局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

目黒で月を堪能す

2024-11-30 23:02:00 | 見る(映画 劇場 美術館など)
旅日記を書こうとは思うんだけど こちらも忘れないうちに備忘録

昨日(金曜日) オットに頼まれた管理仕事のうちあわせに行った。
終わった時はお昼時、ワタシの次の予定は3時。自宅に戻るのにはちょっと中途半端 なので ここいらで時間をつぶそう。

一人ランチで選んだのは駅のそばのコリアンレストランであった
わりにレビューは良かったんだけど・・・


すっぱいだけで旨味のないキムチと泥っぽいスープと


同じく酸っぱくて塩気が多くて旨味の無いのに変にスパイシーなヤンニョムチキンがメイン


デザートの杏仁豆腐で口直ししようと思ったらこのシロップにまで黒酢が使われていた。豆腐自体の食感はいいのに残念
料理全般 どんだけ黒酢好きなんだよ! と 変にスパイス使ってこじらせてる感じ。
ワタシの美味しいモンセンサーが久しぶりに外れてしまったのがショック。店主がイケメンだったのがせめてもの慰めであったw・・・

食べ物でガックリが尾を引くもんで ちょっと気分を変えようかと
行人坂を降りる この坂は江戸市中から目黒不動尊への参詣路だったそうですよ。
行きはよいよい帰りは・・・ の坂なんですよね


大圓寺前を通り過ぎる


天台宗の寺院 釈迦如来 大黒天を祀り 元祖山手七福神の一つだそうだ


目的はここのホテル 目黒雅叙園です




お七の井戸 八百屋お七とは、恋焦がれた寺小姓吉三会いたさに自宅に放火して鈴ヶ森で火刑にされた迷惑系情熱女子ですが その恋慕の相手はお七亡きあとに僧侶となって念仏行に出かけたらしいが その出発時にお七の菩提を念じつつ水垢離を行ったところ なんですと。
この前は今までに何度も通ったが気づかなかったよ。


見上げると緑が濃い 目黒駅から目黒川までドーンと下がる
河岸段丘なんですかね?


ホテルのエントランスはクリスマス模様
といってもここのホテルはどっちかというと全体が東洋風なのが似合う気がする



ほらね
廊下の壁画なぞ


百段階段の入り口です
こちらのエレベーター
ここからして豪華です


内部


韓国の螺鈿作家によるものだそうだ





「百段階段」とは通称で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。食事を愉しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。
“昭和の竜宮城”と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。サイトより



今回は 月百姿×百段階段


はるか昔から月は人々を魅了し続け 古今東西の文化や芸術において主題として扱われてきました 月百姿は幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師 月岡芳年が月にちなんださまざまなモチーフを書いたシリーズです

だそうです






今まで何度か行ったが お雛祭りだのの時は激混み 今回はそこまで人は多くなかったがとても良かったですよ。

見学客もジジババが多いと思いきや 若い男の子の二人連れとか仕事の途中っぽい渋オジとかも 日本髪を結って着物を着てさかんに写真を撮ってもらってるSNS発信するんですか? の若い女子もいた。











月岡芳年 最近聞いた名前と思ったが この夏太田美術館でこの展示の中でも登場していたっけ
月とかそれにまつわる幽遠な世界を描くのが好きな浮世絵師だったんじゃないですかね?
原本の浮世絵は写真不可なので写真は加工された作品です















魚樵の間


月にまつわる現代作家の作品も展示


次の部屋


すすきも風が吹いてさわさわする


月もプロダクションマッピングで陰が変わる ウサギも出て来る






中国風の部屋


中華風の食卓と中国美人
















部屋の四季の画も素晴らしく











芳年の作品を









清方の美人が見下ろす










百段階段の最上階 なぜか99段なんですよね


頂上の間


こういう部屋のしつらえも素敵だ
1935年の建築 よく火事にも会わずに残ってたもんですね
ワタシの明治生まれの祖母が姪の結婚式がこの会場であって
「竜宮城みたいな所だったんだよ」と語ってたのを思い出す
当時も豪華絢爛な建物だったのではないでしょうか?




これは複製です




さて 帰りますか




ここのショップはちょっと変わったセレクションで素敵なものが多い




良い展示を見られて コリアン料理の味を忘れた




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腰痛とお土産 vol.2

2024-11-29 20:46:02 | 
さて腰痛ですが帰国してから痛み止めも服用せずに済んでいるいて、徐々に痛かったという記憶がなくなっていってる状態です。このまま癖にならないといいけどね。

で、お土産ですが・・・
同行の友人夫妻、まず成田で合流してびっくりしたのが、一週間の行程で二人分のスーツケースが1個 それもワタシの95lのより小さかったこと。
私たち夫婦は95l1個 それより小さめの1個であった。
ホテルで少しは洗濯できるかな? とも思ったが着替えもあるし色々入れて スカスカだけど帰りは大抵お土産でいっぱいになるもんだな~ と思うんですけどね。

まずそれで驚いたが 旅行中もあちらのご夫妻って殆どモノを買わない。
まあ男性が買い物にあまり興味はないのははありがちだけど、ベトナムなんて可愛い雑貨の宝庫じゃありませんか?
市場を歩いてると 「あっ可愛い あれを孫に!」 とか 「あのクッキーとかスパイスとか見たいな~ 」とか足を留めたくなるじゃないですか?
お二人+うちのオットもまるで足を留めない。

