホをいじっている。
「お前な 適当すぎるんだよ。わかって言ってるのかよ。・・・・中略」
「だいたいお前なんだよ デブすぎるだろう。そのブヨブヨなんだよ 体脂肪35%くらいあるだろ・・・中略」
思わず隣の♀を横目で見たが、確かに太り気味だけど若いからぽっちゃり可愛いと言えないこともないタイプの子であった。
「だからお前 過呼吸なんかになるんだよ。」
私の隣が♀で♂側にしなだれかかっているので♂の顔は見えなかったが 妙に冷静に隣にいる♀の欠点をあげつらっている。声も低めないで。
そして電車は終点について、カップルは私の前を通って電車から降りた。
あれだけ言われて落ち込むか怒るかするだろうと思ったが♀は♂にあいかわらずべったりくっついて改札に向かっている。
その時に♂の顔を瞬時に観察、後ろ姿もじっくり観察したが・・・
イケメンにほど遠い顔、ダサめなファッション、チビでO脚、寝ぐせ、小太り
「人の事 言えるか!お前!!」と思わず後ろから飛び蹴りしたくなるのをこらえるのが大変であった。
公衆の面前で声高に彼女をののしる人間性、こんなことを自分の息子がやったとしたら母としての人生を終わらせたくなる。
女の子もあの周りをまったく気にしないしなだれかかり方や悪口を言われても無反応な所、過呼吸発作があると言われていたことからちょっと精神的に病んでる部分がある子かもしれないが、自分の関係する子だったら、こんな♂に依存するのはやめなさいよと言ってやりたいところである。
人混みの中どこかへ消えていく二人を見て他人事ながら胸が痛んだ。