銀座 す★る座にて
今日は伏字★多いですよ。私の周りでこの映画を見る人が多いと思われるための検索よけですのでご了承くだされ。
こちらの映画
向★理 映画初主演。
一浪末に東京の医大に合格して関西から上京して学生生活を送る主人公。勉強におわれ、バイトをし、合コンにも顔を出して忙しいながら、どこかに空虚感 「もっと夢中になれるもの」を探している。
そんな日々の中 郵便局のパンフレットで カ★ボジアの子供のために学校を建てるというプロジェクトを知る。150万集めれば一校建てることができるらしい。
主人公はなぜかその構想にひかれ、やみくもに150万集めるためにサークルを作り、活動を始める。中心となるのは同じ学校の医大生二人とパーティーで知り合ったチャラ男の大学生。
イベントを催してお金を集めはじめるが、その途中で訪れ、カン★ジアの現実を見る。蔓延するエイズ、ポルポト派による大虐殺の跡、未だ撤去しきれない地雷と貧しさのため働かなければならない子供たちの日常。
その現実にうちのめされて日本に帰ると スポンサーになってくれるはずの企業の社長は逮捕され、サークルも誹謗中傷され、学業の方も追試が待っている。そして好きだった看護学生はチャラ男にとられる。
主人公たちは自分たちの圧倒的無力さを感じ、自分たちの活動にも疑問を持ち始める。
しかし、自分たちが笑っていたから笑顔で迎えてくれた現地の子供たちのためにと思い直して初志を貫く。
自分たちがお金を集めて建った学校の開校式のために再度カンボ★アに・・・
乱暴にまとめるとこんなお話です。主人公の書いたノンフィクションを元に作られた映画。途中彼の地のロケで出てくる現地ガイドは実際のガイドさんらしい。(岡村に似てる)
実はね、この映画、私の同窓生の友人、飲み仲間の一人(♂)が登場するのである。ある俳優がそれを演じている。
それを聞いたのは去年の飲み会だっただろうか? 彼も撮影にあたってちょっと関与したりもしたという裏話を聞いて、「おもしろそうだから公開されたらみんなで観に行こうね」と約束していたのよね。
だから昨日は「この映画がどうしても見たい」と言うよりは 物見遊山的興味があったからという方が強く、内容に関してはそんなに期待もしてなかったのですが・・・・
ところがどっこい・・・ 二時間ちょっとの長尺だったが、自然に引き込まれ、感動させられた自分がいた。
意地悪な目で見れば、この大学生たちは甘ちゃんです。私立の医大の上位校ではあるがやはり学費の高い大学、一人暮らしで結構良さげなマンションを借りてある程度の仕送りもしてもらっているのであろう、はっきり言ってあんた一人の年間の学費と仕送り合わせりゃ、彼の地に学校は4つほどは建つであろう。
こんなに恵まれて将来の仕事も確立されているご身分で何が一生懸命になれるものがない だ? ゴラァと怒る人もあるかもしれない。
わたしもやはり、郵便局のパンフレットを見たくらいでそんなにやみくもに学校を建てようなんて思うもんかいな?と動機の希薄さが最初気になったのだけど・・・
でもね、若いってそんなもんなんじゃないかな?
