局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

お皿が二つ 覚書

2011-06-29 23:55:54 | 描く
ここのところ「描く」のカテゴリーで記事アップしてなかったけど、続けています。チャイナペイントとタイル絵付け。

前回アップしたのがかなり手間がかかった器だったので(半年かかった 6回焼成) それに比べればサクサクできた二つ。



ポップな雄鶏 

線描き・周りのグリーンをパディングして一度焼成
グラデーションの練習として雄鶏を塗る(これが結構難しい) 一度焼成してから上塗り後最後に焼成




ポップなバラ

線描き 周りのアイスブルーをパディングして一度焼成
花の中を塗り(やはりグラデーションの練習)一度焼成
もう一度色をかけて パディングの上に金彩をほどこし一度焼成

このお皿は娘から「動きがあっていい」と褒められた。

おいしいクッキーかなんか盛ってお茶でも優雅に飲みたいもんです。



 

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近来まれな二日酔い

2011-06-28 00:12:57 | 食べる
まだ実家にいた土曜日、実家方面の同窓生の男友達に、やはり東京在住の同窓生が里帰りしてるから一緒に飲もうぜぃという誘いがあった。
実はその日はオットの誕生日。オットは仕事が終わったら私を迎えに来て、次の日一緒に帰ることになっている。
その旨を伝えたら
「ちょうど良いから一緒に飲もうよ。局のご主人の誕生祝しよう」とのこと。なんのかんのと飲みの理由ができればいいのである。
オットに言ったら「いいよ」とのこと。私もオットも同じような環境の小学校育ちなのでお互いの友達ともなんとなく安心して付き合えるので、夫婦間で割合と友達の輪が広がっているのだ。

気のいい同窓生Kちゃん。お誕生日ということで我が故郷としてはこじゃれたイタリアンを予約してくれた。

 トマトのブルスケッタ

 イカの墨炒めとバーニャカウダと白身魚(忘れた)のカルパッチョ

 ラムのロースト

 ゴルゴンゾーラのリゾット

この辺までは酔いは回ってなかったとみえる・・・

食べた 食べた 食べた

それ以上に



飲んだ 飲んだ 飲んだ

乾杯は生ビールであとは四人で赤ワインボトル5本・・・

大きなワイングラスになみなみつがれてすすめ上手なKちゃんのペースについ乗ってしまった。
それにここは料理はまあそれなり(可もなく不可もなくのイタリアン、でもこれからに期待)なんだけどワインが充実。
イタリアの赤ワイン 色々なぶどうの色んな産地で飲み比べさせてくれて、酒好きオーナーの解説つきでお得なところを並べてくれたので、ニコニコしてついついグラスを重ねてしまったのよね。

じゃ二次回はショットバーで とタクシーに乗ったころからなんか怪しい気配



すてきなバーでお酒の種類もたくさんあって 最近MIXIで星空バータウンに凝ってる私としてはカクテルの実地検証ができそうだったのにw

さっきのイタリア料理はここのトイレに流されたのであった(汚くてすんまへん)

しかし頭は結構冷静で、オットや友人に迷惑をかけないように心配させないようにと平静を装い気持ち悪いのに耐えていた。
そう 意識ははっきりしているのに、消化器だけがアルコール吸収を拒否している状態だったのであろう。

ここからもまたタクシーで家に帰ってそのままふとんに倒れこむ。

一度夜中に起きてもうぜんと喉が渇いたので冷蔵庫の水を飲んで寝たらまだムカムカ。

水を飲んでも吐く状態で朝を迎える。誕生日の夜に酔っぱらい女房の隣に寝ていたオットよ、すんまへん。

朝 母に 「まあったくそんなになるまで飲むんじゃないわよ」と呆れられつつ叱られる。(なんでこの年まで親に飲みすぎを叱られなきゃならないんだ トホホ)と思いつつ・・・

オットの運転で東京に帰り(私は助手席で死んでいた)そのまま自宅ベッドに倒れこむ。水も飲めない状態ので脱水症状 しかも前日のアルコールがアルデヒドとなって血中に居座り、頭痛となってその存在を主張している。
できることなら頭をすげかえたい状態である。(経験された方はわかっていただけるであろう)
この日は涼しかったのでまだ良かったが、その前の数日の30度後半の気温だったら完全に脱水からの熱中症になっていたであろう。

ムスメにどうしたの?と聞かれて「ちょっと気分が悪いのよね」と答えてごまかしたつもりが、シャワーから出てきたオットが元気に「ママは二日酔いだから、寝かせておいてあげなよ」と言っているのを聞く。 ああ母親の権威が・・・・

夕方頃にやっと復活。

やっぱり赤ワインは体質に合わないらしい。味も好きだし、料理を引き立ててくれるから飲みたいんだけどね。

さすがに今は赤は飲みたくない。 当分白にしとこうっと 









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実家であれこれ

2011-06-25 16:19:53 | 日々の生活
実家暮らし4日め

今度の里帰りは、これと言って父母の入院だの切羽詰まった用事はなかったのだが、ちょっとゆっくりして老夫婦二人暮らしの様子を観察してこようと思ったのである。
オットも子供も落ち着いてるし、new犬の避妊も済んだし、まとまった時間のある時 そうだ今がチャンス!とのことで、留守を娘にまかせて長逗留を決めたのである。

そうして落ち着いて実家を見回すと・・・・

やはり色々ほころびが出てるんですね。母は几帳面な人と思っていたが、昔のままの体力はあるはずもなく、無駄に広い空間 お手伝いさんも今は頼んでないので行き届かないところが出てきている。
この前弟が「洗面所が汚かった」と言うので 「あんた それママに言っちゃだめだよ ムキになって掃除するから」とくぎを刺してその辺も観察。やはり洗面所とかトイレの便座の裏とか目立たないところがイマイチ。それを磨きながら 「気づいたら あんたたちが掃除すりゃいいだろうに」と面と向かってはやはりはっきり言えない弟夫婦への文句をつぶやいた。
父の脳梗塞と母の癌という事情があれば、介護保険も少しは降りると思い、父の主治医(弟の幼馴染)に聞いといてよ そうすれば後は動くからさ と言っておいたのに何もしていない。
気はいいやつなんだけど どうもグズなのである。近くにいるんだから動けるところは動けばいいじゃん(こういう文句も兄弟といえどもはっきりとは言えないもんである)

