お父ちゃんは、頑張ってるYO!

2008年07月13日 | Weblog


いやぁ~~~~~~~~~~~~~~

疲れ申した。。。

ここんとこ働き詰めです。

正直なところ、宮古島にプチ帰京したい感じです。

あ、出身は彩の国、埼玉です。

残念ながら宮古出身ではありませんので、念のため。


嗚呼、宮古に帰りたい…。


おかげ様で、今日も良く働きました。

今日の治療に力を貸してくれたツールたち

感謝感謝です。


↑いろいろ使うでしょ!?


↓これなんて何に使ったと思います?


脳出血後の後遺症の患者様の「書字」の訓練に使ったのですが、

これがまた

大当たり!

ただのゴム手袋

たいしたものではないのですが、使いよう・工夫次第で「スーパーアイテム」に大変身です。

関節には、今自分がどんな角度に曲がっているのか、

どんな力が掛かっているのかを知るセンサーが付いています。

このセンサーは神経をつたって、「今こんなだよぉ~」って

脳みそに情報を送っています。

その情報を頼りに、「じゃ、こうしよう!」と脳みそからの命令が手に届くんです。

大脳にダメージを負ってしまうと、その情報の受け取りが上手く行かなくなります。

麻痺を持った方は、自分がどう動いているのかがわからないばっかりに

「じゃ、こう動かそう!」

といった指令が正確に出せないで、

結果上手く動けないなんてことになっていたりすることがあるんです。

こういった問題は、関節のセンサーへの刺激を強くする事で解決できる事があるんです。

このゴム手袋、はめて「○×△□ー」を書いていただく事約1分

外してビックリ!

それまでカクカクとした字を書いていたのがウソのように

止め・跳ね・払い

抑揚のある字に大変身!

ゴム手袋の硬さが、指の動きに程よい抵抗を与え

脳みそへの信号を強める事が出来たんですね。

強い信号をもとに、字を書くための神経の回路が上手く働き続けると

今度はその神経のカイロの働きが活発になるんです。

そうなると、手袋を外してもカイロは上手く機能してくれるので

手指の動きがよくなることがあるんです。

こういった神経の反応を「促通」と言います。


こういうことをしている時、僕はとても楽しいんです。

不謹慎かもしれませんが、治療していて

楽しいんです。




僕は思うのです。

治療に大事なのは「発想」と「遊び心」

「道具が無きゃ出来ない」と諦めるのではなく

形なんて考えず、あるものを利用して結果を引き出す。

それでいいんです。

バナナで釘が打てれば、バナナで釘を打ったっていいんです。



昔、余っていた折り畳みの診察台を後輩に譲ってあげようか迷っていた時

「診察台が無いのでスラスト(ボキボキ)の練習ができません」

の一言に譲る事を断念したことがありました。

別にベッドが惜しくなったわけではありませんでしたが、

僕は昔、テーブルにマットを敷いてスラストの練習をしていました。

やりにくかったのは確かでしたが、工夫次第でどんな環境でも

「自分を磨く」

事は出来ました。

ものが無きゃ出来ない。

環境がそろっていなきゃ出来ない。


技術屋として、あまり聴きたくない言葉でした。

で、「もうちっと考えな」ってことで

オアズケ。。。


ん!?

何の話!?

話がだいぶ外れてきましたね。

気が付けば、ビールも3本目突入。

オチはありませんが、堪忍してくださいね(笑)

さてとぉ~

かえって呑んで寝よ~ZZZ

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