局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

広島岡山旅日記~福山から美作へ

2011-08-31 21:49:18 | 
さて美酒鍋を堪能した次の日、二日酔いもなく元気に起床。

オットが気に入っているというこのホテルの朝食を食べる。
ブッフェ形式で結構充実している。郷土料理のうずみ飯なんてのもあった。おむすびまで握ってくれるサービスあり。

オットは午前中だけ仕事に行ったので私はチェックアウトして荷物を預け彼の仕事が終わるまで一人でその辺をブラブラすることにした。

駅に並行して石垣のある街

 

このお城は戦災でなくなって再建らしいけど





門は伏見城あたりから持ってきたとか? 重要文化財だって

お城の周りは公園になっていてなかなか気分が良い



けど暑い

ので また 「暑い時には美術館」の鉄則に従い

 

お城隣接の美術館へ

特別展示は 田島征三展だった 田島征三? who? と思ったけど これを見たら誰でも見たことがある絵だと思う。

 


とべバッタ ちからたろう ふるやのもり など

ちょっと泥臭いけど力強い独特の線を持つ絵本画家である。
あの西原理恵子氏をして 「神の領域の線」といわしめた人

原画 おもしろかった。なかなか見られないものね。こういうのもめぐり合いだわね。

常設展示室には 藤井治子 郷愁を描く 広島県出身の日本画家の方 この方の絵は初めて見たけど上品で優しそうな絵 どこか懐かしい育ちの良い少女、若い女性たちが描かれてこちらもなんだか気分よく見られた。



オットの仕事の終わる時間になったので駅で待ち合わせてまた在来線で岡山駅に。

ここでレンタカーを借りてこの日は美作市の湯の郷温泉へ



見慣れない地名に旅だな~と思わされる。

そう、湯の郷といえばなでしこリーグのあるところです。実はこの岡山旅行、当初は直島美術館に行きそこの併設施設に泊まりたいと考えていたのであった。 ところがホテルは満室。どうしようかって思っていたのだが、先のなでしこジャパンの優勝、サッカーファンのオットは勢いで行先を湯の郷温泉に変更したのであった。
その上 狙ったわけじゃないけどその日まで強化合宿中で彼女たちは現地にいるとか。見物客とマスコミなどで6000人の人出という。

なでしこが見たいというより人ごみが嫌と言う気が勝る局夫妻。

「やだね~ どうしよう・・・」と心配していたのだがちょうど入れ違いとなり、現地は喧噪が去って静けさを取り戻していた。

  

一応グランドまでは行ってきたw

そしてその日の宿へ。 廊下やエレベーターの中まで畳敷きだったが清潔感があり、温泉も広々、岩盤浴もついててなかなか良かった。

             続きます。






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広島岡山旅日記~美酒鍋

2011-08-30 01:45:53 | 
さて マダムと別れてなごみカフェをあとにした焙煎人様と私 これから焙煎人様の運転で広島市に戻りお店の一つに車を停めて広島駅から在来線に乗って西条に行く予定だった。

ところがちょうど渋滞時刻 どこへ行っても車の列である。一般道が混んでいるから高速に乗ったら出口で混み市内に入っても混みって具合。

予定していた時間の電車には間に合わないかな?って思っていたところにオットより 「予定より早い電車に乗れそうだ。先に行ってブラブラしてるよ」とのメールあり。 げっ

しかしさすが危機管理にすぐれた焙煎人様、さっとタクシーを呼び運転手のおじちゃんに巻を入れ、その間に私はNAVITIMEを駆使して電車の時刻を調べ、4分前に広島駅にたどりつき、コンコースを走り抜け どうにか20分遅れで西条に着いたのであった。

途中焙煎人様が7パパに遅れると電話を入れたところ 「今どこなん?」「平和公園の前やで」「平和公園やと~~」(漏れ聞こえたあせり声が今思うとおかしかった)

そのわりには少しの遅れですんだはずw

そして7パパが予約してくださったお店は蔵元併設のレストランであった。

 

お酒を仕込む水の出る井戸

  

すてきな店内

ここで美酒鍋というお酒の鍋コースをいただくのである。

オットはもう着いていてナナママさんといかまりさんという座持ちの良い美女二人に囲まれ楽しそうに話していた。

 この冬瓜が美味だったこと

 そして鍋

たっぷりの日本酒をぐつぐつさせて野菜と二種類の肉(豚肉と鶏の砂肝を薄く切ったもの)を煮込み



溶き卵でいただく

おいし~~~ 



お酒もおいし~~ 
サービスでいただいた蔵出し原酒 と 珍しい日本酒で仕込んだ梅酒

 

オットが名前に惹かれてオーダーした一滴入魂と⑦パパおすすめの双鶴

みなさんが私にお酌してくださるのをオットが必死に止めていたのを見て⑦パパがひそかに受けていたそうだ。
そりゃ~ツマが旅先でつぶれる または 次の日二日酔いになったら大変なのはオットだろうが そのくらい自己管理できますがな。(多分)