それに改めて見渡すと きちんと整理してしかるべきところに置いてはある様々なものたち。ただ整理してそこに仕舞うスペースがあるってだけで ほとんどいらないものと言うことを認識。
本棚にせよ 昭和40年代に出版された文庫本だけで二竿くらいあるんだもん。紙は黄色くなってるし、昔の小さい活字なんてもう誰も読まないと思う。
その本の隙間に何気なく置いてあったのが塗りのお盆で
「これは家の店の番頭さんが出征して帰ってきた時の記念に配ったらしいよ」と父。
そんなもんばかりである。
家の中だけでなく、二階建ての蔵、8畳くらいの物置二つ 各部屋にある天袋までの押入れ そこに眠っているモノたちは一体どれだけになるのだろうか?
ここの所 周りの友人やブログ友さんたちの家族のお年寄りのものの整理の話を見たり聞いたりしているので、明日は我が身と恐ろしくなる。
なるべく早くどうにかしなきゃね、ってことと同時に 自分もいらないものをため込まないようにしようとも思う。

断捨離ブームっていうのは高齢化社会だから必然的に起こったものなのね。

とはいうものの ここの所両親は元気である。


父も日課の犬の散歩で日に家の周りくらいは歩くらしいし


母も紫外線完全防備しながらも庭仕事に熱心だ

このめっちゃ暑い中 私も仕方ないから手伝った。


美容柳が茂りすぎてるのを切ったり


ジャングル仕様のツクバイ周りの草むしり


気づいたら青梅がたくさんなっていたので


物干しざおではたきおとして収穫


砂糖漬けにする


母作のらっきょう7kg漬けと共に 食糧保存部屋に待機中。

こうやってノンビリした田舎暮らしもたまにはいいと思うけど、仮にオットと二人でこうやって老後を過ごすってどうなんだろう?
多分退屈して喧嘩ばかりしそうな気がしないでもない。
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交差点で赤っ恥 続き

2011-06-24 17:30:53 | 日々の生活
さて 通勤途中の交差点で買ったばかりのサンバイザーを風に飛ばされて、その行方を見失った話 ☆ の続きである。

長い二度の信号待ちの間、風の吹き去った方角を20mばかり往復しながら(その間にバス停もあり)道の隅などキョロキョロしながらサンバイザーを探した私。 しかし道のどこを見ても、塀の上や植え込みを見ても見当たらない。

そのうち今度は幹線道路の信号は黄色となり赤となった。今ここを渡らなければまた3分間。この信号で10分あまりもロスしたら私の目標としている仕事開始時間(14時)に遅れる。サンバイザーが見つからずに30分ロスしたら時給の半分もパアとなる。余計損失拡大ではないか。ここは目標時刻に職場に行こう。帰りにまたこの道を通ってその時ゆっくり探してみよう。 

そう思って後ろ髪を引かれながら愛車チャリの元に戻りそれにまたがろうとした瞬間・・・・
あれま 後ろの籠に鎮座しているのは探し求めたサンバイザーじゃあ~りませんか。



あ~良かった! と内心ガッツポーズをしながらも ウロウロ探し回ったわが身を顧みて、ここで良かった感を表しては余計みっともない。何食わぬ顔をしてサンバイザーには手も触れずに自転車に乗り幹線道路を渡ったのであった。
しかし、サンバイザーを飛ばされた時とその後のあたふたした私の動きは赤信号で止まっていた車からは丸見えだったと思う。
それを見ていた人の中には 「あ~あのおばはん 気づかないであせってて おもしれーなー いつ気づくんだろうな」などと思った人もいると思う。(私でもそう思うであろう)

まっいいや どうせその辺の車にしても通りすがりの歩行者にせよ広い東京、知人が見ていたわけじゃないだろうし、いいもんね、笑わば笑えと一人で開き直りつつ道を渡ったら、一人のおじいさんが私を待ち受けていた。

「帽子、籠の中に落ちたよ」とおじいさん。 「ずっと見てたんだけどね、あんた気づかなかったみたいだったし、こんな車が通ってればわしの声もとどかないだろうし そっちにわたるのも大変だからどうしようと思ったんだけどなあ」

おじいさん 気にはなっていたのだろうが鬼気迫っ探している私に片側三車線の道路越しには声をかけづらかったのであろう。

そして 私は(げっ 見られてたか・・・) と思いつつ 「恐れ入ります オカゲサマで」と精いっぱい気取ってお礼を言ってそそくさとその場を後にしたのであった。



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交差点で赤っ恥

2011-06-23 14:21:41 | 日々の生活
火曜日のことである。

この日は朝方は大雨だったのだが昼頃から晴れてきてむしむしの上に紫外線の気になる天気になってきたのであった。

午後から仕事の予定だったので愛車 電動チャリに乗って家を出た私。
当然 この時期の紫外線は怖いので 帽子と首巻(ガーゼ生地のロングマフラー)着用。仕事に行って帰るだけの手抜きファッションバージョンである。

で、家から職場に行く際 大きな幹線道路を渡らなければならない。横断する道は狭い枝分かれ道路なのでその交差点の信号ではとても待たされることになって、ギリギリの時間(タイムカードは30分刻み)の時はイライラさせられる難所なのである。

ところで 家の新米犬Gちゃん。大変ないたずらっこである。先住犬のPちゃんはあまり色んなものを噛んで壊したりしなかったのだが、今思うと大変お利口ちゃんだったのだと改めて思う。
運動能力もPちゃんより勝っているようで、平気で食卓に乗ったり出窓に乗ったりして、ちょっと目を離すとなかなか破壊工作をされているのである。
娘のパンプス、観葉植物、スリッパの三枚おろしなど・・・