いざ買い物し始めてもあちらの妻の方もそういったものに興味ないのであろう
「いいよ~ 局ちゃんゆっくり見て~」とニコニコしながらつきあってはくれるが自分じゃまるで買わない・・・
そうなるとワタシも購買意欲がそがれるじゃないですか
今回の旅のお土産はここ何回での最少購買数 さらに現地の物価も安いので最少購買価格となったのである。

仮に買い物大好きなムスメや値札を見ないで豪快に買い物するゴルフ友などと行ったらどうなったかなー?などと考えると少々物足りない結果だがまあ仕方ない save moneyといった観点からは大いに良かったんだろーなーと思うことにする

ちなみに決して同行夫妻はケチでもお金がない人たちじゃないんですよね
生活全般が非常に合理的かつ論理的であるだけ

妻の方は旅行中の読み物として



を持ってきてたけど
「もう書いてある事がダンナにそっくりなのー 思い当たりすぎて新鮮味がない」と言っていた
まあ一種のミニマリストだなー
これからの人生に向けて「モノを増やさない」方が絶対合理的ってことは間違いない。

ワタシもわかっちゃいるのよー でもねー ちょいと旅先でオサレなモノや普段使い出来そうなモノ買って「あー あの時あの街角出会ったんだなー」とか使うたびに旅の記憶を蘇らせたり 家族や友人が喜んでくれるかな?なんて想像しながらお土産買うのってのも楽しいのですけどね。

例によって前置きが長くなったが

買ったモノ

カンボジアではいわゆるお土産屋さんで買っただけ 
市場にも行く機会がなかった

レモンバーム主体のオーガニックの虫よけスプレー(良い匂い)何本か
ゴルフ友たちにあげようっと


カンボジアの名産のコショー 粒と粉 あとは粒のオイル漬け (これはサラダに散らすとか良い味のアクセントになりそう)
ご近所とかに


例のアンコールワットの塔の形のクッキーです 
あと現地のお金が余ったのでマグネット買った
このクッキーはオットも職場用にたくさん買っていた
職場からのlineは殆どが「奥様大丈夫ですか?」だったらしいww



ハノイでは
街の中心の湖から市場への道の両側のちょっとオサレな店や
何がどこにあって何を買ったらいいのかカオスの市場やらをささっと通り過ぎるくらいに見たが そこで買ったのは

刺繍のポーチたくさん


テーブルランナー


水牛の角製のペンダント


竹のかごバッグ(お嫁ちゃんとムスメと私と模様違いを3つ)


ベトナム産カカオのチョコレート
コーヒー
ココナツクッキー
ばらまき用に5個ずつくらい


って感じです。

今円は安いし欧米は物価が上がってるし アメリカ本土やハワイやEU圏に行ったら買い物の度に 10000円相当が飛んでいったと思うが、現地はまだまだ物価が安い。
スーパーで籠一杯クッキーやチョコレートを買い込んでoliveで決済してみると即座に円換算で知らせがくるが それが3000~4000円台くらいなのでほへ~と力が抜けた。

このココナツクッキーはココナツがざくざく入っててすごく美味しかった。
もっと買ってくればよかったな~(旅先のものってたいていもっと買っとけばよかったなって思うんですよ ワタシの場合)

バッチャン焼きの陶器もちょこっと探したのだが(旅先で食器買うのって好きなんですよね)市場に売ってたのがほとんどプリントでこっちの100均でも買えるようなのばかりだったのでやめてしまった。ちゃんと調べて手描きの店に行きたかったな~

とにかく道に向こう側に見たい店が・・・ と思ってもメンズ二人はさっさと先を歩いてるし それならば と 一人で道を渡るのが 無理~だったんですよ。
現地に行かれた方は思い当たるでしょうが あの車とバイクが行きかう中 平然と道を渡る度胸がないのよね。とにかく怖いベトナムの道路事情に負けたのである。

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腰痛とお土産 vol.1

2024-11-27 14:23:51 | 
旅日記を続けようと思っていたけど ここで旅行2日前に我が身に起こった急姓腰痛症(いわゆるぎっくり腰)の対処と クリンちゃんにコメントで問われた お土産について記録しておこうかと思います。

ぎっくり腰 
いや~~ 大変だったのよ。
旅行に行く前々日の朝にソファから立ち上がろうというときに うっ となった。
でもその時は身体を起す時とひねる時くらいなのでそう心配はしてなかったが 念のためいつも行っている整体の予約を取って施術してもらったら少し良くなったので自分なりのストレッチをして就寝

そしたらですね 翌土曜日(旅行前日)に起き上がれなくなったのよ!
ベッドから起きて服を着て・・・ みたいな動作ができない 最悪なのは靴下を履くという動作(腰痛持ちの方はおわかりだと思います)
この時点で初めてオットに「なんかさ~ ぎっくり腰になったみたいでさ~ 起き上がれなくなったみたいなんだよね~」と告げた(普段からワタシはオットには弱みをみせない習慣なんです すぐに止めとけ(ゴルフだの飲み会だの)っていうからねww)
仰天するオット 「ホントに歩けないんか?」
「う~~ん 無理すれば歩けると思うけど 姿勢を変えるたびに激痛なんだけど とりあえず病院連れてってくれんかいな?」

