局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

今年最後の大物買い

2016-12-29 22:45:12 | 日々の生活
10月初旬にオーダーしたソファーが今日やっと届いた。



一見どうってことないと思うでしょ?

ところがですね。脇のスイッチをおすと、巻き込んでいる足がグオーーンと出てきて



リクライニングする!

わぁ! ファーストクラスみたい(乗ったことないけどw)

これでオットかムスメと取り合いしないで寝っころがってTVを見られる。



ソファが動くと怖がるGちゃん まあすぐに慣れるでしょうけど。
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銀座から根津へ

2016-12-26 20:16:29 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ジム仲間の書道展があるので銀座へ



真ん中の作者を囲むマダムたち



忙しい季節だけど クリスマスシーズンの銀座は楽しい。
街のディスプレイを見回るだけでもワクワクする。(何も買わなかったけど)

せっかくだからと前の日ゴスペル忘年会したばかりのメンバーだけど それはそれ、これはこれでランチへ

こちらのイタリアン

私が某予約サイトから予約。行った事はないがレビューがよかったため。
ところが雑居ビルの8階でわかりにくいったってありゃしない。通り過ぎてまた戻ってたどりつく。

狭いエレベーターを降りると 鰻の寝床風のフロア 

キャバレーだかクラブだかを改造した感じ。インテリアもビミョー 連れのマダムたちは壁の画を見て苦笑(お風呂やの壁風宗教画)

ところが・・・
美味しかったのよね。
ドリンクサービスだったので泡を 結構しっかりした力強い泡の白



栗のスープ 上の泡はシャンパン風味



サラダ バルサミコ味のドレッシングが美味しい ドレッシングの美味しいところはたいていハズレがない







まままごとみたいなアミューズたち こういうチマチマしたものを少しずつ食べられるのが外食の醍醐味ってもんじゃないだろうか



パスタは何種類かから選ぶ 私は生のポルチーニのリゾット 黒いのはトリュフ キノコの競演



真鯛のロースト



デザートもこんな感じでチマチマと何種類も
レアチーズのものが美味しかったな。
コーヒーも真面目に入れてくれた感じのコーヒー

最初の印象と違ってほっとして 壁のマリア様に別れをつげる。
ちなみに90分の時間制限と予約サイトには書いてあったけど別にせかされることなく2時間弱のランチを楽しめた。

マダムたちと別れて私が一人目指したのは・・・

東大のそばにある

こちらの美術館へ

行きたい行きたいと思っていたのだが、なかなか足が向かず今月25日までの会期というので銀座から地下鉄を乗り継いで

根津駅についてお財布を確かめたら5000円札一枚 どこかでおろそうかなと思ったけどなかなか銀行もコンビニもない
まっいいやと思いつつ美術館に(これが良かったのか悪かったのか)






根津の美術館
こぢんまりした所でした 年末だってのに結構人がいる







そう!これを見たかったのであった。

少女の時に この人の描くマンガに胸ときめかされた。
アラベスクから妖精王 そして『日出処の天子』
ストーリーの巧みさ あまったるい画の少女漫画家と一線を画した独特の人物の魅力

私が結婚後に改めて買ったアラベスクを小学生時代のムスメも夢中になり、彼女が買ってきたテレプシコーラを今度はワタシが見せてもらった。

親子二代でファン。

初めて見た原画は繊細な線も しっとりと落ち着いた色も美しかった。

ここは建物が二つあって渡り廊下で移動できる 隣の建物は 夢二の美術館

この人の作品は別の美術館でも何度も見ているけど ここのコレクションはまたおもしろい。





大正デカダンスを体現した方。
奥さんたまきさんとはくっついたり別れたり 子供も三人ほどなしたらしい。
その中? その後 モデルとなったヒコノさんやおようさんなど とっても年下の美人たちとの恋愛。