やらないよりやってみる。世間に負ける、挫折する、再度またやってみる。
最初から(そんなことやって何になる)と斜め目線で何もやらないよりはずっと良い。
彼らは現地に一校学校を建てることができた。
そして この題名通り「世界を変えることはできない」ながら自分の中に経験を蓄積した。
それが彼らのこの先の医師としての人生には絶対マイナスにならないはずだと思う。
内戦で傷ついた人々の痛みを知ったってことは仕事上で接する病に倒れる人たちへの配慮に深みを与えるだろうから。
それにしてもポルポト派の行状。独裁者による虐殺ってなんて恐ろしいんだろうか? 彼の地のロケで収容所となっていた現ツールスレン博物館の映像には言葉を失った。 自国の国民が数百万人虐殺されたという悲惨な歴史。 なかなか変えることができない世界は少数のカリスマ性のある気が違った独裁者のためにいとも簡単に変わってしまうことを見せられるのは悲しく恐ろしい・・・
内戦の置き土産の地雷原で手足をなくした人、エイズ患者が40人に一人という現状も荒廃した国土の後遺症なんだと思う。可愛そうでならなかった。
私が知らないだけで 未だに抑圧されている国ってのがまだ世界にはたくさんあるのだろう。どうかその国の人々の自由と子供たちの笑顔が戻るように祈るばかりである。
出演者について
この人 良い味出してるのね。最初は一浪して大学一年生の設定としてはちょいと年食ってるんじゃないかい?と思ったが途中気にならなくなった。端正な顔だけど、ぼ~っと落ち込んだり、思い切り笑ったり、うちのめされたりっていう表情が多彩。そしてしっかりした綺麗に伸びた骨格が目の保養。(女性ファンサービスなのかパンツ一枚の場面もある。腹筋が割れてました)声も深みがあって素晴らしい。
なぜか私の琴線の刺激はないんだけどw売れるのがわかる俳優さんだと思った。
この子 どこかで見たなと思ったら、下流の宴でニート役を好演していた子でした。ちょっと気弱で感じやすい役がよく似合う。かわゆす。
そしてこの子 なんかいい間を持ってる子だな~って思ったらお父さんが柄★明だそうな。どうりで顔が似てる。どうりで役者のDNAを持ってる。
そういえばこの作品の監督も有名監督のムスコさん。私たちが若い頃馴染んだ人たちが次の世代に伝えているんだなって事も感じられた次第。
見て損はない映画です。彼の地の自然や遺産なども大画面で見た方が感じも深まると存じまする。どうぞ映画館へgo!
* * * *
映画が終わり・・・
平日の最終回だったのであまり時間はとれなかったが 「反省会(何を反省するんだw)」と言う名目で近くのビヤホールで飲み会。
左端が登場人物
今日はエ★メスブラウスのミセスマスカット(舞台友N)と建築士のNちゃん
今日の中心人物をビールサーバー係としてこき使ってごめん。
映画が終わったのが9時すぎてたため、みんな空腹の極限で、6人でこのビールタワーを二本飲み干し、名物の極薄カツレツはじめ ソーセージ盛り合わせ ドリア ビーフシチュー ピザ サラダ 鯛のカルパッチョなど頼みまくって 夜遅い高カロリーの食事ながら食べまくってしまった。
「登場人物」より、その後の実在の主人公たちの現在とか撮影裏話なども聞いて盛り上がる。
10時半でさくっとお開き。みんなと今年中にまた会おうねって約束して帰路についた。
今日は伏字★多いですよ。私の周りでこの映画を見る人が多いと思われるための検索よけですのでご了承くだされ。
こちらの映画
向★理 映画初主演。
一浪末に東京の医大に合格して関西から上京して学生生活を送る主人公。勉強におわれ、バイトをし、合コンにも顔を出して忙しいながら、どこかに空虚感 「もっと夢中になれるもの」を探している。
そんな日々の中 郵便局のパンフレットで カ★ボジアの子供のために学校を建てるというプロジェクトを知る。150万集めれば一校建てることができるらしい。
主人公はなぜかその構想にひかれ、やみくもに150万集めるためにサークルを作り、活動を始める。中心となるのは同じ学校の医大生二人とパーティーで知り合ったチャラ男の大学生。
イベントを催してお金を集めはじめるが、その途中で訪れ、カン★ジアの現実を見る。蔓延するエイズ、ポルポト派による大虐殺の跡、未だ撤去しきれない地雷と貧しさのため働かなければならない子供たちの日常。
その現実にうちのめされて日本に帰ると スポンサーになってくれるはずの企業の社長は逮捕され、サークルも誹謗中傷され、学業の方も追試が待っている。そして好きだった看護学生はチャラ男にとられる。
主人公たちは自分たちの圧倒的無力さを感じ、自分たちの活動にも疑問を持ち始める。
しかし、自分たちが笑っていたから笑顔で迎えてくれた現地の子供たちのためにと思い直して初志を貫く。
自分たちがお金を集めて建った学校の開校式のために再度カンボ★アに・・・
乱暴にまとめるとこんなお話です。主人公の書いたノンフィクションを元に作られた映画。途中彼の地のロケで出てくる現地ガイドは実際のガイドさんらしい。(岡村に似てる)
実はね、この映画、私の同窓生の友人、飲み仲間の一人(♂)が登場するのである。ある俳優がそれを演じている。
それを聞いたのは去年の飲み会だっただろうか? 彼も撮影にあたってちょっと関与したりもしたという裏話を聞いて、「おもしろそうだから公開されたらみんなで観に行こうね」と約束していたのよね。
だから昨日は「この映画がどうしても見たい」と言うよりは 物見遊山的興味があったからという方が強く、内容に関してはそんなに期待もしてなかったのですが・・・・
ところがどっこい・・・ 二時間ちょっとの長尺だったが、自然に引き込まれ、感動させられた自分がいた。
意地悪な目で見れば、この大学生たちは甘ちゃんです。私立の医大の上位校ではあるがやはり学費の高い大学、一人暮らしで結構良さげなマンションを借りてある程度の仕送りもしてもらっているのであろう、はっきり言ってあんた一人の年間の学費と仕送り合わせりゃ、彼の地に学校は4つほどは建つであろう。
こんなに恵まれて将来の仕事も確立されているご身分で何が一生懸命になれるものがない だ? ゴラァと怒る人もあるかもしれない。
わたしもやはり、郵便局のパンフレットを見たくらいでそんなにやみくもに学校を建てようなんて思うもんかいな?と動機の希薄さが最初気になったのだけど・・・
でもね、若いってそんなもんなんじゃないかな?