オットの運転する車の助手席に乗ったが 歩くのはどうにか歩けるが車に乗るためにかがむとか座るとか席から立ち上がる度に激痛ってことがわかる。一旦座席に寄りかかるとその後に体をまっすぐにするのが大変なのでいちいちオットに支えてもらわないと無理だった。

病院に着いて整形外科外来で待つ 顔見知りの看護師さんが
「どうなさったんですか?」と言うから これこれしかじかと告げたらとりあえずレントゲンを先にと言われ席を立とうとして「イテテテ」をしたら「車いす持って来ましょうか?」とも言われたがそこまでじゃないですとお断りして自力で歩く。 イテテテテ・・・ 80歳台のお婆さんのお参り歩きである。
整形の先生も事情が伝わっていたみたいで 「明日から旅行に行かれるんですよねぇ・・・・ 大丈夫かなあ」なんて思案顔。
しかしレントゲンを見たら「綺麗な骨ですよ つぶれもないです。 この痛みは筋肉からですね」とのこと。
オットは圧迫骨折などだったら大変だと思ってたらしいがそれじゃなかったらしくひとまず安心。
「急だし ご旅行前なのでブロック注射してやってって言われているんですが良いですか?」 いいも悪いもこの時点でやらねば絶対に旅行には行けないであろう。

「すみませんねえ それでは・・・ 」とオットより20歳くらい若いであろうDrは遠慮がち エコーのためのジェルが冷たかったので ビクっとしたら
「あっ 冷たいですね~ すみません」針を刺す時に右側が神経に当たっちゃったらしくてさらにビクっとしたら
「あっ 痛かったですか すみませんすみません」 となんかこっちが申しわけないほど謝ってくれた。そんなにワタシが怖いのかwww

「湿布貼られてましたね かぶれてますね」 と先生。
この朝 オットに湿布を貼ってもらったがそんな事は一言も言われなかった。オットよりずっと細やかだね~
注射の効果はわりにすぐに現れて どうにか体を自力で起こしたりはできるようになったが 深い所にじ~~んとした痛みはまだ残っている感じだった。


ロキソニン湿布を処方してくれたが茶色いのより白い方がかぶれないだろうとそちらにしてくれた。
そして「念のために痛み止めも3種類出しておきます。」とセレコックスとロキソニンとトラマールと出してもらった。トラマールは癌の疼痛にも効果あるという強い薬 普段なら飲みたくはないがこういう場合はやむなしだ。
そしてコルセットも出してくれた。

それから「少し休んでてください」と処置室に居ることになり 旅行前の日記となったのであります。
その時に 「先生 この注射の効果ってどのくらいでしょうか?」と聞いたら
「う~~ん 短ければ一日二日 一週間くらい持つ人もいるし、これをきっかけで収まる方もおられますよ」 とのこと



で、こちらに二時間ほど休んでいる間に考えたんですね。
もし旅行中にぶり返したらどうしよう?
(今は収まっているが根本的に治ってない感じはするもんな~ 不安を抱えて旅行したくないな~)

実はワタクシ こういうぎっくり腰は人生2度め 前回はスペインだったかポルトガルだったかの旅行の前々日であった。
この時も焦りまくり、近所で口こみが抜群に良いモルフォセラピーの施術の先生を見つけてやってもらったら一発で治ったんです。
この施術って 色々言われているが この時のワタシのぎっくり腰には抜群の効果があって この時も 80代お参り婆ちゃん歩きで行ったが10分くらいの施術の後にはピンシャンして痛みもなく帰宅できたのである。

あの時の驚き! 今回もこの先生におすがりできれば良かったのだが、残念なことにその先生は今年東京を引き払いN県で開業されていたんですね。
(あ~ ダメ押しにあの先生にかかりたいな~)
ワタシは恨みがましく N県でのその施術所のHPを眺めていた。
そしたら んんん? その先生は月に2日ほど東京に戻り、施設を借りて予約診療をしているではないか! その日付を見たら 明日!
ってことは もしかしたら前日に東京に戻っているかもしれない!ダメ元で電話しよう!

で、電話してみたんですね。
先生はワタシの携帯の番号を記録してあり以前旅行前に飛び込んで施術したことも覚えていたようだ。
「今度も旅行前なんですが この前と同じ症状なんです。明日こちらで施術されるようなので今日中にこちらにいらっしゃっているのじゃないかと・・・」
と藁をもすがる必死なワタシ
「ええ 明日なら診てあげられますよ これから夜まで予約の患者さんを診てそれから明朝移動する予定なんです」
「それが~ 先生~ 明日の朝の便なんです~」
「朝ですか 何時に立たれますか?」
「9時半の便なので7時には成田のパーキングにつきたいんです。5時ちょい過ぎには出ようかと・・・」
先生 「5時ですか・・・」とちょっと躊躇したあと
「わかりました 明日4時半にお宅にうかがいます」と言ってくれたのである!
「えっ いいんですか?」
「大丈夫ですよ 朝でかけるのをちょっと前倒しするだけですからね」
あ~ なんて良い人なんだ!