そしてつい先日やられたのが私の帽子。anasuiのバーゲンで買って、そう気に入ってたわけじゃなかったけどチャリの時にはちょうど日よけになるので愛用していたのに・・



なかなかワイルドになった なんて言ってる場合じゃない

仕方がないからチャリ用に無印でサンバイザーを買った。 これは丸めて持ち運べるしサイズの調節にマジックテープがついているので頭の大きさぴったりにしてかぶれるし ♪

 

それに買った時はサービス週間とやらで全品10%引き以上だったのである。1980円の帽子が1700円台で買える・・・ その何百円かがうれしい主婦ココロ・・・

そうして買ったサンバイザー この日がおろしたてであった。

でね、信号を待ってたんですよ。たっぷり三分間くらい待たされる。三分間といえばカップヌードルはできあがるしウルトラマンは敵をやっつけられるという有意義な時間だよ。 それを排気ガスのたまる幹線道路の日陰のない歩道の上でやることもなく待たされるんだよ。

この時間にメールの返事を書くこともある私はせっかちさんと言わば言っておくれ・・・ で、信号はやっと青になり電動チャリを軽やかに漕ぎ出した、その時・・・ 一陣の風が吹いてきた。この辺は高いビルがあって風が変則的に吹くのである。
そして次の瞬間、私の頭のサイズちょうどに収まって(こりゃ~風が吹いても大丈夫だな)と思っていたサンバイザーがいとも簡単に頭の上から飛ばされてしまった。
あわてて手で押さえようと思ったのだが風には勝てず・・・

「あっ 買ったばかりの・・・ せっかく200円ばかり得して喜んだサンバイザーが・・・ たった一日 いえ10分しか使ってないのに~ 拾おう 拾わなければ・・・!!」 そう思って振り向いたのだが、なぜかサンバイザーは影も形もなく消え失せているではないか・・・

たった1秒の間にどんだけ遠くまで飛ばされたんだよ? しかし拾わなければ・・・・1700ウン円が・・・(しつこく) 
私は風の通った方向を見定め自転車に乗ったままその方向に漕ぎ出した。(幹線道路を渡らず歩道と並行して)しかし帽子は見あたらない・・

三分間待ったのにこっちの信号は短い。見つからないうちに信号は点滅して赤になってしまった。ちぇっ また三分 しかしその間に帽子を見つけなければ・・・・ 私は今度は本格的に歩道に自転車を据えて 自転車から降りて歩道を歩いて帽子を探した。 しかしそこを探しても見当たらないではないか・・・・

信号で停まっている車は数多あり、それをしり目に自転車からウロウロ 自転車から降りてウロウロ 何かを探しているかのオバサン(私ね)さぞ胡乱な風景であったろうと思われる。

結局 帽子はあったのですけどね。 さて どこにあったのでしょう?


                    この項 続きます。
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真夏が怖い

2011-06-22 17:38:17 | 日々の生活
母との用事で今朝から実家に・・・ 犬2匹連れて高速で里帰り

東京を8時過ぎに出た時にすでにかなり暑かったけど、実家地方も全国に名だたる最高気温を記録する所である。
10時くらいにもう30度超え。

さらに母との用事を終わらせ車に乗り込んだら



午後2時過ぎで37度ですよ。
ゲンナリ。。。

この夏 電力はまかなえるのか? 節電するのはやぶさかじゃないけど、この気温でエアコンかけないと年寄にはキツイよね。



玄関のあじさいと半夏生 この空間だけ涼を感じる。

今日は夏至よね。
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この週末は

2011-06-19 23:04:27 | 家族あれこれ(犬も含めて)
土曜日 ムスコカップル我が家へ・・・

3月に彼女の家族との顔合わせをしたのだが、肝心の結婚式の詳細がちっとも決まらない。
たまにムスコから電話がかかってくるたびに さりげなく(でもないか) あんたどうなってんのよ? と巻を入れたのだが
「忙しくてそれどころじゃねえんだよ」と生意気言われて切られてしまう。
(じゃ、知りませんよ 勝手にせよ)と口を出すまいと決心したが、一応下調べ好きのA型のサガってもんですね、ゼクシィを買ってみた母であった。(買う時はちょっと恥ずかしかった。この年して再婚なんて思われないだろ~な~ などと心配するのは自意識過剰ってもんだろうか? 笑ってくだされ)

買ってみて驚いた。NTTの厚い電話帳くらいの本誌と女性週刊誌くらいの別冊付録が三、四冊ついて その重い事。明らかに家の犬Gちゃんより重かったから4~5kgはあるのではないか? 駅前の書店でかったのだが、それ専門の不織布でできたエコバックに入れてくれる。それでもバッグの持ち手が腕に食い込む重さによろめきつつ買ったのを後悔した母であった。

彼らが来ると言うので その本を用意して、「ホレ 決めなきゃならないこと山ほどあるよ」と脅かしたのであった。

式場にせよ、ムスコが心づもりしている所は その本によるとかなり費用はかさむみたいである。そりゃ~格調高いし、そこでできるに越したことはないけど 式あげました、そのあとは霞食って生きていきますじゃすまないよ と言いたいところである。

とは言え、その手の本を真剣に見たのは初めてだし、M子ちゃんと 結婚指輪のページを見たり、ドレスはどんなのが似合うかしらね~ などとページを繰りつつあれこれ話すのは楽しいものだった。

そういう枝葉のことは楽しいんだけどね。日程とか費用とか肝心なところがバシっと決めてないのが気にかかってストレスになる。多少は援助するつもりもあるのだけど、かと言ってあれこれ口を出してうるさがられるのも嫌だし、甘やかしたくはないし、悩みどころである。
来年の式前後まで この手の楽しさ半分、ストレス半分状態は続くんだろうな・・・ なんたってまだ25歳、今どきからすると早すぎる気もしないでもない。(今更言っても仕方ないけどさ)

ムスコは今日、そこのウェディングフェアとやらに行って、ほとんど仮押さえしてきたそうだ。 大丈夫なんかいな? 

