局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

バレエとおでん

2006-11-30 22:16:41 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨夜は友人に誘われ、東京文化会館にマリンスキー・バレエを見に行った。




昨夜は ヴィシニョーワのすべて
シンデレラ パヤデルカ ルビーの各演目からハイライトを ヴィシニョーワがそれぞれ男性舞踊家を替えて踊る



それぞれよかったけど、私はバヤデルカで サラファーノフと踊ったニキアがよかった。シンデレラの現代的な演出も楽しかったし、ルビーの舞台装置、その中でちょっとポップな味付けの踊りもよかったし。

9時過ぎに終わって、友人に誘われ、浅草に向かう。

おでんの名店に



空腹においしいおでんと升酒が染みる(笑)



〆は茶飯セット。半分くらいそのまんまでいただいたあとに 三つ葉とワケギをちらしておでんつゆをかけてお茶漬け風にいただきます。



総勢4人で話が弾み、終電が心配な時刻になってしまった。
東日本橋で日付変更線を越えた(笑)
職場のそばの自転車を置いてそのまま来たので、ダッシュで自転車こいで家に帰った。

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お祓い

2006-11-28 22:15:48 | 日々の生活
昨日の朝 起きようとしたら首が枕から離れなかった。
寝ているうちに寝違えてしまったのか、首筋が突っ張っていて力が入らない。
やっとの思いで身体を起こしたのはいいが 今度は首が右にも左にも曲がらず 特に上を向けない。
とにかく 家族の朝ごはんだけ作ってと思ったが 料理って(っていうか何をするにもだけど)首を使ってやってたんですね。いちいち身体ごと対象のものに向かうののめんどうなこと ちょっと動かすと「いててててっ」ってなるし。
まあ寝違えたくらいだし、インドメタシンの入ったジェルでも塗って また少し横になってれば治るだろうと思ったのだけど、だんだん痛みはましてくる。

どうにも我慢ができないので、 アロママッサージをしてくれる近くの友人にお願いすることにした。
彼女はちょっと西洋人ぽい不思議な雰囲気の人で、女流画家でもある。私よりだいぶ年上なのだけど、スリムで綺麗でおしゃれ。音楽やアロマや絵画を通して、人を癒すってことをテーマにしている人。以下Fさんとする。
「そうだ、ここのところ(遊びすぎて)疲れているのね 彼女のところにいってマッサージしてもらおう」
忙しい彼女だけど、運よくつかまって予約ができた。
まずハーブティーを飲んで リラックスする音楽を聴きながら、アロマエッセンスと基本になるオイルを選んだ。
暖めた部屋で首から背中にかけてゆっくりとオイルをすべらせ 心地よくマッサージされる。至福
そしたら 突然 Fさんが

「ねえ 局さん あなた肩に何かついてるみたいよ そういう気配がするもの」

ぞわわ~~~

「最近旅行いかなかった?」
「最近じゃないけど 一月前にシンガポール行ったのよ。そこでマッサージ受けてその後からちょっと重いなと思ってたんだけど もみ返しのひどいのだと思ってた」

「あっ そう そこで何かつけてきたのよ」

再度 ぞわわ~

断っておくけど 彼女はけして宗教の人でもないし 普段はごくごく常識人でよき隣人である。ただ時々神がかる(笑) それが結構当たってる。そして彼女が手のひらから「気」を入れてくれるとき 確かにそれが当たったこちらの部分が暖かくなる。

「浄化のアロマも入れるからね、後 お家に帰ったら お風呂に粗塩をコップ一杯と日本酒をコップ二杯入れて入ってみて。多分それで離れると思うわよ」

1時間以上マッサージしてもらって 2000円でいいと言うけど それじゃ申し訳ないので3000円おいてきた。
だってその時点でかなり楽になっていたから。

そして家で入浴しましたよ。ちょうど料理用の日本酒が切れていたから涙を飲んで吟醸純米酒をコップ二杯お風呂に投入 塩もアルザスの塩を投入 (自分のための投資なら惜しく無し)

そしたら。。。。治っちゃったのである。
夕方には快調 痛みが全然なくなっていた。心なしかなんとなく頭痛がちだったもやもやもすっきりしていた。(私の身体が単純なのかしら?)