で、先生はまだ夜明け前に車で我が家まで来てくれてほんの10分腰回りを触り(ホントに触るってだけ ボキっ とか グキリ とかないのに痛みがなくなるのが不思議)
そこでブロック注射と湿布だけでは収まらなかった深部の痛みがほぐれて
(あっ これは大丈夫 旅行に行ける!) という自信がついたのであった。

なんとなく疑心暗鬼のオットにも ついでにずっと懸念材料の首も施術してもらったら「あれ~ 全然違う!」という。
施術料金は依然と変わらず 出張費だけ5000円上乗せでお支払いして 出発できることになったのである。
これがなかったら到底この旅行の行程はこなせず オットと友人夫妻だけ行ってもらって私はホテルで休んでるなんてことになったと思う。
それ以前に飛行機が耐えられたか?
先生をお送りしたあとに オットと
「お前ってホントにいざって時に運がいいな~」
「おかげさまで 良い人に巡り合う運はあるよね~ あなたもついでに診てもらえてよかったじゃん。今度出張の時にN県に寄って来れば」
「しかし なんなんだろうな? どうして痛みがなくなったかわかんね~」
などと言いながら成田に向かったのであった。

あ~ 長くなりました。

お土産編は明日にしますね。

旅行中 腰は大丈夫 6時間飛行機に乗りハノイで4時間待機 その後1時間半の飛行に耐え その後毎日20000歩あまりの歩行やバス移動 梯子の上り下りもできた。
1日目に塗り薬をトランクに入れちゃったので注射後の絆創膏と湿布あとのカブレがひどくなっていまだにちょっとかゆいよ~ってのだけが残ってる感じ。

旅行前って色々予定が前倒しで詰め込まれるし ここのところ忙しすぎたんですよね~
しかしいつもだいたいは丈夫で元気なワタシ 健康を害するってことの怖さと健康であることの大切さをかみしめました。
無理しちゃダメってお年頃なんですね。





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アンコール遺跡の朝昼夜

2024-11-25 22:25:18 | 
無事に帰国しております。

さて旅を振り返ります。
一日目ハノイでのトランジェトで次の✈が遅れ、シェムリアップに着いたのも遅くなり眠りについたのが12時頃
次の日の集合時間が4時55分というハードスケジュールだった(ぎっくり腰3日目)

まだ真っ暗な中 迎えの車に乗り


こちらは観光センター
こちらで遺跡群に入れるチケットを買う
一日券 三日券や三週間?券などあり当然長ければ一日あたりの入場フィーは安くなる。


遺跡を訪れる時にはこれを持って行って日付にパンチしてもらう。
写真を撮って5分くらいするとすぐにこんな感じのチケットにして渡してくれる



ワゴン車から降りて密林の中を切り開いた道を進んで行く
遺跡での朝焼けと日の出を見ようとする観光客も結構居る。



こちらは経本を置いてあった図書館のような建物
朝日を迎える人たちでいっぱいだった


アンコールワットの5つの塔が見えて来た

あ~ ついにここまで来たのねという感動の一瞬


疲れもふっとぶ一瞬だ


朝焼け


夜があけてきました


建物の前のお堀に映る上下対称アンコールワット


日が上る


太陽を手のひらに載せるオトコ


熟年2カップル


この後はホテルに戻って美味しい朝食をいただき


朝ごはんが終わったら 次はアンコールトムへ

南大門の入り口が見えて来る


ナーガ(大蛇)
左右に一体ずつ これを引っ張る 右側は阿修羅 左側は神々の像が54体ずつ並ぎこれを引っ張る 乳海攪拌がモチーフだそうだ
圧巻です


引っ張るぞ~~




回廊が囲み


壁にはレリーフが残る




種々の戦や神話などに基づいたレリーフ



こちらにマッチする僧侶さん


ヒンドゥーのご神体は ナニ です たくさんあったw



さて またアンコールワットに戻り
今度は寺院の中に入って日没を待つ



ここに登りますといわれ
ひえ~~ となる 三日前までぎっくり腰で起き上がれなかったワタシ

階段というより壁じゃないですか!!


しかし ここまで来たからには登らねば



上から見ると足がすくんだ
死のうと思えば死ねる高さ


降りる方が怖い






ここは寺院が四つの空間に分かれていて その十字の真ん中であります




一番下に映ってるのがこの日のカンボジア人のガイドさん
現地の学校で日本語を学んだそうだ。カンボジアの悲しい歴史などにはさらっと触れるだけだった。シャイだけど気配りがあってとてもよかった。
ハノイのベトナム人ガイドさんは初めから中国の悪口と自分の家族の自慢から始まったw
お国柄なのかな?


やっと地面に降りてほっとした
周りの密林から猿が歩いてくる
鳥の声 トカゲの鳴声・・・
日が傾いていく







アンコールワットに戻り




お堀の前で日の入りを見た





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見捨てられた空間

2024-11-22 16:49:00 | 
一昨日からハノイに移動していますが
色々アップする暇がないので
アンコール遺跡群の中で印象に残ったところを

カンボジアの世界遺産タ・プロームの魅力|歴史や周辺スポットも紹介 | 海外旅行、日本国内旅行のおすすめ情報 | ベルトラYOKKA | VELTRA

神秘的な魅力がたくさん詰まったタ・プローム遺跡。自然に覆い尽くされ、崩れかけた石造りの寺院の上に巨木が根を張っている光景は、とりわけ冒険心をくすぐります。自然と...