その後、私の友人のジュエリーデザイナーのところに寄って、オーダーした婚約指輪の途中経過を見てきたそうだ。(結局シンプルな方にしたらしい) あとはここにダイヤが入るんですとさ。
M子は指が細く(サイズ6.5だってさ) 土台の半径が小さいのでダイヤがとても大きく見えそうだ。結婚指輪も私の友人に作ってもらうことにしたんだそうだ。



この前 いいな~ ワタシも欲しいと記事内に書いたら コメント欄でみなさんに 「局さんも買っちゃえば」と後押しされたので実は私も内緒でカジュアルな指輪をオーダーしてしまいましたのさ こんなヤキモキしてうらやましがってばかりじゃ体に悪い!(言い訳) しかし自分のバイト代で払う私はエライ(買ってくれる人がいないだけか)


日曜日。

ある製作のため 娘の友人二人が我が家に。 二人とも実家が地方の子なので、家に来る時は何か作って食べさせてあげることにしている。
しかし今日はオットと二人で買い物に出かけていたので作る暇がなかったので一緒に外食。

久しぶりに沖縄料理。

私は外でラーメンと言うのはほとんど食べない。豚骨とか骨出汁系の臭いが苦手である。家から二つの駅を利用できるのだが、一つの駅近くには行列のできるラーメン店 そこは煮干し出汁 その前を通り過ぎる時はまだ許せるが、もう一つの駅に行く途中に最近できたラーメン屋は骨出汁系らしく それを煮込んでいる途中らしい換気扇からの臭気を嗅いでしまう時には 胴鍋の中に得体もしれない骨がぐつぐつ煮込まれてそのアクと油の浮いた絵が頭に浮かんで 特にこれから夏に向かう季節などとてもゲンナリしてしまうのだ。
その店はとても気に入っていた蕎麦屋が廃業してその後居ぬきでラーメン屋になってしまったので その残念さもあって余計なのである。
蕎麦屋だったころは 石臼でそば粉を挽いて素晴らしいお蕎麦を供す店で なんとも言えない薫り高い鰹節の風味のたれの匂いが換気扇から漏れ出でている時に その前を通るのが楽しみだったのに。(好き嫌いとはいえ勝手なものである) 同じ麺類だっていうのに・・・

ところが ラーメンの範疇にはいるわりには沖縄そばは結構好きなのよね。半年に一度くらいはこの店で食べる。



そーきそば こんな大きな豚バラ煮込みと天ぷらと呼ばれるさつま揚げみたいなものとモズクが入っている。豚骨系かカツオ出汁のスープか選べる(もちろん私はカツオ出汁だけど)

 サイドメニューもなかなか充実。ゴーヤチャンプルとジマーミー豆腐とミミガーと海ぶどうを食べた。

娘の友達も珍しがって食べてくれて良かった良かった。









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歌舞伎とフレンチ

2011-06-17 23:13:41 | 食べる
今週は観劇が立て込みました。

恒例 6月に行く歌舞伎鑑賞教室。着物の会の授業の一環である。


この歌舞伎鑑賞教室はお手軽なチケット料で親しみやすい演目を初心者向きの解説つきで見られる。
若手の歌舞伎役者が上演前に解説をして、客席から高校生を舞台にあげたりする。

今回解説は中村壱太郎くん 平成二年生まれだそうだ。舞台には神奈川県の中高一貫校の男の子が二人上がって、女役のまねをしたり、見得を切ったりさせられる。最近の子ってそういう場面でも結構リラックスして普通にアドリブなんてかましたりして、なかなか役者である。
この日は前から二番目花道のすぐ横というとても良い席だったのだが隣の高校生の男の子がなぜか私が座った時に挨拶した。なんて礼儀正しいとちょっと感激したのだが、もしかしたら怖かったのだろうか・・・w



今回は義経千本桜より河連法眼館の場

狐忠信が出てくるおなじみの場面である。狐忠信と言うより狸忠信ではないか・・・という役者さんだったがわかりやすい演目で歌舞伎らしい華やかで荒唐無稽な面白さもあって教室としては良かったのではないだろうか? 高校生たちも真面目に寝ないでみんな観ていた模様。
これが世話物なんかだとみんな爆睡してるもんね。

観劇が終わってFさん始めお姉さまたちとランチへ

2月に行って感動したフレンチレストランをリピートした。

今回もおいしかった。

☆アミューズ


トマトの冷たいスープ 中にメロンがコロンと浮いている。トマトの酸味とメロンの甘味が引き立てあって新鮮な味。これはまねできるかも。

☆前菜


私はマッシュルームにフォアグラを詰めてローストしたものを頼んだが


他の人たちのタラバ蟹のサラダもおいしそうだった。

☆メインは


イサキのロースト ナスのソース

一見地味そうなこのイサキが凝ってて、おなかをくり貫いて香草が詰めてありそれを豚のバラ肉でぐるりと巻いてとめてある。付け合せには野菜と豆(なんだか忘れたが)がホウレンソウで包んであるものが添えられ、イサキの焼きかげんが絶妙にふっくらして ソースともよく合ってホント美味しかった。

こういうのは絶対家じゃできなそうだから。プロの味をありがたく味わった。



デザートは柑橘類のジェリーとバニラアイスクリームとキャラメルのムース。三つのバランスもいいしコーヒーもお代わりも大丈夫。



皇居の緑を見下ろせるロケーションいいし。

これでアルコール類がもうちょっと安ければ言うことないんだけどな。
昼とは言えワインの一杯くらい飲みたいけどそれが千円以上となるとやっぱり躊躇しますよ。
このラインアップで料理そのものはお値打ちなんだけどね。そこがちょっと残念。





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女の一生を考えた

2011-06-15 21:56:57 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先月 ニジンスキーの記事でちょっと触れましたが  月曜日 ミュージカル MITSUKOを見てきた。


 青山劇場にて。

明治の女性でオーストリア・ハンガリー公使として日本に来ていたクーデンホーフ伯爵に見初められて正式な妻として結婚。オーストリアに嫁ぐ。七人の子供に恵まれたが、伯爵の早逝で結婚生活は終わる。
七人の子供とともに未亡人として残された彼女は子供の教育に情熱をそそぎ、良い教育を授けるためにウィーンに転居する。
彼女の子供のうち 有名なのは次男リヒャルト 彼こそは今のEUの基礎となるパンヨーロッパ思想を提唱した人であります。