やらないよりやってみる。世間に負ける、挫折する、再度またやってみる。
最初から(そんなことやって何になる)と斜め目線で何もやらないよりはずっと良い。
彼らは現地に一校学校を建てることができた。
そして この題名通り「世界を変えることはできない」ながら自分の中に経験を蓄積した。
それが彼らのこの先の医師としての人生には絶対マイナスにならないはずだと思う。
内戦で傷ついた人々の痛みを知ったってことは仕事上で接する病に倒れる人たちへの配慮に深みを与えるだろうから。
それにしてもポルポト派の行状。独裁者による虐殺ってなんて恐ろしいんだろうか? 彼の地のロケで収容所となっていた現ツールスレン博物館の映像には言葉を失った。 自国の国民が数百万人虐殺されたという悲惨な歴史。 なかなか変えることができない世界は少数のカリスマ性のある気が違った独裁者のためにいとも簡単に変わってしまうことを見せられるのは悲しく恐ろしい・・・
内戦の置き土産の地雷原で手足をなくした人、エイズ患者が40人に一人という現状も荒廃した国土の後遺症なんだと思う。可愛そうでならなかった。
私が知らないだけで 未だに抑圧されている国ってのがまだ世界にはたくさんあるのだろう。どうかその国の人々の自由と子供たちの笑顔が戻るように祈るばかりである。
出演者について
この人 良い味出してるのね。最初は一浪して大学一年生の設定としてはちょいと年食ってるんじゃないかい?と思ったが途中気にならなくなった。端正な顔だけど、ぼ~っと落ち込んだり、思い切り笑ったり、うちのめされたりっていう表情が多彩。そしてしっかりした綺麗に伸びた骨格が目の保養。(女性ファンサービスなのかパンツ一枚の場面もある。腹筋が割れてました)声も深みがあって素晴らしい。
なぜか私の琴線の刺激はないんだけどw売れるのがわかる俳優さんだと思った。
この子 どこかで見たなと思ったら、下流の宴でニート役を好演していた子でした。ちょっと気弱で感じやすい役がよく似合う。かわゆす。
そしてこの子 なんかいい間を持ってる子だな~って思ったらお父さんが柄★明だそうな。どうりで顔が似てる。どうりで役者のDNAを持ってる。
そういえばこの作品の監督も有名監督のムスコさん。私たちが若い頃馴染んだ人たちが次の世代に伝えているんだなって事も感じられた次第。
見て損はない映画です。彼の地の自然や遺産なども大画面で見た方が感じも深まると存じまする。どうぞ映画館へgo!
* * * *
映画が終わり・・・
平日の最終回だったのであまり時間はとれなかったが 「反省会(何を反省するんだw)」と言う名目で近くのビヤホールで飲み会。
左端が登場人物
今日はエ★メスブラウスのミセスマスカット(舞台友N)と建築士のNちゃん
今日の中心人物をビールサーバー係としてこき使ってごめん。
映画が終わったのが9時すぎてたため、みんな空腹の極限で、6人でこのビールタワーを二本飲み干し、名物の極薄カツレツはじめ ソーセージ盛り合わせ ドリア ビーフシチュー ピザ サラダ 鯛のカルパッチョなど頼みまくって 夜遅い高カロリーの食事ながら食べまくってしまった。
「登場人物」より、その後の実在の主人公たちの現在とか撮影裏話なども聞いて盛り上がる。
10時半でさくっとお開き。みんなと今年中にまた会おうねって約束して帰路についた。