 ナナママさん & 局

 オットといかまりさん

 真打登場

楽しい二時間はあっというまに過ぎ去り

 デザートに

   

ここ 西条は酒の町なんですと。こちらのお店以外にも蔵元がたくさんあり、酒と言う字と文章が著名人によって書かれた展示の一画などある。またゆっくり訪れたい町だと思った。



最後に駅で記念撮影。 みなさんと別れを告げる。
楽しい時間をありがとうございます。

そして今度は岡山行の在来線にオットと乗って福山へ 

こちらも降りるのは初めての駅である。駅前にたむろするヤンキーが癇に障り(私の10大嫌いなものの一つに成人式で暴れそうな地方のヤンキーってのが入っているのだ) 「ったくや~ね ああいうやつらは」と声に出してオットにドウドウとたしなめられたのはやっぱり日本酒がまわっていたからであろうか?

駅前のホテルについてそのまま熟睡~~










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広島・岡山旅日記

2011-08-29 12:54:43 | 
さて、夏もそろそろ終わりというこの季節。
オットは夏休みを取ることにした。オットの職場は一斉に休まない代わりにそれぞれ一週間くらいの夏休みが7~9月中に個人的にとれるのである。
他の人たちと調整しながらこの時期に取ることになっていた。

といっても元々貧乏性いや勤勉なオット。このところ頼まれ仕事の多い広島某市に3日くらい仕事にいくのを休み中に入れていたのである。
「週後半にお前も来いや あっちで合流しようよ」とオット提案。仕事からめればオットの分の交通費は浮くし(ケチと言わずに倹約したと言ってね)私も広島の友人にお会いできるかもしれな~い♪ いいじゃんそれ!
と賛成して、今回は娘に留守を頼んで二匹の犬の面倒を見てもらうことにして 夏の終わり広島・岡山旅行は決行されたのであった。

まず26日金曜日。

この日は女社長さん&焙煎人さんご夫婦と昼間ご一緒して ⑦パパ店のある西条に向かいそこにオットも合流してディナーという予定であった。
ところが朝のメールで女社長さま発熱でダウンとのこと。
なんて残念なんでしょ。でも焙煎人様がご一緒してくださるとのこと。ゆ★りさんを心配しながらも気を取り直してのぞみに乗る。

まず案内してくださったのが 現代美術館

駅から近いのにこんもりとした山と森となってその途中にある美術館。焙煎人さんご夫妻のデートスポットでもあったそうな。素敵な場所であった。

途中

 ここを通った。

変わった建物と思ったら、ABCC(現放射性影響研究所) 被爆者の健康調査を行っている機関なんだそうだ。「健康診断の方はこちらから」という立札に 60年もたった今もこのような施設が存在しなければならない重さってのを考えさせられた。


そして美術館 この日も暑かったんだけど、暑い日は美術館、博物館に限りますね♪

  

建物もそこから見える景色も外回りも素敵。

 

この日やってたのは オノ・ヨーコ展だった。

平和を希求する広島の心を現代美術を通して表現した作品集・・・だそうだ。

  

  これは怖かったな。時折ピカっと光が刺す暗闇に並ぶたくさんの遺体を模したひとがたが並ぶ空間。

 

打って変わって mother 母に対する思いがたくさん描かれた壁の明るさにほっとする。

 またお会いしましたね。アラーキーの花たち
 こちらも横尾さんのY字路 横浜でお会いしたばかり

色々感じたり楽しめたりした展示だった。


次には焙煎人様運転で 山口方面へ

こちらのカフェにお邪魔した。

  

わ~~い 一度訪れてみたかったなごみカフェ  ★ 

民家を改装して作った落ち着ける空間 ホントなごみカフェって良いネーミングだと思ったわ。


交通事故にあわれて大変なお怪我を負ったと聞いていた長谷川マダムも元気に復活されていらっしゃった。 良かったですね♪

関係者のみなさんのブログを読んで一度食べたかったのがこれですっ!



うわさの生姜プリン。一口食べて、その鮮烈な味にまいりました。ぴりっと味覚を刺激する生姜が牛乳と砂糖のプリンの甘さとマッチして、おまけに絶妙な固まり具合。
おいしかったな~ お世辞じゃありませんよ。これはホントにおいしい。東京に持ってきてローズカフェあたりだったら600円くらいで売れること請け合いです。



いちじくとくるみのシフォンも ふんわり加減がおいしい~~

近くにあって欲しいカフェでした。近隣の方々は幸せですぞ。

さ~てこれから⑦パパの待つ西条へ 待ち合わせ時刻は7時。たっぷり時間はあるはず と長谷川マダムに別れを告げてまた焙煎人様の車でgoでしたが・・・

            続きます(盛りだくさんだったな~)











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無事に羽田着

2011-08-28 19:25:52 | 日々の生活
これを見ると帰ってきた~って気になります。
旅日記は明日から…
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今夜の宿は

