※写真は右の脚を、外側から見ている図です。
「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」
症状としては、(指差している辺りが)膝の曲げ伸ばしの際に激しく痛みます。
私が指差す先にある、縦に伸びる白い帯が腸脛靭帯と言う(骨盤とすねをつなぐ)靭帯で、
すぐ下に腿の骨の外側上顆と言うデッパリがあり、膝の曲げ伸ばしの動作で、
腸脛靭帯が外側上顆の上を通り過ぎるときに、モモの筋肉(外側広筋)と摩擦を起して
炎症を起した結果、発症します。
膝が20度~30度曲がった角度で腸脛靭帯が外側上顆の上を通り過ぎるので、
膝の曲げ伸ばしの角度が浅く、頻回になる長距離ランナーやサイクリストに
多く観られるオーバーユースシンドローム(使い過ぎ症候群)の一種です。
治療としては、
・アイシングと、安静。
・腸脛靭帯のストレッチ。
が、一般的です。
「休養によって痛みは引くが、運動を再開すると再発しやすい。」
との認識も一般的。
でも僕は、炎症の強い時期でも積極的に「ある部分」のマッサージをさせています。
そのある部分とは「筋膜張筋」。
このボールの位置にある筋肉で、腸脛靭帯のハリ具合を調節する筋肉です。
ここをテニスボールを使ってマッサージ(指圧かな?)。
たとえ炎症が強くても、これなら安全に靭帯と筋の摩擦を軽減できます。
もちろん、炎症を認めればアイシングも平行して行います。
他にも、内モモの筋力が弱いと「筋膜張筋」の緊張が強くなるので、
膝の間に20~30センチほどのゴムボールを挟んで「内転筋」の強化なんかも
試してみて、痛まないようなら早期からやっていただいてます。
とにかく治療初期は、モモと靭帯の摩擦がない状態を維持する事をだいじにします。
続いて、大腿四頭筋の内、外側広筋や筋膜張筋など、モモの外側にある筋肉ばかりを
使いすぎる運動パターン(身体の使い方の癖)を修正してゆきます。
私の印象では、一般的な方法より回復が早く、再発しにくいようです。
「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」
症状としては、(指差している辺りが)膝の曲げ伸ばしの際に激しく痛みます。
私が指差す先にある、縦に伸びる白い帯が腸脛靭帯と言う(骨盤とすねをつなぐ)靭帯で、
すぐ下に腿の骨の外側上顆と言うデッパリがあり、膝の曲げ伸ばしの動作で、
腸脛靭帯が外側上顆の上を通り過ぎるときに、モモの筋肉(外側広筋)と摩擦を起して
炎症を起した結果、発症します。
膝が20度~30度曲がった角度で腸脛靭帯が外側上顆の上を通り過ぎるので、
膝の曲げ伸ばしの角度が浅く、頻回になる長距離ランナーやサイクリストに
多く観られるオーバーユースシンドローム(使い過ぎ症候群)の一種です。
治療としては、
・アイシングと、安静。
・腸脛靭帯のストレッチ。
が、一般的です。
「休養によって痛みは引くが、運動を再開すると再発しやすい。」
との認識も一般的。
でも僕は、炎症の強い時期でも積極的に「ある部分」のマッサージをさせています。
そのある部分とは「筋膜張筋」。
このボールの位置にある筋肉で、腸脛靭帯のハリ具合を調節する筋肉です。
ここをテニスボールを使ってマッサージ(指圧かな?)。
たとえ炎症が強くても、これなら安全に靭帯と筋の摩擦を軽減できます。
もちろん、炎症を認めればアイシングも平行して行います。
他にも、内モモの筋力が弱いと「筋膜張筋」の緊張が強くなるので、
膝の間に20~30センチほどのゴムボールを挟んで「内転筋」の強化なんかも
試してみて、痛まないようなら早期からやっていただいてます。
とにかく治療初期は、モモと靭帯の摩擦がない状態を維持する事をだいじにします。
続いて、大腿四頭筋の内、外側広筋や筋膜張筋など、モモの外側にある筋肉ばかりを
使いすぎる運動パターン(身体の使い方の癖)を修正してゆきます。
私の印象では、一般的な方法より回復が早く、再発しにくいようです。