のど風邪とお腹の風邪が流行っているようです

2016年01月06日 | 治療の話

昨年末から「夜になると咳が止まらない」「下痢までいかないけどお腹が緩くて微熱が続く」なんて話をよく耳にします。

どうものど風邪とお腹の風邪が流行っているようです。

のどの風邪では呼吸の補助にあたる筋肉が過労による故障を起こしやすくなります。

すると「寝違え」や「手のシビレ」を起こしやすくなるものなんです。

大きくあえぐように呼吸すると、肩を引き上げて首筋に力が入るでしょう!?

肩甲骨から首をつなぐ肩甲挙筋に痙攣を越せば「寝違え」の出来上がり。

頚の前側の斜角筋が固く縮みこむと手に向かう神経や血管を締め付けて「手のシビレ」の出来上がり。

ザックリですが、そんなところでのど風邪と首や手の故障が繋がります。

 

一方、お腹の風邪ではぎっくり腰に要注意です。

お腹が緩くなるという症状は、便から水を汲み出すことができていないということで、

それをしているのは大腸です。

大腸の隣には大腰筋という筋肉がついていて、大腸から刺激をうけることで大腰筋の痙攣が起きやすくなります。

すると立ち際や後ろに腰を反らすような動作で腰が痛むようになるんです。

今日も『たぶんそうだな…』な患者さんがいらっしゃいました。

今月は頚、手指、腰の相談が増えそうな、そんな気配を感じる今日でした。

皆さんも風邪には気を付けてくださいね。

手洗いうがい、しっかりやりましょう!!

(って、いつもカミサンに叱られてます(^^;))


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