面白かったのは 年下美人との別れに「彼女の父親に反対され」という一言が書いてあったこと

そりゃあそうだよなあ と 一人で納得してにやにやしてしまった。

人となりはともかく 彼の描く女性そのものや周りの風景 着衣も美しい

そして ここで出会えたのはこの方の作品





ご覧になったことがおありでしょうが 大正時代の挿絵画家で一世を風靡した方です。

これも趣味ど真ん中だった。
どこか古き良き宝塚とかジェンヌの世界に通じるような・・・

今風の龍さんみたいなサイボーグ的なトップじゃなくて キリヤンとかみっちゃん風のちょっと顔が大き目のトップさんを彷彿させる美人たち。

知らなかったのだけど、こちらの美術館の開設者さんは上の二つ目の挿絵に感銘を受けて戦後世間から忘れられて困窮されていた華宵を助けて、もう一度世間に知らしめた方なんですってね。著作権ももっているらしい。





この空間 非常に気に入ったので、また作品の展示替えの時期を狙ってこようと思った。

山岸さんといい 夢二といい 華宵といい こういう日本の微妙な色。つくづく好きなのよね。
TV(特にバラエティーの背景なんぞに)張り付けられた なんだか中国朝鮮風味の原色の組み合わせを見ていると深層でイライラして、こういう色を見ると心底癒されるのを感じる。







ミュージアムショップで ショップ限定の来年のカレンダーと華宵本を買ったら あら 残金が・・・
もしおろしてから行ったら あれもこれもと買いまくったに違いないから 良かったのかもしれないけど、あと一冊欲しかった華宵本・・・

帰り道、カレンダーを下げて、また根津まで歩いたけど



こんなアンティーク人形屋を発見。
ちょいと覗く勇気と時間がなかったのでスルーしたけど この界隈も歩き回り甲斐がありそうですね。

今度は気の合いそうな友達と行きたいな。
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忘年会プラス

2016-12-22 23:37:22 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ゴルフ仲間と。忘年会の食事会に+してちょいと文化的な夕べをってことで



某公会堂へ



こんなコンサートです



NYで結成 カーネギーホールやリンカーンセンターでパフォーマンスを繰り広げて世界188か国でツアーを行っているグループだそうだ



クリスマス間近のシーズンにふさわしく 
会場もほぼ満席

ハーモニーも美しかったけど、一人一人が相当な歌唱力 ソロも良かった

観客参加型で 立ち上がって一緒に歌う場面もたくさん

老いも若きもみんな立ってみんな歌う。音程もしっかり 英語の部分も繰り返す すげー〇〇区民 文化度高!(めんどくさい人も多いけど 小声)


写真撮ってもいいよってことだったので 







こんな感じ 客席も立って歌いながら



こういう形式のコンサートも楽しかったなあ 

終わったあと、結構遅い時間だったけどこちらの店ででさくっと忘年会

ゴルフをしているとお互いの性格がだんだんわかってきて、助け合ったり励まし合ったりする機会や、昼食や行き帰りの時間で みんなの家族のことで喜びあったり愚痴をこぼしあったり・・・ で 絆も深まった仲間たち

結構たくさんの時間の良い時間を過ごさせてもらって感謝。



青パパイヤのサラダとかソフトシェルクラブのカレー味炒めとか ひじょーに美味しかった。ボトルで頼んだイタリアワインもカジュアルながら料理にマッチ 
しかもリーズナブルだった。 ここはリピリスト入り。 







ところでこの日の昼間、着物箪笥を整理していて、今年あまりにも着ていないことに気付いたのである。

試に羽織って帯結びをやってみたら あれ?二重太鼓の帯枕ってどこに載せるんだっけ?と一瞬迷ったテイタラク

ゴルフにかまけすぎて、せっかく身に着けた着物方面から離れすぎていたとちと反省。



ってことでこの日は緑の色無地に赤い伊達衿でクリスマスを演出。

なんとなく衿の始末がボテボテだね。
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スペインの夕べ

2016-12-19 22:51:58 | 食べる
忘年会もいくつかあったけど、まあそんなに飲み食いの記録載せても仕方ないしね・・・
だけど、日曜のは良かった。
ワイン仲間の会 ワケあって今回は持ち寄りじゃなくて外で