東京の骨董屋の娘がヨーロッパの貴族の正妻となり、一時はウィーン社交界の華だった時もあると、私は華やかなイメージでとらえていたのだけど、彼女の一生、特に後半生はなかなか精神的に厳しいものだったと推察される。



↑ 実際のミツコさん

夫亡きあと情熱を注いで育てた子供たちのほとんどが彼女の元から去っていっているのである。

特に頭脳明晰、容色も優れた自慢の息子、二男のリヒャルトが自分の友人である女優のイダと恋におちた時、彼女は怒り二人の仲を裂こうとした。まあ相手は13歳上の離婚経験者ですからその当時の普通の母親としては難色を示しただろう。 長男もやはり年上の飛行機乗りの女性と結婚し、それもミツコさんにとっては意にそぐわない相手だった。
それが契機となったのだろうか? 彼女は頑固になりかたくなになってしまう。そういう母を避けて、ほかの子供たちも彼女の元から離れて行ってしまった。最後に残ったのは末娘のオルガだけだった。
(オルガは母を看取ったあとも一生結婚せず、第二次大戦後は難民となって大変な苦労をしたそうだ) 亡くなる時の願い、夫と同じ墓所に葬られたいという願いすらかなえられていない。
そして嫁いだ後 一度も日本に帰ることはなかった。

昨日のミュージカル そのミツコを演じたのは

 安蘭けいさん。

 ミツコの持つ美しさと強さがよく表れていた。

 そしてリヒャルト(若い時)はWキャストだったが昨日はジュリアン(水★アキの息子さんだってね、なかなか達者なイケメンであった。向かって左)

終わった後に、この三人と年取ってからのリヒャルト役の増沢望さんとの四人のトークショーがあった。安蘭さんは顔に似合わずwひょうきんキャラでおもしろかった。
そして彼女の言ったことで印象に残ったのは・・・ この舞台を演じるにあたってミツコさんの足跡をたどるのに オーストリアやウィーンを訪ねたそうだ。そして彼女の一生がやはり穏やかで幸せとは言い難く、たくさんの子供のとの関係を知るにあたって 「あ~かわいそうに 子供なんて持つもんじゃないのかも・・・」と思ったそうだ。そしてその思いを抱きながらどういう風に演じるか考えたそうだ。しかし、色々の精神的苦労の中でも前を向いてプライドを持って異国で生きた彼女の強さ、それを演じることで何かを伝えられるのじゃないかと思ったとの言葉が印象的だった。

ヨーロッパ貴族に嫁ぎ 何か国語も操り、一時は社交界の華としてもてはやされた彼女は、実は日本の女性すぎるほど日本の女性だったのかもしれない。自分を殺し嫁ぎ先に合わせて子供を育てるためにわが身を犠牲にして一生を全うした当時の明治女という意味で。

不勉強のため、この舞台を見るために予習するまでほとんど彼女の事を知らなかった。
そして EUの基礎となった理論を唱えたリヒャルトが半分日本人であること、それを私たちはもっと誇るべきこととして認識してもいいんじゃないかと思った。










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イケメンで眼福

2011-06-13 19:19:53 | 日々の生活
普段忙しすぎるほど忙しいオット。職場近くに泊まってくることも週半分なので、日曜日はなるべく各々の予定は入れないで一緒に過ごす暗黙のルールができている。

そんな事情もあって、この日曜、私はコクーン歌舞伎と日舞の会 二方面から誘われていたのを断っていたのである。

それなのにですよ。オットは元同級生の女性と会う約束をしていた。
彼女も忙しいから日曜しか時間がないのはわかる。 でもそれならそれって早めに言ってくれれば 私は私で自分の予定で動けたのにさ・・・ とちょいとふてくされモードでいたところ・・・

「もちろん お前も来てくれよ。Mさんもお前に会いたがってたぞ。一緒にランチしようよ」とのこと。

んじゃ 付き合ってやろうかいな(エラソーに)と機嫌を直してオットと吉☆寺に出かけたのであった。
Mさんとは何度か会ったことあるが、ワタシと同業者である。
今回の用事は知り合いの留学生の相談に乗ってほしいとのことだった(ランチしながら初めて事情を聞いた)

はっきり言って オットの仕事関係のことでプライベートの時間を費やして休日に見知らぬ人のためにここまで来たわけ? とその時はちょいと思ってしまった。
Mさんはとても人情味があるので困っている留学生の世話をしたかったのかもしれないが・・・

三人でランチしてから喫茶店にうつった後、その留学生がそこに来ることになった。
私は (これから先は仕事の話だし、つまんなそうだから一人で抜けるかな・・・) と内心思っていたのだけど・・・

入ってきた留学生を見て気が変わったんですね。

すんごいイケメンw 

国は違うが最近話題の 軍手だか軍足だかって名前の韓国人俳優に似ている。あの子をもうちょっと丸顔方面にして甘くした感じ。+松潤テイストを振りかけた感じである。
色白で剥き卵みたいな肌。 すらりとした体型にしなやかな身のこなし。

挨拶だけして先に帰ろうと思っていたことをすっかり忘れて座りなおした私(爆)

仕事関係の事は彼自身のことでなく家族のことの相談であった。(詳細略)
それから初めて彼の事情を聞いたのだが、彼はこの春からW大の院生になったらしい。他の大学で経営学を学んで、こちらの企業に就職するか迷っていたところ、もう少し勉強したくなってWの院試を受けたそうだ。 ところがこの震災、せっかくこれから大学近くで勉強しようと思ったのに故郷の両親が 原発が怖いからどうしても帰ってこい 大学なんてどうでもいい! と強硬に言い出し、大学は休学することになり、震災後つてを使って入手した航空チケットが送られてきて(いつもの相場の3倍だったそうだ) 無理やり帰らされたそうである。