シンガポールって結構怪談があるらしい。一戸建てに住んでいて幽霊の目撃談も数々あるし 日本のお盆にあたる ハングリーゴーストという期間は地上に戻ってくるゴーストたちを慰めるのに 道々にお菓子がおかれるとか・・・
私は彼の地で何かを連れ帰って1ヶ月も一緒にいたのだろうか(笑)

まあいいや どっかに行ってくれたらしいし。今日はとっても快調になった。


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はまっているもの

2006-11-27 22:16:21 | 日々の生活
ここのところ家にいる間はずっとかけっぱなしになっている IL DIVOのアルバム。最初に彼らの曲を聞いた時、震えが来てしまい、それ以来ファンになってしまった。
それぞれ国籍の違う4人の男性グループなんだけど、とにかく聞いていて気持ちがいい。みんながオペラも歌えそうでソロでもやっていける実力者だからソロ部分も素敵だし、ハモってもいいし。

それに 4人が4人ともイケメンなこと(ここ重要)
それぞれ違ったタイプなんだけど、共通しているのは 整った美貌+男の色気 ついでに言えば新庄の歯並び(笑) ノーネクタイのアルマーニのスーツを着こなしたところなんてそのまま伊勢丹のメンズ館のモデルになれそうである。(たとえが卑近かしら?)

これをBGMに絵付けしてると筆がすすみます。
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街はクリスマス模様

2006-11-26 20:28:34 | 
なんだか 公私共に忙しく、(職場のパソコンはバグる、年若い友人が出産する、トールペイントの展示ボックス仲間のビーズ作家グループの作品展はいかねばならぬ、気の早い職場の忘年会はある)で パソコンを見る暇もなく 何日か過ごしてしまった。
その中で印象に残った画面をいくつかあげてみたい 備忘録もかねて



表参道のクールなツリー



青学裏 セレブ・デ・トマトのロールケーキ トマトのジュレが生クリームに練りこんであって 意外な爽やかなお味だった。



箸専門店「夏野」の青山店 その隣の「小夏」で 友人の出産祝いを購入。小さい飯茶碗と塗りのおわん。小さいうちから本物の和食器で食べさせたいよね。
家の子も小さいうちにもこんな和食器を手に入れたかったなと思った。



原宿陶画舎で購入した 絵筆、金彩用消しゴム スパチュラの類 これだけで6000円(だからこの手の趣味って踏み込むのが嫌だったのよね。貧乏の元だ)




新宿に移動 住友ビル前のツリー

  


土佐料理の店で今年の忘年会 第一弾 定番のかつおたたき さば寿司 その他焼き物 揚げ物多数のコース 結構おいしかった。土佐の地酒(辛口)も美味。

食事が出るたびに 携帯で写真を(目立たぬように)とっていたら 会社で一番若い事務のおねえちゃん(28歳)が
「あっ 局さん もしかしてブログやってません?」と指摘する。 
「ブログってなんや?」 と 聞く おやじ(57歳)は無視して
「書いてるよ(汗) でもリアル知り合いには教えてないんだ 書きたいこと書けなくなるし」
「そうですよね。なんか 写真のとりかたがブログ書いてる人の行動ですよね。家のダンナも書いてるんです~」とのこと

さすがに若い子は鋭いね。でも教えないでおこう。このページを知っているのはリアル友達では一人だけ。そうしないと書きたいことを書けなくなっちゃうしね。









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早慶ラグビー~秩父宮

2006-11-23 19:56:32 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ここ数年、11月23日にラグビーの早慶戦に夫と行くのが恒例になっている。
夫は早慶出身ではないが、高校の友人の出身者グループに誘われて見に行くうちに学生ラグビー観戦にはまってしまい、そのグループに参加するようになり、私もいつの間にか引っ張り込まれたというのが現状だ。成人の日の国立にも一度行ったがあまりの寒さにこりごりし、それ以来は私は早慶戦だけと決めているミーハーファンなのでありますが。

 