こちらの駅です。ちょっとディープなエリアでしかもわかりにくい入口 ちょっと隠れ家的な店だった。



オープンしてまだ一月たたないらしいけど ドアを開けたら結構な喧噪 みんな楽しそうに飲んだり食べたりしている。



色々おすすめがあってワクワクです



こんなオープンキッチンで料理しているのが見える





ピンチョスってヨージに刺してあるものだと思ったけど、こんなスタイルもあるのね









全部並べるとこんな感じ
またこのパンがめっちゃおいしく、グルテンフリーのオットにつきあってパンを食べてないワタシにはしばらくぶりの禁断の美味であった



白子のアヒージョ ウマー



牡蠣も火を通してあって安心



豚のロースト ンマー



ブイヤベース? 魚介のシチュー







もちろんワインも あっ泡(カバね)撮るの忘れた



イカ墨のパエリアは米じゃなくてパスタ仕立て 細いパスタがイカ墨の旨味をしっかり吸って美味しかったこと これだったら一人で一鍋食べられそうだった。




生ハム頼むとここから切ってくれる ウマー



デザート代わりにチーズ これも美味しかったなあ



全員 しっかり飲んでお皿をからっぽにして会計
良心的なお値段でした。

満足なお店を見つけて良かった ここは流行るだろうな・・・

持ち寄りワイン会が流れたのは、会場を提供してくれる都心のマンションオーナーの友達が、怪我をしたため。
酔っぱらって転んで肋〇骨折で安静中

みんな「他人事じゃない」とびびっていた。

みなさまも飲んでの帰り道は気をつけましょう。





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Christmas Present for me

2016-12-16 00:28:28 | 見る(映画 劇場 美術館など)
前記事で Yoshikiの公演をワタシの今年の舞台No1と書いたけど、これを忘れてた。

東宝のエリザベートです
どっちも選べない。

確か3か月くらい前に東宝のサイトでこの時の舞台のDVDが売り出されるのを見て予約したのである。



一般発売より一日早く届いた自分へのプレゼント。

DVDは2パターンあって トート役が城田くんがホワイトバージョン 井上くんがブラックバージョン エリザはお花様という組み合わせ (蘭ちゃんはどーしたんだ?)

ホワイトバージョンを買いました。やっぱトート役者って言えばねえ

改めて見ると、城田くんもYoshikiと共通項あるね、ある種人間界から半歩足を踏み出し感のあるところ(非現実的には好みなのかもw)



お花様も大きな場面のTVでアップで見ても肌の衰えも感じさせない美しさ 大きく口を開けて歌を歌っても感情をあらわにする場面でも保たれる美しさ



買って良かったDVD

ちなみに三枚組で特典映像ってのの中に蘭ちゃんのバージョンが三曲だけ入っていた。
つい比べちゃうではないか ちょっと酷なような・・・
でも宝塚の頃より歌は格段に上手になってたけどね、中音がキレイ

あと、涼風さんのゾフィーはこのDVDで初めてみた。元々可愛い感じの人なのに、冷徹なゾフィーって点ではたつきさんより怖かった。

フランツヨーゼフの佐藤くん、やっぱり歌は抜群だわ…などなど色々改めて楽しませてもらった。

今期の気に入って見ていたドラマ(逃げ恥じと校閲ガールね)も終わっちゃったし、年末年始特番のバカ騒ぎも嫌いだから、当分このDVDを繰り返して見そうな予感

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東京フォーラム

2016-12-10 00:08:59 | 見る(映画 劇場 美術館など)
雪組を見てきた舞台友NとMちゃんとシャンテ前で待ち合わせ(今回私は作品が趣味じゃないので雪組鑑賞はパス)
この日はフォーラムでコンサート。


コンサート前にちょっとお腹に入れて置こうと昭和風味の喫茶店に入る(カフェというより喫茶店って感じの店)へ



しつらえは地味なんだけど、ジェンヌや芸能人の写真が壁に飾られていたりする老舗感アピールw
ピザトーストの発祥の地だそうな。へー



こちらの名前が冠されたサラダはなんの変哲のない野菜の組み合わせに昔々家庭科の授業で習ったような基本のフレンチドレッシングがかかってる。それはそれでいいんだけど1000円超えってコスパは悪い。まあ銀座値段ね。

