プレババ日記No2
先週また父が腰痛で入院した。今回はあまり酷くなかったので1週間で退院できたが、やはりちょっと顔を観に行こうと実家を往復した。
親が年をとるってなにかと大変なもんである。
お見舞いもそう長くは病室にいられないし、一泊すると時間もあまるのでヒマと言えばヒマ。そうしたら母が、
「そう言えばMちゃんの安産のお参り行った?」と言う。そう、ワタシも水天宮にでも行こうと思いつつ、そういうのに興味なく、まるで動かないオットを当てにもできず、一人で行くのはなんとなく気が向かず、ズルズル過ごしてきたのであった。
弟も
「ここの神社は全国の産○(○は泰です)神社の総本山なんだぜ。行くならオレの車で連れてってやるよ」と言う。
それじゃせっかくだから連れてってもらおうとその日は梅雨の晴れ間だったし、母と弟と三人でお見舞いの後にお参りに行くことにした。
15
なかなかの田舎であった。
駐車場に車がたくさんあって県外ナンバーもあることにびっくり。参道を奥に入ったところにその神社はあった。
安産祈願の受付をすませて本殿の中で祈祷を受ける。(ちなみに祈祷料5000円 腹帯つきだと8000円)
たっけー(小声)
しかも休日のせいでたくさんの妊婦さんも訪れていたので 6~7人一緒にお祓いを受ける。(私は代理人として参加)
神主さんは太鼓をドンドン叩き、 妊婦の名前を入れた祝詞を少々。その後一人一人榊を上げて、大きな(A4くらいの大きさの)お守りをもらって10分ほどで1クール完了。
その後も続々と妊婦さんと家族が列をなしている状態である。
つい「あがり」を計算してしまう 姉弟(プレババ&プレ大オジ)
「ええ商売ですなあ」
「宗教法人、最強ですなあ」
「こういう所から税金とってもらえばねえ」
「無理でしょうな ホニャララ党が与党のうちは・・・」
いえ、私たちの会話じゃないですとも。
不遜なことばっかり言って神様がお怒りになりそうなので気を取り直して、この神社の色んなオプションめぐりして真面目に参拝しようと
まずここ↓
底の抜けたひしゃくから水がざざ~っとこぼれるかのように「ざざざざ すっぽ~ん」と生まれるようにとのおまじないのようなものらしい。
妊婦さん以外は使用するなと書いてあるので私は見ただけだったが、小さい男の子を二人連れた妊婦さんが熱心にお参りしていた。ちょっと元ヤンっぽい香りがしたが感心感心。三人目ですか・・・少子化の日本を救っていただきたいものである。(ちなみに彼女は妊娠してるからというより元々ポチャっぽく渡辺直美そっくりであった)
「お~ そのまんま抜けびしゃく」
「抜けびしゃくのイメージキャラに推薦いたしたい」
いえ、私たちの会話じゃないですとも。
これは胎内めぐりらしいが今は立ち入り禁止らしい。確かにこんな足元の悪そうなところ、妊婦さんが転んだらまずいと思われる。
落ち着いて見渡すと、なかなか趣のある神社である。立派な透かし彫りなど。
祭られているのは木花咲耶姫、不倫を疑われ、潔白を証明するために火を放った産屋の中で無事に三神を産んだと言う根性のある女神である。この強さにあやかろうというコンセプトであろう。
こちらは安産子育て戌 妊婦さんと生まれてくる子供の干支の石をさするとご利益があるんだそうだ。牛と馬ってことね。実行。
母が
「私が来た時はこれはなかったよ」と言い出した。
「ひしゃくもね、売ってて それを石にぶつけて壊して、それを山門のところにお供えする形式だったのよ」
だそうだ。
そして盛んに
14
「こんなに人はいなかったわよ。確かタネちゃんにお供してもらって来たんだけどあたしたちだけだったもの。
どうしてこんなに人が増えたんだろうねえ・・・」
「タネちゃんって言うと ワタシの小さい時に居たお手伝いさんでしょ。じゃ、ワタシの安産祈願に来た時の話じゃないの?」
「あら、あたしはあんたがドラ君を妊娠した時のことだと思ってたけど そうだわ。あんたがお腹にいるときに来たんだわねえ。佐藤先生にここでもらった腹帯巻いてもらってその上から寿って字を書いてもらったんだったわ。あの先生は字が上手だったねえ」
古き昭和の話である。半世紀以上前のことと比べられてもねえ・・・
ここは ひよこだかたまごだかクラブという本に安産パワースポットとして紹介されて参拝客が増えたそうである。
昭和じゃなくて平成生まれみたいな若いプレ両親もたくさん来ていた。結構今の若い子もパワスポだかお参りだかって好きよね。
東京に戻ってこのお参り写真をラインでドラ夫婦に送って 色々顛末を話したら ドラは
「抜けびしゃくってなんだ?(笑)」と返信してきたが(やはりこういう所に食いつくDNAは共通と思われた)がM子は
「ほにゃ子さん(母)もお参りされたんですね。それはご利益がありそうですね。ありがとうございました」とのこと。
なかなかはずさないお嫁ちゃんである。
局家の木花咲耶姫M子、がんばれし!