↑一年ぶりの秩父宮ラグビー場と 今年はまだ完全に色づいていない銀杏並木

今年は夫が仕事で抜けられなくてドタキャン、チケットを無駄にするのももったいないので 我が家は息子と参加した。
総勢15人くらいのおじさんの群れ(奥さん数人と 子供数人混在)は、待ち合わせた後は酒屋に走り、アルコール燃料を購入してスタンドに入る。
試合開始前から 燃料補給しているので キックオフの時はかなりもうできあがっている上、みんな20年近い大学ラグビー観戦歴を持ち、かつ理屈っぽい集団なので、試合の時間中、野次、解説、オヤジギャグでうるさいことこの上ないし、居酒屋風の香りまで漂って周りには迷惑だと思う(笑)

まあ 私は素人なので、彼らの解説に耳を傾けていると試合の流れやルールがわかって都合はいいのですが。





↑それに秘かに告白すると ファンなんです。五郎丸君
あの大きいのにしなやかな身体に 武者人形みたいな顔がついてて可愛いっ!

去年は早大の圧勝だったけど 今年は W41-26K 慶応もがんばった。
一度は逆転していた時もあったし。今年の方が面白かったな。

しかし、いつも思うのだけど、ラグビーファンって結構年齢層が上なのよね。大学ラグビーなんだから学生カップルなんかがもっといそうなものなのに、客席を見ると中年、熟年、定年後の層がかなり多い。一緒に行った奥さんの一人も言っていたが 今年何年かぶりに再開された嬬恋コンサートの観客層とだぶっているようだった。

私はあまりスポーティな服装はしないのだけど、今日はスポーツ観戦だし、防寒もあって、かなりタイトなスキニージーンズをブーツインし ワインカラーのタートルにちょっとゴールドがかったキャメルの短めのダウンをあわせた。
試合が終わって息子と駅に向かって歩いていて、ショーウインドに映った(遠目の)姿を見ると 若そうではないか(自分で言う)
息子に「こういう格好もたまにはするもんだよね。私もさ、後ろから見れば女子大生じゃない あんたとカップルに見られるかもよ~」と言ってみたら
「おかあ 寒いから肉まん買ってこうぜ」 と 軽くスルーされた 
辛らつな皮肉がかえってくるであろう娘に比べてヤツも大人になったもんだと思った。





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母娘描き比べ~白磁ペイントと油と

2006-11-22 17:42:47 | 描く
午前中に白磁の小皿を描き終えた。
私の2作目。時計草というかわいらしい草を小さな小鉢に描いてみた。
ちょっとした オードブルやチョコレートを盛ったり、アクセサリーなど入れても可愛いかもしれない。
パディングをして縁を色抜きしたところで一度焼成に出してから金彩しようと思っている。




嬉しくて二階の自室に篭って課題をやっつけている娘に見せにいった。
声をかけても返事もしないので勝手にあけるとものすごい不機嫌な顔で向かっていたキャンバスから振り向いた。
「これ新作、見て見て~可愛いでしょ」って言ったら おざなりに眺める娘。
「いいね、ママは こういうものキレイに描いて自己満足できるんだから」 だと
ムカっとしたけど彼女の描いているものを見たら少々納得した。
創造性じゃ負けるわね~



しかし、何描いてるんだろ? 聞くとまた不機嫌になるだろうから聞けなかった。
何か作ってる時の娘には さすがの私も近づけないのよね。

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コリアンタウン~新大久保

2006-11-21 21:48:43 | 食べる
ここのところお互い忙しくて疎遠になっていたご近所の友人と 犬の散歩でばったりお会いした。 たまにはゆっくりランチでもしようよ と 言うことで お互いの予定をぬって 今日ランチすることになっていた。

私は今まで行ったことのない所に行きたかったので、彼女が何度か行ったことのあるという 新大久保のコリアンタウンに案内してもらうことにした。

新宿からでも歩けるよ とのことで 歌舞伎町方面に出て歩くことにした。
午前中から淫靡な歌舞伎町。

誤算だったのは 彼女は私以上の方向音痴&地図の読めない女だったのだ。
コマの裏で道に迷い、道路地図を見て 私が「あっちじゃない?」と示唆したくらいだから 相当なものである。