そして3か月向こうにいたけど、こちらの片づけや手続きもあるので いったんまた日本に戻ってそれをすませてからまた今月末に帰国するんだそうだ。

「東京は大丈夫だって言ったのですけどね。両親はどうしても心配だからって聞いてくれませんでした」
流暢な日本語である。 

彼いわく、原発事故も、向こうでは「福島の原発事故」というより「日本の原発事故」という認識がされていて しかも日本は狭い国だから東京にいようが九州にいようが、日本? 放射能心配!って思われているようだ。
震災の後、あっと言う間にフランスやら彼の国やらの人たちが日本から消えたと思ったらそういう事情があったのね。
こういう事を耳にして改めて外国からの視線ってことを考えると 国際的風評被害ってのは深刻だと思ったな・・・・

まあ それはともかく・・・
話してみると礼儀正しく頭の回転もよくとても良い子であった。いかにも裕福な両親に大事に育てられた感もあり。
頼んだ紅茶をポットに注ぐ仕草も優雅で、細くて長い指先も芸術品であった。(我ながらよく見てるわね)
私と話す時にちょっと恥ずかしそうに浮かべる笑みもかわいさが余りまくったのであった
(息子と同い年ってところが泣けるがw)

オットはこういう際は朴念仁なので 「中☆と台☆との関係は?」とか「向こうの就職事情とコネ採用」とかつまらんことばかり話していたがw 「彼女いるの?」くらい聞きゃいいのにさ。

ブロガー魂を発揮してぜひ記念に一枚くらい写真も撮りたかったが いくらなんでもそれも言い出せずに残念であった。

結構長いこと話してレシートを持ってオットが立ち上がると 
「お休みのところわざわざ時間を作っていただいたのですから ここはぼくがお支払します」とレシートを取り返しそうな勢い。
それをオットが無理やり自分で払ったが、その気の使い方も好感度

帰りしなに今日のお礼ってお茶をくれたけどね。



もう多分二度と会わないだろうけど、このお茶を飲むときには彼を思いだそう。
国的にはあの国は決して好きじゃないんだけど、イケメン一人で好感度はアップするもんですね。(私だけかしらん)

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どこで買うのか?

2011-06-13 00:37:33 | 日々の生活
日曜昼間、弟よりメール。

「今 国立新美術館 ミュージアムショップでじいさんの父の日のプレゼントを買ったよ」

とのこと。

弟夫婦は某地方都市に住んでいるのだが、よく上京してきている。先月もチケットが一人○万もするド×ンゴのコンサートを二人で見たようで
「いや~ 故郷、感動したね」 などと姉の私より金に糸目をつけない(なんたってDINKS、その上キリギリス性格ですけんね)文化的生活を送っているようである。

「へ~ そうなんだ。何買ったの?」とメールを返すと

「アートス☆テコ だよ 水玉模様 」 だそうだ。

まあステテ☆でもフ☆ドシでもアートしておくれ、父よ。

それを購入するとき、弟は母に父のサイズの確認のためにメールしたそうだ。そして母にも何か欲しいものがあるかどうか聞いたそうだ。
アート腰巻でもあるのであろうか?

そうしたら母の返信 いわく

「来週漬けるから ラッキョウを7キロ」 だったそうだ。 空気読めない母である。息子は六本木にいるんだぞ。

「六本木あたりだと大量にラッキョウ買って安いところあるかね?」と弟。 彼もすっとぼけた中年男だよ。
 

それにしてもラッキョウ7kg・・・ 洗って皮剥くの、くさいしめんどくさいんだよね。しかし 母のラッキョウ漬けは絶品。出来上がった頃にもらいに行こう(不肖の娘だわ、ワタシ)





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抜糸終了

2011-06-11 00:59:24 | 日々の生活
避妊手術から一週間たったGちゃん。

赤ひげ獣医さんに行って抜糸してもらった。
実はこの一週間の間 オペ後に貼ってあった絆創膏をはがして自分でぺろぺろしていたので心配になって電話したところ、「まあ大丈夫だろうけどおなかにタオルでも巻いといて!」との指示。巻いてもすぐとってしまいそうなので
「先生、はがれなそうな絆創膏はってもいいですか?」と聞いたら
「薬塗ってるから剥がれると思うけどな。」←貼れるもんなら貼ってみなって感じの口調
「剥がれないのあります」 と私
「じゃ、いいよ 貼ってください」

ってことだったので バンドエイドの傷パワーパッドの大きいのでおなかの傷をカバーしていたのであった。

それを貼ったまま行ったら

「ほぉ はがれなかったね。でもこれじゃ剥がすの大変だ。」とアルコールで粘着部分を溶かしながら剥がしていく先生。

Gちゃんはアルコールが沁みるのか足をバタバタさせて嫌がったが。絆創膏を剥がして糸を抜いた後、絆創膏で周りの皮膚はかぶれてしまったが、傷はきれいにくっついていた。
傷口も2cmちょっとくらいきれいなもんである。


その後痒がりもせずに、もう舐めもしないので、このままきれいに治りそうである。

「ありがとうございました。もうこれで大丈夫ですか?」
「うん 大丈夫だよ。」とあっさりしたもんである。
「先生 お代は?」
「あれ? まだもらってなかったっけ? じゃ ○万×千円」 のんきなものである。(近所のぼったくり獣医の半額であった)

カルテもなければ領収書もない。こういうアバウトなところが嫌と言う人もいてはっきり言って評価は分かれる獣医さんである。

近所の犬友の中でもこの先生が大好きで本当に信頼している人と あのぶっきらぼうでアバウトすぎると嫌っている人と二種類いる。

私は と言えば 手術をお願いするくらいだから信頼しているし、この先生が好きだと言う人の方が気の合いそうな人が多い。
編集者から直木賞をとった某作家も そのエッセイの中でこの先生を名医とたたえているんだそうだ。
犬友の中でもその話は有名だが、ある種苦笑を持って話される。
「先生 大変なんです」と息せき切って犬猫を持ち込んで
「まあったく 大したことないよ」と鼻で笑われた経験を持つひとが多いから。