2011-08-27 20:21:44 | 日々の生活
嵐のあとのこちらの温泉

別に狙ったわけじゃないんだけどね、予約したあとなでしこの合宿騒ぎが報道されて唖然としていた局夫婦。
着いた時にはすれ違いで元の静かな温泉街に戻っていました。
明日は焼き物でも見て羽田へ…
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2011-08-27 08:48:17

2011-08-27 08:48:17 | 日々の生活
お城の見える朝
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新幹線車中にて

2011-08-26 12:29:24 | 日々の生活
東京は晴れてたのに
突然のゲリラ豪雨
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韓流の日

2011-08-25 22:43:38 | 日々の生活
友人Tと以前シンガポールに遊びに行った時に案内してくれたO その友達Aさんとコリアンタウンに行くことになった。

目的はランチとエステ。(んまぁ 最近増えた韓流ファンオバの行動様式ですね)

二か月ぶりくらいの新大久保の街。
行くたびに現地化しているのにたまげる。

今回増えたな~って思ったのはコスメショップである。明洞そのものみたいに韓国コスメの店が並び、店先には安いシートパックが売られている、25枚で1000円くらいとかで・・・



食べ物や雑貨類の屋台はあるし、キラキラがいっぱいついたチープなTシャツがワゴンに積まれたブティックなんてやっぱり現地そのもの。

その中をオバも若い子も物馴れた様子で闊歩している。

新大久保ってちょっと前は連れ込み宿(私も古いね)とか風俗関係の店が多くて昼間でも歩くのが躊躇されたところだったのに・・・(少なくともムスコの中学受験の頃までは。ここに結構な進学男子校があるんだけど環境を考えて却下した覚えあり)
変われば変わるのね~~ と今更ながら感慨にふける。

Tおすすめのサムギョプサルの美味しい店に行ったら長蛇の列でめげた。安くておいしい店はみんなよく調べているらしくどこもいっぱいであった。

で、割に老舗のここに

 

何故か空いていた。雰囲気はちょっぴり高級感あって素敵だったがランチメニューがない。
よって他で食べるより高い。



ここの売りはカムジャタンだったと思って頼んだけど イマイチ おんどるの方がおいしかったな。
お姉さん一人で注文をとりお運びをして会計までこなすので大変そうだけど 怖い。
鍋の蓋をとってジャガイモを下に突っ込んでたら 「私がします」と怒られちまった。

味はまあまあ この値段ならもうちょっと期待したかった。空いてるのに納得。



気を取り直してエステにGO!
岩盤浴 サウナ お風呂 アカスリ エステ マッサージができる。食事もできる。24時間営業だから泊まり込みする人もいるらしい。

岩盤浴とヨモギサウナでたっぷり汗をながして 韓国マッサージで体中ほぐされ骨抜きにされる。
マッサージのオバの力強いこと。 痛気持ち良い1時間コース(Tが常連なので10分サービスでさらにストレッチも加えられる)

気持ち良かったけど明日はモミ返しが来そうな予感・・・



私以外はかなりディープな韓流ドラマファンなのでこんな店も寄る。
ホジュンだかトンイだか色々みんなから見るように勧められたが、どうもあの何話もあるドラマを見る根気のないワタシ・・・
(多分途中で飽きるだろうから最初からチャレンジせず)




最後に広場で食材を買い込む。

明日から旅行。ムスメよ 韓国料理で留守は乗り切っておくれ。



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今更ながらの感動モノ二つ

2011-08-23 23:02:58 | 日々の生活
掛け時計ってみなさまは何年に一度くらい買い替えるものですか?

私は結婚祝いにいただいた時計をリビングに、自分でトールペイントで描いた時計を寝室に置いていた。ってことは前者が25年、後者が10年くらいってことだと思う。
壊れなきゃこのくらいの年数はたっちゃいますよね?

ところが、リビングの時計がだんだんと進むようになってきた。といっても1年に5分くらいなんですが。
電池は1年半くらいもつからそれまでに7分くらい進むようになっている。
だいたい家族もそれに慣れているから 実際の時刻より今は5分前と自分の頭の中で変換して認識するようにしている。

これで遅れる時計だったらもっと支障はあるけど進んでいる分は構わないじゃんとずっと買い替えずにいたのだけど・・・

「やっぱり時計って正確な方がいいんじゃね?」とオット

そりゃそうですよね。

「それに温湿度計付買わない? 家って温度計とかまるでないだろ」

節電推奨のおり実際の室温と湿度がわかると何かと便利かもしれない・・

で、買ったのよね。電波時計で日付と温度湿度がデジタル表示で出るもの。



なんだか病院かオフィスに合いそうな愛想ないもんだけどシンプルな方が飽きないとのオットの主張を受け入れた。

そしたら、あ~~ら便利。 
正確な時刻が常にわかるってなんて頼もしいんでしょ。あっついな~~と思った時の室温と湿度の関係がわかるって新鮮~~

今までの不正確時計を使っていた日々を返して欲しいこの感激。4850円以上の価値があったねとオットと自己満足にふけっているのである。



そしてこの時計を買った電気屋で、今更ながらサーキュレーターってのを買ってみた。

家のリヴィングの続きのキッチンは天井までのハッチが間にあるためイマイチクーラーの風が届かないのである。火なんて使ってるとそのまんまサウナ状態。
ここ数日の涼しい日の前のうんざりするほど暑い日に これをハッチに置いて料理したら あ~~ら快適。
小さいけどかなり強力な風がくるしちゃんと首も振るし音も静かである。
扇風機より持ち運びが楽なのも評価だね。