ってことで 彼女が 「ダンナと行った事のあるおいしい店案内するわよ」 に その時点で暗雲がたちこめたのである。
やっと、ドンキホーテのある新大久保のメインストリートについた。
案の定 「あら どこだったかしら?」 「わからないわ~」と言い出すMさん。しょうがないから レストランの案内所に入った。



このように無料の地図がおいてあり、案内してくれるお姉さんがいる。
Mさんが相談しようとしたところ、後ろから来たおばさん5人連れが
「サムギョプサルが食べられるところない? この店は? ランチあるの?」と割り込んできた。こういう時は声の大きいものが勝つのである。局もこの手のおばさんにはからっきし弱いのである。おばさんの迫力に負け、地図と自分たちの勘を頼りに行ってみることにした。

焼肉は食べたくないので 家庭料理と看板を掲げているところに入ろうと思った。入ってみたのはグルメガイドマップに 今号の料理紹介として紹介されていた店である。



ほんと言うと入り口に ぺ氏の等身大の立て看板があったのを発見した時、非常に悪い予感がしたのだった。しかし 引き返そうとタイミングがちょっとはずれて 「いらっしゃいませ、お二人さまですね」との韓国なまりの声につかまり、入ってしまった。



↑壁という壁は ぺ氏でおおわれていた

気をとりなおして、私はチヂミ Mさんは 味噌チゲを頼んだ
結論から言えばここまでまずい外食をしたのは 何年ぶりかであった(泣き笑い)



↑青々としたたっぷり(すぎる)ニラ、なぜにこんなに青々しているの~?
なぜなら、なぜなら 生焼けだから~~♪
それに、このわかめのスープは 人肌であった。熱々であったら リケンのわかめスープくらいの味にはなっていたであろう。
燃料をけちっているのだろうか?



Mちゃんの頼んだ味噌チゲ こっちはぐつぐつしながら来ただけましだったが コクというものがまるでないスープ。中の豆腐はスーパーで売ってる100円の絹豆腐なみにほろほろくずれました。



サイドディッシュも量も少なく、味も変化ってものがないスッパイキムチ

おいしかったのはとうもろこし茶のみ
お運びしてくれる人たちは 感じがよかったのに残念である。

そりゃさ、食べ物に文句を言うのはハシタナイって祖母や母に言われましたよ。
でもね、普通に作ればここまでまずくならないと思う。熱く供すべきものは熱々で供すのは料理の基本。にらが殆ど生のチヂミを料理人だったら出しますか?

よっぽど文句言って 焼き直ししてもらおうと思ったんだけど、他のものを食べてみて どうやってもおいしくはならないと諦めた。これ以上ここでカロリーをとりたいと思わなかった。
Mさんも元々短大で栄養学を学んで栄養士の資格をとっている人である。何度かお宅でご馳走になったこともあるが とても手早くおいしい物を作れる人である。彼女の箸も全然すすんでいない。黙り勝ちになる二人・・・
周りのテーブルは 結構人も入ってきて、ぺ氏の写真と一緒に写真をとっている楽しそうなグループもいた。

結局半分以上残して、席を立った私達。他の韓国食材でも買って帰ろうと思っていたのだがなんだかその気もうせてしまった。

また、新宿まで歩いて戻り、Mさんが靴を見たいというので 新宿高島屋へ。
彼女がブーツを買うのにつきあい、私もバッグの新作を見て気を取り直した。
咽喉が渇いたし 口の中に残る生のニラの味を(私もしつこい)消したかったので アラン・チャン・ティールームで中国茶とケーキをいただいた。
ジャスミンティーと ジャスミン風味のアイスクリームをのせたパウンドケーキがセットになっていた



これは とてもおいしかった。やっと人心地ついた。

今日の反省:私より方向音痴って人は存在する。おいしいものを食べたければ必ずしも他力本願はいけないのね。










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ご先祖様がお嘆き

2006-11-20 20:20:23 | 様々な思い
朝刊を読んでいたら 「本間ゴルフから共犯側へ5億円」という記事を見つけた。
本間ゴルフって民事再生法を受けていたんですね。それも知らなかったけど、とにかくその前社長の 本間秀一容疑者が 韓国企業の会社役員と共犯して、自社ビルに放火した。その上共謀して 本間ゴルフから違約金として5億円を共犯側に資金を支払わせた。 という 呆れたお話。