 



タ・プローム寺院は、ジャヤヴァルマン7世が自身の母を弔うために建てた仏教僧院だと言われています。

ジャヤヴァルマン7世は、アンコール王朝21代目の王であり、もっとも偉大な王として今も語り継がれています。大乗仏教に帰依し、統治期間に数々の仏教寺院を創建しました。


現在のタ・プローム寺院の仏像の中には、人為的に削り取られたものが多くあります。建立時は仏教寺院でしたが、後にヒンドゥー教寺院に改宗されました。

仏像が削り取られた姿

仏像の首が無くなっていたり、レリーフが削り取られて像の座り方が変わっていたりするのは、次の王様がヒンズー教になった影響らしい



門の周りには建物だった岩がたくさん転がっている


この入り口を入っていく
インディージョーンズの映画の世界

まさに魔境への入り口

トゥームレイダーのロケ地だったらしい



小さなタネが建物に運ばれて根をはり
いつのまにか建物を締め付けるように成長していく






壁や回廊


これは仏教の座り方からヒンドゥーの座り方に直された彫り物↓






メデューサの髪みたいな根は建物に食い込み
上には平然と緑の葉を茂らせている





こちらの寺院を修復しようとしているのはインド政府らしいけど もはやガジュマルの木が建物を破壊しようとしているのか 支えようとしているのか わからないそうだ。

何年かたったらまたこちらの様相は変わっているかもしれない。

人間が見捨てた地に黙々と成長していく植物のたくましさはすごいもんですね。




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ホテル備忘録

2024-11-19 23:59:00 | 
シェムリアップのホテル

着いたのは夜10時ごろ

素敵でしたよ






部屋から庭に出られる

こちらは3階まで
ここの都市は高い建物は制限されているらしい


朝食バイキング
ガイドさんにカンボジア料理の特徴は?と聞いたら
「タイほど辛くはなくて ベトナムほど香草が効いていない」らしいです。
その通り ここのホテルの朝食バイキングは非常に美味しかった。
誰も塩気が少なめの優しい味








ロビーから居室までこんな池を渡る
蓮の花が咲いてる


要人も泊まってますよーって記録
アンジェリーナジョリーとか

あら 若い頃のキコ様も












メインのレストラン






2日目の朝食はフォーを中心に
ナチュラルチーズやサラダの野菜の種類は豊富だしソース類もとても良い味

フランス料理とアジアの味がうまく溶け込んだ感じで カンボジアで食べた食事ではここの朝食が一番美味で忘れられないビュッフェとなった。


スタッフもとても親切で微笑みを絶やさず接してくれる感じ。

泊まってるゲストはほとんど欧米人で日本人は多分私たちだけだったかも?

季節柄、若い人や子供もほとんどいなくてほとんど中高年だったのでとても落ち着いて静かな環境だった。

ただ街の中心からちょっと離れていて 市場などの買い物にはちょっと不便だったかな。


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どうにか回復

2024-11-18 08:11:00 | 
アンコールワットの朝焼けと
日の出が見られました

昨日のほぼ一日の飛行機移動でヤバいと思ってた腰は回復傾向です

いざって時の我が身のしぶとさに驚嘆だ!








ご心配していただきありがとうございました

またお返事しますね

ahamoっていいわー
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紆余曲折

2024-11-17 09:11:00 | 
実は一昨日、急性腰痛症(俗にギックリ腰つーやつです)になって半日病院ですごしたワタシ

色々 やりました が







晴れて機上の人に


行ってきます


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週末あれこれ 電車で学ぶ

2024-11-11 19:30:32 | 日々の生活
ええと 今週ウイークデイまでは日本にいる予定の局です。

先週末 ムスメ一家の襲来があった。 
「明日Dubai会が(局家の)近くであるんだ 泊まって良い?」
別にいいですけど・・・
「別に何にも用意してくれなくてもいいからね あっ でも久しぶりに〇〇(町中華)の水餃子食べたいな~」




先に着いたムスメ一家のあとに私が入って行ったら
「あら~ お久しぶりですね。お嬢さんの家族だったの?」とマダムもビックリ。私たちの関係性に気づいたらしい。

確かにこの町中華の水餃子は家の子供たちの大好物であった。孫③も④もパクパク食べていた。
「〇っちゃん(孫④)が座ってる椅子でワタシも食べた記憶があるよ」とムスメ マダムもそれ聞いてニコニコ



次の日の朝からムスメ一家はお出かけ ワタシはワタシで今度は孫①を駅でピックアップしてほんのちょっぴりムスメ一家と一緒に遊ぶ


孫③は①が大好き



孫③に側転を教えるムスメ (いい年して)自らお手本を示す





お花 綺麗だな~


それから ムスメ一家と別れて孫①と向かったのは
こちらのプログラムである



東急グループのキッズ向きのプログラムでお嫁ちゃんが応募していたのが抽選で当たったんだそうだ。
対象は小学生と保護者各一名 本来はムスコと孫①で応募したのだがあいにくムスコは✈ お嫁ちゃんは職場の行事に孫②と出席、こういうのが好きそうなオットはあいにく同窓会で温泉一泊。
ってことで 鉄道などあまり興味のないバーバ(ってアタクシね)が保護者として参加することになったのである。


ささやかな路線である。東京西部 三軒茶屋から下高井戸までの5km強をトコトコ走る2両編成の可愛い路面電車(と言っても道路の上を走るのは若林近くの環七を横切るほんの数メートルですが)



路線を走っているのは全部で10車両だが 夜の間その車両をおさめる車庫 そして点検整備するドックのような施設もある 上町駅

ここに20組くらいの親子(家の場合は婆孫)が集まり 色んな経験をさせてくれるという企画である。終わりにはみんなで貸し切り専用電車で三軒茶屋まで乗せて行ってくれるという。考えて見るとレア体験じゃないですか!