ありがたやサーキュレーターとまた感動したのである。




飾り気なく質素で(これも安かった)減らず口もたたかず(静音機能)贅沢も言わず(電気代もかからず)しかしそばに置いてみたらこんなに使える、壊れるまでそばにいておくれと心底思える、昭和系のオヤジの理想の女房みたいな器械ですね。


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花婿の母たちはロー★カフェで嘆くのさ

2011-08-21 01:56:46 | 友人
土曜の朝

珍しく予定のない土曜日であった。
と、携帯のメールが・・・

ドラの幼稚園時代の母友である。かれこれ20年余の付き合いになるのね。

ドラの幼稚園時代は一番の友達だったY君。 その後同じ地元の小学校に進み、ともに中学受験に挑戦し、運よく二人とも目指したところに合格した仲間。

と言ってもドラ友人Yくんは一人っ子で、穏やかなママが丁寧に天塩にかけて育てた男の子。キツイ母に粗雑に育てられたドラとはちょっと毛色が違う子である。
いつもきちんと勉強を怠らず 危ない橋は渡らすにずっと優等生を貫き、よもやのT大落ちで血迷ってKに入ったものの次の年にTを再受験して合格して就職も順調に行ってしっかりした企業に勤務している「心配のない子」である。
中高は二人とも男子校だったが、二人の性格を考えるとなるほどな~というほど毛色の違った学校を選択した。
ドラはYくんの所を「あのマザコン学校」と陰口をたたき、YくんはYくんでドラの学校は「オタク系変人学校」と思っていたのに違いない。

とは言うものの会えば打ち解けあってるようだし、共通の友人も多いし、仕事もどこかで関係しないでもなさそうなのでお互いの動向はなんとなくわかっているようである。mixiとかfacebookっていうのもそういったつながりを保つ役にはたっているようだし。

で、話は戻るが・・・

「聞いてくれる~ Yが今日彼女の実家に行っちゃったの。もらいに行ったわけじゃないけど、もうだいぶ付き合ってるから向こうも会いたがってるし挨拶に行くって急に行っちゃったんだ~ (汗マーク) 心配だし なんとなくブルー」と言うのが彼女から来たメールであった。

何故かウキウキする私w

「ひゃ~ いよいよYちゃんもですか(笑) こりゃーあちらが絡め捕る思惑だねー(と脅かしてみた) ドラの周りの男の子は結婚ブームだよ。 仕方ないよね。いつまでも一人よりいいと思おうね」

結婚が決まったドラ、M子と付き合いだしたのは大学一年の時だからもうかれこれ6年前。高校の時は文化祭の広報(別名ナンパ係)をやってた関係で都内の主な女子高生のアドレスコレクターと言われ、あっちこっちに手をだしてたころから考えれば落ち着いたのはいいものの、大学時代はM子の下宿に泊まりこんだり一緒に旅行に行っちゃったり 学生の本分はどーしたんだ?などと説教するのもむなしく、勝手にやれと見て見ぬふりを決め込んでいたこの幾年。
その間、きちんと真面目に学問して、特定の彼女は作らず、旅行と言えば家族旅行だったYファミリー 就職してから彼女ができたとは言っていたものの そうか、Y君もそういう時代が来ましたか~~

しかし天塩にかけた優秀な一人息子がまさにそういう時を迎えた母の心境ってのはやはりフクザツなものであろう。
傍で見てるとおもしろいが(ヲイ)

その後何度かメールをやりとりしていたが、彼女も土曜日はちょうどヒマだったらしくちょっと会おうかと言うことになった。

しかしドラから電話が・・・

「これからトランク返しに行くよ。土産もあるよ。荷物多いからOO(駅)まで迎えにきてよ」南の島から帰ってきたのである。ホントいつも唐突で振り回されてしまう。この日はヒマだな~と思ってたのに結局バタバタした一日になってしまった。

仕方がないからYママとの時間をずらしてもらってドラを迎えに行く。(当然M子も一緒)



レイバンのサングラス(オット用)シャネルの化粧品(私)とトムヤムクンの素などのお土産をもらい写真をみせてもらって旅話を聞いた。
お盆の時期だから高かったと思ったが 直接現地のホテルやオプショナルツアーを予約したので安くすんだらしい。私は旅費を聞いて一人分だと思っていたのだが、それが二人分だと聞いてびっくりした。ホテルもこちらじゃビジネスホテルの安いの並みの値段だが綺麗だったしおいしい朝食もついてて超快適だったそうだ。日本人はドラたちだけだったらしいが。
考えてみたら「お盆休み」なんて日本の行事だものね。あの辺の時期が異常に高くなるのは日本の旅行会社のぼったくりなんですね。