私ショックだったのは 本間ゴルフの前社長って あの 酒田の豪商本間家の末裔ってことなのよね(本家だか 分家だかは知らないけど)
私は山形フリークで ここ数年ほとんど毎年のように季節を違えて訪れている。定宿は 酒田か鶴岡の温泉 商人の町か武士の町という違いはあるけど、歴史の香りのする建物や町並み、ふんだんに残る自然。どことなく品があって親切な人々、米、酒、魚、野菜、肉と何拍子もそろった食事のおいしさ。何度行っても 「あ~また行こう」と思えるところだったわけです。

もちろん 本間家の本宅や別荘や美術館も行った。本間家っていうのは「本間さまには及びもないがせめてなりたや殿様に」でうたわれた江戸時代の豪商である。
その建築、その庭園、その装飾品の数々(お雛様も見事だった)に 江戸時代に江戸や京都から遠く離れた土地でこんなにも審美眼をもった一族がいたのね~と感動を覚えたもんだった。
それだけではなくて 本間家は商才で自分自身を潤わせることだけでなくて、公共事業として 防砂林を作ったり、冬の間に失業状態になる農民のために 自分の別邸を作るための労働を供給したりということに心を砕いた人だったらしい。
その精神は、その土地で暮らす人々にも受け継がれて 何度もその土地を襲った大火でも 人命の犠牲は最小限におさえられ、復興がすばやく行われるなどのことで現れていったらしい。(詳細は覚えてないんだけど 何度か行って資料館とか見聞きしたことの要約)

その、末裔が会社をつぶした上に自社ビル放火・・・・
情けないなあ 今度酒田に行っても 複雑な気分になるではありませんか。
甘やかされたバカぼんだったのだろうか?
本当に草葉のかげでご先祖様が嘆いてると思うよ。
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冬支度の買い物

2006-11-19 20:34:49 | 着る
東京女子マラソン Qちゃん失速だそうですね。可愛そうに・・・

実は夫も出場予定のOO区民マラソンがあったのだったが 後輩から朝電話があり、急な仕事が入ったの事、折から冷たい雨も降りだし、あっさり出場見送りと言うことになった。
「残念だなあ 来年走ろうな」と電話で言っていた夫。見栄をはるな と 思いながらもほっとした妻でありました。

って事で 予定がなくなったので 珍しく夫と買い物に行った。家中で一番おしゃれじゃないのは夫で、ほっておくといつまでも夏物を着ていたり、スーツ族じゃないので、外も中も同じで着るものは高校生なみである。時々TVの奥様番組で「家の夫を変身」なんて企画があるが 一度ああいう洗礼を受けてほしいものである。
クリスマスに 以前お会いしたセレブ韓国人夫妻(奥様が藤原紀香ばり)にご招待を受けているので、たまにはちゃんとした服で夫婦そろって行きたいではないか。

って事で、無理やり彼にスーツを買わせ、ついでに婦人服売り場へ。「ちょっと見るだけ~」が 「あら これ可愛い ちょっと着てみるだけ~」になり 結局ワンピースを買ってしまった。



↑ダイアンもどき

家に帰って、これに合うコートは・・・と思って探してみたら、この前実家に帰って 母の着なくなった着物を蔵から掘り出していたときに一緒に見つけて持ってきておいた カシミアのコートのことを思い出した。多分60年~70年代のデザインのコート。アームホールが狭くて 全体に身体にそったデザインで案外今風ではないですか。母が大事に手入れしていたらしく、光沢もあるしへたってないし。