先週また父が腰痛で入院した。今回はあまり酷くなかったので1週間で退院できたが、やはりちょっと顔を観に行こうと実家を往復した。
親が年をとるってなにかと大変なもんである。
お見舞いもそう長くは病室にいられないし、一泊すると時間もあまるのでヒマと言えばヒマ。そうしたら母が、
「そう言えばMちゃんの安産のお参り行った?」と言う。そう、ワタシも水天宮にでも行こうと思いつつ、そういうのに興味なく、まるで動かないオットを当てにもできず、一人で行くのはなんとなく気が向かず、ズルズル過ごしてきたのであった。
弟も
「ここの神社は全国の産○(○は泰です)神社の総本山なんだぜ。行くならオレの車で連れてってやるよ」と言う。
それじゃせっかくだから連れてってもらおうとその日は梅雨の晴れ間だったし、母と弟と三人でお見舞いの後にお参りに行くことにした。
15
なかなかの田舎であった。
駐車場に車がたくさんあって県外ナンバーもあることにびっくり。参道を奥に入ったところにその神社はあった。
安産祈願の受付をすませて本殿の中で祈祷を受ける。(ちなみに祈祷料5000円 腹帯つきだと8000円)
しかも休日のせいでたくさんの妊婦さんも訪れていたので 6~7人一緒にお祓いを受ける。(私は代理人として参加)
神主さんは太鼓をドンドン叩き、 妊婦の名前を入れた祝詞を少々。その後一人一人榊を上げて、大きな(A4くらいの大きさの)お守りをもらって10分ほどで1クール完了。
その後も続々と妊婦さんと家族が列をなしている状態である。
つい「あがり」を計算してしまう 姉弟(プレババ&プレ大オジ)
「ええ商売ですなあ」
「宗教法人、最強ですなあ」
「こういう所から税金とってもらえばねえ」
「無理でしょうな ホニャララ党が与党のうちは・・・」
いえ、私たちの会話じゃないですとも。
不遜なことばっかり言って神様がお怒りになりそうなので気を取り直して、この神社の色んなオプションめぐりして真面目に参拝しようと
まずここ↓
底の抜けたひしゃくから水がざざ~っとこぼれるかのように「ざざざざ すっぽ~ん」と生まれるようにとのおまじないのようなものらしい。
妊婦さん以外は使用するなと書いてあるので私は見ただけだったが、小さい男の子を二人連れた妊婦さんが熱心にお参りしていた。ちょっと元ヤンっぽい香りがしたが感心感心。三人目ですか・・・少子化の日本を救っていただきたいものである。(ちなみに彼女は妊娠してるからというより元々ポチャっぽく渡辺直美そっくりであった)
「お~ そのまんま抜けびしゃく」
「抜けびしゃくのイメージキャラに推薦いたしたい」
いえ、私たちの会話じゃないですとも。
これは胎内めぐりらしいが今は立ち入り禁止らしい。確かにこんな足元の悪そうなところ、妊婦さんが転んだらまずいと思われる。
落ち着いて見渡すと、なかなか趣のある神社である。立派な透かし彫りなど。
祭られているのは木花咲耶姫、不倫を疑われ、潔白を証明するために火を放った産屋の中で無事に三神を産んだと言う根性のある女神である。この強さにあやかろうというコンセプトであろう。
こちらは安産子育て戌 妊婦さんと生まれてくる子供の干支の石をさするとご利益があるんだそうだ。牛と馬ってことね。実行。
母が
「私が来た時はこれはなかったよ」と言い出した。
「ひしゃくもね、売ってて それを石にぶつけて壊して、それを山門のところにお供えする形式だったのよ」
だそうだ。
そして盛んに
14
「こんなに人はいなかったわよ。確かタネちゃんにお供してもらって来たんだけどあたしたちだけだったもの。
どうしてこんなに人が増えたんだろうねえ・・・」
「タネちゃんって言うと ワタシの小さい時に居たお手伝いさんでしょ。じゃ、ワタシの安産祈願に来た時の話じゃないの?」
「あら、あたしはあんたがドラ君を妊娠した時のことだと思ってたけど そうだわ。あんたがお腹にいるときに来たんだわねえ。佐藤先生にここでもらった腹帯巻いてもらってその上から寿って字を書いてもらったんだったわ。あの先生は字が上手だったねえ」
古き昭和の話である。半世紀以上前のことと比べられてもねえ・・・
ここは ひよこだかたまごだかクラブという本に安産パワースポットとして紹介されて参拝客が増えたそうである。
昭和じゃなくて平成生まれみたいな若いプレ両親もたくさん来ていた。結構今の若い子もパワスポだかお参りだかって好きよね。
東京に戻ってこのお参り写真をラインでドラ夫婦に送って 色々顛末を話したら ドラは
「抜けびしゃくってなんだ?(笑)」と返信してきたが(やはりこういう所に食いつくDNAは共通と思われた)がM子は
「ほにゃ子さん(母)もお参りされたんですね。それはご利益がありそうですね。ありがとうございました」とのこと。
なかなかはずさないお嫁ちゃんである。
局家の木花咲耶姫M子、がんばれし!