こちらの電車の下にもぐって点検の様子など体験できる


貸し切りはこの電車
招き猫電車として人気だそうですよ わざわざこれが走る時間を調べて乗ったり撮影したりする鉄道ファンも多いそうだ。


床の肉球も可愛い


つり革もこんなの


受付すると子供はこの東急のオレンジの帽子を貸してくれる


バーバは孫①のサムライジャパンの帽子をかぶる
駅員さんたちから 「お母さん」と誤解され 内心嬉しい私




最初はこの黄色い電車の下の空間に入る
運転手さんや整備の方の説明を聞く 真面目な小学生たち ほとんどが男の子


こんな場所から電車の下部を見られるなんて一生に一度かもしれないね







何か(ブレーキ関連)の? 部品 すり減った時にこれを持ち上げて上を向いて取り付けなきゃならないとからしい。整備の人たちのたくましい腕の筋肉がその作業を物語る。


車内に戻って乗務員経験
まずは車内のアナウンスから
孫①は照れもせずよどみなくアナウンスしていた。キッザニアとかで慣れてるからね。


現役運転手さんの指導のもとで操縦体験(動きませが)




こちらはドアの開け閉め体験
駆け込みも問題だけど 最近はインバウンドの人たちが車内で地図を見ながら急に降りるってことで飛び降りることも多く 緊張感を強いられる業務らしいですよ



また外に出て 運転手さんに撮り鉄のコツを教えてもらう。
この方はこちらの路線ラブあまりに写真集も出されてるらしいですよ




その人に撮ってもらった写真


レクチャーが終わったあとは参加者で記念撮影して



こんな認定証をもらえました





その後 貸し切りの猫電車で一旦下高井戸に戻ってから三軒茶屋までの臨時運行に乗せてもらう

この手作り感が温かみを感じさせられていいわ~
このイベントで子供たち(と大人も)楽しませるためのとっても一生懸命さが伝わった東急の方たち


ありがとうございました。


線路わきや駅のホームでは 猫電車を撮ろうとカメラやスマホを構える人たちが結構いた。
それを見ながら乗ってるとなんとなくドヤ感が沸き上がるww


三権茶屋着


お土産もたくさん(東急太っ腹~~)





お嫁ちゃんは 「疲れたでしょ?つきあってくださって申し訳なかったです」など恐縮してたが なんのなんの ワタシもとても楽しかったのです。
少なくとも孫①と行った 激混みの東京ボッタクリランドよりずっと楽しかった。
暮らしに密着した電車とそこで働く人たちを色んな角度から見られ、乗る人たちに役立って安全のために気を使っている仕事へのプライドが子供たちに伝わってる感も とっても良かった。

参加者も この辺沿線にお住まいらしい派手ではないが品よくお行儀の良い方々が多くて 説明する人の話はきちんと聞くし周りを見て譲りあったりもあったりで 「the正しい日本人感」をかもしだしていて(サザエさん一家のおひざ元ですからね) とても心地よかったんですよね。

家に戻ったらオットももう戻っていて孫①を車で送り届けてくれた。
夜 「今日は連れてってくれてありがとう」というメッセージが来た。

孫①の楽しい体験に寄与できたならワタシも嬉しいもんです。

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来週は旅に出る予定なので色々

2024-11-09 23:31:17 | 日々の生活
またちょっと時間が空いてしまいました。
フォローしてくださる方の所にもなかなか行けずコメントもいただいていたのにお返事もせずでごめんなさい。
前回に書いた片付け事の疲れもとれないうちに ラウンド1回 ムスメのところでお守一回 買い物で都心に・・・ なぞで忙しかったこと。

あとは スマホやPCで飛行機の座席の予約したりエアチケット確認したり、今回は初めてe-visaってものを申請したりしてたんですよ。
昭和ババアにはこういう一連のことって結構ストレスになるのよね。

買い物ってのはコレ ↓
我が家の一番大きなスーツケース(100lくらいの)が壊れてましてね。
前々回の海外旅でワイン8本くらい詰め込んで帰国したのが悪かったのか底の部分が割れてしまっていた。
前回(Dubai旅)にはそこにゴリラテープwを貼って騙し騙し使ってたのだが、もう限界 修理しても1諭吉(あっ栄一です)以上かかるらしいし、それじゃ買っちまおうということになりました。
ネットで頼めば楽だが、こういうのってやっぱり実物を目で見て中を確かめて実際持ってみたりしないとわかんないじゃないですか?


