ヘルニアなんです

2009年02月19日 | Weblog
「ヘルニアがあるって言われてるんですけど、治りますか?」

今日、互いの都合が合わずお受けできなかった患者さんからの一言です。

おそらく椎間板ヘルニアのことをおっしゃっていたのだと思います。

(脱腸もヘルニア。ヘルニア=「飛び出した」の意)



実は画像診断上ヘルニアがそこにあるってだけでは、痛みの原因がヘルニアだとはまだ決められないのです。

そのヘルニアが原因だと決めるには、本当にその痛みとヘルニアに関連性があるのかを確かめないといけません。

『それには機能を見極めることだ』と、恩師より教わりました。

神経の機能が傷害されているかを見るための「手による検査」を施行して、

本当に「椎間板ヘルニア」のせいで神経痛が出ているのかがわかるのだと教わりました。

ちなみに恩師は整形外科の医師です。





そういえば私もヘルニアでした。(椎間板の…)

この業界に入ったきっかけ(の一つ)も頚椎と腰椎の椎間板ヘルニアによる神経痛です。


で、今はといいますと、「無問題」です。



そうそう

昔やってたんですよね…

格闘技…


なっつかし~





その昔、ちょっとだけ格闘技なるものをかじっていた頃のこと。

ある時ジムの憧れの先輩方に進められ(そそのかされ)アマチュアの試合に出場することになりました。


試合2週間前、

事件は起こりました。

世界王者で確か2~3こベルトを持っていた某選手とのスパーリング中の出来事です。

試合前になると自信をつけさせるためだと思うのですが、

プロの選手とのスパーリングが行われます。

(…らしいです。後付でトレーナーさんから聞きました。って、ほんとか!?)


気持ちよく攻めさせて頂いていたことに気がつかず、

血相変えて手足を振り回す私に「イラッ!」としたのでしょうか。


右アッパーから左フック


だったと思います

自分のヘッドギアが放物線を描いて飛んでゆくのが見えました…


翌朝起きると左の腕がビリビリチクチク痛み、首を動かすと電気が走りました。


その頃はまったく医療的な勉強をしていませんでしたが

「やっちゃった」

のは明白でした。

試合後に受けたMRI検査でも

Dr 「あ、ありますね~♪」

目の前が真っ暗になりました。


だって、ヘルニアっていっしょう痛いままだと信じていたのですから。






でも、そんなことないんです。

「何でか?」ってところのお話はそのうち書きますね。

今日はもう遅いので、これにて失礼いいたします



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