10日、12日に書いたとおり昨日は兄代わり三人オジとの飲み会だった。
幹事はT。彼は三人の中で唯一の理系、元々は研究肌のオトコだった。昔から淡々と勉強し、淡々と大学院に進み、淡々と仕事をこなすタイプ。ついでに言うと長男であり緻密なヤツである。某大企業の研究所に居たのだが、家族の関係(障害児の教育のため)で東京本社勤務を希望し、今までとまるで畑違いのマーケティングの仕事で結構苦労したようだが、他のT大TK大の同僚もいる中、同期トップで部長になってしまった。
結構地味キャラなんだけど、やっぱり一番頼りになるタイプで、私の学生時代の物理、数学系のレポートなんかは殆どTの作品である。
今回はTの知っている飯田橋のタイ料理の店 オールドタOランドを予約してくれた。
*一度目のメール
7/12 19時 場所:飯田橋 オールドタOランド 予算4000円位。辛いタイ料理で暑気払いしましょう。好みでなければ変更可。
*二度目のメール
7/12の件 全員参加で予約完了 19時開始 場所の詳しい説明と地図のURL付
現地集合でお願いします。
*三度目のメール 題名 Aちゃんピンチ
Aから金ないと電話あり。気にせず来いと言うときました。という訳で皆さんからの会費は1000円アップします。
前にも書いたが、収入を全部妻に管理され、自由になるお金がまるでないというのは本当だったのか・・・TもこのメンツだとAの事情を考慮していつも抑え目な予算設定にしてはくれているのだけど。しかし50オトコが4000円自由にならないとは・・・
まあこういった経緯はあったが、無事に5人集まり宴会は開始となった。
シンハービールと共に辛い料理を次々に、ここはかなり当たり。グリーンカレーなんてまろやかでまた食べたいくらいである。
ココナツとタロイモのケーキのデザートも初めての食感。すごくおいしかった。
ここで一番飲んだのはA(笑)
「悪いなみんな」とは言ったもののまるで悪びれず。
「お前さ、Oさん(奥さん)とうまくいってるのかよ」との質問に
「ああ、 今度みんなで遊びに来いよ。だいじょぶだよ 気まずくないぜ 家族だけでいるとかえって緊張感走るんだよなあ」(爆)発言
その後、もう一軒飲もう ついでに歌おうってことでカラオケに。
「安いところ見つけような みんなに悪いからな」←A発言、今度も出す気なし(笑)
このメンツのカラオケは結構おもしろい。ほぼ同じ時代(私の方が若いっすけど)だから選曲が共通している。
歌う部長(さすが接待慣れしてて上手)
歌うN(ずっとバンドやってるからやっぱりうまい)
歌って壊れるA(人のお金で一番楽しめるオトコ)
とちゅうカラオケ歌詞ののバックに流れる映像の女性たちへのAによる毒舌コメントが入る。ちょっと肌なんか荒れてて可愛い子じゃないと 「毛羽立ったムシロみたいな女だな~」とかまるっきり鬼畜トークだけど、酔っ払って聞いてると爆笑しちゃうのはなぜだろう・・ Nが「あいつって変なオーラがあるんだよな」とつぶやいているのに私も深く賛同してしまった。
その後話題の神楽坂を少し散策。ちょっと前のドラマで話題になってからブームらしく昔来たころと比べ物にならないくらい人がいる。
Aが 「局、ワケありカップルごっこしようぜ」と言ってT妻にこれらの写真を自分の携帯でとらせる。
局ちゃんの腕がいやらしいとT妻絶賛(?)ホントに中年バカップルぶり、こういうノリができるのはAとだけではある。
前からのも撮ったあげく 「局のダンナに送ってやるからよ」とくだらない事を言う。帰ってから夫に見せても笑っただけだった。(まるで心配されないオトコA)
駅近のカナルOフェの入り口でみんなで記念撮影
これは私が小さいんじゃなくて彼らがみんな180近いだけですからね。それにしてもみんな老けたなあ TやNなんて白髪の方が多い。「お達者クラブ」って題名がつきそうな写真ではないか。Aはやはりダントツで若くは見えるみたい。
電車に乗ってそれぞれ別れてからしばしメールが飛び交った。
きわめつけなのはやっぱりAからの深夜とどいたメール
「TもNもアバンチュールなんて考えてないだろうね。僕自身もない。
アメリカ映画の一場面、マンハッタンを見下ろすペントハウスでプレイメイトに囲まれるヒュー・ヘフナー気分は味わいたいけどさ。もはや身がもたないよなあ。
小料理屋のママさんと日本酒の講釈するのが精々。」
と言う ワケわかんないもの。
4000円払えなくて何がヒュー・ヘフナーだよ!って突っ込みたかったけど辞めといてあげた。私って優しいわ。
でも四半世紀。ずっと同じようなネタで笑い、盛り上がり、楽しいんだけど進歩がないって言えばその通り。まあこの世界はこの世界でみんな残しておきたい所と思っているんだろうな と 思っている。