息子に「Yちゃんが かくかくしかじかで」と話すと、「へえ Yもオトナになったもんだな」と上から目線。

結局そうめんをゆでてドラカップルとムスメに食べさせてから出かけることになった。


Yママ 思った通りなんとなく浮かない顔。
聞けば、まだ彼女にはY夫妻は会ってないんだそうだ。
「電話で話したことはあるし写真は見たんだけどね。まだ会ったことないのよ。それなのにわざわざOO(北方面遠くです)までYがわざわざ行くってちょっと順序が違わない~~?」
私もそれはちょっと気になった。向こうのお嬢さんは進学して東京に出てきているらしい。どうして会わせないのだろうか?
「こっちだといつでも会えるから って言うのよ~~~」だったら一度くらい自分の親に彼女を紹介してからあちらの実家に行けばいいものの。

Yママ 息子の口から「彼女ができた」と言うのは聞いてはいたのもの会ったことなければまだなんとなく現実感が乏しかったと思われる。
それをいきなり 「相手の家に行ってくる」じゃあねえ・・・

ちなみにこの日Yママとお茶したのは 7月にオープンして話題になっていた店である。パリの人気ベーカリーカフェの日本版。



駅ビルの中にベーカリーを併設したカフェとしてかなり大きな面積でオープンした。どうせならそこへ行きたかったのである。

花屋さんの隣にあるので店内はグリーンでいっぱい。天井にも植木鉢が・・(水やりはどうしているのであろうか?)

明るくてシンプルな店内

 



Yママはここでおすすめ品らしいキャロットケーキとコーヒーを頼む。コーヒーはお湯がついてきて濃かったら薄めるんだってさ(パリ流なのか?)

私はみんなとちょっとだけそうめんを食べただけで中途半端に空腹だったのでお菓子より軽食が食べようとレンズマメのスープにした。

 

かなり大きなスープカップにレンズマメがしっかりペースト状になってる(粒感なし)のポタージュが来た。それに薄く切ったパンが添えてある、(バターが発酵バターっぽくて美味。パンもしっかりしたかみごたえのある素材のよさそうなパンだった)
ポタージュも優しい味で、上にオリーブオイルが浮かび、それを混ぜ合わせて食べるとコクが出てボリュームもあってちょうどお腹のすきぐあいにマッチした。

オーガニックをうたって材料も吟味しているらしいから仕方ないかもしれないがかなり強気の値段設定である。あとでお持ち帰りのベーカリーの方ものぞいてみたけど、小さなスコーンやマフィンなど200円以上、素朴な焼き菓子類は500円以上。ちょっとお土産にパンでも買おうかと思っても軽く何千円かかかってしまいそうなので自粛した。(それにこの手の焼き菓子とかスコーンって自分でもできそうな気がするし)
しかしお客は多かった。みんなお金持ちなのね。

で、また話はYママとの会話に戻るが、会ってはいないもののYちゃんは結構彼女の様子や付き合いの中身も報告しているようで、それによると本人もしっかり家庭もしっかりしているらしい。やっぱりYちゃんは優等生路線を踏み外さず、築く家庭も真面目で堅実路線を行くのが予想できそうだった。

「ま いつかこういう日が来るんだから仕方ないわよ、っていうかおめでたいことになるかもしれないんだから喜ぼうね」と結論づけた私。(自分もドラの結婚が決まった時落ち込んでたくせにね)

幼稚園時代、ドラとよくアンパンマンになるか食パンマンになるかとか なんとかレンジャーで赤を争っていた二人。とにかく無事に大きくなってそれぞれ家庭を持とうって時期になったのね~と 私も感慨深いもんですわ。

やっぱり男の子の母親ってどっかでこういう時ってさびしいな~。ムスメが決まったって時が来たら、(まあ相手にもよるが)こういう寂しさよりはうれしさが先に立つような予感がする。あっちは当分我が家で寄生しそうな予感だけど・・・




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だいぶ進歩?