しかしアバウトそうでも、家のGと同じ犬種で2か月年長の子には アレルギーがあるから手術は秋以降と慎重なところは慎重なのである。
薬の出し方なども理にかなっていると思うし、余分な検査はしないけど、その診断と予想経過はほとんどその通りになる。
やっぱり名医だなと私は思う。

こうして無事に避妊手術は終わった。

まだ小さいし、子宮や卵巣を取っちゃうことについてを人間に置き換えればなんとなく残酷なことに思えるが、自分の家で繁殖をする意志がない以上、雌犬の場合は将来の子宮の病気や乳腺腫瘍の確実な予防になるらしい。

いまのところ先住Pちゃんも元気だし、やんちゃ娘と一緒に長く仲良くやっていってほしいと思うから。


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デカウォッチ・チビウォッチ

2011-06-09 00:43:47 | 日々の生活
娘が急に 「華奢な時計が欲しい」と言い出した。
「華奢な時計ね~ どんなの?」って聞いたら、「小さくて古めかしいのが欲しいんだよね」 だそうだ。

それがあったのですよ、箪笥の隅に。

祖母の形見である。



おととし亡くなった叔父がお土産に買ってきたと言うオメガの時計。
まだ外国に行くというのが物珍しい時代、ヨーロッパ出張なんてあると親戚が羽田まで見送りに行ったような頃。祖父がお餞別を弾んだので叔父がお返しに買ってきたという由来をむか~し聞いたことがある、

手巻きである。
とても繊細なヘビ革の黒ベルトがついている。祖母が大事に使っていたようで、そんなに傷んでいないのが驚き。

それを祖母が亡くなってしばらくして私がもらってきたのである。

その時リューズを巻いても動かなかったはず。
だからもう使えないのかな? でも祖母の思い出の品だからとっておこう。そのうち機会があったらアンティーク時計の修理を扱うところに相談してみようかな などと思いながら、忙しさに取り紛れて忘れていたのである。

娘が希望する 「小さくて古めかしい」・・・ぴったりではないか。

「あっ すごいすごい 私が思っていたのとぴったり! どうして使わなかったの?」と言う。

「大バアバの形見なんだけどね、もらってきた時動かなかったから そのうち修理に出そうと思ってて忘れてたのよ」と言ったら、

「いいな~ いいな~ 私にちょうだいよ」と言う。

「あげてもいいけど、修理にお金かかると思うよ。もし動いたらあげるよ」とどうせ動かないだろうとタカをくくって言ったら

「わかった。どこか修理してくれるところ探してみるね」 とのこと。

手巻きだからこのネジを一日一回巻くんだよ などと教えて娘に渡したら 何やらいじってあとに

「あれっ これちゃんと動くよ」 とのこと。

秒針がないのですぐにはわからなったが、ネジを巻いた時計の長針は確かに進んでいるではないか。耳を近づけると小さくてもきちんと時を刻む音が聞こえる。

「え~~ 動いてるじゃない!」

「わ~い動いた! 今 動いてねって念じたんだよね」と娘。あんたはユリ・ゲラーか(これがわかる人は同年代ですw)

「じゃ、これ 私がもらっていいのね ♪」

え~~ん あげるなんて言わなきゃよかった。
「たまには私に貸してね」と媚びるはめになった母である、残念。

ちなみに娘が普段している時計はこれである。



アーミー仕様なんだってさ。 ごついけど結構かわいい。(ゴツカワユイ)

それにしても この大きさの差が笑える


↑ カーラーと比べてみた。

腕にはめてもこんなに違う。
 

相変わらず好みが極端から極端に走るムスメである。








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植物に関心のない男

2011-06-07 21:48:36 | 日々の生活
ここ数年で我が家の近所の川周りの資材置き場だったところが開発、分譲された20軒ほどの住宅、そこを週末に犬の散歩で通るとたいていうらやましい光景が展開されている。

それは・・・「住人の男性が庭の手入れをしている」ことなのである。

坪単価も安くない土地柄、そう広いスペースではないけど、それなりにシンボルツリーを植えたり、季節の花を植え替えたりしてそれぞれが美しく庭を整えている。
ある家庭では本格的に日曜大工でウッドデッキなどをこしらえているお父さんも居た。ウィークデイも仕事から帰っては少しずつ作っていたのだろうか?毎日少しずつできていくデッキを見るのが私も楽しみであった。
去年あたりからゴーヤもブームのようで、どの家も二階のベランダまで緑色のネットが張られるようになった。夏を迎えるころに緑のカーテンで覆われるのであろう。


そしてその庭仕事をしているのが、その一角の分譲地の住人はなぜかお父さんなのである。

いいな~ いいな~

我が家も猫の肉球くらいの庭。 もうしわけほどの木とプランターの花たち。
はっきり言って植木屋さんや男手を要するほどの庭じゃないんだけど、あまりにも関心のないオット。
いや 庭木だけではない。
植物全体に対してまるで興味がないようである。
何が咲こうと、何が枯れようとまるで気づかない。



今年はどうしたことか 10年もののアマリリスがまた咲いた。ここ2,3年はちょっとだけ葉っぱは出たがつぼみをつけなかった。
もう寿命かなと思ってたけど一応思い出したころに水をやっていたのだけど、今頃咲いてくれた。なんて健気なのであろうか?
オランダからの輸入の球根が入って風車が描いてある鉢、流行り始めの頃に買ったので結構いい値段だったはずだが、これだけ楽しませてくれるなんて安い買い物であった。

ついついうれしくてオットに
「アマリリスがまた咲いたね~」と言ったところ
「アマリリス? 何それ?」であった。
咲くたびに教えたのに毎年忘れてくれる。


そして先日はまだつぼみだった芍薬を買ってきて居間に飾っていたのが だんだんと開いてくるので


「ねーねー また咲いたよ」って言ったら
「バラか~?」と言う。
「バラじゃないよ~ ほら 立てば・・・の花だよ」(立てば芍薬と気づいてほしかった)と言ったら、
「そんな タテバなんて花知らないよ」だそうだ。