某デパートのプ〇テカ売り場 リ〇アもかっこいいけど
高い&重い




結局 某電気屋さんのトリップ館で購入
左は壊れて処分するのだけどこのスーツケースで何か国行ったことでしょう? 年季入ってますなあ。運よくロスバケにも合わずすごく軽くていい子であった。
某電気屋さんは内緒で(他のチェーン店舗ではしないらしい)引き取って処分してくれるっていうので新しいのが届いてからレシート持って置いて来た。
さらば~~ ありがとう~~
右のモスグリーンのが次の旅からの相棒となります。こちらも軽い。



ところで 今度の旅は


こちらの北部の都市を経由して 某超有名世界遺産のある国を回ってくるって予定なのです。この本を買ったのは南部の都市に行った時であった。
もう8年たったのか・・・ 現地の情報は古くて役に立たないだろうけど基本的なことくらい読んでおこう。

今度の旅行も前回この国に行った時と同じ同行者。オット同士 ツマ同士が昔からの友人(あちらのカップルが出会ったのはワタシたちの結婚式)という夫婦である。一年に何度か会って 食べたり飲んだりしている。
前回もとても楽しい旅になったので今回も楽しみ。

この旅を企画したのは夏前だったが その打ち合わせで一度集まって飲んで旅程を決めて旅行会社に申し込みをしようとしているころのことであった。
あちらのオットは某大学の先生であります。
彼はその頃の朝一の授業中に自分のipadを使って学生たちに説明してたんだそうだ。
その時に割り込んだのはlineの通知。ワタシの写真のアイコン(lineが始まったころから変えてないので10年くらい若いころのもの)が画面に現れ
その内容が
「シェム〇アップのホテルどうする? やっぱりアップグレードしますか?」
だったので焦ったそうだ。
確かに誤解を呼ぶかもしれない内容だ~~ww 
ツマは「愛人tsuboneって思われてるかもね~」と大笑いしていた。

それはともかく 前にも書いたとおりエアチケットもヴィザもなんでもスマホに保存なんですね。
便利は便利だけどもしスマホを無くしたり盗られたり壊れたりしたらどうなるんだろうか?
それ考えるとせっせといろんなものをプリントしちゃうのは私たち年代あるあるなんだろうか?

そうそう、この旅行を機会にdocomoの契約をahamoにしました。
月々使えるギガ数も増えたし(dカード引き落としだと35Gまで)そのまま外国で2週間50Gまで使えるんだそうです。
通話は5分以上は課金されるけど長電話したければline通話なんかで済むしね。
しかし これからはdocomoショップでの機種変等の相談などは出来なくなるらしいのでその辺がイマイチ不安だが世の中の進歩にどうにか着いて行くしかないですね。














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連休はまたもや実家の断捨離&ちょっと溜飲が下がったこと

2024-11-05 01:52:07 | 日々の生活
この三連休はまた実家の片付けに行った。
今回はオットとムスコと孫①と 孫②はお嫁ちゃんと東京に残ってキッザニアに行ったらしい。たまには変則行動も効率が良い時もありますね。

私がこれからリフォームして実家の拠点にしようと思っている両親の寝室の整理は先日だいたい終わった。
これから工務店の見積もりを出してもらってOKならば今年中に着工してもらいたいと思っているのだけどどうなるかな?


次は母屋の断捨離の第一歩である。こちらは弟もやるべきとは思うがやらないけど奴が動き出すのを待ってても仕方ないのでこの際勢いで手を付けることにした。
納戸になっている部屋に大き目の洋服ダンスが2棹 もう一つの着物部屋には回転式のラックがあってそこにも両親の服がぎっしり それをどかさないと未開の地になっているその奥の押し入れが手を付けられない状態である。
その部屋をすっきりさせてスペースを空けてから他の部屋からのモノを取捨選択して運び込んで整理しようという遠大な計画なんですが まずそのとっかかりである。

日曜日、先日お願いした同級生とその手下2人が来てくれて上下に分かれるかがわからなかった箪笥が幸いに分かれて、そうなると男手三人でさっさと運び出しと軽トラに積むまではあっという間だった。あと両親がホームに入って以来使っていなくて邪魔になってたサブの冷蔵庫も撤去してもらった。

しかしその後 箪笥の中身の整理と搬出が待ち構えていて、私の号令下で オットとムスコと孫①で服や色々の取捨選択→ゴミ袋に入れる→リレーで玄関ホールに→門の内側まで運ぶという作業に何時間か費やした。












ホントにどんだけ服が好きなんだよ~ と両親に問い質したい。父のスーツは殆どがオーダーで質も良さそうでもったいないんだけど家族とサイズは合わないし黴臭くなってるのもあるしクリーニングに出したりリサイズしたりしたらいくらかかるかもわからないので涙を飲んでゴミ袋へ・・・

箪笥の上には私たちが昔遊んだボードゲームやら祖父の会社時代の写真や大量のネガなどもあったがそれもゴミ袋へ・・・

昭和の社員旅行だわー ここはどこ?






そして未開の地だった押し入れの中には「こりゃ~捨てちゃだめだよな~」 みたいなものも発見されたのである。

これは飲むより売るほうがいいかも・・・


使わないけど捨てちゃダメそうな硯と墨


これは値はつかないだろうけど どこから来たのか謎の揮毫


達筆ですね


保存状態が悪いけど捨てちゃダメなやつ これは他の同時代の画家のシリーズで存在。




これは表装しなおしてあったからやっぱり捨てちゃダメなやつ



これはちっちゃいし持って帰ってウチに飾ろう
裏に銀座の画廊のラベルあり



などとめんどくさいが捨てる前のチェックは必須である。
手を付けたのはまだ二部屋分の押し入れの中だけ・・・・
こんなことやってるといったい何年かかるんだろうか?