2011-08-19 22:37:37 | 描く
チャイナペイントです。



周りを黒の細い線で描いて一度焼成

色を入れるのではバラのグラデーションが難しかった 
周りのアイスブルーをパディングして 二度目の焼成

もう一度濃淡をつけて
パディングの上に金彩を入れて 三度目の焼成



結構自己満足 
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嫌だ嫌だはやっぱり嫌い vol.2

2011-08-17 08:29:31 | 読む
vol.1はこちら ★

予想はしていたもののやはりあちこちひっかかって腹を立たせてくれました。
ここまで予想があたるとむしろ爽快であります。

今回はこれ ↓




結構新聞や週刊誌の書評で取り上げられて(案外好意的だったような気がする)いたので図書館にあったら借りようと思っていた。

団塊の世代のオヤジの定年後の話。

オヤジ(威一郎氏)は大手の広告代理店で執行役員にまで出世したが 最後に取締役になり損ねて大阪の関連会社の社長職を提示されたにもかかわらずブチ切れて60定年で退職する。
これから悠々自適 あれもしよう、これもしようと思っていたのに現実は思うように行かず、日常に楽しみも見つけられない。
一方オットの不在に慣れていたツマと今更共に楽しむすべもなく、ツマが自分の用事で出かけると帰宅時間をしつこく尋ねたりで嫌がられ、あげくの果てには夫婦喧嘩になって独立した娘の所に家出されてしまって一人で取り残される。
そこでインターネットでデートクラブを見つけて27歳のOL小西佐智恵と出会う。自腹を切って高いホテルのレストランで食事させて懐柔しようともくろむが、自宅に来させて家事は手伝ってくれるまでにはなったものの恋人としてには発展せず。
やがて家出したツマは戻ってきて 佐智恵も結婚することになってチャンチャン。

つまんねえ話w

発行元の集英社の宣伝文句 ↓

「なんと 男とは 孤独な 生きもので あることか。」

仕事ひとすじだった人生から一転。
定年退職したとたん、すべてがギクシャクとしだした。
今まで知らなかった妻の日常。
かわいかった娘も独立し・・・・。
「俺はそんなに厄介者なのか」

寄る辺なくさまよう威一郎は一人の女性と出会い、再び、輝き始める。

定年後の夫婦のかたちを問う、著者渾身の長編小説。

だそうで。

↑こんな男の悲哀感も伝わってこないし こんな主人公たちに定年後の夫婦のかたちを問われたくないですぅ。

一番違和感を感じたのは 威一郎の年代設定である。
60定年後何もやることがなく生き生きと自分の時間を過ごす50代半ばの奥さんに対しての態度 
団塊の世代のオヤジ友達はいるが、こんなに情けないオトコはいないなあ。
あの世代ってもっとしたたかでもっと若々しくて小ずるいと思うのですが・・・

まして50代のツマの出歩きに文句を言ったり いつ帰るのかしつこく尋ねたりするさまは私の感覚では私の父親年代 少なくみつもってもover70の感覚である。(個人差もあるんでしょうけどね)

vol.1にも設定の違和感ってことで登場人物の会話が変って書いたんですけどね。
40代の人妻が「先生に接吻された」だのその小学生の子供が「ママ 何か口ずさんでいたね」とか 変でしょ。
この作者ってのはどの年代 どの職種を書いてもなんか一律に自分の年代と自分の価値観に持ち込んでしまっているような気がしてならない。
そうそう、この本に出てくるデートクラブの27歳の女性なんてのもそうとう変だよ。デートクラブに登録して客のオヤジのマンションについてきながら妙に潔癖な貞操観念をお持ちで、妙に言葉づかいが綺麗で、妙に家庭的。それでいてこれから結婚するにもかかわらず その後も会う気満々。変なの・・・

それに大手の広告代理店の執行役員までやったオトコなら当然時代を読む目ってのがもっと鋭いんじゃないだろうか?
甘いヴィジョンで会社を辞めて、定年後にたくさんの時間を過ごすのが見えているはずのツマとの関係をどうするかも想定せず 悪化するにまかせている。
といっても自分の財布もツマに握られこづかいもままならず。(2000万超の年収があった設定なんだし、退職金もたんともらったんだろうからその辺もどうにか対策を講じてなかったのであろうか?)

と 何しろ疑問だらけの話であった。ホント 編集者って何してんの? 「ちょっとおかしいっすよ先生 」とか言えないの?

それにさ、小説ってのは作品は作品と単独で見て評価するべきものかもしれないけどさ、この作者って医師を途中でやめて作家になった人ですよね?
多分若い頃からあまり人には頭を下げないで済んできたはずだし(今の医者ってのは淳一先生の頃より患者に気を遣い、パラメディカルにも気を遣いでもっと大変とは思うが)その上未だに現役で稼いでらっしゃってるんですよ。

サラリーマンの悲哀なんて経験せずに過ごしてきたお人である。
こういう人が定年後の悲哀を描くからどっか他人事つーか上から目線になって主人公のみじめさを書いてるから読んでるこっちの不快感をも催させるんじゃないかいな?

