60代以上の女性の患者様から
「健康のために何か運動をしようかと思うんですけど、
何かいい運動ないかしら?」
といった質問を受けたとき(最近良く受けます。)
私は迷わずこういいます。
「ズバリ、社交ダンスです!!」と。
社交ダンスの何が良いのか!?
健康運動指導士&介護予防運動指導員として、考えうる効能を挙げてみます。
その1 「寝たきり予防効果」(介護予防運動としての効果)
人は、年齢を重ねると
「この先もずっと人の手を借りずに自力で生活したい」
といった願いを持つようです。
特にご両親の介護を経験された方に多いように思います。
私はまだ30代ですが、とよたま手技治療院を始める前から
寝たきりの方の機能訓練に携わっておりまして
「寝たきりになる」ということがどんなことなのか診てきましたので
この気持ちがリアルに想像できてしまいます。
そうなんです。
なってからだと大変なんです。
自分だけが大変なのではなく、
周りの家族も大変になることが身に染みて解かると
なんとしても「寝たきりになる」ことを回避したくなるものです。
では、どうしたら「寝たきり」を回避できるのか!?
寝たきりの要因となる「転倒骨折」
先ずはこれをしないことです。
そして、最低限ではなく余剰の体力を身に着けること。
転倒骨折を予防するためにいったい何をするのが一番効果的なのか
アメリカの8つの州で行われた転倒予防に関する研究をまとめた
FICSIT研究というものがあります。
それによると、単純に脚の筋力を鍛えるとか歩くとかそういったことよりも
しゃがんだり立ち上がったり片脚立ちになったり
縦横無尽にランダムに移動するような要素を含む運動が転倒予防に効果が高い
といった結論を導き出しているようです。
この研究では太極拳などが推奨されているようです。
一人でもできる手軽さと、運動のバリエーションの多さから進められているのですが
研究者により不十分な点もいくつか指摘されています。
例えば、何かにつまずいて転ぶときは「急にバランスを崩す」ことになります。
これを立て直すには素早い対応が求められるわけです。
あっ!
と、思ったときにはバシッと脚が継げていなくてはならないわけです。
これには外からのバランスを変化させる力(外力)に対して素早く反応するような
運動要素が必要です。
しかし、FICSIT研究で推奨される太極拳では残念ながら、
外から不意な力がかかる要素はあまり期待できません。
緩急の差も大きいとは思えません。(これは研究者の意見)
また、
なんとか一人で歩くことはできるけど、難しい
といった状態の方には容易に取り組むことができないのも難点です。(「また」以降は私の意見)
これらの難点を見事にクリアし、
元気な方から、介護予備軍、歩行時に軽度の介助を要する方までできるのが
社交ダンス
なのです
↑
言い切ってしまった…
社交ダンス(モダン)では基本的に男女ペアで組み合った状態で踊ります。
緩急織り交ぜながら、様々な方向へとステップを踏むわけです。
プロの先生と踊ることを前提とすれば、先生は差し詰め「超高性能な動く杖」です。
バランスの崩れは先生によってリアルタイムでに修正されますから転倒のリスクも非常に低く、
しかも、ほぼ無意識で正しいボディコントロールを学ぶことができ
たとえ一人で歩くことが多少困難な方でも、先生と組むことで踊る(=歩行訓練する)ことができます。
(実際に脳梗塞後遺症による歩行困難の患者さんの歩行訓練にダンスの利点を応用していますが、その効果は高いように感じます。)
前述の太極拳では対象外の、歩行レベルの低い方までできることが
社交ダンスの優れた点ではないこと思いのです。(あくまでこれは個人的な見解ですが…)
ね、凄いでしょ!
社交ダンス!
他にもアンチエイジング効果もあるようです。
この点に関してはまたご紹介しますね。
と、こんな理由で社交ダンスがオススメなのです。
介護予防、やるなら元気なうちからですよ!
やるなら社交ダンスですよ!