寒かったら これで毛皮のストールでもしてブーツはけばいいだろう。バッグも適当に組み合わせれば、忘年会2、3回は行けるだろう



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おばかな話 再び

2006-11-17 23:22:31 | 友人
おばか話は昨日でやめとこうと思っていたのだけど 今日はネタが飛び込んできた。

友人(以前何回か書いた ダウン性児の母Y、美人だが天然ボケ)よりメールがきた

Y:ひるあんどんってなぁに? 私みたい?なもの
局:昼間に行灯(明かり)はいらないでしょ ぼーっとしてて役にたたない人をたとえるんだよ。 あえて Yちゃんとは言わないよ(笑)
Y:ぎゃはははは
局:まさか知らなかったとか?
Y:私はまた周りに柔らかな光をたたえている人・・・って言われたかと
局:褒め言葉と思ってたのがYちゃんらしいよ。 ところで誰に言われたの?
Y:OO養護学校の仲良しママ
局:面とむかって ホントのことよく言うね
Y:お酒飲んでたんだよ
局:なんだ 飲んでたんか
Y:しらふで言うか こんなきびきびした働き者にむかって
局:あんまりあたりすぎてる事って普通言えないもんな
Y:事故盗撮スルドイんだ
局:自己洞察だろ
Y:知ってるよ! アホ
局:本気で知らんと思った ひるあんどんだもんな
Y:うるせ

昼行灯を褒め言葉と思うあたり さすが天然。力抜けた。
しかし 40過ぎた女同士のメールじゃないわね。
知性あると誤解してくださる7パパさん 実態はこんなもんで~す(笑)
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おばかな話 2題

2006-11-16 22:16:38 | 家族あれこれ(犬も含めて)
1)仕事に行ったら バイトのお兄ちゃん(と言っても30代後半)が 嬉しそうによってきて 携帯を自慢気に見せてくれた。ちなみに彼は若い頃は某暴走族で旗持ちをしていたという過去を持つ(今は真面目に働いていますが) 以下 暴と略

 暴:「見てくださいよ~ 携帯買い替えたんっすよ TV見られるんだよ ほれ」

 確かにちゃんとTVが映っていた。
 
 局:「へ~ すごいね これって何携帯っていうんだっけ?」
 暴:「ほれ あれですよ え~と ワンレンじゃなくって ハイレグじゃなくって・・・」

 局:「ワンセグ・・・」

その日から 彼の携帯は 「ワンレンハイレグ」とよばれている。やっぱり 家の会社じゃ若い方といっても言う事がおじさんなのは否めない。

2)何を隠そう 2番目のお馬鹿話は 我が夫である。
昨日、彼あての郵便物が届いていたので 何気なく差出人を見てびっくり
OO区民マラソンのエントリーの承諾書が入っているらしかった。
帰ってきた彼に 聞いてみたら また バツの悪そうな顔をして
「ハーフじゃなくて10kmだから 大丈夫だから。OO君が一緒にでましょうって言うからさあ~」
って 部下のOO君は あんた 確か30前後だよ。
この所 腰が痛いのなんだのでロキソニンを飲み、腰をサポーターで固定して無理して仕事してたのを忘れたのであろうか?
この前 羽田で 便番号とゲート番号を取り違えて(お馬鹿)ぎりぎりの時間に気づいて第2ターミナルの端から端まで二人でダッシュして 私より息を切らしていたのを忘れたのだろうか?

「骨は拾ってあげないから やめておけ」って やっぱり妻なら止めるべきですよね。
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嫌な事件が多い

2006-11-14 18:06:02 | 様々な思い
また秋田で子殺しがあった。
群馬で埼玉県警の巡査長が強盗をした。
相次ぐいじめによる子供の自殺。

北斗の拳だったっけか?よく覚えてないけど 秩序が崩壊した近未来の世界、アニメや映画にもよくなるそういった世界、今、日本の現実社会がそれをなぞっているようで怖い。本当に家の子たちが子供を持つ頃の日本ってどうなっちゃうのだろうか?