ダメだこりゃ・・・

ところで 姑はオットが小学校低学年くらいまではなかなか教育ママだったらしい。(その後は飽きてほっぽらかされたらしいが)
社会科や理科で米作りなんて勉強すると 実際に苗をどっかから調達して米が実るまで育てたんだってさ。
「局さんも OOくんたちにそうやって見せてあげるといいわよ。」と説教された覚えあり。

親が必死になって道筋をつけても、興味のない分野は子供は受け入れない良い例である。(皮肉です)




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Gその後とDVD三昧の週末

2011-06-05 21:59:28 | 見る(映画 劇場 美術館など)
金曜日のGの避妊手術は無事に終わった。

夜 赤ひげ獣医の先生が診療後に送り届けてくれた。
突然知らないところに連れて行かれて眠らされておなかを切られて子犬の小さな頭ながらも理不尽だと思っただろうが、私を見て小さくしっぽを振ったのが不憫だった。

先生は抗生剤の粒を二つくれて、「これ四分割にして四日間飲ませて、もう一錠は予備だからね」といつも通り簡単な指示である。
手術の部位には絆創膏が貼ってあるだけ。舐めるのを防止のエリザベスカラーくらいはしていると思ったがそれもしていない。

餌はどうしたらいいのかと聞いたら
「今日はたぶん食べないだろうけど やるんだったらやってもいいよ」というこれまた簡単な答え。

Gちゃんを迎えたPちゃんはなんとなくほっとしたようで おかえりといった風で匂いをかいで歓迎していた。
Gちゃん その日はさすがにいつものやんちゃぶりは影をひそめてずっと寝ていたけれど、1時間後に普通に起き上って水のところに歩いて行ってずいぶん長いこと水を飲みそれから普通にステップからソファに上ってPの隣にいつも通りに体を横たえた。

次の朝はご飯完食 食後に状態のいいうんちもしたのでほっとする(近所の犬たちは三日くらい出なかったと聞いていたから)

今日は術後二日目だけど、まだADLはいつもの半分くらいながら徐々にやんちゃっぷりも戻ってきた。ソファからステップを伝わらずに降りて痛かったのか一度キャンとないて それ以降は自分でも気を付けて動いている様子である。

昨日ゴミ出しの時に隣の奥さん(やはり犬を飼っていて共通の獣医さんにかかっている)に
「避妊手術してきたのよ」と言ったら
「えっ? どうして? 今更?」と驚かれたので 「今更って早いくらいじゃない」と言ったら
「あっ 犬ね。私局さんがしたのだと思ったわ。 おたくも元気なのね~ってびっくりした あはは」だそうだ。
今更誰が避妊手術するんだよ (笑)

術後一週間で抜糸だそうだ。

毛を剃られてちょっと痛々しいが元気です。


このGちゃん術後の期間、やはり何かあると心配だったので、外に行く予定も入れず籠るために、DVDを借りておいた。

三枚のものがどれも当たりだったので 今更のものばかりだけど記録しておこうと思う。





「バーレスク」これは娘と鑑賞

アギレラの歌、ステージのダンス、最高。単純なわかりやすいストーリーだったけど楽しかった。
ブラックスワンのようにのめりこんで見られるけど 後味の悪さはなく、見終わった後に残る高揚感がよかった。
こんなクラブ 行ってみたいもんです。





「オーケストラ」ある人のブログで褒めてあったので借りてみた。オットと鑑賞

これも良かった。ブレジネフの時代に国家への反逆嫌疑?をかけられて仕事をとりあげられた才能ある指揮者や演奏者たち。その後30年間不本意な仕事をしながら生活をしているが、ひょんなことからパリ シャトレ座に出演することになる。
その出国までと 因縁のあるバイオリンソリストとともに演奏する話。

オットは行間を読まない(読めないとも言える)理系オトコなので 「どうして急に演奏がよくなるんだよ」と最後の場面で納得が行かないところもあったようだが、やはり 最後は感動したと言っていた。
不遇な時代を耐えて、素晴らしい舞台で、最高のソリストを迎えて演奏ができることになった喜びっていうのがチャイコのバイオリン協奏曲の盛り上がりとともに迫るラストは涙誘われました。
これも後味の良い作品。





「インビクタス/負けざるもの」

アパルトヘイトが終結させた南アフリカの大統領に就任したネルソン・マンデラは、その後も残る黒人と白人の差別意識やさまざまな問題を痛感する。国民の心をスポーツを通じて団結させようと、キャプテンのピエナールとともに弱小ラグビーチームの立て直しを図る。

これもオットと見たんですけどね、見始めたのが土曜の夜遅かったので続きは明日にしようねと言いながらだったが、止まらなくなって最後まで見てしまった。
オーケストラともある種共通しているんだけど、人を動かす、人の心を一つにするってのには感動ってもんが必要だ。それが文化にせよスポーツにせよ。



マンデラの人心を掌握する力、洞察力、先を見通す力、不屈の精神力・・・ 

こんな人が今の日本の政治家に居てくれたらねえ・・・・
と この週末の日本の政治のバカ茶番を見ながらだったから余計そう思ってしまった。

日本が今未曾有の災害で大変な状態にあることはあるけど、別に人種の問題もないし、国民はみんなある程度の教育も受けているんだし、ましてもともとはまじめで勤勉な国民なんだからさ。ちゃんとしたリーダーが、先を見通してきちんとしたビジョンを示してくれれば、復興ももっと早くできるんじゃないだろうか?
内輪もめしたり、足をひっぱりあったりしてる場合じゃないだろに。

一体何したいんだ?と誰もが思うのに居座り続ける菅さんもだけど、自分も政治家やめるっていったくせに余分なところにしゃしゃりでて 相変わらず詰めも甘いからしっかり言質もとらなかったくせに菅をペテン師呼ばわりする鳩にもホントうんざり。
辞めさせる辞めさせる 新党立ち上げとかまた騒ぐだけ騒いで形勢が変わるとなると欠席する小沢さんも・・

マンデラの爪の垢でも煎じて飲んでいただきたいと思います。






 
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