で、興味をもたれた方に朗報です。↓↓↓
-----------------------------------------------------------------
先日、大江戸線練馬駅の駅構内にある
武田ダンススクール(社交ダンスの教室です)の看板に
『只今ワンコインレッスン実施中!』
の文字を見つけました。
「なになに!?」
と中身を見てみると
500円で15分間のお試しレッスンが受けられるとのこと。
しかも「担当教師 武田 まゆみ」とある…
凄いことです。
これって、
凄いことなんです!
もとA級全日本ファイナリストのレッスンが500円って…
許されるなら僕も受けたい…
でも、以前体験済なので、たぶん…
対象外かな(泣)
以前体験したときは、こちらの教室の
加藤 透先生(プロA級)のレッスンを受けさせていただきました。
その昔、フィットネスクラブのバイトをしていた頃のこと
休み時間に「ヒップホップダンス」のスタジオレッスンに参加した際に
一人みんなと違った独特なリズム(と動き)をかもし出して、
多大なる被害※を生じてしまったため
※私個人としては「あ、今のぼく、輝いてる」的な陶酔を覚えていたのですが…
皆さんのリズムが微妙に私のリズムに同調してしまったようで…
講師の先生から「出入り禁止」の処分を受けてしまったほどの
特殊なリズム感の持ち主であるこの私
果たしてどうなることやら…
一抹の不安を胸に始まった体験レッスン
不安的中
家内と組んで踊ったのですが、ステップは忘れるわ足は踏むわ…
ポッキリ…
今まさに心が折れようとしたそのときです。
加藤先生が私の手をとり
やおら始まるシャル・ウィ・ダンス
このとき、奇跡が起こりました
まったくステップを覚えていなかった僕が
なぜか
きっちり
踊っているではないですか!!!
正確には「躍らせていただいた」でしょう。
見事に操られてしまい、しばし呆然。
『なになに!?今何が起こったの!?』
正直な話、目の前の現実が理解できませんでした。
でも、これほんとの話なんです。
「ここが凄いぞ!ソシアルダンス!!」 ← あ、タイトル変わってる…
その2、「アンチエイジング効果!!」など
まだまだ、伝えたいことがございます。
つづきは次回。
乞うご期待
「健康のために何か運動をしようかと思うんですけど、
何かいい運動ないかしら?」
といった質問を受けたとき(最近良く受けます。)
私は迷わずこういいます。
「ズバリ、社交ダンスです!!」と。
社交ダンスの何が良いのか!?
健康運動指導士&介護予防運動指導員として、考えうる効能を挙げてみます。
その1 「寝たきり予防効果」(介護予防運動としての効果)
人は、年齢を重ねると
「この先もずっと人の手を借りずに自力で生活したい」
といった願いを持つようです。
特にご両親の介護を経験された方に多いように思います。
私はまだ30代ですが、とよたま手技治療院を始める前から
寝たきりの方の機能訓練に携わっておりまして
「寝たきりになる」ということがどんなことなのか診てきましたので
この気持ちがリアルに想像できてしまいます。
そうなんです。
なってからだと大変なんです。
自分だけが大変なのではなく、
周りの家族も大変になることが身に染みて解かると
なんとしても「寝たきりになる」ことを回避したくなるものです。
では、どうしたら「寝たきり」を回避できるのか!?
寝たきりの要因となる「転倒骨折」
先ずはこれをしないことです。
そして、最低限ではなく余剰の体力を身に着けること。
転倒骨折を予防するためにいったい何をするのが一番効果的なのか
アメリカの8つの州で行われた転倒予防に関する研究をまとめた
FICSIT研究というものがあります。
それによると、単純に脚の筋力を鍛えるとか歩くとかそういったことよりも
しゃがんだり立ち上がったり片脚立ちになったり
縦横無尽にランダムに移動するような要素を含む運動が転倒予防に効果が高い
といった結論を導き出しているようです。
この研究では太極拳などが推奨されているようです。
一人でもできる手軽さと、運動のバリエーションの多さから進められているのですが
研究者により不十分な点もいくつか指摘されています。
例えば、何かにつまずいて転ぶときは「急にバランスを崩す」ことになります。
これを立て直すには素早い対応が求められるわけです。
あっ!