同じ境遇の団塊オヤジたちは怒っていい本だと思います。










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世の中はお盆休み

2011-08-15 00:17:07 | 食べる
ですが、オットにはありません。今週も多忙そうであった。
(自分の休みは二週間ずらして今月末に取る予定らしい)

一方ドラは南の島へ  この混む時期によく行くもんだ。若さってもんですね。

ムスメは友人たちと初めての長距離ドライブ 都内のあちこちと高速に乗って苗場まで往復してきた。
四月に免許をとって四か月、だいぶ家の周りで練習はしていたのだが、やはり無事に帰ってくるまで気が気じゃなかった。
子供が大きくなったらなったで増える心配事がありますな~

私は家族のいない金曜日、ジム友と女二人で夜の街に繰り出した。
 男役のジェンヌみたいないい女Hちゃん。


 西★窪の人気店

 魚がおいしいよ~

 野菜の焼き物もおいしい。赤ナスっていう巨大なナス 米ナスくらいの太さで米ナスの三倍くらいの長さのナス。初めて食べたけどフワフワあっさりで二人でぺろってたいらげられてしまった。バスペールエールと田酒の冷酒とともに。

このHちゃん、一見ツンとした近寄りがたい外見で、実際気難しいし結構辛辣だけど話してみたら案外人と食べ物の趣味が合うので時々二人で女子飲みをするのである。

お腹ごしらえをすませて彼女の行きつけのショットバーへ。なかなかイケメンのマスターがいる店であった。

 ギムレットをちびちび飲んだあと

 ちょっと甘いお酒でしめたかったのでリクエストしたら、ポートワインを出してくれた。

おいしかったけどそれまで全然酔ってなかったにもかかわらずここでガツンと頭に回る。

やっぱり赤ワインは回りますな・・・

しかし、態勢をたてなおしちゃんと電車に乗って家まではしっかりした足取りで帰り着いた。(はず)
「どこへ行ってたんだよ~」とばかりにまとわりつく犬たちに迎えられ、そのままソファーで撃沈して気づいたら二時だったけど 次の日は二日酔いもなくしゃっきり起きられた。(家に一人っていいな~)

大勢でワイワイ飲むのも楽しいけど、ちょっとミステリアスな女友達とお互いの考えを少しずつさぐりながら静かに飲む時間ってのも楽しいね。

彼女は一人でも飲みに行く人。
私は一人は旅・食事・映画くらいは平気だけど一人で飲みに行くってのは未だ経験はない。
適当にほうっておいてくれて時々言葉が交わせてじっくりお酒をあじわえるなじみのバーを持つのもいいな~って彼女を見ていて思ってしまった。














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食べ物の恨みを現代アートで晴らす 完結編

2011-08-12 16:54:10 | 着る

前回  ここ ★ 
からの続きです さて、ここ数年来で一番まずかった中華ランチを食べるはめになってぶんむくれたまま車に乗った私、そりゃー私も大人げないよ、しかし前回も書きましたけど私ははっきり反対したのにその店に入って店の雰囲気からまずさオーラが漂っていたにもかかわらず余分なものを頼んでムキになって食べたのはオットなのである。
ここはぶんむくれていいですよね。

 

遊園地がある。

「ちょっと車から降りる?」とオット 私を懐柔しようとしている模様

「暑いからやめとこ」と窓の外を見ながら答えるツマ 我ながら可愛げのないことで

このままじゃ帰り道も家に帰ってからも思いやられると思ったのであろう。

「じゃ美術館に行こうぜ あそこなら涼しいだろ」 これなら私も賛成である。「わ~い 行く 行く」 現金なもんだわね、我ながら。



折しもこの日の前日から ヨコハマトリエンナーレ2011 (現代アートの国際展) ってのをやっていて、美術館も会場になっている。

パーキングは空いているし、会場前では多少列があったけど、中に入ると広いし涼しいし快適。

 

現代アート (アートに限らず現代音楽もだけど) 現代ってのがつくとどうして意味するものがわからなくなるのであろうか?

解説を読んで 「へ~~」と思うこともあるけど、

  ←たとえばこんなのね

ここではそういうのにはこだわらず五感を使ってどうでもいいから楽しむことにした。



会場に砂が敷いてあってスポットライトが照らしてある。 ??

 


同じく??の部屋





部屋全体が作品??

 

中には現在進行形作品もw

  

お化けの部屋もあった。

  

昭和のお化け映画のポスターも ちょっとおどろおどろしくて懐かしい。萬屋錦之助 美空ひばり 穂積ペペなんて懐かしい名前が・・・


 

ポスターにもなっていた映像作品 砂漠のような白い砂の上に白い服を着た若い女性が箒を持って前の人がつけた足跡を消しながら歩いていくのが延々と続く。

「外反母趾予備軍が多いな」と余分なことをつぶやくオット



黒い幕を覗くとこんな世界が (なんだか中高時代の文化祭の展示を思い出した)



お互いの顔を撮り合うあほ夫婦(生首が浮かんでるみたいで怖いよ~)

この会場は写真がOKのところとNGなところが混在していた。絵画なんかはNGなのが多かったけどどうしてでしょうね?海外の美術館ってフラッシュをたかなければいいよって鷹揚なところが多いのにね。



アラーキーの部屋も ぼってりとした椿(さざんか?)の写真ですぐにわかった。この人の写真ってただ花を撮ってもなんとなくエロいのよね。70過ぎてもご立派だと思う。

こうして会場を遊びながら歩き回り、隣接の喫茶店でお茶してさっきの中華の厄落としをして、すっかり機嫌が直して横浜を後にしたのであった。
喧嘩したカップル 倦怠期のご夫婦におすすめですww