大雑把な作業が終わってから私がこんなことやってる間、オットたちはサイクリングに行った。
孫①もよく手伝ってくれたので遊ばせないとね。

ムスコと孫はチャリを運んで来ていたので


オットの車で途中まで行ってから ムスコと孫①は頂上まで漕いだそうだ。




無駄に体力があるお父ちゃんにつきあうのも大変だなあ 孫①




次の日 服類をピックアップに来てくれた同級生に着いて行って 今後のためにゴミの自主搬送の所に案内してもらった。

紙類と衣服類をきちんと分別しておけば平日ならばこちらに持ってきてこの物置に入れておけばいいそうだ。服類(和服も!)古本類はまだまだ捨てなきゃならなそう。
これならこの先 私一人でも地道に運ぶくらいはできそうである。








その他の家庭ごみや不燃物は市民の証明書(自動車免許証など)が必要で受付で手続きをしなきゃならないそうだ。

それでムカついたのはまた弟。
同級生と 私たち家族が働いてる間、まるで ま・る・で! 指一本動かさず!
オレはやりたくないもんね。やるんだったら勝手にやれば~ の姿勢も崩さずである。

あー腹がたつ!
しかしこの断捨離をしておかないと結局困るのはワタシと次世代‥
この日 トラックに積み残した雑多なゴミ袋が3つあったのでこのくらいは良いだろうと
「明日ゴミに出しといてね」と言ったら
「え~~! あんたたちが来たからゴミが増えて台所のゴミ袋2つあるんだよ」
「そのくらい出しても大丈夫でしょ ダメだったら二回に分けて出しといてよ」
※注 ゴミ置き場は門から10mほどです
「ダメじゃないだろうけど俺の労力の問題だよ」

私たちかこれだけやった後でゴミ袋5袋 10m運ぶのを拒むのか! 弟よ・・・

しかしこの三日間の中で思い出すと快感なことがあったのである。
一昨日の夜 みんなでどこか食べに行こうと出かけた時の事。

この市の政治の中心地区

なかなか趣のある煉瓦造りの建物群の中に




地下に続く階段







中はこんな素敵なレストラン









昭和の昔から続く老舗の洋食屋さんである。
幼少時 何度か家族で来たがなぜかここ数十年訪れてなかった。

食べてみてビックリ!

すんごく美味しかったんだもの
大人はコース 孫①はメンチカツの単品を頼み私のコースとシェアしたんだけど

メンチカツはジューシーでナツメグが効いてて複雑な美味



優しい味の野菜スープのあとに出て来たカニクリームコロッケ これは家庭じゃ出せないプロの味




柔らかくちょうどいい焼き具合のポークソテーも 添えられた野菜のドレッシングも玉ねぎがほどよく効いててうるせーワタシがうなる味


いいねえ トロトロのオムライス(これはハヤシライスと二択のうちの一つメニュー)


ハヤシライスも一口もらったがデミグラスの深い味わいは抜群であった


スパークリングと赤のハーフボトルも三人(弟は飲めない人)で開けて


デザートのプリンはしっかり堅くカラメルもほどよく甘苦くオーソドックスなスタイルで美味しく





なんでワタシは何十年もここに足を運ばなかったのかと後悔したのであった。

で、みんな堪能したあと(弟は頻繁に来てるらしく ほらうまいだろ くらいになぜか得意げであった) お支払いになった時に
戯れに 「じゃ じゃんけんで負けた人のおごりね~」なんて言ってじゃんけんをしたら
一回目であっさり弟が負けて 四人分のコースとメンチカツの定食分とハーフボトル2本の支払いは彼が出すことになったのである。

いつもなら オットが「いいよいいよ 冗談だよ」なんていって自分で出す流れになるのだがこの日は な~~んにも手伝わない彼にみんな秘かに腹がたってたこともあり あっさり
「お~ 〇〇君 悪いな~」「オジ ありがとう」「おじちゃん ごちそうさま」 
そしてワタシの高らかな笑いとともにそのままお開きになったのである。

ちゃんとお墓参りにも行ったしね~
両親も味方してくれて当然よね~










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来年の準備 カレンダーと手帳と

2024-11-01 22:40:52 | 日々の生活



11月になり二か月で1ページのカレンダーをめくる朝
毎年 「今年もあと1枚か・・・」と思いなんだか焦ってしまうんですよ。

それにしても今年は私にとって過酷な年だったんだけど、あれこれ動いているうちに 時間はあっというまに過ぎ去っていった気がする。

一年の長さがだんだん短く感じられていくのは 生きて来た時間と一年の比率によるって誰かが言ってたな。
一生分の一年というのを時間の感覚として考えれば ワタシと孫④とはだいぶ違うってことですね。

前置きは長くなったが、今年も来年のカレンダーを用意する時期になった。
三年前に箱根のポーラ美術館で一目ぼれして買ったのが
ミ〇ワホーム制作のカレンダー

今年はマティス特集




シックだしこのモノトーンは部屋の色々と喧嘩しないので今年も伊東屋で予約して先日取りにいってきた。

来年分はちょっと想定外



なんと北斎だ! これはこれで面白いですね。


漢数字っていうのはちょっと読みにくいかもね。





来年の手帳も買った。
スケジュール管理はスマホでも出来るけど やっぱり紙に書いたものの方が見やすい部分もありませんか?




これは毎年母とおそろいで二冊購入してたけどもう一冊だけで済むようになってしまった・・・



















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