と、思ったときにはバシッと脚が継げていなくてはならないわけです。
これには外からのバランスを変化させる力(外力)に対して素早く反応するような
運動要素が必要です。
しかし、FICSIT研究で推奨される太極拳では残念ながら、
外から不意な力がかかる要素はあまり期待できません。
緩急の差も大きいとは思えません。(これは研究者の意見)
また、
なんとか一人で歩くことはできるけど、難しい
といった状態の方には容易に取り組むことができないのも難点です。(「また」以降は私の意見)
これらの難点を見事にクリアし、
元気な方から、介護予備軍、歩行時に軽度の介助を要する方までできるのが
社交ダンス
なのです
↑
言い切ってしまった…
社交ダンス(モダン)では基本的に男女ペアで組み合った状態で踊ります。
緩急織り交ぜながら、様々な方向へとステップを踏むわけです。
プロの先生と踊ることを前提とすれば、先生は差し詰め「超高性能な動く杖」です。
バランスの崩れは先生によってリアルタイムでに修正されますから転倒のリスクも非常に低く、
しかも、ほぼ無意識で正しいボディコントロールを学ぶことができ
たとえ一人で歩くことが多少困難な方でも、先生と組むことで踊る(=歩行訓練する)ことができます。
(実際に脳梗塞後遺症による歩行困難の患者さんの歩行訓練にダンスの利点を応用していますが、その効果は高いように感じます。)
前述の太極拳では対象外の、歩行レベルの低い方までできることが
社交ダンスの優れた点ではないこと思いのです。(あくまでこれは個人的な見解ですが…)
ね、凄いでしょ!
社交ダンス!
他にもアンチエイジング効果もあるようです。
この点に関してはまたご紹介しますね。
と、こんな理由で社交ダンスがオススメなのです。
介護予防、やるなら元気なうちからですよ!
やるなら社交ダンスですよ!
で、興味をもたれた方に朗報です。↓↓↓
-----------------------------------------------------------------
先日、大江戸線練馬駅の駅構内にある
武田ダンススクール(社交ダンスの教室です)の看板に
『只今ワンコインレッスン実施中!』
の文字を見つけました。
「なになに!?」
と中身を見てみると
500円で15分間のお試しレッスンが受けられるとのこと。
しかも「担当教師 武田 まゆみ」とある…
凄いことです。
これって、
凄いことなんです!
もとA級全日本ファイナリストのレッスンが500円って…
許されるなら僕も受けたい…
でも、以前体験済なので、たぶん…
対象外かな(泣)
以前体験したときは、こちらの教室の
加藤 透先生(プロA級)のレッスンを受けさせていただきました。
その昔、フィットネスクラブのバイトをしていた頃のこと
休み時間に「ヒップホップダンス」のスタジオレッスンに参加した際に
一人みんなと違った独特なリズム(と動き)をかもし出して、
多大なる被害※を生じてしまったため
※私個人としては「あ、今のぼく、輝いてる」的な陶酔を覚えていたのですが…
皆さんのリズムが微妙に私のリズムに同調してしまったようで…
講師の先生から「出入り禁止」の処分を受けてしまったほどの
特殊なリズム感の持ち主であるこの私
果たしてどうなることやら…
一抹の不安を胸に始まった体験レッスン
不安的中
家内と組んで踊ったのですが、ステップは忘れるわ足は踏むわ…
ポッキリ…
今まさに心が折れようとしたそのときです。
加藤先生が私の手をとり
やおら始まるシャル・ウィ・ダンス
このとき、奇跡が起こりました
まったくステップを覚えていなかった僕が
なぜか
きっちり
踊っているではないですか!!!
正確には「躍らせていただいた」でしょう。
見事に操られてしまい、しばし呆然。
『なになに!?今何が起こったの!?』
正直な話、目の前の現実が理解できませんでした。
でも、これほんとの話なんです。
「ここが凄いぞ!ソシアルダンス!!」 ← あ、タイトル変わってる…
その2、「アンチエイジング効果!!」など
まだまだ、伝えたいことがございます。
つづきは次回。
乞うご期待