息子が自分の事を棚にあげて 「民度が低い」って言葉を使うけど、本当に(どうしちゃったんだろう?最近の世の中は)と嘆きたくもなりますね、まじめに新聞読んだりニュース見たりしていると。
だからさ、私自身は、着物着たり、源氏の講義に行ったりして端正だった日本の心ってもんをよく知りたいと思ってしまうわけなのよね、、別に「民度が高い」わけじゃないんだけど、ある種現実逃避的かもねと時々思う。
子供たちにも、悪い風潮にはなるべく流されない強さを持って欲しいと切に思ってしまう。悲観的になりつつも。

ところで、昨日の夕刊の一面、逮捕された進藤美香の写真 私は最初交際相手の男かと思った。
写真が出る前は 二度結婚して 三度目も内縁関係の夫がいて そのうえ不倫 さぞ「妖艶」まではいかなくても 悪女風の魅力がどこかにあるのかと思ったけど 見た感じは 「小太りのおっさん」ではないか。
びっくり 
それにさ、「うるさかったから殺した」って確かに殺しちゃったものは取り返しつかないけど、自己弁護を考えるとか 言い訳を自分の中で作り上げるとか そういう虚飾さえできないんだろうか? 
「うるさかったから殺された子」 あまりにも短絡的な理由がかわいそうすぎるよ。

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病気腎移植について

2006-11-12 20:30:00 | 様々な思い
これは私のドナーカードである。心臓死後の腎臓と膵臓の臓器提供を意思表示しているわけです。
脳死で心臓あげるほど 度胸はないし、角膜とかは顔をいじられるのは嫌じゃいって言うへタレではあるんだけど。

今度の事件では 最初はかなり驚いた。腎移植に関してドナーとレシピエント間の金銭授受からはじまって 今度は病気の腎移植。万波医師という かなり特異なキャラクターもあいまって 悪者作りたがりのマスコミの格好の餌になった感じだった。私も最初はびっくりしたもの。癌の腎臓? 常識外だろ?って。

でも、ここのところ ちょっと風向きが変わったみたいね。患者さん側からの声を聞けば、万波医師に対する 批判より感謝の方がはるかに多いってことは否めなくなったみたいだ。一生懸命 同意文書がどうのこうのって批判をあおっているようだけど、彼の外科医としての腕は確かで それに救われてきた多くの患者さんたちの声ってものは否定はできないと思う。プロセスに問題はあったにせよ。
20年も前の空輸腎の移植の話を持ち出してきて実験医療だとか 言い出したみたいだけど、むしろ 20年も前に死体腎を空輸して地方の病院で移植をして 何ヶ月かは定着していたって事に驚くべきだと思う。今みたいに 免疫抑制剤も発達してなかっただろうし。今だって 腎移植していったんは透析を離脱しても、また移植腎が働かなくなって 戻ってくる患者さんは存在する。
それに医療の発達っていうのは ある程度の実験的な側面は不可欠じゃないだろうか。こういった視点で昔の事をほじくりだせば色々な手術方法を開発してきた先達の外科医なんてみんな罪人だと思うわ。
少なくとも  今度保険医を取り消された J医大の心臓外科医のSさんや JのA病院の できもしない内視鏡手術を強行して失敗した 外科医トリオさんたちと同様に今度の出来事を糾弾するべきじゃないように感じてしまう。

後、腎臓が働かなくなっても 透析や CAPDなど代替の医療があるだろ。肝臓や心臓の移植の場合とは違うだろ って意見もあるのはわかる。私はちょっとした理由で透析患者さんとかかわってきたことがあるけど、患者さんの中でも 透析が合う合わないがあるようで、元気でぴんしゃんしてる人もいたけど、色々な副作用も出て、肉体的にも精神的にも落ち込んで一日も早く透析から離脱したいと訴える人たちもたくさんいた。移植ネットワークに登録していても適合する死体腎が出るのは宝くじにあたるようなもんだしねえって嘆く声も何度も聞いた。

とても現実的な考えだけど、死後の臓器提供を有償にはできないんだろうか?生きている間の臓器を有償とすると 臓器売買とか問題になるから せめて死後の話だけど。
私自身は、別に 焼かれちゃう臓器が誰かの役に立てば、罪深かった我が人生 ちょっとは救われるんじゃない? くらいのノリで提供したいと思ったからどうでもいいのですけど。
でも、善意だけではなかなか動かないのが世の中じゃないだろうか?50万くらいで 死後 自分の残したい人にそのお金が渡るような制度にしておいたら、「それじゃ葬式代の足しになるだろ」 と ドナー登録する人も増えるのではないだろうか?日本人って変な所に金銭的潔癖感(特に医療の場の表面的な部分とか)があるから 違和感を持つ人も絶対居ると思うけど。いらない人はいらないって意思表示しておくとか選択肢を持たせるとかして。
50万(仮)は国から供出する。患者さんが透析から離脱すれば すぐに元がとれると思うんだけど。