ナポリタンは妙においしかった。この油とケチャップ感とノンアルデンテのスパゲティが懐かしい。
白ワインとともにこれらをシェアしてから





フォーラムへ



Yoshikiのclassicコンサートです



開演前の舞台
東京フィルとの共演。





遠いけどちゃんと生Yoshikiは肉眼で観られた。スクリーンには拡大Yshiki ピアノを弾く指も見られた。

ちゃんと定時に始まり、スタンディングもなしで始まったコンサート。
XJapanの熱狂もいいけど、このくらい落ち着いて見られた方がそりゃあ、ありがたいです。

Yoshiki不在のオープンではXの聴きなれた曲がオーケストラの演奏で始まり、彼が登場してピアノに座った後はコンチェルトのような趣。途中MCも自らこなす。
それに 二人の女性ボーカルが一人ずつからむ曲もある。

今回は白いフリルブラウス(ジャケット?)に金髪がオスカル風。この人いくつだっけ? 白い肌と節制したスタイルが年を感じさせないヴィジュアルだった。

ピアノは時には情緒的に 時にはアグレッシブに

休憩挟んだ後半のMiracleに驚嘆 ホントにクラシックのオペラ曲かと思った。女性ボーカルの声が好みじゃなかった(っていうか高音のヴィヴラートがどうも上がりきらない所が気になってイライラ もっと一人の人の歌で聴きたかった)のが唯一残念だったけど これは鳥肌アレンジだった。

天才よね~ この人・・・ と 思う。

途中 若い頃のXのメンバーの映像などもうつり、今は亡きHideとはしゃいだり演奏したりの画面になんとも言えない感慨。

選ばれし人である彼なりに色んな苦悩も経てそれを乗り越えて来たんだねえ などと柄にもなく涙をこらえてしまう。

赤い髪をおったてて、鏡獅子みたいにふりたてていた彼が オスカル風になって今目の前に立ってる。

「この地球の歴史の中で、みんなとこうやって同じ時間を共有してるって奇跡なんだよ」 彼が言うとベタなせりふも納得できる感。

「シンフォニーなんかも書いてみたいんだよね」って言ってたけど、確かに彼のシンフォニーは聴いてみたい。



結論 ワタシの舞台鑑賞の今年No1でした。



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おされな街

2016-12-04 20:05:24 | 見る(映画 劇場 美術館など)
友人の作品のグループ展へ





厚手のトレーシングペーパーみたいの紙を切ったり浮き彫りみたいにしたりしてレースのような模様を作り上げるクラフト





紙で作ったレースみたいでとても美しい作品たちだった。



先生の作品の写真をプリントしたファイルケース

しかし世の中には色んな工芸があるもんですね。
そして日本の女性たちの手先の器用さと完璧を目指す熱心さはすごいなぁ

友人と実家地方から見に来たカップルと四人でランチ




カジュアルなフレンチレストランで






ガレットのランチをいたただく







それにしてもこの街はおされだ。

レストランもブティックも雑貨屋さんやお花屋さんも素敵で、久々にこの街を訪れた私はオノボリさん状態。

レトルトの専門店なんてのもあり

結構品揃えがツボ、味見もできたので、美味しかったのを購入。

友人たちと別れて、一人になってからふらっと入ったブティックで、あろうことかコートを衝動買い。




ショート丈の八分袖、ダウンのリバーシブルコート

グレーとカーキって組み合わせが使えそうだしボリュームはあまりないのにすごく温かいの

かわいい店員さんに勧められて羽織ったら、あ~らいいじゃない

とまぁ衝動買いしてしもうた。

この街は物欲を刺激する魔物が棲んでますなぁ。

渋谷の乗り換えが面倒になっててよかった。
行きやすかったらこの街の餌食だよ、自由ヶ丘!
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