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食べ物の恨みを現代アートで晴らす

2011-08-09 23:44:05 | 食べる
日曜日のことである。

一斉にとる夏休みとかお盆休みとかがなく、順番で夏休みをとるオットの職場。当然同じ所属の人が休むと自分の仕事がその分増える。
7月、8月は忙しくなる。
ってことでこのところ日曜日というと寝坊してひたすら体を休めようというオット。犬の散歩くらいで結構ひきこもっていたのである。
しかし この前の日曜日はそれにも飽きたのか どこかドライブに行こう うまいもん食べようよ(ランチね)というムードになった。

歓迎です。

といってもあまり遠出も面倒なので 久しぶりに横浜でも行って中華街でもぶらつくかってことになった。

その日は第三京浜もすいていてすいすい 横浜の市街地もいつもより車も少なく、中華街の中もわりあいと空いていた。
人ごみ大嫌いな局夫婦向きの日であった。



100円パーキングにもスムーズに入れることができた。ここまでは良かった。

しかし・・・ 暑かったのである。 いつも思うのだが、車通勤の上、いつも空調の効いた建物内で仕事をしているオット。こういった暑さに耐性がないこと。
私が 「○○の点心にしようか~? ××のフカヒレそばにする~? あっ 帰りにザーサイとピータン買ってくね~」などと浮き浮きしてたにもかかわらず
「暑いから近くでいいよ。さっさと食べようぜ」と言って、メインの通りからちょっと入ったもんのすごく寂れた (なぜここに・・・)と嘆きたくなるような店をのぞき、そこからちょうど出てきたおばちゃんにどーぞどーぞとそこに連れ込まれてしまったのである。

いくら空いていたといえども日曜日のお昼の時間。人気店には行列ができ、少なくても何組か食べているのがふつうである。

それなのにその店には親子連れ3人のみの客しかいなかった。

いや~~な予感。

ランチのメニューは安かったが焼きそばとチャーハンと天津丼とラーメンが二種類ずつくらいの組み合わせ。オットはそれに飽き足らず棒々鶏麺を頼んだ。棒々鶏麺だったら○○まで行けばおいしいのが食べられたのにと思いつつ私は上海焼きそばと春巻きの組み合わせ(春巻きもつけろとオットが言った)を頼んだ。それでやめとけばいいのに 小籠包まで頼むオット。
そんなに頼んでも食べ切れる予感がしなかったし、他のものがおいしかったら追加でオーダーすればいいのにと私は小声で止めたのだが 無視してオーダーするオット。

そして悪い予感は当たるもんで まず私の春巻き・・・ 二本の大きさがバラバラで揚げ方にムラがある。だいたい揚げたての春巻きなんて家でいい加減に作ってもたいていおいしいと思うものだが、どうしてここまでまずく仕上げられるのか疑問を覚えるまずさであった。

次に来た棒々鶏麺は麺は生温かい上に鶏は生臭くゴマダレの中途半端な味がまずさのハーモニーを際立たせている。
小皿に分けてもらったが 一口食べて 「いらない」と思わず言った私に腹を立ててムキになって食べ続けるオット。

私はこれはマズイ以上に材料が古そうで食べたら体に悪そうだったので 「もう食べるのやめなよ」と言ったのに無視されたのでムカついていた。

次に来た上海焼きそばはまだマシだったが、それでもカップ焼きそばの方がまだ味のバランスがとれてるぜぃの味であった。

プロの仕事じゃない・・・

 

その後に来た小籠包 皮は凸凹、ジューシーさのかけらもなくカチカチの肉団子が包まれている。スーパーの冷凍食品を賛美したい味・・・

ほとんど食べずに押し黙った私。オットがムキになって食べ続けているのにもムカつき 店を出て 「ザーサイ買わないのか?」との問いにも無視して ファミリーマートに入ってガリガリくん梨味を買って 「口直ししなきゃ」とつぶやいた私がさすがに怖かったのであろう・・・

「いや~ まずかったな」と認めたオット 

ホントにあそこまでまずいものは久々に食べさせてもらったよ。

別に私はグルメってわけじゃないですけどね、普通のものを普通に調理してあるものが食べたいだけである。

口もきかずにガリガリくんを食べている妻に鬼気迫るものを感じたのであろう。使った油が明らかにへたってと思う。後味の悪さもすごいもんがあった。オットも道端で冷たいお茶を買ってゴクゴク飲んでるので同様に感じたのであろう。

最初から私は違う店を提案し、その店に入る時には反対し、メニューを決める時も最小限にして食べてから追加しようよと安全策をとろうとし、かつ運ばれたものに危険を感じて食べないほうがいいよと言ったのにさ。

パーキングで車に乗り込んだ時も無言。
我ながら食べ物の恨みは恐ろしいw

               続きます。
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