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柿にまつわる記憶

2006-11-11 21:01:19 | 記憶の箱
近所に お兄ちゃんのやっている小さな八百屋さんがある。スーパーよりも安いし新鮮なのでよく買いにいくんだけど。今日は 絶対おいしいから ちょっと高いけど持ってきな という柿を買ってみた。

和歌山のもので もともとは渋柿、木になったまま ビニール袋をかぶせて 渋抜きしたものだという。「中は真っ黒だけど 驚かないでね。それが元の渋だからね。ものすごく甘いよ~」 という彼の薦めとおり 二つに割ってみてびっくり。
でもむいてみたら ものすごく甘かった。



実家に大きな柿の木があった。渋柿の木に下の方に甘柿を接いだ木だったけど、私は渋柿の方が好きだった。とても大きいのがたくさんなった。祖父が柿が大好きで 家族の止めるのも聞かず、よくハシゴに乗って木の高いところまで収穫して、それをはらはらしながら下で見ていた幼いころの記憶がある。
隔年ごとにたくさんなって 一度に100個以上くらいとれる年もあった。そうなると廊下にシートを敷いて、祖母、母、お手伝いさんと女手総出で 干し柿を作ったものだった。私も小学校高学年くらいの時は 手伝った覚えがある。キレイに剥いた柿をへたのところで紐でしばって軒下に並べて吊るすと 急に自分の家が農家になったような光景が現れて面白かった。
自家製の干し柿は とても柔らかくて甘くておいしかったし、おやつに食べたり、白和えなど普段の料理に使ったり、お正月までとっておいて、ナマスに入れたりして長いこと楽しめた。
私は木に残って とろとろに熟した柿を冷凍にしてシャーベット様にして食べるのが好きだった(祖母に身体が冷えると怒られながら食べた)

今も実家に帰ると柿の木は健在だけど、昔ほどならなくなってしまったそうだ。
裏庭にあったいちじくも枯れてしまってちょっと寂しい(私の一番好きな果物なのに)
柿が大好きだった祖父も 口やかましかった祖母も あちらの世界に行ってしまった。私の生まれた頃から居たお手伝いさんも おととしくも膜下出血で命はとりとめたものの植物状態になって入院したままになってしまった。
見かけは変わらずにたたずんでいる柿の木が これからどんな風に変わる家の歴史を見ていくのかと思うと 感慨にふけってしまう。
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白磁ペイント~一作目

2006-11-10 16:09:20 | 描く
今日 やっと チャイナペイントの技法での カップ&ソーサー 一作目ができあがった。カップに金彩したので これを 焼いてもらえば カーボンで書いた位置どりが消えて完成となる。
苦節2ヶ月・・・

今まで 割とアバウトに描ける ヨーロッピアンのトールペイントしかしてこなかったので この絵付けは かなり神経を使ってしまった。
筆も 細筆一本だし、私はまだ裸眼でどうにかこなせるが、年上の生徒さんは老眼鏡をかけた上に 眼科の医者がつけるような 拡大鏡を額からかけて必死にがんばっている。
慣れないうちは 自分で描いたものを手でこすってしまったり、それが金彩だと 他のところに 指紋が残ってしまったりということで かなり気を遣う作業である。
でも、自分の手描きのカップでお茶を飲めるってかなり気分がいいではないの。
それに 手描きには手描き独特の味ってものが出るもんですね(へたくそながら)
今まで 素敵! と 思っていた ウェッジウッドなどのカップをショップで見ても (ふ~ん プリントね) と 傲慢にも思ってしまう。
これから何年かかるかわからないけれど、食器棚の洋食器は手描きのもので揃えようと決心いたしましたよ。いいなあと思う白磁は目に付いたら買ってしまうので 素材だけは 既にたくさんたまっている。

こうやって 後戻りできないように自分を追い詰める自分が怖い。

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